JP4349132B2 - 凹部加工装置 - Google Patents

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Description

本発明はスリット等の凹部を板状部材に形成する凹部加工装置に関する。
従来、樹脂製の板状部材にスリットを形成するにあたり、マーキング用具により板状部材にマーキングを手作業により施し、板状部材のうちマーキングした位置にスリットを鋸盤を用いて手作業により逐一形成していた。
上記した従来技術によれば、スリットの形成を手作業で行うため、スリットの形成が必ずしも良好ではない。
本発明は上記した実情に鑑みてなされたものであり、スリット等の凹部を板状部材に良好に形成することができる凹部加工装置を提供することを課題とする。
本発明に係る凹部加工装置は、開口をもつ凹部を板状部材に形成する刃体を保持する刃体保持部と、
板状部材に形成された凹部に開口から脱着可能に係止する係止爪をもつ係止爪保持部と、
刃体保持部と係止爪保持部とを連動させ、刃体で板状部材に形成した凹部に開口から係止爪を係止させた状態の係止爪部材を移動させることにより、板状部材のうち凹部形成予定部が刃体に対面するように板状部材を移動させる作動機構と、
刃体保持部、係止爪保持部、作動機構を装備する基体とを具備しており、
作動機構は、刃体をもつ刃体保持部を前進及び後退させる刃体前進後退機構と、係止爪部材を移動させる係止爪移動機構と、係止爪移動機構と刃体前進後退機構とを連動させる連動機構とを有しており、
係止爪移動機構は、基体に設けられたガイド部と、ガイド部に沿って移動可能に設けられ係止爪部材を連設する可動体と、可動体に保持され可動体と共に移動可能な可動ロッドと、基体に揺動可能に枢支された揺動アームと、揺動アームに並設された揺動アームと共に同じ方向に揺動する揺動ロッドと、揺動ロッドと可動ロッドとを相対的に旋回可能に枢支する旋回許容部とを有することを特徴とするものである。
本発明に係る凹部加工装置によれば、刃体保持部の刃体で板状部材の凹部形成予定部にスリット等の凹部を形成する。この凹部は開口をもつ。凹部の開口に係止爪部材の係止爪を係止させた状態で、作動機構は係止爪部材を移動させる。これにより板状部材が移動し、板状部材のうち次の凹部形成予定部が刃体に対面する。この凹部形成予定部に刃体保持部の刃体によりスリット等の凹部を形成する。このようにしてスリット等の凹部は次々と板状部材に加工される。
係止爪移動機構は、前述したように、基体に設けられたガイド部と、ガイド部に沿って移動可能に設けられ係止爪部材を連設する可動体と、可動体に保持され可動体と共に移動可能な可動ロッドと、基体に揺動可能に枢支された第1揺動部材としての揺動アームと、揺動アームに並設され揺動アームと共に同じ方向に揺動する第2揺動部材としての揺動ロッドと、揺動ロッドと可動ロッドとを相対的に旋回可能に枢支する旋回許容部とを有する形態を採用する。揺動アームが揺動すると、揺動ロッドが揺動アームと同じ方向に揺動し、可動ロッドと共に可動体がガイド部に沿って移動する。可動体には係止爪部材が連設されているため、可動体が移動すると、可動体と共に係止爪部材が移動する。この結果、係止爪部材に係止される板状部材が移動される。
本発明に係る凹部加工装置によれば、スリット等の凹部を板状部材に良好に形成することができる。しかも凹部を板状部材に形成した後に、係止爪により板状部材を下流側に自動的に移動させることができる。
本発明に係る凹部加工装置によれば、刃体保持部の刃体で板状部材にスリット等の凹部を形成する。凹部は開口をもつ。凹部としては、板状部材を厚み方向に貫通するタイプでも良いし、板状部材を厚み方向に未貫通のタイプでも良い。従って、刃体は、スリット等の凹部を板状部材に形成する形態を採用することができる。板状部材としては帯状が好ましいが、平板状でも良く、その平面視の形態は問わない。板状部材の厚みも適宜選択でき、スリット等の凹部を形成できる厚みであれ良い。板状部材の材質としては軟質材料で形成されたもの、硬質材料で形成されたものでも良いが、凹部の形成を考慮すると、軟質材料または比較的軟質な材料が好ましい。軟質材料としては、樹脂材料、ゴム材料、比較的軟質な金属材料等のうちの少なくとも1種を基材とする形態を例示することができる。
本発明に係る凹部加工装置によれば、作動機構は、刃体保持部の刃体により凹部を板状部材に形成するように刃体保持部を作動させると共に、係止爪保持部に保持されている係止爪部材の係止爪により板状部材を移動させるように係止爪部材を作動させる共通の駆動部を有する形態を採用することができる。共通の駆動部としては、手動又は駆動源で操作される形態を採用することができる。駆動源としては、モータ装置、流体シリンダ装置等を例示できる。流体シリンダ装置としては空気圧シリンダ装置、油圧シリンダ装置等を例示することができる。
作動機構は、前述したように、刃体をもつ刃体保持部を前進及び後退させる刃体前進後退機構と、係止爪部材を移動させる係止爪移動機構と、係止爪移動機構と刃体前進後退機構とを連動させる連動機構とを有する形態を採用する。前進は板状部材に凹部を形成する方向に刃体を移動させることをいう。後退は板状部材に形成した凹部から刃体を凹部から遠ざかる方向に退避させることをいう。
連動機構は、刃体を前進させることにより板状部材に凹部を形成し、板状部材の凹部から刃体を後退させるとき、係止爪を凹部に係止させて板状部材を移動させる形態を採用することができる。連動機構は、手動または駆動源で操作される操作ハンドルを有する形態を採用することができる。駆動源としては、(モータ装置、流体シリンダ装置等を例示できる。流体シリンダ装置としては空気圧シリンダ装置、油圧シリンダ装置等を例示することができる。
係止爪移動機構は、前述したように、基体に設けられたガイド部と、ガイド部に沿って移動可能に設けられ係止爪部材を連設する可動体と、可動体に保持され可動体と共に移動可能な可動ロッドと、基体に揺動可能に枢支された第1揺動部材としての揺動アームと、揺動アームに並設され揺動アームと共に同じ方向に揺動する第2揺動部材としての揺動ロッドと、揺動ロッドと可動ロッドとを相対的に旋回可能に枢支する旋回許容部とを有する形態を採用する。揺動アームが揺動すると、揺動ロッドが揺動アームと同じ方向に揺動し、可動ロッドと共に可動体がガイド部に沿って移動する。可動体には係止爪部材が連設されているため、可動体と共に係止爪部材が移動する。この結果、係止爪部材に係止される板状部材が移動される。板状部材に形成される隣設する凹部間のピッチは調整可能とされている形態を採用することができる。このように板状部材において凹部間のピッチが調整可能であれば、凹部間のピッチの変動に対処することができ、商品価値を高めることができる。
旋回許容部は、可動ロッド及び揺動ロッドの軸長方向に沿って移動可能に設けられており、移動に伴い、板状部材に形成される隣設する凹部間のピッチは調整可能とされている形態を採用することができる。可動ロッド及び揺動ロッドの軸長方向において、旋回許容部は位置調整可能とされていることが好ましい。これにより凹部間のピッチを調整することができる。また、板状部材を案内すると共に板状部材の幅に合わせて調整可能な案内部が設けられている形態を採用することができる。これにより板状部材の様々な幅寸法に容易に対応することができる。
以下、本発明の実施例について図面を参照しつつ具体的に説明する。図1は凹部加工装置の全体の斜視図を示す。図2は係止爪部材30付近の拡大斜視図を示す。図3は凹部加工装置の作動機構4の要部の断面図を示す。図4は偏芯カム62付近の構成図を示す。図1に示すように、本実施例に係る凹部加工装置は、板状の基体1と、刃体20を保持する刃体保持部2と、係止爪31を保持する係止爪部材30をもつ係止爪保持部3と、作動機構4とを有する。
刃体保持部2に保持されている刃体20は、スリット50を板状部材5に形成するものである。図1,図2に示すように、本実施例で用いる板状部材5はゴムや樹脂を基材とする軟質材料で形成されており、帯状をなしており、上面開口51をもつ凹部としてのスリット50が板状部材5の長さ方向に沿って所定間隔で複数個、間欠的に形成される。スリット50は板状部材5の厚み方向に貫通すると共に、板状部材5の幅方向の一端5aから他端5bにかけて当該幅方向において途中まで延設されている。
図2に示すように、係止爪保持部3に保持されている係止爪部材30は、装置の高さ方向(H1,H2方向)に弾性変形可能な帯板形状をなしており、下方に向けて曲成された先端アーム部30rに下方に向く係止爪31をもつ。係止爪31は、板状部材5に形成されたスリット50にこれの上面開口51から脱着可能に係止することができる。図1において、作動機構4は、刃体保持部2と係止爪保持部3とを連動させるものであり、つまり、スリット50の形成操作と、スリット50をもつ板状部材5の下流側への搬送操作との双方を行うものである。即ち、この作動機構4は、刃体20で板状部材5にスリット50を形成すると共に形成したスリット50にこれの上面開口51から係止爪31を係止させた状態の係止爪部材30を矢印X2方向に移動させることにより、板状部材5のうち次のスリット形成予定部5kが刃体20に対面するように板状部材5をこれの搬送方向(矢印X2方向)に間欠的に移動させるものである。
更に、この作動機構4について説明を加える。図1に示すように、基体1には、互いに対面する第1盤体41及び第2盤体42が横軸形の連結軸43により連結されている。図3に示すように、第1盤体41及び第2盤体42には、水平軸形の駆動軸44が筒状の軸受44fを介して回転可能に架設されている。駆動軸44の一端44a側には、駆動軸44を回転させるための手動操作用の操作ハンドル45が接続されている。
図3に示すように、駆動軸44の他端44b側には、動力伝達機構として機能するギヤ機構150がギヤボックス150a内に設けられている。ギヤ機構150は、駆動軸44の他端44bに一体的に接続された小径の第1ギヤ151と、第1ギヤ151と噛合する大径の第2ギヤ152と、第2ギヤ152に第1連結具52pにより連結された小径の第3ギヤ153と、第3ギヤ153と噛合する大径の第4ギヤ154と、第4ギヤ154に第2連結具54pにより連結された小径の第5ギヤ155と、第5ギヤ155と噛合する大径の第6ギヤ156とを有する。
ここで、第2ギヤ152及び第3ギヤ153はギヤ用軸受157を介して共通軸46の軸部46cの外周面に嵌合されているものの、共通軸46の軸部46cには係合されておらず、共通軸46の軸部46cの外周面に遊嵌されてフリーギヤとされている。第4ギヤ154及び第5ギヤ155はギヤ用軸受158を介して駆動軸44の軸部44cの外周面に嵌合されているものの、駆動軸44の軸部44cには係合されておらず、駆動軸44の軸部44cの外周面に遊嵌されてフリーギヤとされている。第1ギヤ151は駆動軸44の軸部44cに一体的に係合されて接続されている。第6ギヤ156は共通軸46の軸部46cに一体的に係合されて接続されている。
操作ハンドル45により駆動軸44がこれの軸芯P1の周りで回転すると、第1ギヤ151、第2ギヤ152、第3ギヤ153、第4ギヤ154、第5ギヤ155を介して第6ギヤ156が回転し、更に共通軸46がこれの軸芯P2のまわりで回転する。従って操作ハンドル45の駆動力は共通軸46の回転として共通軸46に伝達される。なお、図3に示すように、共通軸46は、駆動軸44の下方において駆動軸44と平行に配設されており、第1盤体41の軸受41x、第2盤体42の軸受42xにより回転可能に支持されている。
共通軸46は、共通軸46の軸長方向の一方向である矢印A1方向に向かう駆動力と、共通軸46の軸長方向の他方向である矢印A2方向に向かう駆動力とを発現させる。矢印A1方向に向かう駆動力は、刃体前進後退機構6を作動させる力として刃体前進後退機構6に伝達される。矢印A2方向に向かう駆動力は、係止爪移動機構7を作動させる力として係止爪移動機構7に伝達される。
作動機構4を構成する刃体前進後退機構6について説明を加える。図4に示すように、刃体前進後退機構6は、水平型の軸芯P3を中心とする外周面60aをもつ円盤部60と、円盤部60の外周面60aにリング状の軸受61を介して嵌合する内周面62aをもつ偏芯カム62とをもつ。刃体保持部2は、偏芯カム62の下端部(先端部)に横軸状の第1枢支具63により矢印B1,B2方向に第1枢支具63の横軸型の軸芯P4の回りで揺動可能に枢支されている。円盤部60は共通軸46に連設されており、共通軸46と共に連動して軸芯P2の周りで回転する。刃体保持部2には、下方に向けて刃体20が突設されている。刃体20の長さはLaで示される(図3参照)。
図5に示すように、刃体20は帯状をなしており、第1刃体保持部221と第2刃体保持部222とで取付具23により脱着可能に挟持されている。刃体保持部2には上方に向けて複数の案内軸24が連設されている。案内軸24が筒形状の案内軸受25に嵌合しているため、刃体保持部2の刃体20の運動軌跡は鉛直方向(矢印Y1,Y2方向)に規制されている。故に、共通軸46が回転して偏芯カム62が揺動したとしても、刃体保持部2の刃体20は直進的に昇降(移動)することになる。故に、刃体20は、鉛直方向(矢印Y1,Y2方向)に沿って直進的に昇降する。
換言すると、図3において、共通軸46がこれの軸芯P2の周りで回転すると、円盤部60が軸芯P2の周りで回転するため、偏芯カム62が揺動作動し、刃体保持部2の刃体20が矢印Y1,Y2方向に沿って、つまり鉛直方向に沿って、直進的に昇降する。即ち、刃体20をもつ刃体保持部2を矢印Y1方向に上昇(前進)及び矢印Y2方向に下降(後退)させる。ここで、刃体20が矢印Y2方向に沿って刃体20の下死点に下降すると、刃体20が板状部材5を押し切り、板状部材5にスリット50を良好に形成することができる。また、スリット50を形成した後、刃体20が矢印Y1方向に沿って刃体20の上死点に上昇すると、板状部材5に形成したスリット50から刃体20はスリット50から良好に退避することができる。
次に、係止爪部材30を移動させる係止爪移動機構7について説明を加える。図1に示すように、係止爪移動機構7は、基体1に設けられた矢印X1,X2方向に沿って延設された直状のガイド部71と、ガイド部71に沿って移動可能に設けられ且つ係止爪保持部3を連結具72により連設する可動体として機能するスライダ73と、スライダ73に上方に向けて鉛直方向に沿って立設状態に保持された可動ロッド74と、基体1に第2枢支具75により下方向(矢印C2方向),上方向(矢印C1方向)に揺動可能に枢支された揺動アーム76と、揺動アーム76に並設状態に固定され揺動アーム76と共に同じ方向に揺動する揺動ロッド77と、揺動ロッド77と可動ロッド74とを相対的に旋回可能に枢支する旋回許容部78とを有する。なお、揺動アーム76及び揺動ロッド77は揺動するものの、可動ロッド74は常に鉛直方向に沿うように立起状態に維持されている。従って、可動ロッド74は、矢印X1,X2方向にスライドしたときであっても、鉛直方向に沿うように立起状態に維持されている。
この旋回許容部78について図6,図7を参照しつ説明を加える。図6,図7に示すように、この旋回許容部78は、断面円形状の揺動ロッド77を円筒形状の第1摺動軸受79を介して嵌合する第1嵌合孔80をもつ第1ホルダ部81と、断面円形状の可動ロッド74を円筒形状の第2摺動軸受82を介して嵌合する第2嵌合孔83をもつ第2ホルダ84と、第1ホルダ部81と第2ホルダ部84との間に設けられた軸受81m,84mとを有する。軸受81m,84mは、第1ホルダ部81及び第2ホルダ部84の相対回動性を高めることができる。従って、第1ホルダ部81及び第2ホルダ部84はこれらの軸芯P5の周りを相対回動可能とされている。
第1ホルダ部81及び第2ホルダ部84が軸芯P5の周りで相対回動すると、可動ロッド74を鉛直方向に沿って立起させたまま、揺動アーム76及び揺動ロッド77を可動ロッド74に対して相対的に第2枢支具75を中心として矢印C1,C2方向に沿って揺動させることができる。図6及び図7によれば、可動ロッド74を鉛直方向に立起させたまま、揺動アーム76及び揺動ロッド77が可動ロッド74に対して相対的に揺動しているため、揺動ロッド77の指向方向が図6と図7とで相違している。即ち、図6によれば、揺動ロッド77及び揺動アーム76は可動ロッド74に対して平行とされている。図7によれば、揺動ロッド77及び揺動アーム76は、可動ロッド74に対して90度相対的に揺動している。
なお、旋回許容部78は揺動アーム76には不変的には固定されていない。即ち、旋回許容部78は揺動ロッド77の軸長方向において矢印D1,D2方向(図6,図7参照)にスライド可能とされている。更に、旋回許容部78は、揺動ロッド77の軸長方向における任意のスライド位置に固定具85(図1参照)により固定することができる。固定具85を緩めれば、揺動ロッド77及び可動ロッド74を平行にした状態で、旋回許容部78を揺動ロッド77の軸長方向に沿って矢印D1,D2方向に容易にスライドさせることが可能となる。揺動アーム76には目盛部76xが形成されている。目盛部76xは、揺動ロッド77の軸長方向における旋回許容部78の現在位置を示す。目盛部76xに基づいて、揺動ロッド77及び可動ロッド74の軸長方向における旋回許容部78の現在位置を適宜設定することができる。
図8に示すように、揺動アーム76を揺動させる旋回アーム87が共通軸46に接続されている。棒状連結部材86の一端部86eは旋回アーム87に第5枢支具89により揺動可能に枢支されている。棒状連結部材86の他端部86fは揺動アーム76に第6枢支具90により揺動可能に枢支されている。ここで、共通軸46がこれの軸芯P2の回りで回転すると、旋回アーム87が軸芯P2の回りで360度回転する。ひいては、図8に示すように、揺動アーム76が立起位置K1(第1の位置)から仰臥位置K2(第2の位置)まで所定角度θ1(約90度)矢印C2方向に回転すると共に、仰臥位置K2(第2の位置)から立起位置K1(第1の位置)まで所定角度θ1(約90度)矢印C1方向に回転する。これに伴い、揺動ロッド77が立起位置K1(第1の位置)から仰臥位置K2(第2の位置)まで所定角度θ1(約90度)矢印C2方向に回転すると共に、仰臥位置K2(第2の位置)から立起位置K1(第1の位置)まで所定角度θ1(約90度)矢印C1方向に回転する。
図8から理解できるように、立起位置K1に存在する揺動アーム76が第2枢支具75を中心として仰臥位置K2に向けて矢印C2方向(下方向)に揺動すると、旋回許容部78は、第2枢支具75を中心とする軌跡92に沿って矢印C2方向に移動することができる。即ち、旋回許容部78の軸芯P5は、第2枢支具75を中心とする円弧状の軌跡92に沿って下方に向けて位置S1,S2,S3,S4の順に揺動することができる。このため可動ロッド74は、鉛直方向に沿って立起した状態で、スライダ73と共に矢印X2方向(板状部材5の搬送方向)に沿って位置W1,W2,W3,W4の順に直進的にガイド部71に沿ってスライドすることができる。
これに対して、図8から理解できるように、仰臥位置K2に存在する揺動アーム76が第2枢支具75を中心として立起位置K1に向けて矢印C1方向に揺動すると、旋回許容部78は軌跡92に沿って矢印C1方向に揺動し、従って可動ロッド74は矢印X1方向にスライドすることができる。結果として、旋回許容部78は、円弧状の軌跡92に沿って上方に向けて位置S4,S3,S2,S1の順に移動することができる。このため可動ロッド74は、鉛直方向に沿って立起した状態で、スライダ73と共に位置W4,W3,W2,W1の順に直進的にガイド部71に沿って矢印X1方向(係止爪31がスリット50に係止する方向)にスライドすることができる。
図1及び図2から理解できるように、可動ロッド74がスライダ73と共に矢印X1方向において直進的にスライドすると、係止爪部材30は同じ方向(矢印X1方向)に移動することができる。この結果、係止爪部材30の係止爪31は板状部材5のうち刃体20の下方に存在するスリット50に向けて移動することができる。また、可動ロッド74がスライダ73と共に矢印X2方向において直進的にスライドすると、係止爪部材30は同方向(矢印X1方向)に移動することができる。この結果、スリット50に係止された係止爪部材30の係止爪31は、矢印X2方向において直進的に移動することができ、スリット50と共に板状部材5を同方向に移動させることができる。
本実施例によれば、図8に示すように、旋回許容部78が揺動アーム76の先端部に位置しているとき、立起位置K1に存在する揺動アーム76が仰臥位置K2に向けて揺動すると、スライダ73の移動距離はL1とされている。前述したように、固定具85を緩めれば、旋回許容部78を揺動ロッド77の軸長方向に沿って矢印D1,D2方向にスライドさせることができる。このため図9から理解できるように、旋回許容部78を揺動ロッド77の軸長方向に沿って揺動中心側に移動させ、揺動アーム76の中間部の変更位置MBに変更させたときには、図9に示すように、立起位置K1に存在する揺動アーム76が仰臥位置K2に向けて揺動すると、スライダ73の移動距離はL2とされ、短くなる(L1>L2)。このように旋回許容部78を揺動ロッド77の軸長方向に沿って矢印D1,D2方向にスライドさせれば、板状部材5の移動距離の長さを調整することができる。この結果、板状部材5に形成されている互いに隣設するスリット50間のピッチPは調整可能とされている。故に、旋回許容部78は、隣設するスリット50間のピッチPを調整するピッチ調整手段として機能することができる。なお、ピッチPはスライダ73の移動距離(L1,L2)に相当する。
本実施例によれば、図1に示すように、板状部材5を案内すると共に板状部材5の幅DAに合わせて調整可能な案内部100が設けられている。案内部100は、基体1に保持された第1案内部材101と、第1案内部材101に対面する第2案内部材102と、第2案内部材102から突出する第1螺子軸103及び第2螺子軸104と、第1螺子軸103の第1回転体105と第2螺子軸104の第2回転体106とを同期回転させる伝達部材として機能するエンドレス状のベルト部材107と、第1回転体105を回転させる回転操作部としての回転操作板108とを有する。回転操作板108を一方向または逆方向に回転させれば、第1螺子軸103及び第2螺子軸104の双方が同期回転するため、第2案内部材102を矢印E1,E2方向に沿って平行移動させることができ、板状部材5の幅DAに合わせて第2案内部材102と第1案内部材101との間隔を調整することができる。
本実施例に係る装置の使用の際には、軟質な板状部材5を当該装置にセットする。その状態で、操作ハンドル45により手動により駆動軸44を連続的に回転させる。すると、ギヤ機構150により共通軸46が軸芯P2の回りで回転し、ひいては偏芯カム62が作動し、刃体保持部2と共に刃体20がこれの下死点に向けて矢印Y2方向に沿って下降し、刃体20により板状部材5にスリット50が形成される。スリット50を形成したら、刃体保持部2と共に刃体20がこれの上死点に向けて矢印Y1方向に沿って上昇し、刃体20はスリット50から退避する。
上記したように刃体20により板状部材5にスリット50が形成されるとき、スライダ73が可動ロッド74と共に矢印X1方向(刃体20に接近する方向)に移動し、刃体20の下方に存在するスリット50に接近している。この結果、刃体20で形成されたスリット50にこれの上面開口51から係止爪部材30の係止爪31が脱着可能に係止する。このように係止爪部材30の係止爪31がスリット50に係止した後、スライダ73が可動ロッド74と共に矢印X2方向(刃体20から離間する方向)に移動するため、板状部材5を案内部100に沿って矢印X2方向に移動させることができる。これにより板状部材5のうち次のスリットが形成されるスリット形成予定部5k(凹部形成予定部)が刃体20の下方から刃体20に対面するように板状部材5を移動させる。
本実施例によれば、作動機構4の駆動軸44及び共通軸46を連動させる操作ハンドル45は、刃体保持部2の刃体20によりスリット50を板状部材5に形成する駆動部として機能できる他に、係止爪部材30を作動させる駆動部としても機能することができる。換言すれば、スリット50を板状部材5に形成するための駆動源(駆動軸44及び共通軸46を連動する操作ハンドル45)を有効利用して板状部材5を移動させることができる。故に、操作ハンドル45,駆動軸44,共通軸46は、係止爪移動機構7と刃体前進後退機構6とを連動させる連動機構として機能することができる。このためスリット50の形成及び板状部材5の搬送について、駆動源の共通化を図り得、構造の簡略化、製造コストの低減に貢献することができる。
図10は本装置に係る代表的な作動形態を示す。図10は操作ハンドル45の回転数毎の作動形態を示す。まず、操作ハンドル45の1回転目では、刃体20はこれの上死点付近に位置している。このように刃体20がこれの上死点付近に位置しているとき、係止爪部材30の係止爪31は矢印X1方向に移動してスリット50a(50)に係止し始める。ここで刃体20はスリット50aの上方に配置されているため、係止爪31と刃体20とが干渉、接触することが抑えられる。
2回転目では、刃体20はこれの下死点に向けて矢印Y2方向に下降すると共に、係止爪31はスリット50aに係止したまま矢印X2方向に移動し、板状部材5を矢印X2方向に移動させる。このときにおいても刃体20はスリット50aの上方に配置されているため、係止爪31と刃体20とが干渉、接触することが抑えられる。従って板状部材5を矢印X2方向に良好に移動させることができる。
3回転目では、刃体20はこれの下死点に向けて矢印Y2方向に更に下降すると共に、係止爪31はスリット50aに係止したまま矢印X2方向に更に移動し、板状部材5を矢印X2方向に移動させる。このときにおいて、係止爪31は刃体20から離間するように矢印X2方向に退避しているため、係止爪31と刃体20とが干渉、接触することが抑えられる。
更に、4回転目では、刃体20の下死点に向けて矢印Y2方向に更に下降しつつ、刃体20は板状部材5に接触(加圧)している。このとき係止爪31は板状部材5の矢印X2方向(下流方向)への送りを完了しており、係止爪31は矢印X1方向に移動せんとし、スリット50aから外れようとする。上記したように係止爪31がスリット50aから外れるとき、刃体20が板状部材5に接触して板状部材5を拘束している。このように板状部材5を刃体20で拘束した状態において、係止爪31が逆方向である矢印X1方向に向けて移動を開始すれば、係止爪31はスリット50aから良好に外れることができる。換言すれば、刃体20による切断開始のタイミングと、板状部材5の下流方向への送り完了のタイミングとは対応している。
更に、5回転目では、刃体20はこれの下死点に向けて矢印Y2方向に更に下降し、板状部材5をこれの厚み方向に押し切っており、新しいスリット50b(50)を板状部材5に形成している。このとき古いスリット50aから外れた係止爪31は逆方向である矢印X1方向に向けて移動する。
更に、6回転目では、刃体20は上死点に向けて矢印Y1方向に上昇し始めており、古いスリット50aから外れた係止爪31は、矢印X1方向に沿って、新しいスリット50bに接近している。このとき係止爪31はスリット50a,50bの双方に係止していないため、板状部材5は停止または実質的に停止している。
更に、7回転目では、刃体20はこれの上死点に向けて矢印Y1方向に更に上昇している。このとき、古いスリット50aから外れた係止爪31は矢印X1方向に沿って新しいスリット50bに更に接近している。このとき係止爪31はスリット50a,50bの双方に係止していないため、板状部材5は停止または実質的に停止している。
更に、8回転目では、刃体20はこれの上死点付近に存在している。このとき係止爪31は矢印X1方向に沿って更に移動し、新しいスリット50bに係止する。このように係止爪31が新しいスリット50bに係止すれば、板状部材5を矢印X2方向に再び移動させることが可能となる。このようにして操作ハンドル45を繰り返して回転させれば、板状部材5にスリット50(50a,50b)を次々と形成することができる。
上記したように本実施例によれば、係止爪31がスリット50に係止しているとき、板状部材5を移動させることが可能となり、係止爪31がスリット50に係止していないときには、板状部材5を移動させることができない。つまり、板状部材5を間欠的に移動させものである。
係止爪31がスリット50に係止したり外れたりする形態について、更に説明を加える。本実施例によれば、図2に示すように、係止爪部材30は係止爪保持部3に取付具3xにより取り付けられている。この係止爪保持部3の孔3rは軸状の連結具72に回動可能に嵌合されている。ここで、ブラケット36及び取付具37を介して、係止爪保持部3は連結具72に脱着可能に保持されている。ここで図11に示すように、係止爪保持部3とブラケット36との間には隙間30vが形成されており、隙間30vの隙間幅t1に相当するぶん、係止爪保持部3は、軸状の連結具72の軸芯P9を中心として揺動することができる。ひいては係止爪部材30は軸状の連結具72の軸芯P9を中心として矢印H1,H2方向に揺動することができ、係止爪部材30の先端の係止爪31は上下方向に所定範囲変位できるようにされている。
図12に示すように、係止爪部材30が矢印X1方向に移動して係止爪31がスリット50の上面開口51に到達すれば、係止爪31が上面開口51から落下してスリット50に係止する。この状態で係止爪部材30が矢印X2方向に移動すれば、板状部材5は矢印X2方向に移動される。そして、図13に示すように、係止爪31がスリット50に係止されている状態で、係止爪部材30が矢印X1方向に移動を開始すれば、係止爪31の先端の傾斜面31fがスリット50の壁面50hに当たるため、係止爪31が上方(矢印H1方向)に乗り上げ、係止爪31がスリット50から外れることができる。従って、係止爪31の傾斜面31fは、高さが高くなるにつれて刃体20に向かうにように傾斜しており、係止爪31をスリット50から離脱させる係止爪離脱促進要素として機能することができる。
(適用例)
図15は適用例の一例を示す。この適用例によれば、帯状をなす板状部材5にスリット50を形成した後、スリット50同士を互いに嵌め込むことにより、井桁状の組み付け体200を形成する。この組み付け体200を箱体210の収容室212に収容する。板状部材5により複数の空間214が形成される。空間214には組立部品、工具、食品、文房具、裁縫具等を適宜仕訳して収容することができる。
(他の例)
上記した実施例によれば、刃体20で板状部材5を押し切ってスリット50を形成することにしているが、これに限らず、刃体20は、押し切り以外の形態でスリット50等の凹部を形成することにしても良い。上記した実施例によれば、凹部はスリット50とされているが、これに限らず、非スリット形状でも良い。凹部は板状部材5の厚み方向に貫通しているが、これに限らず、貫通していなくても良い。上記した実施例によれば、スリット50の長さ方向の一端50sは開口していると共に、スリット50の長さ方向の他端50tは閉鎖されているが、これに限らず、スリット50の長さ方向の一端及び他端が閉鎖されているものでも良い。上記した実施例によれば、隣設するスリット50間のピッチPは可変に調整できるが、ピッチPが固定的とされていても良い。上記した実施例によれば、駆動軸44を回転させるために操作ハンドル45を手動操作で回転させることにしているが、これに限らず、空気圧シリンダ装置や油圧シリンダ装置等の流体圧シリンダ装置、モータ装置等で回転させることにしても良い。その他、本発明は上記し且つ図面に示した実施例のみに限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施できるものである。
本発明はスリット等の凹部を板状部材に良好に形成することができる凹部加工装置に利用することができる。
凹部加工装置の全体を模式的に示す斜視図である。 係止爪部材付近を模式的に示す拡大斜視図である。 凹部加工装置の作動機構の要部を模式的に示す断面図である。 偏芯カム付近を模式的に示す構成図である。 刃体を鉛直方向に移動させる機構付近を模式的に示す構成図である。 旋回許容部の作用を模式的に示す作用説明図である。 旋回許容部の作用を模式的に示す作用説明図である。 係止爪移動機構の要部を模式的に示す構成図である。 係止爪移動機構の要部を模式的に示す構成図である。 作動機構の作動の代表的な形態を示す構成図である。 係止爪部材を保持する係止爪保持部3付近を示す側面図である。 係止爪部材の係止爪が板状部材のスリットに係止している状態を模式的に示す断面図である。 係止爪部材の係止爪が板状部材のスリットから外れる直前の状態を模式的に示す断面図である。 係止爪部材の係止爪が板状部材のスリットから外れた状態を模式的に示す断面図である。 適用例を模式的に示す斜視図である。
図中、1は基体、2は刃体保持部、20は刃体、3は係止爪保持部、30は係止爪部材、31は係止爪、4は作動機構、44は駆動軸、46は共通軸、150はギヤ機構、5は板状部材、5kはスリット形成予定部(凹部形成予定部)、50はスリット(凹部)、51は上面開口(開口)、6は刃体前進後退機構、62は偏芯カム、7は係止爪移動機構、71はガイド部、73はスライダ(可動)、74は可動ロッド、76は揺動アーム、77は揺動ロッド、78は旋回許容部、81は第1ホルダ部、84は第2ホルダ部、85は固定具、87は旋回アーム、100は案内部を示す。

Claims (8)

  1. 開口をもつ凹部を板状部材に形成する刃体を保持する刃体保持部と、
    前記板状部材に形成された前記凹部に前記開口から脱着可能に係止する係止爪をもつ係止爪保持部と、
    前記刃体保持部と前記係止爪保持部とを連動させ、前記刃体で前記板状部材に形成した前記凹部に前記開口から前記係止爪を係止させた状態の係止爪部材を移動させることにより、前記板状部材のうち凹部形成予定部が前記刃体に対面するように前記板状部材を移動させる作動機構と、
    前記刃体保持部、前記係止爪保持部、前記作動機構を装備する基体とを具備しており、
    前記作動機構は、前記刃体をもつ前記刃体保持部を前進及び後退させる刃体前進後退機構と、前記係止爪部材を移動させる係止爪移動機構と、前記係止爪移動機構と前記刃体前進後退機構とを連動させる連動機構とを有しており、
    前記係止爪移動機構は、前記基体に設けられたガイド部と、前記ガイド部に沿って移動可能に設けられ前記係止爪部材を連設する可動体と、前記可動体に保持され前記可動体と共に移動可能な可動ロッドと、前記基体に揺動可能に枢支された揺動アームと、前記揺動アームに並設された前記揺動アームと共に同じ方向に揺動する揺動ロッドと、前記揺動ロッドと前記可動ロッドとを相対的に旋回可能に枢支する旋回許容部とを有することを特徴とする凹部加工装置。
  2. 請求項1において、前記刃体は、スリット状の前記凹部を前記板状部材に形成することを特徴とする凹部加工装置。
  3. 請求項1または請求項2において、前記作動機構は、前記刃体保持部の前記刃体により前記凹部を前記板状部材に形成するように前記刃体保持部を作動させると共に、前記係止爪保持部に保持されている前記係止爪部材の前記係止爪により前記板状部材を移動させるように前記係止爪部材を作動させる共通の駆動部を有することを特徴とする凹部加工装置。
  4. 請求項3において、前記共通の駆動部は、手動又は駆動源で操作されることを特徴とする凹部加工装置。
  5. 請求項1〜4のうちのいずれか一項において、前記連動機構は、前記刃体を前進させることにより前記板状部材に前記凹部を形成し、前記板状部材の前記凹部から前記刃体を後退させるとき、前記係止爪を前記凹部に係止させて前記板状部材のうち凹部形成予定部が前記刃体に対面するように前記板状部材を移動させることを特徴とする凹部加工装置。
  6. 請求項1〜請求項のうちのいずれか一項において、前記板状部材に形成される隣設する前記凹部間のピッチは調整可能とされていることを特徴とする凹部加工装置。
  7. 請求項1〜6のうちのいずれか一項において、前記旋回許容部は、前記可動ロッド及び前記揺動ロッドの軸長方向に沿って移動可能に設けられており、移動に伴い、前記板状部材に形成される隣設する前記凹部間のピッチは調整可能とされていることを特徴とする凹部加工装置。
  8. 請求項1〜請求項のうちのいずれか一項において、前記板状部材を案内すると共に前記板状部材の幅に合わせて調整可能な案内部が設けられていることを特徴とする凹部加工装置。
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