JP4351514B2 - 視聴チャンネル判定方法及び装置 - Google Patents

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Description

本発明はテレビジョン受像機で実際に視聴されているチャンネルを判定する視聴チャンネル判定方法及び装置に関する。
テレビ視聴率を測定するためにサンプル世帯に設置されたテレビジョン受像機(以下、単にテレビと称す)で実際に視聴されているチャンネルを判定する方法として、従来より各種の方法が提案ないし実用化されているが、その方法の一つに、音声信号を利用する方法がある。これは、テレビで再生されている音声信号の特徴量と、別途設置した基準チューナで再生した音声信号の特徴量とを比較し、両者が一致するまで基準チューナのチャンネルを順次に変化させ、一致した際のチャンネルを視聴チャンネルと判定するものである。以下、この技術を第1の従来技術と言う。第1の従来技術を記載した文献として特許文献1がある。また、特許文献2には、カーラジオと基準ラジオ双方の音声信号の周波数スペクトルを比較することによって聴取率を測定する方法が記載されている。
テレビ視聴率を測定するためにサンプル世帯に設置されたテレビで実際に視聴されているチャンネルを判定する他の従来技術として、テレビの赤外線リモコンから出力される赤外線信号を受信して解析するモニタ装置をテレビの近傍に設置する技術がある。これは、リモコンから出力される赤外線信号はある程度周囲に拡散して伝搬するためにテレビの近傍であれば赤外線信号を傍受できることを利用したものである。以下、この技術を第2の従来技術と言う。第2の従来技術を記載した文献として特許文献3がある。
テレビ視聴率を測定するためにサンプル世帯に設置されたテレビで実際に視聴されているチャンネルを判定する更に別の技術として、音声信号を利用する方法にリモコン信号を活用した技術がある。これは、テレビで再生されている音声信号の特徴量と基準チューナで再生した音声信号の特徴量とが一致するまで基準チューナのチャンネルを変化させる際、リモコン信号を傍受して識別した切替先のチャンネルを最初に基準チューナに指定するものである。以下、この技術を第3の従来技術と言う。第3の従来技術を記載した文献として特許文献4がある。
以上、テレビ視聴率を測定するためにサンプル世帯に設置されたテレビで実際に視聴されているチャンネルを判定する従来技術を幾つか説明した。最近これらの技術とは別に、情報家電のネットワーク化というアプローチから、デジタルテレビに内蔵されたデジタルチューナで選局されているチャンネルの情報をデジタルインタフェースバスであるIEEE1394バスを通じて外部から読み出せるようにした技術が開発されている。以下、この技術を第4の従来技術と言う。第4の従来技術を記載した文献として特許文献5がある。
特開平10−308711号公報 特開平7−327017号公報 特開平11−275607号公報 特開2003−244730号公報 特開2002−44095号公報
従来からの地上アナログ放送に加え、BSデジタル放送が開始され、また地上デジタル放送もまもなく運用を開始する予定であり、本格的な多チャンネル化の時代を迎えつつある。これに伴い、地上アナログ放送に加えてBSデジタル放送等、複数種類の放送を1台で視聴できるテレビが開発され、一部は既に市販されている。このように1台のテレビで視聴できるチャンネル数が増加すると、判定対象となるチャンネル数が増える結果、上述した第1の従来技術では視聴チャンネルの判定にかなりの時間がかかるという課題がある。特に、デジタル放送では、音声はMPEG−2のAAC(Advanced Audio Coding)でデコードするためアナログ放送に比べて復調に時間がかかり、より一層判定処理が遅延する。例えば、判定対象となるチャンネル数をn、1チャンネル当りの判定時間をtとすると、第1の従来技術では、最悪時にはn×tの時間がかかり、平均でもその半分の時間がかかってしまう。
また、第2の従来技術では、赤外線リモコンの向き加減や遮蔽物の存在などによって、赤外線リモコンからの赤外線信号がテレビでのみ受信される場合があり、反対にモニタ装置でのみ受信される場合もあるため、モニタ装置で認識される視聴チャンネルとテレビで実際に視聴されているチャンネルとが一致しない状況が発生する確率が高い。また、モニタ装置で認識される視聴チャンネルがテレビで実際に視聴されているチャンネルと相違する事実は、一般にテレビを視聴している者に認識できないため、その食い違いを修正する機会がなく、誤った判定が長く継続されてしまうという課題がある。更に、リモコンを使わずにテレビ自体に配設されているチャンネル切替ボタンを使ってチャンネルが切り替えられた場合には、視聴チャンネルの判定は不可能である。
これらの第1及び第2の従来技術に比べ第3の従来技術によれば、リモコン信号を傍受して認識した視聴チャンネルとテレビで実際に視聴されているチャンネルとが一致する理想的な状況では、ほぼ1チャンネル当たりの判定時間内で視聴チャンネルを特定でき、リモコン信号がテレビでのみ受信されるなどして正確に傍受できない場合や、リモコンを使わずにテレビ自体に配設されているチャンネル切替ボタンを使ってチャンネルが切り替えられた場合であっても、視聴チャンネルの特定が可能である。しかし、その場合には第1の従来技術と同程度の処理時間がかかるため、特にアナログ放送に比べて復調に時間がかかるデジタル放送のチャンネル数が多いテレビの場合、視聴チャンネルの判定速度が極端に低下する。
他方、デジタルテレビに内蔵されたデジタルチューナで選局されているチャンネルの情報をIEEE1394バスを通じて外部から読み出せるようにした第4の従来技術は、情報家電のネットワーク化を主眼として開発されたものであり、テレビ視聴率を測定するためにサンプル世帯に設置されたテレビで実際に視聴されているチャンネルを判定するために応用した事例は見当たらない。また、第4の従来技術ではアナログ放送の視聴チャンネルは特定できないし、IEEE1394のサポートレベルにより、実際の画面に映し出されていないにもかかわらず、最後に選局されたデジタル放送のチャンネルの選局情報が読み出されてしまう機種もあり、正確性が要求されるテレビ視聴率測定への適用に際しては解決すべき課題が多く残されている。
本発明はこのような事情に鑑みて提案されたものであり、その目的は、アナログ放送に比べて復調に時間がかかるデジタル放送を受信するテレビに特に好適な視聴チャンネル判定方法及び装置を提供することにある。
本発明の別の目的は、デジタル放送を受信するテレビで実際に視聴されているチャンネルを安定した速度で正確に判定できる視聴チャンネル判定方法及び装置を提供することにある。
本発明の第の視聴チャンネル判定方法は、少なくとも1つのデジタルチューナを備え、前記デジタルチューナのチャンネルの選局情報をデジタルインタフェースバスを通じて外部から読み出せるテレビジョン受像機で視聴中のチャンネルを判定する方法において、a)前記選局情報を前記デジタルインタフェースバスを通じて読み出すステップ、b)読み出された前記選局情報に基づいて視聴中チャンネルの情報と時刻情報とを含む視聴データを生成するステップ、c)基準チューナに前記視聴中チャンネルを選局させ、前記テレビジョン受像機から出力される音声信号と前記基準チューナから出力される音声信号とを比較し、不一致を検出したときに前記ステップaに戻すステップ、を含むことを特徴とする。
本発明の第の視聴チャンネル判定方法は、少なくとも1つのデジタルチューナを備え、前記デジタルチューナのチャンネルの選局情報をデジタルインタフェースバスを通じて外部から読み出せるテレビジョン受像機で視聴中のチャンネルを判定する方法において、a)前記選局情報を前記デジタルインタフェースバスを通じて読み出すステップ、b)読み出された前記選局情報に基づいて視聴中チャンネルの情報と時刻情報とを含む視聴データを生成するステップ、c)基準チューナに前記視聴中チャンネルを選局させ、前記テレビジョン受像機から出力される音声信号と前記基準チューナから出力される音声信号とを比較すると同時に、前記デジタルインタフェースバスを通じて前記選局情報を周期的に読み出して前記選局情報の変化を検出し、音声信号の不一致を検出したときに前記ステップaに戻し、前記選局情報の変化を検出したときに前記ステップbに戻すステップ、
を含むことを特徴とする。
本発明の第の視聴チャンネル判定方法は、2以上のデジタルチューナを備え、前記デジタルチューナのチャンネルの選局情報をデジタルインタフェースバスを通じて外部から読み出せるが、該読み出した選局情報からは何れの前記デジタルチューナの信号が出力されているか特定できないテレビジョン受像機で視聴中のチャンネルを判定する方法において、
a)前記選局情報を前記デジタルインタフェースバスを通じて周期的に読み出すステップ、
b)前記選局情報が読み出される毎に、前記選局情報が示すチャンネルを1チャンネルずつ順に基準チューナに選局させ、前記テレビジョン受像機から出力される音声信号と前記基準チューナから出力される音声信号とが一致するに至ったチャンネルを視聴中のチャンネルと判定し、視聴中チャンネルの情報と時刻情報とを含む視聴データを生成するステップ、
を含むことを特徴とする。
本発明の第の視聴チャンネル判定方法は、2以上のデジタルチューナを備え、前記デジタルチューナのチャンネルの選局情報をデジタルインタフェースバスを通じて外部から読み出せるが、該読み出した選局情報からは何れの前記デジタルチューナの信号が出力されているか特定できないテレビジョン受像機で視聴中のチャンネルを判定する方法において、a)前記選局情報を前記デジタルインタフェースバスを通じて読み出すステップ、b)前記選局情報が示すチャンネルを1チャンネルずつ順に基準チューナに選局させ、前記テレビジョン受像機から出力される音声信号と前記基準チューナから出力される音声信号とが一致するに至ったチャンネルを視聴中のチャンネルと判定し、視聴中チャンネルの情報と時刻情報とを含む視聴データを生成するステップ、c)前記基準チューナに前記視聴中チャンネルを選局させた状態で、前記テレビジョン受像機から出力される音声信号と前記基準チューナから出力される音声信号とを比較し、不一致が検出されたときに前記ステップaに戻すステップ、
を含むことを特徴とする。
本発明の第の視聴チャンネル判定方法は、2以上のデジタルチューナを備え、前記デジタルチューナのチャンネルの選局情報をデジタルインタフェースバスを通じて外部から読み出せるが、該読み出した選局情報からは何れの前記デジタルチューナの信号が出力されているか特定できないテレビジョン受像機で視聴中のチャンネルを判定する方法において、a)前記選局情報を前記デジタルインタフェースバスを通じて読み出すステップ、b)前記選局情報が示すチャンネルを1チャンネルずつ順に基準チューナに選局させ、前記テレビジョン受像機から出力される音声信号と前記基準チューナから出力される音声信号とが一致するに至ったチャンネルを視聴中のチャンネルと判定し、視聴中チャンネルの情報と時刻情報とを含む視聴データを生成するステップ、c)前記基準チューナに前記視聴中チャンネルを選局させた状態で、前記テレビジョン受像機から出力される音声信号と前記基準チューナから出力される音声信号とを比較すると同時に、前記デジタルインタフェースバスを通じて前記選局情報を周期的に読み出して前記選局情報の変化を検出し、音声信号の不一致を検出したときに前記ステップaに戻し、前記選局情報の変化を検出したときに前記ステップbに戻すステップ、を含むことを特徴とする。
本発明の第の視聴チャンネル判定方法は、それぞれ少なくとも1つのデジタルチューナおよびアナログチューナを備え、前記デジタルチューナのチャンネルの選局情報をデジタルインタフェースバスを通じて外部から読み出せるテレビジョン受像機で視聴中のチャンネルを判定する方法において、a)前記選局情報を前記デジタルインタフェースバスを通じて周期的に読み出すステップ、b)前記選局情報が読み出される毎に、前記選局情報が有効であれば前記選局情報が示すチャンネルを視聴中のチャンネルと判定し、前記選局情報が無効であれば、前記アナログチューナで選局可能なチャンネルを1チャンネルずつ順に基準チューナに選局させ、前記テレビジョン受像機から出力される音声信号と前記基準チューナから出力される音声信号とが一致するに至ったチャンネルを視聴中のチャンネルと判定し、視聴中チャンネルの情報と時刻情報とを含む視聴データを生成するステップ、を含むことを特徴とする。
本発明の第の視聴チャンネル判定方法は、それぞれ少なくとも1つのデジタルチューナおよびアナログチューナを備え、前記デジタルチューナのチャンネルの選局情報をデジタルインタフェースバスを通じて外部から読み出せるテレビジョン受像機で視聴中のチャンネルを判定する方法において、a)前記選局情報を前記デジタルインタフェースバスを通じて読み出すステップ、b)前記選局情報が有効であれば前記選局情報が示すチャンネルを視聴中のチャンネルと判定し、前記選局情報が無効であれば、前記アナログチューナで選局可能なチャンネルを1チャンネルずつ順に基準チューナに選局させ、前記テレビジョン受像機から出力される音声信号と前記基準チューナから出力される音声信号とが一致するに至ったチャンネルを視聴中のチャンネルと判定し、視聴中チャンネルの情報と時刻情報とを含む視聴データを生成するステップ、c)前記基準チューナに前記視聴中チャンネルを選局させた状態で、前記テレビジョン受像機から出力される音声信号と前記基準チューナから出力される音声信号とを比較し、不一致が検出されたときに前記ステップaに戻すステップ、を含むことを特徴とする。
本発明の第の視聴チャンネル判定方法は、それぞれ少なくとも1つのデジタルチューナおよびアナログチューナを備え、前記デジタルチューナのチャンネルの選局情報をデジタルインタフェースバスを通じて外部から読み出せるテレビジョン受像機で視聴中のチャンネルを判定する方法において、a)前記選局情報を前記デジタルインタフェースバスを通じて読み出すステップ、b)前記選局情報が有効であれば前記選局情報が示すチャンネルを視聴中のチャンネルと判定し、前記選局情報が無効であれば、前記アナログチューナで選局可能なチャンネルを1チャンネルずつ順に基準チューナに選局させ、前記テレビジョン受像機から出力される音声信号と前記基準チューナから出力される音声信号とが一致するに至ったチャンネルを視聴中のチャンネルと判定し、視聴中チャンネルの情報と時刻情報とを含む視聴データを生成するステップ、c)前記基準チューナに前記視聴中チャンネルを選局させた状態で、前記テレビジョン受像機から出力される音声信号と前記基準チューナから出力される音声信号とを比較すると同時に、前記デジタルインタフェースバスを通じて前記選局情報を周期的に読み出して前記選局情報の変化を検出し、音声信号の不一致を検出したときに前記ステップaに戻し、前記選局情報の変化を検出したときに前記ステップbに戻すステップ、
を含むことを特徴とする。
本発明の第の視聴チャンネル判定方法は、それぞれ少なくとも1つのデジタルチューナおよびアナログチューナを備え、前記デジタルチューナのチャンネルの選局情報をデジタルインタフェースバスを通じて外部から読み出せるが、該読み出した選局情報からは何れの前記チューナの信号が出力されているか特定できないテレビジョン受像機で視聴中のチャンネルを判定する方法において、a)前記選局情報を前記デジタルインタフェースバスを通じて周期的に読み出すステップ、b)前記選局情報が読み出される毎に、前記選局情報が示すチャンネルおよび前記アナログチューナで選局可能なチャンネルを1チャンネルずつ順に基準チューナに選局させ、前記テレビジョン受像機から出力される音声信号と前記基準チューナから出力される音声信号とが一致するに至ったチャンネルを視聴中のチャンネルと判定し、視聴中チャンネルの情報と時刻情報とを含む視聴データを生成するステップ、を含むことを特徴とする。
本発明の第10の視聴チャンネル判定方法は、それぞれ少なくとも1つのデジタルチューナおよびアナログチューナを備え、前記デジタルチューナのチャンネルの選局情報をデジタルインタフェースバスを通じて外部から読み出せるが、該読み出した選局情報からは何れの前記チューナの信号が出力されているか特定できないテレビジョン受像機で視聴中のチャンネルを判定する方法において、a)前記選局情報を前記デジタルインタフェースバスを通じて読み出すステップ、b)前記選局情報が示すチャンネルおよび前記アナログチューナで選局可能なチャンネルを1チャンネルずつ順に基準チューナに選局させ、前記テレビジョン受像機から出力される音声信号と前記基準チューナから出力される音声信号とが一致するに至ったチャンネルを視聴中のチャンネルと判定し、視聴中チャンネルの情報と時刻情報とを含む視聴データを生成するステップ、c)前記基準チューナに前記視聴中チャンネルを選局させた状態で、前記テレビジョン受像機から出力される音声信号と前記基準チューナから出力される音声信号とを比較し、不一致が検出されたときに前記ステップaに戻すステップ、を含むことを特徴とする。
本発明の第11の視聴チャンネル判定方法は、それぞれ少なくとも1つのデジタルチューナおよびアナログチューナを備え、前記デジタルチューナのチャンネルの選局情報をデジタルインタフェースバスを通じて外部から読み出せるが、該読み出した選局情報からは何れの前記チューナの信号が出力されているか特定できないテレビジョン受像機で視聴中のチャンネルを判定する方法において、a)前記選局情報を前記デジタルインタフェースバスを通じて読み出すステップ、b)前記選局情報が示すチャンネルおよび前記アナログチューナで選局可能なチャンネルを1チャンネルずつ順に基準チューナに選局させ、前記テレビジョン受像機から出力される音声信号と前記基準チューナから出力される音声信号とが一致するに至ったチャンネルを視聴中のチャンネルと判定し、視聴中チャンネルの情報と時刻情報とを含む視聴データを生成するステップ、c)前記基準チューナに前記視聴中チャンネルを選局させた状態で、前記テレビジョン受像機から出力される音声信号と前記基準チューナから出力される音声信号とを比較すると同時に、前記デジタルインタフェースバスを通じて前記選局情報を周期的に読み出して前記選局情報の変化を検出し、音声信号の不一致を検出したときに前記ステップaに戻し、前記選局情報の変化を検出したときに前記ステップbに戻すステップ、を含むことを特徴とする。
本発明の第12の視聴チャンネル判定方法は、第1乃至第11の視聴チャンネル判定方法において、前記デジタルインタフェースバスにデジタル録画機器が接続されている場合に、前記デジタル録画機器の動作状態を前記デジタルインタフェースバスを通じて読み出し、前記視聴データに含めることを特徴とする。
本発明の第の視聴チャンネル判定装置は、少なくとも1つのデジタルチューナを備え、前記デジタルチューナのチャンネルの選局情報をデジタルインタフェースバスを通じて外部から読み出せるテレビジョン受像機で視聴中のチャンネルを判定する装置において、読み出し指示に応答して前記選局情報を前記デジタルインタフェースバスを通じて読み出す選局情報取得手段と、予め定められた複数のチャンネルのうち任意のチャンネルの音声信号を出力することができる基準チューナと、前記テレビジョン受像機から出力される音声信号と前記基準チューナから出力される音声信号とが一致するか否かを検出する音声比較手段と、前記選局情報取得手段によって読み出された前記選局情報に基づいて視聴中チャンネルの情報と時刻情報とを含む視聴データを生成する一連の処理を実行する制御手段であって、前記一連の処理で視聴中と判定したチャンネルを前記基準チューナに選局させて前記音声比較手段の出力を監視し、前記音声比較手段の出力が不一致検出状態に変化したとき、前記選局情報取得手段に対し新たな読み出しを指示して前記一連の処理を再び実行する制御手段とを備えたことを特徴とする。
本発明の第の視聴チャンネル判定装置は、少なくとも1つのデジタルチューナを備え、前記デジタルチューナのチャンネルの選局情報をデジタルインタフェースバスを通じて外部から読み出せるテレビジョン受像機で視聴中のチャンネルを判定する装置において、読み出し指示に応答して、前記選局情報をデジタルインタフェースバスを通じて読み出して通知すると共に、以後周期的に前記選局情報をデジタルインタフェースバスを通じて読み出し、変化した選局情報を通知する選局情報取得手段と、予め定められた複数のチャンネルのうち任意のチャンネルの音声信号を出力することができる基準チューナと、前記テレビジョン受像機から出力される音声信号と前記基準チューナから出力される音声信号とが一致するか否かを検出する音声比較手段と、前記選局情報取得手段によって読み出された前記選局情報に基づいて視聴中チャンネルの情報と時刻情報とを含む視聴データを生成する一連の処理を実行する制御手段であって、前記一連の処理で視聴中と判定したチャンネルを前記基準チューナに選局させて前記音声比較手段の出力を監視し、前記音声比較手段の出力が不一致検出状態に変化したときは前記選局情報取得手段に対し新たな読み出しを指示して前記一連の処理を再び実行し、前記音声比較手段の出力が不一致検出状態に変化する前に前記選局情報取得手段から変化した選局情報が通知されたときは前記一連の処理を再び実行する制御手段とを備えたことを特徴とする。
本発明の第の視聴チャンネル判定装置は、2以上のデジタルチューナを備え、前記デジタルチューナのチャンネルの選局情報をデジタルインタフェースバスを通じて外部から読み出せるが、該読み出した選局情報からは何れの信号が出力されているか特定できないテレビジョン受像機で視聴中のチャンネルを判定する装置において、前記選局情報を前記デジタルインタフェースバスを通じて周期的に読み出す選局情報取得手段と、予め定められた複数のチャンネルのうち任意のチャンネルの音声信号を出力することができる基準チューナと、前記テレビジョン受像機から出力される音声信号と前記基準チューナから出力される音声信号とが一致するか否かを検出する音声比較手段と、前記選局情報取得手段で取得された前記選局情報が示すチャンネルを1チャンネルずつ順に前記基準チューナに選局させていって前記音声比較手段の出力が一致検出状態を示すに至ったチャンネルを視聴中のチャンネルと判定し、視聴中チャンネルの情報と時刻情報とを含む視聴データを生成する制御手段とを備えたことを特徴とする。
本発明の第の視聴チャンネル判定装置は、2以上のデジタルチューナを備え、前記デジタルチューナのチャンネルの選局情報をデジタルインタフェースバスを通じて外部から読み出せるが、該読み出した選局情報からは何れの信号が出力されているか特定できないテレビジョン受像機で視聴中のチャンネルを判定する装置において、読み出し指示に応答して前記選局情報を前記デジタルインタフェースバスを通じて読み出す選局情報取得手段と、予め定められた複数のチャンネルのうち任意のチャンネルの音声信号を出力することができる基準チューナと、前記テレビジョン受像機から出力される音声信号と前記基準チューナから出力される音声信号とが一致するか否かを検出する音声比較手段と、前記選局情報取得手段で取得された前記選局情報が示すチャンネルを1チャンネルずつ順に前記基準チューナに選局させていって前記音声比較手段の出力が一致検出状態を示すに至ったチャンネルを視聴中のチャンネルと判定し、視聴中チャンネルの情報と時刻情報とを含む視聴データを生成するという一連の処理を実行する制御手段であって、前記一連の処理で視聴中と判定したチャンネルを前記基準チューナに選局させている状態で前記音声比較手段の出力を監視し、前記音声比較手段の出力が不一致検出状態に変化したとき、前記選局情報取得手段に対し新たな読み出しを指示して前記一連の処理を再び実行する制御手段とを備えたことを特徴とする。
本発明の第の視聴チャンネル判定装置は、2以上のデジタルチューナを備え、前記デジタルチューナのチャンネルの選局情報をデジタルインタフェースバスを通じて外部から読み出せるが、該読み出した選局情報からは何れの信号が出力されているか特定できないテレビジョン受像機で視聴中のチャンネルを判定する装置において、読み出し指示に応答して、前記選局情報をデジタルインタフェースバスを通じて読み出して通知すると共に、以後周期的に前記選局情報をデジタルインタフェースバスを通じて読み出し、変化した選局情報を通知する選局情報取得手段と、予め定められた複数のチャンネルのうち任意のチャンネルの音声信号を出力することができる基準チューナと、前記テレビジョン受像機から出力される音声信号と前記基準チューナから出力される音声信号とが一致するか否かを検出する音声比較手段と、前記選局情報取得手段で取得された前記選局情報が示すチャンネルを1チャンネルずつ順に前記基準チューナに選局させていって前記音声比較手段の出力が一致検出状態を示すに至ったチャンネルを視聴中のチャンネルと判定し、視聴中チャンネルの情報と時刻情報とを含む視聴データを生成するという一連の処理を実行する制御手段であって、前記一連の処理で視聴中と判定したチャンネルを前記基準チューナに選局させて前記音声比較手段の出力を監視し、前記音声比較手段の出力が不一致検出状態に変化したときは前記選局情報取得手段に対し新たな読み出しを指示して前記一連の処理を再び実行し、前記音声比較手段の出力が不一致検出状態に変化する前に前記選局情報取得手段から変化した選局情報が通知されたときは前記一連の処理を再び実行する制御手段とを備えたことを特徴とする。
本発明の第の視聴チャンネル判定装置は、それぞれ少なくとも1つのデジタルチューナおよびアナログチューナを備え、前記デジタルチューナのチャンネルの選局情報をデジタルインタフェースバスを通じて外部から読み出せるテレビジョン受像機で視聴中のチャンネルを判定する装置において、前記選局情報を前記デジタルインタフェースバスを通じて周期的に読み出す選局情報取得手段と、予め定められた複数のチャンネルのうち任意のチャンネルの音声信号を出力することができる基準チューナと、前記テレビジョン受像機から出力される音声信号と前記基準チューナから出力される音声信号とが一致するか否かを検出する音声比較手段と、前記選局情報取得手段で取得された前記選局情報が何れかのデジタルチャンネルを示す場合には前記選局情報に基づいて視聴中のチャンネルを判定し、前記選局情報が何れのデジタルチャンネルも示さない場合には、アナログチャンネルを1チャンネルずつ順に前記基準チューナに選局させていって前記音声比較手段の出力が一致検出状態を示すに至ったチャンネルを視聴中のチャンネルと判定し、視聴中チャンネルの情報と時刻情報とを含む視聴データを生成する制御手段とを備えたことを特徴とする。
本発明の第の視聴チャンネル判定装置は、それぞれ少なくとも1つのデジタルチューナおよびアナログチューナを備え、前記デジタルチューナのチャンネルの選局情報をデジタルインタフェースバスを通じて外部から読み出せるテレビジョン受像機で視聴中のチャンネルを判定する装置において、読み出し指示に応答して前記選局情報を前記デジタルインタフェースバスを通じて読み出す選局情報取得手段と、予め定められた複数のチャンネルのうち任意のチャンネルの音声信号を出力することができる基準チューナと、前記テレビジョン受像機から出力される音声信号と前記基準チューナから出力される音声信号とが一致するか否かを検出する音声比較手段と、前記選局情報取得手段で取得された前記選局情報が何れかのデジタルチャンネルを示す場合には前記選局情報に基づいて視聴中のチャンネルを判定し、前記選局情報が何れのデジタルチャンネルも示さない場合には、アナログチャンネルを1チャンネルずつ順に前記基準チューナに選局させていって前記音声比較手段の出力が一致検出状態を示すに至ったチャンネルを視聴中のチャンネルと判定し、視聴中チャンネルの情報と時刻情報とを含む視聴データを生成するという一連の処理を実行する制御手段であって、前記一連の処理で視聴中と判定したチャンネルを前記基準チューナに選局させている状態で前記音声比較手段の出力を監視し、前記音声比較手段の出力が不一致検出状態に変化したとき、前記選局情報取得手段に対し新たな読み出しを指示して前記一連の処理を再び実行する制御手段とを備えたことを特徴とする。
本発明の第の視聴チャンネル判定装置は、それぞれ少なくとも1つのデジタルチューナおよびアナログチューナを備え、前記デジタルチューナのチャンネルの選局情報をデジタルインタフェースバスを通じて外部から読み出せるテレビジョン受像機で視聴中のチャンネルを判定する装置において、読み出し指示に応答して、前記選局情報をデジタルインタフェースバスを通じて読み出して通知すると共に、以後周期的に前記選局情報をデジタルインタフェースバスを通じて読み出し、変化した選局情報を通知する選局情報取得手段と、予め定められた複数のチャンネルのうち任意のチャンネルの音声信号を出力することができる基準チューナと、前記テレビジョン受像機から出力される音声信号と前記基準チューナから出力される音声信号とが一致するか否かを検出する音声比較手段と、前記選局情報取得手段で取得された前記選局情報が何れかのデジタルチャンネルを示す場合には前記選局情報に基づいて視聴中のチャンネルを判定し、前記選局情報が何れのデジタルチャンネルも示さない場合には、アナログチャンネルを1チャンネルずつ順に前記基準チューナに選局させていって前記音声比較手段の出力が一致検出状態を示すに至ったチャンネルを視聴中のチャンネルと判定し、視聴中チャンネルの情報と時刻情報とを含む視聴データを生成するという一連の処理を行う制御手段であって、前記一連の処理で視聴中と判定したチャンネルを前記基準チューナに選局させて前記音声比較手段の出力を監視し、前記音声比較手段の出力が不一致検出状態に変化したときは前記選局情報取得手段に対し新たな読み出しを指示して前記一連の処理を再び実行し、前記音声比較手段の出力が不一致検出状態に変化する前に前記選局情報取得手段から変化した選局情報が通知されたときは前記一連の処理を再び実行する制御手段とを備えたことを特徴とする。
本発明の第の視聴チャンネル判定装置は、それぞれ少なくとも1つのデジタルチューナおよびアナログチューナを備え、前記デジタルチューナのチャンネルの選局情報をデジタルインタフェースバスを通じて外部から読み出せるが、該読み出した選局情報からは何れの信号が出力されているか特定できないテレビジョン受像機で視聴中のチャンネルを判定する装置において、前記選局情報を前記デジタルインタフェースバスを通じて周期的に読み出す選局情報取得手段と、予め定められた複数のチャンネルのうち任意のチャンネルの音声信号を出力することができる基準チューナと、前記テレビジョン受像機から出力される音声信号と前記基準チューナから出力される音声信号とが一致するか否かを検出する音声比較手段と、前記選局情報取得手段で取得された前記選局情報が示すチャンネルおよび前記アナログチューナで選局可能なチャンネルを1チャンネルずつ順に前記基準チューナに選局させていって前記音声比較手段の出力が一致検出状態を示すに至ったチャンネルを視聴中のチャンネルと判定し、視聴中チャンネルの情報と時刻情報とを含む視聴データを生成する制御手段とを備えたことを特徴とする。
本発明の第10の視聴チャンネル判定装置は、それぞれ少なくとも1つのデジタルチューナおよびアナログチューナを備え、前記デジタルチューナのチャンネルの選局情報をデジタルインタフェースバスを通じて外部から読み出せるが、該読み出した選局情報からは何れの信号が出力されているか特定できないテレビジョン受像機で視聴中のチャンネルを判定する装置において、読み出し指示に応答して前記選局情報を前記デジタルインタフェースバスを通じて読み出す選局情報取得手段と、予め定められた複数のチャンネルのうち任意のチャンネルの音声信号を出力することができる基準チューナと、前記テレビジョン受像機から出力される音声信号と前記基準チューナから出力される音声信号とが一致するか否かを検出する音声比較手段と、前記選局情報取得手段で取得された前記選局情報が示すチャンネルおよび前記アナログチューナで選局可能なチャンネルを1チャンネルずつ順に前記基準チューナに選局させていって前記音声比較手段の出力が一致検出状態を示すに至ったチャンネルを視聴中のチャンネルと判定し、視聴中チャンネルの情報と時刻情報とを含む視聴データを生成するという一連の処理を実行する制御手段であって、前記一連の処理で視聴中と判定したチャンネルを前記基準チューナに選局させている状態で前記音声比較手段の出力を監視し、前記音声比較手段の出力が不一致検出状態に変化したとき、前記選局情報取得手段に対し新たな読み出しを指示して前記一連の処理を再び実行する制御手段とを備えたことを特徴とする。
本発明の第11の視聴チャンネル判定装置は、それぞれ少なくとも1つのデジタルチューナおよびアナログチューナを備え、前記デジタルチューナのチャンネルの選局情報をデジタルインタフェースバスを通じて外部から読み出せるが、該読み出した選局情報からは何れの信号が出力されているか特定できないテレビジョン受像機で視聴中のチャンネルを判定する装置において、読み出し指示に応答して、前記選局情報をデジタルインタフェースバスを通じて読み出して通知すると共に、以後周期的に前記選局情報をデジタルインタフェースバスを通じて読み出し、変化した選局情報を通知する選局情報取得手段と、予め定められた複数のチャンネルのうち任意のチャンネルの音声信号を出力することができる基準チューナと、前記テレビジョン受像機から出力される音声信号と前記基準チューナから出力される音声信号とが一致するか否かを検出する音声比較手段と、前記選局情報取得手段で取得された前記選局情報が示すチャンネルおよび前記アナログチューナで選局可能なチャンネルを1チャンネルずつ順に前記基準チューナに選局させていって前記音声比較手段の出力が一致検出状態を示すに至ったチャンネルを視聴中のチャンネルと判定し、視聴中チャンネルの情報と時刻情報とを含む視聴データを生成するという一連の処理を実行する制御手段であって、前記一連の処理で視聴中と判定したチャンネルを前記基準チューナに選局させて前記音声比較手段の出力を監視し、前記音声比較手段の出力が不一致検出状態に変化したときは前記選局情報取得手段に対し新たな読み出しを指示して前記一連の処理を再び実行し、前記音声比較手段の出力が不一致検出状態に変化する前に前記選局情報取得手段から変化した選局情報が通知されたときは前記一連の処理を再び実行する制御手段とを備えたことを特徴とする。
本発明の第12の視聴チャンネル判定装置は、第1乃至第11の視聴チャンネル判定装置において、前記デジタルインタフェースバスにデジタル録画機器が接続されている場合に、前記デジタル録画機器の動作状態を前記デジタルインタフェースバスを通じて読み出し、前記視聴データに含める構成を有することを特徴とする。
本発明の第の視聴チャンネル判定方法及び装置によれば、少なくとも1つのデジタルチューナを備え、ディスプレイおよびスピーカに映像および音声信号が出力されているデジタルチューナのチャンネルの選局情報をデジタルインタフェースバスを通じて外部から読み出せるテレビにおいて、デジタルインタフェースバスのトラフィックをむやみに増大させることなく実際に視聴されているチャンネルを高速かつ正確に判定することができる。
本発明の第の視聴チャンネル判定方法及び装置によれば、少なくとも1つのデジタルチューナを備え、ディスプレイおよびスピーカに映像および音声信号が出力されているデジタルチューナのチャンネルの選局情報をデジタルインタフェースバスを通じて外部から読み出せるテレビにおいて、音声比較による不一致と選局情報の変化との双方の事象をチャンネルの切替え契機として切替え先の視聴チャンネルを特定するため、より迅速かつ正確に視聴チャンネルを特定することができる。
本発明の第の視聴チャンネル判定方法及び装置によれば、2以上のデジタルチューナを備え、前記デジタルチューナのチャンネルの選局情報をデジタルインタフェースバスを通じて外部から読み出せるが、該読み出した選局情報からは何れの前記デジタルチューナの映像および音声信号がディスプレイおよびスピーカに出力されているか特定できないテレビであっても、実際に視聴されているチャンネルを音声比較による方法で一定周期毎に高速かつ正確に判定することができる。
本発明の第の視聴チャンネル判定方法及び装置によれば、2以上のデジタルチューナを備え、前記デジタルチューナのチャンネルの選局情報をデジタルインタフェースバスを通じて外部から読み出せるが、該読み出した選局情報からは何れの前記デジタルチューナの映像および音声信号がディスプレイおよびスピーカに出力されているか特定できないテレビにおいて、実際に視聴されているチャンネルを音声比較による方法で高速かつ正確に判定することができ、且つ、デジタルインタフェースバスのトラフィックをむやみに増大させることがない。
本発明の第の視聴チャンネル判定方法及び装置によれば、2以上のデジタルチューナを備え、前記デジタルチューナのチャンネルの選局情報をデジタルインタフェースバスを通じて外部から読み出せるが、該読み出した選局情報からは何れの前記デジタルチューナの映像および音声信号がディスプレイおよびスピーカに出力されているか特定できないテレビにおいて、実際に視聴されているチャンネルを音声比較による方法で高速かつ正確に判定することができ、且つ、音声比較による不一致と選局情報の変化との双方の事象をチャンネルの切替え契機として切替え先の視聴チャンネルを特定するため、より迅速かつ正確に視聴チャンネルを特定することができる。
本発明の第の視聴チャンネル判定方法及び装置によれば、それぞれ少なくとも1つのデジタルチューナおよびアナログチューナを備え、ディスプレイおよびスピーカに映像および音声信号が出力されている前記デジタルチューナのチャンネルの選局情報をデジタルインタフェースバスを通じて外部から読み出せるテレビにおいて、実際に視聴されているチャンネルを、デジタル放送の場合には選局情報に基づいて、アナログ放送の場合には音声比較による方法で、一定周期毎に高速かつ正確に判定することができる。
本発明の第の視聴チャンネル判定方法及び装置によれば、それぞれ少なくとも1つのデジタルチューナおよびアナログチューナを備え、ディスプレイおよびスピーカに映像および音声信号が出力されている前記デジタルチューナのチャンネルの選局情報をデジタルインタフェースバスを通じて外部から読み出せるテレビにおいて、実際に視聴されているチャンネルを、デジタル放送の場合には選局情報に基づいて、アナログ放送の場合には音声比較による方法で高速かつ正確に判定することができ、且つ、デジタルインタフェースバスのトラフィックをむやみに増大させることがない。
本発明の第の視聴チャンネル判定方法及び装置によれば、それぞれ少なくとも1つのデジタルチューナおよびアナログチューナを備え、ディスプレイおよびスピーカに映像および音声信号が出力されている前記デジタルチューナのチャンネルの選局情報をデジタルインタフェースバスを通じて外部から読み出せるテレビにおいて、実際に視聴されているチャンネルを、デジタル放送の場合には選局情報に基づいて、アナログ放送の場合には音声比較による方法で高速かつ正確に判定することができ、且つ、音声比較による不一致と選局情報の変化との双方の事象をチャンネルの切替え契機として切替え先の視聴チャンネルを特定するため、より迅速かつ正確に視聴チャンネルを特定することができる。
本発明の第の視聴チャンネル判定方法及び装置によれば、それぞれ少なくとも1つのデジタルチューナおよびアナログチューナを備え、前記デジタルチューナのチャンネルの選局情報をデジタルインタフェースバスを通じて外部から読み出せるが、該読み出した選局情報からは何れの前記チューナの映像および音声信号がディスプレイおよびスピーカに出力されているか特定できないテレビにおいて、実際に視聴されているチャンネルを、デジタル放送については選局情報によって絞り込まれたチャンネルだけを対象として、音声比較による方法で一定周期毎に高速かつ正確に判定することができる。
本発明の第10の視聴チャンネル判定方法及び装置によれば、それぞれ少なくとも1つのデジタルチューナおよびアナログチューナを備え、前記デジタルチューナのチャンネルの選局情報をデジタルインタフェースバスを通じて外部から読み出せるが、該読み出した選局情報からは何れの前記チューナの映像および音声信号がディスプレイおよびスピーカに出力されているか特定できないテレビにおいて、実際に視聴されているチャンネルを、デジタル放送については選局情報によって絞り込まれたチャンネルだけを対象として、音声比較による方法で一定周期毎に高速かつ正確に判定することができ、且つ、デジタルインタフェースバスのトラフィックをむやみに増大させることがない。
本発明の第11の視聴チャンネル判定方法及び装置によれば、それぞれ少なくとも1つのデジタルチューナおよびアナログチューナを備え、前記デジタルチューナのチャンネルの選局情報をデジタルインタフェースバスを通じて外部から読み出せるが、該読み出した選局情報からは何れの前記チューナの映像および音声信号がディスプレイおよびスピーカに出力されているか特定できないテレビにおいて、実際に視聴されているチャンネルを、デジタル放送については選局情報によって絞り込まれたチャンネルだけを対象として、音声比較による方法で一定周期毎に高速かつ正確に判定することができ、且つ、音声比較による不一致と選局情報の変化との双方の事象をチャンネルの切替え契機として切替え先の視聴チャンネルを特定するため、より迅速かつ正確に視聴チャンネルを特定することができる。
本発明の第12の視聴チャンネル判定方法及び装置によれば、デジタル録画機器の動作状態も簡単かつ正確に検出して視聴データに含めることができる。
[第1の実施の形態]
図1を参照すると、本発明の第1の実施の形態にかかる測定装置2は、調査対象者の所有にかかるテレビ1とデジタルインタフェースバス3によって接続されている。ここで、デジタルインタフェースバス3はIEEE1394バスである。
テレビ1は、内部チューナとして少なくとも1つのデジタルチューナ11を備え、このデジタルチューナ11はIEEE1394通信部12を介してデジタルインタフェースバス3に接続されている。IEEE1394通信部12は、デジタルインタフェースバス3を介して入力されるパケットを復調し、復調したパケットに含まれるデータを抽出してデジタルチューナ11を構成する図示しない制御部(MPU)に出力すると共に、デジタルチューナ11の制御部から入力したデータをパケット化し、そのパケットを変調してデジタルインタフェースバス3を通じて測定装置2に送信する機能を持つ。
本実施の形態にかかるテレビ1の場合、図示しないディスプレイおよびスピーカに映像および音声信号が出力されているデジタルチューナ11のチャンネルの選局情報が、デジタルインタフェースバス3を通じて外部から読み出せるようになっている。デジタルチューナ11のチャンネルの選局情報は、ネットワークIDとサービスIDとで構成される。ネットワークIDとはネットワーク識別子であり、各送出マスタ毎に1つ割り当てられている。日本で言えば、BSデジタル、プラットワン、スカパー2などにそれぞれ1つ割り当てられている。また、地上デジタル放送では各放送局単位に1つ割り当てられている。他方、サービスIDは、同じネットワーク内で個々のサービスを識別する識別子である。従って、ネットワークIDおよびサービスIDが決まるとチャンネルが一意に定まる。ここで、ネットワークIDおよびサービスIDが割り当てられるチャンネルは、映像と音声を提供するチャンネルだけでなく、デジタル情報を提供するデータ放送専門のチャンネル(独立データ放送チャンネル)も含まれる。また、データ放送には独立データ放送以外に、番組連動データ放送がある。この番組連動データ放送の中で、番組の映像を画面にフル表示している状態と、番組の映像を小画面に表示し併せてデータ放送画面を表示している状態とでサービスIDが異なるものについては、サービスIDによって番組連動データ放送を視聴しているか否かの特定も可能である。
測定装置2は、テレビ1とデジタルインタフェースバス3で接続されると同時に、測定した調査データを図示しないセンタに送信するために通信ケーブル4によって電話回線などに接続されている。測定装置2内には、制御部21、選局情報取得部22、送信部23、記憶部24、タイマ25、IEEE1394通信部26および選局情報用のレジスタ27が設けられている。
IEEE1394通信部26は、デジタルインタフェースバス3を介して入力されるパケットを復調し、復調したパケットに含まれるデータを抽出して選局情報取得部22に出力すると共に、選局情報取得部22から入力したデータをパケット化し、そのパケットを変調してデジタルインタフェースバス3を通じてテレビ1に送信する機能を持つ。
選局情報取得部22は、タイマ25で規定される一定周期毎に、デジタルチューナ11のチャンネルの選局情報をデジタルインタフェースバス3を通じて読み出す機能を持つ。選局情報取得部22は、読み出した選局情報をレジスタ27に設定し、読み出し完了通知22aを制御部21に送出する。選局情報取得部22は、例えばMPUおよび制御プログラムで実現される。
記憶部24は、測定装置2で測定された視聴データを一時的に記憶したり、測定装置2で必要な各種の設定情報を記憶しておくために使われる。
送信部23は、記憶部24に記憶された視聴データを予め定められた時刻に図示しないセンタへ送信するユニットである。
制御部21は、選局情報取得部22によって読み出された選局情報に基づいて視聴中チャンネルの情報と時刻情報とを含む視聴データを生成し、記憶部24に記憶するといった一連の処理を実行するユニットである。制御部21は、例えばMPUおよび制御プログラムで実現される。
次に本実施の形態にかかる測定装置2の動作を説明する。
測定装置2は、選局情報取得部22により図2(a)に示す処理を実行し、制御部21により図2(b)に示す処理を実行する。
選局情報取得部22による処理では、先ずタイマ25を起動し(S100)、IEEE1394通信部26によりデジタルインタフェースバス3を通じてデジタルチューナ11のチャンネルの選局情報を読み出し(S101)、読み出した選局情報をレジスタ27にセットし(S102)、読み出し完了通知22aを制御部21に送出する(S103)。そして、タイマ25がタイムアウトするのを待ち(S104)、タイムアウトすればステップS100に戻って上述と同様の処理を繰り返す。ステップS101の処理の詳細については後述する。
制御部21による図2(b)の処理は、選局情報取得部22から読み出し完了通知22aが出される毎に実行される。先ずレジスタ27に保持された選局情報を読み出し(S110)、この読み出した選局情報に含まれるネットワークIDおよびサービスIDで特定される視聴中チャンネルが、記憶部24に記憶されている前回保存した視聴データの視聴中チャンネルと同じかどうかを判別し(ステップS111)、同じであれば今回の一連の処理を終了する。同じでなければ、レジスタ27から読み取った選局情報と制御部21に内蔵された計時機能が示す現在時刻とを含む視聴データを作成し(ステップS112)、この作成した視聴データを記憶部24に記憶する(ステップS113)。
次に選局情報取得部22がデジタルインタフェースバス3を通じてデジタルチューナ11におけるチャンネルの選局情報を取得する動作の詳細を説明する。
本実施の形態においては、ディスクリプタメカニズムを使って、デジタルチューナ11におけるチャンネルの選局情報をデジタルインタフェースバス3を通じて読み出す。ディスクリプタメカニズムは、2つの要素からなる。1つは、ターゲット機器(本例ではデジタルチューナ11)上の仮想的なメモリ空間の構造体を表現するディスクリプタであり、もう1つは、そのディスクリプタに対して読み書きの制御を行うアクセスメカニズムである。
デジタルチューナ11のディスクリプタであるチューナ・ステータス・ディスクリプタ11aの一例を図3(a)に示す。この例では、デジタルチューナ11の選局情報を構成するネットワークIDは、ディスクリプタ11aのアドレス2Fhおよび30hに記述するものとされており、サービスIDはディスクリプタ11aのアドレス33hおよび34hに記述するものとされている。
ディスクリプタ11aの読み取りは、IEEE1394などのネットワークで繋がったAV機器をリモートで制御するために開発されたコマンドセットであるAV/Cコマンドを使用し、図3(b)に示す手順で行う。先ず、選局情報取得部22は、オープン・ディスクリプタ・コマンドをIEEE1394通信部26およびデジタルインタフェースバス3を通じてテレビ1のIEEE1394通信部12に送信する(S121)。オープン・ディスクリプタ・コマンドをIEEE1394通信部12を通じて受信したデジタルチューナ11は、受付可能であれば、オープンを許可する旨のレスポンスをデジタルインタフェースバス3経由で選局情報取得部22に通知する(S122、S123)。
ディスクリプタ11aのオープンに成功した選局情報取得部22は、デジタルインタフェースバス3を通じて、ディスクリプタ・リード・コマンドをテレビ1のIEEE1394通信部12に送信する(S124、S125)。デジタルチューナ11は、このリード要求に対するレスポンスとして、ディスクリプタ11aの内容をデジタルインタフェースバス3を通じて送り返す(S126、S127)。ディスクリプタ11aを受信した選局情報取得部22は、ディスクリプタ11aのアドレス2Fhおよび30h、33hおよび34hからデータを抽出することにより、ネットワークIDおよびサービスIDを読み出すことができる(S128)。その後、選局情報取得部22はクローズ・コマンドでディスクリプタ11aのクローズを要求し、デジタルチューナ11はディスクリプタ11aをクローズし、そのレスポンスを選局情報取得部22に返す(S129〜132)。
このように本実施の形態によれば、ディスプレイおよびスピーカに映像および音声信号が出力されているデジタルチューナ11のチャンネルの選局情報をデジタルインタフェースバス3を通じて周期的に読み出すことで、視聴チャンネルを一定周期毎に高速かつ正確に判定することができる。従って、タイマ25の一定周期を数秒ないし数十秒に設定しておけば、その間隔で視聴チャンネルを正確に判定することが可能となる。
[第2の実施の形態]
図4を参照すると、本発明の第2の実施の形態にかかる測定装置2は、図1に示した第1の実施の形態にかかる測定装置2と比較して、音声ケーブル5を通じてテレビ1のスピーカ出力端子13に接続されている点、基準チューナ28および音声比較部29を備えている点、制御部21および選局情報取得部22の動作が相違する点で相違しており、その他の点は第1の実施の形態と同じである。
基準チューナ28は、テレビ1に内蔵されたデジタルチューナ11とは独立に、デジタルチューナ11と同じデジタル放送を測定装置2側で受信復調するユニットであり、制御線30を通じて制御部21に接続され、信号線31を通じて音声比較部29に接続されている。基準チューナ28は、制御部21から選局すべきチャンネルの指定情報を制御線30を通じて受信すると、この指定情報で指定されたチャンネルを選局し、そのチャンネルの少なくとも音声信号を復調して信号線31を通じて音声比較部29に出力する。
音声比較部29は、音声ケーブル5を通じてテレビ1のスピーカ出力端子13から入力した音声信号の特徴量と、信号線31を通じて基準チューナ28から入力した音声信号の特徴量とを求め、双方の特徴量の類似度を判定することにより、テレビ1から出ている音声が基準チューナ28から出ている音声と一致するか否かを検出する。音声比較部29の検出結果は、信号線32を通じて制御部21へ通知される。音声比較部29は、音声信号の特徴量として周波数スペクトル構造を用いる。
図5を参照すると、音声比較部29は、音声ケーブル5を通じてテレビ1のスピーカ出力端子13から入力した音声信号に対して高速フーリエ変換を行い、得られた特徴量を出力するFFT演算器291と、信号線31を通じて基準チューナ28から入力した音声信号に対して高速フーリエ変換を行い、得られた特徴量を出力するFFT演算器292と、FFT演算器291から出力された特徴量とFFT演算器292から出力された特徴量との類似度を求め、その類似度が予め定められた閾値以上である場合、一致を示す比較結果を信号線32を通じて制御部21に出力し、それ以外は不一致を示す比較結果を信号線32を通じて制御部21に出力する演算結果比較器293とを備えている。なお、ステレオ放送の場合、左右の音声チャンネルのうち同じ側のチャンネル同士の特徴量を比較する。
次に本実施の形態にかかる測定装置2の動作を説明する。
測定装置2は、選局情報取得部22により図6(a)に示す処理を実行し、制御部21により図6(b)に示す処理を実行する。
選局情報取得部22による処理は、制御部21から選局情報の読み出し指示21aを受信する毎に実行される。選局情報取得部22は、制御部21から選局情報の読み出し指示21aを受信すると、IEEE1394通信部26によりデジタルインタフェースバス3を通じてデジタルチューナ11のチャンネルの選局情報を読み出し(S200)、読み出した選局情報をレジスタ27にセットし(S201)、読み出し完了通知22aを制御部21に送出する(S202)。
制御部21による処理では、選局情報の読み出し指示21aを制御部21から選局情報取得部22に送出し(S210)、選局情報取得部22から読み出し完了通知22aが出されるのを待って(S211)、レジスタ27から選局情報を読み出す(S212)。次に、読み出した選局情報と現在時刻を含む視聴データを作成し(S213)、記憶部24に記憶する(S214)。次に、レジスタ27から読み出した選局情報が示すチャンネルと同じチャンネルを基準チューナ28に選局させ(S215)、音声比較部29から出力されている比較結果を監視する(S216)。そして、音声比較部29の比較結果が不一致に変化したとき、ステップS210に戻って上述した処理と同様の処理を繰り返す。
このように本実施の形態によれば、デジタルチューナ11を備え、ディスプレイおよびスピーカに映像および音声信号が出力されているデジタルチューナ11のチャンネルの選局情報をデジタルインタフェースバス3を通じて外部から読み出せるテレビ1において、デジタルインタフェースバス3のトラフィックをむやみに増大させることなく実際に視聴されているチャンネルを高速かつ正確に判定することができる。その理由は、第1の実施の形態では視聴チャンネルの切替えを高速に検出するためにはタイマ25で規定する周期を短くする必要があり、デジタルインタフェースバス3のトラフィックが増大するが、本実施の形態では、視聴中と判定したチャンネルを基準チューナ28に選局させて音声比較部29の出力を監視し、音声比較部29の出力が不一致検出状態に変化したとき、視聴チャンネルが切替えられたと判断して、選局情報取得部22に対し新たな読み出しを指示しているためである。従って、情報家電のネットワーク化が進み、1本のデジタルインタフェースバス3にテレビ1、パーソナルコンピュータ、デジタル録画機器、デジタルカメラ、プリンタなど多くの機器がデジチェーン接続されるようになっても、それらの機器間のデジタルインタフェースバス経由による通信に悪影響を与えずに視聴チャンネルを判定することが可能である。
[第3の実施の形態]
図7を参照すると、本発明の第3の実施の形態にかかる測定装置2は、図4に示した第2の実施の形態にかかる測定装置2と比較して、制御部21および選局情報取得部22の動作が相違しており、その他の点は第2の実施の形態と同じである。
次に本実施の形態にかかる測定装置2の動作を説明する。
測定装置2は、選局情報取得部22により図8(a)に示す処理を実行し、制御部21により図8(b)に示す処理を実行する。
選局情報取得部22による処理は、制御部21から選局情報の読み出し指示21aを受信する毎に実行される。選局情報取得部22は、制御部21から選局情報の読み出し指示21aを受信すると、IEEE1394通信部26によりデジタルインタフェースバス3を通じてデジタルチューナ11のチャンネルの選局情報を読み出し(S300)、読み出した選局情報をレジスタ27にセットし(S301)、読み出し完了通知22aを制御部21に送出する(S202)。続いて、タイマ25を起動し(S303)、タイマ25がタイムアウトすると(S304)、IEEE1394通信部26によりデジタルインタフェースバス3を通じてデジタルチューナ11のチャンネルの選局情報を読み出し(S305)、前回読み出した選局情報と比較し(S306)、同じならステップS303に戻り、相違していれば今回読み出した選局情報をレジスタ27にセットし(S307)、デジタルチューナ11のチャンネルの選局情報が変化した旨を示す変化通知22bを制御部21に送出し(S308)、ステップS303に戻る。
制御部21による処理では、選局情報の読み出し指示21aを制御部21から選局情報取得部22に送出し(S310)、選局情報取得部22から読み出し完了通知22aが出されるのを待って(S311)、レジスタ27から選局情報を読み出す(S312)。次に、読み出した選局情報と現在時刻を含む視聴データを作成し(S313)、記憶部24に記憶する(S314)。次に、レジスタ27から読み出した選局情報が示すチャンネルと同じチャンネルを基準チューナ28に選局させ(S315)、音声比較部29から出力されている比較結果を監視すると同時に(S316)、選局情報取得部22から変化通知22bが出力されたかどうかを監視する(S317)。そして、音声比較部29の比較結果が不一致に変化したときは、ステップS310に戻って上述した処理と同様の処理を繰り返す。また、音声比較部29の比較結果が一致を示していても、変化通知22bが出力されたら、ステップS312に戻って上述した処理と同様の処理を繰り返す。
視聴中と判定したチャンネルを基準チューナ28に選局させて音声比較部29の出力を監視した場合、視聴チャンネルが切替えられると、一般的には音声比較部29の出力が不一致検出状態に変化する。しかし、変化しない稀な場合が考えられる。例えば、視聴チャンネルと切替え先チャンネルとが同一の番組を放送するチャンネルであったり、同じ緊急放送を流していた場合、チャンネルの切替え前後で音声が同一なので、視聴チャンネルが切替えられても音声比較部29の出力が不一致状態に変化しない場合がある。このような場合、第2の実施の形態では誤判定状態が継続する可能性があるが、本実施の形態では、選局情報取得部22がデジタルチューナ11のチャンネルの選局情報の変化を検出した時点で正しい視聴チャンネルが判定されるため、より正確な判定が可能である。なお、タイマ25で規定する一定周期は、第1の実施の形態と同じにしても良いし、デジタルインタフェースバス3のトラフィックを抑えるために、第1の実施の形態に比べて長い周期に設定しても良い。
以上の第1乃至第3の実施の形態において、テレビ1は1つのデジタルチューナ11しか備えていないが、地上デジタル放送用とBSデジタル放送用など複数のデジタルチューナを備えるテレビであっても、それら複数のデジタルチューナのうち、ディスプレイおよびスピーカに映像および音声信号が出力されているデジタルチューナのチャンネルの選局情報を、デジタルインタフェースバス3を通じて外部から読み出せるテレビであれば、第1乃至第3の実施の形態と同様の方法で視聴チャンネルの判定が可能である。
以上の第1乃至第3の実施の形態は、少なくとも1つのデジタルチューナを備え、ディスプレイおよびスピーカに映像および音声信号が出力されているチューナのチャンネルの選局情報をデジタルインタフェースバスを通じて外部から読み出せるテレビを対象としたが、以下の実施の形態では、デジタルインタフェースバスを通じて読み出した選局情報だけでは視聴チャンネルが確定しないテレビに本発明を適用する。このようなテレビには以下のようなタイプがある。
(A)2以上のデジタルチューナを備え、デジタルチューナのチャンネルの選局情報をデジタルインタフェースバスを通じて外部から読み出せるが、読み出した選局情報からは何れのデジタルチューナの映像および音声信号がディスプレイおよびスピーカに出力されているか特定できないテレビ。
(B)デジタルチューナ以外にアナログチューナを備えているテレビ。このタイプBのテレビは更に以下のように分類できる。
(B−1)ディスプレイおよびスピーカに映像および音声信号が出力されているデジタルチューナのチャンネルの選局情報をデジタルインタフェースバスを通じて外部から読み出せるため、デジタルチューナ選択時は選局情報だけで視聴チャンネルの特定が可能であるが、アナログチューナが選択されている場合には選局情報以外の何らかの方法で視聴チャンネルを特定する必要があるテレビ。
(B−2)デジタルチューナのチャンネルの選局情報をデジタルインタフェースバスを通じて外部から読み出せるが、読み出した選局情報だけでは、映像および音声信号がディスプレイおよびスピーカに出力されているデジタルチャンネルが確定せず、アナログチューナ選択時と同様に何らかの方法で視聴デジタルチャンネルを特定する必要があるテレビ。
以下、前記(A)のタイプのテレビに本発明を適用した第4乃至第6の実施の形態、前記(B−1)のタイプのテレビに本発明を適用した第7乃至第9の実施の形態、前記(B−2)のタイプのテレビに本発明を適用した第10乃至第12の実施の形態について、それぞれ説明する。
[第4の実施の形態]
図9を参照すると、本発明の第4の実施の形態で対象とするテレビ1は、2つのデジタルチューナ11−1、11−2を備え、それぞれIEEE1394通信部12に接続され、デジタルインタフェースバス3によって、測定装置2のIEEE1394通信部26が接続されている点で、図1の第1の実施の形態で対象とするテレビ1と相違する。また、本実施の形態にかかる測定装置2は、図1の第1の実施の形態にかかる測定装置2と比較して、音声ケーブル5を通じてテレビ1のスピーカ出力端子13に接続されている点、基準チューナ28および音声比較部29を備えている点、制御部21の動作が相違する点で相違しており、その他の点は第1の実施の形態と同じである。
基準チューナ28は、テレビ1に内蔵されたデジタルチューナ11−1、11−2とは独立に、デジタルチューナ11−1、11−2と同じデジタル放送を測定装置2側で受信復調するユニットであり、制御線30を通じて制御部21に接続され、信号線31を通じて音声比較部29に接続されている。基準チューナ28は、制御部21から選局すべきチャンネルの指定情報を制御線30を通じて受信すると、この指定情報で指定されたチャンネルを選局し、そのチャンネルの少なくとも音声信号を復調して信号線31を通じて音声比較部29に出力する。
音声比較部29は、音声ケーブル5を通じてテレビ1のスピーカ出力端子13から入力した音声信号の特徴量と、信号線31を通じて基準チューナ28から入力した音声信号の特徴量とを求め、双方の特徴量の類似度を判定することにより、テレビ1から出ている音声が基準チューナ28から出ている音声と一致するか否かを検出する。音声比較部29の検出結果は、信号線32を通じて制御部21へ通知される。音声比較部29は、例えば図5で説明したような構成のものを使用することができる。
次に本実施の形態にかかる測定装置2の動作を説明する。
測定装置2は、選局情報取得部22により図2(a)に示す処理と同様の処理を実行し、制御部21により図10に示す処理を実行する。選局情報取得部22による処理では、第1の実施の形態と同様な方法によって、デジタルインタフェースバス3を通じてデジタルチューナ11−1、11−2のチャンネルの選局情報を周期的に読み出してレジスタ27にセットし、各読み出し毎に読み出し完了通知22aを制御部21に送出する。本実施の形態では、各デジタルチューナ11−1、11−2は、自身で選局中のチャンネルの映像および音声信号がディスプレイおよびスピーカに出力されているか否かにかかわらず、現在選局されているチャンネルの情報を提供するため、測定装置2は読み出した選局情報だけでは、何れのデジタルチューナ11−1、11−2の映像および音声信号がディスプレイおよびスピーカに出力されているかは特定できない。
制御部21による図10の処理は、選局情報取得部22から読み出し完了通知22aが出される毎に実行される。先ずレジスタ27に保持されたデジタルチューナ11−1、11−2のチューナの選局情報を読み出し(S400)、そのうちの何れか1つの選局情報に注目する(S401)。次に、注目中の選局情報が示すチャンネルに基準チューナ28を選局させ(S402)、音声比較部29の音声比較結果が一致を示すか否かを判別する(S403)。若し、音声比較部29の音声比較結果が一致を示していれば、注目中の選局情報が示すチャンネルを視聴チャンネルに確定し、ステップS406へ進む。音声比較部29の音声比較結果が一致を示さなければ、レジスタ27に保持された次の1つの選局情報に注目を移し(S404)、その選局情報が示すチャンネルに基準チューナ28を選局させ(S402)、音声比較部29の音声比較結果が一致を示すか否かを再び判別する(S403)。そして、音声比較部29の音声比較結果が一致を示していれば、注目中の選局情報が示すチャンネルを視聴チャンネルに確定し、ステップS406へ進む。なおも一致を示さない場合、本実施の形態ではデジタルチューナは2つなので、ステップS405において全ての選局情報を処理し終えたと判定し、ステップS400に戻って再び上述した処理を繰り返す。但し、このような繰り返しを省略するか、あるいは一定時間だけ繰り返しても視聴チャンネルが確定しない場合、エラーコードを含む視聴データを作成して記録するようにしても良い。
ステップS406では、記憶部24に記憶されている前回保存した視聴データの視聴中チャンネルと今回確定した視聴チャンネルとが同じかどうかを判別し、同じであれば今回の一連の処理を終了する。同じでなければ、今回確定した視聴チャンネルの情報と制御部21に内蔵された計時機能が示す現在時刻とを含む視聴データを作成し(ステップS407)、この作成した視聴データを記憶部24に記憶する(ステップS408)。
このように本実施の形態によれば、2つのデジタルチューナ11−1、11−2を備え、デジタルチューナ11−1、11−2のチャンネルの選局情報をデジタルインタフェースバスを通じて外部から読み出せるが、読み出した選局情報からは何れのデジタルチューナ11−1、11−2の映像および音声信号がディスプレイおよびスピーカに出力されているか特定できないテレビ1において、実際に視聴されているチャンネルをタイマ25で規定される一定周期毎に高速かつ正確に判定することができる。その理由は、候補となるチャンネルが絞り込まれているため、全チャンネルについて基準チューナ28の音声と比較する必要がないからである。
[第5の実施の形態]
図11を参照すると、本発明の第5の実施の形態にかかる測定装置2は、図9に示した第4の実施の形態にかかる測定装置2と比較して、制御部21および選局情報取得部22の動作が相違しており、その他の点は第4の実施の形態と同じである。
次に本実施の形態にかかる測定装置2の動作を説明する。
測定装置2は、選局情報取得部22により図6(a)に示した処理と同様の処理を実行し、制御部21により図12に示す処理を実行する。選局情報取得部22による処理では、制御部21から読み出し指示21aを受ける毎に、第2の実施の形態と同様な方法によって、デジタルインタフェースバス3を通じてデジタルチューナ11−1、11−2のチャンネルの選局情報を読み出してレジスタ27にセットし、読み出し完了通知22aを制御部21に送出する。ただし、本実施の形態でも第4の実施の形態と同様に、読み出した選局情報だけでは、何れのデジタルチューナ11−1、11−2の映像および音声信号がディスプレイおよびスピーカに出力されているかは特定できない。
制御部21による処理では、選局情報の読み出し指示21aを制御部21から選局情報取得部22に送出し(S500)、選局情報取得部22から読み出し完了通知22aが出されるのを待って(S501)、レジスタ27からデジタルチューナ11−1、11−2のチャンネルの選局情報を読み出す(S502)。次に、図10に示した第4の実施の形態にかかるステップS401〜S408と同様なステップS503〜S510によって、音声比較によって視聴チャンネルを確定し、視聴チャンネルの情報と現在時刻を含む視聴データの作成と記憶部24への記憶を行う。そして、確定した視聴チャンネルと同じチャンネルを基準チューナ28に選局させたままの状態で、音声比較部29から出力されている比較結果を監視し(S511)、音声比較部29の比較結果が不一致に変化したとき、ステップS500に戻って上述した処理と同様の処理を繰り返す。
このように本実施の形態によれば、2つのデジタルチューナ11−1、11−2を備え、デジタルチューナ11−1、11−2のチャンネルの選局情報をデジタルインタフェースバスを通じて外部から読み出せるが、読み出した選局情報からは何れのデジタルチューナ11−1、11−2の映像および音声信号がディスプレイおよびスピーカに出力されているか特定できないテレビ1において、実際に視聴されているチャンネルを高速かつ正確に判定することができ、しかも第2の実施の形態と同様にデジタルインタフェースバス3のトラフィックを低減することができる。
[第6の実施の形態]
図13を参照すると、本発明の第6の実施の形態にかかる測定装置2は、図11に示した第5の実施の形態にかかる測定装置2と比較して、制御部21および選局情報取得部22の動作が相違しており、その他の点は第5の実施の形態と同じである。
次に本実施の形態にかかる測定装置2の動作を説明する。
測定装置2は、選局情報取得部22により図8(a)に示した処理と同様の処理を実行し、制御部21により図14に示す処理を実行する。選局情報取得部22による処理では、制御部21から選局情報の読み出し指示21aを受信する毎に第3の実施の形態と同様な方法により、デジタルチューナ11−1、11−2のチャンネルの選局情報をデジタルインタフェースバス3を通じて読み出してレジスタ27経由で選局情報取得部22に通知すると共に、以後周期的に、デジタルチューナ11−1、11−2のチャンネルの選局情報をデジタルインタフェースバス3を通じて読み出し、前回と変化していた場合に限り変化後の選局情報をレジスタ27に設定して変化通知22bを制御部21に出力する。
制御部21による処理は、図12のステップS500〜S511と同様の処理を行うステップS600〜S611によって、選局情報取得部22で取得された選局情報が示すチャンネルを1チャンネルずつ順に基準チューナ28に選局させていって音声比較部29の出力が一致検出状態を示すに至ったチャンネルを視聴中のチャンネルと判定し、視聴中チャンネルの情報と時刻情報とを含む視聴データを生成して記憶部24に記憶した後、視聴中と判定したチャンネルを基準チューナ28に選局させた状態で音声比較部29の出力を監視し、音声比較部29の出力が不一致検出状態に変化したとき、ステップS600に戻って選局情報取得部22に対し新たな読み出しを指示して前記一連の処理を再び実行する。更に本実施の形態では、音声比較部29の出力が不一致検出状態に変化する前に、選局情報取得部22から変化通知22bを出力されたかどうかを監視し(S612)、変化通知22bが出力されたとき、ステップS602に戻って前記一連の処理を再び実行する。
本実施の形態によれば、第3の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
以上の第4乃至第6の実施の形態において、テレビ1は2つのデジタルチューナ11−1、11−2しか備えていないが、3つ以上のデジタルチューナを備えるテレビであっても、第1乃至第3の実施の形態と同様の方法で視聴チャンネルの判定が可能である。
[第7の実施の形態]
図15を参照すると、本発明の第7の実施の形態で対象とするテレビ1は、地上波VHF/UHFアナログチューナやBSアナログチューナの如きアナログチューナ14を備える点で、図1の第1の実施の形態で対象とするテレビ1と相違する。また、本実施の形態にかかる測定装置2は、図1の第1の実施の形態にかかる測定装置2と比較して、音声ケーブル5を通じてテレビ1のスピーカ出力端子13に接続されている点、基準チューナ28および音声比較部29を備えている点、制御部21の動作が相違する点で相違しており、その他の点は第1の実施の形態と同じである。
基準チューナ28は、テレビ1に内蔵されたアナログチューナ14とは独立に、アナログチューナ14と同じアナログ放送を測定装置2側で受信復調するユニットであり、制御線30を通じて制御部21に接続され、信号線31を通じて音声比較部29に接続されている。基準チューナ28は、制御部21から選局すべきチャンネルの指定情報を制御線30を通じて受信すると、この指定情報で指定されたチャンネルを選局し、そのチャンネルの少なくとも音声信号を復調して信号線31を通じて音声比較部29に出力する。
音声比較部29は、音声ケーブル5を通じてテレビ1のスピーカ出力端子13から入力した音声信号の特徴量と、信号線31を通じて基準チューナ28から入力した音声信号の特徴量とを求め、双方の特徴量の類似度を判定することにより、テレビ1から出ている音声が基準チューナ28から出ている音声と一致するか否かを検出する。音声比較部29の検出結果は、信号線32を通じて制御部21へ通知される。音声比較部29は、例えば図5で説明したような構成のものを使用することができる。
次に本実施の形態にかかる測定装置2の動作を説明する。
測定装置2は、選局情報取得部22により図2(a)に示した処理と同様の処理を実行し、制御部21により図16に示す処理を実行する。選局情報取得部22による処理では、第1の実施の形態と同様な方法によって、デジタルインタフェースバス3を通じてデジタルチューナ11のチャンネルの選局情報が周期的に読み出されてレジスタ27にセットされ、各読み出し毎に読み出し完了通知22aが制御部21に送出される。本実施の形態では、デジタルチューナ11は、自身で選局中のチャンネルの映像および音声信号がディスプレイおよびスピーカに出力されていれば、その選局中のチャンネルの情報を外部に提供し、自身で選局中のチャンネルでなくアナログチューナ14で選局されているチャンネルの映像および音声信号がディスプレイおよびスピーカに出力されていれば、無効な選局情報(例えばNULL値)を外部に提供する。
制御部21による図16の処理は、選局情報取得部22から読み出し完了通知22aが出される毎に実行される。先ずレジスタ27に保持されたデジタルチューナ11のチャンネルの選局情報を読み出し(S700)、その値が有効か無効かを判定する(S701)。選局情報が有効で何れかのチャンネルの情報が示されていれば、そのチャンネルを視聴チャンネルに確定し、ステップS707へ進む。他方、選局情報の値がNULL値で無効であれば、アナログチューナ14が選択されていると判断し、以下のような手順で視聴中のアナログチャンネルを特定する。先ず、アナログチューナ14で選局可能なチャンネルのうちの1つのチャンネルに注目する(S702)。次に、注目中のチャンネルに基準チューナ28を選局させ(S703)、音声比較部29の音声比較結果が一致を示すか否かを判別する(S704)。若し、音声比較部29の音声比較結果が一致を示していれば、注目中のチャンネルを視聴チャンネルに確定し、ステップS707へ進む。音声比較部29の音声比較結果が一致を示さなければ、次の1つのアナログチャンネルに注目を移し(S705)、そのチャンネルに基準チューナ28を選局させ(S703)、音声比較部29の音声比較結果が一致を示すか否かを再び判別する(S704)。そして、音声比較部29の音声比較結果が一致を示していれば、注目中の選局情報が示すチャンネルを視聴チャンネルに確定し、ステップS707へ進む。なおも一致を示さない場合、更に残りの1つのアナログチャンネルに注目を移して前述した処理と同様の処理を繰り返す。全てのアナログチャンネルについて繰り返しても視聴チャンネルを特定できなかった場合(S706でYES)、本実施の形態では図16の処理を終えるようにしているが、エラーコードを含む視聴データを作成して記録するようにしても良い。
ステップS707では、記憶部24に記憶されている前回保存した視聴データの視聴中チャンネルと今回確定した視聴チャンネルとが同じかどうかを判別し、同じであれば今回の一連の処理を終了する。同じでなければ、今回確定した視聴チャンネルの情報と制御部21に内蔵された計時機能が示す現在時刻とを含む視聴データを作成し(ステップS708)、この作成した視聴データを記憶部24に記憶する(ステップS709)。
このように本実施の形態によれば、デジタルチューナ11およびアナログチューナ14をそれぞれ1つ備え、ディスプレイおよびスピーカに映像および音声信号が出力されているデジタルチューナ11のチャンネルの選局情報をデジタルインタフェースバス3を通じて外部から読み出せるテレビ1において、実際に視聴されているチャンネルをタイマ25で規定される一定周期毎に高速かつ正確に判定することができる。その理由は、デジタルチューナ11に関してはデジタルインタフェースバス3経由で読み取った選局情報により直ちに視聴チャンネルが判定でき、音声比較による視聴チャンネルの特定はアナログチャンネルに対してのみ実施すれば済むからである。
[第8の実施の形態]
図17を参照すると、本発明の第8の実施の形態にかかる測定装置2は、図15に示した第7の実施の形態にかかる測定装置2と比較して、基準チューナ28の構成と制御部21および選局情報取得部22の動作が相違しており、その他の点は第7の実施の形態と同じである。
基準チューナ28は、テレビ1に内蔵されたデジタルチューナ11、アナログチューナ14とは独立に、デジタルチューナ11と同じデジタル放送、アナログチューナ14と同じアナログ放送を測定装置2側で受信復調するユニットであり、制御線30を通じて制御部21に接続され、信号線31を通じて音声比較部29に接続されている。基準チューナ28は、制御部21から選局すべきチャンネルの指定情報を制御線30を通じて受信すると、この指定情報で指定されたチャンネルを選局し、そのチャンネルの少なくとも音声信号を復調して信号線31を通じて音声比較部29に出力する。
次に本実施の形態にかかる測定装置2の動作を説明する。
測定装置2は、選局情報取得部22により図6(a)に示した処理と同様の処理を実行し、制御部21により図18に示す処理を実行する。選局情報取得部22による処理では、制御部21から読み出し指示21aを受ける毎に、第2の実施の形態と同様な方法によって、デジタルインタフェースバス3を通じてデジタルチューナ11のチャンネルの選局情報を読み出してレジスタ27にセットし、読み出し完了通知22aを制御部21に送出する。
制御部21による処理では、選局情報の読み出し指示21aを制御部21から選局情報取得部22に送出し(S800)、選局情報取得部22から読み出し完了通知22aが出されるのを待って(S801)、レジスタ27からデジタルチューナ11のチャンネルの選局情報を読み出す(S802)。次に、図16に示した第7の実施の形態にかかるステップS701〜S706と同様なステップS803〜S808によって視聴チャンネルを確定し、視聴チャンネルの情報と現在時刻を含む視聴データの作成と記憶部24への記憶を行う(S810、S811)。そして、レジスタ27から読み出した選局情報に基づいてデジタルチューナ11の何れかのチャンネルを視聴チャンネルと判定した場合には、判定したチャンネルと同じチャンネルを基準チューナ28に選局させ(S809)、音声比較でアナログチューナ14の何れかのチャンネルを視聴チャンネルと判定した場合には基準チューナ28に同アナログチャンネルを選局させたままの状態で、音声比較部29から出力されている比較結果を監視し(S812)、音声比較部29の比較結果が不一致に変化したとき、ステップS800に戻って上述した処理と同様の処理を繰り返す。
このように本実施の形態によれば、デジタルチューナ11およびアナログチューナ14をそれぞれ1つ備え、ディスプレイおよびスピーカに映像および音声信号が出力されているデジタルチューナ11のチャンネルの選局情報をデジタルインタフェースバス3を通じて外部から読み出せるテレビ1において、実際に視聴されているチャンネルを高速かつ正確に判定することができ、しかも第2の実施の形態と同様にデジタルインタフェースバス3のトラフィックを低減することができる。
[第9の実施の形態]
図19を参照すると、本発明の第9の実施の形態にかかる測定装置2は、図17に示した第8の実施の形態にかかる測定装置2と比較して、制御部21および選局情報取得部22の動作が相違しており、その他の点は第8の実施の形態と同じである。
次に本実施の形態にかかる測定装置2の動作を説明する。
測定装置2は、選局情報取得部22により図8(a)に示した処理と同様の処理を実行し、制御部21により図20に示す処理を実行する。選局情報取得部22による処理では、制御部21から選局情報の読み出し指示21aを受信する毎に第3の実施の形態と同様な方法により、デジタルチューナ11のチャンネルの選局情報をデジタルインタフェースバス3を通じて読み出してレジスタ27経由で選局情報取得部22に通知すると共に、以後周期的に、デジタルチューナ11のチャンネルの選局情報をデジタルインタフェースバス3を通じて読み出し、前回と変化していた場合に限り変化後の選局情報をレジスタ27に設定して変化通知22bを制御部21に出力する。
制御部21による処理は、図18のステップS800〜S812と同様な処理を行うステップS900〜S912により、選局情報取得部22で取得された選局情報が何れかのデジタルチャンネルを示す場合にはその選局情報に基づいて視聴中のチャンネルを判定し、選局情報が何れのデジタルチャンネルも示さない場合には、アナログチャンネルを1チャンネルずつ順に基準チューナ28に選局させていって音声比較部29の出力が一致検出状態を示すに至ったチャンネルを視聴中のチャンネルと判定し、視聴中チャンネルの情報と時刻情報とを含む視聴データを生成するという一連の処理を行い、また、視聴中と判定したチャンネルを基準チューナ28に選局させた状態で音声比較部29の出力を監視し、音声比較部29の出力が不一致検出状態に変化したとき、選局情報取得部22に対し新たな読み出しを指示して前記一連の処理を再び実行する。更に本実施の形態では、音声比較部29の出力が不一致検出状態に変化する前に、選局情報取得部22から変化通知22bを出力されたかどうかを監視し(S913)、変化通知22bが出力されたとき、ステップS902に戻って前述した一連の処理を再び実行する。
本実施の形態によれば、第3の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
以上の第7乃至第9の実施の形態において、テレビ1は1つのデジタルチューナ11しか備えていないが、地上デジタル放送用とBSデジタル放送用など複数のデジタルチューナを備えるテレビであっても、それら複数のデジタルチューナのうち、ディスプレイおよびスピーカに映像および音声信号が出力されているデジタルチューナのチャンネルの選局情報を、デジタルインタフェースバス3を通じて外部から読み出せるテレビであれば、第7乃至第9の実施の形態と同様の方法で視聴チャンネルの判定が可能である。また、第7乃至第9の実施の形態において、テレビ1は1つのアナログチューナ14しか備えていないが、VHF/UHFアナログチューナとBSアナログチューナなど複数のアナログチューナを備えるテレビに対しても適用可能である。
[第10の実施の形態]
図21を参照すると、本発明の第10の実施の形態で対象とするテレビ1は、地上波VHF/UHFアナログチューナやBSアナログチューナの如きアナログチューナ14を備える点で、図9の第4の実施の形態で対象とするテレビ1と相違する。また、本実施の形態にかかる測定装置2は、図9の第4の実施の形態にかかる測定装置2と比較して、基準チューナ28の構成、制御部21の動作が相違し、その他の点は第4の実施の形態と同じである。
基準チューナ28は、テレビ1に内蔵されたデジタルチューナ11−1、11−2、アナログチューナ14とは独立に、デジタルチューナ11−1、11−2と同じデジタル放送、アナログチューナ14と同じアナログ放送を測定装置2側で受信復調するユニットであり、制御線30を通じて制御部21に接続され、信号線31を通じて音声比較部29に接続されている。基準チューナ28は、制御部21から選局すべきチャンネルの指定情報を制御線30を通じて受信すると、この指定情報で指定されたチャンネルを選局し、そのチャンネルの少なくとも音声信号を復調して信号線31を通じて音声比較部29に出力する。
次に本実施の形態にかかる測定装置2の動作を説明する。
測定装置2は、選局情報取得部22により図2(a)に示した処理と同様の処理を実行し、制御部21により図22に示す処理を実行する。選局情報取得部22による処理では、第4の実施の形態と同様な方法によって、デジタルインタフェースバス3を通じてデジタルチューナ11−1、11−2のチャンネルの選局情報が周期的に読み出されてレジスタ27にセットされ、各読み出し毎に読み出し完了通知22aが制御部21に送出される。第4の実施の形態と同様に、各デジタルチューナ11−1、11−2は、自身で選局中のチャンネルの映像および音声信号がディスプレイおよびスピーカに出力されているか否かにかかわらず、現在選局されているチャンネルの情報を提供するため、測定装置2は読み出した選局情報だけでは、何れのデジタルチューナ11−1、11−2の映像および音声信号がディスプレイおよびスピーカに出力されているかは特定できない。
制御部21による図22の処理は、選局情報取得部22から読み出し完了通知22aが出される毎に実行される。先ずレジスタ27に保持されたデジタルチューナ11−1、11−2のチューナの選局情報を読み出し(S1000)、そのうちの何れか1つの選局情報に注目する(S1001)。次に、注目中の選局情報が示すチャンネルに基準チューナ28を選局させ(S1002)、音声比較部29の音声比較結果が一致を示すか否かを判別する(S1003)。若し、音声比較部29の音声比較結果が一致を示していれば、注目中の選局情報が示すチャンネルを視聴チャンネルに確定し、ステップS1011へ進む。音声比較部29の音声比較結果が一致を示さなければ、レジスタ27に保持された次の1つの選局情報に注目を移し(S1004)、その選局情報が示すチャンネルに基準チューナ28を選局させ(S1002)、音声比較部29の音声比較結果が一致を示すか否かを再び判別する(S1003)。そして、音声比較部29の音声比較結果が一致を示していれば、注目中の選局情報が示すチャンネルを視聴チャンネルに確定し、ステップS1011へ進む。なおも一致を示さない場合、本実施の形態ではデジタルチューナは2つなので、ステップS1005において全ての選局情報を処理し終えたと判定し、アナログチューナ14のチャンネルの判定処理へと進む。
アナログチューナ14のチャンネルの判定処理では、先ず、アナログチューナ14で選局可能なチャンネルのうちの1つのチャンネルに注目する(S1006)。次に、注目中のチャンネルに基準チューナ28を選局させ(S1007)、音声比較部29の音声比較結果が一致を示すか否かを判別する(S1008)。若し、音声比較部29の音声比較結果が一致を示していれば、注目中のチャンネルを視聴チャンネルに確定し、ステップS1011へ進む。音声比較部29の音声比較結果が一致を示さなければ、次の1つのアナログチャンネルに注目を移し(S1009)、そのチャンネルに基準チューナ28を選局させ(S1007)、音声比較部29の音声比較結果が一致を示すか否かを再び判別する(S1008)。そして、音声比較部29の音声比較結果が一致を示していれば、注目中の選局情報が示すチャンネルを視聴チャンネルに確定し、ステップS1011へ進む。なおも一致を示さない場合、更に残りの1つのアナログチャンネルに注目を移して前述した処理と同様の処理を繰り返す。全てのアナログチャンネルについて繰り返しても視聴チャンネルを特定できなかった場合(S1010でYES)、本実施の形態では図22の処理を終えるようにしているが、エラーコードを含む視聴データを作成して記録するようにしても良い。
ステップS1011では、記憶部24に記憶されている前回保存した視聴データの視聴中チャンネルと今回確定した視聴チャンネルとが同じかどうかを判別し、同じであれば今回の一連の処理を終了する。同じでなければ、今回確定した視聴チャンネルの情報と制御部21に内蔵された計時機能が示す現在時刻とを含む視聴データを作成し(ステップS1012)、この作成した視聴データを記憶部24に記憶する(ステップS1013)。
このように本実施の形態によれば、2つのデジタルチューナ11−1、11−2と1つのアナログチューナ14を備え、デジタルチューナ11−1、11−2のチャンネルの選局情報をデジタルインタフェースバス3を通じて外部から読み出せるが、読み出した選局情報からは何れのデジタルチューナ11−1、11−2の映像および音声信号がディスプレイおよびスピーカに出力されているか特定できないテレビ1において、実際に視聴されているチャンネルをタイマ25で規定される一定周期毎に正確に判定することができる。その理由は、デジタルチューナ11−1、11−2については候補となるチャンネルが絞り込まれているため全チャンネルについて基準チューナ28と音声比較する必要がないからである。
[第11の実施の形態]
図23を参照すると、本発明の第11の実施の形態にかかる測定装置2は、図21に示した第10の実施の形態にかかる測定装置2と比較して、制御部21および選局情報取得部22の動作が相違しており、その他の点は第10の実施の形態と同じである。
次に本実施の形態にかかる測定装置2の動作を説明する。
測定装置2は、選局情報取得部22により図6(a)に示した処理と同様の処理を実行し、制御部21により図24に示す処理を実行する。選局情報取得部22による処理では、制御部21から読み出し指示21aを受ける毎に、第2の実施の形態と同様な方法によって、デジタルインタフェースバス3を通じてデジタルチューナ11−1、11−2のチャンネルの選局情報を読み出してレジスタ27にセットし、読み出し完了通知22aを制御部21に送出する。
制御部21による処理では、選局情報の読み出し指示21aを制御部21から選局情報取得部22に送出し(S1100)、選局情報取得部22から読み出し完了通知22aが出されるのを待って(S1101)、レジスタ27からデジタルチューナ11−1、11−2のチャンネルの選局情報を読み出す(S1102)。次に、図22に示した第10の実施の形態にかかるステップS1001〜S1010と同様なステップS1103〜S1112によって視聴チャンネルを確定し、視聴チャンネルの情報と現在時刻を含む視聴データの作成と記憶部24への記憶を行う(S1113、S1114)。そして、基準チューナ28に視聴チャンネルを選局させたままの状態で、音声比較部29から出力されている比較結果が一致か、不一致かを判定し(S1115)、音声比較部29の比較結果が不一致に変化したとき、ステップS1000に戻って上述した処理と同様の処理を繰り返す。
このように本実施の形態によれば、2つのデジタルチューナ11−1、11−2と1つのアナログチューナ14を備え、デジタルチューナ11−1、11−2のチャンネルの選局情報をデジタルインタフェースバス3を通じて外部から読み出せるが、読み出した選局情報からは何れのデジタルチューナの映像および音声信号がディスプレイおよびスピーカに出力されているか特定できないテレビにおいて、実際に視聴されているチャンネルを高速かつ正確に判定することができ、しかも第2の実施の形態と同様にデジタルインタフェースバス3のトラフィックを低減することができる。
[第12の実施の形態]
図25を参照すると、本発明の第12の実施の形態にかかる測定装置2は、図23に示した第11の実施の形態にかかる測定装置2と比較して、制御部21および選局情報取得部22の動作が相違しており、その他の点は第11の実施の形態と同じである。
次に本実施の形態にかかる測定装置2の動作を説明する。
測定装置2は、選局情報取得部22により図8(a)に示した処理と同様の処理を実行し、制御部21により図26に示す処理を実行する。選局情報取得部22による処理では、制御部21から選局情報の読み出し指示21aを受信する毎に第3の実施の形態と同様な方法により、デジタルチューナ11−1、11−2のチャンネルの選局情報をデジタルインタフェースバス3を通じて読み出してレジスタ27経由で選局情報取得部22に通知すると共に、以後周期的に、デジタルチューナ11−1、11−2のチャンネルの選局情報をデジタルインタフェースバス3を通じて読み出し、前回と変化していた場合に限り変化後の選局情報をレジスタ27に設定して変化通知22bを制御部21に出力する。
制御部21による処理は、図24のステップS1100〜S1115と同様な処理を行うステップS1200〜S1215により、選局情報取得部22で取得された選局情報が示すデジタルチャンネルおよびアナログチューナ14で選局可能なアナログチャンネルを1チャンネルずつ順に基準チューナ28に選局させていって音声比較部29の出力が一致検出状態を示すに至ったチャンネルを視聴中のチャンネルと判定し、視聴中チャンネルの情報と時刻情報とを含む視聴データを生成するという一連の処理を行い、また、視聴中と判定したチャンネルを基準チューナ28に選局させた状態で音声比較部29の出力を監視し、音声比較部29の出力が不一致検出状態に変化したとき、選局情報取得部22に対し新たな読み出しを指示して前記一連の処理を再び実行する。更に本実施の形態では、音声比較部29の出力が不一致検出状態に変化する前に、選局情報取得部22から変化通知22bを出力されたかどうかを監視し(S1216)、変化通知22bが出力されたとき、ステップS1202に戻って前述した一連の処理を再び実行する。
本実施の形態によれば、第3の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
以上の第10乃至第12の実施の形態において、テレビ1は2つのデジタルチューナ11−1、11−2しか備えていないが、3つ以上のデジタルチューナを備えるテレビであっても、第10乃至第12の実施の形態と同様の方法で視聴チャンネルの判定が可能である。また、第10乃至第12の実施の形態において、テレビ1は1つのアナログチューナ14しか備えていないが、VHF/UHFアナログチューナとBSアナログチューナなど複数のアナログチューナを備えるテレビに対しても適用可能である。
基準チューナの実施例として、第12の実施の形態にかかる測定装置2に備わる基準チューナ28の実施例を図27に示す。この例の基準チューナ28は、アナログチューナ281、デジタルチューナ282、283、音声復調部284、音声デコーダ285、286およびアナログスイッチ287を備えている。アナログチューナ281はアナログチューナ14と同じアナログ放送を受信するチューナであり、制御部21から信号線30−1を通じて指定されたチャンネルを選択的に受信する。アナログチューナ281の出力信号は次段の音声復調部284に伝達され、音声復調部284は当該チャンネルの音声信号を復調し、アナログスイッチ287に出力する。デジタルチューナ282、283はそれぞれデジタルチューナ11−1、11−2と同じデジタル放送を受信するチューナであり、制御部21から信号線30−2、30−3を通じて指定されたチャンネルを選択的に受信する。デジタルチューナ282、283の出力信号は次段のMPEG−2(AAC)デコーダなどの音声デコーダ285、286に伝達され、音声デコーダ285、286は当該チャンネルの音声信号を復調し、アナログスイッチ287に出力する。アナログスイッチ287は、制御線30−4を通じて制御部21から指定される選択指示に従って、音声復調部284、音声デコーダ285、286の出力の何れか1つを選択し、信号線31を通じて音声比較部29に出力する。
[第13の実施の形態]
図28を参照すると、本発明の第13の実施の形態にかかる測定装置2は、1本のデジタルインタフェースバス3を通じてテレビ1とデジタル録画機器6に接続されており、テレビ1で実際に視聴されているチャンネルの検出に加えて、デジタル録画機器6の動作状態も併せて検出し、視聴データに含めるようにしたものである。
図28において、テレビ1は、第1乃至第12の実施の形態で対象としたテレビの何れかであり、デジタル録画機器6は、D−VHS、DVDレコーダ、HDDレコーダなどである。測定装置2は、第1乃至第12の実施の形態にかかる測定装置2に、デジタルインタフェースバス3経由でデジタル録画機器6の動作状態を読み出す機能を付加したものである。特許文献4にも記載されるように、D−VHS等のデジタル録画機器6の場合、IEEE1394バスを通じてトランスポートステート(TRANSPORT STATE)・コマンドを送信し、そのレスポンスデータより、録画、停止、再生、早送り、巻き戻しなどの状態が取得できる。従って、第1乃至第12の実施の形態にかかる測定装置2の選局情報取得部22に、IEEE1394通信部26を通じてデジタル録画機器6に対してトランスポートステート・コマンドを送信し、そのレスポンスデータより、録画、停止、再生、早送り、巻き戻しなどの状態を取得する機能を持たせることで、デジタル録画機器6の動作状態も簡単かつ正確に検出することができる。なお、選局情報取得部22で取得されたデジタル録画機器6の動作状態は制御部21に伝達され、視聴データの一部として記憶部24に記憶される。
[その他の実施の形態]
本発明は以上の実施の形態にのみ限定されず、その他各種の付加変更が可能である。例えば、以下のように構成することもできる。
調査対象のテレビとして、デジタルチューナやアナログチューナを内蔵するテレビ1を例に挙げたが、STB(セットトップボックス)を用いてBSデジタル放送等を受信しているテレビにも適用可能である。
テレビ1のスピーカから出ている音声をスピーカ出力端子13から取り出すようにしたが、マイクロフォンでスピーカの出力音声を拾う構成とすることも可能である。
テレビ1が、VHS等のAV機器のモニタとしても使えるように外部入力端子を持つAVテレビの場合、先ずテレビで実際に視聴しているソースを判定し、視聴ソースが放送波である場合に視聴チャンネル判定を行うようにすることができる。視聴ソースの判定方法としては、例えば米国特許第6487719号明細書に記載された方法などを利用することができる。
以上のように、本発明にかかる視聴チャンネル判定方法及び装置は、テレビ視聴率を調査するためにサンプル世帯に設置されたテレビの視聴チャンネルを調査する方法および装置として有用であり、特に地上デジタル放送やBSデジタル放送などデジタル放送を視聴できる多チャンネルなテレビの視聴チャンネルを調査する方法および装置に用いるのに適している。
本発明の第1の実施の形態のブロック図である。 本発明の第1の実施の形態における測定装置の選局情報取得部および制御部の処理例を示すフローチャートである。 チューナ・ステータス・ディスクリプタの一例とそのディスクリプタの読み取りシーケンスを示す図である。 本発明の第2の実施の形態のブロック図である。 本発明の第2の実施の形態における測定装置の音声比較部の構成例を示すブロック図である。 本発明の第2の実施の形態における測定装置の選局情報取得部および制御部の処理例を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態のブロック図である。 本発明の第3の実施の形態における測定装置の選局情報取得部および制御部の処理例を示すフローチャートである。 本発明の第4の実施の形態のブロック図である。 本発明の第4の実施の形態における測定装置の制御部の処理例を示すフローチャートである。 本発明の第5の実施の形態のブロック図である。 本発明の第5の実施の形態における測定装置の制御部の処理例を示すフローチャートである。 本発明の第6の実施の形態のブロック図である。 本発明の第6の実施の形態における測定装置の制御部の処理例を示すフローチャートである。 本発明の第7の実施の形態のブロック図である。 本発明の第7の実施の形態における測定装置の制御部の処理例を示すフローチャートである。 本発明の第8の実施の形態のブロック図である。 本発明の第8の実施の形態における測定装置の制御部の処理例を示すフローチャートである。 本発明の第9の実施の形態のブロック図である。 本発明の第9の実施の形態における測定装置の制御部の処理例を示すフローチャートである。 本発明の第10の実施の形態のブロック図である。 本発明の第10の実施の形態における測定装置の制御部の処理例を示すフローチャートである。 本発明の第11の実施の形態のブロック図である。 本発明の第11の実施の形態における測定装置の制御部の処理例を示すフローチャートである。 本発明の第12の実施の形態のブロック図である。 本発明の第12の実施の形態における測定装置の制御部の処理例を示すフローチャートである。 本発明の第12の実施の形態における測定装置の基準チューナの構成例を示すブロック図である。 本発明の第13の実施の形態のブロック図である。
符号の説明
1…テレビジョン受像機
2…測定装置
3…デジタルインタフェースバス
4…通信ケーブル
5…音声ケーブル
6…デジタル録画機器
11、11−1、11−2…デジタルチューナ
12、26…IEEE1394通信部
13…スピーカ出力端子
21…制御部
21a…読み出し指示
22…選局情報取得部
22a…読み出し完了通知
22b…変化通知
23…送信部
24…記憶部
25…タイマ
27…レジスタ
28…基準チューナ
29…音声比較部
30…制御線
31…信号線
32…信号線

Claims (24)

  1. 少なくとも1つのデジタルチューナを備え、前記デジタルチューナのチャンネルの選局情報をデジタルインタフェースバスを通じて外部から読み出せるテレビジョン受像機で視聴中のチャンネルを判定する方法において、
    a)前記選局情報を前記デジタルインタフェースバスを通じて読み出すステップ、
    b)読み出された前記選局情報に基づいて視聴中チャンネルの情報と時刻情報とを含む視聴データを生成するステップ、
    c)基準チューナに前記視聴中チャンネルを選局させ、前記テレビジョン受像機から出力される音声信号と前記基準チューナから出力される音声信号とを比較し、不一致を検出したときに前記ステップaに戻すステップ、
    を含むことを特徴とする視聴チャンネル判定方法。
  2. 前記ステップcの代わりに、
    c)基準チューナに前記視聴中チャンネルを選局させ、前記テレビジョン受像機から出力される音声信号と前記基準チューナから出力される音声信号とを比較すると同時に、前記デジタルインタフェースバスを通じて前記選局情報を周期的に読み出して前記選局情報の変化を検出し、音声信号の不一致を検出したときに前記ステップaに戻し、前記選局情報の変化を検出したときに前記ステップbに戻すステップ、
    を含むことを特徴とする請求項記載の視聴チャンネル判定方法。
  3. 2以上のデジタルチューナを備え、前記デジタルチューナのチャンネルの選局情報をデジタルインタフェースバスを通じて外部から読み出せるが、該読み出した選局情報からは何れの前記デジタルチューナの信号が出力されているか特定できないテレビジョン受像機で視聴中のチャンネルを判定する方法において、
    a)前記選局情報を前記デジタルインタフェースバスを通じて周期的に読み出すステップ、
    b)前記選局情報が読み出される毎に、前記選局情報が示すチャンネルを1チャンネルずつ順に基準チューナに選局させ、前記テレビジョン受像機から出力される音声信号と前記基準チューナから出力される音声信号とが一致するに至ったチャンネルを視聴中のチャンネルと判定し、視聴中チャンネルの情報と時刻情報とを含む視聴データを生成するステップ、
    を含むことを特徴とする視聴チャンネル判定方法。
  4. 2以上のデジタルチューナを備え、前記デジタルチューナのチャンネルの選局情報をデジタルインタフェースバスを通じて外部から読み出せるが、該読み出した選局情報からは何れの前記デジタルチューナの信号が出力されているか特定できないテレビジョン受像機で視聴中のチャンネルを判定する方法において、
    a)前記選局情報を前記デジタルインタフェースバスを通じて読み出すステップ、
    b)前記選局情報が示すチャンネルを1チャンネルずつ順に基準チューナに選局させ、前記テレビジョン受像機から出力される音声信号と前記基準チューナから出力される音声信号とが一致するに至ったチャンネルを視聴中のチャンネルと判定し、視聴中チャンネルの情報と時刻情報とを含む視聴データを生成するステップ、
    c)前記基準チューナに前記視聴中チャンネルを選局させた状態で、前記テレビジョン受像機から出力される音声信号と前記基準チューナから出力される音声信号とを比較し、不一致が検出されたときに前記ステップaに戻すステップ、
    を含むことを特徴とする視聴チャンネル判定方法。
  5. 前記ステップcの代わりに、
    c)前記基準チューナに前記視聴中チャンネルを選局させた状態で、前記テレビジョン受像機から出力される音声信号と前記基準チューナから出力される音声信号とを比較すると同時に、前記デジタルインタフェースバスを通じて前記選局情報を周期的に読み出して前記選局情報の変化を検出し、音声信号の不一致を検出したときに前記ステップaに戻し、前記選局情報の変化を検出したときに前記ステップbに戻すステップ、
    を含むことを特徴とする請求項記載の視聴チャンネル判定方法。
  6. それぞれ少なくとも1つのデジタルチューナおよびアナログチューナを備え、前記デジタルチューナのチャンネルの選局情報をデジタルインタフェースバスを通じて外部から読み出せるテレビジョン受像機で視聴中のチャンネルを判定する方法において、
    a)前記選局情報を前記デジタルインタフェースバスを通じて周期的に読み出すステップ、
    b)前記選局情報が読み出される毎に、前記選局情報が有効であれば前記選局情報が示すチャンネルを視聴中のチャンネルと判定し、前記選局情報が無効であれば、前記アナログチューナで選局可能なチャンネルを1チャンネルずつ順に基準チューナに選局させ、前記テレビジョン受像機から出力される音声信号と前記基準チューナから出力される音声信号とが一致するに至ったチャンネルを視聴中のチャンネルと判定し、視聴中チャンネルの情報と時刻情報とを含む視聴データを生成するステップ、
    を含むことを特徴とする視聴チャンネル判定方法。
  7. それぞれ少なくとも1つのデジタルチューナおよびアナログチューナを備え、前記デジタルチューナのチャンネルの選局情報をデジタルインタフェースバスを通じて外部から読み出せるテレビジョン受像機で視聴中のチャンネルを判定する方法において、
    a)前記選局情報を前記デジタルインタフェースバスを通じて読み出すステップ、
    b)前記選局情報が有効であれば前記選局情報が示すチャンネルを視聴中のチャンネルと判定し、前記選局情報が無効であれば、前記アナログチューナで選局可能なチャンネルを1チャンネルずつ順に基準チューナに選局させ、前記テレビジョン受像機から出力される音声信号と前記基準チューナから出力される音声信号とが一致するに至ったチャンネルを視聴中のチャンネルと判定し、視聴中チャンネルの情報と時刻情報とを含む視聴データを生成するステップ、
    c)前記基準チューナに前記視聴中チャンネルを選局させた状態で、前記テレビジョン受像機から出力される音声信号と前記基準チューナから出力される音声信号とを比較し、不一致が検出されたときに前記ステップaに戻すステップ、
    を含むことを特徴とする視聴チャンネル判定方法。
  8. 前記ステップcの代わりに、
    c)前記基準チューナに前記視聴中チャンネルを選局させた状態で、前記テレビジョン受像機から出力される音声信号と前記基準チューナから出力される音声信号とを比較すると同時に、前記デジタルインタフェースバスを通じて前記選局情報を周期的に読み出して前記選局情報の変化を検出し、音声信号の不一致を検出したときに前記ステップaに戻し、前記選局情報の変化を検出したときに前記ステップbに戻すステップ、
    を含むことを特徴とする請求項記載の視聴チャンネル判定方法。
  9. それぞれ少なくとも1つのデジタルチューナおよびアナログチューナを備え、前記デジタルチューナのチャンネルの選局情報をデジタルインタフェースバスを通じて外部から読み出せるが、該読み出した選局情報からは何れの前記チューナの信号が出力されているか特定できないテレビジョン受像機で視聴中のチャンネルを判定する方法において、
    a)前記選局情報を前記デジタルインタフェースバスを通じて周期的に読み出すステップ、
    b)前記選局情報が読み出される毎に、前記選局情報が示すチャンネルおよび前記アナログチューナで選局可能なチャンネルを1チャンネルずつ順に基準チューナに選局させ、前記テレビジョン受像機から出力される音声信号と前記基準チューナから出力される音声信号とが一致するに至ったチャンネルを視聴中のチャンネルと判定し、視聴中チャンネルの情報と時刻情報とを含む視聴データを生成するステップ、
    を含むことを特徴とする視聴チャンネル判定方法。
  10. それぞれ少なくとも1つのデジタルチューナおよびアナログチューナを備え、前記デジタルチューナのチャンネルの選局情報をデジタルインタフェースバスを通じて外部から読み出せるが、該読み出した選局情報からは何れの前記チューナの信号が出力されているか特定できないテレビジョン受像機で視聴中のチャンネルを判定する方法において、
    a)前記選局情報を前記デジタルインタフェースバスを通じて読み出すステップ、
    b)前記選局情報が示すチャンネルおよび前記アナログチューナで選局可能なチャンネルを1チャンネルずつ順に基準チューナに選局させ、前記テレビジョン受像機から出力される音声信号と前記基準チューナから出力される音声信号とが一致するに至ったチャンネルを視聴中のチャンネルと判定し、視聴中チャンネルの情報と時刻情報とを含む視聴データを生成するステップ、
    c)前記基準チューナに前記視聴中チャンネルを選局させた状態で、前記テレビジョン受像機から出力される音声信号と前記基準チューナから出力される音声信号とを比較し、不一致が検出されたときに前記ステップaに戻すステップ、
    を含むことを特徴とする視聴チャンネル判定方法。
  11. 前記ステップcの代わりに、
    c)前記基準チューナに前記視聴中チャンネルを選局させた状態で、前記テレビジョン受像機から出力される音声信号と前記基準チューナから出力される音声信号とを比較すると同時に、前記デジタルインタフェースバスを通じて前記選局情報を周期的に読み出して前記選局情報の変化を検出し、音声信号の不一致を検出したときに前記ステップaに戻し、前記選局情報の変化を検出したときに前記ステップbに戻すステップ、
    を含むことを特徴とする請求項10記載の視聴チャンネル判定方法。
  12. 前記デジタルインタフェースバスにデジタル録画機器が接続されている場合に、前記デジタル録画機器の動作状態を前記デジタルインタフェースバスを通じて読み出し、前記視聴データに含めることを特徴とする請求項1乃至11の何れか1項に記載の視聴チャンネル判定方法。
  13. 少なくとも1つのデジタルチューナを備え、前記デジタルチューナのチャンネルの選局情報をデジタルインタフェースバスを通じて外部から読み出せるテレビジョン受像機で視聴中のチャンネルを判定する装置において、
    読み出し指示に応答して前記選局情報を前記デジタルインタフェースバスを通じて読み出す選局情報取得手段と、
    予め定められた複数のチャンネルのうち任意のチャンネルの音声信号を出力することができる基準チューナと、
    前記テレビジョン受像機から出力される音声信号と前記基準チューナから出力される音声信号とが一致するか否かを検出する音声比較手段と、
    前記選局情報取得手段によって読み出された前記選局情報に基づいて視聴中チャンネルの情報と時刻情報とを含む視聴データを生成する一連の処理を実行する制御手段であって、前記一連の処理で視聴中と判定したチャンネルを前記基準チューナに選局させて前記音声比較手段の出力を監視し、前記音声比較手段の出力が不一致検出状態に変化したとき、前記選局情報取得手段に対し新たな読み出しを指示して前記一連の処理を再び実行する制御手段とを備えたことを特徴とする視聴チャンネル判定装置。
  14. 前記選局情報取得手段の代わりに、読み出し指示に応答して、前記選局情報をデジタルインタフェースバスを通じて読み出して通知すると共に、以後周期的に前記選局情報をデジタルインタフェースバスを通じて読み出し、変化した選局情報を通知する選局情報取得手段を備え、
    前記制御手段の代わりに、前記選局情報取得手段によって読み出された前記選局情報に基づいて視聴中チャンネルの情報と時刻情報とを含む視聴データを生成する一連の処理を実行する制御手段であって、前記一連の処理で視聴中と判定したチャンネルを前記基準チューナに選局させて前記音声比較手段の出力を監視し、前記音声比較手段の出力が不一致検出状態に変化したときは前記選局情報取得手段に対し新たな読み出しを指示して前記一連の処理を再び実行し、前記音声比較手段の出力が不一致検出状態に変化する前に前記選局情報取得手段から変化した選局情報が通知されたときは前記一連の処理を再び実行する制御手段を備えたことを特徴とする請求項13記載の視聴チャンネル判定装置。
  15. 2以上のデジタルチューナを備え、前記デジタルチューナのチャンネルの選局情報をデジタルインタフェースバスを通じて外部から読み出せるが、該読み出した選局情報からは何れの信号が出力されているか特定できないテレビジョン受像機で視聴中のチャンネルを判定する装置において、
    前記選局情報を前記デジタルインタフェースバスを通じて周期的に読み出す選局情報取得手段と、
    予め定められた複数のチャンネルのうち任意のチャンネルの音声信号を出力することができる基準チューナと、
    前記テレビジョン受像機から出力される音声信号と前記基準チューナから出力される音声信号とが一致するか否かを検出する音声比較手段と、
    前記選局情報取得手段で取得された前記選局情報が示すチャンネルを1チャンネルずつ順に前記基準チューナに選局させていって前記音声比較手段の出力が一致検出状態を示すに至ったチャンネルを視聴中のチャンネルと判定し、視聴中チャンネルの情報と時刻情報とを含む視聴データを生成する制御手段とを備えたことを特徴とする視聴チャンネル判定装置。
  16. 2以上のデジタルチューナを備え、前記デジタルチューナのチャンネルの選局情報をデジタルインタフェースバスを通じて外部から読み出せるが、該読み出した選局情報からは何れの信号が出力されているか特定できないテレビジョン受像機で視聴中のチャンネルを判定する装置において、
    読み出し指示に応答して前記選局情報を前記デジタルインタフェースバスを通じて読み出す選局情報取得手段と、
    予め定められた複数のチャンネルのうち任意のチャンネルの音声信号を出力することができる基準チューナと、
    前記テレビジョン受像機から出力される音声信号と前記基準チューナから出力される音声信号とが一致するか否かを検出する音声比較手段と、
    前記選局情報取得手段で取得された前記選局情報が示すチャンネルを1チャンネルずつ順に前記基準チューナに選局させていって前記音声比較手段の出力が一致検出状態を示すに至ったチャンネルを視聴中のチャンネルと判定し、視聴中チャンネルの情報と時刻情報とを含む視聴データを生成するという一連の処理を実行する制御手段であって、前記一連の処理で視聴中と判定したチャンネルを前記基準チューナに選局させている状態で前記音声比較手段の出力を監視し、前記音声比較手段の出力が不一致検出状態に変化したとき、前記選局情報取得手段に対し新たな読み出しを指示して前記一連の処理を再び実行する制御手段とを備えたことを特徴とする視聴チャンネル判定装置。
  17. 前記選局情報取得手段の代わりに、読み出し指示に応答して、前記選局情報をデジタルインタフェースバスを通じて読み出して通知すると共に、以後周期的に前記選局情報をデジタルインタフェースバスを通じて読み出し、変化した選局情報を通知する選局情報取得手段を備え、
    前記制御手段の代わりに、前記選局情報取得手段で取得された前記選局情報が示すチャンネルを1チャンネルずつ順に前記基準チューナに選局させていって前記音声比較手段の出力が一致検出状態を示すに至ったチャンネルを視聴中のチャンネルと判定し、視聴中チャンネルの情報と時刻情報とを含む視聴データを生成するという一連の処理を実行する制御手段であって、前記一連の処理で視聴中と判定したチャンネルを前記基準チューナに選局させて前記音声比較手段の出力を監視し、前記音声比較手段の出力が不一致検出状態に変化したときは前記選局情報取得手段に対し新たな読み出しを指示して前記一連の処理を再び実行し、前記音声比較手段の出力が不一致検出状態に変化する前に前記選局情報取得手段から変化した選局情報が通知されたときは前記一連の処理を再び実行する制御手段を備えたことを特徴とする請求項16記載の視聴チャンネル判定装置。
  18. それぞれ少なくとも1つのデジタルチューナおよびアナログチューナを備え、前記デジタルチューナのチャンネルの選局情報をデジタルインタフェースバスを通じて外部から読み出せるテレビジョン受像機で視聴中のチャンネルを判定する装置において、
    前記選局情報を前記デジタルインタフェースバスを通じて周期的に読み出す選局情報取得手段と、
    予め定められた複数のチャンネルのうち任意のチャンネルの音声信号を出力することができる基準チューナと、
    前記テレビジョン受像機から出力される音声信号と前記基準チューナから出力される音声信号とが一致するか否かを検出する音声比較手段と、
    前記選局情報取得手段で取得された前記選局情報が何れかのデジタルチャンネルを示す場合には前記選局情報に基づいて視聴中のチャンネルを判定し、前記選局情報が何れのデジタルチャンネルも示さない場合には、アナログチャンネルを1チャンネルずつ順に前記基準チューナに選局させていって前記音声比較手段の出力が一致検出状態を示すに至ったチャンネルを視聴中のチャンネルと判定し、視聴中チャンネルの情報と時刻情報とを含む視聴データを生成する制御手段とを備えたことを特徴とする視聴チャンネル判定装置。
  19. それぞれ少なくとも1つのデジタルチューナおよびアナログチューナを備え、前記デジタルチューナのチャンネルの選局情報をデジタルインタフェースバスを通じて外部から読み出せるテレビジョン受像機で視聴中のチャンネルを判定する装置において、
    読み出し指示に応答して前記選局情報を前記デジタルインタフェースバスを通じて読み出す選局情報取得手段と、
    予め定められた複数のチャンネルのうち任意のチャンネルの音声信号を出力することができる基準チューナと、
    前記テレビジョン受像機から出力される音声信号と前記基準チューナから出力される音声信号とが一致するか否かを検出する音声比較手段と、
    前記選局情報取得手段で取得された前記選局情報が何れかのデジタルチャンネルを示す場合には前記選局情報に基づいて視聴中のチャンネルを判定し、前記選局情報が何れのデジタルチャンネルも示さない場合には、アナログチャンネルを1チャンネルずつ順に前記基準チューナに選局させていって前記音声比較手段の出力が一致検出状態を示すに至ったチャンネルを視聴中のチャンネルと判定し、視聴中チャンネルの情報と時刻情報とを含む視聴データを生成するという一連の処理を実行する制御手段であって、前記一連の処理で視聴中と判定したチャンネルを前記基準チューナに選局させている状態で前記音声比較手段の出力を監視し、前記音声比較手段の出力が不一致検出状態に変化したとき、前記選局情報取得手段に対し新たな読み出しを指示して前記一連の処理を再び実行する制御手段とを備えたことを特徴とする視聴チャンネル判定装置。
  20. 前記選局情報取得手段の代わりに、読み出し指示に応答して、前記選局情報をデジタルインタフェースバスを通じて読み出して通知すると共に、以後周期的に前記選局情報をデジタルインタフェースバスを通じて読み出し、変化した選局情報を通知する選局情報取得手段を備え、
    前記制御手段の代わりに、前記選局情報取得手段で取得された前記選局情報が何れかのデジタルチャンネルを示す場合には前記選局情報に基づいて視聴中のチャンネルを判定し、前記選局情報が何れのデジタルチャンネルも示さない場合には、アナログチャンネルを1チャンネルずつ順に前記基準チューナに選局させていって前記音声比較手段の出力が一致検出状態を示すに至ったチャンネルを視聴中のチャンネルと判定し、視聴中チャンネルの情報と時刻情報とを含む視聴データを生成するという一連の処理を行う制御手段であって、前記一連の処理で視聴中と判定したチャンネルを前記基準チューナに選局させて前記音声比較手段の出力を監視し、前記音声比較手段の出力が不一致検出状態に変化したときは前記選局情報取得手段に対し新たな読み出しを指示して前記一連の処理を再び実行し、前記音声比較手段の出力が不一致検出状態に変化する前に前記選局情報取得手段から変化した選局情報が通知されたときは前記一連の処理を再び実行する制御手段を備えたことを特徴とする請求項19記載の視聴チャンネル判定装置。
  21. それぞれ少なくとも1つのデジタルチューナおよびアナログチューナを備え、前記デジタルチューナのチャンネルの選局情報をデジタルインタフェースバスを通じて外部から読み出せるが、該読み出した選局情報からは何れの信号が出力されているか特定できないテレビジョン受像機で視聴中のチャンネルを判定する装置において、
    前記選局情報を前記デジタルインタフェースバスを通じて周期的に読み出す選局情報取得手段と、
    予め定められた複数のチャンネルのうち任意のチャンネルの音声信号を出力することができる基準チューナと、
    前記テレビジョン受像機から出力される音声信号と前記基準チューナから出力される音声信号とが一致するか否かを検出する音声比較手段と、
    前記選局情報取得手段で取得された前記選局情報が示すチャンネルおよび前記アナログチューナで選局可能なチャンネルを1チャンネルずつ順に前記基準チューナに選局させていって前記音声比較手段の出力が一致検出状態を示すに至ったチャンネルを視聴中のチャンネルと判定し、視聴中チャンネルの情報と時刻情報とを含む視聴データを生成する制御手段とを備えたことを特徴とする視聴チャンネル判定装置。
  22. それぞれ少なくとも1つのデジタルチューナおよびアナログチューナを備え、前記デジタルチューナのチャンネルの選局情報をデジタルインタフェースバスを通じて外部から読み出せるが、該読み出した選局情報からは何れの信号が出力されているか特定できないテレビジョン受像機で視聴中のチャンネルを判定する装置において、
    読み出し指示に応答して前記選局情報を前記デジタルインタフェースバスを通じて読み出す選局情報取得手段と、
    予め定められた複数のチャンネルのうち任意のチャンネルの音声信号を出力することができる基準チューナと、
    前記テレビジョン受像機から出力される音声信号と前記基準チューナから出力される音声信号とが一致するか否かを検出する音声比較手段と、
    前記選局情報取得手段で取得された前記選局情報が示すチャンネルおよび前記アナログチューナで選局可能なチャンネルを1チャンネルずつ順に前記基準チューナに選局させていって前記音声比較手段の出力が一致検出状態を示すに至ったチャンネルを視聴中のチャンネルと判定し、視聴中チャンネルの情報と時刻情報とを含む視聴データを生成するという一連の処理を実行する制御手段であって、前記一連の処理で視聴中と判定したチャンネルを前記基準チューナに選局させている状態で前記音声比較手段の出力を監視し、前記音声比較手段の出力が不一致検出状態に変化したとき、前記選局情報取得手段に対し新たな読み出しを指示して前記一連の処理を再び実行する制御手段とを備えたことを特徴とする視聴チャンネル判定装置。
  23. 前記選局情報取得手段の代わりに、読み出し指示に応答して、前記選局情報をデジタルインタフェースバスを通じて読み出して通知すると共に、以後周期的に前記選局情報をデジタルインタフェースバスを通じて読み出し、変化した選局情報を通知する選局情報取得手段を備え、
    前記制御手段の代わりに、前記選局情報取得手段で取得された前記選局情報が示すチャンネルおよび前記アナログチューナで選局可能なチャンネルを1チャンネルずつ順に前記基準チューナに選局させていって前記音声比較手段の出力が一致検出状態を示すに至ったチャンネルを視聴中のチャンネルと判定し、視聴中チャンネルの情報と時刻情報とを含む視聴データを生成するという一連の処理を実行する制御手段であって、前記一連の処理で視聴中と判定したチャンネルを前記基準チューナに選局させて前記音声比較手段の出力を監視し、前記音声比較手段の出力が不一致検出状態に変化したときは前記選局情報取得手段に対し新たな読み出しを指示して前記一連の処理を再び実行し、前記音声比較手段の出力が不一致検出状態に変化する前に前記選局情報取得手段から変化した選局情報が通知されたときは前記一連の処理を再び実行する制御手段を備えたことを特徴とする請求項24記載の視聴チャンネル判定装置。
  24. 前記デジタルインタフェースバスにデジタル録画機器が接続されている場合に、前記デジタル録画機器の動作状態を前記デジタルインタフェースバスを通じて読み出し、前記視聴データに含める構成を有することを特徴とする請求項13乃至23の何れか1項に記載の視聴チャンネル判定装置。
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