JP4342333B2 - 飲料ディスペンサ - Google Patents

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本発明は、異なるカップの大きさに応じて所定量の飲料の供給を行う飲料ディスペンサに関するものである。
従来より、液体原料タンクに充填された液体原料と希釈水や炭酸水などの希釈液とを混合した飲料をカップに供給する飲料ディスペンサでは、予め規定されたカップの大きさに応じて飲料の供給量が決定されている。この場合、飲料ディスペンサの前面には、各飲料ごとにそれぞれ複数のカップ選択ボタンが設けられている。そして、使用者は、カップの大きさに応じて、所望の飲料に応じたカップ選択ボタンを選択することで、カップの大きさに応じた飲料の供給を行うことができる。
しかし、係る構成では、限られた飲料ディスペンサのコントロールパネルに飲料の種類に応じたカップ選択ボタンを設けることから、選択ボタンの大きさが小さくなり、また、パネル全体のボタン数が増え、使用性の悪化を招く問題があった。
そこで、上記課題を解決するため、従来では、各カップの大きさに対応する複数の光反射型センサを設け、使用者が飲料の選択を行うことで、カップの大きさに応じた飲料の供給を行うことができる装置が開発されている(特許文献1参照。)。
また、カップの大きさを検出するセンサを備えた飲料ディスペンサには、上記センサに飛散する飲料がかかりセンサが汚れることを防止するためにセンサの前面にスプラッシュプレートを設けていた。これにより、センサの汚れによる誤作動の抑制を図っていた。
特開2003−26293号公報
しかしながら、従来の飲料ディスペンサでは、飲料の供給を行うカップの大きさを検出するためのセンサは設けられていても、検出されたカップの大きさを表示する手段を備えていないものであった。そのため、カップをセットしてから飲料の供給が終了するまで、センサが最適なカップを検出したのかどうかが、使用者に分からず不安感を与えていた。また、センサの検出状態を表示する手段を備えていないため、センサの誤検出が発生した場合でも、どのセンサに不具合が生じたのかを特定するのに多くの時間が必要となり、使用性が悪いという問題があった。
また、上述した如き従来例では、センサとカップ載置位置との間にはスプラッシュプレートが設けられていたが、センサは前面に設けられたスプラッシュプレートを更に前方に載置されるカップよりも先に検出してしまうため、スプラッシュプレートのセンサ部分に穴を形成する必要があった。
そのため、スプラッシュプレートの加工上のコストの高騰及び視覚的デザイン性の低下を招く問題があった。更には、センサ部分に穴が形成されていることから、使用者にセンサ位置が直ぐに判別されてしまい、悪戯される危険性があった。
請求項1の発明の飲料ディスペンサは、飲料をカップに供給するものであって、カップの大きさを検出するためのセンサと、飲料供給を指示するためのボタンと、該ボタンの操作に基づき、センサの出力に基づいた量の飲料をカップに供給する制御手段と、告知手段とを備え、制御手段は、カップへの飲料供給の終了後、センサが継続してカップの存在を検出している状態でボタンが操作された場合、飲料供給を禁止して告知手段により飲料供給の禁止状態を告知するものである。
請求項2の発明の飲料ディスペンサは、上記発明において、制御手段は、所定のモード切換により、カップへの飲料供給の終了後、センサが継続してカップの存在を検出している状態でボタンが操作された場合、カップに飲料を追加して供給するものである。
請求項1の発明では、飲料をカップに供給する飲料ディスペンサにおいて、カップの大きさを検出するためのセンサと、飲料供給を指示するためのボタンと、このボタンの操作に基づき、センサの出力に基づいた量の飲料をカップに供給する制御手段と、告知手段とを備え、制御手段は、カップへの飲料供給の終了後、センサが継続してカップの存在を検出している状態でボタンが操作された場合、飲料供給を禁止して告知手段により飲料供給の禁止状態を告知するので、規定量の飲料供給の終了後に不正に飲料が追加供給されてしまう不都合を未然に防止することができるようになる。
請求項2の発明では、制御手段は、所定のモード切換により、カップへの飲料供給の終了後、センサが継続してカップの存在を検出している状態でボタンが操作された場合、カップに飲料を追加して供給するようにしたので、使用状況に応じては追加供給も可能とし、使用性を向上させることができる。
本発明は従来の技術的課題を解決するために成されたものであり、検出されているカップの大きさを容易に認識することができ、安心して飲料の供給を行うことができる飲料ディスペンサを提供する。以下、本実施例の飲料ディスペンサ1について図1乃至図3を参照して説明する。図1は本実施例の飲料ディスペンサ1の正面構成図、図2は同じく飲料ディスペンサ1の側面構成図、図3は制御装置3の制御ブロック図を示している。
本実施例の飲料ディスペンサ1は、液体原料タンクに充填された液体原料を送出して希釈水や炭酸水などの希釈液と混合して飲料としてカップに供給するものであり、断面略コ字状を呈する本体2により構成されている。本体2の上壁前面には詳細は後述するコントロールパネル10が設けられており、下壁には供給された飲料を受容するためのカップをセットするカップ設置台11が設けられている。
飲料ディスペンサ1の本体2内には、内部に保冷庫冷却コイルを備える図示しない保冷庫と、保冷庫冷却コイルに冷媒を送る図示しない冷却器と、保冷庫冷却コイルで冷やした冷気を保冷庫内に循環させる図示しない冷気送風装置が設けられている。
また、この本体2には、図示しない各液体原料タンクごとに接続されたシロップ流路が構成される。このシロップ流路には流量を調節するフローレギュレータ及び詳細は後述する制御装置3からの信号で液体原料供給をオン、オフする働きをする飲料吐出電磁弁4を備えたポストミックスバルブ5が連通されると共に、図示しない希釈液流路が連通され、ポストミックスバルブ5に供給された液体原料と希釈液はノズルで混合されて飲料となり供給される。複数のポストミックスバルブ5のそれぞれを示す図1のポストミックスバルブ5A、5Bは、上壁下面に設けられており、供給した飲料がカップ設置台11上にセットされた1つのカップ内に注がれるように配設されている。図中6(6A、6B)は、ポストミックスバルブ5(5A、5B)のノズルカバーである。
上壁と下壁の間に位置する本体2の前面、即ちポストミックスバルブ5から供給された飲料が注がれるカップ位置には、上下に渡ってそれぞれ所定の間隔を存してカップセンサ13、14、15が設けられている。カップセンサ13、14、15は、例えば、光の発光部と受光部を備えた光学側距方式の光反射型センサ(光センサ)であり、発光部からの光がカップの側面に当たり反射すると、その反射した光を受光部が受け信号を出力するものである。カップセンサ13、14、15の受光部が反射された光を受けて信号を出力しているときはLサイズのカップL、カップセンサ14、15の受光部が反射された光を受けて信号を出力しているときはMサイズのカップM、カップセンサ15の受光部が反射された光を受けて信号を出力しているときはSサイズのカップSがセットされているとして制御装置3が制御するようにしている。尚、複数のカップセンサ13、14、15のそれぞれを示す図1のカップセンサ13A、14A、15A、13B、14B、15Bは、それぞれポストミックスバルブ5A、5Bに対応してカップ設置台11にセットされたカップを検出するように設けられている。
また、本実施例では、各カップセンサ13、14、15が設けられる上壁と下壁の間の本体2前面には、光透過率の低い素材にて構成されたスモーク板17がカップセンサ13、14、15に密着して設けられている。そして、このスモーク板17の前面には、図4及び図5に示すようなスプラッシュプレート18が着脱自在に取り付けられている。
このスプラッシュプレート18は、ポストミックスバルブ5から飲料が吐出された際に、飲料がカップ外に飛び散り、上壁と下壁の間の本体2前面、特にカップセンサ13、14、15を汚すのを防止する遮蔽板であり、本実施例では光透過性の透明板により構成されている。また、スプラッシュプレート18は図5の断面図に示すように上端が所定寸法だけ後退した後、更に上方に延出した上端部18Aが構成されており、この上端部18Aには、本体2の前面に設けられた吊下部材19に引っかけて吊下するための係止孔18B、18Bが形成されている。これにより、スプラッシュプレート18が汚れた場合にも簡単に取り外して洗浄を行うことができ、利便性が向上する。
ここで、本実施例において、スプラッシュプレート18の後方であって、カップセンサ13、14、15の前面に光透過率の低いスモーク板17を密着して取り付けているのは、光反射型センサが発光した信号を受光するには検出対象物から数mm程度離間しないと検出できない特性を利用したものである。即ち、カップセンサ13、14、15にスモーク板17を密着させることで、スモーク板17の検出を回避することができる。更に、スモーク板17に光透過率の低いものを用いているのは、光学側距方式の光反射型センサは、発光量を減少させることで、発光した信号を受光するまでの距離をのばすことができる特性を利用したものである。即ち、スモーク板17の光透過率を低くすることで、スモーク板17を通過する光量を減衰することができ、これによって、スモーク板17の前面にスプラッシュプレート18が取り付けられていても当該スプラッシュプレート18を検出することなく、その先にあるカップを正確に検出することが可能となる。
これにより、スプラッシュプレート18に各センサ13、14、15に対応した孔を形成すること無く、センサ13、14、15がカップを検出することができるようになり、スプラッシュプレート18の加工性を向上させることができると共に、センサ13、14、15の汚れ防止効果を向上させることができるようになる。
尚、本実施例では、スプラッシュプレート18を透明板により構成し、光透過率の低いスモーク板17を当該スプラッシュプレート18とセンサ13、14、15の間に設けているが、これ以外にも、センサ13、14、15自体の発光量を制限することで同様の効果を得ることができ、センサ13、14、15のカップ検出の精度の向上を図ってもよい。
また、本実施例では、センサ13、14、15の前面に光透過率の低いスモーク板17が取り付けられていることで、センサ位置が容易に判別できなくなり、当該飲料ディスペンサ1が所謂、フリードリンクコーナーなどに設置された場合であっても悪戯される不都合を未然に防止することができるようになる。
他方、本体2内には、図示しない冷却水槽が設けられており、当該水槽内の冷却水は、前記冷却器で冷却されている。そして、この冷却水は図示しないカーボネータ(炭酸水製造装置)内の炭酸水や図示しない水冷却コイル内の希釈水等の希釈液を冷やす働きをしている。カーボネータに接続された炭酸水流路及び水冷却コイル出口側には流量を調節する図示しないフローレギュレータが接続され、その先には供給する飲料の種類(例えば炭酸飲料、無炭酸飲料等)に合わせて配設されたポストミックスバルブが連通され、ノズルで液体原料と希釈液が混合されて飲料となりカップに供給される構成とされている。
次に、本体2上壁前面に設けられたコントロールパネル10について説明する。コントロールパネル10には、飲料が吐出されるポストミックスバルブ5に対応して、供給する飲料の種類を表示する飲料表示ラベル21が取り付けられていると共に、その飲料表示ラベル21の下方には、対応する飲料の供給を指示する飲料選択ボタン22が設けられている。尚、複数の飲料表示ラベル21及び飲料選択ボタン22のそれぞれを示す図1の飲料表示ラベル21A、21B及び飲料選択ボタン22A、22Bは、当該飲料の吐出を行うポストミックスバルブ5A、5Bの上方に対応して設けられている。
更に、コントロールパネル10には、それぞれのカップセンサ13A、14A、15A及び13B、14B、15Bに対応してセンサの検出状態を表示するセンサ状態ランプ23A、24A、25A、23B、24B、25Bが設けられている。特に、本実施例では、コントロールパネル10に各大きさ(L、M、Sサイズ)のカップをそれぞれのポストミックスバルブ5に対応して表示し、カップの各大きさに対応してセンサ状態ランプ23A、24A、25A、23B、24B、25Bを配置している。これにより、センサ状態ランプ23A、24A、25A、23B、24B、25Bを検出したカップの大きさとして表示することが可能となる。
図1中26は、飲料供給の禁止状態を告知する供給停止ランプである。また、本体2には、例えば図2に示すような入力端末30が接続されており、これにより、詳細は後述するようなモード切替及び各カップの大きさごとの飲料吐出電磁弁4(ポストミックスバルブ5)の開放時間を設定することが可能となる。
尚、上記飲料選択ボタン22(22A、22B)、カップセンサ13、14、15(13A、14A、15A、13B、14B、15B)、センサ状態ランプ23A、24A、25A、23B、24B、25B、供給停止ランプ26及び飲料吐出電磁弁4は、図3に示す如く制御装置3に接続されており、各モードに対応して制御される。また、この制御装置3には、記憶手段としてのメモリ27及びタイマ28が接続されているおり、センサ13、14、15において検出されたカップの大きさに応じて予め決定された供給量に応じた時間をメモリ27に記憶し、飲料選択ボタン22が操作された際に、タイマ28に基づき飲料吐出電磁弁4をメモリ27に記憶していた時間だけ開放する。尚、制御装置3には、上述した如き入力端末30(図示せず)も接続されており、これにより、上記供給時間の設定や記憶状態の表示を行うことが可能となる。
以上の構成により、飲料の供給動作について説明する。尚、冷却器により冷却水槽内の冷却水は冷却されていると共に、保冷庫に設けられた保冷庫冷却コイルに冷媒を循環し、保冷庫冷却コイルにより冷却された冷気を冷気送風装置により保冷庫内に循環送風することで、保冷庫内は冷却されているものとする。係る状態で、任意の大きさのカップをカップ設置台11にセットし、何れかの飲料選択ボタン22を操作する。ここでは、ポストミックスバルブ5Aから供給される飲料を例として説明する。飲料選択ボタン22Aの操作により、制御装置3はカップセンサ13A、14A、15Aによりカップの大きさを検出する。セットされたカップがカップLである場合には、全ての高さに設けられるカップセンサ13A、14A、15Aがカップを検出する。
このとき、制御装置3により、コントロールパネル10のセンサ状態ランプの表示状態を検出カップの大きさを表示する第1の表示モードとされている場合には、カップLに該当するセンサ状態ランプ23Aのみが点灯する。セットされたカップがカップMである場合には、カップセンサ14Aと15Aがカップを検出し、第1の表示モードでは、センサ状態ランプ24Aのみが点灯する。セットされたカップがカップSである場合には、カップセンサ15Aのみがカップを検出し、第1の表示モードでは、センサ状態ランプ25Aのみが点灯する。
これにより、各カップセンサ13A、14A、15Aの出力に基づき、カップの大きさをセンサ状態ランプ23A、24A、25Aにて表示することができるようになり、使用者は、検出されているカップの大きさを容易に確認することができ、安心感が向上すると共に、誤った大きさとして検出されている場合にも、容易に判別できるようになる。
他方、制御装置3により、コントロールパネル10のセンサ状態ランプの表示状態をカップセンサの検出状態を表示する第2の表示モードとされている場合には、セットされたカップがカップLである場合には、カップセンサ13A、14A、15Aの全てがカップを検出することからセンサ状態ランプ23A、24A、25Aのすべてが点灯する。セットされたカップがカップMである場合には、カップセンサ14A、15Aがカップを検出することからセンサ状態ランプ24A、25Aが点灯する。セットされたカップがカップSである場合には、カップセンサ15Aのみがカップを検出することからセンサ状態ランプ25Aのみが点灯する。
これにより、各カップセンサ13A、14A、15Aの出力に基づき、当該センサの状態をセンサ状態ランプ23A、24A、25Aにて表示することで、カップセンサの汚れにより信号が検出された場合やセンサ自体の不良により何れかが正常に作動しない場合に、現在のセンサ状態をそれぞれに対応したセンサ状態ランプに出力することで、現在のセンサ状態を把握することができるので、容易に不具合が生じているカップセンサを特定することができる。
また、本実施例では、センサ状態ランプ23A、24A、25Aの表示方法は制御装置3によって上述した如き第1の表示モードと第2の表示モードに切り換えることが可能となる。そのため、同一の表示手段にて異なる表示目的を実行することができ、部品点数の削減も図ることができる。
その後、制御装置3は、検出されたカップの大きさに応じた量の飲料をカップに供給するため、予めカップの大きさごとにメモリ27に記憶された供給時間だけタイマ28に基づき対応する飲料吐出電磁弁4(ポストミックスバルブ5)に信号が出力され、飲料吐出電磁弁4を開放すると、液体原料タンクに収納している液体原料とカーボネータからの炭酸水又は希釈水が供給されポストミックスバルブ5内で混合され飲料となり、カップの大きさに応じた量の飲料が供給される。
尚、制御装置3は、何れの表示モードの場合も各カップセンサ13A、14A、15Aの出力に基づき、論理的に異常な場合、即ち、上側に位置するカップセンサ13Aがカップを検出しているにもかかわらず、それよりも下側に位置するカップセンサ14A、又は15Aの何れか若しくは両者がカップを検出していない場合、上側に位置するカップセンサ14Aがカップを検出しているにもかかわらず、それよりも下側に位置するカップセンサ15Aがカップを検出していない場合には、カップセンサに異常が発生しているものと判断し、ポストミックスバルブ5への信号を出力しないものとする。また、このとき、制御装置3は供給停止ランプ26を点灯し、使用者へ飲料供給を行わないことを報知する。これにより、カップセンサの故障や汚れによる検出状態の異常をより確実に判別できるようになり、誤った飲料供給を未然に回避して、信頼性を向上させることができるようになる。
また、制御装置3は、カップへの飲料供給の終了後、カップを検出したカップセンサが継続してカップの存在を検出している状態で、飲料選択ボタン22が操作されても、更なるポストミックスバルブ5への信号を出力しないため、飲料が供給されることはない。また、このとき、制御装置3は供給停止ランプ26を点灯し、使用者へ飲料供給を行わないことを報知する。これにより、規定量の飲料供給の終了後に不正に飲料が追加供給されてしまう不都合を未然に防止することができるようになる。
また、カップへの規定量の飲料供給の終了後、カップセンサが継続してカップの存在を検出している場合には、上述した如く供給停止ランプ26を点灯するので、使用者にカップの取り忘れを報知することができる。尚、カップを除去した時点で、供給停止ランプ26は、消灯する。
尚、本実施例では、供給停止ランプ26により、使用者への飲料供給停止(禁止)を告知しているが、これと共に、若しくはこれ以外にも、報知ブザーにより使用者への告知を行ってもよいものとする。これにより、より一層、使用者のカップの取り忘れを解消することができるようになる。
但し、制御装置3が入力端末30により規定量の飲料供給後の追加供給を許容する追加許容モードに切り換えられているときには、制御装置3は、カップへの規定量の飲料供給の終了後、カップセンサが継続してカップの存在を検出している状態で、飲料選択ボタン22が操作された場合、ボタン22が操作されている時間だけ、カップに飲料を追加して供給することができる。これにより、使用状況に応じて追加供給が可能となるため、使用性を向上させることができる。
また、制御装置3は、各カップセンサ13、14、15から信号が出力されないとポストミックスバルブ5への信号を出力しないため、カップがセットされていない状態で飲料選択ボタン22が操作されても飲料が供給されることはない。
本実施例の飲料ディスペンサの正面構成図である。 同じく飲料ディスペンサの側面構成図である。 制御装置の制御ブロック図である。 スプラッシュプレートの正面図である。 スプラッシュプレートの断面図である。
1 飲料ディスペンサ
2 本体
3 制御装置
4 飲料吐出電磁弁
5、5A、5B ポストミックスバルブ
10 コントロールパネル
13、14、15 カップセンサ
17 スモーク板
18 スプラッシュプレート
22、22A、22B 飲料選択ボタン
23A、24A、25A、23B、24B、25B センサ状態ランプ
26 供給停止ランプ

Claims (2)

  1. 飲料をカップに供給する飲料ディスペンサにおいて、
    前記カップの大きさを検出するためのセンサと、飲料供給を指示するためのボタンと、該ボタンの操作に基づき、前記センサの出力に基づいた量の飲料を前記カップに供給する制御手段と、告知手段とを備え、
    前記制御手段は、前記カップへの飲料供給の終了後、前記センサが継続して前記カップの存在を検出している状態で前記ボタンが操作された場合、飲料供給を禁止して前記告知手段により飲料供給の禁止状態を告知することを特徴とする飲料ディスペンサ。
  2. 前記制御手段は、所定のモード切換により、前記カップへの飲料供給の終了後、前記センサが継続して前記カップの存在を検出している状態で前記ボタンが操作された場合、前記カップに飲料を追加して供給することを特徴とする請求項1の飲料ディスペンサ。
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