JP4342834B2 - トナー供給装置およびシール構造 - Google Patents

トナー供給装置およびシール構造 Download PDF

Info

Publication number
JP4342834B2
JP4342834B2 JP2003142940A JP2003142940A JP4342834B2 JP 4342834 B2 JP4342834 B2 JP 4342834B2 JP 2003142940 A JP2003142940 A JP 2003142940A JP 2003142940 A JP2003142940 A JP 2003142940A JP 4342834 B2 JP4342834 B2 JP 4342834B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seal member
fitted
toner
flange
supply device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2003142940A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2004347745A (ja
Inventor
和由 山村
浩一 津山
耕治 村田
努 芦刈
義正 大倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Document Solutions Inc
Original Assignee
Kyocera Mita Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Mita Corp filed Critical Kyocera Mita Corp
Priority to JP2003142940A priority Critical patent/JP4342834B2/ja
Publication of JP2004347745A publication Critical patent/JP2004347745A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4342834B2 publication Critical patent/JP4342834B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Dry Development In Electrophotography (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機やプリンター、あるいはファクシミリ装置等の画像形成装置に適用される現像装置にトナーを供給するトナー供給装置およびシール構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、特許文献1に記載された図9に示すような、画像形成装置に採用されるトナー供給装置(トナーコンテナ)が知られている。なお、図9は従来のトナーコンテナを示す図であり、(イ)は、上面開口を閉止する蓋体が外された状態の平面図、(ロ)は、(イ)のトナーコンテナの一部分を示すY−Y線断面図である。図9の(イ)に示すように、トナーコンテナ90は、箱形を呈したトナー貯留用の貯留槽91と、この貯留槽91の対向壁911間に架設された攪拌部材92と、この攪拌部材92と平行に対向壁911間に架設された移送部材93とを備えて構成されている。
【0003】
前記攪拌部材92は、貯留槽91内に貯留されたトナーを攪拌するものであり、一対の対向壁911間の距離より若干長尺に設定された攪拌棒921と、この攪拌棒921から径方向に突設された互いに平行な複数本のブラケット922と、各ブラケット922の先端部間に架設された、攪拌棒921と平行な攪拌ロッド923とからなっている。
【0004】
攪拌棒921は、一方の端部(図9の(イ)では左端部)が一方の対向壁911に凹設された有底孔912に挿入されている一方、他方の端部が他方の対向壁911に穿設された貫通孔913に貫通され、これによって軸心回りに回転可能に一対の対向壁911間に架設されている。そして、攪拌棒921の貫通孔913から外部に突出した部分に図略の駆動源からの駆動力が伝達されることにより、攪拌部材92が攪拌棒921回りに回転し、対向壁911内に装填されたトナーを攪拌するようになっている。
【0005】
また、前記移送部材93は、攪拌部材92によって攪拌されたトナーを貯留槽91の底板に穿設された送出口914へ向けて移動させるものであり、移送軸931と、この移送軸931の外周面に突設されたスパイラルフィン932とからなっている。かかる移送部材93も、攪拌部材92と同一の支持構造で一対の対向壁911間に架設されている。
【0006】
かかるトナーコンテナ90において、攪拌棒921が対向壁911から外部に突出した部分に、図9の(ロ)に示すような、シール構造94が採用されている。このシール構造94は、攪拌棒921の側部に同心で外嵌固定された円板状のフランジ95と、このフランジ95と対向壁911との間に介設された円板状のシール部材96とから構成されている。シール部材96は、フランジ95および対向壁911に密着する厚み寸法に設定され、これによって貯留槽91内のトナーは、攪拌棒921の外周面と対向壁911に設けられた貫通孔913の内周面との隙間から外部に漏洩することが防止されるようになっている。
【0007】
【特許文献1】
特開平8−314250号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前記従来のシール構造94にあっては、フランジ95が攪拌棒921に一体に固定されているため、攪拌棒921が回転するとフランジ95は当該攪拌棒921と一体回転することになり、これによってシール部材96は、フランジ95および対向壁911のいずれか一方または双方と摺接することになるが、この摺接を円滑に行わせるためには、シール部材96に対しフランジ95と対向壁911とによる押圧挟持力をあまり大きくしてシール効果を高めることができない。
【0009】
したがって、貯留槽91内のトナーは、フランジ95の回転に同伴したシール部材96の回転に誘導されて、太い矢印で示すように、フランジ95とシール部材96との間、あるいは対向壁911とシール部材96との間の微細な間隙を通って外部に漏洩するという不都合が生じる。
【0010】
そして、近年、装置の大型化が進行しており、より容量の大きい貯留槽91が採用される傾向になっているが、貯留槽91が大きくなると、これに比例して攪拌部材92も大きくなり、攪拌棒921の長大化による攪拌負荷の増大で攪拌棒921が撓み易くなる。攪拌棒921が撓むと、フランジ95とシール部材96との間に大きな隙間が形成されるため、この隙間によってトナーの漏洩が助長されるという新たな問題点が生じている。
【0011】
本発明は、かかる状況に鑑みなされたものであり、簡単な構造でありながらトナーの漏洩を確実に防止し得るようにした上で、装置の大型化に対応することができるトナー供給装置およびシール構造を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明(トナー供給装置)は、画像形成装置の現像部に設けられ、静電潜像の形成された感光体周面にトナーを供給して当該感光体にトナー画像を形成させるために使用される現像装置にトナーを供給するトナー供給装置であって、トナーを貯留する貯留槽と、この貯留槽の対向壁間に架設された、攪拌手段を有する回転軸とが備えられ、前記対向壁には、回転軸が嵌挿される嵌挿孔が穿設され、前記嵌挿孔の周りには、所定のシール部材が嵌め込まれる部分が設けられ、前記回転軸には、前記シール部材が嵌め込まれる部分から所定距離離間した位置に当該シール部材が嵌め込まれる部分より大きな形状のフランジが設けられ、前記シール部材は、前記回転軸に外嵌された状態で前記シール部材が嵌め込まれる部分と前記フランジとの間に介設され、かつ、前記シール部材が嵌め込まれる部分と等しいか大きく設定されるとともに、厚み寸法が前記シール部材が嵌め込まれる部分の高さ寸法より厚く設定され、前記シール部材が嵌め込まれる部分に嵌め込まれた当該シール部材は、前記フランジと前記シール部材が嵌め込まれる部分との間に押圧挟持されることによる弾性変形で周縁部が、前記シール部材が嵌め込まれる部分から外方に向けて膨出されていることによりトナーの漏洩を防止し得ることを特徴とするものである。
【0013】
この発明によれば、回転軸に外嵌されフランジに当接された状態のシール部材は、外径寸法が環状リブの内径寸法と等しいか大きく径設定されているため、回転軸が嵌挿孔に嵌挿された状態でシール部材のフランジと反対側をシール部材が嵌め込まれる部分に圧入することにより、回転軸が対向壁に装着された状態になる。そして、シール部材がシール部材の嵌め込まれる部分内に圧入されることにより、シール部材の外周面は、シール部材が嵌め込まれる部分の内周面に押圧密着された状態になるとともに、シール部材の内周面は、回転軸の外周面に押圧密着した状態になるため、貯留槽内のトナーの漏洩が確実に防止される。
【0014】
このように、この発明によれば、シール構造が貯留槽の対向壁面にシール部材が嵌め込まれる部分を設けるとともに、フランジをシール部材が嵌め込まれる部分の大きさより大きく形状設定するという簡単なものでありながら、トナーの貯留槽からの漏洩を防止し得る確実なシール性を確保することが可能になる。また、装置の大型化により回転軸が長大になり、且つ攪拌負荷の増大で撓んだとしても、シール部材の厚み寸法をシール部材が嵌め込まれる部分から抜け出さない程度の厚さに設定することにより対応することが可能であり、装置の大型化にも適応することができる。
【0015】
そして、シール部材は、厚み寸法がシール部材が嵌め込まれる部分の高さ寸法より厚く設定されているため、シール部材は、シール部材が嵌め込まれる部分に圧入された状態で、シール部材が嵌め込まれる部分から外部に出た部分がフランジと当接されることになり、この当接でシール性が向上する。
【0016】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記シール部材は、柔軟性を備えたエラストマーによって形成されていることを特徴とするものである。
【0017】
この発明において、エラストマーとは、室温でゴム弾性を備えた材料で、伸ばすとよく伸び、縮めると良好に圧縮弾性変形するとともに、外力を除くと瞬時に元の形に戻る性質を備えた高分子材料のことであり、代表的なものとしてゴム材料(天然ゴムを含む)を挙げることができるが、ゴム材料に限らず、スチレン−ブタジエン共重合体、熱可塑性ポリウレタン、ポリエステルエラストマー、エチレン−プロピレンゴム等の弾力性を備えた合成樹脂、さらにはこれらの発泡体等をも含む概念として使用している。
【0018】
この発明によれば、シール部材がこのようなエラストマーによって形成されているため、容易に弾性変形することでシール部材が嵌め込まれる部分との当接位置でのシール性が向上する。
【0019】
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の発明において、前記シール部材の厚み寸法は、当該シール部材の厚み寸法をc、シール部材が嵌め込まれる部分の高さ寸法をhとした場合、「4/3h≦c≦2h」を満足するように厚み設定されていることを特徴とするものである。
【0020】
このような範囲が設定されるのは以下の理由による。すなわち、シール部材の厚み寸法cが4/3h未満であると、フランジにシール部材へ向かう何らかの外力が作用したとき、シール部材が圧縮弾性変形してフランジがシール部材が嵌め込まれる部分に当接してしまい、これによって回転軸の円滑な回転が阻害される虞があるからである。逆に、厚み寸法が2hを越えると、シール部材が厚くなり過ぎて材料コストの高騰を招くばかりか、厚くなったことによるシール部材としての格別の作用効果を得ることができず無駄だからである。
【0021】
請求項4記載の発明(シール構造)は、トナーの漏洩を防止し得るように構成されたシール構造であって、所定の対向壁に回転軸が嵌挿される嵌挿孔が穿設され、前記嵌挿孔の周りには、所定のシール部材が嵌め込まれる部分が設けられ、前記回転軸には、前記シール部材が嵌め込まれる部分から所定距離離間した位置に当該シール部材が嵌め込まれる部分より大きな形状のフランジが設けられ、前記シール部材は、前記回転軸に外嵌された状態で前記シール部材が嵌め込まれる部分と前記フランジとの間に介設され、かつ、前記シール部材が嵌め込まれる部分と等しいか大きく設定されるとともに、厚み寸法が前記シール部材が嵌め込まれる部分の高さ寸法より厚く設定され、前記シール部材が嵌め込まれる部分に嵌め込まれた当該シール部材は、前記フランジと前記シール部材が嵌め込まれる部分との間に押圧挟持されることによる弾性変形で周縁部が、前記シール部材が嵌め込まれる部分から外方に向けて膨出されていることを特徴とする特徴とするものである。
【0022】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明に係るトナーコンテナが適用される画像形成装置の一例を示す側面断面視の説明図である。この図に示すように、画像形成装置10は、箱形の装置本体11の頂部に形成された露光部12と、装置本体11内でこの露光部12の下方位置に設けられた画像形成部13と、さらにこの画像形成部13の下部に設けられた給紙部14と、装置本体11の側部に画像形成部13に対応して設けられた排紙部15とを備えて構成されている。
【0023】
前記露光部12は、装置本体11の頂部のコンタクトガラス上に載置された原稿の画像を走査処理により読み取るものであり、光源、ミラーおよびレンズユニット等を備えて構成されている。露光部12で読み取られた画像情報は、当該画像情報を電気信号に変換する光電変換器121および電気信号に対応したレーザ光を照射する露光器122を介して画像形成部13に向けて出力される。
【0024】
前記画像形成部13は、前記画像情報に基づき露光器122から出力されるレーザ光を受光することによって周面に静電潜像を形成する感光体ドラム(感光体)131と、この感光体ドラム131の周面の静電潜像に向けてトナーを供給して同周面にトナー像を形成させる現像装置132と、この現像装置132にトナーを供給する、本発明に係るトナーコンテナ(トナー供給装置)20と、感光体ドラム131の図1における時計方向への回転でトナー画像の転写された用紙を搬送する搬送ベルト134と、この搬送ベルト134によって搬送された画像転写済みの用紙に対して画像の定着処理を施す定着装置135とを備えている。
【0025】
感光体ドラム131の周りであって現像装置132の上流側には帯電器136が設けられ、露光部12からの画像情報が供給される感光体ドラム131の周面が一様に帯電されるようになされている。そして、かかる周面に露光部12からの光が照射されることにより形成された静電潜像に対し、現像装置132からトナーが供給されることによって同周面にトナー像が形成され、このトナー像は、感光体ドラム131の回転に応じて給紙部14から給紙された用紙に転写されることになる。
【0026】
用紙への転写が完了した感光体ドラム131の周面は、帯電器136の上流側(図1における反時計方向)に設けられたクリーニング装置137によって清浄化され、新たな静電潜像形成に向かうことになる。
【0027】
前記給紙部14は、装置本体11の下部位置に着脱自在に装着された複数段の給紙カセット141と、多数枚の用紙を貯留しえる大容量用紙貯留部142と、手差しで用紙を給紙する手差し給紙部143とを備えている。これら給紙カセット141、大容量用紙貯留部142および手差し給紙部143からの給紙は、使用者が選択可能になっている。そして選択された給紙部14からの用紙は、所定の搬送路144を通って感光体ドラム131の現像装置132より下流側に向けて給紙され、トナー画像の形成に供される。そして、トナー画像の形成された用紙は、搬送ベルト134を介して定着装置135へ送られ、定着処理がなされた後に排紙部15へ排紙される。
【0028】
そして、本発明に掛かるトナーコンテナ20は、このように構成された画像形成装置10において、現像装置132内にトナーを供給するために使用されるものであり、装置本体11内の現像装置132の図1における右側上方位置に配設されている。
【0029】
図2は、トナーコンテナ20の一実施形態を示す斜視図であり、図3は、その平面図、図4はそのA−A線断面図、図5は、そのB線視の側面図である。また、図6は、実際に適用された設計ベースのトナーコンテナ20を例示する斜視図であり、(イ)は上面側から見た斜視図、(ロ)は、底面側から見た斜視図である。なお、図7に示すものは、実際に適用されたトナーコンテナ20がどのような形態をしているかの参考に供するために示したものであり、本発明に係るトナーコンテナ20が図6に示すものに限定されるものでないことについてはいうまでもない。
【0030】
図2〜図5に示すように、トナーコンテナ20は、トナーを貯留するための上面が開口された横長のトナー貯留槽30と、このトナー貯留槽30内に装着されたトナー攪拌用の攪拌部材40と、同トナー移送用のトナー移送部材50と、トナー貯留槽30の上面開口を閉止する蓋体60とを備えた基本構成を有している。
【0031】
前記トナー貯留槽30は、長手方向一対の対向壁31と、これらの対向壁31間に架設された架設壁32とからなっている。対向壁31は、下部に下へ向かって膨出した二つの円弧状膨出部(第1膨出部311および第2膨出部312)を有している。また、架設壁32は、一対の対向壁31の第1膨出部311側の側縁間に架設された正面壁321と、同第2膨出部312側の側縁間に架設された背面壁322とからなっている。かかる架設壁32には、一対の第1膨出部311間に架設された第1円弧状底板323および一対の第2膨出部312間に架設された第2円弧状底板324が連設されている。
【0032】
また、第1円弧状底板323と第2円弧状底板324との境界位置には、横断面視で山形を呈した仕切り壁325が形成されている。したがって、前記攪拌室21は、一対の対向壁31、第1円弧状底板323、正面壁321および仕切り壁325によって囲繞された空間によって形成されているとともに、前記移送室22は、一対の対向壁31、背面壁322および仕切り壁325によって囲繞された空間によって形成されている。
【0033】
前記一方(図2〜図4では右方)の対向壁31には、第1膨出部311の曲率中心位置に、攪拌部材40の後述する第1回転軸41が嵌挿される第1嵌挿孔315が穿設されているとともに、第2膨出部312の曲率中心位置に、トナー移送部材50の後述する第2回転軸51が嵌挿される第2嵌挿孔316が穿設されている。また、他方の対向壁31の内面側には、第1嵌挿孔315と対向した位置に第1回転軸41の端部が摺接状態で嵌入される有底の第1袋孔317が凹設されているとともに、第2嵌挿孔316と対向した位置に第2回転軸51の端部が摺接状態で嵌入される第2袋孔318が凹設されている。
【0034】
前記攪拌部材40は、一対の対向壁31間の外寸法より長尺に長さ設定された第1回転軸41と、この第1回転軸41の周面から径方向に向けて同一方向に所定ピッチで突設された複数本の突出杆42と、これらの突出杆42に貫設された攪拌棒43とを備えて構成されている。かかる攪拌部材40は、第1回転軸41が前記第1嵌挿孔315に嵌挿された状態で先端部が前記第1袋孔317に嵌入されることにより軸心回りに回転自在に一対の対向壁31間に架設されている。
【0035】
第1回転軸41は、第1嵌挿孔315から外部に突出した部分が図略の駆動源と連結され、駆動源の駆動による軸心回りに回転し得るようになっている。そして、第1回転軸41の回転による攪拌棒43の第1回転軸41回りの周回によって攪拌室21内のトナーが攪拌されるようになっている。
【0036】
前記トナー移送部材50は、前記第1回転軸41と略同一長さに寸法設定された第2回転軸51と、この第2回転軸51に巻き付けられた状態で形成されたスパイラルフィン52とを備えて構成されている。かかるトナー移送部材50は、突出杆42が第2嵌挿孔316に嵌挿された状態で先端部が前記第2袋孔318に嵌入されることにより軸心回りに回転自在に一対の対向壁31間に架設されている。
【0037】
第2回転軸51も、第2嵌挿孔316から外部に突出した部分が図略の駆動源と連結され、駆動源の駆動による軸心回りに回転し得るようになっている。そして、第2回転軸51の回転によるスパイラルフィン52の軸心回りの回転により攪拌室21から仕切り壁325を越えて移送室22に移されたトナーは、移送室22内を一方の端部へ向けて移送され、第2円弧状底板324に設けられた排出口326から現像装置132(図1)へ向けて導出されるようになっている。
【0038】
そして、本発明に係るシール構造70は、第1回転軸41および第2回転軸51がそれぞれ第1嵌挿孔315および第2嵌挿孔316に嵌挿された部分に形成されている。以下、シール構造70について、図7および図8に基づき詳細に説明する。図7は、シール構造70の一実施形態を示す図であり、(イ)は、分解斜視図、(ロ)は、組立て斜視図である。また、図8は、図7の(ロ)のX−X線断面図である。なお、図7および図8は、第1回転軸41を対象としたシール構造70を示しているが、第2回転軸51についても同様であるため、以下、第2回転軸51に係るシール構造70の説明は省略する。
【0039】
図7および図8に示すように、シール構造70は、第1回転軸41に同心で外嵌されるフランジ71と、対向壁31に第1嵌挿孔315の孔心と同心で攪拌室21側へ向かって突設された環状リブ(シール部材が嵌め込まれる部分)72と、第1回転軸41に外嵌された状態で前記環状リブ72内の対向壁31の壁面との間に介設される環状リブ72と同心の円形シール部材73とから構成されている。
【0040】
前記フランジ71は、径寸法が環状リブ72の外径寸法と略同一に径設定されているのに対し、円形シール部材73は、外径寸法が環状リブ72の内径寸法より若干大きめに径設定されている。円形シール部材73は、本実施形態においては、容易に圧縮弾性変形し得る発泡ゴムによって形成されている。円形シール部材73は、厚み寸法cが、環状リブ72の高さ寸法hよりも厚くなるように(c>h)厚み設定されている。かかる円形シール部材73の厚み寸法cの範囲は、本実施形態においては、「4/3h≦c≦2h」の不等式を満足するように設定されている。
【0041】
このような範囲が設定されるのは、厚み寸法cが4/3h未満であると、フランジ71に円形シール部材73へ向かう何らかの外力が作用したとき、円形シール部材73が圧縮弾性変形してフランジ71が環状リブ72に当接してしまい、これによって第1回転軸41の円滑な回転が阻害される虞があるからである。逆に、厚み寸法が2hを越えると、円形シール部材73が厚くなり過ぎて材料コストの高騰を招くばかりか、厚くなったことによるシール部材としての格別の作用効果を得ることができず無駄だからである。
【0042】
そして、図7の(イ)に示すように、第1嵌挿孔315に挿通された第1回転軸41の攪拌室21側の部分にフランジ71および円形シール部材73が外嵌された状態で、円形シール部材73が圧縮弾性変形されながら環状リブ72内に圧入され、引き続きフランジ71が摺動されて円形シール部材73の対向面に押圧当接され、この状態で例えば第1回転軸41に溶接止めされることにより、円形シール部材73は、図7の(ロ)および図8に示すように、圧縮弾性変形しながらフランジ71と環状リブ72内の対向壁31とに押圧挟持された状態になる。
【0043】
因みに、フランジ71の径寸法は、円形シール部材73の外径寸法より大きく径設定されることが好ましい。こうすることによって、円形シール部材73が環状リブ72に圧入されることによる反動で径方向に外方へ膨出しても、円形シール部材73のフランジ71からのはみ出しが防止され、これによって円形シール部材の対向壁31への安定した押圧当接状態を確保することができる。
【0044】
本発明のトナーコンテナ20は、以上詳述したように、画像形成装置10の画像形成部13おける現像装置132の上流側に設けられ、静電潜像の形成された感光体ドラム131の周面にトナーを供給して当該感光体ドラム131にトナー画像を形成させるために使用される現像装置132へトナーを供給するために使用されるものであり、トナーを貯留するトナー貯留槽30と、このトナー貯留槽30の一対の対向壁31間に架設された、攪拌棒43を有する第1回転軸41とが備えられ、前記対向壁31には、第1回転軸41が摺接状態で軸心回りに回転可能に嵌挿される第1嵌挿孔315と、第1嵌挿孔315の周りに膨設された環状リブ72とが備えられてなるものである。
【0045】
そして前記第1回転軸41には、前記環状リブ72から若干離間した位置にフランジ71が設けられ、前記環状リブ72内の対向壁31面とフランジ71との間には、第1回転軸41に外嵌された状態で環状リブ72に内嵌される円形シール部材73が介設されている。この円形シール部材73は、本実施形態においては、外径寸法が環状リブ72の内径寸法より僅かに大きく(すなわち圧入操作が可能な程度に大きく)径設定されている。因みに、本発明は、円形シール部材73の外径寸法が環状リブ72の内径寸法より大きいことに限定されるものではなく、等しくてもよい。
【0046】
したがって、第1回転軸41に外嵌されフランジ71に当接された状態の円形シール部材73は、外径寸法が環状リブ72の内径寸法より僅かに大きく径設定されていることにより、第1回転軸41が第1嵌挿孔315に嵌挿された状態で円形シール部材73のフランジ71と反対側を環状リブ72に圧入することによって第1回転軸41が対向壁31に装着された状態になる。
【0047】
そして、円形シール部材73が環状リブ72内に圧入されることにより、円形シール部材73の外周面は、環状リブ72の内周面に押圧密着された状態になるとともに、円形シール部材73の内周面は、第1回転軸41の外周面に押圧密着した状態になるため、第1嵌挿孔315を介したトナー貯留槽30内のトナーの漏洩を確実に防止することができる。
【0048】
このように、シール構造70がトナー貯留槽30の対向壁31面に環状リブ72を設けるとともに、円形シール部材73の外径寸法を環状リブ72の内径寸法より若干大きめにするという簡単な構造で、トナーのトナー貯留槽30からの漏洩を防止し得る確実なシール性を確保することができ、部品コストおよび組み付けコストの低減化に貢献することができる。
【0049】
また、装置の大型化により第1回転軸41が長大になり、且つ攪拌負荷の増大で第1回転軸41が撓んだとしても、円形シール部材73の厚み寸法を環状リブ72から抜け出さない程度の厚さに設定することにより対応することが可能であり、装置の大型化にも適応することができる。
【0050】
また、円形シール部材73として発泡ゴムが採用されているため、発泡ゴムは、容易に弾性変形することが可能であるばかりか、その復元力も良好であり、環状リブ72との当接位置でのシール性を向上させることができる。
【0051】
さらに、円形シール部材73は、厚み寸法が環状リブ72の対向壁31面からの突出量より厚く設定されているため、円形シール部材73は、環状リブ72に圧入された状態で、環状リブ72から外部に出た部分がフランジ71と当接されることになり、この当接でシール性を向上させることができる。
【0052】
本発明は、上記の実施形態に限定されるものではなく、以下の内容をも包含するものである。
【0053】
(1)上記の実施形態においては、円形シール部材73は、天然素材の発泡ゴムによって形成されるが、本発明は、円形シール部材73が天然素材の発泡ゴム製であることに限定されるものではなく、スチレン−ブタジエン共重合体、熱可塑性ポリウレタン、ポリエステルエラストマー、エチレン−プロピレンゴム等の弾力性を備えた合成樹脂(すなわちエラストマー)製のものであってもよい。
【0054】
(2)上記の実施形態においては、シール部材として円形シール部材73が採用されているが、シール部材が円形であることに限定されるものではなく、三角形状や四角形状、さらには多角形状としてもよい。こうすることによって環状リブもシール部材の形状に対応した形状とされる。このようにシール部材を円形以外の形状にすることにより、シール部材がフランジ71と共回りしなくなるため、シール部材のフランジ71に対する対向面に低摩擦化材をコーティングしたり、低摩擦シートを貼設するのが好ましい。こうすることで、フランジ71は、シール部材を押圧した状態であっても、当該シール部材に対してスムーズに摺動回転する。
【0055】
【発明の効果】
本発明のトナー供給装置によれば、回転軸に外嵌されフランジに当接された状態のシール部材は、外径寸法が環状リブの内径寸法より僅かに大きく径設定されているため、回転軸が嵌挿孔に嵌挿された状態でシール部材のフランジと反対側を環状リブに圧入することにより、シール部材の外周面は、環状リブの内周面に押圧密着された状態になるとともに、シール部材の内周面は、回転軸の外周面に押圧密着した状態になり、これによって貯留槽内のトナーの漏洩を確実に防止することができる。
【0056】
このように、シール構造が貯留槽の対向壁面に環状リブを設けるとともに、シール部材の外径寸法を環状リブの内径寸法より若干大きめにするという簡単な構造でありながら、トナーの貯留槽からの漏洩を防止し得る確実なシール性を確保することができ、装置の大型化により回転軸が長大になり、且つ攪拌負荷の増大で撓んだとしても、シール部材の厚み寸法を環状リブから抜け出さない程度の厚さに設定することにより対応することが可能であり、装置の大型化に適正に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のトナーコンテナが適用される画像形成装置の一例を示す側面断面視の説明図である。
【図2】 トナーコンテナの一実施形態を示す斜視図である。
【図3】 図2に示すトナーコンテナの平面図である。
【図4】 図2に示すトナーコンテナのA−A線断面図である。
【図5】 図2に示すトナーコンテナのB線視の側面図である。
【図6】 実際に適用された設計ベースのトナーコンテナを例示する斜視図であり、(イ)は上面側から見た斜視図、(ロ)は、底面側から見た斜視図である。
【図7】 シール構造の一実施形態を示す図であり、(イ)は、分解斜視図、(ロ)は、組立て斜視図である。
【図8】 図7の(ロ)のX−X線断面図である。
【図9】 従来のトナーコンテナを示す図であり、(イ)は、上面開口を閉止する蓋体が外された状態の平面図、(ロ)は、(イ)のトナーコンテナの一部分を示すY−Y線断面図である。
【符号の説明】
10 画像形成装置 11 装置本体
12 露光部 121 光電変換器
122 露光器 13 画像形成部
131 感光体ドラム(感光体)
132 現像装置 134 搬送ベルト
135 定着装置 136 帯電器
137 クリーニング装置
14 給紙部 141 給紙カセット
142 大容量用紙貯留部 143 手差し給紙部
15 排紙部 20 トナーコンテナ(トナー供給装置)
21 攪拌室 22 移送室
30 トナー貯留槽 31 対向壁
311 第1膨出部 312 第2膨出部
315 第1嵌挿孔 316 第2嵌挿孔
317 第1袋孔 318 第2袋孔
32 架設壁 321 正面壁
322背面壁 323 第1円弧状底板
324 第2円弧状底板 325 仕切り壁
326 排出口 40 攪拌部材
41 第1回転軸 42 突出杆
43 攪拌棒 50 トナー移送部材
51 第2回転軸 52 スパイラルフィン
60 蓋体 70 シール構造
71 フランジ 72 環状リブ(シール部材が嵌め込まれる部分)
73 円形シール部材

Claims (4)

  1. 画像形成装置の現像部に設けられ、静電潜像の形成された感光体周面にトナーを供給して当該感光体にトナー画像を形成させるために使用される現像装置にトナーを供給するトナー供給装置であって、
    トナーを貯留する貯留槽と、この貯留槽の対向壁間に架設された、攪拌手段を有する回転軸とが備えられ、
    前記対向壁には、回転軸が嵌挿される嵌挿孔が穿設され、
    前記嵌挿孔の周りには、所定のシール部材が嵌め込まれる部分が設けられ、
    前記回転軸には、前記シール部材が嵌め込まれる部分から所定距離離間した位置に当該シール部材が嵌め込まれる部分より大きな形状のフランジが設けられ、
    前記シール部材は、前記回転軸に外嵌された状態で前記シール部材が嵌め込まれる部分と前記フランジとの間に介設され、かつ、前記シール部材が嵌め込まれる部分と等しいか大きく設定されるとともに、厚み寸法が前記シール部材が嵌め込まれる部分の高さ寸法より厚く設定され、
    前記シール部材が嵌め込まれる部分に嵌め込まれた当該シール部材は、前記フランジと前記シール部材が嵌め込まれる部分との間に押圧挟持されることによる弾性変形で周縁部が、前記シール部材が嵌め込まれる部分から外方に向けて膨出されていることによりトナーの漏洩を防止し得ることを特徴とするトナー供給装置。
  2. 前記シール部材は、柔軟性を備えたエラストマーによって形成されていることを特徴とする請求項1記載のトナー供給装置。
  3. 前記シール部材の厚み寸法は、当該シール部材の厚み寸法をc、前記シール部材が嵌め込まれる部分の高さ寸法をhとした場合、「4/3h≦c≦2h」を満足するように厚み設定されていることを特徴とする請求項1または2記載のトナー供給装置。
  4. トナーの漏洩を防止し得るように構成されたシール構造であって、
    所定の対向壁に回転軸が嵌挿される嵌挿孔が穿設され、
    前記嵌挿孔の周りには、所定のシール部材が嵌め込まれる部分が設けられ、
    前記回転軸には、前記シール部材が嵌め込まれる部分から所定距離離間した位置に当該シール部材が嵌め込まれる部分より大きな形状のフランジが設けられ、
    前記シール部材は、前記回転軸に外嵌された状態で前記シール部材が嵌め込まれる部分と前記フランジとの間に介設され、かつ、前記シール部材が嵌め込まれる部分と等しいか大きく設定されるとともに、厚み寸法が前記シール部材が嵌め込まれる部分の高さ寸法より厚く設定され、
    前記シール部材が嵌め込まれる部分に嵌め込まれた当該シール部材は、前記フランジと
    前記シール部材が嵌め込まれる部分との間に押圧挟持されることによる弾性変形で周縁部
    が、前記シール部材が嵌め込まれる部分から外方に向けて膨出されていることを特徴とするシール構造。
JP2003142940A 2003-05-21 2003-05-21 トナー供給装置およびシール構造 Expired - Lifetime JP4342834B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003142940A JP4342834B2 (ja) 2003-05-21 2003-05-21 トナー供給装置およびシール構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003142940A JP4342834B2 (ja) 2003-05-21 2003-05-21 トナー供給装置およびシール構造

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008230156A Division JP4390220B2 (ja) 2008-09-08 2008-09-08 トナー供給装置およびシール構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004347745A JP2004347745A (ja) 2004-12-09
JP4342834B2 true JP4342834B2 (ja) 2009-10-14

Family

ID=33530856

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003142940A Expired - Lifetime JP4342834B2 (ja) 2003-05-21 2003-05-21 トナー供給装置およびシール構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4342834B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008107486A (ja) * 2006-10-24 2008-05-08 Kyocera Mita Corp トナー供給装置
JP2008129288A (ja) 2006-11-20 2008-06-05 Sharp Corp トナー搬送装置および画像形成装置
JP4861927B2 (ja) * 2007-08-02 2012-01-25 日立アプライアンス株式会社 冷蔵庫
JP5651144B2 (ja) * 2012-08-27 2015-01-07 株式会社沖データ 現像装置及び画像形成装置
JP5542235B2 (ja) * 2013-07-05 2014-07-09 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 現像剤収容容器及びそれを備えた画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2004347745A (ja) 2004-12-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10095161B2 (en) Accommodating container, process cartridge and electrophotographic image forming apparatus
TW396298B (en) Toner supply container, sealing member and electrophotographic image forming apparatus
USRE40021E1 (en) Toner bottle and developer cartridge for use in an image forming apparatus
EP2587315A1 (en) Developer storage container and image forming apparatus with same
JP6558320B2 (ja) 現像剤容器およびこれを備える画像形成装置
JP7206856B2 (ja) トナー搬送装置、現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置
US6766132B2 (en) Developing device
JP2009204631A (ja) トナーカートリッジ及びこれを用いたトナー補給装置と画像形成装置
JP4342834B2 (ja) トナー供給装置およびシール構造
JP2006235470A (ja) 現像剤補給容器
US6628910B2 (en) Toner cartridge for image forming apparatus
US6788912B2 (en) Toner supply container and stirring rotation member
JP4390220B2 (ja) トナー供給装置およびシール構造
JP3571873B2 (ja) トナー搬送翼及びトナー供給容器
JP3985472B2 (ja) 現像剤搬送装置
US7751745B2 (en) Developing apparatus, image forming apparatus having the same, and assembling method of a developing apparatus
EP0672962A2 (en) Developing unit
JP4091898B2 (ja) トナーカートリッジおよびそれを用いるトナー供給装置
JP2000181213A (ja) 現像剤補給容器
US20050058471A1 (en) Developer container and image forming apparatus
US8401438B2 (en) Conveyance member, developer cartridge, and image-forming apparatus
JP2000338781A (ja) 現像装置及び画像形成装置
JP2019113789A (ja) トナー容器及び画像形成装置
JP6794923B2 (ja) 現像剤収容容器、およびこれを備えた画像形成装置
JP3749797B2 (ja) 搬送ローラ及び画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050530

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20071116

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071120

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080121

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080318

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080519

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080708

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090708

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120717

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4342834

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120717

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120717

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130717

Year of fee payment: 4

EXPY Cancellation because of completion of term