JP4355531B2 - データ転送制御装置およびデータ転送制御システム - Google Patents

データ転送制御装置およびデータ転送制御システム Download PDF

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Description

この発明は、ホスト装置およびその周辺装置間におけるデータ転送を制御するデータ転送制御装置およびデータ転送制御システムに関する。
従来から使用されているデータ転送方式の1つとして直接制御方式がある。この直接制御方式は、プログラムに従ってCPUが入出力装置を直接制御する方式であるため、入出力中においてCPUは他のタスクを実行することができなくなり、CPUの使用効率が良くないという不都合があった。また、直接制御方式では、データ転送速度が低速であるという不都合もあった。
そこで、PCIバスやカードバスを含む一部のバスにおいては、バスマスタ転送をすることにより、CPUの負荷を軽減するとともにデータ転送の高速化を図ることが可能である。ここで、バスマスタ転送とは、バス上でバスマスタ(イニシエータ)として動作するマスタデバイスが、CPUとは独立してバスアクセスを行い、CPUを介さずに直接メインメモリ等にデータ転送を行うことである(例えば、特許文献1参照。)。
特開平10−49479号公報
しかしながら、バスマスタ転送を行う際には、マスタデバイスとアクセス先のデバイスとの間に、バスマスタ転送に対応していないバスを配置することができないという制限がある。このため、例えば、マザーボードに実装されるインタフェース部の構造上の制限等を理由にバスマスタ転送のアクセス先となるホスト装置のメインメモリとマスタデバイスとの間に複数のブリッジを介在させたことによって、マスタデバイスとアクセス先との間にバスマスタ転送に対応していないバスが配置されている場合には、適正にバスマスタ転送を行うことができなかった。
例えば、ATA−PCIブリッジを挟んで両側にATAバスとPCIバスとを配置し、PCIバスに接続されたPCIデバイスからATAバスに接続されたホスト装置に対してバスマスタ転送を行う場合、PCIバスにおいてPCIデバイスがマスタでATA−PCIブリッジがターゲットの関係になる必要があり、ATAバスにおいてはATA−PCIブリッジがマスタでホスト装置がターゲットになる必要がある。ところが、ATAバスはバスマスタ転送に対応しておらず、マスタデバイスとターゲットデバイスの関係が固定されているため、ATA−PCIブリッジがATAバス上で任意にマスタデバイスになることができなかった。このため、このバスマスタ転送は、PCIデバイスとホスト装置との間にバスマスタ転送に対応しないバスが配置されていることが原因で適正に実行することができなかった。
この発明の目的は、バスマスタ転送のアクセス先とマスタデバイスとの間にバスマスタ転送に対応していないバスが配置される場合にでも、バスマスタ転送を適正に実行させるデータ転送制御装置およびデータ転送制御システムを提供することである。
この発明は以下の構成を備えている。
(1)接続されるデバイスのそれぞれがマスタデバイスになり得る第1のバス、およびマスタデバイスとなり得るデバイスが固定されている第2のバスに接続されるインタフェース部と、
前記インタフェース部を介して前記第1のバスおよび前記第2のバスのそれぞれに接続されたデータ保持手段と、
前記データ保持手段を、前記第1のバス上のマスタデバイスに、前記第2のバス側に配置されバスマスタ転送のアクセス先となるデバイスの記憶領域として認識させるエミュレート手段と、
前記マスタデバイスから前記データ保持手段へのバスマスタ転送がされたことを前記デバイスに通知する通知手段と、
を備えたことを特徴とする。
この構成においては、エミュレート手段によって、第1のバス上のマスタデバイスがデータ保持手段をバスマスタ転送の転送先であると認識して、バスマスタ転送が必要なときにはマスタデバイスがデータ保持手段へバスマスタ転送を行い、かつ、第1のバス上のマスタデバイスがデータ保持手段に対してバスマスタ転送を行ったことが通知手段によってバスマスタ転送のアクセス先のデバイスに通知される。
(2)前記通知手段は、前記バスマスタ転送が完了した時に前記第1のバスを介して入力される割り込み信号を検出するとともに、前記第2のバスに適合するように前記割り込み信号を変換して前記割り込み信号を前記デバイスに対して出力することを特徴とする。
この構成においては、バスマスタ転送完了時に第1のバス上のマスタデバイスから出力される割り込み信号が第2のバスに適合するように変換され、変換後の割り込み信号がバスマスタ転送のアクセス先となるデバイスに対して出力される。
(3)前記第1のバスはPCIバスであり、前記第2のバスはATAバスであることを特徴とする。
この構成においては、データ転送制御装置がPCIバスとATAバスとの間に介在するブリッジとして使用される。
(4)接続されるデバイスのそれぞれがマスタデバイスになり得る第1のバス、およびマスタデバイスとなり得るデバイスが固定されている第2のバスに接続されるインタフェース部と、前記インタフェース部を介して前記第1のバスおよび前記第2のバスのそれぞれに接続されたデータ保持手段と、前記データ保持手段を、前記第1のバス上のマスタデバイスに、前記第2のバス側に配置されバスマスタ転送のアクセス先となるホスト装置のメインメモリとして認識させるエミュレート手段と、前記マスタデバイスから前記データ保持手段へのバスマスタ転送がされたこと前記ホスト装置に通知する通知手段と、を備えたデータ転送制御装置と、
前記第1のバスに接続されたマスタデバイスと、
前記第2のバス側に接続されたホスト装置と、を含み、
前記マスタデバイスが前記データ保持手段に対するバスマスタ転送を終了した後に、前記データ保持手段に保持されているデータを前記ホスト装置が前記メインメモリに書き込むことを特徴とする。
この構成においては、第1のバス上のマスタデバイスからデータ保持手段へのバスマスタ転送がされると、バスマスタ転送があったことが通知手段によりホスト装置に通知され、その通知を受けてホスト装置がデータ保持手段にアクセスし、データ保持手段に保持されているデータを取得する。
本発明によれば、以下の効果を奏することができる。
(1)バスマスタ転送のアクセス先のデバイス側からデータ保持手段にアクセスさせて、データ保持手段が保持しているデータをアクセス先のデバイスのメインメモリ等に転送させることにより、バスマスタ転送のアクセス先のデバイスのメインメモリ等にマスタデバイスから直接アクセスできない場合でも、データ保持手段を介することにより、マスタデバイスからアクセス先へのバスマスタ転送を実行することが可能になる。
(2)マスタデバイスからのバスマスタ転送があったことを簡易な構成でホスト装置に通知することが可能になるとともに、マスタデバイスが割り込み信号を出力してからホスト装置がこの割り込み信号を検出するまでの間のタイムラグが大きくなることを防止できる。
(3)バスマスタ転送に対応していないATAバスにPCIデバイスを接続する場合でも、PCIデバイスからのバスマスタ転送を適正に実行することが可能になる。また、PCIスロットが不足しているような場合に、使用していないIDEコネクタを介してPCIデバイスを接続することが可能になる。さらに、USB2.0等の他のインタフェースとATAとを繋ぐ汎用のブリッジを併せて用いることにより、USB2.0等の他のインタフェースとPCIとを繋ぐブリッジを簡易に構築することが可能になる。
(4)バスの規格により、ホスト装置のメインメモリにマスタデバイスから直接アクセスできない場合でも、データ保持手段を介することにより、マスタデバイスからホスト装置のメインメモリにバスマスタ転送されるべきデータを、遅滞なくメインメモリに転送することが可能になる。
よって、バスマスタ転送のアクセス先とマスタデバイスとの間にバスマスタ転送に対応していないバスが配置される場合にでも、バスマスタ転送を適正に実行させるデータ転送制御装置およびデータ転送制御システムを提供することができる。
以下、図を用いて本発明のデータ転送制御装置およびデータ転送制御システムの実施形態を説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態におけるデータ転送制御システムの構成を示している。同図に示すように、本実施形態におけるデータ転送制御システムは、データ転送制御装置1、ホスト装置100、およびPCIデバイス200を備えている。
ホスト装置100は、ATAバスを介してデータ転送制御装置1に接続されており、内部にメインメモリ101を備えている。本実施形態では、メインメモリ101が、PCIデバイス200によるバスマスタ転送のアクセス先となる。
一方、PCIデバイス200は、PCIバスを介してデータ転送制御装置1に接続されている。本実施形態では、PCIデバイス200として、インタネット接続に用いる無線LAN装置、計測したデータをホスト装置側に高速転送する計測用装置、または画像の取り込みを行うキャプチャ装置等、ホスト装置側にバスマスタ転送を行う装置が使用される。ただし、本発明のデータ転送制御装置1を、バスマスタ転送を行わないPCIデバイスを接続する際に用いても良い。
ATAバスは、マスタデバイスおよびターゲットデバイスの関係が固定されており、ATAバス上でマスタデバイス(バスマスタまたはイニシエータとも言う。)となり得るデバイスが固定されている。一方、PCIバスは、マスタデバイスおよびターゲットデバイスがデータ転送のサイクル毎に可変であり、PCIバス上では、接続されるデバイスのそれぞれがマスタデバイスになり得る。本実施形態では、ATAバスが本発明の第2のバスを構成し、PCIバスが本発明の第1のバスを構成する。ただし、本発明の第1のバスおよび第2のバスの組み合わせは本実施形態に限定されるものではなく、例えば、第1のバスをカードバス等によって構成しても良い。
データ転送制御装置1は、ATA−PCI間におけるブリッジ装置として機能するものであり、ホスト装置100とPCIデバイス200との間のデータ転送を制御する装置である。
図2は、本発明のデータ転送制御装置1の機能の概略を示すブロック図である。同図を用いて、本実施形態におけるデータ転送制御装置1およびデータ転送制御システムの概略を簡潔に説明する。
同図に示すように、データ転送制御装置1は、エミュレート手段、通知手段、I/F部、およびデータ保持手段を備えている。データ保持手段は、入力されるデータを一次的に保持するバッファである。エミュレート手段は、データ保持手段をPCIのアドレス空間上にマッピングし、データ保持手段が、あたかも、ホスト装置100のメインメモリ101であるかのようにPCIデバイス200に見せかける。つまり、エミュレート手段によって、PCIデバイス200は、メインメモリ101に対してバスマスタ転送するべきデータをデータ保持手段にバスマスタ転送するようになる。
そして、PCIデバイス200がデータ保持手段に対してバスマスタ転送を行ったことを通知手段が検出する。さらに、通知手段は、PCIデバイス200がデータ保持手段に対するバスマスタ転送を行ったことをホスト装置100に通知する。
一方で、ホスト装置100側では、データ転送制御装置1における通知手段からの通知を受けた後に、メインメモリ101に書かれるべきデータがデータ保持手段に存在することを認識し、データ保持手段の保持するデータをメインメモリ101に転送させる。以上がデータ転送制御装置1の特徴的な機能であるが、以下、図2に示す機能を実現するための構成について簡潔に説明する。
図3は、データ転送制御装置1の構成を示している。同図に示すように、データ転送制御装置1は、I/F部8(8A、8B)、ATAレジスタ(2、12)、ATAコマンド生成部(3、13)、ATAコントローラ(5、15)、バッファ4、RAM14、PCIコントローラ6、PCIコマンド生成部7、およびRAMコントローラ16を備えている。
I/F部8(8A、8B)は、データ転送制御装置とバスとの接続に用いられる。ここでは、I/F部8AがATAバス側に配置され、I/F部8BがPCIバス側に配置される。ATAレジスタ(2、12)は、ATA規格に準拠してアドレスの割り当てがされた複数のレジスタで構成されており、ホスト装置100によるPCIデバイス200の制御およびPCIデバイス200に対するデータ・コマンド・ステータスを転送は、ATAレジスタ(2、12)を通して行われる。また、ATAレジスタ2における空き領域には、PCIデバイス200を適正に制御するためのPCIレジスタの内容が書き込まれている。
ATAコマンド生成部(3、13)は、ATAレジスタ(2、12)の内容に基づいて転送すべきデータ・コマンド・ステータスを生成する。ATAコントローラ(5、15)は、ATAコマンド生成部(3、13)から供給されるコマンドに基づいた手順でデータの転送を制御する。バッファ4は、ホスト装置100からPCIデバイス200に転送されるデータ・コマンド・ステータスを一時的に保持する。
PCIコマンド生成部7は、PCI用アドレス生成部やPCI用パリティ生成部を備えており、PCIバスに適合した手順で、アドレス・データ・パリティ信号を出力する。PCIコントローラ6は、PCIデバイス200のバスマスタ要求を許可するPCIバスアービタ、最大リトライ回数を制限するリトライタイマ、およびバースト転送を行う時間を制限するPCIバーストタイマ等を内蔵しており、PCIバス側におけるデータ転送を統括的に制御する。
RAMコントローラ16は、PCIデバイス200がマスタデバイスとなり、RAM14に対して実行されるバスマスタ転送を制御する。すなわち、データ転送制御装置1がバスマスタ転送のターゲットデバイスとなる場合の動作を統括的に制御する。ここでは、RAMコントローラ16が、本発明のエミュレート手段を構成する。
RAM14は、PCIデバイス200からバスマスタ転送されるデータを格納するための不揮発性メモリである。また、RAM14は、デュアルポートRAMとして動作するものであり、ATAバス側およびPCIバス側の双方から任意のアドレスに対してアクセス可能となっている。なお、本実施形態では、RAM14が本発明のデータ保持手段を構成する。ただし、データ保持手段の構成としては、RAMの代わりにFIFOやレジスタ等を用いてデータ保持手段を構成することもできる。なお、本実施形態ではRAM14の記憶容量が32キロバイトであるが、RAM14の容量はデータ転送制御装置1の使用状況に応じて、適宜増減することが可能である。
また、上述のデータ転送制御装置1の構成要素のうち、I/F部8、ATAレジスタ2、ATAコマンド生成部3、ATAコントローラ5、バッファ4、PCIコントローラ6、およびPCIコマンド生成部7によってユニット1Aが構成され、I/F部8A、ATAレジスタ12、ATAコマンド生成部13、ATAコントローラ15、およびRAM14によってユニット1Bが構成され、I/F部8B、RAMコントローラ16、およびRAM14によってユニット1Cが構成される。
各ユニット1(1A〜1C)は、それぞれ異なった機能を果たすものであり、ユニット1Aは、ホスト装置100からPCIデバイス200に対するリード/ライトを制御し、ユニット1Bは、RAM14からホスト装置100のメインメモリ101へのデータの転送を制御し、ユニット1Cは、PCIデバイス200のバスマスタ転送を制御する。
図4は、本実施形態のデータ転送制御システムのバスマスタ転送時の処理手順を示すフローチャートである。同図に示すように、バスマスタ転送が行われる前には、ホスト装置100がPCIデバイス200に対しバスマスタ転送を要求する(S1)。ホスト装置100からバスマスタ転送の要求がされると、バスマスタ転送の実行が可能な状態になる。
次に、メインメモリ101に転送すべきデータについて、PCIデバイス200がRAM14に対してバスマスタ転送を実行する(S2)。S2におけるバスマスタ転送処理が終了すると、PCIデバイス200が、データ転送制御装置1側に割り込み信号(INTA#)を出力する(S3)。
PCIデバイス200から出力された割り込み信号(INTA#)は、データ転送制御装置1におけるPCIコントローラ6に入力される。PCIコントローラ6は、割り込み信号(INTA#)の入力がされたときに、ATAコントローラ5にその旨を通知して、ホスト装置100に対する割り込み信号(INTRQ)をATAコントローラ5に出力させる(S4)。なお、本実施形態では、PCIコントローラ6およびATAコントローラ5が本発明の通知手段を構成し、S4の工程が本発明の通知手段の動作に相当する。また、ここでは、PCIコントローラ6によってINTA#が検出されているが、INTA#に代えてINTB#,INTC#,またはINTD#のいずれかをPCIコントローラ6に検出させても良い。
その後、ホスト装置100が、データ転送制御装置1からの割り込み信号(INTRQ)を検出する(S5)。さらに、ホスト装置100は、割り込み要因をチェックする(S6)。S5の工程において、ホスト装置100は、割り込み信号(INTRQ)の出力源がATAコントローラ(5、15)またはPCIデバイス200のいずれであるのかを確認する。本実施形態では、ホスト装置100は、ATAレジスタ2に実装されたPIM(PCI−INT信号モニタ)の内容からPCIバスのINT信号の状態を確認して、割り込み信号(INTRQ)がPCIデバイス200が出力した割り込み信号(INTA#)に起因するものであるか否かを判断する。
S6の処理に基づき、ホスト装置は割り込み信号(INTRQ)の要因がPCIデバイスのバスマスタ転送に起因するものであるか否かを判断する(S7)。S7の判断工程において、割り込み要因がPCIデバイスのバスマスタ転送によるものである場合には、ホスト装置100は、RAM14に保持されているデータをメインメモリ101に転送する(S8)。S8の転送処理が完了するとホスト装置は、再度PCIデバイス200に対してバスマスタ転送を要求し、次のバスマスタ転送が行える状態を形成する。
上述の実施形態によれば、ホスト装置100とPCIデバイス200との間に、バスマスタ転送に対応しないATAバスが配置されている場合でも、PCIデバイス200からホスト装置100のメインメモリ101に対するバスマスタ転送を実現することが可能になる。なお、本実施形態では、バスマスタ転送のアクセス先となるデバイスがホスト装置であるが、バスマスタ転送のアクセス先となるデバイスがホスト装置ではなく他のターゲットデバイスである場合にも、本発明を適正に実施することが可能である。
また、S4〜S7の処理に代えて、ホスト装置100側から所定時間毎にデータ転送制御装置1に対してポーリングを行い、データ転送制御装置1のRAM14にメインメモリ101に転送すべきデータがある場合に、ホスト装置100がこのデータをメインメモリ101に転送するようにすることもできる。この場合、データ転送制御装置1側で、RAM14からメインメモリ101に対するデータ転送を行うべきか否かを示すフラグをたてるようにすればよく、ここでは、データ転送制御装置1側においてフラグを立てる動作が本発明の通知手段の動作に相当する。
図5は、第2の実施形態におけるデータ転送制御システムの構成を示している。第2の実施形態におけるデータ転送制御装置およびデータ転送制御システムの基本構成は、第1の実施形態におけるデータ転送制御装置およびデータ転送制御システムとほぼ同じである。ただし、この実施形態では、データ転送制御装置1とホスト装置100との間に、USB2.0−ATAブリッジ300を新たに配置している。
USB2.0−ATAブリッジ300とデータ転送制御装置1とはATAバスを介して接続され、USB2.0−ATAブリッジ300とホスト装置100とはUSB2.0を介して接続されている。
このように、本実施形態ではデータ転送制御装置1によってPCI−ATAのインタフェース変換を適正に実行しているため、ATAインタフェースとUSB2.0インタフェースとの変換を行うブリッジをさらに用いることにより、PCIデバイス200をUSB2.0を介してパソコン等のホスト装置に接続することが可能になる。このとき、ATAインタフェースをUSB2.0等の他のインタフェースに変換するためのブリッジは、比較的安価に入手可能であるため、本発明のデータ転送制御装置1を用いることにより、PCIデバイス200とUSB2.0等の他のインタフェースとの変換の低コスト化を図ることが可能になる。
第1の実施形態におけるデータ転送制御システムの構成を示す図である。 本発明のデータ転送制御装置の機能の概略を示すブロック図である。 本発明のデータ転送制御装置の構成を示すブロック図である。 本発明のデータ転送制御システムの動作手順を示すフローチャートである。 第2の実施形態におけるデータ転送制御システムの構成を示す図である。
符号の説明
1−データ転送制御装置
2,12−ATAレジスタ
4−バッファ
5,15−ATAコントローラ
6−PCIコントローラ
16−RAMコントローラ
14−RAM
101−メインメモリ
200−PCIデバイス

Claims (4)

  1. 接続されるデバイスのそれぞれがマスタデバイスになり得る第1のバス、およびバス上におけるマスタデバイスとターゲットデバイスとの関係が固定されている第2のバスに接続されるインタフェース部と、
    前記インタフェース部を介して前記第1のバスおよび前記第2のバスのそれぞれに接続されたデータ保持手段と、
    前記データ保持手段を、前記第1のバス上のマスタデバイスに、前記第2のバス側に配置されバスマスタ転送のアクセス先となるデバイスの記憶領域として認識させるエミュレート手段と、
    前記マスタデバイスから前記データ保持手段へのバスマスタ転送がされたことを前記バスマスタ転送のアクセス先となるデバイスに通知する通知手段と、
    を備えたことを特徴とするデータ転送制御装置。
  2. 前記通知手段は、前記バスマスタ転送が完了した時に前記第1のバスを介して入力される割り込み信号を検出するとともに、前記第2のバスに適合するように前記割り込み信号を変換して前記割り込み信号を前記デバイスに対して出力することを特徴とする請求項1に記載のデータ転送制御装置。
  3. 前記第1のバスはPCIバスであり、前記第2のバスはATAバスであることを特徴とする請求項1に記載のデータ転送処理装置。
  4. 接続されるデバイスのそれぞれがマスタデバイスになり得る第1のバス、およびバス上におけるマスタデバイスとターゲットデバイスとの関係が固定されている第2のバスに接続されるインタフェース部と、前記インタフェース部を介して前記第1のバスおよび前記第2のバスのそれぞれに接続されたデータ保持手段と、前記データ保持手段を、前記第1のバス上のマスタデバイスに、前記第2のバス側に配置されバスマスタ転送のアクセス先となるホスト装置のメインメモリとして認識させるエミュレート手段と、前記マスタデバイスから前記データ保持手段へのバスマスタ転送がされたことを前記ホスト装置に通知する通知手段と、を備えたデータ転送制御装置と、
    前記第1のバスに接続されたマスタデバイスと、
    前記第2のバス側に接続されたホスト装置と、を含み、
    前記マスタデバイスが前記データ保持手段に対するバスマスタ転送を終了した後に、前記データ保持手段に保持されているデータを前記ホスト装置が前記メインメモリに書き込むことを特徴とするデータ転送制御システム。
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