JP4351423B2 - メリヤス生地及びその製造装置並びに製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、生地のほつれや捻れの発生しない編目構造としたメリヤス生地及びその製造装置並びに製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
メリヤス丸編機を利用して編成した従来のメリヤス生地の例としては、例えば図25に示したメリヤス生地90の如く、特殊な目移し針(図示略)に係止したシンカーループを右側のウエールに位置するニードルループ91側に移行させ、更に特殊な引き込み具(図示略)を介して前記シンカーループをニードルループ91の裏面側から表面側に引き出し、表出させた移行編ループ92を編成するようにしてある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
然しながら、上記移行編ループ92は、図25の如く、ニードルループ91の左側下方の部位から上方向に引き出され、表出した状態で編成され、且つ全ての移行編ループ92、92は、各ウエールにおける個々のニードルループ91、91内において裏面から表面側に、しかも左側下方の部位から上方向に引き出され、表出した状態で編成されている。従って本来、メリヤス生地の各ウエール方向における編目の方向が、略垂直方向で真っ直ぐであることが望ましいが、上記従来生地の場合、ウエール方向が左肩上がりの方向(図25において左側上方向に傾斜)であるため、生地の捻れが発生し、洗濯等によってメリヤス生地の捻れや歪みが更に大きくなり、肌着等の衣料品に適しない欠点を有した。
【0004】
また、上記移行編ループ92を形成するには、特殊な目移し針と引き込み具を有する特殊な治具を各ウエール毎に必要とするために編成装置が極めて複雑となり、また装置自体が複雑なために、生地のハイゲージ化、即ちループ長を短くすることが困難となり、従ってループ長がどうしても長くなりすぎて強度や伸度、形態安定性などの品質特性を満足できるような生地を得ることが困難であった。更に編成時の作業能率が大幅に低下する恐れがあり、且つ移行編ループ92の引き出し、表出する方向が、各編目共に同一方向に形成されることにより、生地の捻れや歪みが大きく発生することになり、品質の優れたメリヤス生地を得ることが困難であるという課題があった。
【0005】
【課題を解決しようとする手段】
本発明は上記のような課題を解決するために、相隣接するウエールにおいて、一対の下針を介して夫々閉鎖状編目を形成し、且つ同一対の閉鎖状編目間に連結されたシンカーループを一対の下針側に夫々係止し、前記閉鎖状編目に夫々連なるシンカーループを介して係止状編目を編成するようにしたことにより、生地の捻れや歪み、ほつれ等が全く発生することがなく、しかも品質に優れたメリヤス生地が得られ、更に上記メリヤス生地を編成する装置が合理的で簡素化されており、編成作業能率を大幅に向上し得るようにしたものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明の内容を以下図例に基づいて説明する。図1において、1は本発明による第1実施例によって得られたメリヤス生地で、通常のメリヤス丸編機における上釜と下釜を利用するもので、後述の如く下釜に設けた下針と上釜に設けた左右対称な一対の特殊なシンカーの作動により、メリヤス生地1を編成するものである。2、5は夫々相隣接するウエールにおける閉鎖状編目、3,6は夫々シンカーループを下針側に係止して編成した係止状編目である。
【0007】
尚、前記係止状編目3は、図1において閉鎖状編目2の右側の部位から左斜め上方向に向かって表面側に表出した状態で編成されており、一方前記係止状編目6は、図1の如く閉鎖状編目5の左側の部位から右斜め上方向に向かって表面側に位置した状態で編成されている。従って前記係止状編目3,6が夫々相反する方向に編成されているために、バランスがとれてメリヤス生地1内に発生する捻れが互いに打ち消され、捻れや歪み等が全く発生しない形態安定性に優れたメリヤス生地が得られるのである。
【0008】
図2において、2は本発明における第2実施例によるメリヤス生地で、第1実施例の場合と同様に通常のメリヤス丸編機における上釜と下釜を利用するもので、後述の如く下釜に設けた下針と上釜に設けた左右対称な一対の特殊なシンカーの作動により、メリヤス生地2を編成するものである。図2において80,81はそれぞれ閉鎖状編目、83はタック編によるタック編ループでシンカーループを下針側に係止してタック編により編成したもので、閉鎖状編目80,81に夫々係止、連結されるようにしたものである。
【0009】
尚、閉鎖状編目80は、図2の如く左斜め上方向に向かって編成されており、一方閉鎖状編目81は、図2の如く右斜め上方向に向かって編成されている。従って前記閉鎖状編目80,81は夫々相反する方向に編成されているために、バランスがとれてメリヤス生地2内に発生する捻れが互いに打ち消され、捻れや歪み等が全く発生しない形態安定性等に優れたメリヤス生地2が得られ、更にタック編ループ83を介して透かし孔状の生地が得られ、通気性等に優れたメリヤス生地2を容易に得ることができるのである。
【0010】
本発明における第1実施例によるメリヤス生地1では、生地の捻れや歪みが発生せず、しかもほつれにくく、更にシャリ感に優れているなどの特徴があり、形態安定性等に優れたメリヤス生地が得られるのである。またフラットヤーン(嵩高加工していない未加工糸)を用いて直接編立した場合でもほつれが発生ぜず、従ってフラットヤーン使いのメリヤス生地を例えば医療用材料の基材として使用した場合、いずれの方向に切断しても従来の緯メリヤスのように簡単にはほつれることがないので、加工性や信頼性の高い医療用材料が得られるのである。
【0011】
また、本発明における上記第2実施例によるメリヤス生地2では、生地の捻れや歪みが発生せず、且つ通気性に優れているなどの特徴があり、形態安定性等に優れたメリヤス生地が得られるのである。従って上記第2実施例によるメリヤス2では、通気性などに優れている点で、肌着などの衣料用素材の他、前記した医療用材料としても最適な生地が得られるのである。
更に、両実施例の何れの編地も斜向性のない特徴を有する。
【0012】
次いで、上記メリヤス生地1、2を製造するための製造装置について説明する。図3において、10はメリヤス丸編機の構成の一部を示し、11は下釜(シリンダー)、12は上釜(ダイアル)、13は下釜11に設けた針溝で、同針溝13内に図8に示すように、下針20を挿入してあり、且つ同下針20は図7、図9に示すように、針幹部21、フック22,ベラ23及びバット24から形成されている。なお、図7は、かかる構成の要部を正面から見た図である。
【0013】
一方、上記上釜12には切溝15を設けてあり、且つ同切溝15は、浅形切溝16及び深形切溝17から形成されているもので、浅形切溝16は上釜12の円周縁部に設けてあり、一方、深形切溝17は、浅形切溝16よりも更に上釜12の内側に設けてある。
【0014】
前記の切溝15内には、図4に示す構造のシンカー付摺動部材が収納される。同図において、30、31は図5、図6に示す夫々左右対称なシンカーを組み合わせた一対のシンカー付摺動部材で、前記の切溝15内で摺動されるように設けてあり、同部材30、31は、夫々広幅状摺動部32、33、細幅状摺動部34,35、バッド36、37、折曲部38、39及びシンカー41、42により一体化されている。尚、同シンカー41、42にはシンカーノーズ45、46、切溝47、48及びホルダー51、52を夫々設けてある。また55、56は夫々切欠部で細幅状摺動部34,35の下端部にあり、且つ細幅状摺動部34,35の下端縁から折曲部38、39の下端縁の境界部付近にかけて設けたものである。
【0015】
尚、上記一対の広幅状摺動部32、33は、夫々一体的に合体したような状態で浅形切溝16及び深形切溝17内を往復、摺動するようにしてあり、また細幅状摺動部34,35は浅形切溝16内を往復、摺動するようにしてある。
前記した構成の上釜と下釜を正面から表すと図7のようになる。なお、同図において、27は上釜12に設けたカムホルダーである。
シンカー41、42は、図8の如く上釜12の周面上を浮遊したような状態で、往復、摺動するようにしてある。また一対のシンカー付摺動部材30,31が、夫々一体的に合体した状態で浅形切溝16及び深形切溝17内を往復、摺動する際、図8の如く、シンカー41、42の先端部は、位置Pと位置Sの間で往復、摺動するようにしてある。更に図7の如く左右対称な一対のシンカー41、42の間に一対の下針20、20が、位置するように配置してある。
【0016】
次に、本発明の編成動作について順次説明する。先ず図9の如く、編成用の糸条60が、各下針20、20、・・に順次給糸され、またシンカー付摺動部材30、31の位置、即ちシンカー41、42の先端部は、図8の如く上釜12の外方向に前進して最も外側寄りの位置Sに到達しており、一方シンカー付摺動部材30、31の細幅状摺動部34,35は、夫々図9の如く、下針20、20の位置に到達、位置している。
【0017】
次いで図10の如く、各下針20、・・が順次最下点の位置まで下降することにより、オールドループ62がノックオーバーされ、新編目63、63・・が順次編成されていくのである。また新編目(閉鎖状編目)63、63間のシンカーループ65は、図10の如く、シンカー付き摺動部材30、31の細幅状摺動部34,35上に戴置されるのである。
【0018】
次いで下針20が下方の位置にそのまま位置した状態で、シンカー付摺動部材30、31が前記の位置Sから徐々に後退し、且つ折曲部38、39の部位が、夫々下針20、20の頭上近辺の位置に到達するまで後退すると、細幅状摺動部34,35上に戴置されていた新編目63、63間のシンカーループ65は、図11の如く折曲部38、39上に移乗するのである。尚、新編目63、63間のシンカーループ65が、折曲部38、39上を移動するとき、シンカーループ65の幅は徐々に拡げられ、下針20、20間の幅よりも広く拡げられるのである。
【0019】
次いで図12の如く、下針20が下方の位置に依然としてそのままに位置した状態で、シンカー付摺動部材30、31が更に後退すると共に、折曲部38、39の部位が後退すると、同折曲部38、39上に戴置されていた新編目63、63間のシンカーループ65は、折曲部38、39の部位からシンカー41、42上に移乗するのである。
【0020】
尚、上記新編目63、63間のシンカーループ65の位置は、図12の如く下針20、20の頭上の位置よりも後方の位置(上釜の内側寄り)にあり、後述の如く、シンカーループ65を下針20のフック内に確実に収納するためには、予め下針20のベラを開いておく必要があるのである。従って図13の如く、下針20,20を夫々タック編の位置まで上昇させることにより、新編目63、63を介してベラが夫々開かれるのである。次いで図14の如く、下針20,20を再び元の下降位置まで下降させることにより、ベラ23,23が夫々開かれた状態のまま、下針20,20が下降し、且つ新編目63、63は、夫々フック内に保持されるのである。
【0021】
次いで下針20、20が前記同様に下方の位置に位置した状態のままで、更にシンカー付摺動部材のシンカー41,42の先端部が、図24の如く、位置Sから位置Qの位置まで後退すると、シンカー41,42のシンカーノーズ45、46上に位置していた新編目63、63間のシンカーループ65は、図15の如く、シンカーノーズ45、46上を通過してホルダー51、52上に落下するのである。
【0022】
次いで図16の如く、新編目63、63間のシンカーループ65が、ホルダー51、52上に落下した時点で、シンカー付き摺動部材30、31は、図24の如く、位置Qから逆に前方に前進するのである。即ちホルダー51、52上に戴置されたシンカーループ65は、シンカーノーズ45、46の夫々の切欠部47,48に係止された状態で、ホルダー51、52が前進し、ホルダー51、52の先端部が、図24の如く、位置Rの位置に達したとき、シンカー付摺動部材30、31は停止するのである。
【0023】
尚、この場合、シンカーノーズ45、46の働き(役割)は、シンカーノーズ45、46の切欠部47,48内に係止されたシンカーループ65が外れないように、即ちシンカー41、42上に移乗しないようにするためのものである。尚、後述の次工程において、下針20、20が下降する際、新編目63、63間のシンカーループ65が、外力(図示略)によって強制的に開かれたベラ23の位置よりも若干前方の位置に位置するようにしてある。
【0024】
次いで図24の如く、ホルダー部51、52の先端部が位置Rの位置に停止した状態で、下針20が図17の如く上方へ上昇し、ベラ23は新編目63をクリアし、最上昇位置まで上昇する。次いで図18の如く、下針20は上昇から下降に転じ、且つシンカーループ65は、外力(図示略)によって強制的に開かれたベラ23の位置よりも外側に位置しており、次いで図19の如く下針20の下降と共に、ホルダー部51、52の先端部も徐々に後退し始め、同時にシンカーループ65も後退し始めて下針20側に押圧される。
【0025】
次いで下針20が順次、下降していく際、シンカーループ65が下針20側に押圧されたままの状態で下針20が下降していき、且つ新編目63によりベラ23が押圧され、図20の如くベラ23がフック22側に反転されてベラ23が閉じられ、同時にシンカーループ65が、下針20のフック22内に閉じ込められ、保持されるのである。
【0026】
上記の如く、下針20が更に下降し続けると、図21の如く、シンカーループ65が、下針20、20の夫々のフック22、22を介して新編目63,63内に引き出され、且つシンカー付摺動部材30、31が、元の位置Pまで後退すると共に、シンカーループ65はホルダー51,52から外れ、新編目63,63がノックオーバーされると、図22の如くシンカーループ65による係止状編目70,70が編成され、一方、下針20は最下降位置にまで到達するのである。
【0027】
次いで上記の如く、下針20が最下降位置付近に達した状態のままで、シンカー付き摺動部材30、31が、元の位置Sの位置まで前進し、次いで図9の如く下針20が、最下降位置付近から最上昇位置まで上昇し、この状態で前述の如く、給糸用の糸条60が、各下針20、20、・・に順次給糸され、以下この編成動作が繰り返されると、図1のようなメリヤス生地1が編成されるのである
【0028】
尚、図23は、第2実施例によるメリヤス生地2を編成する場合を示したもので、編目85、85及びシンカーループ87を夫々下針20、20のベラに係止させた状態で、下針20、20をタック編の位置まで下降させ、通常のタック編みの要領で編成することにより、図2の如きメリヤス生地2が得られるのである。
【0029】
【発明の効果】
本発明は上述の如く、相隣接するウエールにおいて、一対の下針を介して夫々閉鎖状編目を形成し、且つ同一対の閉鎖状編目間に連結されたシンカーループを一対の下針側に夫々係止し、前記閉鎖状編目に夫々連なるシンカーループを介して係止状編目を編成することによりバランスがとれ、生地の捻れや歪み、ほつれ等が発生することのない品質に優れたメリヤス生地が得られるのである。更に上記メリヤス生地を編成する装置が合理的で簡素化され、しかもループ長の設定範囲が広くなったことでニーズに合った伸縮性や形態安定性の確保が可能となり、また編成作業能率を大幅に向上し得る効果が得られるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例によって得られたメリヤス生地の平面図である。
【図2】本発明の第2実施例によって得られたメリヤス生地の平面図である。
【図3】本発明におけるメリヤス丸編機の要部断面図である。
【図4】本発明における左右一対のシンカー付摺動部材が合体した状態の斜視図である。
【図5】本発明における左右一対のシンカー付摺動部材において、一方側のシンカー付摺動部材を示した斜視図である。
【図6】本発明における左右一対のシンカー付摺動部材において、他方側のシンカー付摺動部材を示した斜視図である。
【図7】本発明におけるメリヤス丸編機の正面側要部断面図である。
【図8】本発明におけるシンカー付摺動部材の作動状況を示した作動説明用簡略断面図である。
【図9】本発明において下針側に給糸した状態を示した編成動作説明用斜視図である。
【図10】本発明においてシンカーループをシンカー付摺動部材の細幅状摺動部上に戴置した状態の編成動作説明用斜視図である。
【図11】本発明においてシンカーループをシンカー付摺動部材の折曲部上に移乗した状態の編成動作説明用斜視図である。
【図12】本発明においてシンカーループをシンカー上に移乗した状態の編成動作説明用斜視図である。
【図13】本発明においてシンカーループが下針の後方位置に位置した状態で、下針がタック編の位置まで上昇する状態を示した編成動作説明用斜視図である。
【図14】本発明においてシンカーループが下針の後方位置に位置した状態で、下針が下方位置まで下降する状態を示した編成動作説明用斜視図である。
【図15】本発明においてシンカーループをホルダー上に移乗した状態の編成動作説明用斜視図である。
【図16】本発明においてシンカーループをシンカーの切溝内に係止した状態の編成動作説明用斜視図である。
【図17】本発明においてシンカーループを下針の前面側に位置させ、且つ下針を上昇させる状態を示した編成動作説明用斜視図である。
【図18】本発明においてシンカーループを下針の前面側に位置させ、且つ下針を下降させる状態を示した編成動作説明用斜視図である。
【図19】本発明においてシンカーループを下針の前面側に位置させ、且つ下針を更に下降させる状態を示した編成動作説明用斜視図である。
【図20】本発明において下針を下降させて閉鎖状編目によりベラを閉じると共にシンカーループをフック内に閉じ込める状態を示した編成動作説明用斜視図である。
【図21】本発明において下針を下降させてシンカーループによる係止状編目を編成する際の編成動作説明用斜視図である。
【図22】本発明においてホルダーを後退させてシンカーループをホルダーから離脱させ、且つシンカーループによる係止状編目を編成する際の編成動作説明用斜視図である。
【図23】本発明においてシンカーループと係止状編目をタック編の状態に保持してタック編ループを編成する第2実施例の編成動作説明用斜視図である。
【図24】本発明におけるシンカー付摺動部材の作動状況を示した作動説明用簡略断面図である。
【図25】従来の編成方法によって得られたメリヤス生地の平面図である。
【符号の説明】
10 メリヤス丸編機
11 下釜
12 上釜
13 下釜に設けた針溝
16 上釜に設けた浅形切溝
17 上釜に設けた深形切溝
20 下針
30 シンカー付摺動部材
31 シンカー付摺動部材
41 シンカー
42 シンカー
Claims (3)
- 下釜及び上釜を有するメリヤス丸編機において下釜側には下針を配設し、上釜側には切溝を設け、これに2枚を一組とした広幅状摺動部、細幅状摺動部、バッド、折曲部、シンカーより成るシンカー付摺動部材を対向して配設し、該構成によって形成されるシンカーの間隙相応部に2本の下針を配置したことを特徴とするメリヤス生地の製造装置。
- 請求項1記載の装置によるメリヤス生地の編成方法であって、相隣接するウエールにおいて、一対の下針を介して夫々閉鎖状編目を形成し、且つ同一対の閉鎖状編目間に連結されたシンカーループを一対の下針側に係止し、同一対の閉
鎖状編目に夫々連なるシンカーループを介して係止状編目を編成することを特徴とするメリヤ生地の編成方法。 - 請求項1記載の装置によるメリヤス生地の編成方法であって、相隣接するウエールにおいて、一対の下針を介して夫々閉鎖状編目を形成し、且つ同一対の閉鎖状編目間に連鎖結されたシンカーループを一対の下針側に係止してタック編によりタック編ループを編成することを特徴とするメリヤス生地の編成方法。
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