JP4353293B2 - 交流電源装置 - Google Patents

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Description

本発明は、直流電圧をトランスを介して交流電圧に変換し変換された交流電圧を負荷に供給する交流電源装置に関し、特に交流電圧を負荷としての放電灯に供給して放電灯を点灯させる技術に関する。
交流電源装置は、直流電圧をトランスを介して交流電圧に変換するもので、交流電圧により負荷を駆動することができる。この交流電源装置に負荷を接続した装置の一例としては、交流電圧により負荷としての冷陰極放電灯を点灯させる放電灯点灯装置が知られている。
冷陰極放電灯(CCFL:Cold Cathode Fluorescent Lamp)は、一般的に、交流電源装置により、数10kHzの周波数で且つ数百V〜千数百Vの電圧が印加されることにより点灯する。また、外部電極蛍光灯(EEFL:External Electrode Fluorescent Lamp)と呼ばれる蛍光管もある。外部電極蛍光灯と冷陰極放電灯とは電極の構造が相違し、それ以外の相違はほとんどなく、発光原理も冷陰極放電灯と同じである。このため、外部電極蛍光灯や冷陰極放電灯を点灯させるための交流電源装置は、原理的には同じである。このため、以下、冷陰極放電灯(放電灯と略称する。)を用いて説明する。
放電灯と交流電源装置は、液晶TV、液晶モニタ、照明装置、液晶表示装置、看板などに用いられている。交流電源装置に求められる特性としては、(a)交流電圧周波数が50kHz程度であり、(b)放電灯に印加される電圧は交流電圧で、正負対称の波形である。
(a)について、放電灯に印加される電圧周波数は、一般的におおよそ10kHz〜100kHz程度である。これは、放電灯の輝度特性や効率特性、放電灯をセットに組み込んだときの輝度特性など、様々な特性を考慮し、ユーザーが決定する。交流電源装置は、決定された周波数、又はその付近の周波数で駆動される。このため、交流電源装置の都合で周波数を設定、変化させることができないことが多い。液晶TVや液晶モニタ、照明装置などではおおよそ50kHz付近で用いられることが多いので、以下、50kHzの交流電源装置を用いるものとする。
(b)について、一般的に、放電灯に印加される電圧は交流電圧で、正負対称の波形である必要がある。放電灯はガラスのチューブ状になっており、内部には水銀、希ガス等が封入されている。この放電灯に直流電圧を印加しても発光はする。しかし、内部の水銀が片方に片寄ってしまい、次第に放電灯両端での輝度に差が出てきてしまうため、寿命が著しく短くなる。このため、放電灯には交流電圧を印加するが、交流電圧であっても電圧波形の正負の形に違いがあれば、水銀分布の偏りが生じてしまう可能性がある。このため、正負対称の波形を印加することが求められる。また、理想的には正弦波や台形波が良く、実際にも正弦波電圧を印加するシステムが多い。
また、液晶TVなどでは映像処理信号や音声処理信号など様々な信号系統があり、それらの周波数と交流電圧の駆動周波数とが干渉し、画像や音声に悪影響を与えることがある。このため、交流電圧の駆動周波数を干渉の発生しない一定の周波数で動作させることが求められることが多い。
図9に従来の非共振型ハーフブリッジ回路を採用した放電灯点灯装置の回路構成図を示す。この放電灯点灯装置は、直流電源Vinの直流電圧をMOSFET等からなるスイッチ素子Q1,Q2で図10に示すゲート信号Q1g,Q2gに基づいてスイッチングして矩形波電圧を生成し、リアクトルL1とコンデンサC2とのフィルタ作用により正負対称の正弦波電圧にして、トランスT1により所望の電圧値に変換してコンデンサC2から電圧Voutを出力する。これによれば、2つのスイッチ素子で容易に正負対称の正弦波電圧Voutが得られるので、コスト面で有利である。
次に、放電灯点灯装置の動作を図10に示すタイミングチャートに従って説明する。時刻t11〜時刻t12において、スイッチ素子Q1がオンすると、コンデンサC1が充電されるとともにトランスT1の1次巻線P1に電流が流れる。時刻t13〜時刻t14において、スイッチ素子Q2がオンすると、コンデンサC1が放電してトランスT1の1次巻線P1に逆方向に電流が流れる。これにより、1次巻線P1に交流電流が流れる。
時刻t12〜時刻t13、時刻t14〜時刻t15の期間では、主にコンデンサC1とコンデンサC2のキャパシタンス成分と1次巻線P1のインダクタンス成分との直並列共振作用により1次巻線P1に流れる電流が振動し、ダイオードD1,D2が導通する期間が生じる。電流波形Q1i,Q2iで負側に流れている電流がそれぞれダイオードD1,D2に流れる電流である。ここで、時刻t11について注目すると、ダイオードD2が導通している時にスイッチ素子Q1がオンする。ダイオードには蓄積効果があるため、ごくわずかの期間であるが、ダイオードは逆方向に電流を流してしまう。即ち、スイッチ素子Q1からスイッチ素子Q2へ短絡電流が流れる。短絡電流の電流量、時間は主にダイオードD2の逆回復時間特性で決まる。この時間が短いダイオードであれば短絡電流を小さくできるが、原理的にゼロにはならない。即ち、時刻t11でスイッチ素子Q1がオンした瞬間にスイッチングロスが生じる。
同様に、時刻t13でもダイオードD1の逆回復時間特性によりスイッチ素子Q2がオンした瞬間にスイッチングロスが生じる。また、短絡電流が流れるため、ノイズの面でも不利である。即ち、各スイッチ素子Q1,Q2はハードスイッチング動作を行う。
図11に従来の共振型フルブリッジ回路を採用した放電灯点灯装置の回路構成図を示す。この放電灯点灯装置は、直流電源Vinの直流電圧をスイッチ素子Q1〜Q4で図12に示すゲート信号Q1g〜Q4gに基づいてスイッチングして矩形波電圧を生成し、リアクトルL1とコンデンサC2とのフィルタ作用により正負対称の正弦波電圧にして、トランスT1により所望の電圧値に変換してコンデンサC2から電圧Voutを出力する。
図12のタイミングチャートに示すように、スイッチ素子Q1とスイッチ素子Q2とは、所定のデッドタイムを有するゲート信号Q1g,Q2gにより相補的にオン/オフ動作する。スイッチ素子Q3とスイッチ素子Q4とは、所定のデッドタイムを有するゲート信号Q3g,Q4gにより相補的にオン/オフ動作する。スイッチ素子Q1,Q2による第1アームのゲート信号Q1g,Q2gと、スイッチ素子Q3,Q4とによる第2アームのゲート信号Q3g,Q4gとは、180度位相差を有する。図12において、Q1v〜Q4vはスイッチ素子Q1〜Q4のドレイン−ソース間電圧、Q1i〜Q4iはスイッチ素子Q1〜Q4のドレイン電流、VTは1次巻線P1とリアクトルL1との直列回路の両端電圧、Vs1は2次巻線S1の両端電圧である。
図11に示す回路は、図12に示すタイミングチャートで共振動作を行うので、各スイッチ素子のオン時にスイッチングロスは発生しない。また、出力電圧として正負対称の正弦波電圧が得られるので、効率特性重視あるいはノイズ特性重視の交流電圧として用いられている。しかし、4個のスイッチ素子が必要であるため、コスト面で不利である。
図13に従来の放電灯点灯装置の配置例1を示す。図13では、放電灯点灯装置である液晶TVを裏側から見た図である。パネル13aの表側には放電灯7−1〜7−nが併設され、インバータ基板11aをパネル13aの右側に寄せて配置してコネクタ15a,15b、電線9a,9bを介して放電灯7−1〜7−nに接続する。図14に図13に示す放電灯点灯装置の配置例1の回路例1を示した。
しかし、図14の回路例1では、パネルのサイズ、即ち、放電灯がある程度以上長くなった場合には回路を構成できない。これは放電灯が長くなるほど放電灯のインピーダンスが高くなるのでトランスT1には高い出力電圧が必要になるからである。出力電圧が高いほどトランスの絶縁構造や安全対策が困難になり、トランスが大型化、高コスト化してしまう。一般的には2000〜2500Vrms程度の出力電圧が限界である。
放電灯が長い場合には、図15に示す放電灯点灯装置を用いて、トランスT1とトランスT2とをそれぞれ逆位相で動作することにより、各トランスT1,T2の出力電圧を半分にすることができる。図16は図15に示す放電灯点灯装置の回路例2の配置例2を示す図である。しかし、図16では、トランスT2の2次巻線S2の出力配線が長くなってしまう。出力配線は高圧高周波であるため、出力配線が長いほどリーク電流が増大し効率が低下してしまう。また、ノイズの発生源にもなってしまう。
図17に示す回路例3は、図16の配置例2の問題を解決したものである。図17に示す放電灯点灯装置は、パネル13aの両端にインバータ基板11d,11eを配置し、インバータ基板11dに実装された交流電源装置の交流電圧とインバータ基板11eに実装された交流電源装置の交流電圧とを180度位相差で動作させて放電灯7−1〜7−nに両端に印加する。制御回路10bは、スイッチ素子Q1〜Q4をスイッチングして正負対称の正弦波電圧をトランスT1の2次巻線S1に出力する。制御回路10cは、スイッチ素子Q1〜Q4に対して、180度位相差を設けてスイッチ素子Q5〜Q8をスイッチングして正負対称の正弦波電圧をトランスT2の2次巻線S2に出力する。これによれば、高圧高周波配線が最短で配置できるため、特に大型液晶パネルでは良く用いられている。
なお、従来の技術として例えば、特許文献1がある。
特開平8−162280号公報
しかし、図17の回路例3では、2つの交流電源装置が必要であるため、フルブリッジ回路を適用した場合には8つのスイッチ素子が必要である。また、ハーフブリッジ回路を適用してスイッチ素子を4個にすることができるが、前述したようにハードスイッチング動作となってしまうため、スイッチング損失、ノイズの面で不利である。また、図17に示す回路例3では、制御回路10bと制御回路10cとの2つの制御回路を設けているとともに制御回路間で同期をとる必要があるため、制御回路が増えて高価になる。
本発明は、スイッチ素子の数を削減するとともに、スイッチ素子のスイッチング損失、ノイズを低減できる交流電源装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1の発明は、直列に接続された第1スイッチ素子と第2スイッチ素子とからなる第1スイッチ手段を有し第1直流電源の直流電圧を前記第1スイッチ手段のオン/オフにより正負非対称波形の第1交流電圧を発生して負荷の一端に出力する第1交流電圧発生回路と、直列に接続された第3スイッチ素子と第4スイッチ素子とからなる第2スイッチ手段を有し前記第1直流電源の直流電圧又は第2直流電源の直流電圧を前記第2スイッチ手段のオン/オフにより前記第1交流電圧に対して180度位相差を有する正負非対称波形の第2交流電圧を発生して前記負荷の他端に出力する第2交流電圧発生回路と、前記第1スイッチ手段をオン/オフさせるとともに前記第1スイッチ手段のオン/オフに対して180度位相差を設けて前記第2スイッチ手段をオン/オフさせる制御回路とを備え、前記負荷の両端電圧は正負対称波形の交流電圧であり、各スイッチ素子は、ソフトスイッチング動作を行うことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1記載の交流電源装置において、前記第1交流電圧発生回路は、前記第1スイッチ手段に接続される1次巻線と誘起される電圧を前記第1交流電圧として出力する2次巻線とを有する第1トランスを有し、前記第2交流電圧発生回路は、前記第2スイッチ手段に接続される1次巻線と誘起される電圧を前記第2交流電圧として出力する2次巻線とを有する第2トランスを有することを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項2記載の交流電源装置において、前記第1交流電圧発生回路は、前記第1トランスの2次巻線と前記負荷の一端との間に接続された第1コンデンサを有し、前記第2交流電圧発生回路は、前記第2トランスの2次巻線と前記負荷の他端との間に接続された第2コンデンサを有することを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項2記載の交流電源装置において、前記第1交流電圧発生回路は、前記第1トランスの2次巻線と前記負荷の一端との間に前記第1トランスの1次巻線及び2次巻線間のリーケージインダクタンスを有し、前記第2交流電圧発生回路は、前記第2トランスの2次巻線と前記負荷の他端との間に前記第2トランスの1次巻線及び2次巻線間のリーケージインダクタンスを有することを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項2記載の交流電源装置において、前記第1交流電圧発生回路は、前記第1トランスの2次巻線と前記負荷の一端との間に接続された第1巻線を有し、前記第2交流電圧発生回路は、前記第2トランスの2次巻線と前記負荷の他端との間に接続された第2巻線を有することを特徴とする。
本発明によれば、第1交流電圧発生回路は、正負非対称波形の第1交流電圧を負荷の一端に出力し、第2交流電圧発生回路は、第1交流電圧に対して180度位相差を有する正負非対称波形の第2交流電圧を負荷の他端に出力することで、負荷の両端には、交流電圧の波形を正負対称とすることができる。このため、スイッチ素子の数を削減するとともに、制御回路も削減できる。また、各スイッチ素子がソフトスイッチング動作を行うので、スイッチ素子のスイッチング損失、ノイズを低減できる。
以下、本発明の交流電源装置の実施の形態を図面を参照しながら詳細に説明する。以下の実施例では、本発明の交流電源装置を放電灯点灯装置に適用した場合について説明する。この放電灯点灯装置は、本発明の交流電源装置に負荷としての放電灯が接続されて構成される。
なお、この例では、負荷を放電灯としたが、負荷は放電灯でなくても良く、本発明の交流電源装置は、その他の負荷に適用しても良い。
図1は本発明の実施例1の放電灯点灯装置の構成を示す図である。図1において、パネル3aの両端にはインバータ基板1aとインバータ基板1bとが配置されている。
インバータ基板1aは、直流電源Vinaの直流電圧をスイッチ素子Q1,Q2(第1スイッチ手段)をオン/オフさせることにより正負非対称波形の第1交流電圧を発生して放電灯7−1〜7−nの一端に出力する第1交流電圧発生回路を有する。インバータ基板1bは、直流電源Vinbの直流電圧をスイッチ素子Q3,Q4(第2スイッチ手段)をオン/オフさせることにより第1交流電圧に対して180度位相差を有する正負非対称波形の第2交流電圧を発生して放電灯7−1〜7−nの他端に出力する第2交流電圧発生回路を有する。
第1交流電圧発生回路において、直流電源Vinaの両端にはMOSFET等からなるスイッチ素子Q1とMOSFET等からなるスイッチ素子Q2との直列回路が接続されている。スイッチ素子Q2のドレイン−ソース間にはコンデンサC1とリアクトルL1とトランスT1(第1トランス)の1次巻線P1との直列回路が接続されている。トランスT1の2次巻線S1の両端にはコンデンサC2が並列に接続され、トランスT1の2次巻線S1とコンデンサC2との接続点(非グランド電位側)には一端が共通に接続されたバラストコンデンサCa1〜Can(第1コンデンサ)が接続されている。バラストコンデンサCa1〜Canの他端は、放電灯7−1〜7−nの一端(a側)に接続されている。リアクトルL1とコンデンサC2とのフィルタを介して正負非対称波形の交流電圧をコンデンサC2に出力する。
第2交流電圧発生回路において、直流電源Vinbの両端にはMOSFET等からなるスイッチ素子Q3とMOSFET等からなるスイッチ素子Q4との直列回路が接続されている。スイッチ素子Q4のドレイン−ソース間にはコンデンサC3とリアクトルL2とトランスT2(第2トランス)の1次巻線P2との直列回路が接続されている。トランスT2の2次巻線S2の両端にはコンデンサC4が並列に接続され、トランスT2の2次巻線S2とコンデンサC4との接続点(非グランド電位側)には一端が共通に接続されたバラストコンデンサCb1〜Cbn(第2コンデンサ)が接続されている。バラストコンデンサCb1〜Cbnの他端は、放電灯7−1〜7−nの他端(b側)に接続されている。リアクトルL2とコンデンサC4とのフィルタを介して正負非対称波形の交流電圧をコンデンサC4に出力する。
なお、スイッチ素子Q1,Q2,Q3,Q4のドレイン−ソース間のダイオードD1,D2,D3,D4は、スイッチ素子Q1,Q2,Q3,Q4の寄生ダイオードであっても良い。また、コンデンサC2,C4は配線等の寄生容量を用いても良い。その場合、コンデンサC2,C4は削除、または小型化できる。また、直流電源は一つでも良い。
制御回路10は、ゲート信号Q1g,Q2gによりスイッチ素子Q1,Q2(第1アーム)を相補的にオン/オフさせるとともに、ゲート信号Q3g,Q4gによりスイッチ素子Q1,Q2のオン/オフに対して180度位相差を設けてスイッチ素子Q3,Q4(第2アーム)を相補的にオン/オフさせる。
次にこのように構成された実施例1の放電灯点灯装置の動作を図2及び図3のタイミングチャートを参照しながら説明する。
図2及び図3において、Q1v〜Q4vはスイッチ素子Q1〜Q4のドレイン−ソース間電圧、Q1i〜Q4iはスイッチ素子Q1〜Q4のドレイン電流、Vs1は2次巻線S1の両端電圧、Vs2は2次巻線S2の両端電圧、Vabは、放電灯7−1〜7−nの両端電圧である。
まず、スイッチ素子Q1,Q2の第1アームについて説明する。ゲート信号Q1g,Q2gによりスイッチ素子Q1がオンしスイッチ素子Q2がオフし、スイッチ素子Q1がオフしスイッチ素子Q2がオンする。スイッチ素子Q1とスイッチ素子Q2とが同時にオンしないように両方のスイッチ素子がオフとなるデットタイムが設けられている。
制御回路10は、スイッチ素子Q1,Q2のオンデューティを制御することにより放電灯7−1〜7−nに供給する電力を制御する。図3(a)に対して図3(b)に示すように、スイッチ素子Q1のオンデューティを広くすると、放電灯7−1〜7−nに供給される電力も増加する。このとき、スイッチ素子Q1がオンしているときにはスイッチ素子Q2はオフしているので、スイッチ素子Q2のオンデューティは小さくなる。スイッチ素子Q3,Q4の動作についてもスイッチ素子Q1,Q2の動作と同様である。
次に、図2のタイミングチャートを用いて図1に示す放電灯点灯装置の詳細な動作を説明する。
まず、時刻t2において、スイッチ素子Q1のゲート信号Q1gが入力されるが、時刻t1において、ゲート信号Q2gによりスイッチ素子Q2がオフした時からダイオードD1が導通する。このため、スイッチ素子Q1のドレイン−ソース間電圧は、略ゼロになっている(厳密にはダイオードD1の順方向電圧分があるのでゼロではない)。
ダイオードD1の電流はその後、減少するが、この電流がゼロになる前、即ち、スイッチ素子Q1のドレイン−ソース間電圧が略ゼロの状態で、時刻t2において、スイッチ素子Q1のゲート信号Q1gが入力される。このため、この時点でスイッチング損失は発生しない。即ち、スイッチ素子Q1がオン時のスイッチングロスがない。また、短絡電流もない。
スイッチ素子Q2についてもスイッチ素子Q1と同様である。時刻t3において、スイッチ素子Q1がオフとなり、ダイオードD2が導通する。このため、スイッチ素子Q2のドレイン−ソース間電圧は、略ゼロになっている(厳密にはダイオードD2の順方向電圧分があるのでゼロではない)。
ダイオードD2の電流はその後、減少するが、この電流がゼロになる前、即ち、スイッチ素子Q2のドレイン−ソース間電圧が略ゼロの状態で、時刻t2において、スイッチ素子Q2のゲート信号Q2gが入力される。このため、この時点でスイッチングロスは発生しない。即ち、スイッチ素子Q2がオン時のスイッチングロスがない。また、短絡電流もない。
スイッチ素子Q3は、ゲート信号Q3gによりスイッチ素子Q1のオン/オフ動作に対して180度位相差を設けてスイッチ素子Q1のオン/オフ動作と同様にオン/オフ動作する。また、スイッチ素子Q4は、ゲート信号Q4gによりスイッチ素子Q2のオン/オフ動作に対して180度位相差を設けてスイッチ素子Q2のオン/オフ動作と同様にオン/オフ動作する。
このように、図2に示すタイミングで、制御回路10によりスイッチ素子Q1〜Q4を動作させることにより、スイッチ素子Q1,Q2の第1アーム、スイッチ素子Q3,Q4の第2アームは、それぞれオン時にソフトスイッチング動作となるので、スイッチングロスを低減することができる。
また、図1に示す回路は、図2に示すタイミングチャートで共振動作しているため、トランスT1,T2の2次巻線S1,S2は、正負非対称の電圧波形を出力する。図2ではトランスT1,T2の2次巻線電圧Vs1,Vs2が正負非対称の電圧波形として示されている。
しかし、スイッチ素子Q1,Q2の第1アームと、スイッチ素子Q3,Q4の第2アームの動作は、それぞれ180度位相差を設けているため、2次巻線電圧Vs1と2次巻線電圧Vs2は、相似形であり、且つ180度位相がずれた状態である。
2次巻線電圧Vs1が放電灯7−1〜7−nの一端に印加され、2次巻線電圧Vs2が放電灯7−1〜7−nの他端に印加されると、放電灯7−1〜7−nの両端には2次巻線電圧Vs1と2次巻線電圧Vs2との差電圧が印加される。即ち、放電灯7−1〜7−nの両端に印加される電圧Vabは正負対称波形になる。従って、放電灯7−1〜7−nの両端電圧が正負対称波形であるので、水銀の偏りによる寿命の低減は起きにくい。
このように実施例1の放電灯点灯装置では、スイッチ素子Q1,Q2及びスイッチ素子Q3,Q4で共振動作が行え、正負対称の正弦波電圧を放電灯両端に印加でき、さらに高圧高周波配線を最短で配置できる。このため、スイッチ素子の数を削減するとともに、スイッチ素子のスイッチング損失、ノイズを低減でき、しかも制御回路も削減できる。
また、制御回路10は、スイッチ素子Q1〜Q4のオンデューティを制御することにより放電灯7−1〜7−nの電力を調整できる。また、制御回路10は、放電灯7−1〜7−nの電流値、トランスT1,T2の巻線電流、スイッチQ1〜Q4の電流等に基づき放電灯の電力、電流、輝度を制御することができる。
従来方式(図14、図15、図17)と実施例1の方式とを、コスト、効率特性、ノイズ特性の各項目で比較する。
図14の従来方式は全ての項目で良好であるが、小型サイズの液晶TV用パネル(放電灯長が短い)の場合しか適用できない。図15、図17の従来方式は、大きなサイズのパネル(放電灯長が長い)の場合に適している。しかし、図15の従来方式は、高圧配線が長く、ノイズ特性が良くない。図17の従来方式は、スイッチ素子が8個であり、コスト面で不利である。
これらに対して、実施例1の方式は、大型サイズの液晶TV用パネルにおいてもコスト、効率特性、ノイズ特性の全ての項目において、図14の方式と同様な特徴を有する良好なシステムを実現できる。
図4は本発明の実施例2の放電灯点灯装置の構成を示す図である。図4において、パネル3bの両端にはインバータ基板1cとインバータ基板1dとが配置されている。インバータ基板1cは、正負非対称波形の第1交流電圧を放電灯7−1,7−2の一端に出力する第1交流電圧発生回路を有する。インバータ基板1dは、正負非対称波形の第2交流電圧を発生して放電灯7−1,7−2の他端に出力する第2交流電圧発生回路を有する。
第1交流電圧発生回路において、スイッチ素子Q2のドレイン−ソース間にはコンデンサC1とリアクトルL1とトランスT1の1次巻線P1との直列回路が接続されている。トランスT1の2次巻線S1に直列に接続されたL1rは、トランスT1の1次巻線P1と2次巻線S1との間のリーケージインダクタンスである。トランスT1の2次巻線S1とリーケージインダクタンスL1rとの直列回路の両端にはコンデンサC2が並列に接続され、リーケージインダクタンスL1rとコンデンサC2との接続点は放電灯7−1の一端に接続されている。
リアクトルL1とトランスT1の1次巻線P1との直列回路の両端には、リアクトルL3とトランスT3の1次巻線P3との直列回路が接続されている。トランスT3の2次巻線S3に直列に接続されたL3rは、トランスT3の1次巻線P3と2次巻線S3との間のリーケージインダクタンスである。トランスT3の2次巻線S3とリーケージインダクタンスL3rとの直列回路の両端にはコンデンサC5が並列に接続され、リーケージインダクタンスL3rとコンデンサC5との接続点は放電灯7−2の一端に接続されている。
第2交流電圧発生回路において、スイッチ素子Q4のドレイン−ソース間にはコンデンサC3とリアクトルL2とトランスT2の1次巻線P2の直列回路が接続されている。トランスT2の2次巻線S2に直列に接続されたL2rは、トランスT2の1次巻線P2と2次巻線S2との間のリーケージインダクタンスである。トランスT2の2次巻線S2とリーケージインダクタンスL2rとの直列回路の両端にはコンデンサC4が並列に接続され、リーケージインダクタンスL2rとコンデンサC4との接続点は放電灯7−1の他端に接続されている。
リアクトルL2とトランスT2の1次巻線P2との直列回路の両端には、リアクトルL4とトランスT4の1次巻線P4との直列回路が接続されている。トランスT4の2次巻線S4に直列に接続されたL4rは、トランスT4の1次巻線P4と2次巻線S4との間のリーケージインダクタンスである。トランスT4の2次巻線S4とリーケージインダクタンスL4rとの直列回路の両端にはコンデンサC6が並列に接続され、リーケージインダクタンスL4rとコンデンサC6との接続点は放電灯7−2の他端に接続されている。コンデンサC2,C4,C5,C6は配線等の寄生容量を用いても良い。その場合、コンデンサC2,C4,C5,C6は削除または小型化できる。また、直流電源は一つでも良い。
なお、制御回路10によるスイッチ素子Q1〜Q4の制御動作及びトランスT1〜T4の動作は実施例1のそれらの動作と同様である。
実施例1の放電灯点灯装置は、放電灯に電力を供給する際のバラスト素子として、バラストコンデンサCa1〜Can、Cb1〜Cbnを用いていたが、実施例2では、バラスト素子として、トランスT1〜T4のリーケージインダクタンスLr1〜Lr4及びリアクトルL1〜L4のインダクタンス成分を用いたことを特徴とする。さらに、トランスの数やリアクトルの数を増やすことにより、さらに多くの放電灯を点灯させることができる。
図5は本発明の実施例3の放電灯点灯装置の構成を示す図である。図5において、パネル3bの両端にはインバータ基板1eとインバータ基板1fとが配置されている。
図5に示すインバータ基板1eは、図1に示すインバータ基板1aのバラストコンデンサCa1〜Canに代えて、巻線P5aとこの巻線P5aに対して逆極性の巻線P5bとを有するトランスT5(第1巻線)を設けている。トランスT1の2次巻線S1とコンデンサC2との接続点には、巻線P5aの一端と巻線P5bの一端(●側)とが接続されている。巻線P5bの他端は、放電灯7−1の一端に接続され、巻線P5aの他端(●側)は、放電灯7−2の一端に接続されている。
図5に示すインバータ基板1fは、図1に示すインバータ基板1bのバラストコンデンサCb1〜Cbnに代えて、巻線P6aとこの巻線P6aに対して逆極性の巻線P6bとを有するトランスT6(第2巻線)を設けている。トランスT2の2次巻線S2とコンデンサC4との接続点には、巻線P6aの一端(●側)と巻線P6bの一端とが接続されている。巻線P6bの他端(●側)は、放電灯7−1の他端に接続され、巻線P6aの他端は、放電灯7−2の他端に接続されている。また、直流電源は一つでも良い。
なお、制御回路10によるスイッチ素子Q1〜Q4の制御動作及びトランスT1,T2の動作は実施例1のそれらの動作と同様である。
実施例3では、放電灯に電力を供給する際のバラスト素子として、トランスT5,T6のインダクタンス成分を用いたものである。
トランスT5の巻線P5a,P5b、トランスT6の巻線P6a,P6bは、放電灯7−1,7−2の各々の電流が等しい場合に、コアの磁束が打ち消される方向に巻回されている。この場合には、放電灯7−1の電流値と放電灯7−2の電流値との差が大きいほどインダクタンスが大きくなるため、放電灯7−1の電流値と放電灯7−2の電流値とを等しくする効果もある。また、トランスの数を増やすことにより、さらに多くの放電灯を点灯させることができる。
図6は本発明の実施例4の放電灯点灯装置の構成を示す図である。図6において、パネル3aの両端にはインバータ基板1gとインバータ基板1hとが配置されている。インバータ基板1gは、直流電源Vinaの直流電圧をスイッチ素子Q1をオン/オフさせることにより正負非対称波形の第1交流電圧を発生して放電灯7−1〜7−nの一端に出力する第1交流電圧発生回路を有する。インバータ基板1hは、直流電源Vinbの直流電圧をスイッチ素子Q2をオン/オフさせることにより第1交流電圧に対して180度位相差を有する正負非対称波形の第2交流電圧を発生して放電灯7−1〜7−nの他端に出力する第2交流電圧発生回路を有する。
第1交流電圧発生回路において、直流電源Vinaの両端にはトランスT1の1次巻線P1とMOSFET等からなるスイッチ素子Q1との直列回路が接続されている。トランスT1の2次巻線S1の一端(●側)には一端が共通に接続されたバラストコンデンサCa1〜Canが接続されている。バラストコンデンサCa1〜Canの他端は、放電灯7−1〜7−nの一端に接続されている。
第2交流電圧発生回路において、直流電源Vinbの両端にはトランスT2の1次巻線P2とMOSFET等からなるスイッチ素子Q2との直列回路が接続されている。トランスT2の2次巻線S2の一端(●側)には一端が共通に接続されたバラストコンデンサCb1〜Cbnが接続されている。バラストコンデンサCb1〜Cbnの他端は、放電灯7−1〜7−nの一端に接続されている。なお、直流電源は一つでも良い。
制御回路10aは、図7に示すゲート信号Q1gによりスイッチ素子Q1をオン/オフさせるとともに、ゲート信号Q2gによりスイッチ素子Q1のオン/オフに対して180度位相差を設けてスイッチ素子Q2をオン/オフさせる。
このような実施例4によっても、実施例1の動作と同様な動作が行われ、実施例1の効果と同様な効果が得られる。
図8は本発明の実施例5の放電灯点灯装置の構成を示す図である。図1に示す実施例1では、トランスT1,T2の2次巻線S1,S2には高電圧を発生させていた。トランスT1,T2とで絶縁を行う場合、トランスT1,T2は各種安全規格で指定される絶縁距離等の条件を満たす必要がある。この場合、トランスT1,T2の2次巻線S1,S2の電圧が高いほど、これらの条件は厳しくなり、トランスT1,T2が大型化及び高価格化する。
そこで、実施例5では、トランスT1の2次巻線S1の両端にリアクトルL1を介して昇圧トランスT3aの1次巻線P3を接続し、昇圧トランスT3aの2次巻線S3aの一端を放電灯7−1の一端に接続し、昇圧トランスT3aの2次巻線S3bの一端を放電灯7−2の一端に接続している。また、2次巻線S3aと2次巻線S3bとの直列回路の両端には、コンデンサC2aとコンデンサC2bとの直列回路が接続され、コンデンサC2aとコンデンサC2bとの接続点は接地されている。
また、トランスT2の2次巻線S2の両端にリアクトルL2を介して昇圧トランスT4aの1次巻線P4を接続し、昇圧トランスT4aの2次巻線S4aの一端を放電灯7−1の他端に接続し、昇圧トランスT4aの2次巻線S4bの一端を放電灯7−2の他端に接続している。また、2次巻線S4aと2次巻線S4bとの直列回路の両端には、コンデンサC4aとコンデンサC4bとの直列回路が接続され、コンデンサC4aとコンデンサC4bとの接続点は接地されている。
なお、その他の構成は図1に示す実施例1の構成と同一であるので、同一部分には同一符号を付する。ここでは、放電灯は2個である。また、直流電源は一つでも良い。
以上の構成によれば、トランスT1,T2で各種安全規格で求められた絶縁を行い、昇圧トランスT3a,T4aで昇圧を行う。このため、図8に示すトランスT1,T2の電圧は、図1に示す実施例1のトランスT1,T2の電圧よりも低く抑えることができるので、上記問題を回避できる。
また、リアクトルL1は、トランスT1又はトランスT3aのリーケージインダクタンスを利用することで削除又は小型化できる。同様に、リアクトルL2は、トランスT2又はトランスT4aのリーケージインダクタンスを利用することで削除又は小型化できる。また、トランスT3a,T4aを増やすことで、より多くの放電灯を点灯させることができる。
なお、実施例1乃至実施例5の放電灯点灯装置では、放電灯が複数個であったが、放電灯は単数(1灯)であっても良い。
本発明の実施例1の放電灯点灯装置の構成を示す図である。 本発明の実施例1の放電灯点灯装置の各部のタイミングチャートである。 実施例1の放電灯点灯装置の小さな電力を供給する場合と大きな電力を供給する場合との各部のタイミングチャートである。 本発明の実施例2の放電灯点灯装置の構成を示す図である。 本発明の実施例3の放電灯点灯装置の構成を示す図である。 本発明の実施例4の放電灯点灯装置の構成を示す図である。 本発明の実施例4の放電灯点灯装置の各部のタイミングチャートである。 本発明の実施例5の放電灯点灯装置の構成を示す図である。 従来の非共振型ハーフブリッジ回路を採用した放電灯点灯装置の回路構成図である。 図9に示す放電灯点灯装置の各部のタイミングチャートである。 従来の共振型フルブリッジ回路を採用した放電灯点灯装置の回路構成図である。 図11に示す放電灯点灯装置の各部のタイミングチャートである。 従来の放電灯点灯装置の配置例1を示す図である。 図13に示す放電灯点灯装置の配置例1の回路例1を示す図である。 従来の放電灯点灯装置の回路例2を示す図である。 図15に示す放電灯点灯装置の回路例2の配置例2を示す図である。 従来の放電灯点灯装置の回路例3を示す図である。
符号の説明
T1〜T6 トランス
P1〜P4 1次巻線
P5a,P5b,P6a,P6b 巻線
S1〜S4 2次巻線
C1〜C6 コンデンサ
Ca1〜Can,Cb1〜Cbn バラストコンデンサ
D1〜D4 ダイオード
Q1〜Q4 スイッチ素子
L1〜L4 リアクトル
L1r〜L4r リーケージインダクタンス
Q1g〜Q4g ゲート信号
Vina,Vinb 直流電源
1a〜1f インバータ基板
3a,3b, パネル
7−1〜7−n 放電灯
10,10a 制御回路

Claims (5)

  1. 直列に接続された第1スイッチ素子と第2スイッチ素子とからなる第1スイッチ手段を有し第1直流電源の直流電圧を前記第1スイッチ手段のオン/オフにより正負非対称波形の第1交流電圧を発生して負荷の一端に出力する第1交流電圧発生回路と、
    直列に接続された第3スイッチ素子と第4スイッチ素子とからなる第2スイッチ手段を有し前記第1直流電源の直流電圧又は第2直流電源の直流電圧を前記第2スイッチ手段のオン/オフにより前記第1交流電圧に対して180度位相差を有する正負非対称波形の第2交流電圧を発生して前記負荷の他端に出力する第2交流電圧発生回路と、
    前記第1スイッチ手段をオン/オフさせるとともに前記第1スイッチ手段のオン/オフに対して180度位相差を設けて前記第2スイッチ手段をオン/オフさせる制御回路とを備え、
    前記負荷の両端電圧は正負対称波形の交流電圧であり、
    各スイッチ素子は、ソフトスイッチング動作を行うことを特徴とする交流電源装置。
  2. 前記第1交流電圧発生回路は、前記第1スイッチ手段に接続される1次巻線と誘起される電圧を前記第1交流電圧として出力する2次巻線とを有する第1トランスを有し、
    前記第2交流電圧発生回路は、前記第2スイッチ手段に接続される1次巻線と誘起される電圧を前記第2交流電圧として出力する2次巻線とを有する第2トランスを有することを特徴とする請求項1記載の交流電源装置。
  3. 前記第1交流電圧発生回路は、前記第1トランスの2次巻線と前記負荷の一端との間に接続された第1コンデンサを有し、
    前記第2交流電圧発生回路は、前記第2トランスの2次巻線と前記負荷の他端との間に接続された第2コンデンサを有することを特徴とする請求項2記載の交流電源装置。
  4. 前記第1交流電圧発生回路は、前記第1トランスの2次巻線と前記負荷の一端との間に前記第1トランスの1次巻線及び2次巻線間のリーケージインダクタンスを有し、
    前記第2交流電圧発生回路は、前記第2トランスの2次巻線と前記負荷の他端との間に前記第2トランスの1次巻線及び2次巻線間のリーケージインダクタンスを有することを特徴とする請求項2記載の交流電源装置。
  5. 前記第1交流電圧発生回路は、前記第1トランスの2次巻線と前記負荷の一端との間に接続された第1巻線を有し、
    前記第2交流電圧発生回路は、前記第2トランスの2次巻線と前記負荷の他端との間に接続された第2巻線を有することを特徴とする請求項2記載の交流電源装置。
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