JP4351823B2 - 電子機器及び電子機器制御方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子機器及び電子機器制御方法に関する。詳しくは、複数人で利用する放送番組の受信機(STB;セットトップボックス)等の電子機器において、機器を利用する個人を特定し、特定した個人に適した機器操作環境や嗜好に適した放送番組情報/商品情報等を提供できる電子機器及び電子機器制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来技術において、例えば、米国のTiVo社が提供する放送番組の受信機(STB)のように、電話回線と受信機を接続し、ユーザがどのような放送番組を視聴しているのかを判別する視聴情報を収集してユーザの嗜好を分析し、自動的にユーザの好みに合うような放送番組を通知(推奨)したり、記録するような機器やサービスが存在する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような機器やサービスでは、家族等、複数人で1台の受信機(STB)等の電子機器を使用する場合が多く、利用する機能が各人で別々であり、また、操作方法(例えば、リモコンの操作ボタン等)は一様であるので必ずしも各人の利用しやすい操作(動作)環境ではないという問題がある。又、ユーザが視聴する放送番組の視聴情報等を収集/分析して、ユーザの嗜好に適した放送番組や商品情報を提供するサービスを行う場合においても、複数人が1台の電子機器を利用すると、各人の視聴情報が混交してしまい、必ずしも現在利用しようとする人の嗜好に合うような情報を提供することができないという問題がある。
【0004】
従って、複数人で利用するデジタル放送の受信機(STB)等の電子機器において、機器を利用する個人を特定し、特定した個人に適した機器操作環境を提供すること、特定した個人の嗜好に適した放送番組情報/商品情報等を提供できるようにすることに解決しなければならない課題を有する。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本発明に係る電子機器及び電子機器制御方法は次のような構成にすることである。
【0006】
(1)電子機器は、番組を提供すると共に、該番組に関連する電子番組情報を提供することができる提供システムから提供された番組を受信することができる受信部と、前記受信部から番組視聴情報を収集し、番組や電子番組情報等の嗜好を分析すると共に、前記提供システムからの電子番組情報や商品情報等をユーザの嗜好や要望に適した形式で提供する情報提供部と、からなり、前記受信部を操作するリモコンは、前記受信部の電源をオンにする操作ボタンで構成された電源投入手段を複数備え、前記受信部は、前記リモコンからの電源投入手段により電源がオンされたときに、前記複数の電源投入手段の違いを判別し、その判別された電源投入手段に基づいて、前記情報提供部からのユーザが視聴した番組のデータに基づいて 前記リモコンのボタンの機能を、前記ユーザの嗜好に適した番組情報を表示するように異ならせるように制御することである。
【0008】
(2)電子機器制御方法は、番組を提供すると共に、該番組に関連する電子番組情報を提供することができる提供システムから提供された番組を受信することができる受信部と、前記受信部から番組視聴情報を収集し、番組や番組情報等の嗜好を分析すると共に、前記提供システムからの番組情報や商品情報等をユーザの嗜好や要望に適した形式で提供する情報提供システムと、からなる電子機器の制御方法において、前記受信部を操作するリモコンは、前記受信部の電源をオンにする操作ボタンで構成された電源投入手段を複数備えると共に、前記受信部は、前記リモコンからの電源投入手段により電源がオンされたときに、前記複数の電源投入手段の違いを判別し、その判別された電源投入手段に基づいて、前記情報提供部からのユーザが視聴した番組のデータに基づいて前記リモコンのボタンの機能を、前記ユーザの嗜好に適した番組情報を表示するように異ならせるように制御することである。
【0010】
このような電子機器により、機器の電源をオンする時にユーザを特定することが可能となり、各ユーザに対応した予め設定された機器設定、若しくはユーザの利用状況に基づいた機器設定によって各ユーザに適した操作環境で機器を動作させることができる。又、ユーザを特定できるので、各ユーザ別の機器利用状況や放送番組の視聴情報を収集/分析して、今まで以上に個人の嗜好に適した放送番組情報や商品情報の提供、機器の動作(操作)環境等を提供することが可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】
次に、本発明に係る電子機器及び電子機器制御方法の実施の形態を図面を参照しながら説明する。
【0012】
図1に示すデジタル放送の送受信システムは、放送局が送信アンテナ110や衛星120により放送番組を送信したり、放送番組の番組情報を提供することができる(番組)提供システムである放送システム100と、放送システム100から送信された放送番組を受信する為のアンテナ(地上波用/衛星放送用)210と受信部であるところの電子機器である受信機220とからなるユーザが有する受信システム200と、電話回線等のネットワーク400を介してユーザの受信機220から視聴情報を収集し、放送番組や商品等の嗜好を分析し、放送局からの電子番組情報(EPG)や商品情報等をユーザの嗜好や要望に適した形式で提供する番組情報提供業者の情報提供部である情報提供システム300とから構成される。尚、放送システム100と情報提供システム200はネットワーク等で接続して番組情報等の情報を送受できることは勿論である。
【0013】
図2は、ユーザが有する受信システム200における受信機220(電子機器)の主要部の一例を示した概略図であり、デジタル放送の電波(放送番組信号)を受信選択するチューナ部221と、チューナ部221で受信した電波から映像/音声/データ信号と、視聴する放送番組の属性(ジャンル)情報等を分離する分離部(DMUX)222と、分離部222で分離された映像/音声/データ信号を映像/音声/データに復調する復調部(Decoder)223と、復調部223で復調した映像/音声/データをモニタ等へ出力する出力部224と、受信機220の各部を制御する制御部(Controller)225と、制御部225を介して送られてくる放送番組の属性(ジャンル)情報や視聴情報等をモデム等により情報提供業者の情報提供システム300へ送る通信部226と、受信機220を操作するリモコン500とから構成される。又、受信機220は、リモコン500等による所定の操作によって、例えば自分の見やすいような画面表示に設定したり、リモコン500の操作ボタンを使いやすいように割り当てる等、各個人に適した使用環境の設定/記憶を行うことができる設定機能を具備し、電源をオンする時にリモコン500の予め決めた所定の操作ボタンを押すことにより設定/記憶した操作環境を判別して動作する。尚、受信機220は、ユーザの視聴した放送番組の視聴情報を蓄積(収集)/分析し、ユーザの嗜好に適した番組情報をEPG等から抽出して提示する機能を自機器内に設けるようにすることも可能である。
【0014】
このような受信機220を操作するリモコン(リモートコントローラ)500の一例として、図3に示すような「ARIB(Association of Radio Industries and Businesses) TR−B15 BSデジタル放送運用規定」で推奨されているBSデジタルチューナのリモコン500A(図3(a))やBS内蔵テレビジョンのリモコン500B(図3(b))等がある。
【0015】
図3に示すリモコン500Aとリモコン500Bは、受信機220の電源ON/OFF(スタンバイ)を行う「電源」ボタン501と、チャンネル番号の入力により選局が可能な「0」〜「9」の数字キー(テンキー)502と、情報提供業者や放送局等からの番組表(番組情報データ)を表示するための「EPG」ボタン503と、受信機220のシステムメニューを表示するための「メニュー」ボタン504と、画面上に表示されるカーソルを上下左右に移動させるための矢印ボタン(「↑」、「↓」、「→」、「←」)505と、画面上に表示されるカーソルが位置する項目を選択項目として決定する為の「決定」ボタン506と、チャンネル選局の「アップ」/「ダウン」ボタン507と、データ放送で使用する「データ」ボタン508と、操作の取り消しなどを行う「戻る」ボタン509と、関連する映像を選択する為の「映像」ボタン510と、音声ES及び二カ国語切替え用の「音声」ボタン511と、字幕のON/OFF及び字幕言語切替えの為の「字幕」ボタン512と、「青」/「赤」/「緑」/「黄」の4つからなるカラーボタン520と、予めプリセットされたサービスIDを一発で選局可能な「A」〜「L」の12個のワンタッチボタン530とを有する。尚、BS内蔵テレビジョン用のリモコン500Bには、上記のボタンに加えてテレビジョンの音量を調整する「音量」ボタン540と、音声多重放送の為の「音多(音声多重)」ボタン550と、テレビジョンの音量をワンタッチで消す「音消」ボタン551と、地上波のチャンネル受信とBS放送のチャンネルとを切り替える「地上波」ボタン560と「BS」ボタン570が具備されている。
【0016】
そして、リモコン500Aやリモコン500Bによりデータ放送サービスを利用して商品を選択したり、クイズ番組に参加するなどインタラクティブな操作を行うときには図4に示すように、画面上に表示されるカーソルを上下左右に移動させる矢印ボタン(「↑」、「↓」、「→」、「←」)505と、所望の数字を入力する「0」〜「9」の数字キー(テンキー)502と、操作の区切り(決定)を行う「決定」ボタン506と、操作の取り消し/入力文字のバックスペースや一括消去/双方向の発呼中断/前表示画面(BML文書)に戻る等の用途に用いる「戻る」ボタン509と、マルチメディアデータ放送の表示、非表示切替えを行う「データ」ボタン508と、操作(実行)の選択を行う「青」/「赤」/「緑」/「黄」の4つからなるカラーボタン520が主に使用される。
【0017】
ここで、このようなリモコン500(リモコン500A若しくはリモコン500B)のカラーボタン520(図3参照)の「赤」/「青」/「緑」/「黄」の4つそれぞれに対して、受信機220の電源オン機能を割り当てる。そして、それぞれのユーザが予め自分の利用するカラーボタン520を決めておくことによりリモコン500で電源オンした時点で受信機220が個人を特定することができる。尚、カラーボタン520は、電源をオンにした後、データ放送における操作(実行)の選択を行う機能など通常の操作設定情報を割り当てる。
【0018】
受信機220側では、リモコン500の「赤」/「青」/「緑」/「黄」の4つのカラーボタン520に個々に対応した個別の利用状況の設定/記憶が行われる。又、電源投入機能はその他の操作ボタンに割り当てたり、例えば、電源ボタン501とワンタッチボタン530のうち何れかを同時に押すことで電源オンが行われる、というように複数の操作ボタンを組み合わせて電源オンできるようにすることも可能である。更に、ユーザが予め決めた自分のカラーボタン520以外の色のボタンを操作して受信機220を利用しないようにパスワードやID情報の入力を要求するようにしても良い。尚、カラーボタン520(若しくは他の操作ボタン)は電源オン時以外は通常の操作が割り当てられているので受信機220の電源をオフする場合には、全てのユーザが電源ボタン501により電源オフを行う。
【0019】
一方、ユーザの放送番組の嗜好を調査するために用いる放送番組のジャンル情報は、ARIB規格で規定されているBSデジタル放送を例にとると、放送局からの電波=TS(トランスポートストリーム)に含まれている番組配列情報のEIT(イベント情報テーブル)の中のコンテント記述子(Content descriptor)に記述されている。
【0020】
コンテント記述子(content_descriptor())のデータ構造は、図5に示すように、descriptor_tag(記述子タグ)と、descriptor_length(記述子長)と、content_nibble_level_1と、content_nibble_level_2と、user_nibbleと、user_nibbleとから構成されており、content_nibble_level_1と、content_nibble_level_2と、user_nibbleと、user_nibbleとは、「for(i=0;i<N;i++)」の記述(指定)により変数”i”がi<Nの間、変数”i”の値を「1」インクリメントしてループする(繰り返される)。
【0021】
descriptor_tag(記述子タグ)は、8ビットのフィールドで、各記述子を識別する。この場合は”0x54”を記述する。descriptor_length(記述子長)は、8ビットのフィールドで、このフィールドの直後に続く記述子のデータ部分の全バイト長を規定し、ループ回数の最大値を7(content_nibble指定:3、user_nibble指定:4)と規定する。即ち記述子長の最大値は14バイトとする。
【0022】
content_nibble_level_1は、4ビットのフィールドで、コンテント識別の第1段階分類(番組ジャンル大分類)を表す。番組特性を示す際には”0xE”を指定する。content_nibble_level_2は、4ビットのフィールドで、コンテント識別の第2段階分類(番組ジャンル中分類)を表す。content_nibble_level_1=”0xE”の時は、番組特性コード表の種類を記述する放送開始当初のジャンルコード表(ARIB規格 TR−B15の[付録A])を参照する。user_nibbleは、4ビットのフィールドで、放送事業者により定義される。content_nibble_level_1=”0xE”としたときのみ、番組特性を記述する。その他の場合は”0xFF”とする。content_nibble=”0xE0”(ARIB規格で規定されたBSデジタル放送用番組付属情報)を指定した場合は、放送開始当初の番組特性コード表(user_nibbleの運用)(ARIB規格 TR−B15の[付録B])に従い、中止/延長/中断等の放送番組の流動編成等に関する記述がなされる。
【0023】
番組ジャンルは、上述のジャンル大分類content_nibble_level_1と、ジャンル中分類content_nibble_level_2とにより放送番組の記述内容が定められる。例えば、図6に示すARIB規格においては、content_nibble_level_1が”0x0”の時は、「ニュース/報道」番組であり、”0x1”の時は「スポーツ」番組である。そして、このジャンル大分類をジャンル中分類content_nibble_level_2によって更に細分化する。ジャンル大分類が「ニュース/報道」(content_nibble_level_1=”0x0”)において、ジャンル中分類content_nibble_level_2が”0x0”の時は、「定時・総合」(のニュース/報道)番組、”0x1”の時は「天気・交通」番組、”0x2”の時は「特集・ドキュメント」番組・・・、ジャンル大分類が「スポーツ」(content_nibble_level_1=”0x1”)において、ジャンル中分類content_nibble_level_2が”0x0”の時は「スポーツニュース」、”0x1”の時は「野球」・・・というように分類される。
【0024】
次に、図1の送受信システムでデジタル放送を視聴する場合における受信システムの受信機(図2参照)の動作について説明する。
【0025】
まず、予めユーザ個別に決めたリモコン500のカラーボタン520(「赤」/「青」/「緑」/「黄」)を操作して、受信機220の電源をオンにする。
受信機220は、リモコン500で操作されたカラーボタン520の色により電源をオンしたユーザが設定したリモコン500の操作ボタンの配列で動作する。若しくは、今までの利用状況を分析して電源オンしたユーザが利用しやすいような操作環境を提供する。
【0026】
例えば、図7に示すように、リモコン500(図3参照)で受信機220の電源をオンすると、カラーボタン520の「赤」ボタンで電源をオンした場合、数字キー502の「1」→A[ch]、「2」→B[ch]、「3」→C[ch]・・・・「0」→G[ch]、「青」ボタンで電源をオンした場合、数字キー502の「1」→C[ch]、「2」→E[ch]、「3」→D[ch]・・・・「0」→B[ch]、「緑」ボタンで電源をオンした場合、「1」→E[ch]、「2」→A[ch]、「3」→B[ch]・・・・「0」→C[ch]、「黄」ボタンで電源をオンした場合、「1」→B[ch]、「2」→F[ch]、「3」→G[ch]・・・・「0」→D[ch]と云うように、受信機220の電源をオンしたカラーボタン520の色によりリモコン500の数字キー502に割り当てる放送局のチャンネルが変わり、個人が使いやすい操作ボタンの配置で受信機220の操作を行うことができる。尚、カラーボタン520は、電源をオンした後(電源オン時以外)にはデータ放送の操作(実行)の選択を行う等の通常の操作情報が割り当てられる。また、受信機220の電源をオフする場合には、全てのユーザが電源ボタン501により電源をオフする。
【0027】
続いて、受信機220によりEPG(電子番組情報)等を閲覧する場合について説明する。
【0028】
ユーザが受信システム200により放送番組を視聴する為、リモコン500のカラーボタン520(図3参照)により受信機220の電源をオンする。受信機220は、カラーボタン520の色(「赤」/「青」/「緑」/「黄」)によりユーザを特定できるので、それぞれのユーザに対応して設定されている機器動作を行う。そしてユーザが様々な放送番組の視聴を行うと、受信機220の分離部222で分離した放送番組の番組ジャンルのデータ(図5、図6参照)と共に、ユーザを特定するユーザ情報を含む放送番組の視聴情報が電話回線等のネットワーク400介して情報提供業者の情報提供システム300に送られる。情報提供システム300は、受信機220からの視聴情報に含まれたユーザ情報に従ってユーザ別の視聴データ収集/分析を行い、各ユーザの嗜好に適した放送番組情報や商品情報等を受信機220に送る。尚、受信機220の装置内にユーザの視聴した放送番組の視聴情報を蓄積(収集)/分析し、情報提供システム300等から送られてくるEPG等からユーザの嗜好に適した番組情報や商品情報を抽出して提示する機能を設けるようにすることも可能である。
【0029】
例えば、図8に示すEPGによるチャンネル別の番組表(16時〜18時)を閲覧する場合、受信機200と接続された情報提供システム300から、今までユーザが視聴した放送番組のデータに基づき、個人の嗜好に適した放送番組情報(商品情報等)が送られてくるので、画面上に表示されるチャンネル別の番組情報の表示位置が、カラーボタン520の「赤」ボタンで電源をオンした時には、位置1→A[ch]、位置2→B[ch]、位置3→C[ch]、位置4→D[ch]、位置5→E[ch]、位置6→F[ch]、位置7→G[ch]の順(図8(a)参照)、「青」ボタンで電源をオンした時には、位置1→C[ch]、位置2→E[ch]、位置3→D[ch]、位置4→F[ch]、位置5→G[ch]、位置6→A[ch]、位置7→B[ch]の順(図8(b)参照)というように各人の見やすいチャンネル配列(順番)で表示される。
【0030】
尚、上記で述べた電子機器は、デジタル放送の受信機についての説明であるが、複数の電源投入手段を有する機器、例えば、セットトップボックス(STB)やパソコン等の機器に応用して、電源をオンする時にユーザを特定し、予め設定した機器設定若しくはユーザの利用状況に基づいた機器設定によって各ユーザに適した操作環境で機器を動作させることが可能なことは勿論であり、また、これらの電子機器に限定されるものでないことは云うまでもない。
【0031】
【発明の効果】
以上説明したように、電子機器の電源をオンする時の操作を、各人が別の操作方法(操作ボタン等)で行うことにより、電源をオンする時点でユーザを特定することができるので、予め設定した機器設定若しくはユーザの利用状況に基づいた機器設定によって各ユーザに適した操作環境で電子機器を動作させることが可能となる。又、各ユーザ別の機器利用状況や放送番組の視聴情報を収集して分析できるので、機器毎でしか判別できなかった視聴情報等が個人別に判別できるようになり、今まで以上に個人の嗜好に適した放送番組情報や商品情報の提供、機器の動作(操作)環境等を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電子機器(受信機)において、デジタル放送を視聴する送受信システムの一例を示した概略図である。
【図2】本発明に係る電子機器の一例として、デジタル放送を視聴する受信機の構成を示したブロック図である。
【図3】本発明に係る受信機(電子機器)を操作するリモコン(リモートコントローラ)の一例として、デジタル放送受信機を操作するARIB TR−15規格の(推奨する)リモコンについて示した外観図である。
【図4】ARIB TR−15規格のリモコンで、データ放送を視聴する場合に用いるリモコンキー(操作ボタン)についての説明図である。
【図5】ARIB規格のデジタル放送における放送番組のジャンルを記述するコンテント記述子(Content descriptor)の構造及び送出運用規則についての説明図である。
【図6】デジタル放送の放送番組のジャンルが記述されているARIBで規定されてたコンテント記述子(Content descriptor)に記述される具体的な記述内容(の一部)についての説明図である。
【図7】本発明に係る受信機(電子機器)を操作するするリモコンで、各ユーザに適した操作環境により放送チャンネルを選択する場合の操作ボタンの一例を示した説明図である。
【図8】本発明に係る受信機(電子機器)において、EPG(電子番組情報)を画面表示した場合の配列の一例を示した説明図である。
【符号の説明】
100;放送システム、110;送信アンテナ、120;衛星、200;受信システム、210;(受信)アンテナ、220;受信機(電子機器)、300;情報提供システム、400;ネットワーク、500;リモコン、221;チューナ、222;分離部、223;復号部、224;出力部、2225;制御部、226;通信部、500A;リモコン、500B;リモコン;501;「電源」ボタン501、502;数字キー(テンキー)、503;「EPG」ボタン、504;「メニュー」ボタン、505;矢印ボタン、506;「決定」ボタン、507;「アップ」/「ダウン」ボタン、508;「データ」ボタン、509;「戻る」ボタン、510;「映像」ボタン、511;「音声」ボタン、512;「字幕」ボタン、520;カラーボタン、530;ワンタッチボタン、540;「音量」ボタン、550;「音多(音声多重)」ボタン、551;「音消」ボタン、560;「地上波」ボタン、570;「BS」ボタン

Claims (2)

  1. 番組を提供すると共に、該番組に関連する電子番組情報を提供することができる提供システムから提供された番組を受信することができる受信部と、
    前記受信部から番組視聴情報を収集し、番組や電子番組情報等の嗜好を分析すると共に、前記提供システムからの電子番組情報や商品情報等をユーザの嗜好や要望に適した形式で提供する情報提供部と、
    からなり、
    前記受信部を操作するリモコンは、前記受信部の電源をオンにする操作ボタンで構成された電源投入手段を複数備え、
    前記受信部は、前記リモコンからの電源投入手段により電源がオンされたときに、前記複数の電源投入手段の違いを判別し、その判別された電源投入手段に基づいて、前記情報提供部からのユーザが視聴した番組のデータに基づいて 前記リモコンのボタンの機能を、前記ユーザの嗜好に適した番組情報を表示するように異ならせるように制御すること
    を特徴とする電子機器。
  2. 番組を提供すると共に、該番組に関連する電子番組情報を提供することができる提供システムから提供された番組を受信することができる受信部と、
    前記受信部から番組視聴情報を収集し、番組や番組情報等の嗜好を分析すると共に、前記提供システムからの番組情報や商品情報等をユーザの嗜好や要望に適した形式で提供する情報提供システムと、
    からなる電子機器の制御方法において、
    前記受信部を操作するリモコンは、前記受信部の電源をオンにする操作ボタンで構成された電源投入手段を複数備えると共に、前記受信部は、前記リモコンからの電源投入手段により電源がオンされたときに、前記複数の電源投入手段の違いを判別し、その判別された電源投入手段に基づいて、前記情報提供部からのユーザが視聴した番組のデータに基づいて前記リモコンのボタンの機能を、前記ユーザの嗜好に適した番組情報を表示するように異ならせるように制御すること
    を特徴とする電子機器制御方法。
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