JP4348861B2 - ビルディングブロック形コントローラ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数のブロック化した機能モジュールをベースボードに選択的に組み込んでシステムが構築されるビルディングブロック形コントローラに係り、特に機能モジュール内の発熱部品を強制空冷するための冷却装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種のコントローラの機能モジュールの冷却方式には、自然空冷方式と強制空冷方式の2種類がある。自然空冷方式では、設計に際して、各機能モジュールに実装する部品選択と部品配置の検討により機能モジュール内の局部発熱を無くし、各部品の許容周囲温度を周囲温度+部品の温度上昇分に対してマージンを持たせるようにしている。
【0003】
強制空冷方式では、例えば、図9にビルディングブロック形のプログラマブルコントローラ(PLC)の冷却構造例を示すように、ベースボード(架)に電源モジュール1、CPUモジュール2、オプションモジュール(OP)3A〜3N等の機能モジュールを並列実装し、それらの上部にファンユニット4を設け、ファンユニット4によって各機能モジュールに下部からの吸気と上部から排気を得るようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
PLCなど、近年の各種のコントローラは、本体の物理サイズの小型化、高速・高機能化が進み、単位体積当たりの発熱量が増大してきている。このため、自然空冷方式の採用は非常に難しくなってきている。
【0005】
この点、強制空冷方式は、ファンユニットからの送風により放熱効果を著しく高めることにより、回路部品の発熱を僅かに抑えることで機能モジュールの小型化が可能であるが、ファンユニットの設置を必要とし、ファンユニット自体がコントローラの物理サイズを大きくしてしまうとともに、ファン用外部電源の確保やファン故障検出回路を必要とするなど、コスト面でも問題が生じる。
【0006】
また、ビルディングブロック形のコントローラでは、ベースボードに対する各機能モジュールの取り付け、取り外しの際に機能モジュールを斜めにする必要がある。この状態は、図10に示し、同図の(a)では機能モジュールMをベースボードBの下部の爪Tを支点として前側に回動させると機能モジュール頂部がファンユニットFの底部にぶつかる。このため、同図の(b)に示すように、隙間Gを確保することになる。このため、コントローラの高さが増すか、機能モジュールの実装可能寸法が減ってしまう。
【0007】
また、ファンユニットは、一体型になっているため、1つのファンに故障などが発生すると、故障ファンの修理のためにファンユニット全体の交換が必要になり、その間はコントローラの運転停止になってしまう。
【0008】
本発明の目的は、上記の課題を解決したビルディングブロック形コントローラを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、ファンユニットを収納したファンモジュールを、強制空冷を必要とする機能モジュールに隣接させてベースボードに取り付け、ファンモジュールから機能モジュール内に送風するようにしたもので、以下の構成を特徴とする。
【0010】
本発明は、機能回路部品を実装したプリント板をケース内に収納して機能モジュールを構成し、この機能モジュールのケース高さ方向が同一寸法に形成されてブロック化された機能モジュールのうち、少なくとも1つが強制空冷を必要とする機能モジュールをベースボードに並列実装してシステム構築し、強制空冷を必要とする機能モジュールを強制空冷するファンユニットを備えたビルディングブロック形コントローラにおいて、
前記強制空冷を必要とする機能モジュールのケース側面に吹き込み口を設け、この機能モジュールのケース寸法と同一寸法を有するケースにファンユニットを収納してファンモジュールを構成し、このファンモジュールは、ケースに吸気口とケース側面に風吹き出し口を設け、この風吹き出し口を前記機能モジュールの吹き込み口と隣接対向してベースボードに並設すると共に、
前記ファンモジュールには、ファンユニット内の温度を検出する温度センサ部と、この温度センサ部による検出温度を基にしたファンユニットの運転状態から異常を検出する異常検出部、及び前記ファンユニットからの運転状態信号と温度センサ部からの温度信号を表示する表示部を設け、ファンユニットへの電源は外部操作できるスイッチを介して取り込むよう構成したことを特徴とする。
【0015】
また、本発明のファンモジュールは、ローカルバスで接続されたマイクロコンピュータとコントロールステータスレジスタを設け、このファンモジュールは、コントローラのホストコンピュータとは、コントロールステータスレジスタとコントローラのシステムバスを介して温度異常信号の授受を実行するよう構成したことを特徴とする。
【0016】
また、本発明は、前記ファンモジュールのファンユニットとシステムバス間に可変電源部と、この可変電源部の出力を制御するD/A変換器を設け、このD/A変換器の出力を、前記ホストコンピュータ、コントロールステータスレジスタ、及びマイクロコンピュータを介して制御するよう構成したことを特徴とする。
【0017】
更に、本発明のファンモジュールは、機能モジュール内の強制空冷を必要とする回路部品の位置に合わせて、前記ケース内でファンユニットの高さ位置および水平位置を変更操作できる構造にしたことを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の実施形態を示すファンによる強制空冷方式の要部構成図であり、一部破断斜視図で示す。
【0019】
ファンモジュール11は、コントローラの各機能モジュールの収納ケースと同等の寸法をもつケース12にファンユニットを収納し、他の機能モジュールと同じにベースボード(B)に組み込むことができる構造にする。
【0020】
ケース12には、内部のファンからの風の吹き出し口13が設けられ、また上部または下部もしくは両方に設ける風の吸い込み口が設けられる。さらに、コントローラのパネル側にファン運転状態を表示する表示器14と異常情報を出力する異常出力部24’を設け、また必要に応じて後述のファン用温度センサ、ファン用電源回路などを設ける。
【0021】
以上の構成になるファンモジュール11は、強制空冷を必要とする機能モジュール15に隣接してベースボードに装着される。
【0022】
機能モジュール15は、ケース16内には機能回路部品等を実装したプリント基板17を収納する構造になる。強制空冷を必要とする回路部品18には、それに対向するケース16面に風の吹き込み口19を設け、またケース16の上部と下部には風の吹き出し口が設けられる。
【0023】
以上の構成になるファンモジュール11と機能モジュール15は、風の吹き出し口13と風の吹き込み口19が対峙し、ファンモジュール11からの送風が回路部品18の面に吹き付けられることで回路部品18を強制空冷することができる。
【0024】
したがって、本実施形態では、ファンモジュール11は、他の機能モジュールに隣接配置されて風の吹き出し口をケース側面から吹き出す構造とし、強制空冷を必要とする機能モジュールは、ケース側面に風の吹き込み口を設けて強制空冷を得るようにしたため、強制空冷を必要とする機能モジュールのみに隣接してファンモジュールを設ければよく、従来方式のファンユニットに比べてファンユニット自体の物理サイズを小さくすることができる。
【0025】
また、ビルディングブロック形のコントローラを構成するのに、ベースボードに対する各機能モジュールの取り付け、取り外しの際に機能モジュールを斜めにするが、従来方式でのファンユニットとの間に確保する隙間Gを不要にする。
【0026】
また、ファンモジュールは、機能モジュール別に設けるため、ファンに故障などが発生した場合に、個別のファンモジュールの交換で済む。
【0027】
図2は、ファンモジュールの回路構成図である。ファンユニット21の電源はコントローラのシステムバスに設ける電圧VCCの直流電源ラインからDC/DCコンバータ22によって変換した電圧Vddを得るようにする。なお、コンバータ22は、ファンユニット21の定格電圧がVCCと同じになるときは省略される。
【0028】
温度センサ部23は、機能モジュールの温度またはファンユニット21の温度を検出する。異常検出部24は、温度センサ部23からの検出温度を基にしたファンユニットの異常検出またはファンユニット21の運転状態からの異常検出を行い、検出した異常情報を接点等で出力し、監視装置へ異常の有無を通知可能とする。ファンユニット21の運転状態からの異常検出は、ファン電流断や過電流、さらに電源電圧低下等から検出する。表示部25は、温度センサ23およびファンユニット21からの異常検出信号を数字表示器等で表示し、さらに正常/異常の状態を表示色の切換え等で表示する。これら温度センサ部23と異常検出部24と異常出力部24’および表示部25は、システムの規模や機能に応じて、一部または全部を設ける。
【0029】
以上のように、ファンモジュールは、ファンユニットの運転状態の監視と表示および異常情報の出力とを行うことにより、その故障発生時に機能モジュールへの送風不能を速やかに検出し、機能モジュール自体の過熱故障を防ぐことができる。
【0030】
図3及び図4は、ファンモジュールの他の回路構成図である。これらが図2と異なる部分は、ファンユニット21の電源を外部電源から取り込む場合であり、図3では交流の外部電源からAC/DCコンバータ22Aによって電源を得る場合である。また、図4では直流の外部電源からDC/DCコンバータ22Bによって電源を得る場合である。これらの構成では、外部電源を利用することができ、システムバス等の既存の電源容量が不足する場合にもファンモジュールの追加が可能となる。
【0031】
図5は、ファンモジュールの他の回路構成図である。同図が図2と異なる部分は、DC/DCコンバータ22とシステムバスとの間に外部操作可能なスイッチ26を設けた点にある。
【0032】
スイッチ26は、表示器14と同様に、パネル面側に操作部が設けられ、ファンモジュールが実装された通常時には閉路状態でファンユニットへの電源路を形成し、外部からのオフ操作でスイッチは開路となり、ファンユニットの電源を遮断することで、ファンモジュールを取り外すことができる。
【0033】
この構成により、ファン異常時、または保守点検時に、システムバスが活線状態、つまりコントローラの運転状態でファンモジュールの交換等が可能となる。すなわち、強制空冷を必要とする回路部品は、極めて短時間の冷却停止では温度上昇による故障には至らないため、その間に健全なファンモジュールに交換することができ、システムダウンを防ぐことができる。
【0034】
図6は、ファンモジュールの他の回路構成図である。同図は、ファンモジュール内にディジタル信号処理手段になるマイクロコンピュータを設け、マイクロコンピュータによりファンユニットや温度センサ部の監視制御とシステムバスを介しコントローラ側ホストコンピュータとの交信を行うものである。
【0035】
マイクロコンピュータ27は、図2等で示した異常検出部24に代えた信号処理機能となるもので、ローカルバス28を介して表示部25や温度センサ部23、ファンユニット21との間の信号のやり取りを行い、システムバスとの間の信号のやり取りはコントロールステータスレジスタ(CSR)29を介してファン異常などの信号授受を行う。
【0036】
具体的には、マイクロコンピュータ27は、定期的に温度センサ部23やファンユニット21の状態の監視を行い、温度異常等が発生したときにCSR29内のレジスタに設定する異常要因毎に割り当てたビットをセットする。システムバス側のホストコンピュータでは、例えば、CSR29の各ビットをスキャンするか、もしくはファンモジュールが出力する割込みに対するサービスルーチンでCSR29内の異常要因ビットを読み込む。
【0037】
図6に示す構成によれば、ファンモジュールに係る監視等の信号処理をモジュール自体で行うことができ、図2〜図5で示した異常出力部24’を入力回路によって取り込み、監視するシステムバス側のホストコンピュータのプログラムを不要とし、ファンモジュールの追加時にもプログラムに負担がかからなくできる。
【0038】
図7は、ファンモジュールの他の回路構成図である。同図が図6と異なる部分は、ファンユニット21の電源を可変電圧部30から供給し、この可変電圧部30の電圧制御信号をコントローラ側のホストコンピュータまたはマイクロコンピュータ27からローカルバス28を通してD/A変換部31により指令できるようにする点にある。
【0039】
この構成により、マイクロコンピュータ27またはシステムバス側のホストコンピュータは、ファンユニット21の電源電圧を制御でき、電圧制御によりファンユニット21からの送風量を制御できる。
【0040】
例えば、マイクロコンピュータ27は、温度センサ部23の検出温度信号を定期的に取り込み、その内容をCSR29のレジスタに書込む。システムバス側のホストコンピュータは、CSR29の内容を定期的に取り込み、検出温度の状態をチェックし、最適な風量を計算し、風量を増加または減少させる値をCSR29に書込む。これをマイクロコンピュータ27が読み込み、係数変換を行ってD/A変換器31に書込み、ファンユニット21の電圧増減制御を行う。
【0041】
もちろん、マイクロコンピュータ27によって、CSR29のレジスタに設定された検出温度情報は、ホストコンピュータからの該レジスタの内容を取り込み後、ハードウェア的に自動リセットされること、およびホストコンピュータによってCSR29に書かれた風量の増加減情報は、マイクロコンピュータ27の該レジスタの内容取り込み後、ハードウェア的に自動リセットされることは当然のことである。
【0042】
また、前記記載のD/A変換器31の出力により、ファンユニット21の電圧増減制御を利用し、システムバス側のホストコンピュータがCSR29に目標温度を書込み、これをマイクロコンピュータ27が読み込み、温度センサ部23から定期的に取り込んだ検出温度との大小を比較し、この結果に応じてファンユニット21からの送風量を増減させる値をD/A変換器31に書込むことにより、目標温度に向けた送風量制御を行うことも可能である。
【0043】
このような送風量制御機能を設けたファンモジュールによれば、強制空冷対象となる機能モジュールが機能モジュール毎に異なる発熱量をもち、各々に適する送風量を要求する場合に、各機能モジュールに過不足のない送風を行うことができる。
【0044】
図8は、ファンモジュールの他の機構構成図である。前記の図1の構成では、ファンユニットからの風の吹き出し位置は、ケース12に設けた吹き出し口の位置で決めることなり、機能モジュール15に搭載される発熱回路部品18の位置が機能モジュール毎に異なる場合には、それぞれの位置に合わせた吹き出し口をもつファンモジュールを用意する必要がある。
【0045】
そこで、図8では、ファンモジュールのケース12内に、その高さ方向で、ファンユニット21の一対の支持ロッド32、33を設け、この支持ロッド32、33には長手方向で適当な間隔で複数の部品取り付け孔Hを配列させておき、止め具34によりファンユニット21の両側とロッド32、33との間を任意高さ位置にスライドさせてネジ止め等で固定できるようにする。なお、ケース12に設ける風の吹き出し口は、ケースの高さ方向全域に設けられる。
【0046】
この構造により、ファンモジュールのケース12内でのファンユニット21の高さ位置を任意に調整することができ、機能モジュールに設けられる発熱回路部品の高さ位置の違いに応じてファンユニット21の高さ位置を合わせ、回路部品の確実な空冷ができ、しかもファンモジュールのケース構造は1種類のもので済む。
【0047】
なお、ファンユニットと支持ロッドとの結合構造および止め具構造は適宜設計変更できるものである。例えば、ファンユニットの位置調整方向は、ケースの横(水平)方向にも調整できる結合構造とすることができる。
【0048】
【発明の効果】
以上のとおり、本発明によれば、ファンユニットを収納したファンモジュールを、強制空冷を必要とする機能モジュールに隣接させてベースボードに取り付け、ファンモジュールから機能モジュール内に送風するようにしたため、以下の効果がある。
【0049】
(1)外部にファンユニットを設置する従来構造に比べて、コントローラの物理サイズを大幅に減縮できる。
【0050】
(2)ファンモジュール内に電源回路や異常検出部などを設けることができ、ファン用外部電源の確保やファン故障検出回路を別途に設けるためのコスト削減を図ることができる。
【0051】
(3)システムの運転状態でファンモジュールを交換でき、ファンの故障や保守点検に際してコントローラの運転停止を招くことがない。
【0052】
(4)ファンモジュールの風量を個別に制御することができ、強制空冷の効率を高めることができる。
【0053】
(5)ファンモジュールの位置を任意に調節することができ、強制空冷を必要とする回路部品の近くに送風でき、放熱効果を高めると共に、共通化したファンモジュール設計ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す要部構成図。
【図2】実施形態におけるファンモジュールの回路構成(その1)。
【図3】実施形態におけるファンモジュールの回路構成(その2)。
【図4】実施形態におけるファンモジュールの回路構成(その3)。
【図5】実施形態におけるファンモジュールの回路構成(その4)。
【図6】実施形態におけるファンモジュールの回路構成(その5)。
【図7】実施形態におけるファンモジュールの回路構成(その6)。
【図8】実施形態におけるファンモジュールの機構構成。
【図9】従来のコントローラの強制空冷方式。
【図10】従来の機能モジュール取外し態様。
【符号の説明】
11…ファンモジュール
12、16…ケース
13…風の吹き出し口
14…表示器
15…機能モジュール
16…機能モジュールのケース部
17…プリント基板
18…強制空冷を必要とする回路部品
19…風の吹き込み口
21…ファンユニット
22、22B…DC/DCコンバータ
22A…AC/DCコンバータ
23…温度センサ部
24…異常検出部
24’…異常出力部
25…表示部
26…スイッチ
27…マイクロコンピュータ
28…ローカルバス
29…CSR(コントロールステータスレジスタ)
30…可変電圧部
31…D/A変換器
32、33…支持ロッド
34…止め具

Claims (4)

  1. 機能回路部品を実装したプリント板をケース内に収納して機能モジュールを構成し、この機能モジュールのケース高さ方向が同一寸法に形成されてブロック化された機能モジュールのうち、少なくとも1つが強制空冷を必要とする機能モジュールをベースボードに並列実装してシステム構築し、強制空冷を必要とする機能モジュールを強制空冷するファンユニットを備えたビルディングブロック形コントローラにおいて、
    前記強制空冷を必要とする機能モジュールのケース側面に吹き込み口を設け、この機能モジュールのケース寸法と同一寸法を有するケースにファンユニットを収納してファンモジュールを構成し、このファンモジュールは、ケースに吸気口とケース側面に風吹き出し口を設け、この風吹き出し口を前記機能モジュールの吹き込み口と隣接対向してベースボードに並設すると共に、
    前記ファンモジュールには、ファンユニット内の温度を検出する温度センサ部と、この温度センサ部による検出温度を基にしたファンユニットの運転状態から異常を検出する異常検出部、及び前記ファンユニットからの運転状態信号と温度センサ部からの温度信号を表示する表示部を設け、ファンユニットへの電源は外部操作できるスイッチを介して取り込むよう構成したことを特徴とするビルディングブロック形コントローラ。
  2. 前記ファンモジュールに、ローカルバスで接続されたマイクロコンピュータとコントロールステータスレジスタを設け、このファンモジュールは、コントローラのホストコンピュータとは、コントロールステータスレジスタとコントローラのシステムバスを介して温度異常信号の授受を実行するよう構成したことを特徴とする請求項1に記載のビルディングブロック形コントローラ。
  3. 前記ファンモジュールのファンユニットとシステムバス間に可変電源部と、この可変電源部の出力を制御するD/A変換器を設け、このD/A変換器の出力を、前記ホストコンピュータ、コントロールステータスレジスタ、及びマイクロコンピュータを介して制御するよう構成したことを特徴とする請求項2記載のビルディングブロック形コントローラ。
  4. 前記ファンモジュールは、機能モジュール内の強制空冷を必要とする回路部品の位置に合わせて、前記ケース内でファンユニットの高さ位置および水平位置を変更操作できる構造にしたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のビルディングブロック形コントローラ。
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