JP2012115893A - 金属板の打ち抜き加工方法及び装置と回転電機鉄心の製造方法 - Google Patents

金属板の打ち抜き加工方法及び装置と回転電機鉄心の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2012115893A
JP2012115893A JP2010270115A JP2010270115A JP2012115893A JP 2012115893 A JP2012115893 A JP 2012115893A JP 2010270115 A JP2010270115 A JP 2010270115A JP 2010270115 A JP2010270115 A JP 2010270115A JP 2012115893 A JP2012115893 A JP 2012115893A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
metal plate
punching
metal
die
punches
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010270115A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5494448B2 (ja
Inventor
Takashi Matsuno
崇 松野
Toru Egami
徹 江上
Koji Seto
厚司 瀬戸
Takeaki Wakizaka
岳顕 脇坂
Yosuke Kurosaki
洋介 黒崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp filed Critical Nippon Steel Corp
Priority to JP2010270115A priority Critical patent/JP5494448B2/ja
Publication of JP2012115893A publication Critical patent/JP2012115893A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5494448B2 publication Critical patent/JP5494448B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D35/00Combined processes according to or processes combined with methods covered by groups B21D1/00 - B21D31/00
    • B21D35/002Processes combined with methods covered by groups B21D1/00 - B21D31/00
    • B21D35/005Processes combined with methods covered by groups B21D1/00 - B21D31/00 characterized by the material of the blank or the workpiece
    • B21D35/007Layered blanks

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Punching Or Piercing (AREA)

Abstract

【課題】金属板を積層して一度に打ち抜き加工した場合においても、ダレやバリの大きさが、金属板を一枚ずつ打ち抜き加工した場合と同等となる金属板の打ち抜き加工方法を提供する。
【解決手段】複数枚の金属板を複数個のパンチで打ち抜く金属板の打ち抜き加工方法において、打ち抜き方向に対向する面がダイとして機能し、打ち抜き方向に対向する面と反対側の面が金属板押さえ面として機能する複数個のダイ兼金属板押さえ金型それぞれと、前記複数枚の金属板それぞれとを交互に積層し、前記複数個のパンチそれぞれが、積層された前記複数枚の金属板それぞれを、一度に打ち抜き加工する。
【選択図】図4(b)

Description

本発明は、自動車、家電製品、建築構造物、船舶、橋梁、建設機械、各種プラント、水圧鉄管(ペンストック)等に用いられる、鉄、アルミニウム、チタン、マグネシウム及びこれらの合金からなる金属板の打ち抜き加工方法、及び、打ち抜き加工装置に関する。
また、本発明は、本発明の金属板の打ち抜き加工方法を用いて電磁鋼板を打ち抜き、回転電機鉄心とする、回転電機鉄心の製造方法に関する。
自動車、家電製品、建築建造物、船舶、橋梁、建設機械、各種プラント、水圧鉄管(ペンストック)等に用いられる金属板には、パンチとダイによる打ち抜き加工が施されることが多い。また、回転電機鉄心は、鋼板、特に電磁鋼板を打ち抜き加工して製造される。
単位時間あたりの金属板の打ち抜き枚数を増やすことは、打ち抜き加工品の製造コストの低減に有効である。したがって、複数枚の金属板を同時に打ち抜き加工して、単位時間あたりの打ち抜き枚数を増やす試みが種々行われている。
特許文献1及び2には、パンチとダイを打ち抜き加工装置内に複数並べて打ち抜き加工を行う方法及び装置が開示されている。
特許文献3には、複数枚の金属板を積層し、この積層された複数枚の金属板を一度に打ち抜き加工する方法が開示されている。
特開2002−160196号公報 特開2002−28737号公報 特開平8−300061号公報
しかしながら、特許文献1及び2に開示される打ち抜き加工方法及び装置は、簡便な方法ではあるものの、パンチとダイで構成される金型の大きさにより、設置できる金型の台数が決まることから、一回の打ち抜き加工で得られる打ち抜き加工品の枚数が制限される。
打ち抜き加工品の板厚方向と垂直な方向の投影面積が広い場合、パンチとダイで構成される金型の打ち抜き方向に垂直な方向の投影面積が大きくなるため、打ち抜き加工装置に取り付けられる金型の個数が特に制限され、一回の打ち抜き加工で得られるうち抜き加工品の枚数が特に少なくなる。
また、特許文献3に開示される打ち抜き加工方法は、脆性材料を打ち抜き加工する場合には有効であるが、延性材料を打ち抜き加工する場合には、打ち抜き加工品に大きなダレ、バリが生じる。
金属板を打ち抜き加工した場合の打ち抜き加工部は、図1に示すような形態をとることが一般的である。図1は、金属板を打ち抜き加工したときの、打ち抜き加工部の一部を示す板厚方向縦断面図である。
図1に示すように、打ち抜き加工面は、金属板1がパンチにより全体的に押し込まれて形成されるダレ2、パンチとダイの間隙(クリアランス)に金属板1が引き込まれ、局部的に引き伸ばされて形成されるせん断面3、パンチとダイの間隙(クリアランス)内に引き込まれた金属板1が破断して形成される破断面4、金属板1のパンチ進入側と反対側の面に生じるバリ5を有する。
ダレ2及びバリ5は、金属板1を一枚ずつ打ち抜き加工する場合よりも、金属板1を積層して打ち抜いた場合の方が大きくなる。ダレ2やバリ5を小さくするために、特許文献3には、打ち抜き加工を行う金属板1に、予め下穴(打ち抜く穴よりも直径の小さい穴)をあけておくことが提案されている。
図2は、金属板を単純に積層して打ち抜き加工する場合における金属板の形態を板厚方向断面で示す説明図である。図2(a)は下穴がない場合、図2(b)は下穴がある場合を示す。
しかしながら、図2(b)に示すように、予め下穴6a〜6cを設けた金属板1a〜1cを単純に積層し、パンチ11とダイ12で打ち抜き加工を行っても、打ち抜き加工屑が下穴6a〜6cに逃げることによって、ダレ2やバリ5の大きさが、若干小さくなるに過ぎなかった。
したがって、特許文献3に開示される打ち抜き加工方法では、一回の打ち抜き加工で得られる打ち抜き加工品の枚数は多いものの、打ち抜き加工品の品質が劣るという問題があった。
上記の問題を解決するため、本発明は、金属板を積層して一度に打ち抜き加工した場合においても、ダレやバリの大きさが、金属板を一枚ずつ打ち抜き加工した場合と同等となる金属板の打ち抜き加工方法及び装置を提供することを目的とする。
本発明者らは、金属板を積層して一度に打ち抜き加工する方法及び装置について鋭意検討した。先ず、従来の金属板を単純に積層し、一度に打ち抜き加工を行った場合に、ダレやバリが大きくなる原因を数値解析で検証した。
図3は、金属板を単純に積層し、パンチとダイで一度に打ち抜き加工を行ったときの金属板の状態について数値解析した結果を、金属板の板厚方向断面で示す説明図である。図3から明らかなように、五枚の金属板1a〜1eを単純に積層して一度に打ち抜き加工を行った場合、パンチ及びダイが金属板1a〜1eに直接接触していない部位のダレやバリが大きいことが判明した。
そこで、本発明者らは、打ち抜き方向に対向する面がダイとして機能し、打ち抜き方向に対向する面と反対側の面が金属板押さえ板として機能する、ダイ兼金属板押さえ金型それぞれと、複数枚の金属板それぞれとを交互に積層し、複数個のパンチそれぞれが、二個のダイ兼金属板押さえ金型で挟まれた一枚の金属板それぞれを、個別に、かつ、一度に打ち抜き加工することを試みた。
その結果、このように打ち抜き加工した場合、積層された金属板の全てが、パンチ及びダイ兼金属板押さえ金型と直接接触しつつ、打ち抜き加工されることを知見した。
また、このように打ち抜き加工することにより、積層された金属板の全てについて、ダレやバリの大きさが、金属板を一枚ずつ打ち抜き加工した場合と同等となっていることを知見した。
本発明は、上記の知見に基づきなされたもので、その要旨は、次のとおりである。
(1)複数枚の金属板を複数個のパンチで打ち抜く金属板の打ち抜き加工方法において、打ち抜き方向に対向する面がダイとして機能し、打ち抜き方向に対向する面と反対側の面が金属板押さえ面として機能する複数個のダイ兼金属板押さえ金型それぞれと、前記複数枚の金属板それぞれとを交互に積層し、前記複数個のパンチそれぞれが、積層された前記複数枚の金属板それぞれを、一度に打ち抜くことを特徴とする金属板の打ち抜き加工方法。
(2)前記ダイ兼金属板押さえ金型の、前記打ち抜き方向に対向する面と、前記金属板押さえ面との間に設けた打ち抜き方向に沿う末広がり面に、前記複数個のパンチそれぞれが打ち抜いた金属屑を逃がすことを特徴とする上記(1)に記載の金属板の打ち抜き加工方法。
(3)前記複数個のパンチそれぞれが打ち抜いた金属板を、前記複数個のパンチそれぞれの打ち抜き方向に対向して配設した搬出手段で捕捉することを特徴とする上記(1)又は(2)に記載の金属板の打ち抜き加工方法。
(4)前記複数個のパンチそれぞれが打ち抜いた金属屑を、圧縮空気の吹き付けにより除去することを特徴とする上記(1)又は(2)に記載の金属板の打ち抜き加工方法。
(5)前記複数枚の金属板を順送方式で供給することを特徴とする上記(1)〜(4)のいずれかに記載の金属板の打ち抜き加工方法。
(6)前記複数枚の金属板が電磁鋼板であり、上記(1)〜(5)のいずれかに記載の金属板の打ち抜き加工方法を用いて回転電機鉄心とすることを特徴とする回転電機鉄心の製造方法。
(7)複数枚の金属板を複数個のパンチで打ち抜く金属板の打ち抜き加工装置であって、
打ち抜き方向に対向する面がダイとして機能し、打ち抜き方向に対向する面と反対側の面が金属板押さえ面として機能し、前記複数枚の金属板と交互に積層される複数個のダイ兼金属板押さえ金型と、
前記複数個のパンチそれぞれが有するパンチプレート部の全てを連結し、前記複数個のパンチ全ての打ち抜き動作を同期するガイドロッドと、
を有することを特徴とする金属板の打ち抜き加工装置。
(8)前記金属板の打ち抜き方向に対向する面と、前記パンチプレート部の打ち抜き方向に対向する面と反対側の面との間に、弾性体が配設されていることを特徴とする上記(7)に記載の金属板の打ち抜き加工装置。
(9)前記パンチプレート部が、外周方向に延長された延長部を有し、前記金属板の打ち抜き方向に対向する面と、前記延長部の打ち抜き方向に対向する面と反対側の面との間を離間する弾性体が配設されていることを特徴とする上記(8)に記載の金属板の打ち抜き加工装置。
(10)前記ダイ兼金属板押さえ金型の打ち抜き方向厚さが、前記金属板の板厚の20倍以上であることを特徴とする上記(7)〜(9)のいずれかに記載の金属板の打ち抜き加工装置。
(11)前記ダイ兼金属板押さえ金型の、前記打ち抜き方向に対向する面と、前記金属板押さえ面との間に、打ち抜き方向に沿う末広がり面を有することを特徴とする上記(7)〜(10)のいずれかに記載の金属板の打ち抜き加工装置。
(12)前記全てのパンチプレート部の打ち抜き方向に対向する面に、前記複数個のパンチそれぞれが打ち抜いた金属板を捕捉する搬出手段を有することを特徴とする上記(7)〜(11)のいずれかに記載の金属板の打ち抜き加工方法。
(13)前記複数個のパンチそれぞれが打ち抜いた金属屑を除去する圧縮空気吹きつけ手段を有することを特徴とする上記(7)〜(12)のいずれかに記載の金属板の打ち抜き加工装置。
本発明によれば、積層された全ての金属板それぞれが、パンチ及びダイ兼金属板押さえ金型と直接接触しつつ、打ち抜き加工されるため、ダレやバリの大きさを、金属板を一枚ずつ打ち抜き加工した場合と同様に維持したまま、一回の打ち抜き加工で得られる打ち抜き加工品の枚数を増加させることができる。
その結果、本発明によれば、打ち抜き加工品の品質を損なうことなく、打ち抜き加工品の製造コストを低減することができる。
金属板を打ち抜き加工したときの、打ち抜き加工部の一部を示す板厚方向縦断面図である。 金属板を単純に積層して打ち抜き加工する場合における金属板の形態を板厚方向断面で示す説明図である。図2(a)は下穴がない場合、図2(b)は下穴がある場合を示す。 金属板を単純に積層し、パンチとダイで一度に打ち抜き加工を行ったときの金属板の状態について数値解析した結果を、金属板の板厚方向断面で示す説明図である。 本発明の金属板の打ち抜き加工方法の第一実施形態に用いる打ち抜き加工装置に、金属板をセットしたときの状態を示す上面図である。 図4(a)におけるA−A線に沿う縦断面図である。 本発明の金属板の打ち抜き加工方法の第二実施形態に用いる打ち抜き加工装置に、金属板をセットしたときの状態を、図4(a)におけるA−A線に沿う縦断面で示す、要部拡大縦断面図である。 本発明の金属板の打ち抜き加工方法の第三実施形態に用いる打ち抜き加工装置に、金属板をセットしたときの状態を、図4(a)におけるA−A線に沿う縦断面で示す、要部拡大縦断面図である。 本発明の金属板の打ち抜き加工方法の第四実施形態に用いる打ち抜き加工装置に、金属板をセットしたときの状態を、図4(a)におけるA−A線に沿う縦断面で示す、要部拡大縦断面図である。
本発明を、図面を参照しながら説明する。図4は、本発明の金属板の打ち抜き加工方法の第一実施形態に用いる打ち抜き加工装置に、金属板をセットしたときの状態を示す図である。図4(a)は上面図、図4(b)は図4(a)におけるA−A線に沿う縦断面図である。図4中、符号10は、打ち抜き加工装置を示す。
打ち抜き加工装置10は、パンチ11a〜11c、ダイ兼金属板押さえ金型13a〜13d、ガイドロッド15を有する。
パンチ11a〜11cそれぞれは、パンチプレート部14a〜14cを有する。パンチプレート部14a〜14cそれぞれは、全て、ガイドロッド15に連結される。パンチプレート部14a〜14cのうち、最上のパンチプレート部14aは、プレス機等の上部プラテン(図示せず)に固定される。
金属板1a〜1cは、ダイ兼金属板押さえ金型13a〜13dと交互に積層される。ダイ兼金属板押さえ金型13a〜13dのうち、最下のダイ兼金属板押さえ金型13dは、プレス機等の下部プラテン(図示せず)に固定される。
最上のパンチプレート部14aを、ダイ兼金属板押さえ金型13aから13bの方向へ向かって(図4(b)において上から下へ向かって)動作させると、ガイドロッド15により、パンチ15a〜15cそれぞれが、同時に、同方向・同距離、同期して移動する。
この同期動作により、パンチ11aは金属板1aを、パンチ11bは金属板1bを、パンチ11cは金属板1cを打ち抜く。これにより、図4(b)に示した、ダイ兼金属板押さえ金型13a〜13dと交互に積層された金属板1a〜1cを、一度に打ち抜き加工することができる。
ガイドロッド15は、図4(a)及び図4(b)に示したように、ダイ兼金属押さえ金型13a〜13dに設けた貫通穴に挿通させることが好ましいが、これに限られるものではない。
ダイ兼金属板押さえ金型13a〜13dと交互に積層された金属板1a〜1cを一度に打ち抜き加工する際、例えば、ダイ兼金属板押さえ金型13bでは、打ち抜き方向に対向する面81bは、パンチ11aとの関係でダイとして機能し、金属板1aを打ち抜く。したがって、パンチ11aと一定の間隙(クリアランス)を隔てて対向する、打ち抜き方向に対向する面81bの端部には、金属板1aを打ち抜くための内刃を設けておく。
また、ダイ兼金属板押さえ金型13bにおいて、打ち抜き方向に対向する面81bと反対側の面82bは、パンチ11bとの関係で、金属板1bを打ち抜くときの金属板押さえ面として機能する。
ただし、最上のダイ兼金属板押さえ金型13aは、打ち抜き方向に対向する面と反対側の面82aで、金属板押さえ面としての機能のみを有する。また、最下のダイ兼金属板押さえ金型13dは、打ち抜き方向に対向する面81dで、ダイとしての機能のみを有する。
なお、図4(b)において、中間にあるダイ兼金属板押さえ金型13b〜13cと、最上のダイ兼金属板押さえ金型13a及び最下のダイ兼金属板押さえ金型13dとが異なった形状となっているが、ダイ兼金属板押さえ金型13a〜13dの全てを、同一の形状としてもよい。
ただし、ダイ兼金属板押さえ金型13a〜13dの打ち抜き方向厚さは、金属板1a〜1cの板厚の20倍以上であることが好ましい。
ダイ兼金属板押さえ金型13a〜13dの打ち抜き方向厚さが、金属板1a〜1cの板厚の20倍未満であると、ダイ兼金属板押さえ金型13a〜13dの剛性が不足して、打ち抜き加工時に、ダイ兼金型押さえ金型13a〜13dの変形が大きくなり、ダレやバリの大きさを低減する効果が小さくなる。
一方、ダイ兼金属板押さえ金型13a〜13dの打ち抜き方向厚さが、金属板1a〜1cの板厚の100倍を超えると、ダイ兼金属板押さえ金型13a〜13dの材料費がかさむだけで、ダレやバリの大きさを低減する効果に変わりはない。したがって、ダイ兼金属板押さえ金型13a〜13dの打ち抜き方向厚さは、金属板1a〜1cの板厚の100倍以下とすることが好ましい。
また、第一実施形態では、三枚の金属板1a〜1cを一度に打ち抜き加工する態様を示したが、これに限られるものではない。打ち抜き加工に必要な圧力が、打ち抜き加工装置の能力範囲内であれば、三枚よりも多くの金属板を一度に打ち抜き加工することでき、生産性を、さらに高めることができる。
次に、本発明の第二実施形態について、上記第一実施形態と異なる部分を、図面を参照しながら説明する。
図5は、本発明の金属板の打ち抜き加工方法の第二実施形態に用いる打ち抜き加工装置に、金属板をセットしたときの状態を、図4(a)におけるA−A線に沿う縦断面で示す、要部拡大縦断面図である。なお、図5において、一点鎖線右側の記載を省略しているが、一点鎖線を線対称の軸として、一転鎖線右側にも、一転鎖線左側と同様の構造を有するものとする。また、図5に示した打ち抜き加工装置10の上面図方向の構造は、図4(a)から変更はない。これらのことは、図6及び図7の記載についても同様とする。
ダイ兼金属板押さえ金型13bは、打ち抜き方向に対向する面81bと、金属板押さえ面82bとの間に、打ち抜き方向に沿う末広がり面23bを有する。
金属板1aは、パンチ11aとダイ兼金属板押さえ金型13bとで打ち抜き加工されるが、パンチ11aで打ち抜いたときに発生する金属屑が、パンチ11aとダイ兼金属板押さえ金型13bとの間隙(クリアランス)内に挟まれることがある。
金属屑が間隙(クリアランス)内に挟まれると、打ち抜き加工装置10の稼動に支障をきたすので、金属屑を逃がす、打ち抜き方向に沿う末広がり面23bを設けることが好ましい。ダイ兼金属板押さえ金型13c、13dについても同様である。
なお、最上のダイ兼金属板押さえ金型13aについては、上述したように、打ち抜き方向に対向する面と反対側の面82aが、ダイとして機能しないので、打ち抜き方向に沿う末広がり面を設けなくてもよい。
また、金属板1bの打ち抜き方向に対向する面83bとパンチプレート部14bの打ち抜き方向に対向する面と反対側の面84bとの間に、金属板付勢用弾性体21bを配設することが好ましい。金属板付勢用弾性体21bによりダイ兼金属板押さえ金型13bの打ち抜きによる撓みが抑えられ、打ち抜き加工の精度をさらに高めることができるため、ダレやバリをさらに低減することができる。同様の趣旨で、金属板付勢用弾性体21cを配設することが好ましい。
金属板付勢用弾性体21b、21cの種類は、特に制限されず、つるまきばね、皿ばね、ゴム等を使用することができる。
最上のパンチプレート部14aについては、パンチプレート部14aの打ち抜き方向に対向する面と反対側の面84aと、ダイ兼金属板押さえ金型13aの打ち抜き方向に対向する面81aとの間に、パンチプレート部リターン用弾性体20を配設してもよい。
パンチプレート部リターン用弾性体20を配設すると、最上のパンチプレート部14aを上部プラテン(図示せず)に固定する前でも、パンチ11a〜11cが金属板1a〜1cに接触することがないため、金属板1a〜1cにきず等をつけることなく、打ち抜き加工装置の調整等をすることができる。
また、金属板1a〜1cを打ち抜き加工すると、打ち抜かれたものが、製品として使用する打ち抜き加工品になる場合と、廃棄する金属屑になる場合がある。金属屑になる場合とは、例えば、既に打ち抜き加工品となっているものに、さらに打ち抜き加工を施して、小さい飾り穴等を打ち抜く場合で、打ち抜かれた部分は金属屑として廃棄される。
打ち抜かれたものが、製品として使用する打ち抜き加工品(打ち抜いた金属板)になる場合には、図5に示すように、パンチプレート部14bの打ち抜き方向に対向する面に、打ち抜き加工品を捕捉する搬出手段22bを配設することが好ましい。
搬出手段22bは、打ち抜き加工品を捕捉して、打ち抜き加工品を、パンチ11aとパンチプレート14bとで挟まれた空間の外へ(図5において、手前から奥へ、又は、奥から手前へ)搬出するものである。搬出手段22bにより、打ち抜き加工品は、キズ等をつけることなく取り出すことができる。搬出手段22bとしては、例えば、布製ベルト、ゴム製ベルト等が好ましい。
パンチプレート部14cについても、同様に、搬出手段22cを配設することができる。なお、最上のパンチプレート14aについては、打ち抜き加工品を捕捉する必要がないので、搬出手段は不要である。
打ち抜かれたものが、金属屑の場合には、搬出手段22b、22cに落下させた金属屑に圧縮空気を吹き付けて除去してもよい。金属屑は、廃棄するものであるので、搬出手段22b、22cで丁寧に取り出さなくてもよいからである。なお、圧縮空気の吹き付けにより金属屑を除去する場合には、搬出手段22b、22cを配設せず、パンチプレート14b、14cの打ち抜き方向に対向する面に直接、金属屑を落下させて圧縮空気を吹き付けて除去してもよい。
次に、本発明の第三実施形態について、上記第二実施形態と異なる部分を、図面を参照しながら説明する。
図6は、本発明の金属板の打ち抜き加工方法の第三実施形態に用いる打ち抜き加工装置に、金属板をセットしたときの状態を、図4(a)におけるA−A線に沿う縦断面で示す、要部拡大縦断面図である。
最上の金属板1aを打ち抜くパンチ11aが有するパンチプレート14aは、パンチプレート14b、14cと同様に、パンチプレート14aの打ち抜き方向に対向する面と、ダイ兼金属板押さえ金型13aの打ち抜き方向に対向する面と反対側の面とが対向するように配置され、ガイドロッド15に連結される。
また、ガイドロッド15の最上端部には、ベースプレート30が連結され、このベースプレート30は、上部プラテン(図示せず)に取り付けられる。
ベースプレート30を打ち抜き方向に(図6において上から下へ向かって)動作させると、ガイドロッド15により、パンチ15a〜15cそれぞれが、同時に、同方向・同距離、同期して移動し、金属板1a〜1cそれぞれを一度に打ち抜き加工する。
金属板付勢用弾性体21aは、第二実施形態の金属板付勢用弾性体21b、21cと同様に機能する。また、パンチプレート14aは、最上のパンチプレートであるから、搬出手段を配設する必然性はない。
次に、本発明の第四実施形態について、上記第三実施形態と異なる部分を図面を参照しながら説明する。
図7は、本発明の金属板の打ち抜き加工方法の第四実施形態に用いる打ち抜き加工装置に、金属板をセットしたときの状態を、図4(a)におけるA−A線に沿う縦断面で示す、要部拡大縦断面図である。
打ち抜き加工装置10は、パンチプレート部14a〜14cが、外周方向に延長された延長部31a〜31cを有する。そして、金属板1a〜1cそれぞれの打ち抜き方向に対向する面83a〜83cそれぞれと、延長部31a〜31cの打ち抜き方向に対向する面と反対側の面85a〜85cそれぞれとの間を離間する離間用弾性体32a〜32c、33a〜33cが配設される。
これら離間用弾性体32a〜32c、33a〜33cの配設により、ダイ兼金属板押さえ金型13a〜13cの厚さを薄くすることができ、ダイ兼金属板押さえ金型13a〜13cを製作するときの材料費を節約することができるとともに、高さを低くしてコンパクトな金型となり搬送、プレス機への設置を行いやすくすることができる。
これまで述べた第一〜第四実施形態のいずれの場合にも、異なる打ち抜き加工を行う打ち抜き加工装置10を、金属板コイルの送り方向に配列させる順送方式とすることができる。
本発明は、鉄鋼系材料の金属板に限らず、非鉄金属材料の金属板にも適用することができる。鉄鋼系材料としては、例えば、軟鋼板、電磁鋼板などである。非鉄金属材料としては、アルミ板、銅板などである。これらの中でも、電磁鋼板に本発明を適用し、回転電機鉄心を製造すると、単純に電磁鋼板を積層して打ち抜き加工をしたとき、打ち抜かれる回転電機鉄心に発生する大きなダレやバリを抑制することができ、特に好ましい。
次に、本発明を実施例でさらに説明するが、実施例での条件は、本発明の実施可能性および効果を確認するために採用した一条件例であり、本発明は、この一条件例に限定されるものではない。本発明は、本発明の要旨を逸脱せず、本発明の目的を達成する限りにおいて、種々の条件を採用し得るものである。
板厚:2.0mmの軟鋼板、板厚:2.5mmのアルミニウム板、板厚:0.2mmの電磁鋼板を準備し、図4に示した第二実施形態の金属板の打ち抜き加工装置を用いて、三枚の金属板を一度に打ち抜き加工した。
電磁鋼板については、さらに、図4に示した第二実施形態の金属板の打ち抜き加工装置で、五枚の電磁鋼板を一度に打ち抜き加工した。
また、電磁鋼板については、図5、図6に示した第三実施形態の金属板の打ち抜き加工装置で、三枚の電磁鋼板を一度に打ち抜き加工した。
そして、打ち抜き加工された金属板それぞれについて、バリ高さh(mm)を測定した。バリ高さh(mm)は、図1に示すように、バリ5の先端から、金属板の打ち抜き方向に対向する面と反対側の面までの距離である。
比較例として、板厚:2.0mmの軟鋼板、板厚:2.5mmのアルミニウム板、板厚:0.2mmの電磁鋼板それぞれを、三枚ずつ単純に積層して打ち抜き加工したときのバリ高さh(mm)を測定した。
従来例として、板厚:2.0mmの軟鋼板、板厚:2.5mmのアルミニウム板、板厚:0.2mmの電磁鋼板それぞれを、一枚ずつ打ち抜き加工したときのバリ高さh(mm)を測定した。
結果を表1に示す。なお、表1中、1段目等は、図4〜7において、上からの段数とする。
Figure 2012115893
表1から明らかなように、本発明例においては、すべての金属板が、一枚ずつ打ち抜き加工したとき(従来例)と同等のバリ高さh(mm)で打ち抜き加工できていることが確認できた。
そして、本発明例のうち、図5の金属板の打ち抜き加工装置で打ち抜き加工した、上から2段目と3段目の電磁鋼板については、弾性体21b、21cで電磁鋼板(金属板)1b、1cがダイ兼金属板押さえ金型13c、13dに付勢されているので、打ち抜かれた電磁鋼板(金属板)1b、1cのバリ高さh(mm)が、さらに低減されていることを確認できた。
図6の金属板の打ち抜き加工装置で打ち抜き加工した電磁鋼板については、全ての電磁鋼板(金属板)1a〜1cが、ダイ兼13b〜13dに付勢されているので、全ての電磁鋼板(金属板)1a〜1cのバリ高さh(mm)が、さらに低減されていることを確認できた。
これに対し、比較例では、いずれの場合も、本発明例と比べてバリ高さh(mm)が大きくなっていることを確認した。
なお、上述したところは、本発明の実施形態を例示したものにすぎず、本発明は、特許請求の範囲において種々変更を加えることができる。
例えば、第一〜第四実施形態ともに、金属板1a〜1cを上から下に打ち抜き加工する態様を示したが、これに限られるものではなく、例えば、下から上に打ち抜き加工してもよい。
この場合、打ち抜き加工品把持ロボット等を配設して、打ち抜き加工品を取り出す等の処置を講じればよい。
あるいは、金属板1b、1cが磁性材料であるならば、搬出手段22b、22cを、磁気を帯びた網ベルトとして、磁気の働きにより、打ち抜かれた金属板1b、1cが搬出手段22b、22cに捕捉されるようにすればよい。
金属板1b、1cが磁性材料でないならば、搬出手段22b、22cに吸引装置を設けて、打ち抜かれた金属板1a〜1cが搬出手段22b、22cに捕捉されるようにすればよい。
前述したように、本発明によれば、金属板を一枚ずつ打ち抜き加工した場合と同様のダレやバリの大きさで、一回の打ち抜き加工で得られる打ち抜き加工品の枚数を増加させることができ、その結果、打ち抜き加工品の品質を損なうことなく、打ち抜き加工品の製造コストを低減することができる。本発明は、工業上、顕著な効果を奏するものである。
また、本発明によれば、金属板を積層して打ち抜き加工を行うことから、パンチとダイで構成される金型の個数を増やす必要がないため、限られたスペースで、一回の打ち抜き加工で得られる打ち抜き加工品の枚数を増加させることができる。本発明は、工業上の利用価値が高いものである。
1、1a〜1e 金属板
2 ダレ
3 せん断面
4 破断面
5 バリ
6a〜6b 下穴
10 打ち抜き加工装置
11、11a〜11c パンチ
12 ダイ
13a〜13d ダイ兼金属板押さえ金型
14a〜14c パンチプレート部
15 ガイドロッド
20 パンチプレート部(ベースプレート)リターン用弾性体
21a〜21c 金属板付勢用弾性体
22a〜22c 搬出手段
23b〜23d 打ち抜き方向に沿う末広がり面
30 ベースプレート
31a〜31c 延長部
32a〜32c、33a〜33c 離間用弾性体
81a〜81d 打ち抜き方向に対向する面(ダイとして機能する面)
82a〜82d 打ち抜き方向に対向する面と反対側の面(金属板押さえ面)
83a〜83c 金属板の打ち抜き方向に対向する面
84a〜84c パンチプレート部の打ち抜き方向に対向する面と反対側の面
85a〜85c 延長部の打ち抜き方向に対向する面と反対側の面

Claims (13)

  1. 複数枚の金属板を複数個のパンチで打ち抜く金属板の打ち抜き加工方法において、打ち抜き方向に対向する面がダイとして機能し、打ち抜き方向に対向する面と反対側の面が金属板押さえ面として機能する複数個のダイ兼金属板押さえ金型それぞれと、前記複数枚の金属板それぞれとを交互に積層し、前記複数個のパンチそれぞれが、積層された前記複数枚の金属板それぞれを、一度に打ち抜くことを特徴とする金属板の打ち抜き加工方法。
  2. 前記ダイ兼金属板押さえ金型の、前記打ち抜き方向に対向する面と、前記金属板押さえ面との間に設けた打ち抜き方向に沿う末広がり面に、前記複数個のパンチそれぞれが打ち抜いた金属屑を逃がすことを特徴とする請求項1に記載の金属板の打ち抜き加工方法。
  3. 前記複数個のパンチそれぞれが打ち抜いた金属板を、前記複数個のパンチそれぞれの打ち抜き方向に対向して配設した搬出手段で捕捉することを特徴とする請求項1又は2に記載の金属板の打抜き加工方法。
  4. 前記複数個のパンチそれぞれが打ち抜いた金属屑を、圧縮空気の吹き付けにより除去することを特徴とする請求項1又は2に記載の金属板の打ち抜き加工方法。
  5. 前記複数枚の金属板を順送方式で供給することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の金属板の打ち抜き加工方法。
  6. 前記複数枚の金属板が電磁鋼板であり、請求項1〜5のいずれか1項に記載の金属板の打ち抜き加工方法を用いて回転電機鉄心とすることを特徴とする回転電機鉄心の製造方法。
  7. 複数枚の金属板を複数個のパンチで打ち抜く金属板の打ち抜き加工装置であって、
    打ち抜き方向に対向する面がダイとして機能し、打ち抜き方向に対向する面と反対側の面が金属板押さえ面として機能し、前記複数枚の金属板と交互に積層される複数個のダイ兼金属板押さえ金型と、
    前記複数個のパンチそれぞれが有するパンチプレート部の全てを連結し、前記複数個のパンチ全ての打ち抜き動作を同期するガイドロッドと、
    を有することを特徴とする金属板の打ち抜き加工装置。
  8. 前記金属板の打ち抜き方向に対向する面と、前記パンチプレート部の打ち抜き方向に対向する面と反対側の面との間に、弾性体が配設されていることを特徴とする請求項7に記載の金属板の打ち抜き加工装置。
  9. 前記パンチプレート部が、外周方向に延長された延長部を有し、前記金属板の打ち抜き方向に対向する面と、前記延長部の打ち抜き方向に対向する面と反対側の面との間を離間する弾性体が配設されていることを特徴とする請求項8に記載の金属板の打ち抜き加工装置。
  10. 前記ダイ兼金属板押さえ金型の打ち抜き方向厚さが、前記金属板の板厚の20倍以上であることを特徴とする請求項7〜9のいずれか1項に記載の金属板の打ち抜き加工装置。
  11. 前記ダイ兼金属板押さえ金型の、前記打ち抜き方向に対向する面と、前記金属板押さえ面との間に、打ち抜き方向に沿う末広がり面を有することを特徴とする請求項7〜10のいずれか1項に記載の金属板の打ち抜き加工装置。
  12. 前記全てのパンチプレート部の打ち抜き方向に対向する面に、前記複数個のパンチそれぞれが打ち抜いた金属板を捕捉する搬出手段を有することを特徴とする請求項7〜11のいずれか1項に記載の金属板の打ち抜き加工方法。
  13. 前記複数個のパンチそれぞれが打ち抜いた金属屑を除去する圧縮空気吹きつけ手段を有することを特徴とする請求項7〜12のいずれか1項に記載の金属板の打ち抜き加工装置。
JP2010270115A 2010-12-03 2010-12-03 金属板の打ち抜き加工方法及び装置と回転電機鉄心の製造方法 Active JP5494448B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010270115A JP5494448B2 (ja) 2010-12-03 2010-12-03 金属板の打ち抜き加工方法及び装置と回転電機鉄心の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010270115A JP5494448B2 (ja) 2010-12-03 2010-12-03 金属板の打ち抜き加工方法及び装置と回転電機鉄心の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012115893A true JP2012115893A (ja) 2012-06-21
JP5494448B2 JP5494448B2 (ja) 2014-05-14

Family

ID=46499379

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010270115A Active JP5494448B2 (ja) 2010-12-03 2010-12-03 金属板の打ち抜き加工方法及び装置と回転電機鉄心の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5494448B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20170087915A (ko) 2014-12-26 2017-07-31 제이에프이 스틸 가부시키가이샤 적층 철심용의 펀칭 가공 방법 및 적층 철심의 제조 방법
KR20170094287A (ko) 2015-01-14 2017-08-17 제이에프이 스틸 가부시키가이샤 펀칭 가공 방법, 펀칭 가공 장치, 및 적층 철심의 제조 방법
WO2017174215A1 (en) * 2016-04-05 2017-10-12 Robert Bosch Gmbh Process for blanking of metal parts
KR20190055091A (ko) 2016-09-29 2019-05-22 제이에프이 스틸 가부시키가이샤 전자 강판의 펀칭 가공 방법 및 적층 철심의 제조 방법

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111283058B (zh) * 2020-03-13 2021-08-24 天津泰正机械有限公司 一种用于汽车支撑件的冲裁冲压生产线
CN111331680A (zh) * 2020-04-20 2020-06-26 南通力威模具制造有限公司 一种复合成型冲切模具

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH079585U (ja) * 1993-07-16 1995-02-10 株式会社宮園製作所 プレス成形装置
JPH08300061A (ja) * 1995-04-28 1996-11-19 Toyota Motor Corp 鋼板の打ち抜き加工方法
JP2002028737A (ja) * 2000-07-07 2002-01-29 Fujitsu Ltd プレス打ち抜き加工方法及びプレス打ち抜き加工装置
JP2002160196A (ja) * 2000-11-24 2002-06-04 Mitsui High Tec Inc 打抜き装置
JP2002273530A (ja) * 2001-03-16 2002-09-25 Nakamura Seisakusho Kk 打ち抜き加工装置
JP2003153503A (ja) * 2001-11-08 2003-05-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電動機鉄心の製造方法

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH079585U (ja) * 1993-07-16 1995-02-10 株式会社宮園製作所 プレス成形装置
JPH08300061A (ja) * 1995-04-28 1996-11-19 Toyota Motor Corp 鋼板の打ち抜き加工方法
JP2002028737A (ja) * 2000-07-07 2002-01-29 Fujitsu Ltd プレス打ち抜き加工方法及びプレス打ち抜き加工装置
JP2002160196A (ja) * 2000-11-24 2002-06-04 Mitsui High Tec Inc 打抜き装置
JP2002273530A (ja) * 2001-03-16 2002-09-25 Nakamura Seisakusho Kk 打ち抜き加工装置
JP2003153503A (ja) * 2001-11-08 2003-05-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電動機鉄心の製造方法

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10898939B2 (en) 2014-12-26 2021-01-26 Jfe Steel Corporation Punch processing method for laminated iron core and method for manufacturing laminated iron core
KR20170087915A (ko) 2014-12-26 2017-07-31 제이에프이 스틸 가부시키가이샤 적층 철심용의 펀칭 가공 방법 및 적층 철심의 제조 방법
KR20170094287A (ko) 2015-01-14 2017-08-17 제이에프이 스틸 가부시키가이샤 펀칭 가공 방법, 펀칭 가공 장치, 및 적층 철심의 제조 방법
US10919081B2 (en) 2015-01-14 2021-02-16 Jfe Steel Corporation Punching method, punching device, and method for manufacturing laminated iron core
US20180001369A1 (en) * 2015-01-14 2018-01-04 Jfe Steel Corporation Punching method, punching device, and method for manufacturing laminated iron core (as amended)
WO2017174216A1 (en) * 2016-04-05 2017-10-12 Robert Bosch Gmbh Process for blanking of metal parts
JP2019510640A (ja) * 2016-04-05 2019-04-18 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツングRobert Bosch Gmbh 金属部品を打ち抜き加工するためのプロセス
CN109311073A (zh) * 2016-04-05 2019-02-05 罗伯特·博世有限公司 金属部件的冲裁方法和适用于这种冲裁方法的冲裁装置
WO2017174215A1 (en) * 2016-04-05 2017-10-12 Robert Bosch Gmbh Process for blanking of metal parts
US11135635B2 (en) 2016-04-05 2021-10-05 Robert Bosch Gmbh Process for blanking of metal parts
CN109311073B (zh) * 2016-04-05 2023-08-01 罗伯特·博世有限公司 金属部件的冲裁方法和适用于这种冲裁方法的冲裁装置
KR20190055091A (ko) 2016-09-29 2019-05-22 제이에프이 스틸 가부시키가이샤 전자 강판의 펀칭 가공 방법 및 적층 철심의 제조 방법
US11005345B2 (en) 2016-09-29 2021-05-11 Jfe Steel Corporation Punch processing method for electrical steel sheets and method for manufacturing laminated core

Also Published As

Publication number Publication date
JP5494448B2 (ja) 2014-05-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5494449B2 (ja) 金属板打ち抜き加工方法及び装置と回転電機鉄心の製造方法
JP5494448B2 (ja) 金属板の打ち抜き加工方法及び装置と回転電機鉄心の製造方法
KR101253689B1 (ko) 고정자 철심 및 그 제조 방법
JP5802818B1 (ja) 順送加工方法
US10298103B2 (en) Manufacturing method of laminated core and manufacturing device of laminated core
US20150325366A1 (en) Method and apparatus of manufacturing laminated iron core
JP2007190570A (ja) プレス送り込み方法及びその設備
JP2016215207A (ja) 金型装置及び薄板材の打抜き方法
JPWO2008133090A1 (ja) 異形積層コアの製造方法
JP2006158066A5 (ja)
JP2014193478A (ja) 成形方法
JP2007135314A (ja) 回転子積層鉄心の製造方法
CN201423402Y (zh) 连续冲模机
KR20170104514A (ko) 절단 가공 장치 및 절단 가공 방법
CN113263108B (zh) 渐进式压力加工方法
JP2015188934A (ja) 薄鋼板の打抜き加工方法及び打抜き加工金型
CN107707046B (zh) 高速电机铸铜转子铁芯及其加工方法
JP5104043B2 (ja) 金属板のエンボス成形方法
JP2006205240A (ja) 順送式のプレス成形装置
CN110523828B (zh) 一种超厚带料小r角度冲压成型方法
RU2522912C2 (ru) Способ вырубки в штампе деталей
KR200387589Y1 (ko) 코어철심 성형,적층용 금형
CN219882470U (zh) 一种冲压模具放置柜
JP7129048B1 (ja) アモルファス合金箔のせん断加工法
CN206215739U (zh) 一种具有弹性过渡层的冲裁模具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130212

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140117

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140204

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140217

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5494448

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350