JP4346007B2 - ベルトコンベヤの仕分け装置 - Google Patents
ベルトコンベヤの仕分け装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4346007B2 JP4346007B2 JP2002198365A JP2002198365A JP4346007B2 JP 4346007 B2 JP4346007 B2 JP 4346007B2 JP 2002198365 A JP2002198365 A JP 2002198365A JP 2002198365 A JP2002198365 A JP 2002198365A JP 4346007 B2 JP4346007 B2 JP 4346007B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- swivel
- conveyor
- motor
- type conveyor
- belt
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Images
Landscapes
- Branching, Merging, And Special Transfer Between Conveyors (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばベルトコンベヤ及びローラコンベヤの搬送ライン間及びコンベヤ末端に配置された小型をなす高速位置決め用減速機付モータを収納した旋回装置を旋回制御用に使用するベルトコンベヤの仕分け装置に関するものである。
【従来の技術】
従来、例えばエヤシリンダーによりコンベヤ本体を軸受けで支えた旋回台をシリンダーのストロークを利用して旋回の角度を変え、もって水平方向へ旋回制御可能に角度を変えたベルトコンベヤの仕分け装置、また、前記コンベヤ本体における搬送ベルト
の幅方向と走行方向の長さをほぼ同一の長さにして略正方形状とした仕分け装置は一般に知られている。
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来のベルトコンベヤ仕分け装置では、前述のごとくエヤシリンダーを駆動源として使用する装置が多く、そのため仕分け(旋回)の高速処理能力に限界が生ぜざるを得なかった。
【0002】
すなわち、このような従来の装置ではベルトコンベヤラインの幅方向両側方向にいわゆる搬送台を旋回させることが出来ず、よって片方のみの仕分け処理しかできないものであった。そして、そのため分けラインの長さの短縮が出来ないとの課題があった。
【0003】
さらに従来の装置では前記旋回させる搬送台下方に設置したモータ等の駆動源が比較的大型化しており、場所をとるものとなって、その結果搬送ラインメンテナンスが困難との課題もあった。
かくして本発明は前記従来の課題に対処すべく案出されたものであり、小型の高速位置決め用減速機付モーターを収納した旋回装置を用い、仕分け操作の高速処理を可能に、すなわち、ベルトコンベヤラインの直進方向および左右40度の傾斜方向、さらには左右100度の傾斜方向の5ケ所方向に旋回制御可能とし、そのためベルトコンベヤラインにおいて仕分けユニット数を減少でき、いわゆる前記高速位置決め用減速機付モーターの本体自体がシンプルでコンパクトな小型の為、該モータの本体取り付位置周辺に大きな空間を保持でき、もって当該部位のメンテナンスが容易となり、また、旋回可能とされた旋回型コンべヤ本体自体の軽量化をはかっているため、前記高速位置決め用減速機付きモーターの中空軸状をなす駆動軸上に前記旋回する旋回型コンベヤ本体の重心を持たせることができ、もってこれによって旋回型コンベヤ本体の迅速、かつ正確な旋回が期待でき、さらには前記モーターの空洞部構造部分を利用して電源ケーブルや信号ケーブルなどを上部から下部ヘスムーズに配線を行えるなどの利点を有するベルトコンベヤの仕分け装置を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
本発明によるベルトコンベヤの仕分け装置は、ベルトコンベヤの搬送ライン間あるいはベルトコンベヤの末端部に配置可能とされ、
ベルトコンベヤラインベース上には、従来品に比して約2分の1となる約126ミリ程度と高さが短尺に構成され、かつ略円柱状に形成された小型の高速位置決め用減速機付きモータが、軸心方向を垂直方向に向けて収納された旋回装置が設置され、
該旋回装置は、前記略円柱状をなし、外径約178ミリの高速位置決め用減速機付きモータを格納する外径が約188ミリ程度とされた円筒状をなす格納枠体を備えて、該旋回装置設置周辺近傍位置に何らの付属器具も突設させず、かつ広い空間を確保可能とし、
該旋回装置の上面には、前記小型をなす高速位置決め用減速機付きモータの駆動軸が上側に向けて張り出して形成され、
該駆動軸の上面には、旋回型コンベヤ本体を固定載置した旋回台が、水平方向旋回自在に、かつ板状のアルミニウム製防振用部材を介して連結され、
旋回型コンベヤ本体を固定載置した旋回台は、旋回型コンベヤ本体の重心位置で前記駆動軸に直結して軸支されてなり、
前記小型の高速位置決め用減速機付きモータは、上下方向に貫通する円筒状空洞部を中央位置に有して形成されて前記上側に張り出すモータの駆動軸についても、リング状をなして旋回可能な中央部が空洞化された中空軸として構成されると共に、垂直方向を軸心方向として設置されて前記旋回台の水平左右方向への迅速確実な旋回制御を可能としてなり、
前記旋回型コンベヤ本体は、走行方向後端側に設けられたドライブドラムと走行方向先端側に設けられた通常ドラムと両ドラム間に巻回された搬送ベルトとを備え、
前記ドライブドラムと通常ドラムは軽量のアルミニウム製中空ドラムとして形成されると共に、前記両ドラム間に巻回される搬送ベルトの走行方向長さは幅方向長さの略2倍以上として長尺に構成され、該コンベヤ本体の走行方向後端部から先端部に向かい走行方向長さの略3分の1の箇所には、前記コンベア本体の重心位置が位置するよう設定され、該重心位置に前記駆動軸が連結され、
前記旋回型コンベヤ本体は、前記重心位置に連結された駆動軸を旋回軸として、ベルトコンベヤライン直進方向、左右40度傾斜方向、左右100度傾斜方向の5ケ所方向に旋回制御可能とされ、
旋回型コンベヤ本体の走行方向後端部端面と対向するベルトコンベヤライン部との間には、両者間の隙間を埋めるべく、前記旋回型コンベヤ本体の走行方向後端部側において、旋回型コンベヤ本体の幅方向両端から中央に向かい、略山状に張り出す第1補助板が設けられ、旋回型コンベヤ本体の幅方向両側部には、前記第1補助板の山状外周辺の延長線上に位置し、前記山状外周辺に続いて、前記山状外周辺と共に、略直線状になるように一辺が形成された、前記旋回型コンベヤ本体の幅方向両側部から外側に、略三角形状の形状をなして張り出す張り出し片を有する第2補助板が設けられ、
旋回型コンベヤ本体の走行方向後方側に位置する前記ベルトコンベヤ上面までの高さは、前記旋回型コンベヤ本体上面までの高さより若干高く構成され、旋回型コンベヤ本体の走行方向前方側に位置するベルトコンベヤ上面までの高さは、前記旋回型コンベヤ本体上面までの高さより若干低く構成されてなり、
前記中央部が空洞化された中空軸の駆動軸を有する高速位置決め用減速機付きモータの中央部に設けられた空洞部は、旋回型コンベヤ本体の搬送ベルト駆動用機器の配線類が配線収納されてなる配線路とされた、
ことを特徴とするものである。
【発明の実施の形態】
以下、図に基づいて本発明に係る装置の一実施の態様について説明する。
【0004】
図1から理解されるように、ベルトコンベヤ1の所定搬送ライン間には、図示するような仕分け装置2が設置されている。なお、図示してはいないが、所定搬送ラインの末端部に当該仕分け装置2を設置しても構わない。
【0005】
また、図1から理解されるように、仕分け装置2の走行方向後方側に位置するベルトコンベヤ1の高さは前記仕分け装置2より若干高く、仕分け装置2の走行方向前方側に位置するベルトコンベヤ1の高さは前記仕分け装置2より若干低く構成されている。
【0006】
もって、これによりベルトコンベヤライン上を走行する被搬送物は隙間等に引っ掛かることなくスムーズに搬送されるものとなる。
【0007】
仕分け装置2は、ベルトコンベヤラインベース3上に設置される小型の高速位置決め用減速機付きモータ4を収納した旋回装置21と、その上側に設けられた板状の防振用部材5と、該防振用部材5の上面に載置される旋回型コンベヤ本体6と、前記防振用部材5付き旋回型コンベヤ本体6を水平方向に向けて旋回可能に軸支する小型の高速位置決め用減速機付きモータ4の駆動軸7を備えて構成されている。
【0008】
ここで、旋回装置21に収納された小型の高速位置決め用減速機付きモータ4は従来に比して約2分の1とその高さが比較的短尺に構成され、かつ略円柱状をなして形成されており、その中央部には上下方向に貫通する円筒状空洞部8が設けられている。
【0009】
そして、この空洞部8内は高速位置決め用減速機付きモータ4を収納した旋回装置21の上部に設置される旋回型コンベヤ本体6の搬送用駆動モータ9等の電源ケーブルや信号ケーブルを上部から下部ヘスムーズに配線収納するよういわゆる配線路として用いられる。
符号10は前記高速位置決め用減速機付きモータ4を格納する格納枠体であり、円柱状をなす高速位置決め用減速機付きモータ4を格納してベルトコンベヤラインベース3上に設置されている。しかして、その外形は円筒状をなし、その外径は約188ミリ程度とされている。
【0010】
この様に、前記旋回装置21は小型の高速減速機付きモータ4と該小型の高速減速機付きモータ4を収納する格納枠体10とを有して構成される。
【0011】
当該格納枠体10の上方には高速位置決め用減速機付きモータ4の駆動軸7が垂直方向を軸心方向として張り出しており、該駆動軸7に旋回型コンベヤ本体6がアルミニウム製の板状防振用部材5を介して旋回可能に連結されている。
【0012】
前述のように駆動軸7は、その軸心方向が垂直方向に向かうように設置され、かつ中央部が空洞化された、いわゆる中空軸として構成される。
【0013】
しかして、前記旋回装置21内に収納される高速位置決め用減速機付きモータ4の高さは約126ミリ程度にすることができ、従来品に比して約2分の1の高さとなっている。さらにその外径は約178ミリとされ、全体として小型化が図られている。
【0014】
本発明で使用される小型をなす高速減速機付きモータ4の一例を挙げれば、ハーモニックドライブ社製「FH2000」シリーズの高速減速機付きモータがあげられる。
【0015】
ここで、旋回型コンベヤ本体6は図1に示すように走行方向後端部側に設けられたドライブドラム11と走行方向先端部側に設けられた通常ドラム12と両ドラム11,12間に巻回された搬送ベルト13とを備える。
尚、前記両ドラム11,12間に巻回される搬送ベルト13の走行方向の長さは、幅方向長さの略2倍以上として長尺に構成されている。
【0016】
一例を挙げれば、搬送ベルト13の幅は約350ミリ、長手方向の長さは約700ミリとされる。
【0017】
そしてこの搬送ベルト13の下側には搬送ベルト13駆動用のモータ9が箱型収納ケース状をなす旋回台15に収納されて設置されており、前記駆動用モータ9からの駆動力は伝動プーリー16を介してドライブドラム11に伝えられ、該ドライブドラム11と通常ドラム12との間で搬送ベルト13が搬送、回動するよう構成されている。
【0018】
ここで、前記ドライブドラム11と通常ドラム12は図1乃至図3から理解されるように軽量のアルミニウム製中空ドラムとして形成されて、かなりの軽量化が図られ、またドライブドラム11と通常ドラム12間の搬送ベルト13及び駆動モータ9が収納された旋回台15を含めた旋回型コンベヤ本体6の重心位置に前記駆動軸7が直結して軸支する構成となっている。
【0019】
ところで、前記旋回型コンベヤ本体6の重心位置の決定につき述べると、前記両ドラム11,12間に巻回される搬送ベルト13の走行方向の長さは、従来搬送ベルト13の幅方向の長さと走行方向の長さがほぼ同様であったのと異なり、前記の通り、幅方向長さの略2倍以上として長尺に構成される。
【0020】
そして、この長尺の搬送ベルト13を有するコンベヤ本体6につき、その後端部側から先端部側に向かって走行方向長さの3分の1の箇所に重心位置が位置するように設定した。
【0021】
これにより図5乃至図8に示すように左右に40度旋回するだけでベルトコンベヤの幅方向端部に衝突させることなく被搬送物を迅速に仕分けできる。
【0022】
すなわち、前記旋回型コンベヤ本体6、特にドライブドラム11、通常ドラム12及び両ドラム11,12間に巻回された搬送ベルト13などがぶれた揺れ方をせずに中空軸たる駆動軸7を中心軸としてスムーズに回動させることが出来、左右方向への迅速、確実な旋回制御が可能となっている。
【0023】
また、図1から理解されるように、本発明による仕分け装置2では収納された高速減速機付きモータ4が小型故に、その周辺近傍位置に何らの付属器具も突設されておらず、かなり広い空間Pが確保されている。
【0024】
この空間Pを利用することにより仕分け装置2、特に駆動用モータ9あるいは高速位置決め用減速機付きモータ4などのメンテナンスが容易に行えるものとなっている。
図4乃至図10は旋回型コンベヤ本体6の旋回制御状態を示す説明図であり、図4では左右の旋回制御はなされずベルトコンベヤライン直進方向に搬送される構成が示されている。
【0025】
次いで図5では旋回型コンベヤ本体6が波線の矢印の方向(直進方向に向かって右側40度傾斜方向)から実線の矢印(直進方向に向かって左側40度傾斜方向)に旋回制御された状態が説明されている。
【0026】
また、図6では、図5の状態をさらに詳細に説明したものでベルトコンベヤラインから仕分けされて分岐する左右のコンベヤラインが示されている。
図7では旋回型コンベヤ本体6が波線の矢印の方向(ベルトコンベヤライン直進方向)から実線の矢印(直進方向に向かって左側40度傾斜方向)に旋回制御された状態が、図8では、旋回型コンベヤ本体6が波線の矢印の方向(ベルトコンベヤライン直進方向)から実線の矢印(直進方向に向かって右側40度傾斜方向)に旋回制御された状態が説明されている。
【0027】
さらに図9では旋回型コンベヤ本体6が波線の矢印の方向(ベルトコンベヤライン直進方向あるいは直進方向に向かって左側40度傾斜方向)から実線の矢印(直進方向に向かって左側40度傾斜方向あるいは直進方向に向かって左側100度傾斜方向)に旋回制御された状態が説明されており、図10では旋回型コンベヤ本体6が波線の矢印の方向(ベルトコンベヤライン直進方向あるいは直進方向に向かって右側40度傾斜方向)から実線の矢印(直進方向に向かって右側40度傾斜方向あるいは直進方向に向かって右側100度傾斜方向)に旋回制御された状態が説明されている。
【0028】
このように本発明による仕分け装置2では高速位置決め用減速機付きモータ4を使用することにより、ベルトコンベヤライン直進方向、直進方向から左右40度傾斜方向、直進方向から左右100度傾斜方向の合計5ケ所の方向に旋回制御か確実に迅速に行えるものとなっている。
【0029】
なお、図4等から理解されるように、旋回型コンベヤ本体6の進行方向の後端部端面と該端面と対向するベルトコンベヤライン部17との隙間18には該両者間の隙間18を塞ぐべく旋回型コンベヤ本体6の幅方向中央位置から両端側に向かって略山状に張り出す第1補助板19が設けられ、さらに旋回型コンベヤ本体6の幅方向両端部側には前記第1補助板19の山状外周辺の延長線上において略直線になるよう張り出す第2補助板20,20が各々設けられており、旋回型コンベヤ本体6上に搬送されてきた被搬送物が左右に仕分けられる際、障害物に邪魔されることなくスムーズ、確実に仕分け搬送できるように構成されている。
【発明の効果】
かくして本発明は以上の構成よりなる。
【0030】
そして、本発明によるコンベヤラインの仕分け装置であれば、該仕分け装置の旋回に高速位置決め用減速機付モーターを用いることにより、仕分け操作の高速処理を可能に、すなわち、ベルトコンベヤラインの直進方向および左右40度の傾斜方向、さらには左右100度の傾斜方向の5ケ所方向に旋回制御を迅速、確実に行うことが出来、そのためベルトコンベヤラインにおいて仕分けユニット数を大幅に減少することが出来る。
【0031】
また、いわゆる前記高速位置決め用減速機付モーターの本体自体がシンプルでコンパクトな為、該モータの本体取り付位置周辺に大きな空間を保持でき、もって当該部位のメンテナンスをきわめて容易に行うことが出来る。
【0032】
さらに、旋回可能とされた旋回型コンべヤ本体の軽量化をはかり、かつその後端部側から先端部に向かい走行方向3分1の箇所に重心位置を定め、該重心位置に高速位置決め用減速機付きモーターの駆動軸を連結しているために旋回型コンベヤ本体の迅速、かつ正確な旋回が可能となっている。
【0033】
また前記モーターの空洞部構造部分を利用して電源ケーブルや信号ケーブルなどを上部から下部ヘスムーズに配線を行えるなど優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成を説明する構成説明図である。
【図2】ドライブドラムの構成を説明する説明図である。
【図3】通常ドラムの構成を説明する説明図である。
【図4】本発明の使用状態を説明する使用状態説明図(その1)である。
【図5】本発明の使用状態を説明する使用状態説明図(その2)である。
【図6】本発明の使用状態を説明する使用状態説明図(その3)である。
【図7】本発明の使用状態を説明する使用状態説明図(その4)である。
【図8】本発明の使用状態を説明する使用状態説明図(その5)である。
【図9】本発明の使用状態を説明する使用状態説明図(その6)である。
【図10】本発明の使用状態を説明する使用状態説明図(その7)である。
【符号の説明】
1 ベルトコンベヤ
2 仕分け装置
3 ベルトコンベヤラインベース
4 高速位置決め用減速付きモータ
5 防振用部材
6 旋回型コンベヤ本体
7 駆動軸
8 円筒状空洞部
9 搬送用駆動モータ
10 格納枠体
11 ドライブドラム
12 通常ドラム
13 搬送ベルト
15 旋回台
16 伝動プーリー
17 対向するベルトコンベヤライン部
18 隙間
19 第1補助板
20 第2補助板
21 旋回装置
P 空間
Claims (1)
- ベルトコンベヤの搬送ライン間あるいはベルトコンベヤの末端部に配置可能とされ、
ベルトコンベヤラインベース上には、従来品に比して約2分の1となる約126ミリ程度と高さが短尺に構成され、かつ略円柱状に形成された小型の高速位置決め用減速機付きモータが、軸心方向を垂直方向に向けて収納された旋回装置が設置され、
該旋回装置は、前記略円柱状をなし、外径約178ミリの高速位置決め用減速機付きモータを格納する外径が約188ミリ程度とされた円筒状をなす格納枠体を備えて、該旋回装置設置周辺近傍位置に何らの付属器具も突設させず、かつ広い空間を確保可能とし、
該旋回装置の上面には、前記小型をなす高速位置決め用減速機付きモータの駆動軸が上側に向けて張り出して形成され、
該駆動軸の上面には、旋回型コンベヤ本体を固定載置した旋回台が、水平方向旋回自在に、かつ板状のアルミニウム製防振用部材を介して連結され、
旋回型コンベヤ本体を固定載置した旋回台は、旋回型コンベヤ本体の重心位置で前記駆動軸に直結して軸支されてなり、
前記小型の高速位置決め用減速機付きモータは、上下方向に貫通する円筒状空洞部を中央位置に有して形成されて前記上側に張り出すモータの駆動軸についても、リング状をなして旋回可能な中央部が空洞化された中空軸として構成されると共に、垂直方向を軸心方向として設置されて前記旋回台の水平左右方向への迅速確実な旋回制御を可能としてなり、
前記旋回型コンベヤ本体は、走行方向後端側に設けられたドライブドラムと走行方向先端側に設けられた通常ドラムと両ドラム間に巻回された搬送ベルトとを備え、
前記ドライブドラムと通常ドラムは軽量のアルミニウム製中空ドラムとして形成されると共に、前記両ドラム間に巻回される搬送ベルトの走行方向長さは幅方向長さの略2倍以上として長尺に構成され、該コンベヤ本体の走行方向後端部から先端部に向かい走行方向長さの略3分の1の箇所には、前記コンベア本体の重心位置が位置するよう設定され、該重心位置に前記駆動軸が連結され、
前記旋回型コンベヤ本体は、前記重心位置に連結された駆動軸を旋回軸として、ベルトコンベヤライン直進方向、左右40度傾斜方向、左右100度傾斜方向の5ケ所方向に旋回制御可能とされ、
旋回型コンベヤ本体の走行方向後端部端面と対向するベルトコンベヤライン部との間には、両者間の隙間を埋めるべく、前記旋回型コンベヤ本体の走行方向後端部側において、旋回型コンベヤ本体の幅方向両端から中央に向かい、略山状に張り出す第1補助板が設けられ、旋回型コンベヤ本体の幅方向両側部には、前記第1補助板の山状外周辺の延長線上に位置し、前記山状外周辺に続いて、前記山状外周辺と共に、略直線状になるように一辺が形成された、前記旋回型コンベヤ本体の幅方向両側部から外側に、略三角形状の形状をなして張り出す張り出し片を有する第2補助板が設けられ、
旋回型コンベヤ本体の走行方向後方側に位置する前記ベルトコンベヤ上面までの高さは、前記旋回型コンベヤ本体上面までの高さより若干高く構成され、旋回型コンベヤ本体の走行方向前方側に位置するベルトコンベヤ上面までの高さは、前記旋回型コンベヤ本体上面までの高さより若干低く構成されてなり、
前記中央部が空洞化された中空軸の駆動軸を有する高速位置決め用減速機付きモータの中央部に設けられた空洞部は、旋回型コンベヤ本体の搬送ベルト駆動用機器の配線類が配線収納されてなる配線路とされた、
ことを特徴とするベルトコンベヤの仕分け装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002198365A JP4346007B2 (ja) | 2002-07-08 | 2002-07-08 | ベルトコンベヤの仕分け装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002198365A JP4346007B2 (ja) | 2002-07-08 | 2002-07-08 | ベルトコンベヤの仕分け装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004035241A JP2004035241A (ja) | 2004-02-05 |
JP4346007B2 true JP4346007B2 (ja) | 2009-10-14 |
Family
ID=31705834
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002198365A Expired - Lifetime JP4346007B2 (ja) | 2002-07-08 | 2002-07-08 | ベルトコンベヤの仕分け装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4346007B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4340707B2 (ja) | 2005-04-11 | 2009-10-07 | 株式会社クレハ | 糸状菌胞子の製造方法 |
DK176551B1 (da) | 2006-05-24 | 2008-08-04 | Univeyor As | Transportörsystem til system af emner |
JP5280734B2 (ja) * | 2007-06-26 | 2013-09-04 | 三機工業株式会社 | ベルトジャンクションコンベヤ |
WO2009001556A1 (ja) * | 2007-06-26 | 2008-12-31 | Sanki Engineering Co., Ltd. | ベルトジャンクションコンベヤ |
CN106516694A (zh) * | 2016-12-27 | 2017-03-22 | 无锡明珠钢球有限公司 | 一种流水线的回转输送装置 |
CN113233161A (zh) * | 2021-06-09 | 2021-08-10 | 苏州赛莫测控科技有限公司 | 旋转伸缩输送机构及旋转伸缩输送方法 |
-
2002
- 2002-07-08 JP JP2002198365A patent/JP4346007B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2004035241A (ja) | 2004-02-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100682390B1 (ko) | 천정운반차 | |
JP4346007B2 (ja) | ベルトコンベヤの仕分け装置 | |
JP2012041037A (ja) | 索道システム | |
KR20120040094A (ko) | 케이블철도시스템 | |
US7665599B2 (en) | Block orientation cylinder | |
JP2009298573A (ja) | 仕分け設備 | |
JP2019112210A (ja) | 供給装置 | |
EP1034882A3 (en) | An apparatus for edge grinding plate-like articles in a vertical stack, e.g. laminboards | |
JP2006008279A (ja) | ホリゾンタルダイバータ | |
JP3087510U (ja) | ベルトコンベアの仕分け装置 | |
JPH11246039A (ja) | 搬送物の仕分け装置 | |
US7762389B2 (en) | Workpiece conveying mechanism and product line using the same | |
JP2009154560A (ja) | 吊り下げ搬送装置 | |
JP5800965B1 (ja) | 搬送装置 | |
US3331487A (en) | Conveyor discharge apparatus | |
KR200385908Y1 (ko) | 차량 적재 운반용 자동차의 탑재프레임 이송장치 | |
CN1126693A (zh) | 板材加工机的卸料装置和用该装置装载板材的方法 | |
JP2000085977A (ja) | 車両貨物の荷卸し装置 | |
JP2011105254A (ja) | 物品搬送装置における走行台車 | |
US20040238331A1 (en) | Tail shaft adjusting system | |
KR101963692B1 (ko) | 행거타입 쇼트 블라스트 장치용 행거 구조물 이송 및 회전장치 | |
JP2007145455A (ja) | コンベア設備 | |
JP2007137590A (ja) | カーブコンベア装置 | |
CN205240616U (zh) | 一种多功能的传送平台 | |
JP2006027899A (ja) | 分岐設備 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050322 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20071114 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20071127 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20071217 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080924 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20081016 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090303 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090326 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20090501 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090710 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090710 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4346007 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120724 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130724 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |