JP4349967B2 - 絞り部品のつなぎさんの切断方法 - Google Patents

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本発明は、全周絞り形状したプレス部品を製造する順送型に関わり、絞り品の外観形状を向上させる金型構造に関する。
全周絞り形状のプレス部品を順送金型で製造するとき、製品の位置を保持するため製品とふちさんを繋ぐつなぎさんが必要となる。そしてこのつなぎさんは製品製造の全ての工程が完了すると切断し、製品から分離する。従来方法では、つなぎさんを製品の外観となる箇所とつないでいたため、外観につなぎさんの切断面が残り、意匠的にも美観を損ねていた。
すなわち従来技術を図4を用いて説明する。従来は、製品1とつなぎさん2が接続されて、その接続箇所が製品1の横側で、この箇所が切断面であった。このように製品の横側に切断面があると、製品1の下側にダイを設置し、製品の横側上方にパンチを設置し、矢印の切断方向にパンチを移動し、製品1とつなぎさん2とを製品1の横の切断面9で切断するものである。
また、公知技術として、プレス製品の周縁を滑らかに仕上げる特許文献1(特開平8−10865号公報)がある。また、プレス成形でつなぎさんの一端側を切断する特許文献2(特開2001−118452号公報)がある。
また、プレス加工で、つなぎさん部から切断することが特許文献3(特開2003−117941号公報)に開示されている。しかし、本願発明の構成は記載されていない。
特開平8−10865号公報 特開2001−118452号公報 特開2003−117941号公報
上記従来技術によれば、プレス製品の周縁部を滑らかに仕上げることや、プレス成形でつなぎさんの一端側を切断することがあるが、つなぎさんの切断面に関するものはない。
そして、このつなぎさんの切断面が製品外観に残り、美観を損なう欠点があった。
本発明は、上記欠点をなくすためになされたもので、製品の外観の美しさすなわち美観を向上させるため、切断面を外観から見えなくするか、または小さくすることが可能な金型を提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために、全周絞り形状のプレス製品の両側をつなぎさんで接続し、該つなぎさんはそれぞれ直線状のふちさんに接続され、該ふちさんには順送りするためのパイロット穴を一定ピッチで設け、成形品を順送金型で製造するとき、該プレス製品を保持するつなぎさんを切断する絞り部品のつなぎさん切断方法であって、前記成形品の材料をSPCCとし、該プレス製品とつなぐ前記つなぎさんを該プレス製品の下方に延長して製造し、かつ、該プレス製品と該つなぎさんの切断面を該プレス製品の下側とし、該プレス製品の下側にパンチを配置し、該プレス製品の横側にダイを配置し、該パンチを移動することにより該プレス製品と該つなぎさんとを切断することを特徴とし、外観上切断面が見えないようにした。
以上のように、本発明によれば、順送金型においてプレス加工の工程でつなぎさんの切断面を外観より見えなくすることができるため、製品美観を向上させることが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について、図を用いて説明する。
図1は、本発明の順送金型において全周絞り形状したプレス部品の切断方法を示している。順送金型とは、複数の工程を単一型内に等ピッチで順番に配置し、送り装置でプレス機械の1回転ごとに1ピッチを送り、次の工程へ材料を順送りするものである。図1において、1は製品、2はつなぎさん、3はダイ、4はパンチ、5はパンチ4によるつなぎさん2の切断方向である。ここで、材料は、冷間圧延鋼鈑であるSPCCを用いている。SPCCは、一般加工から深絞りまで、加工範囲が広く、自動車や家電等幅広い用途に使われている。
また、製品1とつなぎさん2の全体図を、図2に示す。図2(a)はプレス成形品の平面図、図2(b)はそのA−A断面図を示す。図2(a)おいて、中央の製品1は、両側をつなぎさん2でよって接続され、つなぎさん2はふちさん6に接続される。そしてふちさん6にはパイロット穴7が一定ピッチで設けられている。
また、図2において、このプレス成形品の概略寸法を記載すると、全体の左右の幅が40mm、ふちさん6の幅が5mm、つなぎさんの幅が3mm、製品1が20mmΦで、厚さが0.8mmである。材料は前記のSPCCを用いている。
パイロット穴7は、成形品を順送りするための穴である。
また、製品1は、絞り部を有し、つなぎさん2はこの絞り部を延長して製造する。したがって、図1に示すように、つなぎさん2は断面形状において、製品1よりも下側に配置して、また製品1と同じ高さ位置に持ち上げている。
また、つなぎさん2の形状を、図3に示すように、製品1の絞り部を延長して製造するが、つなぎさん2を製品1より下側に配置したまま、製品1と同じ高さ位置にしない形状としている。
次に、このような形状において、製品1とつなぎさん2の切断方法について説明する。製品1とつなぎさん2との境界面部である切断面8をダイ3とパンチ4とにより切断する。すなわち製品1の横方向にダイ3を設け、製品1の下側にパンチ4を設置し、パンチ4を切断方向5のように移動させて製品1とつなぎさん2の切断面8により切断する。
このように製品1の下方に切断面があると、製品1の外観には切断面は見えず、意匠的に優れたものとなる。
本発明の絞り部品のつなぎさんの切断方法を示す。 本発明の絞り部品の全体プレス成形品及び断面を示す。 本発明の別の絞り部品のつなぎさんの切断方法を示す。 従来の絞り部品のつなぎさんの切断方法を示す。
符号の説明
1 製品、2 つなぎさん、3 ダイ、4 パンチ、5 パンチ4によるつなぎさん2の切断方向、6 ふちさん、7 パイロット穴

Claims (1)

  1. 全周絞り形状のプレス製品の両側をつなぎさんで接続し、該つなぎさんはそれぞれ直線状のふちさんに接続され、該ふちさんには順送りするためのパイロット穴を一定ピッチで設け、成形品を順送金型で製造するとき、該プレス製品を保持するつなぎさんを切断する絞り部品のつなぎさん切断方法であって、
    前記成形品の材料をSPCCとし、
    該プレス製品とつなぐ前記つなぎさんを該プレス製品の下方に延長して製造し、かつ、該プレス製品と該つなぎさんの切断面を該プレス製品の下側とし、
    該プレス製品の下側にパンチを配置し、該プレス製品の横側にダイを配置し、該パンチを移動することにより該プレス製品と該つなぎさんとを切断することを特徴とする絞り部品のつなぎさん切断方法。
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