JP4352827B2 - 液体測色装置 - Google Patents
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Description
実施例1の形態を図1から図5を用いて説明する。
すなわち、下部傾斜台32および上部傾斜台34の傾斜面の傾斜角θを45度以下とすることで水平移動量xに対する上下移動量yに減速比をかけることができる。図6は、仮に傾斜角θを45度とし、更に上部傾斜台34の辺aと辺bとが等しい場合の図である。
a:b=y:xの関係が成り立つ。この場合の減速比は1:1である。したがって、傾斜角θを45度以下とすることによって、水平移動量xは、上下移動量y以上となる。結果として、水平移動量xに対して上下移動量yをその半分以下にすることもできるようになり、サーボモータ28の1パルスあたりの分解能が増すことになる。
実施例2を図10から図12を用いて説明する。
Claims (3)
- 測色対象液体に光を照射し、この光が反射してなる第1の反射光を積分球により集光したのちに第1の導光路を介して分光器に導き、前記分光器によって前記測色対象液体の反射率を測定する液体測色装置であって、
互いに対向するように配置された一対の透明部材を備え、内部に測色対象液体を収容する液体収容部と、
前記測色対象液体の前記液体収納部の内部への注入、およびこの注入された前記測色対象液体の測定のために、前記各透明部材のうちの何れか一方を、前記一対の透明部材の対向する方向に沿って任意位置に移動させる移動手段と、
前記移動手段によって移動された透明部材の位置を検出する位置検出手段と、
前記一対の透明部材の平行度および表面間距離を調整する調整手段と、
前記積分球を介して、前記調整手段によって調整された一対の透明部材のうち、前記積分球が備えられた側の透明部材に向けて、その反射光が前記第1の反射光として前記積分球により集光されるように、予め定めた入射角度で光を照射する光源と、
前記積分球に設けられ、前記第1の反射光のうち、前記入射角度に対する全反射方向の成分を、前記積分球の外部へと導く導出路と、
前記積分球の内部に設けられ、前記光源によって照射された光が、前記第1の導光路を介して前記分光器に直接導かれないように遮光する遮光体とを備え、
前記位置検出手段によって透明部材の位置を検出するため、反射干渉法を用いて測定された前記一対の透明部材の間の距離を、前記一対の透明部材の間の実測された距離に対して予め校正しておき、前記位置検出手段は、前記反射干渉法を用いて測定された距離と、前記校正の結果とに基づいて前記透明部材の位置を検出し、
前記反射干渉法を用いて前記一対の透明部材の間の距離を測定する場合、
前記一対の透明部材のうちの下側の透明部材を、上側の透明部材に密着させた状態から、前記移動手段によって、予め定めた距離下降させ、前記液体収容部に測色対象液体が注入されておらず、空気が入った状態で、前記積分球が備えられていない側から前記一対の透明部材に第2の導光路を介して光を照射し、前記照射された光が前記一対の透明部材で反射してなる第2の反射光の反射率および前記照射された光の空気による吸収特性に基づいて、前記両透明部材間の表面間距離を測定し、
前記下側の透明部材を、前記移動手段によって、更に前記予め定めた距離下降させ、前記積分球が備えられていない側から前記一対の透明部材に第2の導光路を介して光を照射し、前記照射された光が前記一対の透明部材で反射してなる第2の反射光の反射率および前記照射された光の空気による吸収特性に基づいて、前記両透明部材間の表面間距離を測定する液体測色装置。 - 測色対象液体に透過率測定用の光を照射して前記測色対象液体の透過率を測定する液体測色装置であって、
前記透過率測定用の光の照射方向に対してほぼ直交するように、かつ互いに対向するように配置された一対の透明部材を備え、内部に測色対象液体を収容する液体収容部と、
前記測色対象液体の前記液体収納部の内部への注入、およびこの注入された前記測色対象液体の測定のために、前記各透明部材のうちの何れか一方を、前記照射方向に沿って任意位置に移動させる移動手段と、
前記移動手段によって移動された透明部材の位置を検出する位置検出手段と、
前記一対の透明部材の平行度および表面間距離を調整する調整手段と、
前記調整手段によって調整された一対の透明部材のうち、自己に近い側の透明部材に向けて、前記照射方向に沿って光を照射する光源と、
前記光源によって照射された光が、前記一対の透明部材のうち、前記光源によって光が向けられた透明部材以外の透明部材から透過した光の透過率を測定する分光器とを備え、
前記位置検出手段によって透明部材の位置を検出するため、反射干渉法を用いて測定された前記一対の透明部材の間の距離を、前記一対の透明部材の間の実測された距離に対して予め校正しておき、前記位置検出手段は、前記反射干渉法を用いて測定された距離と、前記校正の結果とに基づいて前記透明部材の位置を検出し、
前記反射干渉法を用いて前記一対の透明部材の間の距離を測定する場合、
前記一対の透明部材のうちの下側の透明部材を、上側の透明部材に密着させた状態から、前記移動手段によって、予め定めた距離下降させ、前記液体収容部に測色対象液体が注入されておらず、空気が入った状態で、前記一対の透明部材に光を照射し、前記照射された光が前記一対の透明部材で反射してなる反射光の反射率および前記照射された光の空気による吸収特性に基づいて、前記両透明部材間の表面間距離を測定し、
前記下側の透明部材を、前記移動手段によって、更に前記予め定めた距離下降させ、前記一対の透明部材に光を照射し、前記照射された光が前記一対の透明部材で反射してなる反射光の反射率および前記照射された光の空気による吸収特性に基づいて、前記両透明部材間の表面間距離を測定する液体測色装置。 - 測色対象液体に反射率測定用の光を照射し、この光が反射してなる第1の反射光を積分球により集光したのちに第1の導光路を介して分光器に導き、前記分光器によって前記測色対象液体の反射率を測定するとともに、前記測色対象液体に透過率測定用の光を照射し、透過光を前記積分球により集光したのちに前記第1の導光路を介して前記分光器に導き、前記分光器によって前記測色対象液体の透過率を測定する液体測色装置であって、
前記透過率測定用の光の照射方向に対してほぼ直交するように、かつ互いに対向するように配置された一対の透明部材を備え、内部に測色対象液体を収容する液体収容部と、
前記測色対象液体の前記液体収納部の内部への注入、およびこの注入された前記測色対象液体の測定のために、前記各透明部材のうちの何れか一方を、前記照射方向に沿って任意位置に移動させる移動手段と、
前記移動手段によって移動された透明部材の位置を検出する位置検出手段と、
前記一対の透明部材の平行度および表面間距離を調整する調整手段と、
前記調整手段によって調整された一対の透明部材のうち、自己に近い側の透明部材に向けて、前記照射方向に沿って前記透過率測定用の光を照射する第1の光源と、
前記積分球を介して、前記調整手段によって調整された一対の透明部材のうち、前記積分球が備えられた側の透明部材に向けて、その反射光が前記第1の反射光として前記積分球により集光されるように、予め定めた入射角度で前記反射率測定用の光を照射する第2の光源と、
前記積分球に設けられ、前記第1の反射光のうち、前記入射角度に対する全反射方向の成分を、前記積分球の外部へと導く導出路と、
前記積分球の内部に設けられ、前記第2の光源によって照射された光が、前記第1の導光路を介して前記分光器に直接導かれないように遮光する遮光体とを備え、
前記位置検出手段によって透明部材の位置を検出するため、反射干渉法を用いて測定された前記一対の透明部材の間の距離を、前記一対の透明部材の間の実測された距離に対して予め校正しておき、前記位置検出手段は、前記反射干渉法を用いて測定された距離と、前記校正の結果とに基づいて前記透明部材の位置を検出し、
前記反射干渉法を用いて前記一対の透明部材の間の距離を測定する場合、
前記一対の透明部材のうちの下側の透明部材を、上側の透明部材に密着させた状態から、前記移動手段によって、予め定めた距離下降させ、前記液体収容部に測色対象液体が注入されておらず、空気が入った状態で、前記積分球が備えられていない側から前記一対の透明部材に第2の導光路を介して光を照射し、前記照射された光が前記一対の透明部材で反射してなる第2の反射光の反射率および前記照射された光の空気による吸収特性に基づいて、前記両透明部材間の表面間距離を測定し、
前記下側の透明部材を、前記移動手段によって、更に前記予め定めた距離下降させ、前記積分球が備えられていない側から前記一対の透明部材に第2の導光路を介して光を照射し、前記照射された光が前記一対の透明部材で反射してなる第2の反射光の反射率および前記照射された光の空気による吸収特性に基づいて、前記両透明部材間の表面間距離を測定する液体測色装置。
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