JP4342534B2 - 光ヘッドのハウジング、光ヘッド、その製造方法及び光記録再生装置 - Google Patents

光ヘッドのハウジング、光ヘッド、その製造方法及び光記録再生装置 Download PDF

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Description

本発明は、光ディスク等の光記録媒体にデータの記録又は再生を行う光ヘッドのハウジング、このハウジングを備えた光ヘッド、この光ヘッドの製造方法及びこの光ヘッドを備えた光記録再生装置に関する。
光ヘッドに用いられる半導体レーザは、一般には、光ビームを発生する活性層が僅かに厚みを有して長方形状を呈している。このため、光ビームの見かけ上の垂直方向の焦点位置と水平方向の焦点位置とが光軸方向において僅かにずれる。この垂直方向の焦点位置と水平方向の焦点位置との距離は、非点隔差と呼ばれる。
光ヘッドは、一般に、上記非点隔差を有する半導体レーザから出射され、拡散する光ビームをコリメートレンズにより平行光に変換した後、対物レンズにより集光して光記録媒体の情報記録面にビームスポットを形成している。この場合、光記録媒体の情報記録面において、ビームスポットのラジアル方向(光記録媒体の半径方向)とタンジェンシャル方向(光記録媒体の円周方向)とでは、ビームウェストがずれ、ビームスポットが楕円形状等を呈してしまう。このように、ビームスポットが光記録媒体の情報記録面で楕円形状等を呈することなどは、非点収差(astigmatism)と呼ばれる。
上記非点収差が生じる光記録再生装置では、一般に、光記録媒体の情報記録面を再生した時の情報読み取り信号のレベルが最良となる焦点位置と、トラッキング誤差信号のレベルが最良となる焦点位置とにずれが生じることになる。この結果、このような光記録再生装置では、デフォーカスに対する許容度が低くなる傾向がある。
光記録再生装置では、特に、再生時において、所望のトラックをアクセスするときのトラッキングサーボを安定にかけるためには、トラッキング誤差信号のレベルが最良となる焦点位置でフォーカスサーボがかかるように設定することが好ましい。しかし、このような設定を上記非点収差が生じる光記録再生装置で行った場合、例えば、情報読み取り信号のジッタがもっとも低くなるジッタ最良点がトラッキング誤差信号のレベルが最高となる焦点位置よりずれた位置となり、結果的にジッタマージンが小さくなる(エラーレートが増大する)という問題があった。
そこで、このような半導体レーザの非点隔差に起因する非点収差を補正する方法として従来から種々提案されている。例えば、従来の光ヘッドには、上記半導体レーザの非点隔差と符号が反対になるような非点収差を発生させるように、上記コリメートレンズを光軸と直交する方向に対して所定角度だけ傾斜させて配置することにより、半導体レーザの非点隔差を補正しているものがある(例えば、特許文献1参照。)。
特開平8−147747号公報(請求項1,[0015]〜[0017]、図2)
光ヘッドには、上記した半導体レーザの非点隔差に起因する非点収差だけでなく、他の光学素子に起因する様々な非点収差がある。ところが、上記した従来の光ヘッドでは、他の光学素子に起因する様々な非点収差を補正することができないという問題があった。
また、上記コリメートレンズ等の光学素子を光軸と直交する方向に対して傾斜させる場合、当該光学素子の主点が光軸方向にずれないようにする必要がある。何故なら、光学素子の主点が光軸方向にずれた場合、平行光が収束光あるいは発散光となり、球面収差が発生するからである。この点、上記した特許文献1の[0020]、[0021]及び図4には、外周面を光軸方向に対して所定角度を有するテーパ状に加工したコリメートレンズを取付面に固定することが記載されている。この記載、特に、図4(B)では、上記コリメートレンズの主点が光軸方向にずれていることが示されている。
従って、上記した特許文献1には、上記コリメートレンズの主点が光軸からずれないようにする工夫については、何ら開示も示唆もされていないといえる。このため、上記した特許文献1に記載された従来技術では、上記した、平行光が収束光あるいは発散光となり、球面収差が発生する不都合を解決することはできない。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、上述のような課題を解決することができる光ヘッドのハウジング、光ヘッド、その製造方法及び光記録再生装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明に係る光ヘッドのハウジングは、半導体レーザから出射され、拡散する光ビームを平行光に変換するコリメートレンズを含む光学系が収容される光ヘッドのハウジングにおいて、前記コリメートレンズが固定される固定部材は、前記コリメートレンズを前記光学系の光軸に対応して直交する方向の固定、ラジアル方向に傾かせての固定、及びタンジェンシャル方向に傾かせての固定が可能に構成され、前記コリメートレンズは、前記直交する方向、前記ラジアル方向、及び前記タンジェンシャル方向のうち、前記光ヘッド全体の非点収差を打ち消すように、前記コリメートレンズが非点収差を発生することができるいずれかの方向前記固定部材に固定されていることを特徴とする光ヘッドのハウジング。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の光ヘッドのハウジングに係り、前記固定部材には、前記コリメートレンズを前記直交する方向に固定、前記ラジアル方向に傾かせて固定、及び前記タンジェンシャル方向に傾かせて固定するために、前記コリメートレンズの面が当接される前記直交する方向、前記ラジアル方向、及び前記タンジェンシャル方向に対応した前記直交する方向、前記ラジアル方向、及び前記タンジェンシャル方向の面が設けられていることを特徴としている。
また、請求項3記載の発明は、請求項1又は2に記載の光ヘッドのハウジングに係り、前記固定部材は、前記コリメートレンズを前記直交する方向に固定、前記ラジアル方向に傾かせて固定、及び前記タンジェンシャル方向に傾かせて固定のいずれの方向固定した場合でも、前記半導体レーザの出射面から前記コリメートレンズの主点までの距離が等しくなるように設けられていることを特徴としている。
また、請求項4記載の発明に係る光ヘッドの製造方法は、半導体レーザから出射され、拡散する光ビームを平行光に変換するコリメートレンズを含む光学系が収容されるハウジングを有する光ヘッドの製造方法において、前記ハウジングには、前記コリメートレンズを前記光学系の光軸に対して直交する方向の固定、ラジアル方向に傾かせての固定、及びタンジェンシャル方向に傾かせての固定が可能に固定部材が形成され、前記固定部材には、前記コリメートレンズを前記直交する方向に固定、前記ラジアル方向に傾かせて固定、及び前記タンジェンシャル方向に傾かせて固定するために、前記コリメートレンズの面が当接される前記直交する方向、前記ラジアル方向、及び前記タンジェンシャル方向に対応した前記直交する方向、前記ラジアル方向、及び前記タンジェンシャル方向の面が設けられ前記コリメートレンズを前記固定部材に前記光学系の光軸に直交する方向仮固定する第1の工程と、前記光ヘッド全体の非点収差を測定する第2の工程と、前記第2の工程の測定結果と、前記コリメートレンズの特性データとに基づいて、前記コリメートレンズを、前記直交する方向、前記ラジアル方向、及び前記タンジェンシャル方向のうち、前記光ヘッド全体の非点収差を打ち消すように、前記コリメートレンズが非点収差を発生することができるいずれかの方向前記固定部材の前記面に当接させて前記固定部材に本固定する第3の工程と有することを特徴としている。
また、請求項5記載の発明は、請求項4に記載の光ヘッドの製造方法に係り、前記固定部材は、前記コリメートレンズを前記直交する方向に固定、前記ラジアル方向に傾かせて固定、及び前記タンジェンシャル方向に傾かせて固定のいずれの方向固定した場合でも、前記半導体レーザの出射面から前記コリメートレンズの主点までの距離が等しくなるように設けられていることを特徴としている。
また、請求項6記載の発明に係る光記録再生装置は、請求項3に記載の光ヘッドを備えることを特徴としている。
本発明によれば、請求項1記載の発明に係る光ヘッドのハウジングは、半導体レーザから出射され、拡散する光ビームを平行光に変換するコリメートレンズを含む光学系が収容される光ヘッドのハウジングに係り、前記コリメートレンズが固定される固定部材は、前記コリメートレンズを前記光学系の光軸に対して複数の方向に傾かせて固定可能に構成されている。従って、半導体レーザの非点隔差に起因する非点収差だけでなく、光ヘッド全体の非点収差を低減することができる。これにより、光ヘッド全体の非点収差発生方向が異なる場合においても非点収差を低減することができる。さらに、コリメートレンズの角度調整が容易であるとともに、部品点数が増えず、コストアップとならない。
また、請求項5記載の発明に係る光ヘッドは、請求項1乃至4のいずれかに記載の光ヘッドのハウジングを有し、前記コリメートレンズは、前記複数の方向のうち、前記光ヘッド全体の非点収差を打ち消すように、前記コリメートレンズが非点収差を発生する方向に傾けられて前記固定部材に固定されている。従って、光記録媒体の情報記録面を再生した時の情報読み取り信号のレベルが最良となる焦点位置と、トラッキング誤差信号のレベルが最良となる焦点位置とを一致させることができる。これにより、デフォーカスに対する許容度を高くすることができる。
また、請求項6記載の発明に係る光ヘッドの製造方法は、半導体レーザから出射され、拡散する光ビームを平行光に変換するコリメートレンズを含む光学系が収容されるハウジングを有する光ヘッドの製造方法に係り、前記ハウジングには、前記コリメートレンズを前記光学系の光軸に対して複数の方向に傾けて固定可能に固定部材が形成され、前記コリメートレンズを前記固定部材に前記光学系の光軸に直交する方向に傾けて仮固定する第1の工程と、前記光ヘッド全体の非点収差を測定する第2の工程と、前記第2の工程の測定結果と、前記コリメートレンズの特性データとに基づいて、前記コリメートレンズを、前記複数の方向のうち、前記光ヘッド全体の非点収差を打ち消すように、前記コリメートレンズが非点収差を発生する方向に傾けて前記固定部材に本固定する第3の工程と有している。従って、半導体レーザの非点隔差に起因する非点収差だけでなく、光ヘッド全体の非点収差を低減することができる。これにより、光ヘッド全体の非点収差発生方向が異なる場合においても非点収差を低減することができる。また、コリメートレンズの角度調整が容易である。
また、請求項10記載の発明に係る光記録再生装置は、請求項5に記載の光ヘッドを備えている。従って、情報読み取り信号のジッタがもっとも低くなるジッタ最良点と、トラッキング誤差信号のレベルが最高となる焦点位置とが一致する。この結果、ジッタマージンが大きくなる(エラーレートが減少する)。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る光ヘッド1の光学系の構成を示す概略図である。この光ヘッド1は、図1に示すように、光ビームを出射する光源として半導体レーザ3を有している。半導体レーザ3の光出射側の所定位置には、回折格子4が配置されている。この回折格子4の片面には、半導体レーザ3から出射された所定波長の光ビームを3本の光ビーム(0次の主ビーム14と±1次の副ビーム15a、15b)に分割するための回折格子パターンが形成されている。即ち、回折格子4は、光記録媒体2の情報記録面において、主ビーム14の集光位置を中心にトラック方向に所定距離隔てて対称な位置に±1次の副ビーム15a及び15bが集光されるように、半導体レーザ3から出射された光ビームを分割する。
半導体レーザ3から見て回折格子4の光透過側には、偏光ビームスプリッタ5、4分の1波長板6、コリメートレンズ7及び対物レンズ8がこの順に並んで配置されている。偏光ビームスプリッタ5では、回折格子4からの主ビーム14並びに±1次の副ビーム15a及び15bのP偏光の直線偏光成分が90%以上透過して4分の1波長板6に入射する。一方、上記P偏光の直線偏光成分の残りの数%程度は、偏光ビームスプリッタ5において反射してフロントモニタ用光検出器9に入射する。また、偏光ビームスプリッタ5では、4分の1波長板6からのS偏光の直線偏光成分がほぼ100%反射して、後述するセンサレンズ10に入射する。
4分の1波長板6は、偏光ビームスプリッタ5からの主ビーム14並びに±1次の副ビーム15a及び15bのP偏光の直線偏光成分(以下、「往路光ビーム」という。)を円偏光成分に変換するとともに、コリメートレンズ7からの円偏光成分を上記往路光ビームの偏光方位と直交する方向の直線偏光成分、即ち、上記S偏光の直線偏光成分に変換する。
コリメートレンズ7は、4分の1波長板6からの拡散光を平行光に変換するとともに、対物レンズ8からの平行光を集束光に変換する。また、コリメートレンズ7は、その光軸26(図6参照)が、光学系全体の光軸16と直交し、かつ、光記録媒体2の情報記録面にビームスポットが形成された際に光記録媒体2の半径方向に平行な方向(以下、「ラジアル方向」という。)に対して所定角度θだけ傾斜させて配置可能に構成されている(図1、図3、図4及び図6参照)。さらに、コリメートレンズ7は、その光軸26(図7参照)が、光学系全体の光軸16と直交し、かつ、光記録媒体2の情報記録面にビームスポットが形成された際に光記録媒体2の円周方向に平行な方向(以下、「タンジェンシャル方向」という。)に対して所定角度φだけ傾斜させて配置可能に構成されている(図5及び図7参照)。
なお、図1では、説明を簡単にするために、コリメートレンズ7は、4分の1波長板6に対向する面(背面)が平面であって、対物レンズ8に対向する面(正面)が球面である1枚の球面レンズで構成されるとして示している。しかし、実際のコリメートレンズ7は、例えば、2〜4枚の球面レンズから構成されている。また、このコリメートレンズ7の配置に関する構成の詳細については、後述する。
対物レンズ8は、コリメートレンズ7からの平行光を光記録媒体2の情報記録面に集光するとともに、光記録媒体2からの反射光を平行光に変換する。フロントモニタ用光検出器9は、半導体レーザ3から出射された光ビームの光強度を計測する。このフロントモニタ用光検出器9の出力に基づいて半導体レーザ3の出力が調整される。
一方、4分の1波長板6から見て偏光ビームスプリッタ5の光反射側には、センサレンズ10、シリンドリカルレンズ11並びに受光素子12、13a及び13bがこの順に配置されている。センサレンズ10は、光記録媒体2で反射された主ビーム14並びに±1次の副ビーム15a及び15bを所定の光学系倍率で拡大する。また、センサレンズ10は、この光ヘッド1の組立調整時には、光軸方向に移動可能に構成されている。即ち、センサレンズ10を光軸方向に移動することにより、光記録媒体2で反射された主ビーム14並びに±1次の副ビーム15a及び15bの受光素子12、13a及び13bの各受光面上における合焦位置を光学的に調整することができるように構成されている。
シリンドリカルレンズ11は、センサレンズ10からの光ビームに焦点ズレ誤差検出のための非点収差を与えるために、上記光ビームに対し、幅方向(曲率方向)にのみ変化を与え、長さ方向には変化を与えずに線状のビームを形成し、受光素子12、13a及び13b上にそれぞれ個別に結像させる。センサレンズ10及びシリンドリカルレンズ11は、両者の機能を備える1個のアナモフィックレンズと置き換えても良い。
受光素子12は、半導体レーザ3の発光領域で発光された所定波長の光ビームのうち、光記録媒体2の情報記録面によって反射された主ビーム14を受光する。同様に、受光素子13aは、半導体レーザ3の発光領域で発光された所定波長の光ビームのうち、光記録媒体2の情報記録面によって反射された+1次の副ビーム15aを受光する。受光素子13bは、半導体レーザ3の発光領域で発光された所定波長の光ビームのうち、光記録媒体2の情報記録面によって反射された−1次の副ビーム15bを受光する。受光素子12、13a及び13bは、受光した各光ビームをそれぞれ分割された各受光領域においてそれぞれ独立に光電変換して電気信号を出力する。
光ヘッド1は、図1に示す光学系の他、図2に示すように、対物レンズ8を駆動する対物レンズ駆動装置17と、ハウジング18とを有している。ハウジング18は、例えば、アルミニウム(Al)、亜鉛(Zn)あるいはマグネシウム(Mg)等の金属や液晶ポリマ(LCP)等の合成樹脂などからなる。
また、上記ハウジング18の外周面18aに形成された取付孔(図示略)には、半導体レーザ3が収容されたレーザホルダ19が挿入され、接着剤等により固定されている。さらに、上記ハウジング18の内部には、図示しないが、上記した、回折格子4、偏光ビームスプリッタ5、4分の1波長板6、コリメートレンズ7、フロントモニタ用光検出器9、センサレンズ10、シリンドリカルレンズ11並びに受光素子12、13a及び13bが収容されている。
図3は、上記ハウジング18の内部のうち、本発明の特徴であるコリメートレンズ7が取り付けられる要部構成を示す斜視図、図4は、図3に示すハウジング要部の平面図である。ハウジング18の床部21には、略垂直であって、光学系全体の光軸16に略対称な位置に、2つの支柱22及び23がそれぞれ立設されている。支柱22及び23は、ハウジング18と一体に形成されている。図3及び図4に示す支柱22及び23の間隔W2は、図1に示すコリメートレンズ7の幅W1にほぼ等しい。
支柱22は、側面22aが光学系全体の光軸16と直交する基準線24に接するとともに、床部21に略垂直に立ち上がっている。また、支柱22には、床部21に略垂直に立ち上がっている側面22aに連続して、鉛直線に対して角度φをなして頂部に延びる側面22bが形成されている。この角度φは、 コリメートレンズ7の背面が支柱22の側面22bに当接されることにより、コリメートレンズ7をタンジェンシャル方向に傾斜させるための角度である。また、図3及び図4において、基準線25は、基準線24に平行であって、コリメートレンズ7の主点を通る仮想線である。側面22aの高さhは、コリメートレンズ7の高さHのほぼ半分である。これは、コリメートレンズ7の背面を支柱22の側面22a及び側面22bのいずれに当接させた場合でも、精度良く傾斜させることができるからである。
一方、支柱23は、図3及び図4に示すように、側面23aが光学系全体の光軸16と直交する基準線24と角度θだけ傾斜して立ち上がっている。この角度θは、 コリメートレンズ7の背面が当接されることにより、コリメートレンズ7をラジアル方向に傾斜させるための角度である。
次に、上記構成を有する光ヘッド1のハウジング18にコリメートレンズ7を固定する方法について、図5〜図7を参照して説明する。前提として、ハウジング18の内部に設けられている図1に示す光学系のうち、コリメートレンズ7以外の光学部品と、半導体レーザ3とが既に位置調整されて固定されているものとする。また、コリメートレンズ7は、図5に示すように、背面を支柱22の側面22a(図示略)に当接させた状態で仮固定されているものとする。
上記した状態において、上記構成を有する光ヘッド1全体の非点収差を測定する。この測定した結果と、コリメートレンズ7の特性データとにより、以下に示す(a)の状態、(b)の状態、あるいは(c)の状態のいずれの状態でコリメートレンズ7を本固定すれば、上記構成を有する光ヘッド1全体の非点収差を打ち消すように、コリメートレンズ7の非点収差を発生させることができるかを判断することができる。
(a)図5に示すように、コリメートレンズ7の背面を支柱22の側面22a(図示略)に当接させた状態
(b)図6に示すように、コリメートレンズ7の背面を支柱23の側面23a(図示略)に当接させた状態
(c)図7に示すように、コリメートレンズ7の背面を支柱22の側面22b(図示略)に当接させた状態
従って、上記した測定結果に基づいて、(a)の状態、(b)の状態、あるいは(c)の状態のいずれかの状態でコリメートレンズ7を本固定する。例えば、6mmの焦点距離を有するコリメートレンズ7をラジアル方向に対して1°傾斜させた場合、約0.015λrmsの非点収差を補正することができる。λは、半導体レーザから出射される光ビームの波長を示している。
ところで、一般的なコリメートレンズを光軸に対して傾斜させると、非点収差及びコマ収差が発生する。しかし、光ヘッド1に用いられるコリメートレンズ7は、コマ収差及び球面収差が同時に除かれるように正弦条件が満たされている。例えば、図8は、26mmの焦点距離を有するコリメートレンズ7を光軸の直角方向に対して傾斜させた時の非点収差(曲線a)及びコマ収差(曲線b)の変化の一例を示している。図8において、縦軸の単位λは、レーザ光の波長を示している。図8からは、非点収差の増加量(曲線a)と比較してコマ収差の増加量(曲線b)が非常に小さいことが分かる。従って、上記構成を有する光ヘッド1全体の非点収差を補正するためにコリメートレンズ7を傾斜させてもコマ収差はほとんど増加せず、コマ収差の影響は無視することができる。
このように、本発明の実施の形態1によれば、光ヘッド1の光学系が収容されるハウジング18のコリメートレンズ7を固定するための支柱22及び23が設けられている。これらの支柱22及び23には、光ヘッド1全体の非点収差を打ち消すようにコリメートレンズ7に非点収差を発生させるために、側面22a、22b及び23aが形成されている。
(a)側面22aは、コリメートレンズ7の背面を光学系全体の光軸16に対して直交させるためのものである。(b)側面22bは、コリメートレンズ7の背面を光学系全体の光軸16に対してラジアル方向に角度θだけ傾斜させるためのものである。(c)側面23aは、コリメートレンズ7の背面を光学系全体の光軸16に対してタンジェンシャル方向に角度φだけ傾斜させるためのものである。
従って、本発明の実施の形態1によれば、半導体レーザ3の非点隔差に起因する非点収差だけでなく、光ヘッド1全体の非点収差を低減することができる。これにより、光ヘッド1全体の非点収差発生方向が異なる場合においても非点収差を低減することができる。このため、光記録媒体2の情報記録面を再生した時の情報読み取り信号のレベルが最良となる焦点位置と、トラッキング誤差信号のレベルが最良となる焦点位置とを一致させることができる。これにより、デフォーカスに対する許容度を高くすることができる。
また、上記した光ヘッド1を備えた光記録再生装置では、情報読み取り信号のジッタがもっとも低くなるジッタ最良点と、トラッキング誤差信号のレベルが最高となる焦点位置とが一致する。この結果、ジッタマージンが大きくなる(エラーレートが減少する)。
さらに、本発明の実施の形態1によれば、図5〜図7から明らかなように、コリメートレンズ7が上記(a)の状態、(b)の状態及び(c)の状態のいずれの場合であっても、コリメートレンズ7の背面は、基準線24からほとんどずれることはない。即ち、コリメートレンズ7の主点は、光学系全体の光軸16からずれることはない。このため、半導体レーザ3からコリメートレンズ7の主点までの距離を変えずにコリメートレンズ7を傾けることができるので、コリメートレンズ7の出射光は、収束光あるいは発散光となり、球面収差が発生することはない。
また、本発明の実施の形態1によれば、コリメートレンズ7の背面を支柱22の側面22a、22b、あるいは支柱23の側面23aに当接させた後、接着剤等により本固定するだけで良い。従って、コリメートレンズ7の角度調整が容易である。さらに、従来から備えられている支柱を加工するだけで良いので、部品点数が増えず、コストアップとならない。
実施の形態2.
図9は、本発明の実施の形態2に係る光記録再生装置の構成を示す概略図である。この光記録再生装置は、上記した実施の形態1に係る光ヘッド1と、スピンドルモータ31と、スピンドルモータ駆動回路32と、コントローラ33と、送りモータ34と、送りモータ駆動回路35と、レーザ駆動回路36と、レンズ駆動回路37とから概略構成されている。
スピンドルモータ駆動回路32は、コントローラ33の制御の下、スピンドルモータ31を駆動して光記録媒体2を回転させる。コントローラ33は、光ヘッド1から供給されるフォトディテクタ検出信号に基づいて、スピンドルモータ駆動回路32、送りモータ駆動回路35、レーザ駆動回路36及びレンズ駆動回路37をそれぞれ制御する。
送りモータ駆動回路35は、コントローラ33の制御の下、送りモータ34を駆動して光ヘッド1を光記録媒体2の半径方向に移動させる。レーザ駆動回路36は、コントローラ33の制御の下、光ヘッド1を構成する半導体レーザ3(図1参照)を駆動するためのレーザ駆動信号を生成し、光ヘッド1に供給する。レンズ駆動回路37は、コントローラ33の制御の下、光ヘッド1を構成する対物レンズ8のフォーカシング、トラッキング及びチルトを制御するためのレンズ駆動信号を生成し、光ヘッド1に供給する。
コントローラ33は、フォーカスサーボ追従回路41と、トラッキングサーボ追従回路42と、スキュー調整回路43と、レーザコントロール回路43とを有している。フォーカスサーボ追従回路41は、光ヘッド1から供給されるフォトディテクタ検出信号に基づいて、回転している光記録媒体2の情報記録面に光ヘッド1から出射された光ビームのフォーカスをかけるためのフォーカスサーボ信号を生成し、レンズ駆動回路37に供給する。
トラッキングサーボ追従回路42は、光ヘッド1から供給されるフォトディテクタ検出信号に基づいて、光記録媒体2の偏芯している信号トラックに対して、光ヘッド1から出射された光ビームのビームスポットを追従させるためのトラッキングサーボ信号を生成し、レンズ駆動回路37に供給する。スキュー調整回路43は、光ヘッド1から供給されるフォトディテクタ検出信号に基づいて、光ヘッド1を構成する対物レンズ8(図1参照)をラジアル方向やタンジェンシャル方向に傾斜させるためのスキュー調整信号を生成し、レンズ駆動回路37に供給する。レーザコントロール回路43は、光ヘッド1から供給されるフォトディテクタ検出信号から抽出された光記録媒体2に記録されている記録条件設定情報に基づいて、適切なレーザ駆動信号の生成を行う。
コントローラ33は、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、シーケンサ等のハードウェアで構成しも良いし、CPU(中央処理装置)が上記フォーカスサーボ追従回路41、上記トラッキングサーボ追従回路42、上記スキュー調整回路43及び上記レーザコントロール回路43が行う処理をプログラムに基づいて実行するように構成しても良い。
このように、本発明の実施の形態2によれば、上記した実施の形態1に係る光ヘッド1を用いて光記録再生装置を構成している。従って、光記録再生装置は、光記録媒体2の情報記録面を再生した時の情報読み取り信号のレベルが最良となる焦点位置と、トラッキング誤差信号のレベルが最良となる焦点位置とを一致させることができる。これにより、デフォーカスに対する許容度を高くすることができる。また、情報読み取り信号のジッタがもっとも低くなるジッタ最良点と、トラッキング誤差信号のレベルが最高となる焦点位置とが一致する。この結果、ジッタマージンが大きくなる(エラーレートが減少する)。
実施の形態3.
上述の実施の形態1及び2では、光源としての半導体レーザが1個設けられている光ヘッドや光ヘッドが1個のみ設けられている光記録再生装置の例を示したが、これに限定されない。本発明は、光源が複数個以上設けられている光ヘッドや光ヘッドが複数個設けられている光記録再生装置にも適用することができる。このような光ヘッド及び光記録再生装置は、例えば、特開2004−295982号公報に開示されている。
以上、本発明の実施の形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこれらの実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。
例えば、上述した実施の形態1では、コリメートレンズ7を光学系全体の光軸に対してラジアル方向又はタンジェンシャル方向に傾斜させて非点収差を調整する例を示したが、これに限定されない。例えば、コリメートレンズ7を光学系全体の光軸に対して45°回転した方向に傾斜させて非点収差を調整するように構成しても良い。
また、上述した実施の形態1では、コリメートレンズ7を4分の1波長板6と対物レンズ8との間に設ける例を示したが、これに限定されない。例えば、コリメートレンズ7は、半導体レーザ3と回折格子4との間に設けても良い。
また、上述した実施の形態1では、コリメートレンズ7をハウジングと一体に形成された支柱22及び23に固定する例を示したが、これに限定されない。コリメートレンズ7を固定する部材は、支柱22及び23に限らず、どのような形状の固定部材でも良く、またハウジングと一体に形成されずに床部21に取り付けられた後、コリメートレンズ7が固定されるように構成しても良い。
本発明の実施の形態1に係る光ヘッドの光学系の構成を示す概略図である。 図1に示す光ヘッドの外観構成を示す斜視図である。 図1に示す光ヘッドを構成するハウジングの要部構成を示す斜視図である。 図2に示すハウジング要部の平面図である。 ハウジングにコリメートレンズを固定する方法を説明するための平面図である。 ハウジングにコリメートレンズを固定する方法を説明するための平面図である。 ハウジングにコリメートレンズを固定する方法を説明するための側面図である。 コリメートレンズの傾斜角度に対する非点収差及びコマ収差の関係の一例を示す図である。 本発明の実施の形態2に係る光記録再生装置の構成を示す概略図である。
符号の説明
1 光ヘッド
2 光記録媒体
3 半導体レーザ
4 回折格子
5 偏光ビームスプリッタ
6 4分の1波長板
7 コリメートレンズ
8 対物レンズ
9 フロントモニタ用光検出器
10 センサレンズ
11 シリンドリカルレンズ
12,13a,13b 受光素子
14 0次の主ビーム
15a +1次の副ビーム
15b −1次の副ビーム
16 光学系全体の光軸
26 コリメートレンズ7の光軸
17 対物レンズ駆動装置
18 ハウジング
18a 外側面
19 レーザホルダ
21 床部
22,23 支柱(固定部材)
22a,22b,23a 側面
24,25 基準線
31 スピンドルモータ
32 スピンドルモータ駆動回路
33 コントローラ
34 送りモータ
35 送りモータ駆動回路
36 レーザ駆動回路
37 レンズ駆動回路
41 フォーカスサーボ追従回路
42 トラッキングサーボ追従回路
43 スキュー調整回路
44 レーザコントロール回路

Claims (6)

  1. 半導体レーザから出射され、拡散する光ビームを平行光に変換するコリメートレンズを含む光学系が収容される光ヘッドのハウジングにおいて、
    前記コリメートレンズが固定される固定部材は、前記コリメートレンズを前記光学系の光軸に対して直交する方向の固定、ラジアル方向に傾かせての固定、及びタンジェンシャル方向に傾かせての固定が可能に構成され、
    前記コリメートレンズは、前記直交する方向、前記ラジアル方向、及び前記タンジェンシャル方向のうち、前記光ヘッド全体の非点収差を打ち消すように、前記コリメートレンズが非点収差を発生することができるいずれかの方向前記固定部材に固定されている
    ことを特徴とする光ヘッドのハウジング。
  2. 前記固定部材には、前記コリメートレンズを前記直交する方向に固定、前記ラジアル方向に傾かせて固定、及び前記タンジェンシャル方向に傾かせて固定するために、前記コリメートレンズの面が当接される前記直交する方向、前記ラジアル方向、及び前記タンジェンシャル方向に対応した前記直交する方向、前記ラジアル方向、及び前記タンジェンシャル方向の面が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の光ヘッドのハウジング。
  3. 前記固定部材は、前記コリメートレンズを前記直交する方向に固定、前記ラジアル方向に傾かせて固定、及び前記タンジェンシャル方向に傾かせて固定のいずれの方向固定した場合でも、前記半導体レーザの出射面から前記コリメートレンズの主点までの距離が等しくなるように設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の光ヘッドのハウジング。
  4. 半導体レーザから出射され、拡散する光ビームを平行光に変換するコリメートレンズを含む光学系が収容されるハウジングを有する光ヘッドの製造方法において、
    前記ハウジングには、前記コリメートレンズを前記光学系の光軸に対して直交する方向の固定、ラジアル方向に傾かせての固定、及びタンジェンシャル方向に傾かせての固定が可能に固定部材が形成され、
    前記固定部材には、前記コリメートレンズを前記直交する方向に固定、前記ラジアル方向に傾かせて固定、及び前記タンジェンシャル方向に傾かせて固定するために、前記コリメートレンズの面が当接される前記直交する方向、前記ラジアル方向、及び前記タンジェンシャル方向に対応した前記直交する方向、前記ラジアル方向、及び前記タンジェンシャル方向の面が設けられ
    前記コリメートレンズを前記固定部材に前記光学系の光軸に直交する方向仮固定する第1の工程と、
    前記光ヘッド全体の非点収差を測定する第2の工程と、
    前記第2の工程の測定結果と、前記コリメートレンズの特性データとに基づいて、前記コリメートレンズを、前記直交する方向、前記ラジアル方向、及び前記タンジェンシャル方向のうち、前記光ヘッド全体の非点収差を打ち消すように、前記コリメートレンズが非点収差を発生することができるいずれかの方向前記固定部材の前記面に当接させて前記固定部材に本固定する第3の工程と
    有することを特徴とする光ヘッドの製造方法。
  5. 前記固定部材は、前記コリメートレンズを前記直交する方向に固定、前記ラジアル方向に傾かせて固定、及び前記タンジェンシャル方向に傾かせて固定のいずれの方向固定した場合でも、前記半導体レーザの出射面から前記コリメートレンズの主点までの距離が等しくなるように設けられていることを特徴とする請求項4に記載の光ヘッドの製造方法。
  6. 請求項3に記載の光ヘッドを備えることを特徴とする光記録再生装置。
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