JP4356467B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体装置の製造方法に関し、特には基板上に薄膜トランジスタと共に容量素子を設けてなる半導体装置の製造方法に関する。
画素毎に駆動用の薄膜トランジスタを設けたアクティブマトリックス型の表示装置においては、その画素回路に薄膜トランジスタ(thin film transistor:TFT)と共に容量素子が設けられている。図7には、有機EL素子を発光素子として用いたアクティブマトリックス型の表示装置における画素回路(有機EL画素回路)の一例を示す回路図[図7(a)]と、その平面パターン図[図7(b)]とを示す。
これらの図に示すように、有機EL画素回路は、基板1上において水平方向に延設された複数の走査線3と、垂直方向に延設された複数の信号線5との各交差部に設けられ、2つの薄膜トランジスタTr1,Tr2と1つの容量素子Csとを備えている。これらの画素回路によって駆動される有機EL素子ELは、電流駆動素子である為に、各画素回路には、駆動用の薄膜トランジスタTr1と書き込み用の薄膜トランジスタTr2が必要となるのである。
そして、これらの薄膜トランジスタTr1,Tr2および容量素子Csは、図7(b)の平面パターン図に示すように、同一の平面上に配置されて互いに接続されている。例えば、薄膜トランジスタTr1を構成するゲート配線3aと、容量素子Csの下部電極3bと、薄膜トランジスタTr2を構成するゲート配線3cとは、走査線3と同一層からなる。また、薄膜トランジスタTr1,Tr2のソース/ドレインやチャネルを構成する半導体層4の上部には、容量素子Csおよび薄膜トランジスタTr1,Tr2を相互に接続する電極配線5aが設けられている。この電極配線5aは、その一部が容量素子Csの上部電極5bとして構成されると共に、信号線5と同一層からなる。尚、図7(b)は、薄膜トランジスタTr1,Tr2としてアモルファスシリコン(α−Si)TFTを用いた場合の平面パターン図である。アモルファスシリコンTFTでは、α−Siの移動度が低いこと、また、ソース/ドレインに用いるp型のα−Si半導体層が現在では開発されていないなどの問題のためNチャンネルのTFTのみの回路構成になっている。
以上のように構成された画素回路の作製手順を、図8の断面工程図に基づき、図7(b)を参照しつつ説明する。尚、図8は、図7(b)におけるA−A’断面部分に相当する。
先ず、図8(1)に示すように、基板1上に、ゲート配線3a、下部電極3b、およびゲート配線3aを、走査線3と同一工程で形成し、これらを絶縁膜10(図7では省略)で覆う。次に、図8(2)に示すように、絶縁膜10上にチャネル層4aとソース/ドレイン層4bとからなる半導体層4を形成し、この半導体層4をゲート配線3a,3c上に重なる島状にパターニングする。その後、図8(3)に示すように、ゲート配線3cに達する接続孔10aを絶縁膜10に形成する。
次に、図8(4)に示すように、接続孔10aを介してゲート配線3cに接続された電極配線5aを、信号線5と同一工程で絶縁膜10上に形成する。この電極配線5aは、ゲート配線3cに接続されると共に、下部電極3b上および半導体層4上に重なる形状にパターン形成される。そして、電極配線5aの下部電極3b上に重なる部分が、容量素子Csの上部電極5bとなる。また、このような電極配線5aのパターニングに続けて、半導体層4の上層部分を構成するソース/ドレイン層4bをゲート配線3a,3b上において分離するためのパターニング(エッチング)を行う。これにより、絶縁膜10の一部をゲート絶縁膜として用いたチャネルエッチ型の薄膜トランジスタTr1,Tr2と、絶縁膜10の一部を誘電体膜として用いた容量素子Csとを同一基板1上に設けた画素回路が形成される。そして、以上の後には、図8(5)に示すように、基板1上を覆う状態で、パッシベーション膜12を形成する。
ところで、このような構成の画素回路において、薄膜トランジスタTr1,Tr2の耐圧を確保するためには、ゲート絶縁膜の厚膜化が必要である。一方、専有面積を増加させることなく容量素子Csにおける保持容量の増加を図るためには、上下電極間に狭持された絶縁膜(誘電体膜)を薄膜化する必要がある。そこで、図8を例にとると、絶縁膜10を形成した後、容量素子に対応する部分を開口させたレジストマスクを介して容量素子に対応する部分を一部選択エッチングすることにより、薄膜トランジスタTr1,Tr2のゲート絶縁膜となる部分の膜厚よりも、容量素子Csの誘電体膜となる部分の膜厚を薄くする構成が提案されている(下記特許文献1参照)
特許第3070062号公報(特に第4頁左欄第19行〜第24行、および第2図B)
しかしながらこのような方法では、絶縁膜における容量素子の誘電体膜部分を薄膜トランジスタのゲート絶縁膜となる部分に対して選択的に薄膜化させるために、専用のレジストマスクを形成した絶縁膜のエッチングを行っている。このため、工程数の増加によって製造工程が複雑化すると言った問題と共に、レジストマスクを形成するためのリソグラフィー工程が増加することによりコストの上昇を招くと言った問題がある。
そこで本発明は、工程数を増加させることなく、薄膜トランジスタと同一基板上に設けられた容量素子における誘電体膜部分を選択的に薄膜化して保持容量を増加させることが可能で、これにより低コスト化を図ることが可能な半導体装置の製造方法を提供することを目的とする。
このような目的を達成するための本発明の半導体装置の製造方法は、次のように行われる。先ず、基板上に、薄膜トランジスタのゲート配線を形成すると共に容量素子の下部電極を形成し、これらのゲート配線と下部電極とを覆う状態で絶縁膜を形成する。次に、この絶縁膜に、薄膜トランジスタに達する接続孔を形成する。この工程では、先ず、少なくとも容量素子の下部電極の上部に対してハーフトーン露光を行うリソグラフィー処理により、接続孔の形成部が開口すると共に当該下部電極の上部が選択的に薄膜化されたレジストパターンを形成する。そしてこのようなレジストパターンをマスクに用いたエッチングにより、絶縁膜に接続孔を形成すると共に、下部電極上部の当該絶縁膜部分を選択的に薄膜化する。その後、絶縁膜上に、接続孔を介して薄膜トランジスタに接続された電極配線を形成すると共に、下部電極との間に当該絶縁膜を狭持する状態で上部電極を形成する。
尚、基板上に形成される薄膜トランジスタは、ボトムゲート型であってもトップゲート型であっても良い。ボトムゲート型である場合には、例えば絶縁膜を形成する工程において、薄膜トランジスタのゲート絶縁膜として必要な膜厚で当該絶縁膜を形成する。またその後接続孔を形成する前に、絶縁膜上におけるゲート配線に重なる位置に、薄膜トランジスタのソース/ドレインとなる半導体層をパターン形成する工程を行う。そして、接続孔を形成する工程では、ゲート配線に達する位置に当該接続孔を形成する。一方、トップゲート型である場合には、ゲート配線および下部電極を形成する前に、基板上におけるゲート配線に重なる位置に、薄膜トランジスタのソース/ドレインとなる半導体層をパターン形成し、この半導体層をゲート絶縁膜で覆う。そして、接続孔を形成する工程では、ゲート配線または半導体層に達する位置に当該接続孔を形成する。
以上のような製造方法では、薄膜トランジスタのゲート配線と共に容量素子の下部電極を覆う状態で形成された絶縁膜に、薄膜トランジスタに達する接続孔を形成する際、容量素子の下部電極の上部に対してハーフトーン露光を行うリソグラフィー処理を行うことにより、1回のリソグラフィー処理のみで、接続孔の形成部が開口すると共に当該下部電極の上部が選択的に薄膜化されたレジストパターンが形成される。そして、このようなレジストパターンをマスクに用いたエッチングにより、絶縁膜に接続孔を形成すると共に、下部電極上部の当該絶縁膜部分が選択的に薄膜化される。これにより、接続孔の形成と同一工程で、すなわち特別な工程を追加することなく、容量素子における下部電極上の絶縁膜部分の選択的な薄膜化が行われることになる。したがって、薄膜トランジスタ部分に対して、絶縁膜の薄膜化の影響を及ぼすことなく、下部電極上に選択的に薄膜化された絶縁膜部分を介して上部電極を形成してなる容量素子における保持容量の増加が図られる。
以上説明したように、このような製造方法によれば、接続孔の形成と同一工程で、薄膜トランジスタ部分に対して絶縁膜の薄膜化の影響を及ぼすことなく、容量素子における下部電極上の絶縁膜部分の選択的な薄膜化を行い、これによって下部電極上に選択的に薄膜化された絶縁膜部分を介して上部電極を形成してなる容量素子における保持容量の増加を図ることが可能になる。したがって、特性が確保された薄膜トランジスタと保持容量の増加が図られた容量素子とを有する半導体装置の製造工程数の増加を抑え、低コスト化を図ることが可能になる。
次に、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
<第1実施形態>
図1および図2は本発明の第1実施形態の製造方法を示す断面工程図である。ここでは、図7を用いて説明したと同様の有機EL画素回路の製造に本発明を適用した実施の形態を、図1および図2に基づき、さらに図7を参照しつつ説明する。尚、図1および図2は、図7におけるA−A’断面に対応している。また、薄膜トランジスタとしては、ボトムゲート型の薄膜トランジスタを作製することとする。
先ず、図1(1)および図1(2)に示す工程は、図8(1)および図8(2)を用いて説明した従来工程と同様に行う。
すなわち、図1(1)に示すように、基板1上に、駆動用の薄膜トランジスタTr1のゲート配線3a、容量素子Cs用の下部電極3b、および書き込み用の薄膜トランジスタTr2のゲート配線3cを形成する。次に、これらのゲート配線3a、下部電極3b、およびゲート配線3cを絶縁膜10で覆う。この絶縁膜10は、基板1上に形成される薄膜トランジスタTr1,Tr2のゲート絶縁膜として必要な膜厚t1で形成されることとする。
次に、図1(2)に示すように、この絶縁膜10上に、アモルファスシリコンからなるチャネル層4aを成膜し、次いでn型の不純物を含有させたアモルファスシリコンからなるソース・ドレイン層4bを形成する。次いで、ここでの図示を省略したレジストパターンをマスクにしたエッチングにより、ソース/ドレイン層4bおよびチャネル層4aからなる半導体層4をパターニングする。これにより、薄膜トランジスタTr1,Tr2の形成領域に、半導体層4を島状に残す。
以上の後、絶縁膜10に、書き込み用の薄膜トランジスタTr2のゲート配線3cに達する接続孔(10a)を形成する工程を行う。尚ここでは、書き込み用の薄膜トランジスタTr2のゲート電極から延設されているゲート配線3c部分上に接続孔(10a)を形成することとする。そして、本実施形態においては、この接続孔(10a)を形成する際に、次のように行うことを特徴としている。
すなわち、図1(3)に示すように、半導体層4を覆う状態で基板1上にレジスト膜31を塗布し、このレジスト膜31に対して、接続孔(10a)形成のためのパターン露光を行う。このパターン露光に用いる露光マスク33は、少なくとも容量素子Csの下部電極3b上に対応する露光部分に、ハーフトーンパターン33hが設けられた露光マスク33を用いる。また例えば、このレジスト膜31がポジ型レジストからなる場合には、露光マスク33におけるハーフトーンパターン33h以外の部分には、遮光膜パターン33sが設けられていることとする。この遮光膜パターン33sは、接続孔(10a)の形成部分に対応して露光光hが照射されるように開口部33aが設けられている。尚、レジスト膜31がネガ型である場合には、接続孔(10a)の形成部分に対応して露光光hが照射されないように、遮光膜パターン33sが設けられることになる。
このような露光マスク33を用いたパターン露光を行うことにより、接続孔(10a)の形成部分には十分な量の露光光hが照射され、また容量素子Csの下部電極3b上方には、ハーフトーンパターン33hを通過することによって露光量を所定量にまで低下させた露光光hが照射される。
次に、図1(4)に示すように、レジスト膜31の現像処理を行うことによって、接続孔(10a)の形成部分に開口を有するレジストパターン31aを形成する。このレジストパターン31aは、ハーフトーンパターン(33h)を通過した露光光によって露光された部分が、露光量の不足によって現像後にレジスト残りが生じ、他の部分よりも薄膜化された膜となる。
そして、図2(5)に示すように、このレジストパターン31aをマスクに用いた絶縁膜10のエッチングより、当該絶縁膜10に接続孔10aを形成する。ここでは、絶縁膜10にゲート配線3cに達する接続孔10aが形成され、下部電極3bの上部においては、レジストパターン31aが除去され、下部電極3b上部における絶縁膜10部分が十分に薄膜化するまでエッチングを行う。尚、下部電極3b上部における絶縁膜10部分は、ここに形成される容量素子Csの誘電体膜となる。したがって、容量素子Csに必要とされる保持容量が得られる程度の膜厚t2にまで薄膜化する。
以上の後の図2(6)および図2(7)に示す工程は、図8(4)および図8(5)を用いて説明した従来工程と同様に行う。すなわち、接続孔10aを介してゲート配線3cに接続されると共に、下部電極3b上および半導体層4上に重なる形状にパターン形成された電極配線5aを形成する。そして、電極配線5aの下部電極3b上に重なる部分が、容量素子Csの上部電極5bとなる。また、このような電極配線5aのパターニングに続けて、半導体層4の上層部分を構成するソース/ドレイン層4bをゲート配線3a,3b上において分離するためのパターニング(エッチング)を行う。これにより、絶縁膜10の一部をゲート絶縁膜として用いたチャネルエッチ型の薄膜トランジスタTr1,Tr2と、絶縁膜10の一部を選択的に薄膜化して誘電体膜として用いた容量素子Csとを同一基板1上に設けた画素回路が形成される。そして、以上の後には、基板1上を覆う状態で、パッシベーション膜12を形成する。
以上説明した製造方法によれば、図1(3)〜図2(5)を用いて説明したように、ゲート配線3a,3cおよび下部電極3bを覆う状態で形成された絶縁膜10に、ゲート配線3cに達する接続孔10aを形成する際、下部電極3bの上部に対してハーフトーン露光を行うリソグラフィー処理を行うことにより、1回のリソグラフィー処理のみで、接続孔10aの形成部が開口すると共に当該下部電極3bの上部が選択的に薄膜化されたレジストパターン31aが形成される。そして、このようなレジストパターン31aをマスクに用いたエッチングにより、絶縁膜10に接続孔10aを形成すると共に、下部電極3b上部の当該絶縁膜10部分が選択的に薄膜化される。
以上により、接続孔10aの形成と同一工程で、すなわち特別な工程を追加することなく、容量素子Csにおける下部電極3b上の絶縁膜10部分の選択的な薄膜化が行われることになる。したがって、薄膜トランジスタTr1,Tr2においてゲート絶縁膜として用いられる絶縁膜10部分の膜厚を保って薄膜トランジスタTr1,Tr2の耐圧特性を確保しつつ、下部電極3b上において誘電体膜として用いられる絶縁膜10部分を選択的に薄膜化して容量素子Csの保持容量の増加を図ることができる。
この結果、耐圧特性が確保された薄膜トランジスタと、この薄膜トランジスタのゲート絶縁膜と同一層からなる誘電体膜を有しつつも保持容量の増加が図られた容量素子とを有する半導体装置の製造において、その工程数の増加を抑え、低コスト化を図ることが可能になる。
<第2実施形態>
図3および図4は、本発明の第2実施形態の製造方法を示す断面工程図である。本第2実施形態においては、基板上に形成する薄膜トランジスタがチャネル保護型であることが第1実施形態と異なり、他の構成は同様であることとする。尚、図3および図4は、図7におけるA−A’断面に対応している。
すなわち、チャネル保護型の積層型薄膜トランジスタを用いた半導体装置を製造する場合、図3(1)に示すように、基板1上にゲート配線3a、下部電極3b、およびゲート配線3cを形成し、これを絶縁膜10で覆うまでは、上述した第1実施形態と同様に行う。その後、絶縁膜10の上部に、アモルファスシリコンからなるチャネル層4aを成膜し、このチャネル層4a上に、窒化シリコンなどの絶縁性材料からなる保護パターン41を形成する。
次いで、図3(2)に示すように、保護パターン41を覆う状態で、n型の不純物を含有させたアモルファスシリコンからなるソース・ドレイン層4bを成膜した後、ソース/ドレイン層4bおよびチャネル層4aからなる半導体層4をパターニングする。これにより、薄膜トランジスタTr1,Tr2の形成領域に、半導体層4を島状に残す。
以上の後の図3(3)〜図4(8)に示す工程は、第1実施形態において図1(3)〜図2(8)を用いて説明したと同様の工程を行う。すなわち、図3(3)に示すように、ハーフトーンパターン33hを用いた露光マスク33を用いて基板1上のレジスト膜31に対してパターン露光を行う。次に、図3(4)に示すように、レジスト膜31を現像処理することにより、ゲート配線3c上に開口を有すると共に下部電極3b上が選択的に薄膜されたレジストパターン31aを形成する。その後、図4(5)に示すように、レジストパターン31aをマスクに用いて絶縁膜10をエッチングすることにより、接続孔10aを形成するとともに、下部電極3b上部における絶縁膜10部分を選択的に薄膜化する。次に、図4(6)に示すように、接続孔10を介してゲート電極3cに接続された電極配線5aを形成し、さらにソース/ドレイン層4bを分離する。しかる後、図6(7)に示すように、パッシベーション膜12を形成する。
尚、図4(6)を用いて説明した工程において、電極配線5aを形成するためのエッチングに続けて、ソース/ドレイン層4bを分離するためのエッチングを行う際には、保護パターン41上においてソース/ドレイン層4bを分離することにより、下層のチャネル層4aを保護することとする。
このような製造方法でにおいても、接続孔10aの形成と同一工程で、すなわち特別な工程を追加することなく、容量素子Csにおける下部電極3b上の絶縁膜10部分の選択的な薄膜化が行われることになる。したがって、第1実施形態と同様に、耐圧特性が確保された薄膜トランジスタと、この薄膜トランジスタのゲート絶縁膜と同一層からなる誘電体膜を有しつつも保持容量の増加が図られた容量素子とを有する半導体装置の製造において、その工程数の増加を抑え、低コスト化を図ることが可能になる。
<第3実施形態>
次に図5および図6は、本発明の第3実施形態の製造方法を示す断面工程図である。ここでは、1層の絶縁膜を共通に用いたトップゲート型の薄膜トランジスタと容量素子とを同一基板上に製造する場合の製造手順を、図5および図6に基づいて説明する。
先ず、図5(1)に示すように、基板1上に、n型の不純物を含有させたアモルファスシリコン膜をパターニングしてなるソース/ドレイン層51aを形成する。次に、このソース/ドレイン層51aに両端部を重ねた形状にアモルファスシリコン膜をパターニングしてなるチャネル層51bを形成する。これらのソース/ドレイン層51aおよびチャネル層51bが、半導体層51となる。
次に、図5(2)に示すように、半導体層51を覆う状態で、基板1上にゲート絶縁膜53を成膜する。
その後、図5(3)に示すように、ゲート絶縁膜53を介してチャネル層51b上に一部を重ねたゲート配線55aを形成する。これにより、薄膜トランジスタTrを得る。また、ゲート配線55aを形成する工程と同一工程で、基板1上にゲート絶縁膜53を介して容量素子用の下部電極55bを形成する。
次いで、図5(4)に示すように、ゲート電極55aおよび下部電極55bを覆う状態で、基板1上に層間絶縁膜57を形成する。この層間絶縁膜57は、薄膜トランジスタTrを保護できる程度に十分な膜厚t3を有して形成されることとする。
以上の後、層間絶縁膜57およびゲート絶縁膜53に、薄膜トランジスタTrのソース/ドレイン層51aに達する接続孔(57a)を形成する工程を行う。そして、本実施形態においては、この接続孔(57a)を形成する際に、次のように行うことを特徴としている。
すなわち、図5(5)に示すように、層間絶縁膜57を覆う状態で基板1上にレジスト膜31を塗布し、このレジスト膜31に対して、接続孔(57a)形成のためのパターン露光を行う。このパターン露光に用いる露光マスク33は、第1実施形態で用いたと同様のものであり、少なくとも容量素子用の下部電極55b上に対応する露光部分に、ハーフトーンパターン33hが設けられた露光マスク33を用いる。また例えば、このレジスト膜31がポジ型レジストからなる場合には、露光マスク33におけるハーフトーンパターン33h以外の部分には、遮光膜パターン33sが設けられていることとする。この遮光膜パターン33sは、接続孔(57a)の形成部分に対応して露光光hが照射されるように開口部33aが設けられている。
このような露光マスク33を用いたパターン露光を行うことにより、接続孔(57a)の形成部分には十分な量の露光光hが照射され、また容量素子用の下部電極55b上方には、ハーフトーンパターン33hを通過することによって露光量を所定量にまで低下させた露光光hが照射される。
次に、図6(6)に示すように、レジスト膜31の現像処理を行うことによって、接続孔(57a)の形成部分に開口を有するレジストパターン31aを形成する。このレジストパターン31aは、ハーフトーンパターン(33h)を通過した露光光によって露光された部分が、露光量の不足によって現像後にレジスト残りが生じ、他の部分よりも薄膜化された膜となる。
そして、図6(7)に示すように、このレジストパターン31aをマスクに用いた層間絶縁膜57およびゲート絶縁膜53のエッチングより、これらの絶縁膜57,53に接続孔57aを形成する。ここでは、絶縁膜57,53に対してソース/ドレイン層51aに達する接続孔57aが形成され、下部電極55bの上部においてはレジストパターン31aが除去され、下部電極55b上部における絶縁膜57部分が十分に薄膜化するまでエッチングを行う。尚、下部電極55b上部における絶縁膜57部分は、ここに形成される容量素子の誘電体膜となる。したがって、容量素子に必要とされる保持容量が得られる程度の膜厚t4にまで薄膜化する。
以上の後、図6(8)に示すように、接続孔57aを介してソース/ドレイン層51aに接続される電極配線59aを形成すると共に、薄膜化された層間絶縁膜57部分を介して下部電極55b上に積層された上部電極59bを形成する。これにより、下部電極55bと上部電極59bとによって薄膜化された層間絶縁膜57部分を狭持してなる容量素子Csが形成される。この容量素子Csにおいては、下部電極55bと上部電極59bとに狭持されている、薄膜化された層間絶縁膜57部分が誘電体膜となる。
以上説明した製造方法によれば、図5(5)〜図6(7)を用いて説明したように、薄膜トランジスタTrおよび下部電極55bを覆う状態で形成された層間絶縁膜57に、薄膜トランジスタTrのソース/ドレイン層51aに達する接続孔57aを形成する際、下部電極55bの上部に対してハーフトーン露光を行うリソグラフィー処理を行うことにより、1回のリソグラフィー処理のみで、接続孔57aの形成部が開口すると共に当該下部電極55bの上部が選択的に薄膜化されたレジストパターン31aが形成される。そして、このようなレジストパターン31aをマスクに用いたエッチングにより、層間絶縁膜57およびゲート絶縁膜53に接続孔57aを形成すると共に、下部電極55b上部の層間絶縁膜57部分が選択的に薄膜化される。
以上により、接続孔57aの形成と同一工程で、すなわち特別な工程を追加することなく、容量素子Csにおける下部電極55b上の層間絶縁膜57部分の選択的な薄膜化が行われることになる。したがって、薄膜化されていない層間絶縁膜57部分によって薄膜トランジスタTrを十分に保護してその特性を確保しつつ、下部電極55b上において誘電体膜として用いられる層間絶縁膜57部分を選択的に薄膜化して容量素子Csの保持容量の増加を図ることができる。
この結果、薄膜トランジスタを保護する層間絶縁膜と同一層からなる誘電体膜を有しつつも保持容量の増加が図られた容量素子を有する半導体装置の製造において、その工程数の増加を抑え、低コスト化を図ることが可能になる。
尚、上述した第3実施形態においては、薄膜トランジスタTrのソース/ドレイン層4aに達する接続孔57aを層間絶縁膜57に形成する工程と同一工程で、層間絶縁膜57における下部電極55b上を薄膜化する手順を説明した。しかしながら、このような薄膜トランジスタTrと容量素子Csとを用いた半導体装置の回路構成によっては、層間絶縁膜57における下部電極55b上の薄膜化は、薄膜トランジスタTrのゲート配線55aに達する接続孔を層間絶縁膜57に形成する工程と同一工程で行っても良い。このような構成であっても、第3実施形態と同様に低コスト化を図る効果を得ることが可能である。
また、本発明は、第1実施形態および第2実施形態で説明したような有機EL画素回路を有する半導体装置の製造への適用に限定されることはない。すなわち本発明は、薄膜トランジスタと容量素子とが同一基板上に設けられており、かつ容量素子の誘電体膜が薄膜トランジスタ部分の絶縁膜と同一層からなる構成の半導体装置の製造に対して広く適用可能である。このため、例えば、薄膜トランジスタと容量素子とを用いて画素回路が構成されている液晶表示装置の駆動基板の作製にも、本発明を適用可能である。そして、このような半導体装置の製造を適用することにより、工程数を増加させることなく、薄膜トランジスタの特性を維持しつつ、容量素子における誘電体膜部分を選択的に薄膜化してその保持容量を増加させた半導体装置においての製造コストの低減を図ることが可能になるのである。
第1実施形態を説明する製造工程図(その1)である。 第1実施形態を説明する製造工程図(その2)である。 第2実施形態を説明する製造工程図(その1)である。 第2実施形態を説明する製造工程図(その2)である。 第3実施形態を説明する製造工程図(その1)である。 第4実施形態を説明する製造工程図(その2)である。 有機EL画素回路の構成を示す図である。 従来の一例を示す製造工程図である。
符号の説明
1…基板、3a,3c,55a…ゲート配線、3b,55b…下部電極、4,51…半導体層、5a,59a…電極配線、5b,59b…上部電極、10…絶縁膜、10a,57a…接続孔、31a…レジストパターン、53…ゲート絶縁膜、57…層間絶縁膜、t1,t2,t3,t4…膜厚、Cs…容量素子、Tr1,Tr2,Tr…薄膜トランジスタ

Claims (3)

  1. 基板上に、薄膜トランジスタのゲート配線を形成すると共に容量素子の下部電極を形成する工程と、
    前記ゲート配線と下部電極とを覆う状態で絶縁膜を形成する工程と、
    前記絶縁膜に、前記薄膜トランジスタに達する接続孔を形成する工程と、
    前記絶縁膜上に、前記接続孔を介して前記薄膜トランジスタに接続された電極配線を形成すると共に、前記下部電極との間に当該絶縁膜を狭持する状態で上部電極を形成する工程とを行う半導体装置の製造方法において、
    前記接続孔を形成する工程では、
    少なくとも前記下部電極の上部に対してハーフトーン露光を行うリソグラフィー処理により、前記接続孔の形成部が開口すると共に当該下部電極の上部が選択的に薄膜化されたレジストパターンを形成し、
    次いで、前記レジストパターンをマスクに用いたエッチングにより、前記絶縁膜に前記接続孔を形成すると共に前記下部電極上部の当該絶縁膜部分を選択的に薄膜化する
    ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 請求項1記載の半導体装置の製造方法において、
    前記絶縁膜を形成する工程では、前記薄膜トランジスタのゲート絶縁膜として必要な膜厚で当該絶縁膜を形成し、
    その後、前記接続孔を形成する前に、前記絶縁膜上における前記ゲート配線に重なる位置に前記薄膜トランジスタのソース/ドレインとなる半導体層をパターン形成する工程を行い、
    前記接続孔を形成する工程では、前記ゲート配線に達する位置に当該接続孔を形成する
    ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  3. 請求項1記載の半導体装置の製造方法において、
    前記ゲート配線および下部電極を形成する前に、
    前記基板上における前記ゲート配線に重なる位置に前記薄膜トランジスタのソース/ドレインとなる半導体層をパターン形成する工程と、
    前記半導体層をゲート絶縁膜で覆う工程とを行い、
    前記接続孔を形成する工程では、前記ゲート配線または前記半導体層に達する位置に当該接続孔を形成する
    ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
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