JP4352384B2 - パウチ用ホルダ - Google Patents

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Description

本発明は、注出口を下向きにした際に自己閉塞する自己閉塞パウチを使用し、注出時には自己閉塞を解除して内容物を定量吐出できるようにしたパウチ用ホルダに関する。
代表的な詰め替え容器として「詰め替えパウチ」がある。特に液体内容物用の詰め替えパウチは広く普及している。この使用形態としてはパウチから本体容器に内容物を移し替える必要があり、その際内容物をこぼしてしまったり、内容物を間違えて移し替えたり、移し替える時間がかかる等、不便な面が多々あり、また、繰り返し使用することで本体容器内に残った内容物が汚染される危険性もあった。
そこで、このような課題を解決するものとして、詰め替え作業を行なう必要がなく、軽量で減容性に優れたパウチ(袋)をそのまま使用できるようにしたパウチ用ホルダ(液体取り出し装置、液体抽出器、液体用袋の保持具)に関する発明が公知である(特許文献1、特許文献2及び特許文献3参照)。
特開平6−48465号公報([請求項1]、段落[0003]〜[0006]、[0010]、[0013]) 特開平6−156554号公報(段落[0003]〜[0004]、[0008]〜[0010]、[0017]) 特開平10−17019号公報([請求項1]、[0003]〜[0005]、[0017]、[0018])
特許文献1には、「洗剤などの液体が収納され1つのコーナー部近傍に開閉自在な液体取り出し部材を備えた袋と、この袋を内部にセット可能で上端壁部に前記袋の液体取り出し部材を外部に突出させた状態で嵌合させる切り込み部が形成された上端開口の容器本体と、この容器本体の上端開口部を開閉する蓋体とからなることを特徴とする液体取り出し装置。」の発明が記載され、特許文献2には、「上方に抽出口を設けた自立型可撓性液体収納袋と、この自立型可撓性液体収納袋を自立させることができる受部を設けると共に、この受部に立設した枠部又は背面部の上端部に、前記抽出口を露出し得る孔を上方所定位置に穿設した適宜形状の押圧体を回動自在に設けた液体抽出体とよりなることを特徴とする自立型可撓性液体収納袋用液体抽出器。」の発明が記載され、特許文献3には、「可撓性シートから構成され且つ口栓を有する液体用袋を収納可能な保持具本体を備えた液体用袋の保持具であって、前記保持具本体には、液体用袋の収納時に液体用袋内の液体が注ぎ出せるように前記口栓を支持する支持手段と、注ぎ出し用把持部とが設けられていることを特徴とする液体用袋の保持具。」の発明が記載されているが、いずれの発明も、自己閉塞パウチを使用するものではなく、袋(パウチ)の液体取り出し部材や口栓本体にキャップを設けたり、抽出口にキャップ付抽出パイプを設ける必要があり、内容物を取り出すときには、液体取り出し口や口栓本体が下向きとなるようにパウチ用ホルダ(液体取り出し装置、液体用袋の保持具)を傾けるか、パウチ用ホルダ(液体抽出器)の下方自由端部を押圧して、上方のキャップ付抽出パイプから抽出するといった面倒な操作を必要とし、また、定量吐出が可能なものではなかった。
また、注出口を下向きにした際に自己閉塞する自己閉塞パウチを使用し、注出時には自己閉塞を解除して内容物を定量吐出できるようにした自己閉塞パウチの使用方法に関する発明も公知である(特許文献4及び特許文献5参照)。
特開平11−193039号公報(段落[0019]) 特開2003−165550号公報(段落[0050]〜[0051])
これらの発明において、パウチを使用するには、例えばパウチ底部に設けた係合孔をフック等の係止具に係合させることによりパウチを倒立させると、内容物が弁を通過して定量室内に充填され、つぎに、注出口の先端部を開封した後に定量室を手や治具により押圧すると、注出口が開放され定量室内の内容物を取り出すことができるというものであるが、パウチ用ホルダの構造については開示されていない。
本発明は、前記課題を解決しようとするものであり、パウチの内容物の詰め替え作業を行なう必要がなく、パウチをそのまま使用できるようにしたパウチ用ホルダであって、面倒な操作をせずに、内容物を定量吐出できるパウチ用ホルダを提供することを課題とするものである。
本発明は、前記課題を解決するために次のような構成をとるものである。
(1)注出口を下向きにした際に自己閉塞する自己閉塞パウチを前記注出口を下向きにし て保持するパウチ用ホルダにおいて、
前記自己閉塞パウチが、可撓性のフィルムで形成され、液体収納室、液体収納室と連通 し弁により液体収納室と区画された定量室及び定量室と連通する注出口を有するものであ り、
前記パウチの長手方向の背面を支持する傾斜した板状体である支持手段と、
前記パウチを抱え込むようにホールドする前記支持手段に設けたガイド部材と、
前記パウチを押圧して内圧を上げておく手段を設けた、前記パウチの前面を覆うカバー と、
前記パウチの注出口近傍を押圧することにより自己閉塞を解除する手段と、
を備え、
前記内圧を上げておく手段が、前記カバーに復元性を有する軟質材を設け、前記パウチの液体収納室の前面に前記軟質材を当接することによるものであることを特徴とするパウチ用ホルダ。
(2)前記復元性を有する軟質材が、スポンジであることを特徴とする前記(1)に記載のパウチ用ホルダ。
(3)注出口を下向きにした際に自己閉塞する自己閉塞パウチを前記注出口を下向きにし て保持するパウチ用ホルダにおいて、
前記自己閉塞パウチが、可撓性のフィルムで形成され、液体収納室、液体収納室と連通 し弁により液体収納室と区画された定量室及び定量室と連通する注出口を有するものであ り、
前記パウチの長手方向の背面を支持する傾斜した板状体である支持手段と、
前記パウチを抱え込むようにホールドする前記支持手段に設けたガイド部材と、
前記パウチを押圧して内圧を上げておく手段を設けた、前記パウチの前面を覆うカバー と、
前記パウチの注出口近傍を押圧することにより自己閉塞を解除する手段と、
を備え、
前記内圧を上げておく手段が、前記カバーにスプリングのついた板状体を設け、前記パウチの液体収納室の前面に板状体を当接することによるものであることを特徴とするパウチ用ホルダ。
(4)注出口を下向きにした際に自己閉塞する自己閉塞パウチを前記注出口を下向きにし て保持するパウチ用ホルダにおいて、
前記自己閉塞パウチが、可撓性のフィルムで形成され、液体収納室、液体収納室と連通 し弁により液体収納室と区画された定量室及び定量室と連通する注出口を有するものであ り、
前記パウチの長手方向の背面を支持する支持手段と、
前記パウチを抱え込むようにホールドする前記支持手段に設けたガイド部材と、
前記パウチの前面を覆うカバーと、
前記パウチの注出口近傍を押圧することにより自己閉塞を解除する手段と、
を備え、
前記自己閉塞を解除する手段が、前記パウチの定量室の注出口近傍を両側から押圧する 手段により内容物を定量吐出するものであり、かつ、前記両側から押圧する手段が、前記支持手段に設けたガイド穴を通して前記パウチを押圧するプッシュロッドと前記パウチを挟んで前記プッシュロッドに対応する前記カバーの箇所にロッドを備えていることを特徴とするパウチ用ホルダ。
(5)前記プッシュロッドには、操作レバーが下方に延びるように連結され、前記操作レバーの下端を押すことにより発生する軸回転運動により前記プッシュロッドを前進させ前記パウチの定量室の注出口近傍を押圧することを特徴とする前記(4)に記載のパウチ用ホルダ。
(6)注出口を下向きにした際に自己閉塞する自己閉塞パウチを前記注出口を下向きにし て保持するパウチ用ホルダにおいて、
前記自己閉塞パウチが、可撓性のフィルムで形成され、液体収納室、液体収納室と連通 し弁により液体収納室と区画された定量室及び定量室と連通する注出口を有するものであ り、
前記パウチの長手方向の背面を支持する支持手段と、
前記パウチを抱え込むようにホールドする前記支持手段に設けたガイド部材と、
前記パウチの前面を覆うカバーと、
前記パウチの注出口近傍を押圧することにより自己閉塞を解除する手段と、
を備え、
前記自己閉塞を解除する手段が、前記パウチの定量室の注出口近傍を前方から押圧する 手段により内容物を定量吐出するものであり、かつ、前記前方から押圧する手段が、前記支持手段の長さ方向に位置し前記カバーの内側からその下端を越えて延びるレバーと、前記支持手段の上部に設けた前記レバーの支点と、前記レバーに取り付けた押圧ボタンを備えていることを特徴とするパウチ用ホルダ。
(7)前記レバーの下端を押すことにより発生する前記支点を中心とする軸回転運動により前記押圧ボタンを前進させ前記パウチの定量室の注出口近傍を押圧することを特徴とする前記(6)に記載のパウチ用ホルダ。
(8)前記レバーにおける前記押圧ボタンの上方に前記パウチの弁近傍を押圧する弁近傍押圧手段を取り付けたことを特徴とする前記(6)又は(7)に記載のパウチ用ホルダ。
本発明においては、パウチを本体容器として使用するため、詰め替え作業が必要なく、また、本発明のパウチ用ホルダは、内容物の定量吐出が可能であり、ポンプディスペンサーの代替として使用できるという格別の効果を奏するものである。
以下、図面に基づいて本発明を実施するための形態を説明する。
本発明において使用する注出口を下向きにした際に自己閉塞する自己閉塞パウチとしては、従来のものを使用できる。
従来の自己閉塞パウチとしては、パウチ本体と注出口を有し、且つ該パウチ本体から注出口に至る部分に一定角度で傾斜状に形成された肩部を有するパウチにおいて、注出口底部の幅、水平軸に対する肩部の傾斜角度、注出口底部から注出口先端部までの長さを特定の条件にすることにより、注出口を下向きにした際に自己閉塞するタイプのものがある(例えば、実開昭62−93040号公報等)。
また、定量吐出が可能な自己閉塞パウチとしては、前記特開平11−193039号公報等に記載されたものがあり、本発明においては、このタイプを使用するのが好ましい。
すなわち、図1に示すように、このパウチ1は、2枚の側壁部材11及び12を両側部6、6及び下端部7でヒートシールしたものであり、内容物充填後にパウチの上端部をヒートシールするものである。このパウチ1には、液体収納室2に隣接する定量室3及び定量室3に連通する自己閉塞性の注出口4が設けられている。液体収納室2と定量室3はフイルム状の弁5により区画されており、弁5の巾方向の上端部8は一方の側壁部材11にヒートシールにより接合され、弁5の巾方向の下端部9は他方の側壁部材12にヒートシールにより接合されている。また、弁5の長さ方向の両端部は側壁部材11及び12に両側部6、6でヒートシールされている。弁5の下端部9にはその中央部に未シール部10を設けることによって、液体収納室2と定量室3が連通するように構成されている。
このパウチ1に液状内容物を充填すると、図2にみられるように内容物は液体収納室2から弁5の未シール部10を通って定量室3に流入する。このときの液体収納室2の内圧をPo、定量室の内圧をPとするとP<Poである。また、パウチ1を構成する包材は、注出口4の定量室3との接続部でヒートシール部7に沿って液状内容物の圧力によってV字状に折り曲げられ注出口の対向する側壁を密着させるので、注出口4の長さを調整することにより注出口4の先端部を開封した後にも注出口4は自己閉塞性を有し、液状内容物が流出することはない。
このパウチに充填される液状内容物の例としては、これらに限定されるものではないが、液体洗剤、液体石鹸、シャンプー、リンス、消毒液、ローション、ファウンデーション、ヘアトニック、オーデコロン、乳液等の他、醤油、ソース、トマトケチャップ、マヨネーズ、ドレッシング等を挙げることができる。
このパウチ1から液状内容物を取り出すには、図3にみられるように注出口4の先端部を開封した後に、手指や治具等により定量室3を押圧する。このときP>Poとなるとともに注出口4の折れがなくなるので、注出口4は開放され液状内容物が注出される。その際に、液状内容物は定量室3から液体収納室2に逆流しようとするが〔図3(B)〕、弁5が閉じられた状態となるので内容物の逆流は防止され、定量室3内の内容物は注出口4から注出されるので、注出の安定性と優れた定量性を確保することができるというものである。
図4に示すように、パウチ1の長手方向の背面は、支持手段13によって支持されているが、支持手段13には、パウチ1を抱え込むようにホールドするガイド部材14が取り付けられている。
ガイド部材14は、注出口4が下向きになるように倒立したパウチ1の肩部を抱え込むようにホールドするものが好ましい。
支持手段13は、傾斜した板状体とするのが好ましい。
傾斜した板状体によって支持することにより、内容物が少なくなった場合にも、パウチ1は倒れることがなく、十分に支持されることになる。
パウチ1の前面は、カバー15によって覆われており、支持手段13とカバー15により箱が形成されるが、パウチ1を抱え込むようにホールドするガイド部材14を備えている場合には、カバー15は開閉式のものとする。図4に示すように、前から上に開くタイプと、図5に示すように、前から横に開くタイプとがある。なお、図示しないが、前から下に開くタイプや着脱可能なタイプなど、カバーの開閉の方式についてはこれらに限定されるものではない。さらに、これも図示しないが、前記箱の上部に開閉可能な開口部を設け、その開口部より、パウチのホールドとその解除ができるようにして、パウチの出し入れをするようにしてもよい。
パウチ1を抱え込むようにホールドするガイド部材14の代わりに、図6に示すように、支持手段13の上部にフック等の前記パウチを吊り下げる手段16を設けてパウチ1を吊り下げることもできる。
パウチ1を吊り下げる手段16を設けた場合には、支持手段13とカバー15により一体の箱を形成し、箱の上部に開閉可能な開口部17を設け、その開口部17より、パウチ1の出し入れをすることができる。また、パウチを吊り下げる手段を設けた場合にも、前記のように、カバーを開閉式のものとし、前から上に開くタイプ、前から横に開くタイプ、前から下に開くタイプ、着脱可能なタイプなどとしてもよい。カバーの開閉の方式はこれらに限定されるものではなく種々の方式を用いることができる。
カバー15には、内容物の盗難を防ぐために鍵を付けることが好ましく、また、内容物残量確認用の小窓18が付いていることが好ましい。
前記のとおり、パウチ1に内容物を充填するときには、液体収納室2の内圧をPo、定量室の内圧をPとするとP<Poとなり、また、内容物を取り出すために定量室3を押圧するときには、P>Poとなるが、パウチ1を押圧して内圧を上げておく手段を設けることにより定量吐出し易くなり、内容物の液体収納室2から定量室3への移動がスムーズに行える。
このため、カバー15には、図7及び図8に示すように、スポンジのような復元性を有する軟質材19やスプリングのついた板状体20を設け、パウチ1の液体収納室2の前面に前記軟質材19や板状体20を当接することによりパウチ1を押圧して内圧を上げておくことが好ましい。
自己閉塞パウチは、注出口近傍を押圧することにより自己閉塞が解除されるから、パウチ用ホルダには、そのための押圧手段を備える。
自己閉塞パウチの中でも、定量室3を有するパウチ1は、治具により定量室3の注出口4近傍を押圧すると、P>Poとなるとともに注出口4の折れがなくなり、注出口4は開放され内容物が定量吐出されるものであるが、図3に示すように、定量室3の注出口4近傍は両側から押圧することが好ましい。
両側から押圧するために、図5及び6に示すように、支持手段13に設けられたガイド穴21を通して前記パウチ1を押圧するプッシュロッド22とパウチ1を挟んでプッシュロッド22に対応する前記カバー15の箇所にロッド23を設ける。
プッシュロッド22には、操作レバー24が下方に延びるように連結され、操作レバー24は、支軸25を介して支持手段13に取り付けられている。
また、支持手段13と操作レバー24の間には、支軸25の上部にバネ26が設けられている。バネ26は、図5に示すようにコイルバネであってもよく、図6に示すように板バネであってもよい。
操作レバー24の下端を押すと、操作レバー24は支軸25の回りに回転し、バネ26を押しながら、操作レバー24の上部に連結されたプッシュロッド22を前進させて、プッシュロッド22によりパウチ1の定量室3の注出口4近傍が押圧され、内容物が定量吐出される。
操作レバー24を離すと、操作レバー24は、バネ26が伸びることにより、支軸25の回りに逆回転し、元の位置に戻る。
また、自己閉塞を解除する手段として、パウチ1の定量室3の注出口4近傍を前方から押圧する手段を採用することもできる。
前方からパウチ1の定量室3の注出口4近傍を押圧するためには、図9に示すように、支持手段13の長さ方向に位置しカバー15の内側からその下端を越えて延びるレバー27と、支持手段13の上部に設けた前記レバーの支点28と、レバー27に取り付けた押圧ボタン29を備えることが好ましい。パウチ1の後方にレバー27を位置させ、連結部材を介してレバー27に押圧ボタン29を取り付け、押圧ボタン29をパウチ1の前方に位置させるようにしてもよい。
押圧ボタン29の形状は任意であるが、図示のように押し側を半球形状、受け側を押し側よりも広い面積でパウチ1に面で接する形態(接面はR付き)とすることによって、注出の安定性がより向上する。
レバー27の下端を押すと、レバー27は支点28を中心として回転し、バネ26を押しながら、レバー27に取り付けられた押圧ボタン29を前進させて、押圧ボタン29によりパウチ1の定量室3の注出口4近傍が押圧され、内容物が定量吐出される。
レバー27の支点28を支持手段13の上部に設けることで、レバー27の軸回転運動の半径が大きくなり、パウチ1前方からより直線的に定量室3の注出口4近傍を押圧することができるようになるから、安定した注出が可能となる。
レバー27を離すと、レバー27は、バネ26が伸びることにより、支点28の中心として逆回転し、元の位置に戻る。
さらに、自己閉塞を解除し、注出するための押圧の前に、図9に示すように、パウチ1の弁(逆止弁)5(弁については図1〜3参照)の近傍を押圧する弁近傍押圧手段30を、レバー27における押圧ボタン29の上方に取り付けると、残量が少なくなったときに定量室3にある内容物が逆流しにくくなり注出性が向上し、パウチ1内の残量をより少なくできるから好ましい。
パウチ1の弁近傍は、レバー27が回転して弁近傍押圧手段30が押圧ボタン29と共に前進することにより押圧され、内容物の逆流が防止される。
本発明のパウチ用ホルダは壁掛けタイプとすることができ、壁面吸着手段としての吸盤等を設けてもよい。
本発明において使用する自己閉塞パウチの一例を示す斜視図である。 図1の自己閉塞パウチに内容物を充填した状態を示す部分拡大模式図で、注出口が閉じた状態を示す図である。 図1の自己閉塞パウチに内容物を充填した状態を示す部分拡大模式図で、注出口が開いた状態を示す図である。 パウチを抱え込むようにホールドするガイド部材を備えている、カバーが前から上に開くタイプのパウチ用ホルダを示すもので、(A)はパウチを取り付けて、カバーを開いた状態を示す正面図、(B)は同じく側面図である。 図4-1と同じタイプのパウチ用ホルダを示すもので、(C)はパウチを取り外して、カバーを開いた状態を示す正面図、(D)は同じく側面図である。 図4-1と同じタイプのパウチ用ホルダを示すもので、(E)はカバーを閉じた状態を示す正面図、(F)は同じく側面図である。 カバーが前から横に開くタイプのパウチ用ホルダを示すもので、(A)はカバーを開いた状態を示す正面図である。 図5-1と同じタイプのパウチ用ホルダを示すもので、(B)は断面図である。 図5-1と同じタイプのパウチ用ホルダを示すもので、(C)はカバーを閉じた状態を示す正面図、(D)は同じく側面図、(E)は同じく上から見た図である。 パウチを吊り下げる手段を有し、一体に形成された箱の上部に開閉可能な開口部を設けたタイプのパウチ用ホルダを示すもので、(A)は開口部を開いた状態を示す正面図、(B)は同じく断面図である。 図6-1と同じタイプのパウチ用ホルダを示すもので、(C)は開口部を閉じた状態を示す正面図、(D)は同じく断面図である。 スポンジのような復元性を有する軟質材で押圧してパウチ内圧を上げておくタイプのパウチ用ホルダを示すもので、(A)はカバーを開いた状態を示す正面図、(B)は同じく側面図であり、(C)はカバーを閉じた状態を示す断面図である。 スプリングのついた板状体で押圧してパウチ内圧を上げておくタイプのパウチ用ホルダを示すもので、カバーを閉じた状態を示す断面図である。 パウチを前方から押圧ボタンにより押圧するタイプのパウチ用ホルダを示すもので、(A)はカバーを開いた状態を示す正面図、(B)はカバーを開いた状態を示す断面図、(C)はカバーを閉じた状態を示す断面図である。
符号の説明
1 パウチ
2 液体収納室
3 定量室
4 注出口
5 弁
6、7、8、9 ヒートシール部
10 未シール部
11、12 側壁部材
13 支持手段
14 ガイド部材
15 カバー
16 パウチを吊り下げる手段
17 開口部
18 内容物残量確認用の小窓
19 復元性を有する軟質材
20 スプリングのついた板
21 ガイド穴
22 プッシュロッド
23 ロッド
24 操作レバー
25 支軸
26 バネ
27 レバー
28 支点
29 押圧ボタン
30 弁近傍押圧手段

Claims (8)

  1. 注出口を下向きにした際に自己閉塞する自己閉塞パウチを前記注出口を下向きにして保 持するパウチ用ホルダにおいて、
    前記自己閉塞パウチが、可撓性のフィルムで形成され、液体収納室、液体収納室と連通 し弁により液体収納室と区画された定量室及び定量室と連通する注出口を有するものであ り、
    前記パウチの長手方向の背面を支持する傾斜した板状体である支持手段と、
    前記パウチを抱え込むようにホールドする前記支持手段に設けたガイド部材と、
    前記パウチを押圧して内圧を上げておく手段を設けた、前記パウチの前面を覆うカバー と、
    前記パウチの注出口近傍を押圧することにより自己閉塞を解除する手段と、
    を備え、
    前記内圧を上げておく手段が、前記カバーに復元性を有する軟質材を設け、前記パウチの液体収納室の前面に前記軟質材を当接することによるものであることを特徴とするパウチ用ホルダ。
  2. 前記復元性を有する軟質材が、スポンジであることを特徴とする請求項に記載のパウチ用ホルダ。
  3. 注出口を下向きにした際に自己閉塞する自己閉塞パウチを前記注出口を下向きにして保 持するパウチ用ホルダにおいて、
    前記自己閉塞パウチが、可撓性のフィルムで形成され、液体収納室、液体収納室と連通 し弁により液体収納室と区画された定量室及び定量室と連通する注出口を有するものであ り、
    前記パウチの長手方向の背面を支持する傾斜した板状体である支持手段と、
    前記パウチを抱え込むようにホールドする前記支持手段に設けたガイド部材と、
    前記パウチを押圧して内圧を上げておく手段を設けた、前記パウチの前面を覆うカバー と、
    前記パウチの注出口近傍を押圧することにより自己閉塞を解除する手段と、
    を備え、
    前記内圧を上げておく手段が、前記カバーにスプリングのついた板状体を設け、前記パウチの液体収納室の前面に板状体を当接することによるものであることを特徴とするパウチ用ホルダ。
  4. 注出口を下向きにした際に自己閉塞する自己閉塞パウチを前記注出口を下向きにして保 持するパウチ用ホルダにおいて、
    前記自己閉塞パウチが、可撓性のフィルムで形成され、液体収納室、液体収納室と連通 し弁により液体収納室と区画された定量室及び定量室と連通する注出口を有するものであ り、
    前記パウチの長手方向の背面を支持する支持手段と、
    前記パウチを抱え込むようにホールドする前記支持手段に設けたガイド部材と、
    前記パウチの前面を覆うカバーと、
    前記パウチの注出口近傍を押圧することにより自己閉塞を解除する手段と、
    を備え、
    前記自己閉塞を解除する手段が、前記パウチの定量室の注出口近傍を両側から押圧する 手段により内容物を定量吐出するものであり、かつ、前記両側から押圧する手段が、前記支持手段に設けたガイド穴を通して前記パウチを押圧するプッシュロッドと前記パウチを挟んで前記プッシュロッドに対応する前記カバーの箇所にロッドを備えていることを特徴とするパウチ用ホルダ。
  5. 前記プッシュロッドには、操作レバーが下方に延びるように連結され、前記操作レバーの下端を押すことにより発生する軸回転運動により前記プッシュロッドを前進させ前記パウチの定量室の注出口近傍を押圧することを特徴とする請求項に記載のパウチ用ホルダ。
  6. 注出口を下向きにした際に自己閉塞する自己閉塞パウチを前記注出口を下向きにして保 持するパウチ用ホルダにおいて、
    前記自己閉塞パウチが、可撓性のフィルムで形成され、液体収納室、液体収納室と連通 し弁により液体収納室と区画された定量室及び定量室と連通する注出口を有するものであ り、
    前記パウチの長手方向の背面を支持する支持手段と、
    前記パウチを抱え込むようにホールドする前記支持手段に設けたガイド部材と、
    前記パウチの前面を覆うカバーと、
    前記パウチの注出口近傍を押圧することにより自己閉塞を解除する手段と、
    を備え、
    前記自己閉塞を解除する手段が、前記パウチの定量室の注出口近傍を前方から押圧する 手段により内容物を定量吐出するものであり、かつ、前記前方から押圧する手段が、前記支持手段の長さ方向に位置し前記カバーの内側からその下端を越えて延びるレバーと、前記支持手段の上部に設けた前記レバーの支点と、前記レバーに取り付けた押圧ボタンを備えていることを特徴とするパウチ用ホルダ。
  7. 前記レバーの下端を押すことにより発生する前記支点を中心とする軸回転運動により前記押圧ボタンを前進させ前記パウチの定量室の注出口近傍を押圧することを特徴とする請求項に記載のパウチ用ホルダ。
  8. 前記レバーにおける前記押圧ボタンの上方に前記パウチの弁近傍を押圧する弁近傍押圧手段を取り付けたことを特徴とする請求項6又は7に記載のパウチ用ホルダ。
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