JP4344540B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、入力された画像を記憶し、記憶した画像を印刷出力する機能を有するデジタル複写機、ファクシミリ、プリンタ等の画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
原稿読取装置で読み取った原稿やホスト装置から送られた画像情報の多色画像を形成する画像形成装置では、黒Bk、シアンC、マゼンタM、イエローYの画像を一色ずつ作像して重ね合わせるため、画像形成速度が低下してしまう。
そこで中間転写体上に1画面分のカラー画像を作像していたのに対して(1面取りモード)、カラー画像の形成能率を高めるために基準となる画像サイズの2倍以上の長さを有する中間転写体に基準となる画像サイズの2画面のカラー画像を形成するいわゆる2面取りモードが採用されている。また2面取り制御を行うカラー画像形成装置では1面取り、2面取りを切り替える制御が行われている。
異常発生時に2面取りを1面取りにする例として、例えば特許文献1には、転写紙を給紙する搬送ローラに経時変化が生じて転写紙搬送時間の遅れが生じたときでも良質な画像を安定して形成することを目的として以下の技術が示されている。
即ち、転写紙間隔検出部は転写紙搬送路に設けた先端検出センサから出力される転写紙検出信号により、中間転写ベルトに形成した2面分の画像を2次転写する1枚目の転写紙の後端と2枚目の転写紙の先端の間隔を検出する。動作モード変更部は検出した転写紙の間隔から1枚目の転写紙の後端と2枚目の転写紙の先端がレジストローラに到達する時間間隔を算出し、算出した時間間隔があらかじめ2面分の画像間隔により設定した基準タイミングより遅れたときに、中央制御部が実行している2面取りの動作モードを無効にして、中間転写ベルトに1面ずつの画像を形成する動作モードに変更する。
また、例えば特許文献2には、中間転写ベルト上に連続して形成する2画面の画像の画像間隔を小さくしても、経時にも画像形成を確実に行うことができるようにすることを目的として以下の技術が示されている。
即ち、中間転写ベルト上にその移動方向に沿って重ね合わせ画像を2画面分形成する2画面形成モード時に、転写紙が給紙トレイのいずれかから給紙されて転写ローラのある2次転写位置に到達する時間が所定時間以上遅れるようになるときには、それ以降その転写紙を送り出した給紙トレイから給紙するときには2画面形成モードを無効にして、中間転写ベルト上に1画面のみ画像を形成する1画面形成モードに切り換える制御を行う制御装置を設けることにより、経時に搬送系の劣化により転写紙が搬送遅れを生じても画像形成ができるようにして、装置の動作が停止しないようにする。
【0003】
また、例えば特許文献3には、1ドラム系の画像形成装置を含む画像形成システムにおいて、同一あるいは異なる印刷条件に関わらず、全てのページを展開する前に順次印刷を開始し、印刷途中で極力サイクルダウンすることなく、連続で最も効率よくプリントすることを目的として以下の技術が示されている。
用紙サイズやメディア等の印刷条件に基づいて判定される2枚貼りプリント可能か否か、および2枚貼り連続プリントが可能か否かの判定結果に基づいて、1枚貼りプリントまたは2枚貼りプリントまたは2枚貼り連続プリントを切換えた印刷シーケンスを決定し、該決定される印刷シーケンスを同一あるいは異なった印刷条件のプリント間で転写ドラムの回転を止めることなく連続して実行するように制御する。
【特許文献1】
特開2000−039813公報
【特許文献2】
特開2000−137422公報
【特許文献3】
特開2000−255134公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来技術は、主としてエンジン側の条件に基いて2面取り制御から1面取り制御への切り替える場合が主となっている。
しかしながら、実カラー機ではエンジン側の理由による2面取り不可条件ばかりでなく、画像準備可能か否かという観点からの2面取り実行可否を決定する必要がある。もしこれを考慮しない場合、画像準備が遅れ最悪の場合各色間で画像ずれが発生しミスコピーが発生してしまう。
ここで、作像画像の準備が間に合わないために発生する2面取り不可の場合、事前にある程度はモード的要因から予測はできるが、作像のためのHDD等のリソース状態は刻々と変化しており正確に画像準備が予測することは難しい。
そこで本発明は、2面取り実施中に画像準備が間に合わないような状況が発生した場合でも、画像ずれの出力を行いミスコピーを出力することなく出力が正常に行われるリカバリモードを有する画像形成装置を提供することを目的とする。
具体的には請求項1では、2面取りシーケンス実行中の2面取りシーケンス実行不可な場合でも、異常画像等のミスコピーを出さないようにするための基本構成手段を規定することを目的とする。
請求項2では、2面取りリカバリ制御手段の制御内容を異ならせる基準を規定することを目的とする。
請求項3、4では、2面取りシーケンスの第1番目の画像準備が間に合わない場合でも、リカバリ処理により画像異常の発生しない良好な2面取りモードの印刷を行えるようにすることを目的とする。
請求項5では、2面取りシーケンスの第2番目の画像準備が間に合わない場合でも、リカバリ処理により画像異常の発生しない良好な2面取りモードの印刷を行えるようにすることを目的とする。
請求項6では、リカバリの方法を規定することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、重ね合わせカラー画像を中間転写体の移動方向に沿って2画面分形成し、その2画面分の重ね合わせ画像を連続して転写紙に転写する2面取りモードを有するカラー画像形成装置において、形成すべき前記カラー画像の情報を夫々の色成分毎に記憶装置上に準備する画像準備手段と、前記画像準備手段が前記2画面分の重ね合わせ画像を連続して形成する2面取りシーケンスタイミングにて画像を準備可能か否かを判断する画像準備可否判定手段と、2面取りシーケンスを行う第1の2面取りシーケンス制御手段と、2面取りシーケンスにて第1番目のまたは第2番目の作像を抑制する第2の2面取りシーケンス制御手段と、2面取りシーケンスにて第1番目および第2番目の双方の作像を抑制する第3の2面取りシーケンス制御手段と、前記画像準備可否判定手段にて画像が間に合わないと判断されると、前記第1の2面取りシーケンス制御手段、第2の2面取りシーケンス制御手段、第3の2面取りシーケンス制御手段のいずれかを選択して動作させるように制御する2面取りリカバリ制御手段としての機能を有する中央制御部を備え、前記2面取りリカバリ制御手段は、前記画像準備可否判定手段が前記2面取りシーケンスにおける第1番目の画像の準備が間に合わないと判断した場合、前記第2の2面取りシーケンス制御手段を選択して前記準備が間に合わなかった第1番目の画像の作像を抑制して動作させた後に前記準備が間に合った第2番目の画像の作像を抑制して動作させ、若しくは前記第3の2面取りシーケンス制御手段を選択して動作させた後に前記第1の2面取りシーケンス制御手段を選択して動作させ、前記画像準備可否判定手段が前記2面取りシーケンスにおける第2番目の作像に係る画像の準備が間に合わないと判断した場合、前記第2の2面取りシーケンス制御手段を選択して前記準備が間に合わなかった第2番目の画像の作像を抑制して動作させた後に前記準備が間に合った第1番目の画像の作像を抑制して動作させることを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、図面により本発明の実施の形態を詳細に説明する。
図1は本発明の実施形態に係る画像形成装置の全体構成図である。図に示すように本画像形成装置は、スキャナ部1とプリンタ部2及び給紙部3を有する。スキャナ部1は、コンタクトガラス11上に載置された原稿の画像情報を光源と複数のミラー及びレンズを有する光走査手段12でカラーCCD13に送り、カラーCCD13で赤R、緑G、青Bに色分解して各色毎に読み取り電気的な画像信号に変換する。R、G、Bに色分解された画像信号は画像処理部で色変換処理が行われ、黒Bk、シアンC、マゼンタM、イエローYのカラー画像データに変換されプリンタ部2に送られる。
プリンタ部2は作像部21と定着部22及び転写紙搬送部23を有する。作像部21は、図2の構成図に示すように、感光体24とリボルバユニット25と転写ユニット26及び書込ユニット27を有する。感光体24の回転方向に沿って除電ランプ28と帯電チャージャ29とリボルバユニット25とトナー付着量センサ30と転写前除電ランプ31と転写ユニット26及びドラムクリ−ニング部32が設けられている。
リボルバユニット25は黒Bk、シアンC、マゼンタM及びイエローYの各色の現像器251、252、253、254とリボルバホームポジションセンサ255を有する。転写ユニット26は複数のロ−ラに巻き回され、基準マーク262を有する中間転写ベルト261とベルト転写チャ−ジャ263と基準マ−ク262を読み取るマ−クセンサ264と紙転写チャ−ジャ265及びベルトクリ−ニング部266を有する。
中間転写ベルト261は、例えばA4横サイズの2枚分と転写紙とその間隔を加えた感光体24の周長の2倍の長さを有し、感光体24の2回転で中間転写ベルト261に同一色で2画面の画像が形成できるようになっている。紙転写チャ−ジャ265の上流側に設けられた転写紙搬送部23には転写紙を送るレジストローラ231と、レジストローラ231から一定距離Lrだけ上流側に配置され、転写紙の先端を検出する先端検出センサS1を有する。
給紙部3は複数の給紙トレイ41、42、43を有し、各給紙トレイ41〜43には給紙爪44と給紙ローラ45を有し、給紙ローラ45の出側にはそれぞれ転写紙を検出する転写紙検出センサS2、S3、S4が設けられている。給紙部3から給紙された転写紙は給紙部3の出口に設けた搬送ローラ46により転写紙搬送部23に送られる。
【0007】
この画像形成装置の制御部5には、図3のブロック図に示すように、スキャナ部1とプリンタ部2及び給紙部3の動作を制御し、表示部4に動作状態等を表示する中央制御部51と転写紙間隔検出部52と動作モード変更部53を有する。
転写紙間隔検出部52はプリンタ部2に設けた先端検出センサS1と給紙部3に設けた転写紙検出センサS2、S3、S4からの転写紙検出信号を入力して、中間転写ベルト261に2面分の画像を形成する2面取りのときに、1枚目の送られる転写紙の後端と2枚目に送られる転写紙の先端との間隔を検出する。
動作モード変更部53は転写紙間隔検出部52で検出した1枚目の転写紙と2枚目の転写紙との間隔があらかじめ定めた基準値より遅れたときに、2面取りの動作モードを無効にして、中間転写ベルト261に1面ずつの画像を形成する動作モードに変更する。
上記のように構成された画像形成装置によりフルカラーの画像を1面分形成するときは、作像部21は感光体24と転写ユニット26の中間転写ベルト261を回転し、転写ユニット26のマークセンサ264で中間転写ベルト261の基準マーク262を検知してから所定のタイミングで黒Bkの画像データの読み取りが開始され、この黒Bkの画像データに基づき光書込みユニット27により感光体24に静電潜像を形成する。
感光体24に形成された静電潜像はリボルバユニット25の黒Bkの現像器251で可視化される。この可視化した黒画像Bkが、マ−クセンサ264による中間転写ベルト261の基準マーク262検出を基準にしたタイミングでベルト転写チャ−ジャ263により中間転写ベルト261に1次転写する。1色目の黒画像Bkの1次転写が終了すると、リボルバユニット25を回転して、シアンCの現像器252を感光体24に接触させる。
その後、上記と同様にして感光体24にシアン画像Cを形成し、形成したシアン画像Cをマ−クセンサ264による基準マーク262検出を基準にしたタイミングで中間転写ベルト261に1次転写して、1色目の黒画像Bkと2色目のシアン画像Cを重ね合わせる。この画像形成と1次転写をマゼンタM、イエローYの各画像毎に繰返し、中間転写ベルト261にフルカラ−のトナー像を形成する。
【0008】
中間転写ベルト261に形成されたフルカラーのトナー像は紙転写チャ−ジャ265により転写紙搬送部23から送られる転写紙に2次転写され、フルカラーのトナー像を転写した転写紙は転写紙搬送ベルト33により定着部22に送られて定着され排出される。トナー像を転写紙に2次転写した中間転写ベルト261にはベルトクリ−ニング部266を接触させ、中間転写ベルト261表面に残留しているトナーをベルトクリーニング蔀を除去して次の画像形成に備える。
1色の画像を形成するときは中間転写ベルト261に異なる色のトナー像を重ねあわせる必要がないため、特に基準マーク262を検知することなく、画像形成を開始し、所定のタイミングで書込と現像と1次転写と2次転写及び中間転写ベルト261のクリーニングを順次行う。また、複数枚の画像を連続して形成するときも中間転写ベルト261の周回に関係なく、必要な画像間隔で作像を行っている。
フルカラーの画像を中間転写ベルト261に2面分形成する2面取りの動作モードのときは、中間転写ベルト261が回転してマークセンサ264が基準マーク262を検出すると、1枚目の黒画像Bk1を感光体24に形成し、形成した黒画像Bk1を、図4の展開図に示すように、マ−クセンサ264による中間転写ベルト261の基準マーク262検出を基準にしたタイミングでベルト転写チャ−ジャ263により中間転写ベルト261に1次転写する。引き続いて2枚目の黒画像Bk2を感光体24に形成して、形成した黒画像Bk2を中間転写ベルト261の黒画像Bk1を転写した領域のあとの領域に1次転写する。
1色目の黒画像Bk1、Bk2の2次転写が終了したらリボルバユニット25を回転し、シアンCの現像器252を感光体24に接触させ、上記と同様にして感光体24に1枚目のシアン画像C1を形成し、形成したシアン画像C1をマ−クセンサ264による基準マーク262検出を基準にしたタイミングで中間転写ベルト261に1次転写して、1色目の黒画像Bk1と2色目のシアン画像C1を重ね合わせる。その後、2枚目のシアン画像C2を感光体24に形成し、形成したシアン画像C2を中間転写ベルト261に1次転写して黒画像Bk2と重ね合わせる。
【0009】
この画像形成と1次転写をマゼンタM、イエローYの各画像毎に繰返し、中間転写ベルト261に1枚目のフルカラ−の画像FC1と2枚目のフルカラ−の画像FC2を形成する。1面目の画像FC1の最終色であるイエローYの画像の画像形成を開始してからから一定の2次転写タイミングでレジストローラ231を回転させ、転写紙に1枚目のフルカラ−の画像FC1を2次転写して定着し、引き続いて送られる転写紙に2枚目のフルカラ−の画像FC2を転写紙に2次転写して定着する。
このように2枚の画像FC1、FC2を中間転写ベルト261に形成するときに、図4に示すように、中間転写ベルト261の周長をLとすると、一面目の画像FC1の先端と2面目の画像FC2の先端の距離Laを画像長さすなわち2次転写する転写紙の長さにかかわらず一定にすると種々の作像制御タイミングが転写紙サイズによらず簡素化できる。1面目の画像FC1と2面目の画像FC2間の距離LD1すなわち2面取りのときに送られる2枚の転写紙の間隔は、2面取りを行う最大転写紙長さ、例えばA4サイズの長さ又はLTサイズの短手長さのとき最小となる。
この間隔LD1は転写紙の給紙間隔やスキャナ部1のリターン速度などにより動作可能な長さに決められる。また、2面目の画像FD2の終端から中間転写ベルト261の基準マーク262を有する始端までの距離LD2は転写紙の紙間隔には影響しない部分であり、リボルバユニット25の色替え速度やスキャナ部1のリターン速度などにより決定され、通常LD1=LD2としている。
【0010】
図5は画像処理ユニット(IPU)100の内部構成を示すブロック図である。光走査手段12からの原稿の画像情報を、カラーCCD13にて光電変換し、A/Dコンバータ61にてデジタル信号に変換する。デジタル信号に変換された画像信号は、シェーディング補正部62でシェーディング補正がなされた後、画像処理部63にてMTF補正、γ補正等がなされる。変倍部72を経由した画像信号は変倍率に合せて拡大縮小され、セレクタ64に流れる。
セレクタ64では、画像信号の送り先を、書き込みγ補正部71または画像メモリコントローラ65のいずれかに切り替える。書き込みγ補正部71を経由した画像信号は作像条件に合わせて書き込みγが補正され、書き込みユニット57に送られる。画像メモリコントローラ65とセレクタ64間は、双方向に画像信号を入出力可能な構成となっている。
図5には特に明示していないが、画像処理部(IPU)には、スキャナ部1から入力される画像データ以外にも、外部から供給される画像データ(例えばパーソナルコンピュータ等のデータ処理装置から出力されるデータ)も処理できるよう、複数のデータの入出力を行う機能を有している。
また、画像メモリコントローラ65等への設定や、スキャナ部1、書き込みユニット57の制御を行うCPU68、及びそのプログラムやデータを格納するROM69、RAM70を備えている。さらにCPU68は、画像メモリコントローラ65を介して、画像メモリ66のデータの書き込み、読み出しが行える。
【0011】
次に図6を用いて、図5における画像メモリコントローラ65と、画像メモリ66の内部の詳細を説明する。なお、第6図は本発明における記憶手段の個々の記憶装置の詳細を示す図であり、画像メモリ66も個々記憶装置に接続されているものを示している。
データ入出力制御部は、入力データセレクタ201、画像合成部202、1次圧縮/伸張部203、出力データセレクタ204、2次圧縮/伸張部205のブロックを有する。各ブロックへの制御データの設定はCPU68によって行われる。図5におけるアドレス、データは画像データに対する対するものを示しており、CPU68に接続されるデータ、アドレスは図示していない。
画像メモリ66は、1次及び2次記憶装置206、207からなる。1次記憶装置206は、メモリの指定した領域へのデータ書き込み、または画像出力時のメモリの指定した領域からのデータ読み出しが画像データの入力/出力時に要求されるデータ転送速度に略同期して行えるように、例えばDRAM等の高速アクセスが可能なメモリを使用する。また、1次記憶装置206は処理を行う画像データの大きさにより複数のエリアに分割して画像データの入出力を同時に実行可能な構成(画像メモリコントローラ65とのインターフェース部)を有している。
【0012】
2次記憶装置207は、入力された画像の合成、ソーティングを行うためや、データを蓄積するための大容量の不揮発メモリである。1次記憶装置206が画像データの処理を行うために十分な容量を有しており、かつ不揮発であれば、2次記憶装置207へのデータの入出力は行う必要はない。また、2次記憶装置207が画像入出力時に要求されるデータ転送速度に略同期して、データの書き込み/読み出しが可能であれば、2次記憶装置207への直接のデータの書き込み/読み出しが可能となる。上記のような場合には、1次、2次の区別なくデータの処理を行うことが可能となる。
2次記憶装置207が画像入出力時に要求されるデータ転送速度に略同期して、データの書き込み/読み出しが可能でない場合、例えば2次記憶装置207にハードディスクや光磁気ディスク等の記憶媒体を使用した場合でも、2次記憶装置207へのデータの入出力に際し1次記憶装置206を介在させることにより、2次記憶装置207のデータ転送能力に応じた処理が可能な構成となっている。
【0013】
ここで、各アプリケーションでの1次記憶装置206、2次記憶装置207の具体的使用例を挙げておく。
〈例1〉 コピーアプリケーションにおける1部コピー
1部コピーの場合は、まずスキャナ部1からの画像データは1次記憶装置206に入力される。そしてほぼ同タイミングでプリンタ部2に出力するが、同時に2次記憶装置207へデータは保存される。正常に作像が終了すれば、2次記憶装置207に保存されたデータは使用されずに消去されるが、ジャム発生等の場合は、2次記憶装置207から画像データを読み取ることにより、ジャム発生後のスキャナ部1からの画像読み取りの必要がなくなる。
〈例2〉 コピーアプリケーションにおけるソーティング(複数部コピー)
2部以上のコピーの場合も、まずスキャナ部1からの画像データが1次記憶装置206に入力される。1部目のコピーは上記<例1>と同様、1次記憶装置206からプリンタ部2に出力され、また同時に2次記憶装置207にもデータが保存される。2部目以降の画像データは2次記憶装置207→1次記憶装置206→プリンタ部2に出力することにより、2部目以降はスキャナ部1の読み取りが不要となる。必要部数のコピーが終了した時点で、2次記憶装置207に保存された画像データは消去される。
〈例3〉 スキャナ部1からの画像蓄積
この場合は、スキャナ部1からの画像データは1次記憶装置206を介して2次記憶装置207に保存される。この場合は、意図的な消去を行わない限り、画像データは保存されたままとなる。
〈例4〉 外部入力装置(例えば、パーソナルコンピュータ)からの印刷
この場合は、<例1>、<例2>とほぼ同様であり、画像データの入力元がスキャナ部1ではなく外部入力装置となる。
〈例5〉 外部入力装置からの画像蓄積
この場合は、<例3>とほぼ同様であり、画像データの入力元がスキャナ部1ではなく外部入力装置となる。
〈例6〉 蓄積画像の印刷
<例3>、<例5>で蓄積された画像を印刷する場合は、2次記憶装置207→1次記憶装置206→プリンタ部2により印刷される。
【0014】
次に、画像メモリコントローラ65の動作例を説明する。ここでは、2次記憶装置207が画像入出力時に要求されるデータ転送速度に略同期してデータの書き込み/読み出しが可能でない場合についての例を示す。
<1>画像入力(画像メモリ66への保存)
入力データセレクタ201は複数のデータのうちから、画像メモリ(1次記憶装置206)への書き込みを行う画像データの選択を行う。入力データセレクタ201によって選択された画像は画像合成部202に供給され、必要に応じて合成を行う。
画像合成部202によって処理された画像データは、1次圧縮/伸張部203によりデータ圧縮され、圧縮後のデータは1次記憶装置206に書き込まれる。1次記憶装置206に書き込まれたデータは、必要に応じて2次圧縮/伸張部205でさらに圧縮を行った後に2次記憶装置207に保存される。
<2>画像出力(画像メモリ66からの読み出し)
画像出力時は、1次記憶装置206に記憶されている画像データの読み出しを行う。出力対象となる画像が1次記憶装置206に格納されている場合には、1次圧縮/伸張203で1次記憶装置206の画像データの伸張を行い、伸張後のデータ、もしくは伸張後のデータと入力データの画像合成を行った後のデータを出力データセレクタ204で選択し、出力する。
出力対象となる画像が2次記憶装置207に格納されている場合には、2次記憶装置207に格納されている出力対象画像データを2次圧縮/伸張部205で伸張し、伸張後のデータを1次記憶装置206に書き込んでから、以下、上述の画像出力動作を行う。
【0015】
次にページメモリを使用した画像の入出力制御について説明する。ページメモリは1次記憶装置206に構成され、画像をページ単位で一時的に保持するものである。
通常ページメモリは解像度等に応じてそのサイズは変化するが、A4サイズ単位のメモリ容量を1ページ単位として管理される。例えばA3サイズの入力があった場合はページメモリ2ページ分使用して画像入力が行われる。またカラー入力の場合はスキャナ部1からカラーの色構成成分であるM(マゼンタ)、C(シアン)、Y(イエロー)、K(ブラック)の画像データが色成分別にページメモリに入力される。
出力の場合も同様で、ページメモリ上に印刷したい色成分が存在すればそのページメモリ上に展開されている画像データをプリンタ部2へ出力する。ページメモリ上に指定された画像の色成分が存在せず2次記憶装置207に存在する場合は、まず2次記憶装置207から指定画像をページメモリ上に読み出した後に画像データをプリンタ部2に出力する。
またカラー複写機の場合、原稿画像の画像の色を自動的に判断し、白黒またはフルカラーのどちらかでコピーを行う、通称ACS(Auto Color Select:自動カラー選択)モードという機能がある。
【0016】
以下、本発明の画像形成装置の動作について説明する。まず図7、図8では1面取りシーケンスと2面取りシーケンスを示している。1面取りシーケンスでは1画像に対してK、C、M、Yの順にて作像される。これを1サイクルとして1面取りシーケンスを繰り返しフルカラー印刷を行っている。
一方2面取りシーケンスは、各色成分に対して2画像分の作像を行い、M、K、C、M、Yの順に作像を行っている。2面取りは1面取りに比べて同一作像サイズの場合、作像間隔が約半分と短く、よって画像を準備する時間が短いので間に合わない場合は画像ずれ等が発生してミスコピーが発生してしまう。
この2面取りに間に合うか否かは、紙サイズ、紙サイズ方向、2つの作像要求が2面取りタイミングまでに揃っているか、2色以上の作像か、2面で使用する色は同じか等の作像条件にて判断され、画像準備は時間的に余裕のあるハード構成や生産性設定にて実現されていた。
しかし近年カラー複写機の多機能化してきており複雑なモードによる画像仕上りが要求される。さらにFAX、プリンタコピー、スキャナ等マルチアプリ化しておりリソースの競合等の問題もある。さらに印刷の高スピード化も要求されており画像準備遅れが発生し易い要因が多種雑多に存在する。そのため作像条件と画像準備可能か否かの双方の観点から2面取り制御の可否を決定することが必要となってきた。
【0017】
図9は図8のP1−Cで画像準備が間に合わない場合の第1のリカバリ例を示す図、図10は同じく第2のリカバリ例を示す図、図11は図8のP2−Cで画像準備が間に合わない場合のリカバリ例を示す図、図12は第1の制御例を示す図、図13は第2の制御例を示す図、図14は第3の制御例を示す図、図15は第4の制御例を示す図である。
まず図12は2面取り実行中に画像準備が間に合わない場合の概略フローを示している。S11、S12にて2面取り実行中に画像準備が間に合わない場合(画像準備可否判定手段)、S15で通常の2面取り制御が一旦キャンセルされる(第1の2面取りシーケンス制御手段)。S16は2面取りシーケンス制御の第1番目または2番目のいずれの画像準備が間に合わなかったかを判断しており、第1番目と2番目でそれぞれリカバリ制御をS17、18(2面取りリカバリ制御手段)で異ならせている。
S17、S18の詳細は、それぞれ図13、図14のフローに示されている。図13、図14は、2面取りシーケンス制御の第1番目画像準備が間に合わなかった場合の例で、リカバリの実施例が2タイプ示してある。また図13、図14の動作例をそれぞれ図9、図10に示してある。
図13(図9)では、図9の▲2▼でP1−Cが間に合わないのでこの画像の作像を抑制し(S30)同時に、画像準備が間に合う場合でもP2−Cも作像を抑制する(第3の2面取りシーケンス制御手段)。そしてリカバリ処理として▲3▼にてもう一度該当色成分の作像を行う。P1−C、P2−Cとも▲2▼で作像抑制したので、▲3▼以降は画像準備が間に合わなかった色成分から通常の2面取り作像シーケンスを継続実行すればよいことになる。
図14(図10)は、図9の▲2▼でP1−Cが間に合わないのでこの画像の作像を抑制し(S40)同時に、画像準備が間に合うのでP2−Cの作像は実行する例である(S41)(第2の2面取りシーケンス制御手段)。そしてリカバリ処理として▲3▼にてもう一度該当色成分の作像を行う。P1−Cの作像を▲2▼で抑制し、P2−Cの作像は行ったので、▲3▼ではP1−Cの作像処理のみを実行することになる。▲4▼以降は通常の2面取り作像シーケンスを継続実行する。
図15は、2面取りシーケンス制御の第1番目または2番目の画像準備が間に合わなかった場合のリカバリ例である。また図15のフローの動作例を図11に示してある。
図15(図11)では、図11の▲2▼でP2−Cが間に合わないのでこの画像の作像を抑制し(S50)、▲3▼にてもう一度該当色成分の作像を行うが、P1−Cは▲2▼で作像済みなので作像は行わないようし、P2−Cのみの作像を行っている。▲4▼以降は通常の2面取り作像シーケンスを継続実行する。
以上のようなリカバリモードを実行することで、2面取り実施中に画像準備が間に合わないような状況が発生した場合でも、画像ずれによるミスコピーを出力することなく、正常な出力が可能となる。
【0018】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1によれば、2面取りシーケンス実行中の2面取りシーケンス実行不可な状態を検知して、異常画像等のミスコピーを出さないようにするための基本構成手段を規定することで、2面取りシーケンス実行中の2面取りシーケンス実行不可な状態が発生してもミスコピーのない良好な作像が可能になる。
請求項2によれば、2面取りリカバリ制御手段の制御内容を異ならせる基準を規定することにより、的確な2面取りモードのリカバリ制御が可能になる。
請求項3によれば、2面取りシーケンスの第1番目の画像準備が間に合わない場合でも、リカバリ処理により画像異常の発生しない良好な2面取りモードの印刷が可能になる。
請求項4によれば、2面取りシーケンスの第1番目の画像準備が間に合わない場合でも、リカバリ処理により画像異常の発生しない良好な2面取りモードの印刷が可能になる。
請求項5によれば、2面取りシーケンスの第2番目の画像準備が間に合わない場合でも、リカバリ処理により画像異常の発生しない良好な2面取りモードの印刷が可能になる。
請求項6によれば、2面取りシーケンス実行中の2面取りシーケンス実行不可な状態を検知して、異常画像等のミスコピーを出さないようにするための基本構成手段を規定することにより、2面取りシーケンス実行中の2面取りシーケンス実行不可な状態が発生してもミスコピーのない良好な作像が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る画像形成装置の全体構成図である。
【図2】作像部の構成図である。
【図3】制御部のブロック図である。
【図4】中間転写ベルトの展開図である。
【図5】画像処理ユニット(IPU)のブロック図である。
【図6】画像メモリコントローラと画像メモリのブロック図である。
【図7】1面取りシーケンスを示す図である。
【図8】2面取りシーケンスを示す図である。
【図9】図8のP1−Cで画像準備が間に合わない場合の第1のリカバリ例を示す図である。
【図10】同じく第2のリカバリ例を示す図である。
【図11】図8のP2−Cで画像準備が間に合わない場合のリカバリ例を示す図である。
【図12】第1の制御例を示す図である。
【図13】第2の制御例を示す図である。
【図14】第3の制御例を示す図である。
【図15】第4の制御例を示す図である。
【符号の説明】
51 中央制御部、261 中間転写ベルト
Claims (1)
- 重ね合わせカラー画像を中間転写体の移動方向に沿って2画面分形成し、その2画面分の重ね合わせ画像を連続して転写紙に転写する2面取りモードを有するカラー画像形成装置において、形成すべき前記カラー画像の情報を夫々の色成分毎に記憶装置上に準備する画像準備手段と、前記画像準備手段が前記2画面分の重ね合わせ画像を連続して形成する2面取りシーケンスタイミングにて画像を準備可能か否かを判断する画像準備可否判定手段と、2面取りシーケンスを行う第1の2面取りシーケンス制御手段と、2面取りシーケンスにて第1番目のまたは第2番目の作像を抑制する第2の2面取りシーケンス制御手段と、2面取りシーケンスにて第1番目および第2番目の双方の作像を抑制する第3の2面取りシーケンス制御手段と、前記画像準備可否判定手段にて画像が間に合わないと判断されると、前記第1の2面取りシーケンス制御手段、第2の2面取りシーケンス制御手段、第3の2面取りシーケンス制御手段のいずれかを選択して動作させるように制御する2面取りリカバリ制御手段としての機能を有する中央制御部を備え、
前記2面取りリカバリ制御手段は、
前記画像準備可否判定手段が前記2面取りシーケンスにおける第1番目の画像の準備が間に合わないと判断した場合、前記第2の2面取りシーケンス制御手段を選択して前記準備が間に合わなかった第1番目の画像の作像を抑制して動作させた後に前記準備が間に合った第2番目の画像の作像を抑制して動作させ、若しくは前記第3の2面取りシーケンス制御手段を選択して動作させた後に前記第1の2面取りシーケンス制御手段を選択して動作させ、
前記画像準備可否判定手段が前記2面取りシーケンスにおける第2番目の作像に係る画像の準備が間に合わないと判断した場合、前記第2の2面取りシーケンス制御手段を選択して前記準備が間に合わなかった第2番目の画像の作像を抑制して動作させた後に前記準備が間に合った第1番目の画像の作像を抑制して動作させることを特徴とする画像形成装置。
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