JP4358059B2 - 回路基板の製造方法 - Google Patents

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本発明は、回路基板の製造方法に係り、とくに導電性突起で層間の接続を行う回路基板の製造方法に関する。
近年、電子機器の小型化および高機能化は益々促進されてきており、そのために回路基板に対する高密度化の要求が高まってきている。そこで、回路基板を片面から両面や3層以上の多層回路基板とすることにより、回路基板の高密度化を図っている。
これらの回路基板においては、従来、層間接続には、レーザー、NCドリル、プラズマエッチング、化学エッチング等による開孔後、メッキ処理を行う手法が採用されている。しかし、メッキ処理工程自体の歩留まりが悪いとか、絶縁樹脂層の導通をとるための工程が煩雑であるという欠点を有する。
そこで、回路基板の層間の電気的な接続を従来のメッキ法によるビアホール接続から、所謂、導電ペーストによる印刷バンプ、メッキ又はエッチングによる金属バンプなどの導電性突起を用いた接続に置き換える手法が開発されている。
特許文献1ないし3には、金属板の表面に縦断面形状が山形の複数の導電性バンプ(導電性突起部)が形成され、この金属板上に絶縁シートが設けられた回路基材が示されている。
図7および図8は、特許文献1,2に記載の従来工法による、導電性突起を用いた接続による両面可撓性回路基板の製造法を示す、工程図である。両面可撓性回路基板の製造の際に、図7(1)に示すように、特許文献2に記載されている銅箔61(例えば厚さ100μm)/ニッケル箔62(例えば厚さ2μm)/銅箔63(例えば厚さ18μm)の3層構造を有する金属基材64を用意する。
次に図7(2)に示すように、導電性突起65を、銅箔63上に、エッチング手法で形成し、回路部材66を得る。このときのエッチング液としては、特許文献3に記載の選択性を有するエッチング液を用いる。
次いで図7(3)に示すように、両面に熱可塑性ポリイミドを有するポリイミドフィルム67を、導電性突起が立設された面にプレス、ラミネーター等で貼り付ける。
続いて図8(4)に示すように、導電性突起の頂部68をポリイミドフィルム67から露出させるために、ロール研磨等の機械研磨・CMP等の化学研磨等を行う。ポリイミドフィルムの種類によっては導電性突起65がポリイミドフィルムを貫通することが特許文献4に記載されているが、このようなポリイミドフィルムを用いたとしても、エッチングにより形成された頂部の平坦な導電性突起65においては、その頂部に必ずポリイミドフィルムが残るため、上述したような導電性突起の頂部を露出させる工程が必要である。
ここまでの工程で、導電性突起65がポリイミドフィルム67を貫通した回路基材69を得る。
次いで、図8(5)に示すように、金属箔70に、導電性突起65がポリイミドフィルム67を貫通した回路基材69を積層する。
この後、図8(6)に示すように、積層した基材の銅箔に回路パターン71を形成する。さらに定法により、カバーフィルムおよびソルダーレジスト層の形成や無電解ニッケル、金メッキ等を行い、両面可撓性回路基板72を得る。
特開2002-141629号公報 特開2003-129259号公報 特開平6-350258号公報 特開2003-327697号公報
上述のように、導電性突起を用いた接続による回路基板の層間絶縁材を、可撓性のある例えば両面に熱可塑性ポリイミド等の接着性樹脂を有するポリイミドフィルムで形成し、
両面型可撓性回路基板としたり多層回路基板のケーブル部としたりする構造がある。
一般にポリイミドフィルムは、導電性突起を用いた接続では直接貫通が困難であり、特許文献3に記載されているような印刷法による導電性突起では貫通できない。また、印刷法による導電性突起は、エッチング手法による導電性突起に比べ高さばらつきが大きいという欠点があり、特許文献1,2にエッチング手法による導電性突起による層間接続手法が記載されている。特許文献4には、特許文献1,2に記載されているようなエッチング手法による導電性突起あるいはめっき法による導電性突起といった金属製の導電性突起を用いれば貫通可能なポリイミドフィルムが記載されている。
しかしながら、導電性突起によって貫通可能なポリイミドフィルムを用いた場合においても、エッチング手法による導電性突起頂部には平坦な部分があるため、導電性突起の頂部の平坦な部分にポリイミドフィルムが残る。
このため、導電性突起の頂部を露出させるには、煩雑なロール研磨等の機械研磨・CMP等の化学研磨等の導電性突起頂部を露出させる工程が必須である。さらに、特許文献1に記載されているように、ロール研磨等の機械研磨・CMP等の化学研磨等の後で、エアスプレー等による異物除去の工程も必要であり、ロール研磨等の機械研磨・CMP等の化学研磨等の後に導電性突起頂部、基板、周囲の環境の清浄度を保つことが困難である。
また、上述した以外のロール研磨等の機械研磨・CMP等の化学研磨等の悪影響としては、導電性突起の高さばらつきが発生することや、特にロール研磨等の機械研磨による発熱で導電性突起頂部の酸化が進行し、接続信頼性や光学的な検査に対して悪影響を及ぼす問題がある。また、ポリイミドフィルム上に表面保護用の剥離シートを被覆する必要があるが、この剥離シートは再利用ができないため、副資材のコストも無視できない。
このような背景から、従来の工法では、導電性突起を用いた接続による回路基板を安価かつ安定的に製造することは困難である。
本発明は、上述の点を考慮してなされたもので、導電性突起を用いた接続による回路基板の製造方法を提供することを目的とする。
上記目的達成のため、本願では、次の各発明を提供する。
銅層およびニッケル層により構成された複層金属箔を用意し、前記ニッケル層を、前記銅層をエッチングして導電性突起を形成するためのレジスト層となるように選択エッチングし、前記レジスト層を用いて前記銅層をエッチングすることにより、頂部にニッケル層を有する前記導電性突起が少なくとも一面に立設された金属箔を形成し、前記金属箔における前記導電性突起が立設された面に絶縁樹脂層を形成し、ニッケル選択エッチングを施して前記ニッケル層および前記導電性突起の頂部にある前記絶縁樹脂層を除去して前記導電性突起の頂部を露出させることを特徴とする回路基板の製造方法、および
銅箔上に、導電性突起をめっきで形成するためのレジスト層を形成し、銅めっきにより前記導電性突起を形成し、前記導電性突起の頂部にニッケルめっきを行い、前記頂部にニッケル層を有する導電突起が少なくとも一面に立設する金属箔を形成し、前記金属箔の導電性突起が立設された面に絶縁樹脂層を形成し、ニッケル選択エッチングで前記ニッケル層および前記導電性突起の頂部の前記絶縁樹脂層を除去することにより前記導電性突起の頂部を露出させることを特徴とする回路基板の製造方法、
を提供するものである。
本発明によれば、導電性突起を用いた接続を行う回路基板の製造において、導電層上に絶縁樹脂層を積層することにより導電性突起の頂部に残った絶縁樹脂層を、予め絶縁樹脂層をニッケル層上に配し、ニッケル層を選択エッチングすることで絶縁樹脂層とともに除去するようにしたため、従来問題であった研磨工程を省略して導電性突起を有する回路基板を安価かつ安定的に製造することができる。これによって、導電性突起の高さばらつきが少なくなり、導電性突起頂部を露出させる工程による異物の発生がなく、副資材である表面保護用の剥離シートが不要になる、という効果を奏する。
以下、図1ないし図4を参照して本発明の実施例を説明する。
図1および図2は、本発明の実施例1としての製造方法を示す工程図である。先ず、図1(1)に示すように、両面可撓性回路基板の製造の際に、ニッケル箔1(例えば厚さ2μm)/銅箔2(例えば厚さ100μm)/ニッケル箔3(例えば厚さ2μm)/銅箔4(例えば厚さ18μm)の4層構造を有する金属基材5を用意する。
次いで図1(2)に示すように、銅箔3上に導電性突起をエッチング手法で形成するためのレジスト層6を形成する。続いて図1(3)に示すように、レジスト層6を用いたエッチング手法で、導電性突起7を銅箔3上に頂部8にニッケル層が残るように形成する。このときのエッチング液としては、アルカリ性エッチング液のような選択性を有するエッチング液を用いる。
次に図1(4)に示すように、絶縁樹脂層9を銅箔3の導電性突起7が立設された面に形成する。絶縁樹脂層9は、導電性突起7を貫通するものの、導電性突起の頂部8にも形成される。
この後、図2(5)に示すように、導電性突起の頂部7を絶縁樹脂層9から露出させるために、絶縁樹脂層9が形成された前記金属基材に対して選択的ニッケルエッチングを行う。このときのニッケルエッチング液としては、例えば性質の弱いアルカリエッチング液を用いる。
ニッケルエッチングにより、導電性突起7の頂部8のニッケル層が選択的にエッチングされ、導電性突起7の頂部8に形成されている絶縁樹脂層9はニッケルとともに除去される。サイドエッチングだけで導電性突起7の頂部8に形成されている絶縁樹脂層9の下にあるニッケルを除去することが困難な場合は、銅箔にダメージを与えない程度、例えば2MPaの圧力でスプレーエッチングすることで除去可能である。
また、サイドエッチングがある程度進行し、導電性突起7の頂部8に形成されている絶縁樹脂層9のニッケルに対する密着強度が低くなったところで、導電性突起7の頂部8を粘着ローラーでクリーニングすることでも、導電性突起7の頂部8に形成されている絶縁樹脂層9を除去可能である。
なお、このときの粘着ローラーは導電性突起7の頂部8に粘着材が転写せず、導電性突起7の頂部8に形成されている絶縁樹脂層9を除去可能なものが望ましい。ここまでの工程で、導電性突起7が絶縁樹脂層9を貫通した回路基材10を得る。
次いで、図2(6)に示すように、銅箔11に、導電性突起が絶縁樹脂層9を貫通した基材10を積層する。
この後、図2(7)に示すように、定法により積層した銅箔11に回路パターン12を形成する。同時に、出発材料の金属基材5の銅箔4にも銅エッチングを行った後、ニッケル選択エッチングを行い、回路パターン13を得る。さらに定法により、カバーフィルムおよびソルダーレジスト層の形成および無電解ニッケル、金メッキ等を行い、両面可撓性回路基板14を得る。
この実施例1によれば、従来の製造方法では困難であった導電性突起による層間接続を用いた回路基板が安価かつ安定的に提供できる。そして、従来のロール研磨等の機械研磨・CMP等の化学研磨等の導電性突起頂部を露出させる工程では発熱により導電性突起の頂部に酸化膜が生成するが、ニッケル選択エッチング後に塩酸、硫酸等で洗浄することで、露出した導電性突起の頂部の酸化膜が除去されるため、接続信頼性や光学的な検査に対しても悪影響を及ぼさないという効果も奏する。
図3は、本発明の実施例2としての製造方法を示す工程図であって、実施例1と同様に複層金属箔を用いて導電性突起を形成する。先ず、図3(1)に示すように、両面可撓性回路基板の製造の際に、ニッケル箔21(例えば厚さ2μm)/銅箔22(例えば厚さ120μm)の2層構造を有する金属基材23を用意する。次いで図3(2)に示すように、導電性突起を、エッチング手法で形成するためのレジスト層24を形成する。
続いて図3(3)に示すように、レジスト層24を用い、導電性突起25をエッチング手法で頂部46にニッケル層が残るように形成する。このときのエッチング液としては、アルカリ性エッチング液のような選択性を有するエッチング液を用いる。
この後、図3(4)に示すように、絶縁樹脂層27を導電性突起25が立設された面に形成する。絶縁樹脂層27は導電性突起25を貫通するものの、導電性突起25の頂部26にも形成される。
次に図4(5)に示すように、導電性突起の頂部26を絶縁樹脂層27から露出させるために、絶縁樹脂層27が形成された前記金属基材に対して選択的ニッケルエッチングを行う。このときのニッケルエッチング液としては、例えば性質の弱いアルカリエッチング液を用いる。
ニッケルエッチングにより、導電性突起25の頂部26のニッケル層が選択的にエッチングされ、導電性突起25の頂部26に形成されている絶縁樹脂層27はニッケルとともに除去される。サイドエッチングだけで導電性突起25の頂部26に形成されている絶縁樹脂層27の下にあるニッケルを除去することが困難な場合は、銅箔にダメージを与えない程度、例えば2MPaの圧力でスプレーエッチングすることで除去可能である。
また、ある程度サイドエッチングが進行し、導電性突起25の頂部26に形成されている絶縁樹脂層27のニッケルに対する密着強度が低くなったところで、導電性突起25の頂部26を粘着ローラーでクリーニングすることでも、導電性突起25の頂部26に形成されている絶縁樹脂層27を除去可能である。
なお、このときの粘着ローラーは導電性突起25の頂部26に粘着材が転写せず、導電性突起25の頂部26に形成されている絶縁樹脂層27を除去可能なものが望ましい。ここまでの工程で、導電性突起25が絶縁樹脂層27を貫通した回路基材28を得る。
次いで、図4(6)に示すように、銅箔29に、導電性突起が絶縁樹脂層27を貫通した基材28を積層する。
そして、図4(7)に示すように、定法により積層した銅箔29に回路パターン30を形成する。同時に、出発材料の金属基材23におけるニッケル箔21と反対の面の銅箔22にも銅エッチングを行い、回路パターン31を得る。さらに定法により、カバーフィルムおよびソルダーレジスト層の形成および無電解ニッケル、金メッキ等を行い、両面可撓性回路基板32を得る。
この実施例2によれば、従来の製造方法では困難であった導電性突起による層間接続を用いた回路基板が安価かつ安定的に提供できる。そして、従来のロール研磨等の機械研磨・CMP等の化学研磨等の導電性突起頂部を露出させる工程では発熱により導電性突起の頂部に酸化膜が生成するが、ニッケル選択エッチング後に塩酸、硫酸等で洗浄することで、露出した導電性突起の頂部の酸化膜が除去されるため、接続信頼性や光学的な検査に対しても悪影響を及ぼさないという効果も奏する。
図5は、本発明の実施例3としての製造方法を示す工程図であって、実施例1,2と異なり、レジスト層を用いてめっきにより導電性突起を形成する。そのために、先ず、図5(1)に示すように、両面可撓性回路基板の製造の際に、銅箔21に導電性突起をめっきで形成するためのレジスト層42および43を形成する。
次に図5(2)に示すように、銅箔41上に導電性突起44を電解銅めっきで100μm程度の高さとなるように形成し、さらにその上に電解ニッケルめっき45を約2μm付ける。
続いて図5(3)に示すように、レジスト層42,43を剥離し、銅箔41上に導電性突起44を立設し、その頂部46にニッケル層を有した金属基材47を得る。
次いで図5(4)に示すように、絶縁樹脂層48を金属基材47の導電性突起44が立設された面に形成する。絶縁樹脂層48は、導電性突起44を貫通するものの、導電性突起の頂部46にも形成される。
この後、図6(5)に示すように、導電性突起の頂部46を絶縁樹脂層48から露出させるために、絶縁樹脂層28が形成された金属基材47に対して選択的ニッケルエッチングを行う。このときのニッケルエッチング液としては、例えば性質の弱いアルカリエッチング液を用いる。
ニッケルエッチングにより、導電性突起44の頂部46のニッケル層が選択的にエッチングされ、導電性突起44の頂部46に形成されている絶縁樹脂層48はニッケルとともに除去される。サイドエッチングだけで、導電性突起44の頂部46に形成されている絶縁樹脂層48の下にあるニッケルを除去することが困難な場合は、銅箔にダメージを与えない程度、例えば2MPaの圧力でスプレーエッチングすることで除去可能である。
また、ある程度サイドエッチングが進行し、導電性突起44の頂部46に形成されている絶縁樹脂層48のニッケルに対する密着強度が低くなったところで、導電性突起44の頂部46を粘着ローラーでクリーニングすることでも、導電性突起44の頂部46に形成されている絶縁樹脂層48を除去可能である。
なお、このときの粘着ローラーは導電性突起44の頂部46に粘着材が転写せず、導電性突起44の頂部46に形成されている絶縁樹脂層48を除去可能なものが望ましい。ここまでの工程で、導電性突起44が絶縁樹脂層48を貫通した回路基材49を得る。
次いで、図6(6)に示すように、銅箔50に、導電性突起44が絶縁樹脂層48を貫通した回路基材49を積層する。
この後、図6(7)に示すように、積層した基材の銅箔に回路パターン51を形成する。さらに定法により、カバーフィルムおよびソルダーレジスト層の形成および無電解ニッケル、金メッキ等を行い、両面可撓性回路基板52を得る。
この実施例3によれば、従来の製造方法では困難であった導電性突起による層間接続を用いた回路基板が安価かつ安定的に提供できる。そして、従来のロール研磨等の機械研磨・CMP等の化学研磨等の導電性突起頂部を露出させる工程では発熱により導電性突起の頂部に酸化膜が生成するが、ニッケル選択エッチング後に塩酸、硫酸等で洗浄することで、露出した導電性突起の頂部の酸化膜が除去されるため、接続信頼性や光学的な検査に対しても悪影響を及ぼさないという効果も奏する。
本発明の実施例1における両面可撓性回路基板を製造する方法の工程図。 本発明の実施例1における両面可撓性回路基板を製造する方法の工程図。 本発明の実施例2における両面可撓性回路基板を製造する方法の工程図。 本発明の実施例2における両面可撓性回路基板を製造する方法の工程図。 本発明の実施例3における両面可撓性回路基板を製造する方法の工程図。 本発明の実施例3における両面可撓性回路基板を製造する方法の工程図。 従来工法による両面可撓性回路基板製造方法の概念的断面図。 従来工法による両面可撓性回路基板製造方法の概念的断面図。
符号の説明
1,3 ニッケル箔
2,4 銅箔
5 金属基材
6 レジスト層
7 導電性突起
8 導電性突起の頂部
9 絶縁樹脂層
10 回路基材
11 金属箔
12,13 回路パターン
14 本発明による両面可撓性回路基板
21 ニッケル箔
22 銅箔
23 金属基材
24 レジスト層
25 導電性突起
26 導電性突起の頂部
27 絶縁樹脂層
28 回路基材
29 金属箔
30,31 回路パターン
32 本発明による両面可撓性回路基板
41 銅箔
42,43 レジスト層
44 導電性突起
45 電解ニッケルめっき層
46 導電性突起の頂部
47 金属基材
48 絶縁樹脂層
49 回路基材
50 銅箔
51 回路パターン
52 本発明による両面可撓性回路基板
61 銅箔
62 ニッケル箔
63 銅箔
64 金属基材
65 導電性突起
66 導電性突起が銅箔上に立設した回路部材
67 ポリイミドフィルム
68 導電性突起の頂部
69 回路基材
70 金属箔
71 回路パターン
72 従来工法による両面可撓性回路基板

Claims (2)

  1. 銅層およびニッケル層により構成された複層金属箔を用意し、
    前記ニッケル層を、前記銅層をエッチングして導電性突起を形成するためのレジスト層となるように選択エッチングし、
    前記レジスト層を用いて前記銅層をエッチングすることにより、頂部にニッケル層を有する前記導電性突起が少なくとも一面に立設された金属箔を形成し、
    前記金属箔における前記導電性突起が立設された面に絶縁樹脂層を形成し、
    ニッケル選択エッチングを施して前記ニッケル層および前記導電性突起の頂部にある前記絶縁樹脂層を除去して前記導電性突起の頂部を露出させる
    ことを特徴とする回路基板の製造方法。
  2. 銅箔上に、導電性突起をめっきで形成するためのレジスト層を形成し、
    銅めっきにより前記導電性突起を形成し、
    前記導電性突起の頂部にニッケルめっきを行い、前記頂部にニッケル層を有する導電突起が少なくとも一面に立設する金属箔を形成し、
    前記金属箔の導電性突起が立設された面に絶縁樹脂層を形成し、
    ニッケル選択エッチングで前記ニッケル層および前記導電性突起の頂部の前記絶縁樹脂層を除去することにより前記導電性突起の頂部を露出させる
    ことを特徴とする回路基板の製造方法。
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