JP4345991B1 - 車いす用物品収納かご - Google Patents

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Abstract

【課題】車いす用物品収納かごを使用することにより買い物などでできた大容量の荷物を収納でき、かつ安全に運搬することのできる車いす用物品収納かごを提供する。
【解決手段】車いす用物品収納かご1は、収納部10と拡張部と伸縮補強部12から構成され、収納部10と拡張部の間に設けた挿入開口部14により大容量の荷物を収納することを可能とする。また、車いす3の座席下の空間を利用して物品を収納するため安定性が高く安全に荷物を運搬することができる。
【選択図】図5

Description

本発明は、車いす、中でもバギータイプの車いすにおいて物品を収納することができ るようにする車いす用物品収納かごに関するものである。
車いすには、コンパクトなタイプのポータブル吸引器を収納できるよう設計されたバスケットが市場に提供されている。
また、ベビーカー、中でもバギータイプのベビーカーにおいて物品を収納することのできる物品収納体がある。(例えば、特許文献1参照。)
特開2003−341523号公報(段落0001、第1〜6図)
前記バスケットは、コンパクトなタイプのポータブル吸引器を収納できるように設計されたため、ポータブル吸引器を収納した際に他の物品を収納するスペースを確保することは難しく、買い物などでできた大容量の荷物を収納することは困難である。
特許文献1に開示されたベビーカー用物品収納体は、浅型のため、大容量の荷物を重ね入れた場合、物品収納体の上部が開放されているため荷物が走行時の振動により落下し易い等の問題がある。
通常、買い物などでできた手荷物は、押し手グリップに引っ掛けることが多く、このようにすると車いすのバランスが崩れて転倒する恐れがある。
本発明は、このような従来の課題を解決しようとするもので、車いす用物品収納かごを使用することにより買い物などでできた大容量の荷物を収納でき、かつ安全に運搬することのできる車いす用物品収納かごを提供することを目的とするものである。
請求項1に記載の車いすの座席下の空間に取り付ける物品収納かごにおいて、前記物品収納かごは、底板部と底板部の周縁に前後左右壁部を備えた収納部と、前記収納部の上部に前記収納部の容量を増やすために設けた左右側面と後側面を備えた拡張部と、前記収納部の前記左右壁部の中央から後方と前記後壁部と、前記左右壁部の中央から後方と前記後壁部に対向する前記拡張部の前記左右側面の中央から後方と前記後側面の間に前記車いすの左右脚連結補強バーを挿入可能にするファスナーを装着した挿入開口部と、前記拡張部の上部に設けられ、プラスチック板によって補強された後縁部と伸縮素材が挿通されている左右伸縮部を備えた伸縮補強部と、前記伸縮補強部上縁に設けた上方取付手段から構成された車いす用物品収納かご。
請求項に記載の前記収納部と拡張部と伸縮補強部を折り畳み可能な材料で形成したものである。
請求項に記載の前記拡張部は、網状の織物で形成したものである。
請求項に記載の前記収納部の前壁部に前方取付手段を設けた構造にした。
請求項に記載の前記収納部の後方に後方取付手段を設けた構造にした。
本発明の車いす用物品収納かごは、前記挿入開口部を設けることにより大容量の物品を収納することが可能である。
また、本発明の車いす用物品収納かごは、前記収納部と拡張部と伸縮補強部で構成し、さらに伸縮補強部には伸縮可能な素材を添設することにより物品の出し入れを容易にするとともに物品の落下を防ぐことができる。
また、本発明の車いす用物品収納かごは、車いすの座席下の空間を利用して物品を収納するため安定性が高く、車いすがバランスを崩し転倒してしまうことを阻止できる。
本発明の一実施形態を、以下図面を用いて説明する。図1は、車いす用物品収納かご1の斜視図であり、図2は、車いす用物品収納かご1の側面図である。
図1、図2の車いす用物品収納かご1は、収納部10の上部に拡張部11が取り付けられており、伸縮補強部12は、拡張部11の上部に取り付けられた構造をしている。また、収納部10は、底板部10aの周縁に前後左右壁部10b、10c、10d、10eを備え、拡張部11は、左右側面11a、11cと後側面11bを備える。これにより、物品の収納を可能にしている。さらに、伸縮補強部12は、後縁部12bと左右伸縮部12a、12cより構成されている。
また、収納部10と拡張部11と伸縮補強部12を折り畳み可能な柔軟性を有する素材で形成すると、車いす用物品収納かご1を偏平な形にすることができるので、車いす用物品収納かご1を車いす3より取り外さなくとも、必要に応じて車いす3を折り畳むことができる。このため、使用者に対し、取付による負担を軽減することができる。さらに、拡張部11においては、収納物の出し忘れなどの確認をし易いように網状の織物になっている。
また、収納部10の底壁部10aと前壁部10bには、物品を収納した際に物品の重さによって壁面がたわまないようにプラスチック板17などの芯材を図9に示すように収納部10を形成する素材で挟んで縫製し適宜な強度を持たせている。また、底壁部10aに使用するプラスチック板17においては、底壁部10aへ敷き入れてもよい。
また、収納部10の前壁部10bの両端には、前方取付手段15を設け、図8に示すように着脱可能なループ状にできるよう取付具20を有した帯状体19で構成し、取付具20としてバックル20aを使用している。すなわち、帯状体19を前壁部10bの取付位置に縫製し、取付位置が確定した帯状体19にバックル20aを固定、取付対象の車いす3のフレームの外周面に帯状体19の長さを合せ、バックル20aに帯状体19を挿通し、バックル20aのストッパーで長さを固定する。また、取付具20は、面ファスナーやスナップを用いるのもよい。更に、上方取付手段13においても前方取付手段15と同じ構造である。
また、図4、図5に示すように前方取付手段15の取付対象は、車いす3の前車輪33を有する脚フレーム35を左右に連結する左右脚連結バー36である。
図3は、車いす用物品収納かご1の背面図であるが、収納部10の後方に後方取付手段16を設けている。後方取付手段16は、前方取付手段15の構造と同じであるが取付具20にスナップ20bを使用し、図6に示すように車いす3の後車輪34を有する脚フレーム35を左右に連結する左右脚連結バー36に巻きつけスナップ20bを留め固定する。ここで、後方取付手段16を設けることにより、車いす3の走行時の振動による車いす物品収納かご1の揺れを吸収し、さらに、収納物の重さにより収納部10が一定以上下がらず地面に接地しないように補助をしている。
また、より多くの物品を収納できるようにするには、車いす用物品収納かご1の壁面をより高くする必要があるが、図5、図6に示すように車いす3にある左右脚連結補強バー37が邪魔になり、壁面を高く設計することは困難であった。しかし、底板部10と拡張部11の間に左右脚連結補強バー37を挿入可能にする挿入開口部14を設けることにより、大容量の物品を収納することが可能になった。
図6は、図5のA部の拡大図であり、図7は、ファスナー21を備える挿入開口部14の全開図である。図6、図7に示すようにファスナー21の一方は、収納部10の右壁部10dの中央から後方へ向かい後壁部10cを通り左壁部10eの後方から中央にかけて縫製し、もう一方を拡張部11の右側面11aの中央から後方へ向かい後側面11bを通り左側面11cの後方から中央にかけて縫製する。取付方法は、ファスナー21を全開させ、取付対象の車いす3のフレームに対しファスナー21の一方をフレームの上から、もう一方をフレームの下から通し、フレームを挟み込むようにしてファスナー21を閉じて取り付けをする。また、挿入開口部14に装着されているファスナー21は、面ファスナーやスナップを用いるのもよい。
また、挿入開口部14の取付対象となる車いす3のフレームは、後車輪34を有する脚フレーム35の中央を左右に連結する左右脚連結補強バー37である。更に、図4に示すように拡張部11の左右側面11a、11cは、前方から後方へ高くなるように傾斜しており側面からの収納物の落下を防ぐ構造になっている。
また、通常、買い物などでできた荷物は、図4、図5の押し手グリップ30に引っ掛けることが多く、このようにすると車いす3のバランスが崩れて転倒する恐れがある。
また、押し手グリップ30に何も掛けずにリクライニングバー31を用いて背もたれ39を後傾した場合と、押し手グリップ30に荷物を引っ掛けた状態でリクライニングレバー31を用いて背もたれ39を後傾させた場合では、後者の場合の方が、引っ掛けた荷物の重さが原因で通常より背もたれ39が勢いよく倒れることがあり車いす3の同乗者に対して危険が及ぶ可能性がある。
車いす用物品収納かご1は、車いす3の座席下の空間に取り付けるため安定性が高く、更に挿入開口部14を設けることにより、大容量の物品を収納することが可能になり押し手グリップ30に荷物を引っ掛けるようなこともなくなり、前記のような危険を回避することができる。
図3に示すように伸縮補強部12は、後縁部12と、左右伸縮部12、12cを備え、左右伸縮部12、12cの上縁には、上方取付手段13を設けている。また、上方取付手段13は、前方取付手段15と同様の構造になっており、図4、図5の車いす3の座面フレーム32に対して着脱可能に取り付けをする。
また、伸縮補強部12の 後縁部12の裏面側にプラスチック板17を縫製し、左右伸縮部12、12cとプラスチック板17の間には、伸縮素材が挿通されている。ここで、後縁部12にプラスチック板17を縫製したことにより外観の向上が図られ、物品の出し入れにおいても後縁部12を手前に引き伸ばすことにより伸縮補強部12を大きくすることができ物品の出し入れを容易にすることができる。
また、図10は、車いす用物品収納かご1を取り付けた車いす3の折り畳み操作図1であり、図11は、車いす用物品収納かご1を取り付けた車いす3の折り畳み操作図2であるが、車いす用物品収納かご1を取り外さなくとも、必要に応じて車いす3を折り畳むには、後方取付手段16を左右脚連結バー36より取り外し、挿入開口部14を全開させ左右脚連結補強バー37より取り外す。次に、図10に示すように車いす3の背もたれ39を前方に折り畳み、図11に示すように車いす3の丸パイプ38を持ち上げて前後の脚フレーム35を折り畳む。次に、底板部10aを車いす3の脚フレーム35に沿うように置き、後方取付手段16を丸パイプ38に巻きつけスナップ20bを留め固定する。したがって、図12に示すように車いす3を折り畳むことができ、さらには、車いす用物品収納かご1も折り畳むことができる。
上述の発明は、車いす、中でもバギータイプの車いすにおいて物品を収納することができるようにする車いす用物品収納かごとして利用可能である。
車いす用物品収納かごの斜視図。 車いす用物品収納かごの側面図。 車いす用物品収納かごの背面図。 車いす用物品収納かごを取り付けた車いすの側面図。 車いす用物品収納かごを取り付けた車いすの背面図。 図5のA部の拡大図。 挿入開口部の全開図。 取付手段。 収納部の断面図。 車いす用物品収納かごを取り付けた車いすの折り畳み操作図1。 車いす用物品収納かごを取り付けた車いすの折り畳み操作図2。 車いす用物品収納かごを取り付けた車いすを折り畳み操作図3。
1 ・・・車いす用物品収納かご
3 ・・・車いす
10 ・・・収納部
10a・・・底板部
10b・・・前壁部
10c・・・後壁部
10d・・・右壁部
10e・・・左壁部
11 ・・・拡張部
11a・・・右側面
11b・・・後側面
11c・・・左側面
12 ・・・伸縮補強部
12a・・・右伸縮部
12b・・・後縁部
12c・・・左伸縮部
13 ・・・上方取付手段
14 ・・・挿入開口部
15 ・・・前方取付手段
16 ・・・後方取付手段
17 ・・・プラスチック板
18 ・・・伸縮素材
19 ・・・帯状体
20 ・・・取付具
20a・・・バックル
20b・・・スナップ
21 ・・・ファスナー
30 ・・・押し手グリップ
31 ・・・リクライニングレバー
32 ・・・座席フレーム
33 ・・・前車輪
34 ・・・後車輪
35 ・・・脚フレーム
36 ・・・左右脚連結バー
37 ・・・左右脚連結補強バー
38 ・・・丸パイプ
39 ・・・背もたれ

Claims (5)

  1. 車いすの座席下の空間に取り付ける物品収納かごにおいて、前記物品収納かごは、底板部と底板部の周縁に前後左右壁部を備えた収納部と、前記収納部の上部に前記収納部の容量を増やすために設けた左右側面と後側面を備えた拡張部と、前記収納部の前記左右壁部の中央から後方と前記後壁部と、前記左右壁部の中央から後方と前記後壁部に対向する前記拡張部の前記左右側面の中央から後方と前記後側面の間に前記車いすの左右脚連結補強バーを挿入可能にするファスナーを装着した挿入開口部と、前記拡張部の上部に設けられ、プラスチック板によって補強された後縁部と伸縮素材が挿通されている左右伸縮部を備えた伸縮補強部と、前記伸縮補強部上縁に設けた上方取付手段から構成された車いす用物品収納かご。
  2. 前記収納部と拡張部と伸縮補強部を折り畳み可能な材料で形成した請求項に記載の車いす用物品収納かご。
  3. 前記拡張部は、網状の織物で形成した請求項に記載の車いす用物品収納かご。
  4. 前記収納部の前壁部に前方取付手段を設けた請求項1に記載の車いす用物品収納かご。
  5. 前記収納部の後方に後方取付手段を設けた請求項1に記載の車いす用物品収納かご。
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