JP4349536B2 - 塗布液供給装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体、液晶表示装置やカラーフィルタ等の高精細パターンの製造工程において、基板上にレジスト、着色層などの種々の薄膜を塗布するための塗布装置に属する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、カラーフィルタの製造工程は、ガラス基板上に真空成膜法を用いてクロムを成膜する工程、フォトレジストを塗布しフォトマスクを配置して露光、現像、クロムエッチング、フォトレジスト剥離を行いストライプ状パターンあるいは格子状パターン等からなるブラック遮光層を形成する工程、ブラック遮光層の上から着色用感材を塗布した後、フォトマスクを配置し露光した後、現像を行い着色パターンを形成し、この着色パターンをR、G、B3色について繰り返して複数の着色層を形成する工程、これら着色層の上に酸化インジウム錫を成膜し、透明電極層を形成する工程等からなる。
【0003】
上記着色用感材の塗布装置としてダイコートヘッドやカーテンコートヘッド等に見られるように液吐出スリットから加圧された液を押し出して基板上にコーティングする方式が知られている。この方式の従来の塗布液供給装置を図2により説明する。
【0004】
図2(A)において、基板1の下面には塗布ヘッド2が設置され、基板1と塗布装置2は図示矢印X方向に相対移動される。塗布ヘッド2には、塗布液タンク3、ポンプP、フィルタFを介して塗布液が供給される。ポンプPは、チューブポンプ、ダイヤフラムポンプ、シリンジポンプ等の精密吐出ポンプであり、電磁弁V1が開き、V2が閉じることにより液を吸入し、電磁弁V1が閉じ、V2が開くことにより液を吐き出すように制御され、基板1上に厚さ数μmの薄膜が塗布される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の塗布液供給装置においては、ポンプPの吐出側にフィルタFを配置しているため、フィルタFの目詰まりが進行すると、塗布液の吐出タイミングが遅れたり、吐出しの停止がきかなくなったり、全体の吐出量も少なくなってしまい、均一な薄膜の形成が困難になるという問題を有している。また、図2(B)に示すように、ポンプPの吸入側にフィルタFを配置した場合、フィルタFの目詰まりが進行すると、吸入時にレスポンスが悪くなり吐出量が変化するとともに、吸入時にフィルタF内部が負圧になりキャビテーション効果により液中に気泡が発生し、配管内にエアが発生してしまうという問題を有している。
【0006】
本発明は、上記従来の問題を解決するものであって、吐出量のバラツキ、変動および気泡の発生を抑え、均一な薄膜を形成することができる塗布液供給装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
そのために本発明の塗布液供給装置は、塗布液を塗布ヘッド9に供給するポンプPと、前記ポンプの吸込側に接続される塗布液供給タンク5と、を備え、前記塗布液供給タンクは、貯留タンク6,7からフィルタFを介して塗布液が供給される密閉構造の主タンク5dと、溶剤が充填された副タンク5eからなり、該副タンクは底部が溶剤を介して連通する区画壁5gにより区画され、区画された一方の空間が主タンクに連通され、他方の空間が大気に開放されていることを特徴とする。なお、上記構成に付加した番号は、本発明の理解を容易にするために図面と対比させるものであり、これにより本発明の構成が何ら限定されるものではない。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。図1は、本発明の塗布液供給装置の1実施形態を示す構成図である。
【0009】
ポンプPの吸込側は、バルブV1を介して塗布液供給タンク5に接続され、塗布液供給タンク5はフィルタFを介して貯留タンク6、7に接続されている。また、ポンプPの吐出側は、バルブV2を介して塗布ヘッド9に接続され、塗布ヘッド9はバルブV3を介して廃液タンク10に接続されている。
【0010】
塗布液供給タンク5は、密閉されたタンク本体5aを備え、タンク本体5aの底壁には上部に連通路5bを有する仕切り壁5cが立設され、これにより主タンク5dと副タンク5eが形成されている。また、副タンク5eの上壁には下部に連通路5fを有する区画壁5gが形成され、区画壁5gで区画された一方の空間は、バルブV4を介して大気に開放可能にされ、他方の空間は主タンク5dの上部に連通されている。そして、主タンク5d内には塗布液が供給され、副タンク5e内には塗布液の溶剤が充填されている。そして、区画壁5gの下端は溶剤液面より下に位置する。
【0011】
バルブV1〜V4およびその他のバルブは、電磁弁ユニット11により開閉駆動される。電磁弁ユニット11内には複数の電磁弁▲1▼〜▲9▼が備えられ、制御装置12およびポンプコントローラ13の制御信号により各バルブへのエアの供給、遮断を図ることにより、各バルブの開閉を制御している。また、主タンク5dには液面センサ14が設けられ、センサ14からの信号により制御装置12は、バルブV7を制御し、主タンク5dへの塗布液供給を行う。また、貯留タンク6、7の下部には重量センサ(図示せず)が設けられており、先に使用していた貯留タンクが空になった場合に信号を出力し、制御装置12は自動的にバルブV5、V6を制御し貯留タンク6、7の切り替えを行う。また、ポンプPには圧力センサ15が設けられ、このセンサからの信号はポンプコントローラ13によりドライバー16に送られ、ポンプの過負荷防止を検出するようにしている。
【0012】
上記構成からなる本発明の作用について説明する。ポンプPは、バルブV1が開き、V2が閉じることにより塗布液供給タンク5の主タンク5dから塗布液を吸入し、バルブV1が閉じ、V2が開くことにより塗布液を塗布ヘッド9側に吐き出すように制御される。このとき、主タンク5dは、副タンク5e内の下端が溶剤液面より下に位置する区画壁5gにより形成される連通路5fにより溶剤を介して大気に連通されているため、塗布液内にごみや異物が入ることがなく、フィルタFを塗布液供給タンク5の上流側に設けることができる。
以上
【0013】
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく種々の変更が可能である。例えば、上記実施形態においては、主タンク5dと副タンク5eを一体に形成しているが、主タンク5dと副タンク5eを別体に配置するようにしてもよい。
【0014】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように本発明によれば、フィルタの目詰まりに起因する吐出量のバラツキ、変動および気泡の発生を抑え、均一な薄膜を形成することができる。また、フィルタの交換寿命を従来の3〜10倍に延ばすことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の塗布液供給装置の1実施形態を示す構成図である。
【図2】従来の塗布液供給装置を示す図である。
【符号の説明】
P…ポンプ
F…フィルタ
5…塗布液供給タンク
5d…主タンク
5e…副タンク
5g…区画壁
9…塗布ヘッド

Claims (1)

  1. 塗布液を塗布ヘッドに供給するポンプと、
    前記ポンプの吸込側に接続される塗布液供給タンクと、
    を備え、
    前記塗布液供給タンクは、貯留タンクからフィルタを介して塗布液が供給される密閉構造の主タンクと、溶剤が充填された副タンクからなり、
    該副タンクは底部が溶剤を介して連通する区画壁により区画され、
    区画された一方の空間が主タンクに連通され、
    他方の空間が大気に開放されていることを特徴とする塗布液供給装置。
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