JP4347646B2 - クッションパッド - Google Patents

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Description

本発明は、自動車などの車両用シートのクッションパッドに関し、詳しくは空調機能を有する空調シートに用いられる内部に通風路を設けたクッションパッドに関するものである。
自動車などの車両に搭載される車両用シートには、シート着座時の乗員の快適性を向上するため、シート内部に設けた通風路を通じて温度調整された空気をシートに送風する空調シートがある。
このような送風機能を有する車両用シートとして、通気性を有するシート表皮と、乗員当接側の面に凹部が形成されたシートパッドと、前記凹部内に配設され、乗員当接側に形成されたエアー通過部を有し、弾性変形可能とされた管状の送風経路形成手段と、前記送風経路形成手段に送風するための送風手段とを備え、前記送風経路形成手段は前記シート表皮に沿って延設されたものが開示されている(特許文献1)。
特開2000−125990号公報
しかし、上記特許文献1に記載の車両用シートは、シートパッドの乗員当接側に凹部を形成する工数と、この凹部内に配設される弾性変形可能な管状の送風経路形成手段、例えばゴム材によって構成されたエアー通過部を有する送風チューブなどの部材を要し、車両用シートの製造コストの面で必ずしも満足できるものではない。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、シートに供給される送風手段からの温調空気を通す通風路を内部に設けたクッションパッドの製造工数及び部材点数を削減することで、製作が容易で安価な空調シートに好適に用いられるクッションパッドの提供を目的とするものである。
本発明のクッションパッドは、シートに送風される空気を通す通風路を内部に設けた空調シート用のクッションパッドであって、前記クッションパッドが、発泡性樹脂材料よりなり、シートに送風する送風手段に通じてクッションパッド内に空気を導入するための空気導入孔を設けたクッションパッド本体と、該クッションパッド本体におけるシート表面側に配されたスラブとで構成され、前記空気導入孔は、前記クッションパッド本体のシート表面側に開口させて設けられ、前記スラブは、前記空気導入孔に連通され該連通部からシート表面に沿って延びる配風通路を備え、該配風通路が前記スラブの裏面側に設けられた溝により前記クッションパッド本体との間で形成されており前記スラブには前記配風通路の空気をシート表面に向けて送風する送風路が前記配風通路からシート表面に向かって複数設けられたことを共通構成とする。
本発明のクッションパッドによれば、送風手段から空気導入孔に導入された空気が配風通路をシート面に沿って広範囲に渡り配風され、この配風通路に連通してシート表面に向かって設けられた送風路からシート表面に向けて冷風や温風が送風され、乗員当接部のシート表面が速やかに温度調整されることで快適性を向上することができる。
スラブ内部の配風通路や送風路の通路パターンや形状、配置の加工が容易となって空気の流通量や送風方向の調整が行いやすい。またクッションパッドは発泡性樹脂材料のみにより構成され、製造工数や部材点数を低減し、シートの製造を容易かつ安価とすることができる。
さらに、このスラブはシート表面の曲面形状に合わせた形状に予め成形することができるので、着座時の違和感や座り心地を損なうことがなく、居住性を向上することができる。
請求項の発明は、上記共通構成に加えて、前記スラブが、表面側の第1スラブ層と裏面側の第2スラブとの2層構造をなし、前記第1スラブ層に当該スラブ層を貫通する前記送風路を設け、前記第2スラブ層に当該スラブ層を貫通する前記配風通路を設け、前記送風路と配風通路とが連通した状態に第1スラブ層と第2スラブ層とが積層一体化されたものである。
本発明の構成によれば、スラブ層を貫通する送風路及び溝状の配風通路が個別に設けられるので、その加工が打ち抜き等によって容易に行われ、通風路を確実に形成し、また乗員当接部への配風先の設計にも自由度を増すことができる。
請求項の発明は、前記スラブの第1スラブ層が第2スラブ層より低硬度であることを特徴とする請求項に記載のクッションパッドである。
本発明のクッションパッドによれば、シート表面側の第1スラブ層が低硬度となって着座時の違和感を防いで座り心地をソフトに向上し、また、配風通路を設けた裏面側の第2スラブ層が高硬度であるので着座時の配風通路形状を維持して空気流動性を確保し、シート表面近傍への送風効率を低下させることがない。
請求項の発明は、上記共通構成に加えて、前記スラブが1層構造に成形され、裏面側に前記配風通路が熱圧縮加工により設けられ、表面側に前記送風路が穴開け加工により前記配風通路に連通して設けられたものである。
本発明のクッションパッドでは、配風通路が熱圧縮加工により溝状に形成されるので、配風通路表面のスラブが高密度となってエアー漏れを防ぎ、かつクッションパッド本体側のスラブ表面の硬度が増し通路の変形を抑えて送風効率を向上することができる。
請求項の発明は、前記スラブ裏面の前記配風通路をフィルムで覆い、クッションパッド本体の発泡成形により前記スラブを前記クッションパッド本体に一体化させ、その後前記フィルムに前記配風通路と前記空気導入孔とを連通する開口部を設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のクッションパッドである。
本発明のクッションパッドによれば、クッションパッド本体の発泡成形時に予め得られたスラブが同時に一体化されるので、クッションパッドの製造効率を向上することができる。
請求項の発明は、前記スラブを、発泡成形したクッションパッド本体に前記配風通路と前記空気導入孔とを連通して接着一体化したことを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載のクッションパッドである。
本発明のクッションパッドでは、予め発泡成形し得られたクッションパッド本体とスラブとが接着剤により接着一体化されるので、簡単な接着加工法により正確な位置にスラブが接着され、クッションパッドの製造効率を向上するとともに空気の送風を確実なものとすることができる。
本発明のクッションパッドによれば、送風手段から供給される温度調整された空気をクッションパッド内部に設けた通風路を通じて空調シートに効率よく送風することでシートの温度調整を速やかに行い快適性を向上することができ、また、発泡性樹脂材料からなる通風路を設けたスラブをクッションパッド本体のシート表面側に配して一体化することで空調シート用のクッションパッドが得られるので、複雑な製造工程や工数、部材点数を低減し、空調シートの製造を容易かつ安価とすることができる。
以下に本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(第1の実施形態)
図1は実施形態の車両用空調シート1の横断面図、図2はシート1のシートクッション2の縦断面図であり、図3及び図4はスラブ6の表側スラブ層7、裏側スラブ層8の斜視図、図5はシートクッション2の通風路4を示す平面図である。
本実施形態の空調シート1は、送風手段(図示せず)からシートに強制送風される温度調整された空気を、シート内部に設けた通風路4を通じてシート1の乗員当接部に送風しシート1の温度調整を行うもので、シート1は乗員の臀部及び大腿部を受けるシートクッション2と、腰部及び背中を受けるシートバック3から成り、それぞれウレタンフォームからなるクッションパッド5の表面を表皮10で覆い構成されている。
ここで、表皮10としては、ファブリックのような通気性を有する素材を用いてシート表面から空気が吹き出すようにしてもよく、また、革のような非通気性材料を用いてシート表面から空気を吹き出すことなく温度調整するようにしてもよい。
第1の実施形態のクッションパッド5は、シート1に温度調整された空気を供給する送風手段に通じる空気導入孔41を設けたクッションパッド本体51と、このクッションパッド本体51のシート表面側52に接着固定された表裏のスラブ層7,8からなる2層構造のスラブ6とで構成されている。
通風路4は、上記の送風手段のダクト(図示せず)に接続されクッションパッド5内に空気を導入する空気導入孔41と、前記空気導入孔41に連通され、その連通部41aからシート表面に沿って延びて空気をシートの広範囲に配風するためスラブ8に設けられた溝状の複数の配風通路81と、この配風通路81内を流動する空気をシート表面に向けて送風するように、前記配風通路81に連通してスラブ7に設けられた複数の送風路71とから構成されている。
空気導入孔41は、クッションパッド本体51のウレタンフォームの発泡成形時にモールド成形され、配風通路81に合致するように設けられるが、クッションパッド5の中央部付近に設けるのがシート2,3の広範囲への配風効率の観点から好ましい。
配風通路81は、図4、図5に示すように、ウレタンフォームからなるスラブ8に空気導入孔41との連通部41aを中心にして溝状に形成され乗員当接部とその周辺部のシート表面に沿って延び、シートクッション2の乗員臀部から大腿部にかけて、またシートバック3の乗員腰部から背部にかけて設けられ、空気導入孔41より供給される空気がシート2,3の広範囲に渡り安定して配風され、複数の送風路71に効率良く空気を送風し、シートの温度調整を速やかに行うようになっている。
図に示す配風通路81は、スラブ8の表裏を貫通する略H字形状の貫通溝により形成されたものであるが、スラブ8を貫通しない凹状の溝でもよく、この場合は上記空気導入孔41と連通する接続孔を設けておけばよい。
この配風通路81は、スラブ工法により成形されたブロック発泡体を裁断して得られた板状スラブ8に、打ち抜き加工、くり抜き加工或いは熱線加工などにより形成されるもので、シート2,3のシート表面11への送風先、送風量によって通路81の通路パターンと溝断面形状を選択することができる。
また、配風通路81は図に示すように、その溝パターンが略直線的で単純な、例えば略H字形状に設けられるのが好ましく、空気流動時の熱損失を低減し導入孔41より供給された空気をスムーズに流動させることができ、乗員の快適性を損なうことがなく、かつ即効性の高い空調シート1を提供できる。
送風路71は、図3に示すように、ウレタンフォームからなるスラブ7に、当該スラブを貫通し、かつ、前記配風通路81に連通するように設けられ、シート表面11への送風方向や風量によってその形状や開口数を選択し、シート表面11での温度分布に均一性が得られるように形成される。
この送風路71も上記スラブ8の場合と同様に、板状のスラブ7に打ち抜き加工、くり抜き加工或いは熱線加工などの穴開け加工により形成される。
このスラブ7,8は、スラブ7を表側スラブ層に、スラブ8を裏側スラブ層として接着し配風通路81と送風路71とが連通する2層構造のスラブ6とし、このスラブ6を発泡成形されたクッションパッド本体51のシート表面側52に配風通路81と空気導入孔41とが連通して接着一体化することで通風路4を備えたクッションパッド5が得られる。
また、スラブ7を低硬度のソフトタイプのウレタンフォームで形成し、配風通路81が設けられる裏面側のスラブ8をそれよりも高硬度のハードタイプ或いはラバータイプのウレタンフォームにより形成することで、シート表面側がソフトな感触が得られるようになり着座時の違和感を防いで座り心地をソフトに向上し、かつ乗員着座時の押圧による配風通路81の変形を防ぎ溝形状を保ち、空気流動性を確保しシート表面11への送風効率を維持することができる。
このスラブ6の形状は、図3,4では平坦な板状で示したが、シート表面11の凹凸や曲面形状に合わせたものでも勿論よく、着座時の違和感や座り心地を損なうことがなく、居住性を向上することができる。
従って、上記構成のクッションパッド5を用いた空調シート1は、送風手段(室内空調用の車載空調ユニットや別置きの空調ユニットなど)からの温度調整された空気をシート内部の通風路4を通じてシートの広範囲に配風され、要所に設けられた送風路71からシート表面11に効率良く温調空気を送風することで乗員当接部のシートを速やかに温度調整して快適性を向上し、またクッションパッド5の製造、特にスラブ内部の通風路4の形成や加工を容易にすることができ、複雑な工程や工数を不要として、かつ部材点数を低減し、空調シート1の製造を容易かつ安価とすることができる。
(第2の実施形態)
図6は第2の実施形態にかかるスラブ61の断面図、図7(a)、(b)はその表側斜視図及び裏側斜視図である。
スラブ61は、ウレタンフォームからなる1層構造の板状スラブとして成形され、後加工によりスラブの裏面側82に図に示すような略H字形状の溝状の配風通路83が、スラブの表面側72に前記配風通路83に連通する送風路73が形成されるものであり、このスラブ61をクッションパッド本体51のシート表面側52に接着一体化することにより図1、図2に示すクッションパッド5が得られる。
スラブ61の配風通路83は、熱圧縮加工により形成される。この場合、図8の成形モールド9の断面図に示すように、配風通路83を成形するための略H字形状突条部93をモールド底部に設けた底型モールド91と平坦内面の上型モールド92を使用し、200℃程度に加熱した底型モールド91と常温の上型モールド92を用いてそのキャビティ内に上記板状スラブを収納し加圧することで底型モールド91内の発泡状スラブが加熱溶融され、図に示すような略H字形状の配風通路83がスラブ裏面側82に形成される。
スラブの表面側72の送風路73は、上記配風通路83が形成されたスラブ61に、配風通路83に沿って打ち抜きやくり抜き加工等により穴開け加工することで、配風通路83と送風路73とが連通したスラブ61が得られる。
このスラブ61は、配風通路83の溝表面が高密度化され通路83を流動する空気のエアー漏れを防ぎ、またスラブの裏面側82の表面硬度も得られるので着座時の圧力による溝形状の変形を防ぎ空気の流動性を確保し、さらにスラブ表面側72はウレタンフォームの初期硬度を維持してソフトな表面状態を保つことができ空調シート1の座り心地を向上することができる。
(第の実施形態)
図9は、第の実施形態のクッションパッド54を成形する成形モールド94の断面図である。
クッションパッド54は、予め溝状の配風通路84とそれに連通する送風路74とを設けたスラブ64(例えば上記第1,2の実施形態で得られたスラブ6,61等)をクッションパッド本体55の発泡成形時にモールド94内のパッド本体のシート表面側95に配し、パッド本体55のウレタンフォームを発泡させパッド本体55と接着一体化するものである。
この発泡成形時には、図9に示すように、スラブ64裏面の配風通路84を覆う部分をポリエステル等のフィルム85で覆い、発泡するウレタンフォームが配風通路84内に侵入するのを防止し、通路84内の空気流動性を確保する必要がある。この発泡成形により、空気導入孔42と配風通路84とは閉塞されるので、図10に示すように、発泡成形後の空気導入孔42部分のフィルム85に連通穴43を開口することで、送風手段からの空気を空気導入孔42を通じてシート内に供給することができる。
この実施形態のクッションパッド54では、クッションパッド本体55の発泡成形時にスラブ64が同時に一体化されるので、別工程としてのパッド本体55の成形工程が省かれクッションパッド54の製造効率を向上し、低コスト化が図られる。
(第の実施形態)
の実施形態のクッションパッドは、予め溝状の配風通路とそれに連通する送風路とを設けたスラブ(例えば上記第1,2の実施形態で得られたスラブ6,6)を発泡成形後のクッションパッド本体のシート表面側に接着一体化するものである。
本実施形態のクッションパッドでは、予め発泡成形し得られたクッションパッド本体とスラブとが接着剤により一体化されるので、簡単な接着加工法により正確な位置に配風通路と送風路を設けたスラブが接着され、クッションパッドの製造効率を向上すると共にパッド内の通風路を確保し、空調シートの温度調整を確実なものとする。
以上説明したように、本発明のクッションパッドは、送風手段から供給される空気をパッド内に設けた通風路を通じてシートに送風する、主として自動車に用いられる車両用空調シートのクッション材として使用することができる。
実施形態の空調シートの横断面図である。 同上のシートクッションの縦断面図である。 実施形態の表側スラブ層の斜視図である。 実施形態の裏側スラブ層の斜視図である。 実施形態のシートクッションの平面図である。 の実施形態のスラブ断面図である。 のスラブの斜視図である。 第2の実施形態の熱圧縮加工のモールド断面図である。 の実施形態のクッションパッド成形のモールド断面図である。 の実施形態のクッションパッドの断面図である
符号の説明
1……空調シート
2……シートクッション
3……シートバック
4……通風路
5……クッションパッド
51……クッションパッド本体
52……シート表面側
6……スラブ
7……表側スラブ層
8……裏側スラブ層
10……表皮
11……シート表面
41……空気導入孔
41a……連通部
71……送風路
81……配風通路

Claims (5)

  1. シートに送風される空気を通す通風路を内部に設けた空調シート用のクッションパッドであって、
    前記クッションパッドが、発泡性樹脂材料よりなり、シートに送風する送風手段に通じてクッションパッド内に空気を導入するための空気導入孔を設けたクッションパッド本体と、該クッションパッド本体におけるシート表面側に配されたスラブとで構成され、
    前記空気導入孔は、前記クッションパッド本体のシート表面側に開口させて設けられ、
    前記スラブは、前記空気導入孔に連通され該連通部からシート表面に沿って延びる配風通路を備え、該配風通路が前記スラブの裏面側に設けられた溝により前記クッションパッド本体との間で形成されており前記スラブには前記配風通路の空気をシート表面に向けて送風する送風路が前記配風通路からシート表面に向かって複数設けられ、
    前記スラブが、表面側の第1スラブ層と裏面側の第2スラブとの2層構造をなし、前記第1スラブ層に当該スラブ層を貫通する前記送風路を設け、前記第2スラブ層に当該スラブ層を貫通する前記配風通路を設け、前記送風路と配風通路とが連通した状態に第1スラブ層と第2スラブ層とが積層一体化された
    ことを特徴とするクッションパッド。
  2. 前記スラブの第1スラブ層が第2スラブ層より低硬度である
    ことを特徴とする請求項に記載のクッションパッド。
  3. シートに送風される空気を通す通風路を内部に設けた空調シート用のクッションパッドであって、
    前記クッションパッドが、発泡性樹脂材料よりなり、シートに送風する送風手段に通じてクッションパッド内に空気を導入するための空気導入孔を設けたクッションパッド本体と、該クッションパッド本体におけるシート表面側に配されたスラブとで構成され、
    前記空気導入孔は、前記クッションパッド本体のシート表面側に開口させて設けられ、
    前記スラブは、前記空気導入孔に連通され該連通部からシート表面に沿って延びる配風通路を備え、該配風通路が前記スラブの裏面側に設けられた溝により前記クッションパッド本体との間で形成されており前記スラブには前記配風通路の空気をシート表面に向けて送風する送風路が前記配風通路からシート表面に向かって複数設けられ、
    前記スラブが1層構造に成形され、裏面側に前記配風通路が熱圧縮加工により設けられ、表面側に前記送風路が穴開け加工により前記配風通路に連通して設けられた
    ことを特徴とするクッションパッド。
  4. 前記スラブ裏面の前記配風通路をフィルムで覆い、クッションパッド本体の発泡成形により前記スラブを前記クッションパッド本体に一体化させ、その後前記フィルムに前記配風通路と前記空気導入孔とを連通する開口部を設けた
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のクッションパッド。
  5. 前記スラブを、発泡成形したクッションパッド本体に前記配風通路と前記空気導入孔とを連通して接着一体化した
    ことを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載のクッションパッド。
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