JP4351746B2 - 符号化装置、符号化方法、復号装置及び復号方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、デジタル符号化信号の処理に関し、特にMPEG2に従って符号化された信号に適用されるものである。
【0002】
【従来の技術】
MPEG2は周知であって、ISO/IEC13818−2に定義されている。MPEG2符号化は、例えば、英国ISBN(国際標準図書番号)187256707X、Swift Television Publications発光NTLによる小冊子「MPEG−Digital Television For All」及び英国RG22 4SB、ハンプシャー、ベージングストーク、ビァブルズ、ジェイズ クロース所在のSony Broadcast and Professional Europeによる「Video Compression Technology」において論評されている。
【0003】
添付された図1〜3を参照して背景を述べる。図1はMPEG2符号化信号の階層構造の各層を示し、図2はMPEG2符号化器の簡略化した模式ブロック図であり、図3は該符号化器によって生成される画像グループ(GOP)の模式図である。
次の説明は、MPEG2を詳細に説明することを意図したものではなく、本発明に対する予備知識を与えるためのものである。
【0004】
1)階層構造
図1に示す如く、MPEG2は、ビデオ信号を符号化し、符号化した信号を階層構造の各層に編成する。説明を簡単にするため、完全なフレームの輝度(Y)のみについて次に述べる。
アナログフレームFをサンプル(標本化)し、デジタル化して8×8ピクセル(x)のブロックBに分割する(図1のA)。
輝度に対し、4個のBブロックをまとめて1つのマクロブロックMとし、これを複数個つくる。これを以下の如く処理する(図1のB)。
(色度に対しては、別のブロックが加えられる。)
【0005】
連続するマクロブロックMをまとめてスライスSに編成する(図1のC)。図示の如く、スライスは1画像の幅(フレーム幅)と同じ長さとする。ただし、スライスがただ1つの画像(フレーム)からのマクロブロックより成る場合、スライスの長さは任意でよい。
【0006】
1画像P(フレーム)は、1以上のスライスSより成る(図1のD)。
複数の画像を一緒にまとめて画像グループ(GOP)を作る(図1のE)。GOPは、あとで図3を参照して述べる如く「開放型」か又は「閉鎖型」となるであろう。
シーケンスは、1以上のGOPより成る(図1のF)。
【0007】
2)符号化
MPEG2符号化器の概略を示す図2において、時間的冗長性除去ユニット1への入力信号はサンプルされデジタル化されたビデオ信号とする。
時間的冗長性除去ユニット1では、フレーム間の動きを補償する差を表す信号を生成することにより、デジタル信号から時間的冗長性を除去する。実際では、その差は、或るフレームと1以上の他のフレーム(通常最大2)から予測したものとの差である。これらの差は、結局Iフレーム(イントラ(内)符号化フレーム)と呼ばれるフレームを基準とする。Iフレームの中には、符号化情報が保存されている。Pフレーム及びBフレームと呼ばれる2種類の差フレームが生成される。これらは、インター(間)符号化フレームと呼ばれる。
【0008】
Pフレームは、Iフレーム又は先行するPフレームかも知れない1つ先行基準フレームから予測されたフレームである。Pフレームは、1以上の介在フレームによってその基準フレームから隔てられることもある。
【0009】
Bフレームは、最も近い先行するI又はPフレーム及び最も近い後続のI又はPフレームから双方向に補間されたフレームである。I及び(又は)Pフレーム間のBフレームの数は、選択可能である。
GOPは、少なくとも1つのIフレームを含まなければならない。GOPは、そのうえ更に1以上のB及び(又は)Pフレームを含んでもよい。
【0010】
これらのフレームは、離散コサイン変換(DCT)ユニット2により、空間的冗長性の除去処理を受ける。Iフレーム即ちイントラ符号化フレームは、時間的冗長性を除去されることなくDCT処理を受ける。
【0011】
DCTは、上記Bブロックに対し、離散コサイン変換用の1組の係数をピクセル値にマトリックス乗算をして行う。上記DCTユニット2は、各8×8入力ブロックに対する空間周波数係数の2次元8×8アレイを生成する。
【0012】
マクロブロックMは、動き補償に使用される。動きベクトルは、動きベクトル推定器7で導出されるが、これは、現フレーム内のマクロブロックが予測フレームのどの位置にあるかを示すものである。この動きベクトルは、P及びBフレームに付随しており、予測期間における画像物体の動きによって生じる予測エラーを減らすことにより、時間的(1)及び空間的(2)冗長性除去で達成されるデータの縮減に加えて、更にデータ縮減を可能とするものである。
【0013】
DCTの空間周波数係数アレイは、2次元量子化加重マトリックスによって量子化(3)される。ここで、一般に人間の視覚組織の特性に従ってDCT係数の量子化に加減を加える。画像情報の殆どは低い空間周波数の所にあるので、低い空間周波数は高精度で量子化する。眼は高い空間周波数のノイズに対して余り敏感でないので、かような周波数はもっと粗く量子化して、更にデータ量を減らす。
【0014】
データ量は画像の内容と共に変わるが、ビットレートは一定であるのが望ましい。その目的のため、量子化を、一定のビットレートを維持するように変化する量子化スケーリング値QV によって制御する。これは、図2に示す如く、バッファ4の占有率を一定に保つようQV を変化させることによって行うことができる。
【0015】
量子化されたデータはそれから、例えば可変長符号化器5及びハフマン符号化器6を含むエントロピ符号化器5,6によって符号化される。可変長符号は、ゼロをすべて別個の符号として送信する代わりに、ゼロの列におけるゼロの数を示すことにより、データを減らすものである。
【0016】
例えば、10進法データストリーム(00000003)は、10進法で1対の符号(7,3)として可変長符号化されることになる。
この符号対は、ハフマン符号化において、該対の生起確率を示す符号を各符号対に割当てることにより符号化される。
バッファ4の出力は、少なくともIフレームを通常P及び(又は)Bフレームと共に表すほぼ一定のビットレートのビットストリームである。
【0017】
3)シンタクス(構文)
上記ビットストリームは、MPEGシンタクスと呼ばれるデータを含む。これらは、ISO/IEC13818−2に定義されており、該ビットストリーム内のデータをどのように構成し、また、該ビットストリームの復号を容易にするためどのように符号化するかを示すものである。
【0018】
図1を参照するに、シンタクス・データは、特に次のものを含んでいる。
SMはマクロブロックに付随する。
SSはスライスに付随する。
SPはフレーム又は画像に付随する。
SGはGOPに付随する。
SHはシーケンスに付随する。
【0019】
マクロブロックMのシンタクスSMは、特に次のものを含む。
(1)動きベクトル値を定めるデータ、及び
(2)量子化スケーリング符号
【0020】
フレームのシンタクス・データSPは、特に次のものを含む。
(1)フレームの種類、即ちI,P又はBの種別を示すデータ、
(2)B及びPフレームに対し、これらの導出に参照された基準フレームを示すデータ、及び
(3)コンシールメント(補整)ベクトルに関するデータ。
【0021】
GOPのシンタクス・データSGは、特に次のものを含む。
(1)GOPが開放型か又は閉鎖型かを示すデータ。
シーケンスのシンタクス・データSHは、特に次のものを含む。
(1)水平方向及び垂直方向のピクセルで表す画像のサイズ、及び
(2)ビデオバッファ比較照合器のサイズ。
【0022】
信頼できる復号器の動作及び所望の画質(の維持)と両立するように、ビデオ信号を表すデータ量をできる限り減らすことが望ましい。
IフレームはPフレームより多くのデータを必要とし、PフレームはBフレームより多くのデータを必要とする。よって、B及びPフレームをできるだけ多く使用することが望ましい。
【0023】
4)信号処理
ビデオ信号のスタジオ及び制作後処理では、色々な態様で信号が編集される。最も簡単な編集は、カッティングである。他の編集処理には、カッティング及び新しいシーケンスの挿入並びに異なるシーケンス間のクロスフェードが含まれる。
【0024】
編集は、最も近いフレームに対し、又は状況によっては最も近いフィールドに対して精確である必要がある。前掲のNTLの小冊子に見られるように、「編集は、完全な情報を含むフレーム、即ちIフレームでのみ行うことができるであろう」。しかし、フレームはGOP内に並んでいてGOPの長さは1より大きいので、或るフレームの内容は他のフレームによって決まることになり、たとえ編集をIフレームで行っても問題が生じる。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】
図3のAに示す如く、GOPが閉鎖型(自給自足的)の場合がある。それは、GOPを復号するのに必要な全情報が該GOPに含まれていて、ただ1つのIフレームが参照されることを意味する。図3のAには、2つの任意のGOP,GOP1及びGOP2のシーケンスが示されており、各GOPはI,B及びPフレームを含んでいる。すべてのB及びPフレームは、結局のところ最初のIフレーム21を参照(基準と)している。最後のBフレーム22は、当該GOPの先行Pフレーム23及び最後のPフレーム24を参照しているので、該GOP内で復号することができる。
【0026】
開放型のGOPは、復号に隣接GOPからのデータを必要とする。図3のBは任意の開放型GOPを示しており、図から明らかなように、例えば、最初のGOPであるGOP1の最後のBフレーム31はGOP2の最初のIフレーム32からのデータを必要としている。編集が図3のAの閉鎖型GOPのGOP1とGOP2の間の境界で行われる場合、何も問題は起きない。各GOPは、依然として復号可能である。しかし、編集がIフレーム21とBフレームの間で行われると、該Bフレームはもはや精確には復号されないであろう。それは、該Bフレームが2つの基準フレームI21及びP23の一方から離れてしまうからである。これに対処する従前の提案は、単に該BフレームをPフレームとして指定し直すことであり、後続の復号の精確性を損なうものであった。図3のBの例で2つの開放型GOPの間の境界で編集が行われると、GOPが相互に依存しているので、それらの精確な復号が妨げられることになる。
【0027】
したがって、これまで、MPEG2符号化されたビットストリームは、少なくともデジタル・ベースバンド(即ち、符号化されない原デジタル信号)に復号してから編集し、それから再びMPEG2に符号化し直す、という編集方法が提案されてきた。
【0028】
しかし、再符号化の過程で更に情報が失われる。時間的冗長性の低減及びDCTの動作は、十分な精度が維持される場合に無損失であるが、量子化時に量子化スケーリング制御値QV と共に変化する量子化エラーが生じ、若干のデータ損失を伴う。
【0029】
スタジオ及び制作後処理には数段階の処理が含まれ、各処理はまた復号、編集及び再符号化を含むことがある。符号化動作に固有の損失は、累積されて該ビットストリームによって表わされる画像の質を低下させる。
よって、本発明の課題は、上述の問題点を解決することである。
【0030】
【課題を解決するための手段】
本発明は、一面において、イントラ符号化フレームと、量子化レベル及び動きベクトルが夫々付随するインター符号化フレームとを含むデジタル符号化信号を処理する方法を提供する。この方法は、上記インター符号化フレームを、該フレームの夫々の量子化レベルを不変に保持しながらイントラ符号化フレームに変換するステップを含むものである。好適な実施形態では、動きベクトルもまた夫々の変換されたフレームに関連して保持される。
【0031】
本発明は、他面において、イントラ符号化フレームと、量子化レベル及び動きベクトルが夫々付随するインター符号化フレームとを含むデジタル符号化信号を処理する装置を提供する。この装置は、上記インター符号化フレームを、該フレームの夫々の量子化レベルを不変に保ちながらイントラ符号化フレームに変換するように構成された手段を含む。好適な実施形態では、動きベクトルもまた夫々の変換されたフレームに関連して保持される。
【0032】
信号はMPEG2に従って符号化し、イントラ符号化フレームはMPEG2のIフレームであり、インター符号化フレームはMPEG2のP及び(又は)Bフレームであるのがよい。以下、都合上MPEG2符号化信号について説明する。
【0033】
多(数)世代テスト(後述参照)から、符号化が精確に実施され、量子化レベルが多世代の各段階で同一であれば、繰返しベースバンドに復号しIフレームとして再符号化する際、Iフレームの再構成エラーは無視できることが分かった。
【0034】
したがって、イントラ符号化及びインター符号化フレームをもつデジタル符号化信号をすべてイントラ符号化フレームに変換することにより、その結果生じるIフレームを繰返しベースバンドに復号し、処理し、Iフレームとして再符号化しても、更に劣化することは殆どなくなる。
【0035】
最初P又はBフレームであったIフレームは、一旦処理が終われば、再符号化して最初の符号化形態であるP又はBフレームに戻してもよい。
量子化過程で生じる損失を減らすために、最初のI,P及び(又は)Bフレームに対してMPEGシンタクスで表された最初の量子化レベルQV を、それらのフレームに関連して維持する。
【0036】
また、MPEGシンタクスで表された、最初のBフレームに付随する動きベクトルも、対応するIフレームに関連して保持するのがよい。こうすると、Iフレームを再符号化してB又はPフレームに戻す際に、さもなければ動きベクトルの再計算により生じるであろうエラーを減らすことができる。
【0037】
MPEG2シンタクスにより、動きベクトルをコンシールメント・ベクトルとしてIフレーム内に含めることが可能となる。
すべてIフレームに変換することにより、全フレームを精確に編集することが可能となる。
【0038】
【発明の実施の形態】
本発明の理解を助けるため、以下、添付図面を参照して説明する。
図4は、種々の画像に対する、複数回の復号及び再符号化を受けるI及びBフレームに関する再構成エラーと世代数との関係を示す曲線図である。
【0039】
本発明は、Iフレームを繰返しベースバンドに復号し、再符号化してIフレームに戻し、また、Bフレームを繰返しベースバンドに復号し、Iフレームに再符号化し、それからベースバンドに戻し、それからBフレームに戻す、という多世代テストに基くものである。このテストは種々の画像を表す信号について実施され、図4のA,B,Cは、線形量子化を用いる業界で周知の3つの標準テスト画像に対する実験結果を示す。Bフレームの各世代には、同じ動きベクトルを使用した。図4のAの場合、使用した画像シーケンスは「モビールとカレンダー」であった。これは、細部の多い壁紙の緩慢なパン(pan)及びカレンダーで、符号化するには「難しい」シーケンスとして知られているものである。この画像は、高レベルの輝度と色度を含み、ノイズのレベルは低い。
【0040】
図4のBの場合、使用した画像シーケンスは「スージー(Susie)」であった。これは、静止した背景で頭部を写したもので、頭や毛髪の動きがある。
【0041】
図4のCの場合、使用した画像シーケンスは「アイス・ダンス」であった。これは、商店街アーケードで演じるスケーターを含むものである。そのシーケンスは、MPEG2符号化信号の第7世代であって、ノイズや画像歪みの形の圧縮人工雑音を有する。図4のA,B,Cにおいて、Y0 及びC0 はIフレームの輝度(Y0 )及び色度(C0 )の再構成エラーを表し、Y1 及びC1 はBフレームの再構成エラーを表す。
【0042】
結果はすべて、Iフレームは多世代にわたって再構成エラーがないに等しいことを示している。
図4のA及びBは、Bフレームの再構成エラーが、2世代で1世代に比べて増加するが3世代では2世代に比べて減少し、以後次第に増加しながらジグザグ状に続いてゆくことを示している。
【0043】
図4のAは、Bフレームのエラーの増加傾向が小さいことを示す。図4のBでは、増加傾向が大きい。
ノイズが多いシーケンスから導出された図4のCでは、再構成エラーの増加傾向が急である。
【0044】
常にIとして符号化されたフレーム(Y0 ,C0 )に対する結果は、テストの9世代にわたって損失を無視できることを示している。BとIの間で交互に符号化されたフレーム(Y1 ,C1 )に対する結果は、第1世代(B)の損失が、第2世代(I)に段階の変化によって悪くなるが、第3世代に良くなり、これがジグザグ状に続き、時には全体として悪くなる傾向がある、という興味ある結果を示す。その結果が2つの本質的に異なる信号(Iフレーム及びBフレーム)の量子化を縦続接続したことによるものであるから、第2世代後の余分な損失は予期されたかも知れない。しかし、第3及びこれに続く奇数世代後の回復は予期されなかった。そこで、この観察結果に対する基本原理を図5の助けを借りて示唆してみよう。
【0045】
図5は、図4のA,B,Cに示す結果を説明するのに役立つ図である。図5において、アポストロフィ(′)のないI及びBは、ベースバンド・フレームを表す。I′及びB′は、変換されたフレームを表す。符号化の第1段階(世代1)において、Bフレームの各ピクセルは量子化処理Q1 を受けるが、これにより±ε/2までの量子化エラーが入って来る。図では、最初の2世代についてε1 及びε2 で示す。動き予測値が世代間で不変であり、DCT(T1 )及び逆DCT(T1 1)が十分に精確で殆ど完全な再構成が確実であるとすれば、第2世代量子化器へのエラー入力は、第1世代で引起こされたもの(ε1 )と同じである。第2の量子化器Q2 は、新しいエラー(ε2 )を引起こす。それは、入力信号が、BフレームでなくIフレームの変換成分であって、本質的に極めて異なるからである。第2世代の量子化器Q2 の出力は、変換されたソース(I′)に別々のエラー成分ε1 及びε2 を加えたものとして示してある。エラーを別々の成分で示す理由は、第3世代で明らかになる。第3世代では、動きベクトル予測信号(MVC)は第1世代におけるMVCと殆ど同一である。というのは、前後のIフレームの世代損失が殆どなく、動きベクトル情報は第1から第3世代に直接送られるからである。したがって、変換及び動きベクトル補償過程において十分な精確度が与えられるとすれば、第3世代量子化器への入力は、第1世代の変換されたフレームに第1及び第2世代で引起こされたエラーを加えたものとなるであろう。
【0046】
ところで、成分(B′+ε1 )は、量子化器の出力に状態変化を強制するため少なくとも±ε/2の付加信号を必要とする丸められた数である。量子化器レベルは、世代間にわたって一定に保たれるので、第3世代量子化器により引起こされるエラーは、上記成分(B′+ε1 )を変えさせることができず、エラー成分ε2 が消されてしまう。よって、第3世代の出力は、第1世代の出力と同じである。この効果は、画像のタイプによって、また線形でなく非線形量子化において一層顕著である。この過程は、非線形量子化で更によく保持されるようであるが、それは、エラーの大きさが低レベル信号に対して増加し、それにより第3世代量子化器エラーに丸め閾(いき)を突破させるチャンスを減じるからである。この方法は、動き補償予測値を作るのに用いるIフレームで引起こされる小さなエラーに対して感度がよい。
【0047】
図6は、DVTRに使用するためソニー株式会社の提案に従って作成されたフォーマットを有し「ベータカムSX」として知られる、MPEG2符号化信号を示す。ベータカムSX信号は、2フレームのGOPを有し、各GOPは夫々1つのIフレームとBフレームを含んでいる。
【0048】
図7は、本発明による信号処理装置を示す。同図は、動きベクトル値MV、量子化スケーリング値QV 及びフレーム種類I,B,Pの識別に関するデータをデジタル・ビットストリームから抽出するシンタクス検出器70に上記SX信号が加えられるコーデックを示している。
【0049】
かような検出器は、当業者に知られており、シンタクスは制御及びタイミング回路75に加えられ、該回路はコーデックの量子化を制御する。
SX信号は、エントロピ復号器71でエントロピ復号されてから「逆量子化器」72に供給され、これにまた各フレームに対する量子化レベルQV が供給される。
【0050】
逆量子化された信号はそれから、逆DCTユニット73で逆離散コサイン変換を受け、次いでBフレーム復号器74に送られる。
Bフレーム復号器74は、制御回路75からフレーム識別信号と、復号しようとするフレームに適切な動きベクトルMVとを受ける。
【0051】
Iフレームは、逆DCTユニット73から出力されるに従い、1つのIフレーム及び1つのBフレームに対応する遅延時間を有する遅延線741を経て出力される。Iフレームは、既に完全に復号されているので、変わらない。Iフレームは、当業者に公知の如く、予測フレーム発生器742内のメモリに記憶される。Iフレーム及び動きベクトルは、それらの間のBフレームを予測したものを再発生するために使用される。予測フレームはそれから、加算器743でBフレームに加算され、Bフレームを復号する。
【0052】
加算器743の出力は、ビデオ情報のフレームを表す、復号されたベースバンドのデジタル・ビットストリームである。
このベースバンド・ビットストリームはそれから、例えば図1に示したようなMPEG2符号化器76でIフレームに符号化される。該符号化器76は、図7に示す如く、DCTユニット761、量子化器762及びエントロピ符号化器763を含んでもよい。時間的冗長性低減は、Iフレームに対しては必要ない。その符号化は、すべてのフレームがIフレームに符号化されるように制御される。各Iフレームの量子化は、制御回路75により、対応する元のフレームと同じ量子化レベルをもち、対応する元のフレームと同じ動きベクトルをもつように制御される。制御回路75は、符号化器76とそのシンタクス挿入器764とを、元の量子化レベルQV が各フレームで維持され、Bフレームから導出されたIフレームの動きベクトルがコンシールメンド・ベクトルとしてIフレームに付随するように制御する。
【0053】
最初Iフレームであったフレームをベースバンドに復号し、再びIフレームに符号化することに留意されたい。これは理論的には不必要であるが、上述した如く、Iフレームの最初の画像内容が変わらない限り、Iフレームをベースバンドに復号し再符号化することを何度繰返しても損失を無視できることが分かっている。また、ビットストリームを、I及びBフレームに分けないで図7の復号器/符号化器に通すこともできるが、Bフレームの復号にはどうしてもIフレームが必要である。したがって、Iフレームをベースンバンドに復号し再びIフレームに符号化することは、Bフレームをも復号するのに必要な余分の処理を含まず、好都合で損失が殆どない方法である。
【0054】
図8は、本発明を用いる編集装置を示す。
I及びBフレームより成るMPEG2符号化信号の信号源は、この例では、ベータカムSXレコーダの如きデジタル・ビデオテープレコーダ(DVTR)80である。DVTR80は、一定のフォーマットを有する所定のテープにデジタル信号を記録する。かようなフォーマットの決まった媒体は、I及びBフレームに対する最大ビットレートが既知で一定の場合、SX符号化信号に適している。このDVTRのI/B出力は、例えば図7に示した如きコーデック81で完全に復号されてI符号化される。
【0055】
コーデック81のI符号化出力は、磁気ディスク(ハードディスクと呼ぶことが多い。)の如き柔軟性のあるフォーマットをもつディスクメモリ82に記録される。柔軟性のあるフォーマットが必要な理由は、最初設定された量子化レベルでBとして符号化されたフレームのデータ内容が、同じ量子化レベルでIとして再符号化されると、データで表そうとする画像に応じて変化するからである。
【0056】
編集は、ベースバンドで行われる。そのため、I復号器83を設けてメモリに記憶されたIフレームをベースバンドに復号する。業界で公知の編集器84は、メモリ82を制御し、これから編集しようとするビデオシーケンスを読取る。編集が終わると、ベースバンド・ビデオシーケンスを、I符号化器76によりIフレームに再符号化して再びディスク82に記憶させる。これは、上述したとおり、Iフレームの符号化及び再符号化の過程が、簡単な編集の場合、殆ど無損失であるため行うことができる。
【0057】
編集されたIフレームのシーケンスは、最初のI/B形式でDVTR80に記憶させてもよい。そのためには、Iフレームをディスク82から読出し、I復号器83でベースバンドに復号し、符号化器85でI/Bフレームに再符号化することになる。
【0058】
上述の説明は、編集がただカット及び(又は)シーケンス挿入を含むものと仮定して行ったが、それらは、編集後シーケンスを変えるものの個々のフレームの内容を変えるものではない。
【0059】
図9は、クロスフェードを示すものである。信号Aの一部は編集後信号Cの最初の部分となり、信号Bの一部は編集後信号の3番目の部分となるが、これら第1及び第3部分の間の信号Cの2番目の部分はクロスフェード、即ち信号AとBが混じった部分である。このクロスフェード部分は実効的に新しい信号であり、個々のフレームの内容は、A及びB両信号の、それらから導出された対応するフレームとは異なっている。混合の結果生じたものは、Iフレームの新しいシーケンスとしてハードディスク82に記憶させ、テープに記録する際に新しいSXビットストリームの中に記録する。
【0060】
以上、本発明の実施形態を、Iフレーム及びBフレームより成る2フレームのGOPに関連して説明したが、本発明は、I及びPフレーム又はI,B及びPフレームを含むもっと大きい長さのGOPにも適用できるものである。
【0061】
【発明の効果】
以上説明したとおり、本発明によれば、制作後処理(復号、編集及び再符号化を含む。)によって生じるデータ損失が極めて少なく、したがって画質の低下も極めて小さいデジタル符号化信号処理方式を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】MPEG2符号化信号の階層構造の各層を示す図である。
【図2】MPEG符号化器の簡略ブロック図である。
【図3】図2の符号化器により生成される画像グループ(GOP)の模式図である。
【図4】種々の画像に対する、複数回の復号及び再符号化を受けるI及びBフレームに関する再構成エラーと世代数との関係を示す曲線図である。
【図5】図4の結果の説明に役立つ模式図である。
【図6】MPEG2符号化信号を示す簡略図である。
【図7】本発明による信号処理装置を示す模式ブロック図である。
【図8】図7の信号処理装置を用いる編集システムの模式ブロック図である。
【図9】編集例(クロスフェード)を示す説明図である。
【符号の説明】
70〜76 変換手段、70〜74 復号器、75 制御手段、76 イントラ符号化器、82 記憶手段(ディスク記録再生器)、84 編集手段、85 ベースバンド・フレーム符号化器
Claims (8)
- 画像データを符号化処理する符号化装置において、
画像データをフレーム間符号化処理して符号化ストリームを生成する際に算出された量子化スケールとともに、前記符号化ストリームを復号処理した後に前記量子化スケールを保持してフレーム内符号化処理して生成された再符号化ストリームを取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された前記再符号化ストリームを復号処理して生成された画像データをフレーム間符号化処理する符号化手段と、
前記取得手段により取得された前記量子化スケールを保持してフレーム間符号化処理するように、上記符号化手段を制御する制御手段と、
を有する符号化装置。 - 画像データを符号化処理する符号化装置において、
画像データをフレーム間符号化処理して符号化ストリームを生成する際に算出された量子化スケールおよび動きベクトルとともに、前記符号化ストリームを復号処理した後に前記量子化スケールを保持してフレーム内符号化処理して生成された再符号化ストリームを取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された前記再符号化ストリームを復号処理して生成された画像データをフレーム間符号化処理する符号化手段と、
前記取得手段により取得された前記量子化スケールおよび前記動きベクトルを保持してフレーム間符号化処理するように、上記符号化手段を制御する制御手段と、
を有する符号化装置。 - 画像データを符号化処理する符号化方法において、
画像データをフレーム間符号化処理して符号化ストリームを生成する際に算出された量子化スケールとともに、前記符号化ストリームを復号処理した後に前記量子化スケールを保持してフレーム内符号化処理して生成された再符号化ストリームを取得するステップと、
取得された前記再符号化ストリームを復号処理して生成された画像データをフレーム間符号化処理するステップと、
取得された前記量子化スケールを保持してフレーム間符号化するように、フレーム間符号化処理を制御するステップと、
を有する符号化方法。 - 画像データを符号化処理する符号化方法において、
画像データをフレーム間符号化処理して符号化ストリームを生成する際に算出された量子化スケールおよび動きベクトルとともに、前記符号化ストリームを復号処理した後に前記量子化スケールを保持してフレーム内符号化処理して生成された再符号化ストリームを取得するステップと、
取得された前記再符号化ストリームを復号処理して生成された画像データをフレーム間符号化処理するステップと、
取得された前記量子化スケールおよび前記動きベクトルを保持してフレーム間符号化するように、フレーム間符号化処理を制御するステップと、
を有する符号化方法。 - 符号化ストリームを復号処理する復号装置において、
画像データをフレーム間符号化処理して符号化ストリームを生成する際に算出された量子化スケールとともに、前記符号化ストリームを復号処理した後に前記量子化スケールを保持してフレーム内符号化処理して生成された再符号化ストリームを取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された再符号化ストリームを復号処理して画像データを生成する復号手段と、
前記復号手段により生成された画像データに対してフレーム間符号化処理が行われる際に、前記量子化スケールを保持してフレーム間符号化処理が行われるように、上記量子化スケールを伝送する伝送手段と、
を備える復号装置。 - 符号化ストリームを復号処理する復号装置において、
画像データをフレーム間符号化処理して符号化ストリームを生成する際に算出された量子化スケールおよび動きベクトルとともに、前記符号化ストリームを復号処理した後に前記量子化スケールを保持してフレーム内符号化処理して生成された再符号化ストリームを取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された再符号化ストリームを復号処理して画像データを生成する復号手段と、
前記復号手段により生成された画像データに対してフレーム間符号化処理が行われる際に、前記量子化スケールおよび前記動きベクトルを保持してフレーム間符号化処理が行われるように、上記動きベクトルを伝送する伝送手段と、
を備える復号装置。 - 符号化ストリームを復号処理する復号方法において、
画像データをフレーム間符号化処理して符号化ストリームを生成する際に算出された量子化スケールとともに、前記符号化ストリームを復号処理した後に前記量子化スケールを保持してフレーム内符号化処理して生成された再符号化ストリームを取得するステップと、
取得された再符号化ストリームを復号処理して画像データを生成するステップと、
生成された画像データに対してフレーム間符号化処理が行われる際に、前記量子化スケールを保持してフレーム間符号化処理が行われるように、上記量子化スケールを伝送するステップと、
を備える復号方法。 - 符号化ストリームを復号処理する復号方法において、
画像データをフレーム間符号化処理して符号化ストリームを生成する際に算出された量子化スケールおよび動きベクトルとともに、前記符号化ストリームを復号処理した後に前記量子化スケールを保持してフレーム内符号化処理して生成された再符号化ストリームを取得するステップと、
取得された再符号化ストリームを復号処理して画像データを生成するステップと、
生成された画像データに対してフレーム間符号化処理が行われる際に、前記量子化スケールおよび前記動きベクトルを保持してフレーム間符号化処理が行われるように、上記動きベクトルを伝送するステップと、
を備える復号方法。
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