JP4347118B2 - 錠制御システム - Google Patents

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Description

本発明は携帯電話、PHS(Personal Handyphone System)等の移動通信端末によってロッカー等の錠を制御する錠制御システムに関し、特に公衆網を介した命令信号によって電子錠の開錠を行う錠制御システムに関する。
携帯電話等の移動通信端末から公衆網を介して命令信号を送ることによってロッカー等の錠を遠隔制御する技術が知られている。これによれば、鍵を紛失して開錠できなくなる心配もないとともに、鍵の紛失に対応して鍵を再作成したり錠を交換したりという作業も不要になり、更に使用料が通信業者を介して回収できるため投入されたコイン等の回収作業も不要になるという利点がある。
ところで、移動通信端末から公衆網を介して命令信号を送ることによってロッカー等の錠を遠隔制御する場合の問題点としては、ロッカー等の近くにいないにもかかわらず、誤って開錠要求を出してしまった場合の対処である。すなわち、この種の公衆網を介した錠の遠隔制御においては、所定の電話番号に対して移動通信端末から電話をかけることでロッカー等の閉錠/開錠の制御が行われるものであるが、移動通信端末のリダイアル機能によって誤って電話をかけてしまう可能性が高く、そのような場合にはロッカー等の至近距離にいて開錠を行おうとしているわけではないのに開錠されてしまい、セキュリティ上、大きな問題となる。
この点につき、GPS(Global Positioning System)等の位置検出システムを利用し、移動通信端末とロッカー等の制御対象との距離を判断し、この距離が許容範囲にある場合にのみ錠の制御を行うようにした技術が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2003−148017号公報
上述したように、従来は移動通信端末のリダイアル機能等に基づく誤動作防止のために位置情報を利用することが提案されていたが、GPSを利用する場合にはGPS機能を備えた移動通信端末であることが必須条件となるため、ロッカー等のサービスを利用できる移動通信端末が限られてしまうという問題があった。
また、無線基地局の位置登録機能を利用して移動通信端末の位置を検出することも可能であるが、通信事業者側から位置情報を取得したり、移動通信端末側に位置情報を取得して送信する機能を設けたりしなければならず、この場合もサービスを利用できる移動通信端末が限られてしまうという問題があった。更に、位置登録の精度を高めるためには、基地局のカバーエリアを小さくする必要があり、専用の基地局を設置したり、公衆基地局からの信号を遮蔽する等の措置が必要になり、コスト的な問題があった。
一方、移動通信端末からロッカー等の制御対象に直接に信号を送って錠の制御を行う方法も考えられ、この場合には受信可能範囲を制限しやすいという利点があるが、通話通信料の未納等によって本来サービスを受けられない者であっても錠の制御が行えてしまうという問題があった。
更に、移動通信端末が盗難等にあって不正に使用されると、ロッカー等が勝手に開けられてしまうことも考えられ、セキュリティ上問題であった。
本発明は上記の従来の問題点に鑑み提案されたものであり、その目的とするところは、至近距離からでない誤発信による誤動作を位置情報を必要とすることなく防止することができるとともに、通話通信料の未納等の移動通信端末からの利用を制限でき、更に盗難等に対するセキュリティを高めることのできる錠制御システムを提供することにある。
上記の課題を解決するため、本発明にあっては、請求項1に記載されるように、錠を備えた制御対象の近傍に存在する移動通信端末からの信号のみを受信する移動通信信号受信装置と、上記移動通信信号受信装置を介して上記移動通信端末から開錠要求を受けた場合、所定時間内に所定の開錠指示を受けた場合に上記制御対象の開錠を行う錠装置と、上記移動通信端末からの信号を基地局を介して受信し中継するとともに、利用が許可されていない上記移動通信端末からの信号の中継を拒否する通信網と、上記通信網を介して上記移動通信端末から開錠要求を受けた場合、設定された開錠可否に基づき、開錠可が設定されている場合に上記錠装置に上記開錠指示を送信する錠制御装置とを備えるようにしている。
また、請求項2に記載されるように、上記移動通信信号受信装置は、所定の電界強度以上の信号のみを受信するようにすることができる。
また、請求項3に記載されるように、上記移動通信信号受信装置は、上記制御対象の存在するエリアに対応するスクランブル復号化コードで復号化可能な信号のみを受信するようにすることができる。
また、請求項4に記載されるように、上記通信網は、上記移動通信端末毎に回線利用可否を設定した契約者情報データベースに基づいて中継の拒否を行い、上記錠制御装置は、上記移動通信端末および上記錠装置毎に開錠可否を設定した錠情報データベースに基づいて上記開錠指示を送信するようにすることができる。
また、請求項5に記載されるように、上記錠装置は、上記移動通信端末から開錠要求を受けた時点でタイマを動作させ、上記タイマが所定時間に達するまでに上記錠制御装置から開錠指示を受信した場合に上記制御対象の開錠を行うようにすることができる。
本発明にあっては、位置情報を必要とすることなく誤動作を防止することができるとともに、通話通信料の未納等の移動通信端末からの利用を制限でき、更に盗難等に対するセキュリティを高めることができる。
以下、本発明の好適な実施形態につき図面を参照して説明する。
図1は本発明の一実施形態にかかる錠制御システムの構成図である。図1において、移動通信端末2は利用者1の所持する携帯電話、PHS等の移動通信端末である。また、ロッカー3は駅構内等に設けられた制御対象の設備であり、その内部には、利用者1の所持する移動通信端末2からの発呼信号を受信する移動通信信号受信装置4と、ロッカー3の鍵の制御を行う錠装置5とが設けられ、移動通信信号受信装置4と錠装置5は互いに接続されている。更に、錠装置5には周辺基地局スクランブルコードデータベース6とロッカー情報データベース7とが接続されている。
ここで、移動通信信号受信装置4は制御対象であるロッカー3の近傍に存在する移動通信端末2からの信号のみを受信するようになっており、より具体的には、所定の電界強度以上の信号のみを受信することにより実現する場合と、制御対象であるロッカー3の存在する基地局エリアに対応するスクランブル復号化コードを周辺基地局スクランブルコードデータベース6から得て、これによって復号化可能な発呼信号のみを受信することにより実現する場合とがあり、これらを併用してもよい。ここで、スクランブル復号化コードは隣接する基地局エリアとの干渉を防止するためにエリア毎に異なるものが割り当てられるものであり、移動通信端末2は最寄の基地局との間の位置登録と連動して割り当てられたスクランブル復号化コードで発呼信号を送出するため、その一致をもって移動通信端末2の存在する基地局エリアを限定することができる。そして、移動通信端末2から移動通信信号受信装置4に直接に信号が到達するということと相俟って、移動通信端末2が近傍に存在することを確認することができる。
また、錠装置5は、移動通信端末2から移動通信信号受信装置4を介して開錠要求を受けた場合、所定時間内に後述する錠制御装置11から開錠指示を受けた場合にロッカー3の開錠を行う機能を有している。なお、ロッカー情報データベース7は利用者1の所持する移動通信端末2と対応付けられたロッカー3内の個々のロッカー番号との対応を管理するためのものである。
一方、基地局8A、8Bは制御対象であるロッカー3の近辺に存在する無線基地局であり、公衆網である通信網9に接続されている。ここで、通信網9は、基地局8A等を介して受信した移動通信端末2からの信号を中継するとともに、契約者情報データベース10を参照することで、通話通信料金の未納等によって利用が許可されていない利用者1の所持する移動通信端末2からの信号の中継を拒否する機能を有している。
また、通信網9には錠制御装置11が接続されており、この錠制御装置11は、通信網9を介して移動通信端末2から開錠要求を受けた場合、錠情報データベース12を参照し、開錠可が設定されている場合にロッカー3内の錠装置5に開錠指示を送信する機能を有している。なお、錠情報データベース12には、移動通信端末2の盗難にあった利用者1からの申告もしくは本人アクセスによって開錠否等の情報が設定されるものである。
図2は移動通信端末の発呼信号の内容を示す図であり、移動通信端末2の電話番号を示す発番と、宛先電話番号を示す着番と、その他の付加情報とを含んでいる。
図3は各種データベースの格納情報の例を示す図である。(a)は周辺基地局スクランブルコードデータベース6の格納情報の例であり、最寄の基地局8A、8Bに対応するスクランブル復号化コードA,Bが格納されている。(b)はロッカー情報データベース7の格納情報の例であり、ロッカー番号とそのロッカー番号を使用している利用者1の移動通信端末2の電話番号とが対応付けられて格納されている。(c)は契約者情報データベース10の格納情報の例であり、利用者1の移動通信端末2の電話番号と通話通信料金の未納等による回線利用可否とが対応付けられて格納されている。(d)は錠情報データベース12の格納情報の例であり、利用者1の移動通信端末2の電話番号と、ロッカー3の錠装置5を識別する錠装置番号と、移動通信端末2の盗難等に基づく開錠可否とが対応付けられて格納されている。
以下、上記の実施形態の動作について説明する。
図4は正常に開錠が行われる場合の処理を示すフローチャートである。
先ず、前提となる処理として、利用者1が自己の移動通信端末2の通話通信料金の未納等を行っていない場合には、通信網9において契約者情報データベース10に「回線利用可」が設定され(ステップS101)、利用者1が自己の移動通信端末2の盗難等に基づく申請等を行っていない場合には、錠制御装置11において錠情報データベース12に「開錠可」が設定される(ステップS102)。
この状態で、移動通信端末2から移動通信信号受信装置4および通信網9に向けて発呼信号が送信されると(ステップS103)、移動通信信号受信装置4では、受信した発呼信号を周辺基地局スクランブルコードデータベース6に登録されているスクランブル復号化コードによって復号化を行い(ステップS104)、復号化できた場合には受信データを錠装置5に与える(ステップS105)。また、受信電界強度により移動通信端末2の範囲を限定している場合には、スクランブル復号化コードでの復号化(ステップS104)を省略することができる。なお、所定範囲外からの発呼信号はそもそも受信されないので、以下の処理に進むことはない。
錠装置5では移動通信信号受信装置4から受け取った受信データに含まれる着番が開錠要求のためのセンター番号であるか否かを判断し(ステップS106)、センター番号である場合には、続いて、受信データに含まれる発番がロッカー情報データベース7に登録されているか否かを判断する(ステップS107)。
ここでは、正常動作として、着番がセンター番号であり、発番がロッカー情報データベース7に登録されているものとすると、錠装置5では発番毎に設けられる発番タイマを起動し(ステップS108)、錠制御装置11より通信網9を介して開錠指示信号の受信を監視する状態に入る(ステップS109)。
一方、移動通信端末2からの発呼信号(ステップS103)を受信した通信網9では、発呼信号に含まれる発番から契約者情報データベース10を参照して回線を利用できるか否かを判断し(ステップS110)、利用できる場合には錠制御装置11に呼出信号を送信する(ステップS111)。
通信網9から呼出信号を受信した錠制御装置11では、呼出信号から発番を取得し(ステップS112)、その発番が錠情報データベース12に登録されているか否かを判断する(ステップS113)。
ここでは、正常動作として、発番が錠情報データベース12に登録されているものとすると、錠制御装置11では、続いて、錠情報データベース12にその発番にかかる開錠許可がされているか否かを判断する(ステップS114)。この場合、既に錠情報データベース12に開錠許可が設定(ステップS102)されているため、錠制御装置11は発番を基に錠情報データベース12から錠装置番号を取得し(ステップS115)、通信網9を介して該当する錠装置5に開錠指示信号を送信する(ステップS116)。
錠制御装置11から開錠指示信号を受信した錠装置5では、開錠指示信号の受信のチェック(ステップS109)を経て、開錠指示信号から発番を取得し(ステップS117)、取得した発番に対応する発番タイマを停止し(ステップS118)、発番タイマが所定の有効時間内に停止したか否かを判断する(ステップS119)。
ここでは、正常動作として、発番タイマが所定の有効時間内に停止したものとすると、錠装置5では、発番を基にロッカー情報データベース7からロッカー番号を取得し(ステップS120)、続いてロッカー番号が一つであるか否かを判断し(ステップS121)、一つである場合には直接に、複数である場合には取得したロッカー番号の表示(ステップS122)およびロッカー番号の入力(ステップS123)を経て、そのロッカー番号の電子錠を開錠する(ステップS124)。
次に、図5は通話通信料金未納等によって開錠が許否される場合の処理を示すフローチャートである。
先ず、前提となる処理として、利用者1が自己の移動通信端末2の通話通信料金の未納等を行っている場合には、通信網9において契約者情報データベース10に「回線利用否」が設定され(ステップS201)、利用者1が自己の移動通信端末2の盗難等に基づく申請等を行っていない場合には、錠制御装置11において錠情報データベース12に「開錠可」が設定される(ステップS202)。
この状態で、移動通信端末2から移動通信信号受信装置4および通信網9に向けて発呼信号が送信されると(ステップS203)、移動通信信号受信装置4では、受信した発呼信号を周辺基地局スクランブルコードデータベース6に登録されているスクランブル復号化コードによって復号化を行い(ステップS204)、復号化できた場合には受信データを錠装置5に与える(ステップS205)。
錠装置5では移動通信信号受信装置4から受け取った受信データに含まれる着番が開錠要求のためのセンター番号であるか否かを判断し(ステップS206)、センター番号である場合には、続いて、受信データに含まれる発番がロッカー情報データベース7に登録されているか否かを判断する(ステップS207)。
ここでは、着番がセンター番号であり、発番がロッカー情報データベース7に登録されているものとすると、錠装置5では発番毎に設けられる発番タイマを起動し(ステップS208)、錠制御装置11より通信網9を介して開錠指示信号の受信を監視する状態に入る(ステップS209)。
一方、移動通信端末2からの発呼信号(ステップS203)を受信した通信網9では、発呼信号に含まれる発番から契約者情報データベース10を参照して回線を利用できるか否かを判断するが(ステップS210)、契約者情報データベース10にはその発番に対する回線利用否が既に設定(ステップS201)されているため、判断結果は否定的なものとなり、発呼信号による要求を破棄する(ステップS211)。なお、通信網9は要求を破棄するだけで、何らかの信号を送信する等の処理は行わない。
錠装置5では発番タイマの起動(ステップS208)の後、開錠指示信号の受信待ちの状態にあるが(ステップS209)、所定時間を経過しても開錠指示信号を受信しないためタイムアップし、発呼信号による要求を破棄する(ステップS212)。
以上の動作により、通話通信料金の未納等を行っている利用者1が不正に開錠を行うことを防止することができる。
次に、図6は移動通信端末の盗難等に基づく利用者の設定によって開錠が許否される場合の処理を示すフローチャートである。
先ず、前提となる処理として、利用者1が自己の移動通信端末2の通話通信料金の未納等を行っていない場合には、通信網9において契約者情報データベース10に「回線利用可」が設定され(ステップS301)、利用者1が自己の移動通信端末2の盗難等に基づく申請等を行っている場合には、錠制御装置11において錠情報データベース12に「開錠否」が設定される(ステップS302)。
この状態で、移動通信端末2から移動通信信号受信装置4および通信網9に向けて発呼信号が送信されると(ステップS303)、移動通信信号受信装置4では、受信した発呼信号を周辺基地局スクランブルコードデータベース6に登録されているスクランブル復号化コードによって復号化を行い(ステップS304)、復号化できた場合には受信データを錠装置5に与える(ステップS305)。
錠装置5では移動通信信号受信装置4から受け取った受信データに含まれる着番が開錠要求のためのセンター番号であるか否かを判断し(ステップS306)、センター番号である場合には、続いて、受信データに含まれる発番がロッカー情報データベース7に登録されているか否かを判断する(ステップS307)。
ここでは、着番がセンター番号であり、発番がロッカー情報データベース7に登録されているものとすると、錠装置5では発番毎に設けられる発番タイマを起動し(ステップS308)、錠制御装置11より通信網9を介して開錠指示信号の受信を監視する状態に入る(ステップS309)。
一方、移動通信端末2からの発呼信号(ステップS303)を受信した通信網9では、発呼信号に含まれる発番から契約者情報データベース10を参照して回線を利用できるか否かを判断し(ステップS310)、利用できる場合には錠制御装置11に呼出信号を送信する(ステップS311)。
通信網9から呼出信号を受信した錠制御装置11では、呼出信号から発番を取得し(ステップS312)、その発番が錠情報データベース12に登録されているか否かを判断する(ステップS313)。
ここでは、発番が錠情報データベース12に登録されているものとすると、錠制御装置11では、続いて、錠情報データベース12にその発番にかかる開錠許可がされているか否かを判断するが(ステップS314)、錠情報データベース12にはその発番に対して開錠否が設定(ステップS302)されているため、判断結果は否定的なものとなり、発呼信号による要求を破棄する(ステップS315)。なお、錠制御装置11は要求を破棄するだけで、何らかの信号を送信する等の処理は行わない。
錠装置5では発番タイマの起動(ステップS308)の後、開錠指示信号の受信待ちの状態にあるが(ステップS309)、所定時間を経過しても開錠指示信号を受信しないためタイムアップし、発呼信号による要求を破棄する(ステップS316)。
以上の動作により、盗難等によって移動通信端末2が不正に操作されても、開錠されてしまうことを防止することができる。
以上、本発明の好適な実施の形態により本発明を説明した。ここでは特定の具体例を示して本発明を説明したが、特許請求の範囲に定義された本発明の広範な趣旨および範囲から逸脱することなく、これら具体例に様々な修正および変更を加えることができることは明らかである。すなわち、具体例の詳細および添付の図面により本発明が限定されるものと解釈してはならない。
本発明の一実施形態にかかる錠制御システムの構成図である。 移動通信端末の発呼信号の内容を示す図である。 各種データベースの格納情報の例を示す図である。 正常に開錠が行われる場合の処理を示すフローチャートである。 通話通信料金未納等によって開錠が許否される場合の処理を示すフローチャートである。 移動通信端末の盗難等に基づく利用者の設定によって開錠が許否される場合の処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1 利用者
2 移動通信端末
3 ロッカー
4 移動通信信号受信装置
5 錠装置
6 周辺基地局スクランブルコードデータベース
7 ロッカー情報データベース
8A 基地局
8B 基地局
9 通信網
10 契約者情報データベース
11 錠制御装置
12 錠情報データベース

Claims (5)

  1. 錠を備えた制御対象の近傍に存在する移動通信端末からの信号のみを受信する移動通信信号受信装置と、
    上記移動通信信号受信装置を介して上記移動通信端末から開錠要求を受けた場合、所定時間内に所定の開錠指示を受けた場合に上記制御対象の開錠を行う錠装置と、
    上記移動通信端末からの信号を基地局を介して受信し中継するとともに、利用が許可されていない上記移動通信端末からの信号の中継を拒否する通信網と、
    上記通信網を介して上記移動通信端末から開錠要求を受けた場合、設定された開錠可否に基づき、開錠可が設定されている場合に上記錠装置に上記開錠指示を送信する錠制御装置とを備えたことを特徴とする錠制御システム。
  2. 上記移動通信信号受信装置は、所定の電界強度以上の信号のみを受信することを特徴とする請求項1に記載の錠制御システム。
  3. 上記移動通信信号受信装置は、上記制御対象の存在するエリアに対応するスクランブル復号化コードで復号化可能な信号のみを受信することを特徴とする請求項1または2のいずれか一項に記載の錠制御システム。
  4. 上記通信網は、上記移動通信端末毎に回線利用可否を設定した契約者情報データベースに基づいて中継の拒否を行い、
    上記錠制御装置は、上記移動通信端末および上記錠装置毎に開錠可否を設定した錠情報データベースに基づいて上記開錠指示を送信することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の錠制御システム。
  5. 上記錠装置は、上記移動通信端末から開錠要求を受けた時点でタイマを動作させ、上記タイマが所定時間に達するまでに上記錠制御装置から開錠指示を受信した場合に上記制御対象の開錠を行うことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の錠制御システム。
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