JP4353330B2 - 半導体装置および半導体チップ - Google Patents

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Description

本発明は、半導体装置および半導体チップに関し、特に、複数の半導体チップを搭載し、複数の半導体チップからデータ信号とデータ信号の出力タイミングを表すデータストローブ信号とを出力する半導体装置および半導体装置における半導体チップに関する。
DDR SDRAM(Double Data Rate Synchronous Dynamic Random Access Memory)は、回路間の同期を取るためのクロック信号の立ち上がり時と立ち下がり時の両方でデータの読み書きを行うことができる高速なデータ転送機能を持ったSDRAMである。DDR SDRAMは、外部クロック信号の2倍の周波数でデータの入出力を行うタイミングを知らせるために、データストローブ(DQS)信号を用いている。データストローブ信号DQSは、双方向のストローブ信号であって、リード/ライト動作時にデータ入出力の動作基準クロックとして機能する。リード動作では、データストローブ信号DQSのエッジとリードデータのエッジは一致するので、DDR SDRAMからリードデータを受け取る場合、受け取ったデータストローブ信号DQSをリードデータの中央まで、内部で遅らせるようにする。
DDR SDRAMがアクティブ状態のときにリードコマンド(READ)を受け取ると、データストローブ信号DQSは、ハイインピーダンス(中間レベル)からローレベルに変化する。このローレベルの期間がデータラッチタイミングの準備期間となるプリアンブルである。プリアンブルは、最初のデータが出力される約1クロック前に生ずる。プリアンブルに続いて、データストローブ信号DQSは、データ入出力端子(DQ)上に有効なデータ信号が在る期間、クロック信号と同一の周波数でトグル(交番)する。最後のデータが転送された後のローレベルの期間がポストアンブルである。ポストアンブルは、最後のデータ信号のエッジから約1/2クロックの間生ずる。
ところで、近年のモバイル機器等の多機能化、高機能化に伴い、搭載されるDDR DRAMの大容量化、小型化が要求されている。このため、実装面積をより小さいものにする必要があり、DDR DRAMのパッケージサイズも小型化が求められる。また、同容量のDDR DRAMを2枚以上同じパッケージ内に実装するMCP(multi chip package)化によって、大容量かつ低実装面積となる半導体装置が実現されている。このような半導体装置では、複数のDDR DRAMが並列接続され、多くの入出力信号線の共通接続がなされる。
例えば特許文献1には、入出力同期信号端子または出力同期信号端子を有する半導体チップを複数個組み入れた半導体装置が記載されている。この半導体装置は、チップ単体のDQS出力回路に出力回路の出力を常にハイインピーダンスにするオプション機能(ボンディングオプションチップ・ヒューズオプション等)を組み込んでいる。この機能によって、複数個の半導体チップのDQS端子を共通接続したとき、共通接続した中の1つのチップのみが正常にDQS信号を出力し、残りのDQS端子をハイインピーダンスにする。これによって、DQS端子を介して電源/グランド間に貫通電流が流れることを防ぐものである。
さらに、DDR DRAMの使用にあたって、例えば読み出しスピードに関し、より高速化が求められている。このため、なるべく無駄な動作をなくすように、さまざまな提案がされている。例えば、特許文献2には、メモリ(特にDDR−SDRAM、DDR2−SDRAM)とメモリコントローラLSIとの間における読出しデータの転送に際して、読出しデータのグリッチノイズ耐性を向上し、かつ、メモリとメモリコントローラLSIとの間の物理的な配置関係の制限を緩和できるメモリインタフェース制御回路が開示されている。
特開2006−24663号公報 特開2006−260322号公報
ところで、特許文献1に記載の半導体装置は、複数個の半導体チップのDQS端子から同一タイミングでDQS信号が出力される場合におけるDQS信号の衝突防止に適用される。このような半導体装置は、複数個の半導体チップのデータ出力が分離される場合に有効であって、具体的にはワード幅方向に異なる半導体チップを接続する場合に有効である。
これに対し、アドレス方向に異なる複数個の半導体チップを共通接続する場合には、単純に1つのチップのみが正常にDQS信号を出力し、残りのDQS端子をハイインピーダンスにしたのでは、適切に動作させることができない。すなわち、DDR DRAMのデータストローブ信号は、データ信号の出力タイミングと同期を取るために、データ出力の1クロック前からローレベルとして、レシーバに対してデータラッチタイミングの準備期間である旨を知らせるようにしている(プリアンブル)。DDR DRAMのチップを2個以上使用してMCPを構成し、チップ間でリードコマンドを連続で入力した場合、先にリードコマンドが入力されたチップからDQS信号が出力される。しかし、バーストデータの最後から2アドレス分のデータ出力用のDQS信号がハイレベルとなるタイミングと、後から入力したリードコマンドによって、DQS信号がローレベル(プリアンブル)となるタイミングとが同じタイミングとなって、2つのチップのDQS出力ドライバに逆極性のデータ同士が同時に出てしまうことになる。
このときのタイミングチャートを図14に示す。ここでは、CASレイテンシ3でかつバースト動作4とした場合を示す。タイミングt1における第1のチップのリードコマンドに対し、第1のチップのDQS信号は、タイミングt3でプリアンブルを出力し、タイミングt4、t5でデータ出力(DQ)に応じてトグルする。一方、タイミングt3における第2のチップのリードコマンドに対し、第2のチップのDQS信号は、タイミングt5でプリアンブルを出力する。したがって、タイミングt5のA部において、第1のチップのDQS信号がハイレベルとなるタイミングと、第2のチップのDQS信号がローレベル(プリアンブル)となるタイミングと一致してしまうこととなる。このため、逆極性となるDQS信号同士が同時に出力され、DQS信号の衝突による半導体装置の電流増加や、DQS信号のレベルの不安定動作を引き起こしてしまう虞がある。
そこでデータの衝突を避けるためには、図15に示すように、後のリードコマンドを、タイミングt4で出力するように1クロック以上ウエイトさせるようにする。この場合、タイミングt5におけるDQS信号がハイレベルとなるタイミングと、タイミングt6におけるDQS信号がローレベルとなるタイミング(プリアンブル)とは、分離されるため、DQS信号同士の衝突は生じない。しかし、データの出力において、ウエイトのためのタイミングt6における無駄な時間が生じ、高速に動作させることができない。
したがって、本発明の目的は、データストローブ信号同士の衝突による回路電流の増加やデータストローブ信号のレベルの不安定動作を起こすことなく高速に動作する半導体装置および半導体チップを提供することにある。
本発明の1つのアスペクトに係る半導体装置は、複数の半導体チップを搭載し、複数の半導体チップからデータ信号とデータ信号の出力タイミングを表すデータストローブ信号とを出力する半導体装置であって、一の半導体チップは、他の半導体チップがリード状態であるか否かを判定し、他の半導体チップがリード状態である場合には、他の半導体チップが出力するデータストローブ信号におけるポストアンブルの期間に対し、出力するデータストローブ信号におけるプリアンブル期間の後半部を一致させると共にプリアンブル期間の前半部をハイインピーダンス状態とするようにデータストローブ信号の出力を制御するストローブ信号制御部を備える。
本発明の他のアスペクトに係る半導体チップは、データ信号とデータ信号の出力タイミングを表すデータストローブ信号とを出力する半導体チップであって、並列接続される他の半導体チップがリード状態にあるか否かを判定し、他の半導体チップがリード状態である場合には、他の半導体チップが出力するデータストローブ信号におけるポストアンブルの期間に対し、出力するデータストローブ信号におけるプリアンブル期間の後半部を一致させると共にプリアンブル期間の前半部をハイインピーダンス状態とするようにデータストローブ信号の出力を制御するストローブ信号制御部を備える。
本発明の半導体チップにおいて、ストローブ信号制御部は、コマンド入力信号を入力して自半導体チップへのリードコマンドであるか否かを判定し、自半導体チップへのリードコマンドである場合に第1のリードコマンド信号を出力する第1のコマンド判定入力回路と、バーストイネーブル信号は、データストローブ信号送出状況を表す信号であって、他の半導体チップにおけるバーストイネーブル信号と第1のリードコマンド信号とがアクティブである場合には、自半導体チップにおけるバーストイネーブル信号をアクティブにするタイミングを所定量遅らせるように制御する第1のバーストカウンタ回路と、自半導体チップにおけるバーストイネーブル信号のアクティブ期間に対応してプリアンブルとプリアンブルに引き続いてクロック信号に同期する信号とをデータストローブ信号として出力するDQS制御回路と、を備えてもよい。
本発明の半導体チップにおいて、ストローブ信号制御部は、DQS制御回路の出力をバッファリングして出力するDQS入力回路をさらに備え、他の半導体チップにおけるバーストイネーブル信号は、DQS入力回路の出力信号とされてもよい。
本発明の半導体チップにおいて、ストローブ信号制御部は、コマンド入力信号を入力して他の半導体チップへのリードコマンドであるか否かを判定し、他の半導体チップへのリードコマンドである場合に第2のリードコマンド信号を出力する第2のコマンド判定入力回路と、第2のリードコマンド信号を入力して所定のクロック数に相当する期間、第2のバーストイネーブル信号をアクティブにする第2のバーストカウンタ回路と、をさらに備え、他の半導体チップにおけるバーストイネーブル信号は、第2のバーストイネーブル信号とされてもよい。
本発明の半導体チップにおいて、ストローブ信号制御部は、他の半導体チップからのバーストイネーブル信号を受け、バーストイネーブル信号に応じて出力開始タイミングを制御するようにしてもよい。
本発明の半導体チップにおいて、ストローブ信号制御部は、他の半導体チップのデータストローブ信号を受け、他の半導体チップのデータストローブ信号に応じて出力開始タイミングを制御するようにしてもよい。
本発明の半導体装置において、複数の半導体チップと、該複数の半導体チップを搭載する基板と、該基板から該複数の半導体チップの選択信号を配信する配線と、を備えてもよい。
本発明によれば、他の半導体チップがリード状態であることを判定し、当該他の半導体チップがリード状態であった場合には、データストローブ信号の出力動作を遅延させる。この遅延によって、チップ間のデータストローブ信号の出力用のドライバにおいて、レベルが逆となるデータが同時に出ることがなくなる。したがって、データストローブ信号同士の衝突による回路電流の増加やデータストローブ信号のレベルの不安定動作を起こすことなく高速に動作させることができる。
本発明の実施形態に係る半導体チップ(例えばDDR SDRAM)は、データ信号(図1のDQ)とデータ信号の出力タイミングを表すデータストローブ信号(図1のDQS)とを出力する。或る一つの半導体チップ(図1の11a)は、並列接続される他の半導体チップ(図1の11b)がリード状態にあるか否かを判定し、当該他の半導体チップがリード状態である場合には、データストローブ信号の出力開始タイミングを遅延させるストローブ信号制御部(図1の15a)を備える。ストローブ信号制御部は、他の半導体チップが出力するデータストローブ信号におけるポストアンブルの期間に対し、出力するデータストローブ信号におけるプリアンブル期間の後半部を一致させるように出力開始タイミングを制御する。さらに、半導体装置(MCP)は、複数の半導体チップと、複数の半導体チップを搭載する基板(図1の10a)と、基板から複数の半導体チップの選択信号を配信する配線と、を備える。
このような構成の半導体装置は、2以上の半導体チップを使用したMCPの場合に、相手のリードコマンドが入っていることを把握し、自分のコマンドが相手コマンドからバースト長と同じクロック数であった場合、データストローブ信号を半クロック遅延させる機能を有する。この遅延機能によって、リードコマンド間を気にせず通常の1チップと同じタイミングでリードコマンドを入力できるようになる。例えば、半導体チップ(図1の11b)側のバーストデータの最後から2アドレス分のデータストローブ信号がハイレベルとなる出力クロックタイミングと、後から入力した半導体チップ(図1の11a)側のリードコマンドによって、データストローブ信号がローレベル出力となるクロックタイミングとが同じタイミングとなってしまっても、2つのチップ間のデータストローブ信号用の出力ドライバにレベルが逆となるデータが同時に出ることはない。したがって、データストローブ信号同士の衝突による回路電流の増加やデータストローブ信号のレベルの不安定動作を起こすことがない。また、半導体チップ(図1の11b)のデータストローブ信号の出力に引き続いて、半導体チップ(図1の11a)のデータストローブ信号が交番するように出力される。したがって、データストローブ信号が時間的に連続するので、高速に動作させることができる。以下、本発明の実施例について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施例に係る半導体装置の構成を示すブロック図である。図1(B)において、半導体装置は、基板10a上にRAM11a、11bを備える。RAM11a、11bは、図1(A)に示すような同一の構成のDDR SDRAM等であって、ストローブ信号制御部15a、メモリアレイ&制御部16、データ入出力部17を備える。また、RAM11a、11bは、図1(B)に示すように基板10aからボンディングワイヤによって各種信号に対する配線が共通になされる。ただし、チップセレクト信号CSB1、CSB2に係る配線だけは、RAM11aとRAM11bとで互いに入れ替わるように配線される。
メモリアレイ&制御部16は、RAM11a、11bの中枢を成し、クロック信号CLK、CLKB、コマンド入力信号RAS、CAS、WE、チップセレクト信号CSB1、CSB2を元に動作する。RAM11a、11bがライトモードである場合には、アドレス信号ADRに対応するメモリアレイにデータ信号DQの内容をデータ入出力部17を介して記憶する。また、リードモードである場合には、アドレス信号ADRに対応するメモリアレイに記憶されているデータをデータ入出力部17を介してデータ信号DQとして出力する。なお、メモリアレイ&制御部16、データ入出力部17は、DDR DRAM等においてよく知られた内容であるので、詳細の説明を省略する。
図2は、ストローブ信号制御部15aの構成を示すブロック図である。ストローブ信号制御部15aは、データ信号DQの出力タイミングを表すデータストローブ信号DQSを生成する回路であって、コマンド入力判定回路21a、21b、バーストカウンタ回路22a、22b、DQS制御回路23を備える。なお、ストローブ信号制御部は、RAMがライトモードである場合に、外部からデータストローブ信号DQSを入力するが、この場合の機能は、本発明と無関係であるので、説明を省略する。
コマンド入力判定回路21aは、クロック信号CLK、コマンド入力信号RAS、CAS、WE、チップセレクト信号CSB1を入力し、入力信号が所定の条件を満たすときにリード状態であることを示すリードコマンド信号RE1をバーストカウンタ回路22aに出力する。また、コマンド入力判定回路21bは、クロック信号CLK、コマンド入力信号RAS、CAS、WE、他のチップのチップセレクト信号CSB2を入力し、入力信号が所定の条件を満たすときにリード状態であることを示すリードコマンド信号RE2をバーストカウンタ回路22bに出力する。
バーストカウンタ回路22bは、クロック信号CLKとリードコマンド信号RE2とを入力し、リードコマンド信号RE2がアクティブである場合に、所定のクロック数に相当する時間アクティブとなったバーストイネーブル信号BSTE2をバーストカウンタ回路22aに出力する。バーストカウンタ回路22aは、クロック信号CLK、リードコマンド信号RE1、バーストイネーブル信号BSTE2を入力し、リードコマンド信号RE1がアクティブである場合に、所定のクロック数に相当する時間アクティブとなったバーストイネーブル信号BSTE1をDQS制御回路23に出力する。この時、バーストイネーブル信号BSTE2がアクティブである場合には、バーストイネーブル信号BSTE1のアクティブ開始を所定量(半クロック相当)遅らせるようにする。
DQS制御回路23は、クロック信号CLKと、クロック信号CLKと逆相となるクロック信号CLKBと、バーストイネーブル信号BSTE1とを入力し、バーストイネーブル信号BSTE1のアクティブ期間に対応してデータストローブ信号DQSを出力する。
図3は、コマンド入力判定回路21a、21bの回路図である。図3において、コマンド入力判定回路21a(21b)は、レジスタ回路に相当するDフリップフロップ回路FF11〜FF14、インバータ回路INV1、INV2、4入力のAND回路AND1を備える。Dフリップフロップ回路FF11〜FF14は、それぞれクロック端子にクロック信号CLKを入力すると共に、D端子にコマンド入力信号RAS、CAS、WE、チップセレクト信号CSB1(CSB2)を入力する。AND回路AND1のそれぞれの入力には、Dフリップフロップ回路FF11のQ端子、Dフリップフロップ回路FF12のQ端子を反転するインバータ回路INV1の出力端子、Dフリップフロップ回路FF13のQ端子、Dフリップフロップ回路FF14のQ端子を反転するインバータ回路INV2の出力端子を接続する。AND回路AND1の出力端子から出力されるリードコマンド信号RE1(RE2)は、コマンド入力信号RAS、CAS、WE、チップセレクト信号CSB1(CSB2)がそれぞれHレベル、Lレベル、Hレベル、Lレベルである時、クロック信号CLKの立ち下がりに同期し、アクティブであることを示すHレベルとなる。
図4は、バーストカウンタ回路22aの回路図である。図4において、バーストカウンタ回路22aは、Dフリップフロップ回路FF21〜FF24、2入力のNAND回路NAND1、NAND2、2入力のNOR回路NOR1〜NOR4、遅延回路DL1、DL2を備える。Dフリップフロップ回路FF21〜FF24は、それぞれクロック端子にクロック信号CLKを入力し、Dフリップフロップ回路FF21のD端子にリードコマンド信号RE1を入力する。Dフリップフロップ回路FF21〜FF24は、縦続接続され、Dフリップフロップ回路FF24のQ端子は、NOR回路NOR2の入力の一端に接続される。Dフリップフロップ回路FF21のQ端子は、遅延回路DL2を介してNOR回路NOR1の入力の一端に接続される。NOR回路NOR1の出力は、NOR回路NOR2の入力の他端に接続され、NOR回路NOR2の出力は、NOR回路NOR1の入力の他端に接続され、NOR回路NOR1、NOR2は、RSフリップフロップ回路を構成する。
また、2入力のNAND回路NAND1は、一端にバーストイネーブル信号BSTE2を入力し、他端にクロック信号CLKBを入力し、出力を遅延回路DL1を介してNAND回路NAND2の入力の一端に接続する。NAND回路NAND2は、他端にクロック信号CLKBを入力し、出力をNOR回路NOR3の入力の一端に接続する。NOR回路NOR1の出力は、NOR回路NOR4の入力の一端に接続される。NOR回路NOR4の出力は、NOR回路NOR3の入力の他端に接続され、NOR回路NOR3の出力は、NOR回路NOR4の入力の他端に接続され、NOR回路NOR3、NOR4は、RSフリップフロップ回路を構成する。NOR回路NOR4の出力は、バーストイネーブル信号BSTE1を出力する。
図5は、バーストカウンタ回路22bの回路図である。図5において、バーストカウンタ回路22bは、Dフリップフロップ回路FF31〜FF34、2入力のNOR回路NOR5、NOR6、インバータ回路INV3、遅延回路DL3を備える。Dフリップフロップ回路FF31〜FF34は、それぞれクロック端子にクロック信号CLKを入力し、Dフリップフロップ回路FF31のD端子にリードコマンド信号RE2を入力する。Dフリップフロップ回路FF31〜FF34は、縦続接続され、Dフリップフロップ回路FF34のQ端子は、NOR回路NOR6の入力の一端に接続される。Dフリップフロップ回路FF31のQ端子は、遅延回路DL3を介してNOR回路NOR5の入力の一端に接続される。NOR回路NOR5の出力は、NOR回路NOR6の入力の他端に接続され、NOR回路NOR6の出力は、NOR回路NOR5の入力の他端に接続され、NOR回路NOR5、NOR6は、RSフリップフロップ回路を構成する。NOR回路NOR5の出力は、インバータ回路INV3を介してバーストイネーブル信号BSTE2を出力する。
図6は、DQS制御回路23の回路図である。図6において、DQS制御回路23は、DQSカウンタCNT、NAND回路NAND3、NOR回路NOR7、インバータ回路INV4、PチャネルトランジスタPM1、NチャネルトランジスタNM1を備える。DQSカウンタCNTは、クロック信号CLK、CLKBを入力し、バーストイネーブル信号BSTE1がハイレベルである期間のクロック数をカウントして、所定数に達したならば、ハイレベルをNAND回路NAND3およびNOR回路NOR7の一端に出力する。NAND回路NAND3の他端には、バーストイネーブル信号BSTE1が入力される。NOR回路NOR7の他端には、インバータ回路INV4を介してバーストイネーブル信号BSTE1が入力される。NAND回路NAND3の出力端は、ソースが電源VCCに接続されるPチャネルトランジスタPM1のゲートに接続される。NOR回路NOR7の出力端は、ソースが接地されるNチャネルトランジスタNM1のゲートに接続される。PチャネルトランジスタPM1のドレインとNチャネルトランジスタNM1のドレインとは、共通とされ、データストローブ信号DQSを出力する。DQS制御回路23は、バーストイネーブル信号BSTE1がローレベルである時、出力がハイインピーダンスとなり、バーストイネーブル信号BSTE1がハイレベルである時、DQSカウンタCNTの出力をバファリングして出力する。
次に、以上のように構成される半導体装置の動作について説明する。図7は、RAM11a側のタイミングチャートである。図8は、RAM11b側のタイミングチャートである。図7、図8は、CASレイテンシ3でかつバースト動作4とした場合を示す。また、タイミングt1において、RAM11bは、非選択のアイドル状態であり、RAM11a側にリードコマンドが入力され、タイミングt3でRAM11b側にリードコマンドが入力された場合を示す。リードコマンドが入力される場合のコマンド入力は、コマンド入力信号RASがハイレベル、コマンド入力信号CASがローレベル、コマンド入力信号WEがハイレベルである。
タイミングt1において、チップセレクト信号CSB1がローレベルになることでRAM11a側は、リードコマンドを実行する。クロック信号CLKがハイレベルになることでRAM11aのコマンド入力判定回路21aにおいて、Dフリップフロップ回路FF11〜FF14のそれぞれのD端子の信号がラッチされ、AND回路AND1の入力には、すべてハイレベルが入力され、リードコマンド信号RE1がハイレベル(アクティブ)となる。一方、チップセレクト信号CSB2がハイレベルであるために、コマンド入力判定回路21bのリードコマンド信号RE2は、ローレベルのままである。したがって、バーストカウンタ回路22bは動作せず、バーストイネーブル信号BSTE2は、ローレベルのままである。
次に、リードコマンド信号RE1が入力されるバーストカウンタ回路22aは、タイミングt2でDフリップフロップ回路FF21の出力がハイレベルとなる。そして、バーストイネーブル信号BSTE2がローレベルであるので、遅延回路DL2におけるディレイ時間経過後、バーストイネーブル信号BSTE1は、ハイレベル(アクティブ)となる。
タイミングt3において、相手のRAM11b側にリードコマンドが入力される。タイミングt1、t2と同様に、タイミングt4においてバーストイネーブル信号BSTE2がハイレベル(アクティブ)となる。しかし、バーストイネーブル信号BSTE1は、すでにハイレベルとなっているため、NOR回路NOR3、NOR4で構成されるRSフリップフロップ回路は、動作せず、バーストイネーブル信号BSTE1は、ハイレベルを維持する。
Dフリップフロップ回路FF21〜FF24が4段直列に接続されているため、バーストイネーブル信号BSTE1には、タイミングt5で最終段のDフリップフロップ回路FF24の出力がハイレベルとなる。これによってNOR回路NOR1の出力は、ハイレベルに変化し、バーストイネーブル信号BSTE1は、ローレベルとなる。なお、このレジスタの段数(Dフリップフロップ回路の数)は、CASレイテンシ3でかつバースト動作4とした場合のデータストローブ信号DQSにおける動作タイミング設定のために4段としてある。
さらに、バーストイネーブル信号BSTE1を入力するDQS制御回路23は、データストローブ信号DQSの出力コントロール信号として、バーストイネーブル信号BSTE1を用いている。このため、データストローブ信号DQS出力用のPチャネルトランジスタPM1およびNチャネルトランジスタNM1は、バーストイネーブル信号BSTE1がハイレベルになったタイミングからDQSカウンタCNTの出力によって出力が制御される。この出力であるデータストローブ信号DQSは、バーストイネーブル信号BSTE1がハイレベルになってからのクロック信号CLK、CLKBによって同期が取られ、バーストイネーブル信号BSTE1がハイレベルとなっているタイミングt3においてローレベル(プリアンブル)となり、タイミングt4〜t5の間、ハイレベルおよびローレベルと変化(交番)し、データ信号DQの同期信号として機能する。
そして、タイミングt5において、バーストイネーブルBSTE1信号が再びローレベルとなるため、データストローブ信号DQS1の出力は、タイミングt5の終わりにおいて再びハイインピーダンス状態となる。このようにRAM11aは、通常のCASレイテンシ通りにデータ出力が開始され、データストローブ信号DQSも従来と同じ動作となる。
次に、図8のタイミング図を用いてRAM11b側の動作を説明する。タイミングt1において、RAM11b側は、非選択のアイドル状態である。RAM11b側では、MCPに組みこまれた相手側のRAM11aがリード状態となっていることを判断するため、チップセレクト信号CSB2を入力とするコマンド入力判定回路21bが先に説明したコマンド入力判定回路21aと同じ動作となる。すなわち、相手側のRAM11aがリードコマンドを受け付けたことを示すRE2信号がハイレベルとなる。
次に、バーストカウンタ回路22bは、先に説明したバーストカウンタ回路22aと同様にタイミングt2においてバーストイネーブル信号BSTE2信号をハイレベルとする。
タイミングt3において、今度は自分自身であるRAM11bにリードコマンドが入力される。この結果、コマンド入力判定回路21aの動作は、先に説明したRAM11aのタイミングt1での動作と同じく、リードコマンド信号RE1がハイレベルになる。
次に、タイミングt4において、バーストカウンタ回路22aが動作することになる。ここで先ほどのRAM11aでの動作と異なる点は、バーストイネーブル信号BSTE2がすでにハイレベルとなっていることである。このため、バーストイネーブル信号BSTE1は、タイミングt4ではハイレベルとなることができず、タイミングt5のクロック信号CLKBがハイレベルとなるまでローレベルのままとなる。そして、クロック信号CLKBがハイレベルとなったタイミングから遅延回路DL2におけるディレイ時間経過後、バーストイネーブル信号BSTE1は、ハイレベルとなる。このディレイ時間は、タイミングt5でRAM11a側のデータストローブ信号DQSがローレベルになる時間よりもRAM11b側のデータストローブ信号DQSのローレベルとなる時間を遅く活性化させるためのものである。RAM11b側のバーストイネーブル信号BSTE1が入力されるDQS制御回路23は、タイミングt5におけるクロック信号CLKBがハイレベルとなるまでデータストローブ信号DQSを出力することがない。したがって、RAM11b側のデータストローブ信号DQSの出力開始は、半クロック分遅くなる。
タイミングt6以降の動作は、RAM11aと同様であって、タイミングt7でバーストイネーブル信号BSTE1がローレベルとなり、タイミングt8でデータストローブ信号DQSの出力は、ハイインピーダンス状態となる。
次に、図15に示す従来と同じタイミングでリードコマンドを入力した場合の動作について説明する。図9は、タイミングt4でリードコマンドがRAM11b側に入力された場合のタイミング図である。
タイミングt3までの動作は、図7と同じとなる。タイミングt4において、RAM11b側にリードコマンドが入力されるため、リードコマンド信号RE2は、図7に比べて1クロック分遅くなる。したがって、バーストイネーブル信号BSTE2もタイミングt5でハイレベルとなる。この時、バーストイネーブル信号BSTE1はローレベルとなる。ここで仮にバーストイネーブル信号BSTE1がDフリップフロップ回路FF31の出力動作よりも遅い場合、バーストイネーブル信号BSTE2の動作がタイミングt6のクロック信号CLKBがハイレベルとなるまで遅延されてしまうため、遅延回路DL3によってレジスタFF31の出力動作時間を遅延させている。これにより、データストローブ信号DQSは、タイミングt6でローレベルを出力し、従来と同様に動作する。
以上のように本実施例の半導体装置は、動作し、タイミングt1でリードコマンドが入力された半導体チップ11aのデータストローブ信号の出力に引き続いて、タイミングt3でリードコマンドが入力された半導体チップ11bのデータストローブ信号が連続して交番するように出力される。この時、データストローブ信号同士の衝突は生じないので、回路電流の増加やデータストローブ信号のレベルの不安定動作を起こすことがない。
図10は、本発明の第2の実施例に係る半導体装置の構成を示すブロック図である。図10において、図1と同一の符号は、同一物を示し、その説明を省略する。図10に示す半導体装置は、基板10b上にRAM12a、12bを備える。RAM12a、12bは、図10(A)に示すような同一の構成のDDR SDRAM等であって、ストローブ信号制御部15b、メモリアレイ&制御部16、データ入出力部17を備える。また、RAM12a、12bは、図10(B)に示すように基板10bからボンディングワイヤによって各種信号に対する配線が共通になされる。ただし、チップセレクト信号CSB1がRAM12aのチップセレクト信号CSBとして与えられ、チップセレクト信号CSB2がRAM12aのチップセレクト信号CSBとして与えられる。なお、RAM12aへのチップセレクト信号CSB1の配線は、RAM12bのダミー端子を経由してなされる。さらに、RAM12a、12bは、信号BSO、BSIを入出力する端子を備え、RAM12aの信号BSOに係る端子とRAM12bの信号BSIに係る端子とが接続され、RAM12aの信号BSIに係る端子とRAM12bの信号BSOに係る端子とが接続される。
図11は、ストローブ信号制御部15bの構成を示すブロック図である。ストローブ信号制御部15bは、コマンド入力判定回路21a、バーストカウンタ回路22a、DQS制御回路23を備える。コマンド入力判定回路21aは、クロック信号CLK、コマンド入力信号RAS、CAS、WE、チップセレクト信号CSBを入力し、入力信号が所定の条件を満たすときにリードコマンド信号RE1をバーストカウンタ回路22aに出力する。バーストカウンタ回路22aは、クロック信号CLK、リードコマンド信号RE1、信号BSI(図2のバーストイネーブル信号BSTE2に相当)を入力し、信号BSO(図2のバーストイネーブル信号BSTE1に相当)をDQS制御回路23に出力する。
これは実施例1で述べたバーストイネーブル信号BSTE1を信号BSOとして図10(B)に示すように出力パッドへ出力させ、MCPにて搭載する相手のチップのバーストイネーブル信号BSTE2として信号BSIを直接バーストカウンタ回路22aに入力させるものである。バーストイネーブル信号BSTE1の動作は、実施例1と同じとなるので、回路動作の説明は省略する。第2の実施例における半導体装置は、チップ間の配線が増えるが、ストローブ信号制御部15bの構成が簡単になる。
図12は、本発明の第3の実施例に係る半導体装置の構成を示すブロック図である。図12において、図1と同一の符号は、同一物を示し、その説明を省略する。図12に示す半導体装置は、基板10c上にRAM13a、13bを備える。RAM13a、13bは、図12(A)に示すような同一の構成のDDR SDRAM等であって、ストローブ信号制御部15c、メモリアレイ&制御部16、データ入出力部17を備える。また、RAM13a、13bは、図12(B)に示すように基板10cからボンディングワイヤによって各種信号に対する配線が共通になされる。ただし、チップセレクト信号CSB1がRAM13aのチップセレクト信号CSBとして与えられ、チップセレクト信号CSB2がRAM13aのチップセレクト信号CSBとして与えられる。なお、RAM13aへのチップセレクト信号CSB1の配線は、RAM13bのダミー端子を経由してなされる。
図13は、ストローブ信号制御部15cの構成を示すブロック図である。ストローブ信号制御部15cは、コマンド入力判定回路21a、バーストカウンタ回路22a、DQS制御回路23、DQS入力回路24を備える。コマンド入力判定回路21aは、クロック信号CLK、コマンド入力信号RAS、CAS、WE、チップセレクト信号CSBを入力し、入力信号が所定の条件を満たすときにリードコマンド信号RE1をバーストカウンタ回路22aに出力する。バーストカウンタ回路22aは、クロック信号CLK、リードコマンド信号RE1、バーストイネーブル信号BSTE2を入力し、バーストイネーブル信号BSTE1をDQS制御回路23に出力する。DQS入力回路24は、RAM13a、13bで共通に接続されて出力されるデータストローブ信号DQSを入力し、バーストイネーブル信号BSTE2としてバーストカウンタ回路22aに出力する。
以上のように構成される半導体装置において、データストローブ信号DQSに関し、RAM13a、13bで共通接続されることを利用し、図2におけるバーストイネーブル信号BSTE2がハイレベルとなっていることと同様の判定をさせる。すなわち、相手のRAMにおけるデータストローブ信号DQSがハイレベルである場合、DQS入力回路24は、バーストイネーブル信号BSTE2としてハイレベルをバーストカウンタ回路22aに出力する。これによって、半導体装置の動作は、図8で説明したのと同じになるため同様の説明を省略する。第3の実施例における半導体装置の利点は、チップ間でバーストイネーブル信号に係る配線を必要とせず、半導体装置の構成が簡単になることである。
以上本発明を上記実施例に即して説明したが、本発明は、上記実施例にのみ限定されるものではなく、本願特許請求の範囲の各請求項の発明の範囲内で当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。
本発明の第1の実施例に係る半導体装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施例に係るストローブ信号制御部の構成を示すブロック図である。 コマンド入力判定回路の回路図である。 第1のバーストカウンタ回路の回路図である。 第2のバーストカウンタ回路の回路図である。 DQS制御回路の回路図である。 本発明の第1の実施例に係る半導体装置における一つのRAMのタイミングチャートである。 本発明の第1の実施例に係る半導体装置における他のRAMのタイミングチャートである。 本発明の第1の実施例に係る半導体装置における一つのRAMの他のタイミングチャートである。 本発明の第2の実施例に係る半導体装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施例に係るストローブ信号制御部の構成を示すブロック図である。 本発明の第3の実施例に係る半導体装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第3の実施例に係るストローブ信号制御部の構成を示すブロック図である。 従来の半導体装置におけるRAMのタイミングチャートである。 従来の半導体装置におけるRAMの他のタイミングチャートである。
符号の説明
10a、10b、10c 基板
11a、11b、12a、12b、13a、13b RAM
15a、15b、15c ストローブ信号制御部
16 メモリアレイ&制御部
17 データ入出力部
21a、21b コマンド入力判定回路
22a、22b バーストカウンタ回路
23 DQS制御回路
24 DQS入力回路
ADR アドレス信号
AND1 AND回路
BSI、BSO 信号
BSTE1、BSTE2 バーストイネーブル信号
CLK、CLKB クロック信号
CNT DQSカウンタ
CSB、CSB1、CSB2 チップセレクト信号
DL1、DL2、DL3 遅延回路
DQ データ信号
DQS データストローブ信号
FF11〜FF14、FF21〜FF24、FF31〜FF34 Dフリップフロップ回路
INV1〜INV4 インバータ回路
NAND1、NAND2、NAND3 NAND回路
NM1 Nチャネルトランジスタ
NOR1〜NOR7 NOR回路
PM1 Pチャネルトランジスタ
RAS、CAS、WE コマンド入力信号
RE1、RE2 リードコマンド信号

Claims (8)

  1. 複数の半導体チップを搭載し、複数の半導体チップからデータ信号とデータ信号の出力タイミングを表すデータストローブ信号とを出力する半導体装置であって、
    一の半導体チップは、他の半導体チップがリード状態であるか否かを判定し、前記他の半導体チップがリード状態である場合には、前記他の半導体チップが出力するデータストローブ信号におけるポストアンブルの期間に対し、出力するデータストローブ信号におけるプリアンブル期間の後半部を一致させると共にプリアンブル期間の前半部をハイインピーダンス状態とするようにデータストローブ信号の出力を制御するストローブ信号制御部を備えることを特徴とする半導体装置。
  2. データ信号とデータ信号の出力タイミングを表すデータストローブ信号とを出力する半導体チップであって、
    並列接続される他の半導体チップがリード状態にあるか否かを判定し、他の半導体チップがリード状態である場合には、前記他の半導体チップが出力するデータストローブ信号におけるポストアンブルの期間に対し、出力するデータストローブ信号におけるプリアンブル期間の後半部を一致させると共にプリアンブル期間の前半部をハイインピーダンス状態とするようにデータストローブ信号の出力を制御するストローブ信号制御部を備えることを特徴とする半導体チップ。
  3. 前記ストローブ信号制御部は、
    コマンド入力信号を入力して自半導体チップへのリードコマンドであるか否かを判定し、自半導体チップへのリードコマンドである場合に第1のリードコマンド信号を出力する第1のコマンド判定入力回路と、
    バーストイネーブル信号は、データストローブ信号送出状況を表す信号であって、前記他の半導体チップにおけるバーストイネーブル信号と前記第1のリードコマンド信号とがアクティブである場合には、自半導体チップにおけるバーストイネーブル信号をアクティブにするタイミングを所定量遅らせるように制御する第1のバーストカウンタ回路と、
    自半導体チップにおけるバーストイネーブル信号のアクティブ期間に対応してプリアンブルとプリアンブルに引き続いてクロック信号に同期する信号とをデータストローブ信号として出力するDQS制御回路と、
    を備えることを特徴とする請求項2記載の半導体チップ。
  4. 前記ストローブ信号制御部は、前記DQS制御回路の出力をバッファリングして出力するDQS入力回路をさらに備え、
    前記他の半導体チップにおけるバーストイネーブル信号は、前記DQS入力回路の出力信号とされることを特徴とする請求項3記載の半導体チップ。
  5. 前記ストローブ信号制御部は、
    前記コマンド入力信号を入力して前記他の半導体チップへのリードコマンドであるか否かを判定し、前記他の半導体チップへのリードコマンドである場合に第2のリードコマンド信号を出力する第2のコマンド判定入力回路と、
    前記第2のリードコマンド信号を入力して所定のクロック数に相当する期間、第2のバーストイネーブル信号をアクティブにする第2のバーストカウンタ回路と、
    をさらに備え、
    前記他の半導体チップにおけるバーストイネーブル信号は、前記第2のバーストイネーブル信号とされることを特徴とする請求項3記載の半導体チップ。
  6. 前記ストローブ信号制御部は、前記他の半導体チップからのバーストイネーブル信号を受け、前記バーストイネーブル信号に応じて前記出力開始タイミングを制御することを特徴とする請求項2記載の半導体チップ。
  7. 前記ストローブ信号制御部は、前記他の半導体チップのデータストローブ信号を受け、前記他の半導体チップのデータストローブ信号に応じて前記出力開始タイミングを制御することを特徴とする請求項2記載の半導体チップ。
  8. 複数の請求項2〜7のいずれか一に記載の半導体チップと、該複数の半導体チップを搭載する基板と、該基板から該複数の半導体チップの選択信号を配信する配線と、を備えることを特徴とする半導体装置。
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