JP4354919B2 - 段ボールパレット - Google Patents

Description

この発明は、桁材とデッキ板とが段ボールから作製されてなる段ボールパレットに関す
る。

従来、輸送業界において用いられている金属製あるいは木製のパレットに替えて、桁材及びデッキ板が段ボールから作製されてなる段ボールパレットが種々提案されている。

それらの提案に係る段ボールパレットは、桁材が、板状段ボールがロール状に巻き束ねられて作成されるかあるいは複数枚の板状段ボールが重ね合わされて作成されてなる中実タイプの段ボールパレットと、桁材が角筒状に作成されてなる中空タイプの段ボールパレットとに大別することができる。

本出願人も日本国公開特許２ ０ ０ ２ − ３ ７ ０ ７ ３ ８ 号公報に示されるような桁材が中空タイプの段ボールパレットを提案している。この段ボールパレットは、圧潰防止部を備えているために、それ以前の桁材中空タイプの段ボールパレットと較べると遙かに優れた耐圧強度を備えているものである。

しかしながら、前記段ボールパレットの桁材は、端部が段ボール裁断面が露出しているので、例えば雨水がかかった場合に該裁断面から雨水を吸収しやすく、そのために耐圧強度が低下してしまうことがあることがわかった。

この発明は、このような技術的背景に鑑みてなされたもので、その目的は、耐圧強度の向上を図ると共に、段ボールに特殊な防水加工、あるいは撥水加工を加えることなく耐水性が向上し、耐圧強度の低下も防止できる段ボールパレットを提供することにある。

この発明の他の目的は、以下に示すこの発明の実施形態により明かにされるであろう。

この発明は、上記目的を達成するために、角筒状に組み立てられた桁材の端部を内側に折り込んで段ボールの裁断面の一部を露出させないようにして、雨水等の水分を吸収し難くすると共に、内側に折り込まれた部分が耐圧強度を高めるように機能するものとした。

すなわち、この発明に係る段ボールパレットは、段ボールから作製された複数個の桁材…の少なくとも上面にデッキ板が固定載置され、前記桁材は、一つの基板を共通にしかつ互いの内側板どうしが重合されてなる第１角筒部と第２角筒部とからなる本体と、該両角筒部を連結させて本体の角筒形態を保持する連結補強片とを備え、前記各連結補強片は、その両側縁が対応する両角筒部外側板の内面に当接する大きさに設定されると共に両側縁に圧潰防止部が設けられてなる段ボールパレットにおいて、前記両角筒部内側板及び外側板の端部に内方折り込み片が連設され、各内方折り込み片（１１）（１２）は、内方へ折り込まれた状態のもとでその上下両縁が対応する角筒部の基板（５）又は天板（７）に当接すると共に、対向位置にある内方折り込み片（１２）（１１）と互いに干渉し合ってその折り込み状態が保持されるものとなされている構成を採用する。

この発明によれば、デッキ板上に重量物が載置された段ボールパレットのトラック等の輸送車両による輸送中に横揺れが発生し、桁材の外側板が連結補強片の側縁を押し潰すように作用した場合、圧潰防止部の下縁が直接的又は間接的に桁材の基板に当接しているので、前記外側板から連結補強片側縁に作用する力が圧潰防止部にも分散され、連結補強片側縁の圧潰ひいては桁材の破壊が防止されることになる。

また、両角筒部内側板及び外側板の端部に連設された内方折り込み片どうしは、内方へ折り込まれた状態のもとでその上下両縁が対応する角筒部の基板又は天板に当接するので、桁材の耐圧強度が高められると共に、角筒部の浮き上がりが防止され、桁材へのデッキボード接着作業性が向上する。また、角筒部内外両側板の端部に段ボール裁断面が露出されることがなくなり、段ボール裁断面から雨水等の水分吸収による耐圧強度低下が防止されると共に、フォークリフトのフォーク部等の強い衝撃にも端部が保護される。

さらに、両内方折り込み片は、内方へ折り込まれた状態のもとで互いに干渉し合うものとなされているので、一旦内方へ折り込まれると不本意に外方へ飛び出すことがなく、外方へ飛びだすことによる耐圧強度の低下を招くことがない。

前記一対の内方折り込み片は、互いに係合しあう係合部を有して前記干渉状態が保持されるものであることが好ましい。

前記一対の連結補強片は、必ずしも連結されていなければならないものではないが、連結されている方が好ましい。部材管理上あるいは組立上便利であるからである。
連結態様は、下縁どうしが連結基板を介して連結されていても良いし、一角筒部の外側板に当接する側縁どうしが連結板を介して連結されていても良い。

圧潰防止部は、その下縁が前記桁材の基板に直接的又は間接的に当接するものと設定されてなることが好ましい。外側板から連結補強片側縁に作用する力がより一層確実に分散されることになるからである。

圧潰防止部の構成は、連結補強片の下縁どうしが連結基板を介して連結されている場合は、圧潰防止部が各連結補強片の側縁から折目を介して連設されると共に内側板に向かって斜めに突出しかつ内側板に当接する舌状片からなり、各舌状片が、下端が前記桁材の基板に直接的又は間接的に当接すると共に、同じ角筒部内にある舌状片は、その先端部どうしが干渉し合あう大きさに設定されてなることが好ましい。圧潰防止部をより一層効果的に機能させるためである。

連結補強片が一角筒部の外側板に当接する側縁どうしが連結板を介して連結される場合は、該連結板が圧潰防止部を兼用することになる。この場合、前記連結板は、一方の連結補強片から連設された第１連結板部と、他方の連結補強片から連設された第２連結板部とからなり、両連結板部のいずれか一方の縁部に切欠部が設けられる一方、他方の縁部対応位置に前記切欠部に係止する係止部が切り起こし形成され、該係止部の切欠部への係止により、一対の連結補強片と連結板とが平面視ロ字状に組み立てられてなるものとすることが好ましい。角筒部と連結板とを組み合わせて桁材を所定の角筒形態にする際に、組立操作を容易にするからである。

第１ 図は、この発明に係る段ボールパレットの一実施形態の斜視図である。
第２ 図は、同段ボールパレットの桁材の斜視図である。
第３ 図は、図２ のＩ Ｉ Ｉ − Ｉ Ｉ Ｉ 線拡大断面図である。
第４ 図は、図２ のＩ Ｖ − Ｉ Ｖ 線拡大断面図である。
第５ 図は、連結補強片の斜視図である。
第６ 図は、同桁材本体の展開状態平面図である。
第７ 図は、同桁材の連結補強片及び圧潰防止部の展開状態平面図である。
第８ 図は、同桁材の組立途上前半のの斜視図である。
第９ 図は、同桁材の組立途上後半の斜視図である。

以下、この発明を図示実施形態に基づいて説明する。
図１ は、この発明に係る段ボールパレットの一実施形態を示すもので、フォークリフトのフォークが四方から差し込まれるように互いに間隔を置いて配置された複数個の段ボール製桁材（ １ ） （ １ ） … の上下両面に、段ボール製デッキ板（ １ ８ ） （ １ ９ ） が接着されている。

前記桁材（ １ ） は、図２ に示すように、一つの基板（ ５ ） を共通にしかつ互いの内側板どうしが重合されてなる第１ 角筒部（ ３ ） と第２ 角筒部（ ４ ） とからなる本体（ ２ ） と、該両角筒部（ ３ ） （ ４ ） を連結させて本体（ ２ ） の角筒形態を保持するための連結補強片（ ２ １ ） （ ２ １ ） とが、第８ 図及び第９ 図に示すような組立操作を経て組み合わされてなるものである。この桁材（ １ ） 及び連結補強片（ ２ １ ） （ ２ １ ） は、厚さ７ ｍ ｍ の複々両面段ボールから形成され、デッキ板（ １ ８ ） （ １ ９ ） は、厚さ１ ０ ｍ ｍ の複々両面段ボールから形成されている。この発明において、段ボールの種類、厚さは特にこれに限定されるものではない。

図６ は、桁材本体（ ２ ） の展開状態の平面図を示すもので、基板（ ５ ） の一側縁から、第１ 角筒部（ ３ ） を構成する外側板（ ６ ） 、天板（ ７ ） 及び内側板（ ８ ） が、順次、折目（ ａ ） （ ｂ ） （ ｃ ） を介して連設される一方、基板（ ５ ） の他側縁からは、第２ 角筒部（４ ） を構成する外側板（ ６ ） 、天板（ ７ ） 及び内側板（ ８ ） が、順次、折目（ ａ ） （ ｂ ）（ ｃ ） を介して連設されている。

前記両角筒部（ ３ ） （ ４ ） の各外側板（ ６ ） の両端には折目（ ｄ ） （ ｄ ） を介して第１内方折り込み片（ １ １ ） （ １ １ ） が連設されている。各第１ 内方折り込み片（ １ １ ） の遊端部は、上半部に切欠部（ １ １ ａ ） が設けられることにより、下半部が突出した係合部（１ １ ｂ ） となされている。

一方、両角筒部（ ３ ） （ ４ ） の各内側板（ ８ ） の両端には折目（ ｅ ） （ ｅ ） を介して第２ 内方折り込み片（ １ ２ ） （ １ ２ ） が連設されている。各第２ 内方折り込み片（ １ ２ ） は、第１ 内方折り込み片（ １ １ ） と対称的に遊端部の上半部が係合部（ １ ２ ｂ ） 、下半部が切欠部（ １ ２ ａ ） となされている。

前記各内側板（ ８ ） は、その下縁中間部に一対の連結補強片係止用切欠部（ ９ ） （ ９ ）が高さ方向に沿って設けられると共に、一対の連結補強片係止用切欠部（ ９ ） （ ９ ） 間は、後述する連結補強片（ ２ １ ） （ ２ １ ） の連結基板（ ２ ２ ） の上面に当接するべくその下縁高さ位置は両側よりも高く設定されている。前記連結補強片係止用切欠部（ ９ ） の近傍には、案内用斜辺部（ １ ０ ） が設けられている。

図７ は、一対の連結補強片（ ２ １ ） （ ２ １ ） 及び圧潰防止部の展開状態の平面図を示すもので、連結基板（ ２ ２ ） の対向側縁から折目（ ｆ ） （ ｆ ） を介して一対の連結補強片（２ ２ ） （ ２ ２ ） が連設されると共に、その左右両側縁から折目（ ｇ ） （ ｇ ） を介して圧潰防止部としての舌状片（ ２ ３ ） （ ２ ３ ） が連設されている。

各連結補強片（ ２ １ ） は、両側縁が対応する両角筒部外側板（ ６ ） （ ６ ） の内面に当接する大きさに設定されると共に、上端部中央に角筒部内側板係止用切欠部（ ２ ４ ） が縦方向に設けられている。該角筒部内側板係止用切欠部（ １ ４ ） の上縁近傍には案内用斜辺部（ ２ ５ ） （ ２ ５ ） が設けられ、角筒部内側板（ ８ ） を該切欠部（ ２ ４ ） に係止させやすくなされている。

前記圧潰防止部としての各舌状片（ ２ ３ ） は、図３ に示すように、桁材（ １ ） の組立状態において、その先端が対応する内側板（ ８ ） に当接し、同じ角筒部（ ３ ） （ ４ ） 内にある舌状片（ ２ ３ ） （ ２ ３ ） は、その先端部どうしが干渉し合あう大きさに設定されている。また、その下縁は、図４ に示すように、前記連結基板（ ２ ２ ） （ ２ ２ ） に当接するものと設定されている。この舌状片（ ２ ３ ） の上縁にも前記案内用斜辺部（ ２ ５ ） と同様に、前記角筒部内側板（ ８ ） を前記切欠部（ ２ ４ ） に係止させやすくするための案内用斜辺部（ ２ ６ ） が設けられている。

上記展開状態から、桁材（ １ ） を所期する角筒形態に組み立てるに際しては、先ず、連結基板（ ２ ２ ） により連結された一対の連結補強片（ ２ １ ） （ ２ １ ） を連結基板（ ２ ２ ）から起立させると共に、各舌状片（ ２ ３ ） （ ２ ３ ） （ ２ ３ ） （ ２ ３ ） を内側に折り曲げ、一つの連結補強片（ ２ １ ） の半体と、その側縁から内側に折り曲げられた舌状片（ ２ ３ ）と、他の一つの連結補強片（ ２ １ ） の半体及びその側縁から内側に折り曲げられた舌状片（ ２ ３ ） とが、平面視Ｍ 字状を呈するものとする。この平面視Ｍ 字状は、桁材組立完了後の図３ に示す断面図においてより一層明らかになる。

次に、前記一対の連結補強片（ ２ １ ） （ ２ １ ） 及び舌状片（ ２ ３ ） （ ２ ３ ） とのＭ 字状を保持したまま、図８ に示すように、それらを第１ 角筒部（ ３ ） の内側板（ ８ ） に嵌め合わせる。すなわち、第１ 角筒部（ ３ ） の連結補強片係止用切欠部（ ９ ） （ ９ ） と連結補強片（ ２ １ ） の角筒部内側板係止用切欠部（ ２ ４ ） （ ２ ４ ） とを合致させるように嵌め合わせて、連結補強片（ ２ １ ） （ ２ １ ） と第１ 角筒部（ ３ ） の内側板（ ８ ） とを連結するのである。

このようにして、連結された連結補強片（ ２ １ ） （ ２ １ ） と第１ 角筒部（ ３ ） とを、第９ 図に示すように、桁材基板（ ５ ） 上に折り返して載置する。その後、第２ 角筒部（ ４ ）の所要部位を折り曲げて、内側板（ ８ ） の連結補強片係止用切欠部（ ９ ） （ ９ ） と連結補強片（ ２ １ ） の角筒部内側板係止用切欠部（ ２ ４ ） （ ２ ４ ） とを合致させるように嵌め合わせて、第１ 角筒部（ ３ ） の天板（ ７ ） と第２ 角筒部（ ４ ） の天板（ ７ ） とを面一とする。

最後に、各第１ 内方折り込み片（ １ １ ） … 及び第２ 内方折り込み片（ １ ２ ） … を角筒部（ ３ ） （ ４ ） の端部内に折り返して、両内方折り込み片（ １ １ ） （ １ ２ ） の係合部（ １ １ｂ ） （ １ ２ ｂ ） を他方の内方折り込み片（ １ ２ ） （ １ １ ） に係合させる。この折り返しをもう少し詳しく説明すると、例えば、先ず第１ 内方折り返し片（ １ １ ） を角筒部（ ３ ） 端部内に折り返した後に、続いて第２ 内方折り返し片（ １ ２ ） を同じ角筒部（ ３ ） 端部内に折り返して行く。第２ 内方折り返し片（ １ ２ ） を内方に折り返して行くと、その遊端部が先に内方に折り返された第１ 内方折り返し片（ １ １ ） に当接し、第１ 内方折り返し片（ １１ ） の抵抗を受けることになる。その抵抗に抗して第２ 内方折り返し片（ １ ２ ） をさらに強く内方に押圧すると、相対的に互いの係合部（ １ １ ｂ ） （ １ ２ ｂ ） が相手方の切欠部（１ ２ ａ ） （ １ １ ａ ） を乗り越えて相手方の折り返し片（ １ ２ ） （ １ １ ） の裏側に位置することになる。この位置において、両内方折り返し片（ １ １ ） （ １ ２ ） はロック状態となり、桁材（ １ ） の組立が完了する。

桁材（ １ ） は、両角筒部（ ３ ） （ ４ ） の両端部内方に折り返されかつロック状態にある内方折り返し片（ １ １ ） （ １ ２ ） … が存在することにより、角筒部天板（ ７ ） が補強片から離脱しようとるす上方への動き、すなわち角筒部天板（ ７ ） の浮き上がりが確実に防止される。従って、その浮き上がり防止のために、両角筒部（ ３ ） （ ４ ） の内側板（ ８ ） （８ ） どうしを接着する手間も省ける。

そして、このようにして組み立てられた所要個数の桁材（ １ ） （ １ ） … の上面に上デッキ板（ １ ８ ） を接着し、下面に下デッキ板（ １ ９ ） を接着することにより、図１ に示す所期する段ボールパレット（ Ａ ） が得られるのである。この接着時に、桁材角筒部天板（ ７） （ ７ ） が不本意に浮き上がることがないので、上デッキ板（ １ ８ ） の接着も行いやすい。

この実施形態の段ボールパレットは、高さ９ ５ ｍ ｍ の桁材（ １ ） １ ６ 個が、縦１ １ ０ ０ｍ ｍ × 横１ １ ０ ０ ｍ ｍ の上下両デッキ板（ １ ８ ） （ １ ９ ） 間に配置されてなるもので、桁材（ １ ） （ １ ） … の配置態様は、図１ に示すとおりである。

而して、この段ボールパレット（ Ａ ） の圧縮強さを評価するために、内方折り返し片を有しない点のみを除いて、上下両デッキ板の大きさ及び素材、桁材の大きさ、素材及び上下両デッキ板間における配置態様が全く同一の段ボールパレットを作製し、これを従来品として比較試験を行ったところ、本願発明の実施形態の段ボールパレットは、格段の圧縮強さを有していることが明らかになった（ 表１ ） 。

この比較試験は、段ボールパレットを圧縮変形させるのに、どの位の荷重を要するもの
であるのかを測定する試験であり、日本工業規格（ Ｊ Ｉ Ｓ ） Ｚ ０ ２ １ ２ ： １ ９ ９ ８ に規定されている圧縮試験方法に基づくものである。

この比較試験における 初期荷重は、２ ０ ０ Ｎ （ ２ ０ ． ４ ｋ ｇ ｆ ） 、最大荷重がかかるまでの時間は５ 分３ ０ 秒前後である。

以上のように、この発明に係る段ボールパレットは、耐圧強度が向上すると共に、桁材
の高さ方向の段ボール裁断面の一部が露出されなくなって耐水性が向上することにより、
段ボール裁断面からの吸水による耐圧強度の低下を防止でき、使用範囲が広がる。

Claims (5)

1. 段ボールから作製された複数個の桁材（１）（１）…の少なくとも上面にデッキ板（１８）（１９）が固定載置され、
   前記桁材（１）は、一つの基板（５）を共通にしかつ互いの内側板（８）（８）どうしが重合されてなる第１角筒部（３）と第２角筒部（４）とからなる本体（２）と、該両角筒部（３）（４）を連結させて本体（２）の角筒形態を保持する連結補強片（２１）（２１）とを備え、
   前記各連結補強片（２１）は、その両側縁が対応する両角筒部外側板（６）（６）の内面に当接する大きさに設定されると共に両側縁に圧潰防止部（２３）（２３）が設けられてなる段ボールパレットにおいて、
   前記両角筒部内側板（６）及び外側板（８）の端部に内方折り込み片（１１）（１２）が連設され、各内方折り込み片（１１）（１２）は、内方へ折り込まれた状態のもとでその上下両縁が対応する角筒部の基板（５）又は天板（７）に当接すると共に、対向位置にある内方折り込み片（１２）（１１）と互いに干渉し合ってその折り込み状態が保持されるものとなされていることを特徴とする段ボールパレット。
2. 前記内方折り込み片（１１）（１２）は、その先端部に対向位置にある内方折り込み片（１１）（１２）に係合する係合部（１１ｂ）（１２ｂ）が設けられている請求項１に記載の段ボールパレット。
3. 前記圧潰防止部（２３）は、その下縁が前記桁材（１）の基板（５）に直接的又は間接的に当接するものと設定されてなる請求項１又は請求項２に記載の段ボールパレット。
4. 前記圧潰防止部が、各連結補強片（２１）（２１）の側縁から折目（ｇ）（ｇ）（ｇ）（ｇ）を介して連設されると共に内側板（８）（８）に向かって斜めに突出しかつ内側板（８）（８）に当接する舌状片（２３）（２３）（２３）（２３）からなり、
   各舌状片（２３）は、下端が前記桁材（１）の基板（５）に直接的又は間接的に当接すると共に、同じ角筒部（３）（４）内にある舌状片（２３）（２３）（２３）（２３）は、その先端部どうしが干渉し合あう大きさに設定されてなる請求項１ないし請求項３のいずれかに記載の段ボールパレット。
5. 前記一対の連結補強片（２１）（２１）は、下縁どうしが連結基板（２２）を介して連結されてなる請求項１ないし請求項４のいずれかに記載の段ボールパレット。

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