JP4341329B2 - 情報処理システム - Google Patents

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本発明は、情報処理システムに関し、特に、複数の情報処理端末で情報を通信し、それらの情報を集計する場合に用いて好適な、情報処理システムに関する。
ネットワークを介して、テキストを基にしたデータを送受信し、複数のユーザ間で情報を授受するために、いわゆる電子メールや、インスタントメッセンジャーが広く利用されている。
例えば、ドライブやキャンプなどのイベントに参加した複数のユーザ間で、費用の立替えが発生した場合など、幹事に立替え費用の金額や内訳を通知するのに、電子メールやインスタントメッセンジャーを用いると、それぞれのユーザが、任意のタイミングで幹事が保有する情報処理装置(例えば、パーソナルコンピュータ、携帯型電話機、または、PDA(Personal Digital Assistance)など)に情報を送信しても、幹事が保有する情報処理装置においては、通知された情報をその内部に保存することができ、幹事は、いつでもそれらの情報を参照することができるので、必要な情報が集まった後に、保存された情報を参照して、集計することができる。
また、電子メールやインスタントメッセンジャーなどを用いることにより、遠隔地に存在するユーザ同士が、手軽かつ迅速に、コミュニケーションをとることが可能となる。
更に、電子メールの送り側が、電子メールの受け側に対して、所定のアクションを要求する場合、電子メールの送り側が、電子メールに添付ファイルとしてスクリプトを付加し、電子メールの受け側による電子メールの開封指示に連動して、電子メールに添付されたスクリプトが抽出されて、抽出されたスクリプトが実行されるという技術がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−140270号公報
従来、例えば、ドライブやキャンプなどのイベントに参加した複数のユーザ間で、費用の立替えが発生した場合など、幹事に立替え費用の金額や内訳を通知するのに、電子メールやインスタントメッセンジャーなどが用いられてきたが、電子メールやインスタントメッセンジャーにより受信された情報を用いて集計処理を行う場合、電子メールやインスタントメッセンジャーのためのアプリケーションプログラムとは異なる、集計処理を行うことができるアプリケーションプログラムを起動させる必要があった。
また、それぞれのユーザが、立替え金額やその内訳を幹事に通知するための形式が特に定められておらず、ユーザごとに異なる任意の形式でこれらの内容を記載した電子メールを返信するようになされていた場合、幹事は、これらの内容を記載した電子メールを確認して、複数のユーザのそれぞれの立替え金額を確認し、集計処理を行うことができるアプリケーションプログラムを起動させて、確認した立替え金額を入力して、集計処理を行わなければならなかった。このように、複数のユーザによる立替えを集計する処理は、非常に煩雑なものであった。
更に、集計処理が煩雑な処理であるために、最終集計結果の算出前に、任意のタイミングで途中経過を集計し、途中集計結果をそれぞれのユーザに報告するためには、幹事であるユーザが、そのるど、煩雑な集計処理を行わなければならなかった。
また、従来の技術を用いて、電子メールにスクリプトを添付することにより、電子メール送信側が、電子メール送信先に対して、所望するアクションを実行させるようにした場合、スクリプト全体が電子メールに添付されるため、送受信される情報量が増えてしまう。特に、携帯電話機を用いた電子メールの授受のように、情報量に制限があるシステムにおいて、この技術を適用するのは困難であった。
また、複数のユーザ間で、複数回、情報を授受することにより、連続した一連のアクションを実行する場合など、送受信される全ての電子メールにスクリプトを添付するのは、非常に冗長である。更に、電子メールの受信側が、すでに、スクリプトを有している場合には、スクリプトを添付せずに、必要な情報のみを送信することができれば、送受信されるデータの容量を削減することができるため、好適である。
しかしながら、スクリプトの添付の回数を少なくするためには、電子メールの送信先に該当するスクリプトがあるか否かを確認する必要があるため、情報の授受の回数を増やさなければならない。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、複数のユーザ間で授受される情報を、簡単な操作で集計することができるようにするものである。
本発明の情報処理システムは、第1の端末装置と第2の端末装置とコンテンツサーバとがネットワークを介して接続されることによって構成される。前記第1の端末装置は、ゴルフスコアを集計するプログラムである集計プログラムの起動が指示された場合、各ホールの規定打数の登録画面を表示させる表示制御手段と、前記登録画面に対して各ホールの規定打数が登録された後、ユーザにより選択された宛先としての前記第2の端末装置に対して、ヘッダと本文から構成され、前記本文が、前記本文の先頭に設定された識別子により区切られる可読メッセージが記述されるエリアと、URLを含む制御データが記述されるエリアから構成される電子メールを送信する送信手段と、各メンバーのスコアが含まれるスコア情報を含む電子メールが前記第2の端末装置から送信されてきた場合、送信されてきた前記スコア情報に基づいて、各メンバーのスコアと順位を含む順位リストを更新する更新手段とを備え、前記表示制御手段は、さらに、前記更新手段により更新された前記順位リストを表示させ、前記第2の端末装置は、前記第1の端末装置から送信されてきた電子メールに含まれるURLに基づいて、Javaのアプリケーションプログラムである前記集計プログラムを管理するJADファイルであるアプリケーション記述ファイルをダウンロードし、前記アプリケーション記述ファイルの記述に基づいて、自分自身に、前記集計プログラムがインストールされているか否かと、インストールされている前記集計プログラムのバージョンが、前記アプリケーション記述ファイルにより特定される、前記アプリケーション記述ファイルによって管理されているアプリケーションプログラムのバージョンと同一であるか否かを判断する判断手段と、前記集計プログラムがインストールされていないと判断された場合、または、インストールされている前記集計プログラムのバージョンと指定されているバージョンが同一ではないと判断された場合、前記アプリケーション記述ファイルに記述されている前記アドレスに基づいて前記コンテンツサーバにアクセスし、指定されるバージョンの前記集計プログラムをダウンロードして起動する起動手段と、前記集計プログラムが起動した後、スコアの入力画面を表示させる表示制御手段と、前記入力画面に対してユーザにより各メンバーのスコアが入力され、電子メールの送信が指示された場合、前記スコア情報を含む電子メールを前記第1の端末装置に送信する送信手段とを備え、前記コンテンツサーバは、前記集計プログラムを保存する保存手段と、前記第2の端末装置からのアクセスに応じて、前記保存手段に保存されている前記集計プログラムを前記第2の端末装置にダウンロードさせる送信手段とを備える。
本発明によれば、複数の情報処理端末で情報を通信し、それらの情報を集計することができる。
以下、図を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明を適用した、情報授受システムを示すブロック図である。
ネットワーク1を介して、端末装置2−1乃至端末装置2−n、コンテンツサーバ3、および、メッセージサーバ4が接続されている。図1においては、コンテンツサーバ3、および、メッセージサーバ4が、それぞれ1つずつ、ネットワーク1と接続されているものとして図示しているが、コンテンツサーバ3、および、メッセージサーバ4は、ネットワーク1に複数接続されていても良いことは言うまでもない。
端末装置2−1乃至端末装置2−nは、例えば、PDA(Personal Digital Assistance)などの情報処理装置であり、ネットワーク1を介して、電子メールやインスタントメッセンジャーなどのシステムを利用して、情報を授受することが可能である。以下、端末装置2−1乃至端末装置2−nは、メッセージサーバ4の処理により、電子メールを用いて、情報を授受することが可能であるものとして説明するが、インスタントメッセンジャーをはじめとする、他の方法を用いて情報を授受する場合においても、本発明は適用可能である。
コンテンツサーバ3は、所定のプログラムを保存および管理し、端末装置2−1乃至端末装置2−nに、必要に応じて配布する(ダウンロードさせる)ことができる。
以下、端末装置2−1乃至端末装置2−nを個々に区別する必要がない場合、単に端末装置2と総称する。
図2乃至図4は、本発明に係る端末装置2の一例である、PDA11の一実施の形態を示す図である。
図2は、PDA11の正面図である。図3は、PDA11の左側の側面図である。図4は、PDA11の上面図である。
PDA11は、片手で把持および操作が可能な大きさに、その筐体が形成されている。PDA11の上部には、メモリカードスロット15(図4)、および赤外線通信を用いて他の装置と情報を授受するための赤外線通信部60(図5)が設けられている。このほか、更にBluetooth(商標)による無線通信を行うための無線通信部(図示せず)などを設けるようにしてもよい。
PDA11の下面には、公衆回線網と接続するための、図示せぬモデムおよび各種データを授受するUSB(Universal Serial Bus)ポート、もしくは、RS−232Cポート(いずれも図示せず)等が設けられている。また、PDA11には、表示部12、キー13、およびジョグダイヤル14などが設けられている。
表示部12は、液晶表示装置などの薄型の表示装置で構成され、地図、アイコン、サムネイル、またはテキストなどの画像を表示する。表示部12の上側には、表示装置に積層して、タッチパッド12aが設けられている。ユーザは、表示部12およびタッチパッド12aを指またはペンなどで押圧することにより、PDA11のCPU51(図5)に所定のデータまたは動作指示を入力する。
キー13は、CPU51に所定のデータまたは動作指示を入力するとき、ユーザにより操作される。
図3に示すように、PDA11の左側の側面に設けられたジョグダイヤル14は、例えば、表示部12に表示されたアイコン、サムネイルまたはテキストなどがユーザによって選択されるとき、図中のAの矢印の方向もしくはBの矢印の方向に回転操作を受けるか、または、本体側への押圧操作を受ける。例えば、表示部12に複数のアイコンが表示されている状態で、ジョグダイヤル14が回転操作を受けた場合、複数のアイコンの中から、所望のアイコンが選択され、ジョグダイヤル14が本体側に押圧されたとき、選択されているアイコンが確定される。そして、確定されたアイコンがアプリケーションプログラムに対応している場合、そのアプリケーションプログラムが起動される。
また、ジョグダイヤル14を本体側に押圧操作したまま回転させる操作を、通常の回転操作と異なる命令に対応させるようにしても良く、ジョグダイヤル14への操作と、その操作に対応する命令の内容は、この限りではない。
図4に示すように、メモリカード21は、PDA11の上側の面に設けられたメモリカードスロット15に装着される。メモリカード21は、例えば、フラッシュメモリなどの半導体メモリを内蔵する記録媒体である。
図5は、PDA11の電気的構成例を示すブロック図である。
CPU51は、発振器52から供給されるクロック信号に同期して、Flash ROM(Read only Memory)53またはEDO DRAM(Extended Data Out Dynamic Random Access Memory)54に格納されているオペレーティングシステム、または後述するアプリケーションプログラム、クラスライブラリなどの各種のプログラムを実行する。
Flash ROM53は、EEPROMの一種であるフラッシュメモリで構成され、一般的には、CPU51が使用するプログラムや演算用のパラメータのうちの基本的に固定のデータを格納する。EDO DRAM54は、CPU51が実行するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータを格納する。
モジュールインターフェース(I/F)55は、メモリカードスロット15に装着されているメモリカード21から供給されるプログラムまたはデータを取得するとともに、CPU51から供給される各種データを、メモリカード21に供給する。
USBインターフェース(I/F)56は、発振器57から供給されるクロック信号に同期して、接続されているUSB機器であるドライブ71からデータまたはプログラムを入力するとともに、CPU51から供給されたデータをドライブ71に供給する。
ドライブ71は、必要に応じて装着される磁気ディスク81、光ディスク82、光磁気ディスク83、または、半導体メモリ84に記録されているデータまたはプログラムを読み出して、そのデータまたはプログラムを、USBインターフェース56を介して、CPU51またはEDO DRAM54に供給する。また、ドライブ71は、装着されている磁気ディスク81、光ディスク82、光磁気ディスク83、または、半導体メモリ84に、データまたはプログラムを記録させる。
Flash ROM53、EDO DRAM54、モジュールインターフェース55、および、USBインターフェース56は、アドレスバスおよびデータバスを介して、CPU51に接続されている。
表示部12は、LCDバスを介して、CPU51からデータを受信し、受信したデータに対応する画像または文字などを表示する。タッチパッド制御部58は、タッチパッド12aが操作されたとき、操作に対応したデータ(例えば、タップされた座標を示すデータ)をタッチパッド12aから受信し、受信したデータに対応する信号を、シリアルバスを介してCPU51に供給する。
EL(Electro luminescence)ドライバ59は、表示部12の液晶表示部の裏側に設けられている電界発光素子を動作させ、表示部12の表示の明るさを制御する。
赤外線通信部60は、UART(Universal asynchronous receiver transmitter)を介して、CPU51から受信したデータを赤外線信号として、他の機器に送信するとともに、他の機器から送信された赤外線信号を受信して、CPU51に供給する。PDA11はまた、UARTを介して、他の機器と通信することができる。
音声再生部62は、スピーカ、および音声のデータの復号回路などから構成され、予め記憶している音声のデータ、または他の機器から受信した音声のデータなどを復号して、再生し、音声を出力する。例えば、音声再生部62は、バッファ61を介して、CPU51から供給された音声のデータを再生して、データに対応する音声を出力する。
電源回路63は、装着されているバッテリ72または接続されているAC(Alternating current)アダプタ73から供給される電源の電圧を変換して、必要な電力をCPU51乃至音声再生部62に、それぞれ供給する。
通信部64は、例えば、RS 232Cなどのインターフェースで、通信モジュールなどと接続される。通信部64は、通信モジュールを介してインターネットなどと接続し、CPU51から供給されたデータ(例えば、電子メールなど)を、所定の方式のパケットに格納して、インターネットを介して、他の機器に送信する。また、通信部64は、インターネットを介して、他の機器から受信したパケットに格納されているデータまたはプログラムをCPU51に出力する。
図6は、本発明を適用した端末装置2(PDA11)のCPU51が実行する機能を示す機能ブロック図である。
操作入力部111は、タッチパッド制御部58、キー13、または、ジョグダイヤル14から供給された、ユーザの操作入力を示す信号の供給を受け、プログラム制御部116、または、クラスライブラリ115に供給する。送受信制御部112は、通信部64の処理による電子メールの送受信を制御するプログラム(いわゆる、メールソフト)である。ウェブブラウザ113は、通信部64の処理により、ネットワーク1を介して、図示しないウェブサーバにアクセスすることにより、ウェブページを閲覧したり、所定のプログラムをダウンロードする機能を有するプログラムである。
インタプリタ114は、プログラムを構成するソースコードを、実行可能な形式であるオブジェクトコードに逐次変換しつつ、そのプログラムを実行するためのソフトウェアである。換言すれば、インタプリタ114は、アプリケーションプログラム118を実行するための環境であり、Java(R)プログラムを実行する場合のいわゆるjava(R)環境では、Java(R)VM(Virtual Machine)が、インタプリタに該当する。
クラスライブラリ115は、ある特定の機能を持ったプログラムを、オブジェクト指向プログラミング言語を用いて一つの「クラス」として部品化し、関連する複数のクラスを一つのファイルにまとめたものであり、アプリケーションプログラム118のためのAPI(Application Programming Interface)である。オブジェクト指向言語では、共通する属性やメソッド(手続き)を持ったオブジェクト群をまとめたものを「クラス」と呼ぶ。こうした「クラス」はプログラムの部品として利用できるため、よく使われる汎用的なものをクラスライブラリに集めておくことで、プログラミングの労力を軽減することができる。
クラスライブラリ115には、例えば、Personal Profile MIDP(Mobile Information Device Profile)などが用いられる。MIDPは、J2ME(Java(R)2 Micro Edition)/CLDC(Connected Limited Device Configuration)用のプロファイルの1つで、携帯電話などの携帯端末向けに定義されたJava(R)実行環境の仕様であり、携帯端末用のユーザインターフェースやクラスライブラリなどの情報を含んでいる。例えば、PDA11や携帯型電話機などの携帯端末装置でJava(R)アプリケーションを使うためには、J2ME/CLDCに加えて、このプロファイルが定義するライブラリを用意する必要がある。クラスライブラリ115のライブラリとして、データ抽出部131、データ作成部132、プロセス制御部133、トランスポートAPI134、および、GUI(Graphic User Interface)制御部135が設けられている。
データ抽出部131は、送受信制御部112から供給された受信した電子メールが、本発明を適用した他の端末装置2から送信された、図9および図10を用いて後述する形式のメッセージ(後述する制御データを含むメッセージ)であった場合、そのメッセージから、必要な情報を抽出し、得られた情報を復号する機能を有する。また、データ作成部132は、プログラムの実行に必要な情報を、電子メールで送るために符号化し、符号化された情報を、メッセージの体裁に整える。
プロセス制御部133は、アプリケーションプログラム118が実行するプロセスを管理する機能を有している。換言すれば、プロセス制御部133は、同一のアプリケーションプログラム118による複数のプロセスを管理することができる。
具体的には、プロセス制御部133は、例えば、同一のアプリケーションプログラム118により、他のユーザとの1対1の対戦ゲームが、複数、並行して実行される場合に、それぞれのユーザとの対戦ゲームを、識別子により識別することが可能な個々のプロセスとして管理し、記憶部117からアプリケーションプログラムをロードして、識別子により識別されるプロセスを実行したり、実行中のアプリケーションプログラム118を終了させ、識別子により識別されるプロセスに関する情報(例えば、ゲームの状態など)を記憶部117に保存させ、休止状態とすることができる。すなわち、プロセス制御部133は、記憶部117に必要な情報を記憶させることにより、実行中のアプリケーションプログラムのプロセスを復帰可能な状態で一旦終了させたり(この、復帰可能な終了を、永続化と称する)、記憶部117から所定の情報を読み出すことにより、永続されているプロセスを復帰させることができる。
トランスポートAPI134は、送受信制御部112によるメッセージの送受信を制御する。GUI制御部135は、アプリケーションプログラム118が実行する処理に基づいて、表示部12への所定の情報の表示を制御する。
プログラム制御部116は、受信したメッセージに付加されたアプリケーションプログラムのリンク情報を基に、アプリケーションプログラムをダウンロードする機能や、ダウンロードしたアプリケーションプログラムのファイルの正当性を確認する機能を有する。記憶部117は、アプリケーションプログラム118が実行した処理により生成されたデータや、アプリケーションプログラム118が実行した処理の履歴情報を記憶するとともに、プロセス制御部133の処理により永続化されたプロセスに関するデータや、プログラム制御部116によってダウンロードされたアプリケーションプログラムを保存することができる。
アプリケーションプログラム118は、ユーザの操作入力に基づいて、または、受信したメッセージに基づいて、プロセス制御部113の制御により、記憶部117からロードされ、インタプリタ114上で実行される。
例えば、ユーザから、所定の操作入力を受けた場合、GUI制御部135は、記憶部117に記憶されている、休止中のプロセスに関する情報を参照して、図7に示されるプロセス一覧表示画面141を、表示部12に表示させる。プロセス一覧表示画面141には、休止中のプロセスに対応するアプリケーションプログラム名と、その休止中の状態を示す情報が表示されるとともに、新規のプロセスを作成する場合に、ユーザによって選択される新規ボタン142、および、選択された休止中のプロセスを再開させる場合に、ユーザによって選択される実行ボタン143が設けられている。
ユーザにより、プロセス一覧表示画面141に表示された休止中のプロセスのうちのいずれかが選択され、実行ボタン143が押下された場合、記憶部117から、休止中のプロセスに対応する情報が読み込まれるとともに、対応するアプリケーションプログラムがロードされて、プロセスが再開される。また、ユーザが新規のプロセスの生成を指令した場合、図8に示されるアプリケーション一覧表示画面144が表示される。アプリケーション一覧表示画面144には、端末装置2にインストールされている、すなわち、記憶部117に記憶され、ロードして実行することが可能なアプリケーションプログラムの名称が表示されるとともに、再び、プロセス一覧表示画面141を表示させる場合に、ユーザによって選択される戻るボタン145、および、選択されたアプリケーションプログラムの新規のプロセスを開始させる場合に、ユーザによって選択される開始ボタン146が設けられている。
例えば、ユーザが、図8に示されるアプリケーション一覧表示画面144を参照して、ネットワーク1を介して、所定のユーザとゲームを行うことが可能なアプリケーションプログラムを選択して、プロセスを新たに生成することを指令した場合、データ作成部132は、所定のユーザが保有する他の端末装置2において、同一のアプリケーションプログラムを起動させるための情報を含むメッセージを生成し、トランスポートAPI134により制御される送受信制御部112の処理により、ネットワーク1を介して、所定のユーザが保有する他の端末装置2に生成したメッセージを送信する。
図9を用いて、他の端末装置2に所定のアクションを行わせるためのメッセージについて説明する。ここでは、端末装置2−1が、メッセージを受信する端末装置2−2に、所定のゲームを実行させるアプリケーションプログラムを起動させることができるメッセージを例として説明する。
メッセージは、ヘッダ151と本文152で構成されている。ヘッダ151には、アドレス、表題(subject)、コンテンツタイプなどが記述され、コンテンツタイプには、データの区切り目を識別するためのバウンダリ(boundary)識別子設定情報161が記載されている。コンテンツタイプが、multipart/mixedと記載されている場合、このメッセージは、最も一般的なマルチパート(multipart)構成であり、個々のパートはそれぞれ別のデータを示す。
電子メールを送受信する際には、本文にテキストを記載し、アプリケーションのデータや画像ファイルを複数添付することができる。このような場合に利用するのが、複数の添付ファイルをまとめたメディアタイプである、マルチパートメディアタイプである。まず、ヘッダ151で、マルチパートであることが宣言されている場合、本文152は、添付ファイルやメール本文に該当する複数のパートで構成される。1つのパートの境界は、コンテンツタイプのバウンダリ識別子設定情報161で定義される任意の文字列の行で示される。
すなわち、本文152は、メッセージを受信したユーザが読むことが可能な可読メッセージ記述エリア153、および、制御データ記述エリア154の2つのパートで構成される。可読メッセージ記述エリア153と制御データ記述エリア154とは、バウンダリ識別子162で区切られる。また、本文152の最後も、バウンダリ識別子162で示される。
制御データ記述エリア154には、メッセージのフォーマットのバージョン情報やプロトコルの種別を示す情報のほかに、「create=」に続く数値で示されるプロセス作成指示情報163、プログラムのURL情報164、送信元URL情報165、送信元のプロセス識別子166、送信先のプロセス識別子167、分類情報168、および、アプリケーション固有のデータ169が記載される。
プロセス作成指示情報163は、このメッセージを受け取った受信側の端末装置2−2が、新たなプロセスを作成する必要があるか否かを示す情報であり、1のとき、新たなプロセスを作成する必要があることを示し、0のとき、すでに存在するプロセスに関するメッセージであるので、新たなプロセスを作成する必要がないことを示す。
プログラムのURL情報164は、プログラムをダウンロードするために用いられるリンク情報である。送信元のプロセス識別子166は、このメッセージを送信した端末装置2−1が、このメッセージによって授受される情報を用いて動作するプロセスを識別するための識別子であり、送信先のプロセス識別子167は、このメッセージによって授受される情報を用いて動作する、端末装置2−2側のプロセスを識別するための識別子であり、これらの識別子は、メッセージを送信した端末装置2−1が、予め生成して、メッセージに記述する。
分類情報168は、このメッセージが、プロセス中のどの段階において送受信されるメッセージであるかを分別するための情報である。例えば、図7を用いて説明したプロセス一覧表示画面141において表示される、それぞれのプロセスの状態を示す情報を、この分類情報168を基にして生成するようにしても良い。例えば、このメッセージを受信した端末装置2−2のユーザが、このメッセージを受信した状態でプロセスを休止させた場合、「お誘い中」を保留していることから、状態は、「お誘い保留中」となるため、プロセス一覧表示画面141には、対応するアプリケーションプログラム名と「お誘い保留中」という状態を示す情報が記載される。
アプリケーション固有のデータ169は、アプリケーションプログラム118が利用する情報であり、アプリケーションプログラム118が任意に設定することが可能な情報である。
図9を用いて説明したメッセージを受信した端末装置2−2のプログラム制御部116は、プログラムのURL情報164を基に、メッセージで指定されるアプリケーションプログラムが自分自身にダウンロードされているか否か、そのアプリケーションプログラムのバージョンはマッチングしているか否かを確認し、必要に応じて、メッセージで指定されるアプリケーションプログラムを、コンテンツサーバ3からダウンロードする。
具体的には、プログラムのURL情報164によって示されるアドレスには、メッセージで指定されるアプリケーションプログラムに関するアプリケーション記述ファイルが保存されており、プログラム制御部116は、アプリケーション記述ファイルをダウンロードして、自分自身に、対応するアプリケーションプログラムがインストールされているか否か、バージョンは同一であるか否かを判断する。アプリケーション記述ファイルは、例えば、アプリケーションがjava(R)で記載されている場合、ADF(Application Descriptor File)またはJAD(Java(R) Application Descriptor)ファイルと称される。
そして、自分自身に、対応するアプリケーションプログラムがインストールされていない場合、または、バージョンが同一ではない場合、プログラム制御部116は、アプリケーション記述ファイルに記述されている、アプリケーションプログラムの保存場所のアドレスを基に、アプリケーションプログラムをダウンロードするようになされている。
ここでは、ADF、またはJADなどのアプリケーション記述ファイルを先行してダウンロードし、自分自身に、対応するアプリケーションプログラムがインストールされているか否か、バージョンは同一であるか否かを判断することができるようになされているが、自分自身に、対応するアプリケーションプログラムがインストールされているか否か、バージョンは同一であるか否かを判断する方法は、アプリケーション記述ファイルを利用する以外の方法であっても良く、アプリケーションプログラムの保存場所のアドレス情報を得るための手段、および、ダウンロードの手順なども、上述した以外の方法であっても良い。
また、データ抽出部131において抽出される情報を基に、プロセス作成指示情報163に、1が記載されていることが検出されるので、プロセス制御部133の処理により、アプリケーションプログラム118が起動され、新たなプロセスが生成される。アプリケーションプログラム118は、GUI制御部135の処理により、必要な情報を表示部12に表示させ、ユーザの操作入力を受けて、データ作成部132の処理により、返信用のメッセージを生成させ、送受信制御部112の処理により、ネットワーク1を介して、図9のメッセージの送信元である端末装置2−1に、返信メッセージを送信する。
次に、図10を用いて、図9のメッセージを受信した端末装置2−2が、端末装置2−1に送信する返信メッセージについて説明する。
返信メッセージの制御データ記述エリア154には、図9を用いて説明したメッセージに記載されている情報に加えて、送信先で生成される識別子171が記載される。そして、このメッセージは、端末装置2−1から受信したメッセージによって新たに作成されたプロセスにおいて生成されたものであるため、端末装置2−1に新たなプロセスの作成を指令する必要はない。したがって、このメッセージのプロセス作成指示情報163には、0が記載される。また、分類情報168に記載される、プロセス中の段階を示す情報も、例えば、「返事」などに変更される。
図10を用いて説明したメッセージを受信した端末装置2−1においては、プロセス作成指示情報163に0が記載されていることが検出されるので、新たなプロセスは生成されない。そして、端末装置2−1のプログラム制御部116は、プログラムのURL情報164を基に、メッセージで指定されるアプリケーションプログラムが自分自身にダウンロードされているか否か、そのアプリケーションプログラムのバージョンはマッチングしているか否かを確認するが、ここでは、メッセージで指定されるアプリケーションプログラムが自分自身にダウンロードされ、バージョンもマッチングしていることが検出される。
プロセス制御部133は、送信元のプロセス識別子166を基に、対応するプロセスを再開させるために、対応するアプリケーションプログラム118を起動させ、アプリケーションプログラム118は、データ抽出部131において抽出される情報を基に、GUI制御部135の処理により、必要な情報を表示部12に表示させ、ユーザの操作入力を受けて、データ作成部132の処理により、返信用のメッセージを生成させ、必要に応じて、送受信制御部112の処理により、ネットワーク1を介して、図10のメッセージの送信元である端末装置2−2に、返信メッセージを送信するようになされているので、端末装置2−1のユーザと、端末装置2−2のユーザとの間で、同一のアプリケーションプログラムによって実行されるゲームを行うための情報が授受される。
次に、図11のフローチャートを参照して、本発明を適用した端末装置2(PDA11)が実行する処理について説明する。
ステップS1において、操作入力部111は、例えば、図7を用いて説明したプロセス一覧表示画面141や図8を用いて説明したアプリケーション一覧表示画面144などが表示されている状態において、プロセスまたはアプリケーションを選択する操作など、記憶部117に記憶されているいずれかのアプリケーションを起動させるための操作入力を受けたか否かを判断する。
ステップS1において、いずれかのアプリケーションを起動させるための操作入力を受けたと判断された場合、ステップS2において、図12を用いて後述するアプリケーションプログラム起動処理1が実行される。
ステップS3において、ステップS2の処理により、ロードされて起動されたアプリケーションプログラム118は、インタプリタ114上で、アプリケーションプログラム118に固有の処理を実行する。
ステップS1において、いずれかのアプリケーションを起動させるための操作入力を受けていないと判断された場合、ステップS4において、送受信制御部112は、操作入力部111から供給されるユーザの操作入力により、受信した電子メール(受信メール)のうちのいずれかの開封を指令する操作入力を行うなどして、受信したメールのうちのいずれかが選択を受けたか否かを判断する。ステップS4において、いずれの受信メールも選択されていないと判断された場合、処理は、ステップS1に戻り、それ以降の処理が繰り返される。
ステップS4において、いずれかの受信メールが選択されたと判断された場合、ステップS5において、送受信制御部112は、クラスライブラリ115に、受信メールを供給し、データ抽出部131は、受信されたメールの本文に制御データ記述エリア154が含まれているか否か、すなわち、受信されたメールは、本発明を適用した端末装置2から送信された、例えば、図9または図10を用いて説明したようなメッセージであるか否かを判断する。ステップS5において、受信されたメールの本文に制御データ記述エリア154が含まれていないと判断された場合、処理は、ステップS1に戻り、それ以降の処理が繰り返される。
ステップS5において、受信されたメールの本文に制御データ記述エリア154が含まれていると判断された場合、ステップS6において、図13を用いて後述するアプリケーションプログラム起動処理2が実行され、ステップS7において、図15を用いて後述するプロセス実行処理が実行される。
ステップS3、または、ステップS7の処理の終了後、ステップS8において、送受信制御部112は、ステップS3またはステップS7の処理において、データ作成部132において送信するべきデータが生成されて供給されたか否かを基に、ネットワーク1を介して、他の端末装置2に対して情報を送信する必要があるか否かを判断する。
ステップS8において、他の端末装置2に対して情報を送信する必要があると判断された場合、ステップS9において、図16を用いて後述する情報送信処理が実行される。
ステップS8において、他の端末装置2に対して情報を送信する必要がないと判断された場合、または、ステップS9の処理の終了後、ステップS10において、プロセス制御部133は、ステップS3またはステップS7において実行された処理において、プロセスが休止状態とされたか否かに基づいて、プロセスの永続化が必要であるか否かを判断する。
ステップS10において、プロセスの永続化が必要であると判断された場合、ステップS11において、図17を用いて後述する永続化処理が実行される。
ステップS10において、プロセスの永続化は必要ではないと判断された場合、ステップS12において、プロセス制御部133は、アプリケーションプログラム118の終了を指令する。
ステップS11またはステップS12の処理の終了後、ステップS13において、操作入力部111は、ユーザにより、処理の終了が指令されたか否かを判断する。ステップS13において、処理の終了が指令されていないと判断された場合、処理は、ステップS1に戻り、それ以降の処理が繰り返される。ステップS13において、処理の終了が指令されたと判断された場合、処理が終了される。
このような処理により、ユーザの操作入力、または、受信したメールの制御データ記述エリア154に含まれている情報に基づいて、アプリケーションプログラムがロードされて実行され、そのプロセスが管理される。
次に、図12のフローチャートを参照して、図11のステップS2において実行される、ユーザの操作入力によってアプリケーションプログラムが起動される場合の、アプリケーションプログラム起動処理1について説明する。
ステップS21において、GUI制御部135は、図7を用いて説明したプロセス一覧表示画面141を、表示部12に表示させる。
ステップS22において、操作入力部111は、ユーザにより新規ボタン142が選択されたか否かを基に、新規プロセス生成が選択されたか否かを判断する。
ステップS22において、新規プロセス生成が選択されたと判断された場合、ステップS23において、GUI制御部135は、図8を用いて説明したアプリケーション一覧表示画面144を、表示部12に表示させる。操作入力部111は、ユーザから、いずれかのアプリケーションの選択を受け、選択されたアプリケーションを示す情報を、プロセス制御部133に供給する。プロセス制御部133は、選択されたアプリケーションプログラムを記憶部177からロードする。
ステップS22において、新規プロセス生成が選択されていないと判断された場合、ステップS24において、操作入力部111は、ユーザから、プロセス一覧表示画面141に表示されている休止中のプロセスのうち、いずれかのプロセスが選択されたか否かを判断する。
ステップS24において、いずれかのプロセスが選択されたと判断された場合、ステップS25において、プロセス制御部133は、記憶部177から、選択されたプロセスに関するデータを読み込み、選択されたプロセスに対応する選択されたアプリケーションプログラムを記憶部177からロードする。
ステップS23またはステップS25の処理の終了後、ステップS26において、プロセス制御部133は、ユーザにより指定され、ロードされたアプリケーションプログラムを起動し、実行されるアプリケーションプログラム118に対応する新規プロセスを生成するか、または、選択されたプロセスを再開し、処理は、図11のステップS3に戻る。
ステップS24において、いずれのプロセスも選択されないと判断された場合、ステップS27において、GUI制御部135は、アプリケーションプログラムの起動に失敗したことをユーザに通知するためのエラーメッセージを、表示部12に表示させ、処理は、ステップS21に戻り、それ以降の処理が繰り返される。
このような処理により、ユーザの操作入力に基づいて、所望のアプリケーションプログラムがロードされて起動されて、プロセスが新規に生成されるか、または、再開される。
次に、図13のフローチャートを参照して、図11のステップS6において実行される、メッセージに記載された情報に基づいて、アプリケーションプログラムが起動される場合の、アプリケーションプログラム起動処理2について説明する。
ステップS41において、クラスライブラリ115のデータ抽出部131は、送受信制御部112から供給された受信メッセージの制御データ記述エリア154に記述された制御データを読み込んで、プログラム制御部116に、プログラムのURL情報164を供給するとともに、GUI制御部135に、可読メッセージ記述エリア153に記述されているメッセージを供給する。
ステップS42において、クラスライブラリ115のGUI制御部135は、例えば、図14に示されるように、送受信制御部112から供給された受信メッセージの可読メッセージ記述エリア153に記述されているテキストデータを、メッセージ表示エリア182に記載し、アプリケーション起動用ボタン183を備えた、メッセージ表示画面181に対応する表示データを生成し、表示部12に表示させる。
ステップS43において、操作入力部111は、表示部12に表示された起動用ボタン183が押下されたか否かを判断する。ステップS43において、起動用ボタン183が押下されていないと判断された場合、処理は、ステップS42に戻り、それ以降の処理が繰り返される。
ステップS43において、起動用ボタン183が押下されたと判断された場合、ステップS44において、プログラム制御部116は、ステップS41において供給されたプログラムのURL情報164を参照し、ウェブブラウザ113を制御して、プログラムのURL情報164で指定されるアプリケーション記述ファイルをダウンロードする。
コンテンツサーバ3に保存されているアプリケーションプログラムは、アプリケーションプログラムがjava(R)で記載されている場合、ADF(Application Descriptor File)またはJAD(Java(R) Application Descriptor)ファイルと称されるアプリケーション記述ファイルにより管理されている。ADFまたはJADファイルには、必須項目として、アプリケーションの名前、アプリケーションを継承したメインクラス、JAR(Java(R) Archive)ファイルのバイトサイズ、JARファイルのURL、最終更新日時が記載されている。
ステップS45において、プログラム制御部116は、記憶部117を参照し、ダウンロードしたアプリケーション記述ファイルによって管理されているアプリケーションプログラムが自分自身にインストールされているか否か、すなわち、対応するアプリケーションプログラムが記憶部117に保存されて、ロードすることが可能な状態になされているか否かを判断する。
ステップS45において、対応するアプリケーションプログラムが自分自身にインストールされていると判断された場合、ステップS46において、プログラム制御部116は、記憶部117を参照し、ダウンロードしたアプリケーション記述ファイルによって管理されているアプリケーションプログラムとインストールされているアプリケーションプログラムとのバージョンは整合しているか否かを判断する。
ステップS45において、対応するアプリケーションプログラムが自分自身にインストールされていないと判断された場合、または、ステップS46において、アプリケーション記述ファイルによって管理されているアプリケーションプログラムとインストールされているアプリケーションプログラムとのバージョンが整合しないと判断された場合、ステップS47において、プログラム制御部116は、アプリケーションプログラムのダウンロードが必要であることを示す情報を、クラスライブラリ115に供給する。GUI制御部135は、ユーザにアプリケーションプログラムのダウンロードを確認するためのメッセージを、表示部12に表示させる。
ステップS48において、プログラム制御部116は、操作入力部111から供給されるユーザの操作入力を示す信号を基に、アプリケーションプログラムのダウンロードが、ユーザから許可されたか否かを判断する。
ステップS48において、アプリケーションプログラムのダウンロードが許可されたと判断された場合、ステップS49において、プログラム制御部116は、ウェブブラウザ113を制御して、ネットワーク1を介して、アプリケーション記述ファイルに記載されているJARファイルのURLによって指定されるコンテンツサーバ3にアクセスさせ、対応するアプリケーションプログラムをダウンロードする。
ステップS50において、プログラム制御部116は、ダウンロードされたアプリケーションプログラムをインストールする。すなわち、プログラム制御部116は、ダウンロードされたアプリケーションプログラムを記憶部117に記憶させて、ロード可能な状態とする。
ステップS46において、アプリケーション記述ファイルによって管理されているアプリケーションプログラムとインストールされているアプリケーションプログラムとのバージョンが整合していると判断された場合、または、ステップS50の処理の終了後、ステップS51において、プロセス制御部133は、アプリケーションプログラムを起動して、処理は、図11のステップS7に進む。
ステップS48において、アプリケーションプログラムのダウンロードが許可されなかったと判断された場合、ステップS52において、プログラム制御部116は、クラスライブラリ151に、ユーザからアプリケーションプログラムのダウンロードが許可されなかったことを通知するので、GUI制御部135は、アプリケーションプログラムを起動することができないことをユーザに通知するためのエラーメッセージを、表示部12に表示させ、処理は、ステップS47に戻り、それ以降の処理が繰り返される。
また、ステップS48において、アプリケーションプログラムのダウンロードが許可されなかったと判断された場合には、処理をステップS47に戻すことなく、処理を終了させる(すなわち、図11のステップS7に進ませることなく処理を終了させる)ようにしても良い。
このような処理により、受信したメッセージにより指定されるアプリケーションプログラムが、すでにインストールされているか否か、インストールされていた場合は、そのアプリケーションプログラムのバージョンが、指定されているものと整合しているか否かが判断され、受信したメッセージにより指定されるアプリケーションプログラムがインストールされていない場合、または、バージョンが不整合である場合にのみ、アプリケーションプログラムがダウンロードされるようになされているので、例えば、電子メールなどにプログラムを添付して送受信することなく、メッセージ送信先の端末装置2−2において、メッセージ送信元の端末装置2−1と同一のバージョンのアプリケーションプログラム118による処理を実行させるようにすることができる。
次に、図15のフローチャートを参照して、図11のステップS7において実行されるプロセス実行処理について説明する。
クラスライブラリ115のデータ抽出部131は、ステップS71において、送受信制御部112から供給された受信メッセージの制御データ記述エリア154に記述された制御データを取得し、ステップS72において、必要なデータを抽出して、プロセス制御部133に供給する。例えば、図9を用いて説明したメッセージが受信された場合、データ抽出部131は、プロセスの作成指示情報163、送信元のプロセス識別情報166、および、送信先のプロセス識別情報167を抽出して、プロセス制御部133に供給する。
ステップS73において、プロセス制御部133は、供給されたデータを基に、受信されたメッセージは、新規プロセスの生成を指令する情報であるか否かを判断する。
ステップS73において、新規プロセスの生成を指令する情報であると判断された場合、ステップS74において、プロセス制御部133は、新規プロセスを生成し、図10を用いて説明した、送信先で生成される識別子171を生成して、受信したメッセージに含まれていた、送信先のプロセス識別子167と関連付けて、記憶部117に記憶させる。
ステップS73において、新規プロセスの生成を指令する情報ではないと判断された場合、ステップS75において、プロセス制御部133は、送信元のプロセス識別情報166、および、送信先のプロセス識別情報167を基に、受信したメッセージで指定されたプロセスは、現在休止しているか否かを判断する。
ステップS75において、メッセージで指定されたプロセスは、現在休止していると判断された場合、ステップS76において、プロセス制御部133は、該当するプロセスをロード、すなわち、該当するプロセスに関する情報を、記憶部117から読み出して、アプリケーションプログラム118に供給する。
ステップS74の処理の終了後、ステップS75において、メッセージで指定されたプロセスは、現在休止していないと判断された場合、または、ステップS76の処理の終了後、ステップS77において、データ抽出部131は、供給されたメッセージから抽出した、アプリケーション固有のデータ169を、アプリケーションプログラム118に供給する。
ステップS7において、アプリケーションプログラム118は、供給された情報を基に、固有の処理を実行し、処理は、図11のステップS8に進む。
このような処理により、受信メッセージに含まれている情報を基に、プロセスが新規作成されるか、または、休止中のプロセスが再開されて、アプリケーションプログラムの固有の処理が実行される。
次に、図16のフローチャートを参照して、図11のステップS9において実行される、情報送信処理について説明する。
ステップS81において、アプリケーションプログラム118は、プロセス制御部113に、図11のステップS3、または、ステップS7において実行されたアプリケーションプログラムにおいて生成されたパラメータを供給する。供給されたパラメータは、プロセスが休止される場合、後述する図17のステップS91の処理により、記憶部117に記憶される。
ステップS82において、アプリケーションプログラム118は、データ作成部132に、例えば、操作入力部111に供給されたユーザの操作入力により生成されたデータなど、送信するメッセージ生成のために必要な情報(すなわち、アプリケーション固有のデータ169に記載されて送信される情報)を供給する。
ステップS83において、データ作成部132は、供給された情報のフォーマットを変換して、プロセス生成指示情報163乃至分類情報168、および、必要に応じて、送信元で生成される識別子171を、ユーザにより入力された可読メッセージエリア153に記述されるテキストデータとともに、送信するメッセージの本文152に、所定のバウンダリ識別子162によりマルチパートに区別される形式として付加し、図9または図10を用いて説明したようなメッセージデータを生成する。
ステップS84において、データ作成部132は、送受信制御部112に、生成したメッセージデータを供給する。
ステップS85において、送受信制御部112は、トランスポートAPI134の制御に基づいて、供給されたメッセージを、実行されているプロセスにおいて指定される所定の送信先に送信し、処理は、図11のステップS10に進む。
このような処理により、アプリケーションプログラム118が実行する処理によって生成されたデータが、所定の送信先に送信されるので、アプリケーションプログラム118といわゆるメールソフト(メーラー)をそれぞれ起動して、アプリケーションプログラム118により生成されたデータを、ユーザの操作入力により、送信する電子メールに記載したり、または、添付する必要がなくなるので、簡単な操作で、複数の端末装置2において情報を授受することが可能となる。
次に、図17のフローチャートを参照して、図11のステップS11において実行される、永続化処理について説明する。
ステップS91において、プロセス制御部133は、図11のステップS3、または、ステップS7において実行されたアプリケーションプログラム118によって生成された、プロセス情報や、アプリケーションに固有の情報を、プロセスを識別するプロセス識別子とともに、記憶部117に供給して保存させる。プロセス識別子によって識別されるプロセスは、ここで一旦休止される。
ステップS9において、プロセス制御部133は、アプリケーションプログラム118の終了を指令し、処理は、図11のステップS13に進む。
このような処理により、プロセスを常に実行していなくても、待機させておいて、所望のタイミングで再開させることが可能となる。したがって、1つのプロセスに対応するアプリケーションプログラム118が起動している間は、他のプロセスを永続化しておくことにより、複数のプロセスを、それぞれ、個別に実行させることが可能となるので、いわゆるマルチタスクでない情報処理装置であっても、例えば、複数のユーザと、対戦ゲームを並行して行うようなことが可能となる。
図11乃至図17を用いて説明した処理により、複数の端末装置2において、電子メールの形式に則って、制御データを送信することが可能なメッセージを用いて情報を授受することにより、それぞれの端末装置2において同一のアプリケーションプログラムを起動させて、プロセス識別子によって識別されるプロセスを実行させるようにすることができるので、例えば、対戦型ゲームや、スケジュールの調整など、複数のユーザによるコミュニケーションを、正確に、かつ、簡単な操作で行うようにすることが可能となる。
図11乃至図17を用いて説明した処理においては、アプリケーションプログラム118の具体的な処理についての詳細を説明せず、アプリケーションプログラムの起動やプロセスの実行について主に説明したが、次に、イベントの参加者に立替えが発生した場合、幹事が有する端末装置2において、立替え金額を集計し、それぞれの参加者の清算金額を算出する一連の処理を実行するアプリケーションプログラムを例として、同一のアプリケーションプログラムが複数の端末装置2において実行される場合の具体的な処理について説明する。
イベントの企画に対して、参加者に立替えが発生した場合、その立替え金額と内訳を示す情報を幹事となるユーザに送信し、幹事となるユーザが有する端末装置2において、立替え金額を集計し、それぞれの参加者の生産金額を算出することができるアプリケーションプログラム118の名称を、「立替え集計プログラム」として、以下に説明する。
例えば、イベントの開催を企画したユーザ(幹事)が、自分自身が保有する端末装置2−1を用いて、図8を用いて説明したアプリケーション一覧表示画面144を表示させて、「立替え集計プログラム」というプログラム名のアプリケーションプログラムを新規に開始することを指令した場合、図11におけるステップS2の処理により、図12を用い説明したアプリケーションプログラム起動処理1が実行されて、「立替え集計プログラム」が、アプリケーションプログラム118として起動される。そして、図11におけるステップS3の処理により、アプリケーションプログラム118である、「立替え集計プログラム」に固有の処理が実行される。
図18のフローチャートを参照して、「立替え集計プログラム」というプログラム名でユーザにより選択されるアプリケーションプログラムが、アプリケーションプログラム118として起動された場合の、図11におけるステップS3の処理に対応する、イベント作成処理1について説明する。
ステップS101において、アプリケーションプログラム118は、GUI制御部135の処理により、表示部12に、例えば、図19に示されるような、イベント開催メッセージ作成支援画面191を表示させる。
イベント開催メッセージ作成支援画面191には、例えば、件名、あて先、および、メッセージなどを入力することが可能な、テキストボックス、または、ドロップダウンリストボックスなどが備えられ、ユーザにより、所望の件名、あて先、および、メッセージなどが選択可能、または、テキストデータとして入力することが可能なようになされている。また、イベント開催メッセージ作成支援画面191には、設定した内容を基に、イベント開催メッセージを生成して、指定された送信先に送信する場合に押下される送信ボタン192と、入力された情報を保存して、アプリケーションプログラム118を終了(永続化)させる場合に操作される終了ボタン193が設けられている。
なお、ドロップダウンリストボックスに、複数のデータが表示され、ユーザにより選択可能になされている場合、例えば、イベント開催メッセージの送信先となるユーザ名は、いわゆるメールソフトにおいて記憶されているアドレス情報から自動的に読み込むことができるようにしても良いし、ドロップダウンリストボックスに表示されるデータの内容を、ユーザによる所定の処理により変更することができるようにしても良い。
ステップS102において、アプリケーションプログラム118は、動作状態を、ユーザの操作入力が可能な状態とする。すなわち、アプリケーションプログラム118は、ユーザからの操作入力があった場合、操作入力部111から供給される信号を基に、GUI制御部135の処理により、表示部12に表示されているイベント開催メッセージ作成支援画面191の表示を変更し、現在の操作入力内容を、記憶部117に一時保存する。
ステップS103において、アプリケーションプログラム118は、操作入力部111から供給される信号を基に、ユーザにより、送信ボタン192が押下されたか否かを判断する。
ステップS103において、送信ボタン192が押下されていないと判断された場合、ステップS104において、アプリケーションプログラム118は、操作入力部111から供給される信号を基に、ユーザにより、終了ボタン193が押下されたか否かを判断する。
ステップS104において、終了ボタン193が押下されていないと判断された場合、処理は、ステップS101に戻り、それ以降の処理が繰り返される。ステップS104において、終了ボタン193が押下されたと判断された場合、ステップS105において、アプリケーションプログラム118は、ユーザにより入力された、例えば、件名、あて先、および、メッセージなどの情報を、記憶部117に記憶させ、プロセス休止状態として、処理は、図11のステップS8に進む。
ステップS103において、送信ボタン192が押下されたと判断された場合、ステップS106において、アプリケーションプログラム118は、ユーザにより入力された件名、宛先、および、メッセージなどの情報を、アプリケーション固有のデータ169として含むイベント開催メッセージを、データ作成部132の処理により作成させ、イベント開催メッセージ作成支援画面191において指定されたユーザに情報の送信の必要がある状態とし、プロセスを休止状態として、処理は、図11のステップS8に進む。
すなわち、図18のステップS106の処理が実行された場合、ステップS8において、情報を送信する必要があると判断されるので、ステップS9において、図16のフローチャートを用いて説明した情報送信処理が実行されて、イベント開催メッセージに対応する電子メールが、イベント開催メッセージ作成支援画面191において指定されたユーザに送信されるとともに、ステップS10において、プロセスの永続化が必要であると判断されて、ステップS11の永続化処理が実行される。
そして、イベント開催メッセージに対応する電子メールを受信した端末装置2−2乃至端末装置2−nにおいては、イベント開催メッセージに対応する電子メールが選択されて、その本文に制御データ記述エリア154が含まれていることが検出されるので、いずれかのアプリケーションを起動させるための操作入力を受けることなく、ステップS6において、図13を用いて説明した、アプリケーション起動処理2が実行されて、「立替え集計プログラム」というプログラム名のアプリケーションプログラムと同一のアプリケーションプログラムが、必要に応じてダウンロードされて、起動される。そして、ステップS7において、図15を用いて説明したプロセス実行処理が実行され、ステップS78の処理により、アプリケーションプログラム118である、「立替え集計プログラム」に固有の処理が実行される。
また、幹事が保有する端末装置2−1においても、それぞれのユーザから、立替え金額およびその内訳などの情報を受信するので、立替え金額およびその内訳などの情報に対応する電子メールが選択されて、その本文に制御データ記述エリア154が含まれていることが検出されるので、いずれかのアプリケーションを起動させるための操作入力を受けることなく、ステップS6において、図13を用いて説明した、アプリケーション起動処理2が実行されて、「立替え集計プログラム」が起動される。そして、ステップS7において、図15を用いて説明したプロセス実行処理が実行され、ステップS78の処理により、アプリケーションプログラム118である、「立替え集計プログラム」に固有の処理が実行される。
更に、幹事が保有する端末装置2−1から送信された、集計結果の通知を受信した端末装置2−2乃至端末装置2−nにおいても、集計結果の通知に対応する電子メールが選択されて、その本文に制御データ記述エリア154が含まれていることが検出されるので、いずれかのアプリケーションを起動させるための操作入力を受けることなく、ステップS6において、図13を用いて説明した、アプリケーション起動処理2が実行されて、「立替え集計プログラム」が起動される。そして、ステップS7において、図15を用いて説明したプロセス実行処理が実行され、ステップS78の処理により、アプリケーションプログラム118である、「立替え集計プログラム」に固有の処理が実行される。
次に、図20乃至図22のフローチャートを参照して、「立替え集計プログラム」が、アプリケーションプログラム118として、電子メールの受信によって起動された場合の、図15におけるステップS78の処理に対応する、メッセージ開封処理1について説明する。
ステップS131において、アプリケーションプログラム118は、供給されたデータのうちの、分類情報168やアプリケーション固有のデータ169を基に、受信したメッセージは、イベント開催メッセージであるか否かを判断する。
ステップS131において、受信したのはイベント開催メッセージではないと判断された場合、ステップS132において、アプリケーションプログラム118は、供給されたデータのうちの、分類情報168やアプリケーション固有のデータ169を基に、受信したメッセージは、立替え内容通知であるか否かを判断する。
ステップS132において、受信したのは立替え内容通知であると判断された場合、処理は、後述するステップS143に進む。ステップS132において、受信したのは立替え内容通知ではないと判断された場合、受信したのは、集計結果通知であるので、処理は、後述するステップS160に進む。
ステップS131において、受信したのはイベント開催メッセージであると判断された場合(すなわち、この端末装置2は、幹事ではないユーザが保有する端末装置2−2乃至端末装置2−nのうちのいずれかであるので)、ステップS133において、アプリケーションプログラム118は、GUI制御部135の処理により、表示部12に、例えば、図23に示されるような、イベント開催メッセージ表示画面201を表示させる。
イベント開催メッセージ表示画面201には、メッセージを受信したユーザに、メッセージの内容を通知するためのテキストデータが表示される。アプリケーションプログラム118は、受信したメッセージの本文152の制御データ記述エリア154に含まれる、アプリケーション固有のデータ169から、例えば、イベント名および幹事からそれぞれのユーザに対するメッセージなどの情報を抽出して、これらの内容を含むイベント開催メッセージ表示画面201に対応する表示画面データを生成して、GUI制御部135を制御し、表示部12に表示させる。また、イベント開催メッセージ表示画面201には、イベント開催メッセージに含まれる情報を保存して、アプリケーションプログラムを終了(永続化)させる場合に押下される終了ボタン202、および、立替えが発生した場合に、幹事が有する端末装置2−1に対して、立替え金額などの情報を送信する場合に押下される報告ボタン203が設けられている。
アプリケーションプログラム118は、このイベント開催メッセージ表示画面201に対応する表示画像データを生成する場合、“(イベント名)開催!”という、括弧内を空白としたテキストデータのフォーマットを予め用意し、受信したイベント開催メッセージのアプリケーション固有のデータ169から、対応する部分を抽出して、フォーマットの空白部分に当てはめることにより、例えば、“キャンプ開催!”というテキストデータを生成し、表示させることができる。
また、アプリケーションプログラム118は、イベント開催メッセージ表示画面201が表示されたとき、図24に示されるメッセージボックス204を表示させ、OKボタン205が押下されるまで、メッセージボックス204が表示されたままとなるようにして、イベント開催メッセージを受信したユーザに対して、立替え発生時に立替え情報を通知することを促すようにしても良い。
ステップS134において、アプリケーションプログラム118は、操作入力部111から供給される信号を基に、ユーザにより、イベント開催メッセージ表示画面201の報告ボタン203が選択されたか否かを判断する。
ステップS134において、報告ボタン203が選択されていないと判断された場合、ステップS135において、アプリケーションプログラム118は、終了ボタン202が選択されたか否かを判断する。
ステップS135において、終了ボタン202が選択されていないと判断された場合、処理は、ステップS134に戻り、それ以降の処理が繰り返される。
ステップS135において、終了ボタン202が選択されたと判断された場合、ステップS136において、アプリケーションプログラム118は、受信したイベント開催メッセージに含まれる情報を記憶部117に記憶させ、プロセス休止状態として、処理は、図11のステップS8に進む。
すなわち、ステップS136の処理が実行された場合、ステップS8において、情報を送信する必要がないと判断されるので、ステップS9の情報送信処理は実行されないが、ステップS10において、プロセスの永続化が必要であると判断されて、ステップS11の永続化処理が実行される。
ステップS134において、報告ボタン203が選択されたと判断された場合、ステップS137において、アプリケーションプログラム118は、GUI制御部135を制御して、図25に示される立替え項目入力支援画面211を、表示部12に表示させる。
立替え項目入力支援画面211には、例えば、項目、金額、および、伝言などを入力することが可能な、テキストボックス、または、ドロップダウンリストボックスなどが備えられ、ユーザにより、項目、金額、および、伝言などが選択可能、または、テキストデータとして入力することが可能なようになされている。
例えば、項目欄のドロップダウンリストボックスに、交通費、食材費、お酒代などの項目を示すデータが表示され、ユーザにより選択可能になされている場合、ドロップダウンリストボックスに表示されるデータの内容は、アプリケーションプログラム118により予め決められているものとしても良いし、ユーザによる所定の操作入力により変更することができるようにしても良い。
更に、立替え項目入力支援画面211には、設定した内容を基に、立替え内容通知を生成して、幹事が有する端末装置2−1に送信する場合に押下される送信ボタン212と、ユーザが立替え項目入力支援画面211に対して入力した情報を保存して、アプリケーションプログラムを終了(永続化)させる場合に押下される終了ボタン213が設けられている。
ステップS138において、アプリケーションプログラム118は、動作状態を、ユーザの操作入力が可能な状態とする。すなわち、アプリケーションプログラム118は、ユーザからの操作入力があった場合、操作入力部111から供給される信号を基に、GUI制御部135の処理により、表示部12に表示されている立替え項目入力支援画面211のテキストボックスやドロップダウンリストボックスの表示を変更し、現在の操作入力内容を、記憶部117に一時保存する。
ステップS139において、アプリケーションプログラム118は、操作入力部111から供給される信号を基に、ユーザにより、送信ボタン212が押下されたか否かを判断する。
ステップS139において、送信ボタン212が押下されたと判断された場合、ステップS140において、アプリケーションプログラム118は、立替え項目入力支援画面211に対して入力された、立替えに関する情報を基に、データ作成部132により送信する情報を生成させ、情報の送信の必要がある状態とし、プロセスを休止状態として、処理は、図11のステップS8に進む。
ステップS140においてデータ作成部132により生成される情報の、制御データ記述エリア154のアプリケーション固有のデータ169には、ステップS138においてユーザにより入力された、項目情報、立替え金額、および、伝言などの情報が記載される。これらの情報は、図26に示されるように、例えば、タグによって、それぞれの情報の属性が示されるようになされている。ここでは、<ITEM></ITEM>で囲まれるデータが、項目を示し、<ADV PAYD></ADV PAYD>で囲まれるデータが、立替え金額を示し、<MSG></MSG>で囲まれるデータが、伝言を示すようになされている。
すなわち、ステップS140の処理が実行された場合、ステップS8において、情報を送信する必要があると判断されるので、図26に示される情報がデータ記述エリア154のアプリケーション固有のデータ169に記載されたメッセージを幹事が有する端末装置2−1に送信するために、ステップS9の情報送信処理が実行され、更に、ステップS10において、プロセスの永続化が必要であると判断されて、ステップS11の永続化処理が実行される。
なお、データ作成部132により生成される、立替えに関する情報は、いずれのユーザにおいても、同一のフォーマットで生成される。したがって、後述する処理により、幹事が有する端末装置2−1において、容易に集計することが可能となる。
ステップS139において、送信ボタン212が押下されていないと判断された場合、ステップS141において、アプリケーションプログラム118は、操作入力部111から供給される信号を基に、ユーザにより、終了ボタン213が押下されたか否かを判断する。ステップS141において、終了ボタン213が押下されていないと判断された場合、処理は、ステップS138に戻り、それ以降の処理が繰り返される。
ステップS141において、終了ボタン213が押下されたと判断された場合、ステップS142において、アプリケーションプログラム118は、立替え項目入力支援画面211に対して入力された立替えに関する情報を、記憶部117に保存し、プロセスを休止状態として、処理は、図11のステップS8に進む。
すなわち、ステップS142の処理が実行された場合、ステップS8において、情報を送信する必要がないと判断されるので、ステップS9の情報送信処理は実行されないが、ステップS10において、プロセスの永続化が必要であると判断されて、ステップS11の永続化処理が実行される。
ステップS132において、受信したのは立替え内容通知であると判断された場合(すなわち、この端末装置2は、幹事ではないユーザが保有する端末装置2−2乃至端末装置2−nのうちのいずれかであるので)、ステップS143において、アプリケーションプログラム118は、GUI制御部135の処理により、表示部12に、例えば、図27に示されるような、立替え内容通知画面221を表示させる。
立替え内容通知画面221には、メッセージを受信した端末装置2−2乃至端末装置2−nのうちのいずれかのユーザに、メッセージの内容を通知するためのテキストデータが表示される。アプリケーションプログラム118は、受信した立替え内容通知に対応するメッセージの本文152の制御データ記述エリア154に含まれる、アプリケーション固有のデータ169から、例えば、項目、立替え金額、および、伝言内容などの情報を抽出し、これらの内容を含むテキストデータを生成し、GUI制御部135を制御して、表示部12に表示させる。また、立替え内容通知画面221には、現在の立替え内容の一覧を表示させる場合にユーザにより押下される「次へ」ボタン222、および、受信した立替え内容通知に含まれる情報を保存して、アプリケーションプログラム118を終了(永続化)させる場合に操作される終了ボタン223が設けられている。
アプリケーションプログラム118は、この立替え内容通知画面221に対応する表示画像データを生成する場合、“(メッセージの送信者)が(項目)(立替え金額)立て替えました”“伝言;(伝言内容)” という、括弧内を空白としたテキストデータのフォーマットを予め用意し、受信した立替え内容通知に対応するメッセージのアプリケーション固有のデータ169から、対応する部分を抽出するとともに、送信者情報を抽出して、フォーマットの空白部分に当てはめて、テキストデータを生成し、GUI制御部135を制御して、表示部12に表示させることができる。
また、立替え内容通知画面221を表示させるとき、図28に示される立替え内容通知メッセージボックス224を表示させることにより、幹事であるユーザが、複数の情報のうちの重要な情報を必ず確認することができるようにしても良い。立替え内容通知メッセージボックス224には、幹事であるユーザに必ず確認させたい情報のみが抽出されて表示され、OKボタン225が押下されるまで表示が消えないようになされている。
ステップS144において、アプリケーションプログラム118は、受信した立替え内容通知メッセージが、このプロセスの処理において、最初に到着した立替え内容通知である場合は、立替え内容リストを生成して、受信した立替え内容通知のメッセージを基に、立替え内容通知の送信者名、項目、立替え金額、および、伝言などの情報を記憶部117に記憶させ、このプロセスの処理において設定された立替え内容リストがすでに記憶部117に存在する場合は、受信した立替え内容通知のメッセージを基に、立替え内容リストを更新する。
アプリケーションプログラム118は、受信した立替え内容通知から、図26を用いて説明したタグに基づいて情報を抽出する。したがって、立替え内容リストは、例えば、図29に示されるように、立替え内容通知の送信者(SEND)、項目(ITEM)、立替え金額(ADV PAID)、および、伝言(MSG)の項目で構成される。これらの項目のうち、立替え内容通知の送信者(SEND)は、後述する集計処理(個人の立替金額の合計の算出)において、集計キーとして用いられる。
ステップS145において、アプリケーションプログラム118は、操作入力部111から供給される信号を基に、ユーザにより、立替え内容通知画面221の「次へ」ボタン222が選択されたか否かを判断する。
ステップS145において、「次へ」ボタン222が選択されていないと判断された場合、ステップS146において、アプリケーションプログラム118は、操作入力部111から供給される信号を基に、ユーザにより、立替え内容通知画面221の終了ボタン223が選択されたか否かを判断する。
ステップS146において、終了ボタン223が選択されなかったと判断された場合、処理は、ステップS145に戻り、それ以降の処理が繰り返される。ステップS146において、終了ボタン223が選択されたと判断された場合、処理は、後述するステップS150に進む。
ステップS145において、「次へ」ボタン222が選択されたと判断された場合、ステップS147において、アプリケーションプログラム118は、記憶部117に記憶されている立替え内容リストを基に、図30に示されるような、現在の立替え状況表示画面231を表示する。
立替え状況表示画面231には、図29を用いて説明した立替え内容リストの登録内容が表示されているとともに、立替え内容リストを集計して、清算結果情報を、参加者が有する端末装置2−2乃至端末装置2−nに対して送信する場合に押下される集計ボタン232、および、現在の立替え内容リストを保存して、アプリケーションプログラム118を終了(永続化)させる場合に押下される終了ボタン233が設けられている。
ステップS148において、アプリケーションプログラム118は、操作入力部111から供給される信号を基に、立替え状況表示画面231の集計ボタン232が押下されたか否かを判断する。
ステップS148において、集計ボタン232が押下されていないと判断された場合、ステップS149において、アプリケーションプログラム118は、操作入力部111から供給される信号を基に、立替え状況表示画面231の終了ボタン233が押下されたか否かを判断する。ステップS149において、終了ボタン233が押下されていないと判断された場合、処理は、ステップS148に戻り、それ以降の処理が繰り返される。
ステップS146において、終了ボタン223が選択されたと判断された場合、または、ステップS149において、終了ボタン233が押下されたと判断された場合、ステップS150において、アプリケーションプログラム118は、現在の立替え内容リストを保存して、プロセスを休止状態とし、処理は、図11のステップS8に進む。
すなわち、ステップS150の処理が実行された場合、ステップS8において、情報を送信する必要がないと判断されるので、ステップS9の情報送信処理は実行されないが、ステップS10において、プロセスの永続化は必要であると判断されるので、ステップS11の永続化処理は実行される。
ステップS148において、集計ボタン232が押下されたと判断された場合、ステップS151において、アプリケーションプログラム118は、記憶部117に記憶されている、図29を用いて説明した立替え内容リストに登録されている立替え金額の合計を算出する。
ステップS152において、アプリケーションプログラム118は、参加者の合計人数で、ステップS151において算出された立替え金額の合計を除算して、1人あたりの支払い金額を算出する。
ステップS153において、アプリケーションプログラム118は、記憶部117に記憶されている、図29を用いて説明した立替え内容リストにおいて、立替え内容通知の送信者(SEND)を集計キーとして、立替え通知メッセージの送信者ごとの立替え金額の合計を算出する。
ステップS154において、アプリケーションプログラム118は、それぞれの参加者の支払い金額、または、返金額を算出する。具体的には、立替え通知メッセージの送信者以外の参加者の支払い金額は、ステップS152において算出された1人当たりの支払い金額とされる。また、立替え通知メッセージの送信者の支払い金額、または、返金額は、ステップS152において算出された1人当たりの支払い金額から、ステップS153の処理により算出された、立替え通知メッセージの送信者の立替え金額の合計をそれぞれ減算して得られた金額となり、減算結果が正の値であれば、支払い金額となり、負の値であれば、返金額となる。
ステップS155において、アプリケーションプログラム118は、ステップS154の算出結果を基に、GUI制御部135を制御して、表示部12に、例えば、図31に示されるような、集計結果表示画面241を表示させる。
集計結果表示画面241には、1人当たりの支払い金額と、それぞれの支払い金額、または、返金額が表示されるとともに、演算結果を保存して、アプリケーションプログラムを終了(永続化)させる場合に押下される終了ボタン242、および、参加者それぞれの支払い金額、または、返金額の演算結果を、参加者が有する端末装置2−2乃至端末装置2−nに対して送信する場合に押下される送信ボタン243が設けられている。
アプリケーションプログラム118は、集計結果表示画面241に対応する表示画像データを生成する場合、“「1人(1人当たりの支払い金額)円です」「(参加者名)さん」「(それぞれの支払い金額、または、返金額)円(徴収または返金)です」”という、括弧内を空白としたテキストデータのフォーマットを予め用意し、演算結果、および、記憶部117に記憶されている参加者の情報(すなわち、イベント開催メッセージを送信した送信先の履歴情報)から、対応する部分を抽出して、フォーマットの空白部分に当てはめることにより、テキストデータを生成し、表示部12に表示させることができる。
ステップS156において、アプリケーションプログラム118は、操作入力部111から供給される信号を基に、ユーザにより、集計結果表示画面241の送信ボタン243が押下されたか否かを判断する。
ステップS156において、送信ボタン243が押下されたと判断された場合、ステップS157において、アプリケーションプログラム118は、データ作成部132を制御して、ステップS152において算出された、1人当たりの支払い金額、ステップS153において算出された、対応する参加者の立替え金額の合計、および、ステップS154において算出された、対応する参加者の支払い金額または返金額が、制御データ記述エリア154のアプリケーション固有のデータ169に記載され、それぞれの対応する参加者が送信先に指定された情報を生成させ、情報の送信の必要がある状態として、プロセスを休止状態とし、処理は、図11のステップS8に進む。
すなわち、ステップS157の処理が実行された場合、ステップS8において、情報を送信する必要があると判断されるので、ステップS9の情報送信処理が実行され、更に、ステップS10において、プロセスの永続化が必要であると判断されるので、ステップS11の永続化処理が実行される。
ステップS157において生成される情報において、制御データ記述エリア154のアプリケーション固有のデータ169に記載されるデータは、例えば、図32に示されるように、タグを用いて、データの属性が示されるようにしても良い。ここでは、<PAR>と</PAR>とに囲まれたデータが、1人当たりの支払い金額を示し、<SUM ADV PAID>と</SUM ADV PAID>とに囲まれたデータが、対応する参加者の立替え金額の合計を示し、<PAY>と</PAY>とで囲まれたデータが、正の値であるとき、対応する参加者の支払い金額を示し、負の値であるとき、対応する参加者の返金額を示す。
ステップS156において、送信ボタン243が押下されなかったと判断された場合、ステップS158において、アプリケーションプログラム118は、操作入力部111から供給される信号を基に、ユーザにより、集計結果表示画面241の終了ボタン242が押下されたか否かを判断する。ステップS158において、終了ボタン242が押下されていないと判断された場合、処理は、ステップS156に戻り、それ以降の処理が繰り返される。
ステップS158において、終了ボタン242が押下されたと判断された場合、ステップS159において、集計結果を記憶部117に保存し、プロセスを休止状態として、処理は、図11のステップS8に進む。
すなわち、ステップS159の処理が実行された場合、ステップS8において、情報を送信する必要がないと判断されるので、ステップS9の情報送信処理は実行されないが、ステップS10において、プロセスの永続化は必要であると判断されるので、ステップS11の永続化処理が実行される。
ステップS132において、受信したのは立替え内容通知ではないと判断された場合、受信したメッセージは、集計結果通知であるので、ステップS160において、アプリケーションプログラム118は、GUI制御部135の処理により、表示部12に、例えば、図33に示される、集計結果通知画面251を表示させる。
集計結果通知画面251には、1人当たりの支払額と、集計結果通知を受信したユーザの立替え金額と、清算するための支払い金額または返金額が表示されるとともに、集計結果通知に含まれる情報を記憶部117に保存し、アプリケーションプログラム118を終了(永続化)させる場合に押下される終了ボタン252が設けられている。
アプリケーションプログラム118は、この集計結果通知画面251に対応する表示画像データを生成する場合、“(メッセージの送信先、すなわち、この集計結果通知画面251を表示している端末装置2の保有者)さん、ひとり(1人当たりの支払額)円、立替え額(立替え金額)、(支払い金額または返金額)円(支払いまたは返金)です” という、括弧内を空白としたテキストデータのフォーマットを予め用意し、受信した集計結果通知に対応するメッセージのアプリケーション固有のデータ169から、対応する部分を抽出するとともに、送信先情報を抽出して、フォーマットの空白部分に当てはめて、テキストデータを生成し、表示させることができる。
ステップS161において、アプリケーションプログラム118は、GUI制御部135の処理により、表示部12に、例えば、図34に示される、支払い指示メッセージボックス253を表示させる。支払い指示メッセージボックス253には、支払い指示を参加者に通知するためのテキストが表示されるとともに、集計結果通知に含まれる情報を記憶部117に保存し、アプリケーションプログラム118を終了(永続化)させる場合に押下されるOKボタン254が設けられている。
アプリケーションプログラム118は、この支払い指示メッセージボックス253に対応する表示画像データを生成する場合、“(メッセージの送信元、すなわち、幹事)さんに(支払い金額または返金額)円(払ってください、または、もらってください)” という、括弧内を空白としたテキストデータのフォーマットを予め用意し、受信した集計結果通知に対応するメッセージのアプリケーション固有のデータ169から、対応する部分を抽出して、フォーマットの空白部分に当てはめて、テキストデータを生成し、表示させることができる。
ステップS162において、アプリケーションプログラム118は、終了ボタン252またはOKボタン254の押下操作の入力を受け、集計結果情報を記憶部117に保存して、プロセスを休止状態とし、処理は、図11のステップS8に進む。
すなわち、ステップS162の処理が実行された場合、ステップS8において、情報を送信する必要がないと判断されるので、ステップS9の情報送信処理は実行されないが、ステップS10において、プロセスの永続化は必要であると判断されるので、ステップS11の永続化処理は実行される。
このようにして、受信したメッセージに基づいて、プロセスが生成されるか、または、休止しているプロセスが再開されて実行されるアプリケーションプログラム118において、ユーザが送信する情報(立替え内容通知)の生成を支援するための表示画面が表示されたり、受信した情報(立替え内容通知)の送信者名をキーとしてリストを生成したり、リストを基に集計処理を行うことができる。これにより、ユーザは、簡単な操作で、送信する情報を生成したり、受信したメッセージによって起動されるアプリケーションプログラム118以外に、集計処理を行うプログラムを起動することなく、受信した情報を基に集計処理を行うことができる。
また、このような処理により生成される立替え内容通知は、一定のフォーマットとなるため、複数の立替え内容通知を受信した端末装置2−1においても、複雑な処理を行うことなく、返信された情報を集計することが可能となる。
また、例えば、幹事が、現在通知されている立替えの状況を確認したい場合や、幹事以外のユーザが、立替え内容通知を生成して送信しようとした場合など、休止中のイベントを再開する必要が生じる場合がある。そのような場合、ユーザは、自分自身が保有する端末装置2を用いて、図7を用いて説明したプロセス一覧表示画面141を表示させて、所望する休止中のイベントを選択して、イベントを再開させるので、図11におけるステップS2の処理により、図12を用い説明したアプリケーションプログラム起動処理1が実行されて、「立替え集計プログラム」が、アプリケーションプログラム118として起動される。そして、図11におけるステップS3の処理により、アプリケーションプログラム118である、「立替え集計プログラム」に固有の処理が実行される。
次に、図35および図36のフローチャートを参照して、休止中のプロセスを再開する場合の、イベント確認処理1について説明する。
ステップS181において、GUI制御部135は、休止中のプロセスの一覧である図7を用いて説明したプロセス一覧表示画面141を、表示部12に表示する。
ステップS182において、操作入力部111は、ユーザから、プロセス一覧表示画面141に表示されている休止中のプロセスのうち、いずれかのプロセスが選択されたか否かを判断する。ステップS182において、いずれのプロセスも選択されていないと判断された場合、処理は、ステップS181に戻り、それ以降の処理が繰り返される。
ステップS182において、いずれかのプロセスが選択されたと判断された場合、ステップS183において、プロセス制御部133は、記憶部177から、選択されたプロセスに関するデータを読み込み、アプリケーションプログラム118を起動させる。
ステップS184において、アプリケーションプログラム118は、プロセス制御部133が読み込んだデータを基に、休止していたプロセスにおいて、幹事の処理が実行されていたか否かを判断する。ステップS184において、幹事であると判断された場合、処理は、後述するステップS197に進む。
ステップS184において、幹事ではないと判断された場合(すなわち、この端末装置2は、幹事ではないユーザが保有する端末装置2−2乃至端末装置2−nのうちのいずれかであるので)、ステップS185乃至ステップS194において、図20のステップS133乃至ステップS142と同様の処理が実行される。
すなわち、アプリケーションプログラム118は、図23を用いて説明したイベント開催メッセージ表示画面201を表示させ、操作入力部111から供給される信号を基に、ユーザにより、イベント開催メッセージ表示画面201の報告ボタン203、または、終了ボタン202が選択されたか否かを判断する。
終了ボタン202が選択されたと判断された場合、アプリケーションプログラム118は、受信したイベント開催メッセージに含まれる情報を記憶部117に記憶させ、プロセス休止状態とし、処理は、図11のステップS8に進む。
報告ボタン203が選択されたと判断された場合、アプリケーションプログラム118は、図25を用いて説明した立替え項目入力支援画面211を表示させ、ユーザの操作入力が可能な状態とし、ユーザからの操作入力があった場合、操作入力内容を、記憶部117に一時保存する。
そして、アプリケーションプログラム118は、ユーザにより、送信ボタン212または終了ボタン213が押下されたか否かを判断する。
送信ボタン212が押下されたと判断された場合、アプリケーションプログラム118は、立替え項目入力支援画面211に対して入力された立替えに関する情報を基に、送信する情報を生成させ、情報の送信の必要がある状態とし、プロセスを休止状態とし、処理は、図11のステップS8に進む。
終了ボタン213が押下されたと判断された場合、アプリケーションプログラム118は、立替え項目入力支援画面211に対して入力された立替えに関する情報を、記憶部117に保存し、プロセスを休止状態とし、処理は、図11のステップS8に進む。
ステップS184において、幹事であると判断された場合、ステップS195において、アプリケーションプログラム118は、永続化されていたプロセスは、イベント作成中であったか否かを判断する。
ステップS195において、イベント作成中であったと判断された場合、ステップS196において、保存されていた情報が記載されたイベント開催メッセージ支援画面201が表示されて、図18を用いて説明したイベント作成処理1が実行され、処理は、図11のステップS8に進む。
ステップS195において、イベント作成中ではなかったと判断された場合、ステップS197乃至ステップS209において、図21および図22のステップS147乃至ステップS159と同様の処理が実行される。
すなわち、アプリケーションプログラム118は、記憶部117に記憶されている立替え内容リストを基に、図30に示されるような、現在の立替え状況表示画面231を表示させ、集計ボタン232または終了ボタン233が押下されたか否かを判断する。
終了ボタン233が押下されたと判断された場合、アプリケーションプログラム118は、現在の立替え内容リストを保存して、プロセスを休止状態とし、処理は、図11のステップS8に進む。
集計ボタン232が押下されたと判断された場合、アプリケーションプログラム118は、記憶部117に記憶されている、図29を用いて説明した立替え内容リストに登録されている立替え金額の合計を算出し、参加者の合計人数で、算出された立替え金額の合計を除算して、1人あたりの支払い金額を算出し、立替え通知メッセージの送信者名を集計キーとし、通知メッセージの送信者ごとの立替え金額の合計を集計し、集計結果を基に、それぞれの参加者の支払い金額、または、返金額を算出する。
そして、アプリケーションプログラム118は、算出結果を基に、表示部12に、例えば、図31に示されるような、集計結果表示画面241を表示させ、送信ボタン243または終了ボタン242が押下されたか否かを判断する。
送信ボタン243が押下されたと判断された場合、アプリケーションプログラム118は、データ作成部132を制御して、算出された、1人当たりの支払い金額、対応する参加者の立替え金額の合計、および、対応する参加者の支払い金額または返金額が、制御データ記述エリア154のアプリケーション固有のデータ169に記載され、それぞれの対応する参加者が送信先に指定された情報を生成させ、情報の送信の必要がある状態として、プロセスを休止状態とし、処理は、図11のステップS8に進む。
終了ボタン242が押下されたと判断された場合、集計結果を記憶部117に保存し、プロセスを休止状態とし、処理は、図11のステップS8に進む。
このような処理により、ユーザは、休止中のイベントを任意に再開させることができるので、幹事が、現在の立替えの状況を確認したり、幹事以外のユーザが、立替え内容通知を送信することができるようにすることができる。
次に、本発明を適用した複数の端末装置2において同一のアプリケーションプログラムが実行されて、授受された情報を基に集計処理を実行することができる異なるアプリケーションプログラムの処理について説明する。異なるアプリケーションプログラムの例として、ゴルフコンペで、それぞれのパーティーのスコアラーが保有する端末装置2−2乃至端末装置2−nを用いて、ホールごとのスコアを、幹事が有する端末装置2−1に送信し、端末装置2−1において、集計を行い、途中経過報告や、最終結果の通知などを行う一連の処理を実行するアプリケーションプログラムを例として、同一のアプリケーションプログラム「ゴルフスコア集計プログラム」が複数の端末装置2において実行される場合の具体的な処理について説明する。
例えば、ゴルフコンペにおいて、スコアの集計を行うユーザ(幹事)が、自分自身が保有する端末装置2−1を用いて、図8を用いて説明したアプリケーション一覧表示画面144を表示させて、「ゴルフスコア集計プログラム」というプログラム名のアプリケーションプログラムを新規に開始することを指令した場合、図11におけるステップS2の処理により、図12を用い説明したアプリケーションプログラム起動処理1が実行されて、「ゴルフスコア集計プログラム」が、アプリケーションプログラム118として起動される。そして、図11におけるステップS3の処理により、アプリケーションプログラム118である、「ゴルフスコア集計プログラム」に固有の処理が実行される。
図37のフローチャートを参照して、「ゴルフスコア集計プログラム」というプログラム名でユーザにより選択されるアプリケーションプログラムが、アプリケーションプログラム118として起動された場合の、図11におけるステップS3の処理に対応する、イベント作成処理2について説明する。
ステップS221において、アプリケーションプログラム118は、GUI制御部135の処理により、表示部12に、図38に示されるような、登録画面291を表示させる。
登録画面291には、1番ホール乃至18番ホールのそれぞれの規定打数(パー)を登録するための入力ボックス292、入力ボックス292に入力された規定打数を記憶部117に登録するための登録ボタン293、および、入力ボックス292に入力された規定打数をクリアするための取消ボタン294が設けられている。
ステップS222において、アプリケーションプログラム118は、操作入力部111から供給される信号を基に、ユーザにより、登録ボタン293が押下されたか否かを判断する。ステップS222において、登録ボタン293が押下されず、取消ボタン294が押下されたと判断された場合、入力ボックス292に入力された規定打数はクリアされ、処理は、ステップS221に戻る。
ステップS222において、登録ボタン293が押下されたと判断された場合、ステップS223において、アプリケーションプログラム118は、入力ボックス292に入力された規定打数を記憶部117に記憶させるとともに、GUI制御部135の処理により、表示部12に、例えば、図39に示されるような、スコア作成要請作成支援画面301を表示させる。
スコア作成要請作成支援画面301には、例えば、件名、宛先、および、メッセージ(一言)などを入力することが可能な、テキストボックス、または、ドロップダウンリストボックスなどが備えられ、ユーザにより、所望の件名、宛先、および、メッセージなどが選択可能、または、テキストデータとして入力することが可能なようになされている。ここで、宛先は、ゴルフコンペの参加者全員ではなく、それぞれのパーティーのスコアラーとなる。また、スコア作成要請作成支援画面301には、設定した内容を基に、スコア作成要請を生成して、指定された送信先に送信する場合に押下される送信ボタン302と、入力された情報を保存して、アプリケーションプログラム118を終了(永続化)させる場合に操作される終了ボタン303が設けられている。
なお、ドロップダウンリストボックスに、複数のデータが表示され、ユーザにより選択可能になされている場合、例えば、スコア作成要請メッセージの送信先となるユーザ名は、いわゆるメールソフトにおいて記憶されているアドレス情報から自動的に読み込むことができるようにしても良いし、ドロップダウンリストボックスに表示されるデータの内容を、ユーザによる所定の処理により変更することができるようにしても良い。
ステップS224において、アプリケーションプログラム118は、動作状態を、ユーザの操作入力が可能な状態とする。すなわち、アプリケーションプログラム118は、ユーザからの操作入力があった場合、操作入力部111から供給される信号を基に、GUI制御部135の処理により、表示部12に表示されているスコア作成要請作成支援画面301の表示を変更し、現在の操作入力内容を、記憶部117に一時保存する。
ステップS225において、アプリケーションプログラム118は、操作入力部111から供給される信号を基に、ユーザにより、送信ボタン302が押下されたか否かを判断する。
ステップS225において、送信ボタン302が押下されていないと判断された場合、ステップS226において、アプリケーションプログラム118は、操作入力部111から供給される信号を基に、ユーザにより、終了ボタン303が押下されたか否かを判断する。
ステップS226において、終了ボタン303が押下されていないと判断された場合、処理は、ステップS223に戻り、それ以降の処理が繰り返される。ステップS226において、終了ボタン303が押下されたと判断された場合、ステップS227において、アプリケーションプログラム118は、ユーザにより入力された、例えば、件名、あて先、および、メッセージなどの情報を、記憶部117に記憶させ、プロセス休止状態として、処理は、図11のステップS8に進む。
ステップS225において、送信ボタン302が押下されたと判断された場合、ステップS227において、アプリケーションプログラム118は、ユーザにより入力された、例えば、件名、あて先、および、メッセージなどの情報を、アプリケーション固有のデータ169として含むスコア作成要請メッセージを、データ作成部132の処理により作成させ、スコア作成要請作成支援画面301において指定されたユーザに情報の送信の必要がある状態とし、プロセスを休止状態として、処理は、図11のステップS8に進む。
すなわち、図37のステップS227の処理が実行された場合、ステップS8において、情報を送信する必要があると判断されるので、ステップS9において、図16のフローチャートを用いて説明した情報送信処理が実行されて、スコア作成要請メッセージに対応する電子メールが、スコア作成要請作成支援画面301において指定されたユーザに送信されるとともに、ステップS10において、プロセスの永続化が必要であると判断されて、ステップS11の永続化処理が実行される。
そして、スコア作成要請メッセージに対応する電子メールを受信した端末装置2−2乃至端末装置2−nにおいては、イベント開催メッセージに対応する電子メールが選択されて、その本文に制御データ記述エリア154が含まれていることが検出されるので、いずれかのアプリケーションを起動させるための操作入力を受けることなく、ステップS6において、図13を用いて説明した、アプリケーション起動処理2が実行されて、「ゴルフスコア集計プログラム」というプログラム名のアプリケーションプログラムと同一のアプリケーションプログラムが、必要に応じてダウンロードされて、起動される。そして、ステップS7において、図15を用いて説明したプロセス実行処理が実行され、ステップS78の処理により、アプリケーションプログラム118である、「ゴルフスコア集計プログラム」に固有の処理が実行される。
また、幹事が保有する端末装置2−1においても、それぞれのパーティーのスコアラーが有する端末装置2−2乃至端末装置2−nから、パーティーのメンバーのスコア情報を受信するので、スコア情報に対応する電子メールが選択されて、その本文に制御データ記述エリア154が含まれていることが検出されるので、いずれかのアプリケーションを起動させるための操作入力を受けることなく、ステップS6において、図13を用いて説明した、アプリケーション起動処理2が実行されて、「ゴルフスコア集計プログラム」というプログラム名のアプリケーションプログラムと同一のアプリケーションプログラムが起動される。そして、ステップS7において、図15を用いて説明したプロセス実行処理が実行され、ステップS78の処理により、アプリケーションプログラム118である、「ゴルフスコア集計プログラム」に固有の処理が実行される。
更に、幹事が保有する端末装置2−1から送信された、スコアの集計結果(途中結果または最終結果)の通知を受信した端末装置2−2乃至端末装置2−nにおいても、集計結果の通知に対応する電子メールが選択されて、その本文に制御データ記述エリア154が含まれていることが検出されるので、いずれかのアプリケーションを起動させるための操作入力を受けることなく、ステップS6において、図13を用いて説明した、アプリケーション起動処理2が実行されて、「ゴルフスコア集計プログラム」というプログラム名のアプリケーションプログラムと同一のアプリケーションプログラムが起動される。そして、ステップS7において、図15を用いて説明したプロセス実行処理が実行され、ステップS78の処理により、アプリケーションプログラム118である、「ゴルフスコア集計プログラム」に固有の処理が実行される。
次に、図40乃至図42のフローチャートを参照して、「ゴルフスコア集計プログラム」というプログラム名でユーザにより選択されるアプリケーションプログラムが、アプリケーションプログラム118として、電子メールの受信によって起動された場合の、図15におけるステップS78の処理に対応する、メッセージ開封処理2について説明する。
ステップS241において、アプリケーションプログラム118は、供給されたデータのうちの、分類情報168やアプリケーション固有のデータ169を基に、受信したメッセージは、スコア作成要請通知であるか否かを判断する。
ステップS241において、受信したのはスコア作成要請通知ではないと判断された場合、ステップS242において、アプリケーションプログラム118は、供給されたデータのうちの、分類情報168やアプリケーション固有のデータ169を基に、受信したメッセージは、スコア情報であるか否かを判断する。
ステップS242において、受信したのはスコア情報であると判断された場合、処理は、後述するステップS248に進む。ステップS24において、受信したのはスコア情報ではないと判断された場合、受信したのは、中間結果または最終結果の通知であるので、処理は、後述するステップS257に進む。
ステップS241において、受信したのはスコア作成要請通知であると判断された場合(すなわち、この端末装置2は、それぞれのパーティーのスコアラーが保有する端末装置2−2乃至端末装置2−nのうちのいずれかであるので)、ステップS243において、アプリケーションプログラム118は、GUI制御部135の処理により、表示部12に、例えば、図43に示されるような、スコア入力支援画面311を表示させる。
スコア入力支援画面311には、そのパーティーのメンバー名を入力するテキストボックス312−1乃至312−4、あるホールにおけるメンバーのスコアを記入するテキストボックス313−1乃至313−4が設けられている。ここでは、スコア作成要請通知受信後であるため、第1ホールのスコアの記入のためのスコア入力支援画面311が表示されるが、第1ホールのスコアが送信された後に表示されるスコア入力支援画面311は、第2ホールのスコアの記入のためのものとなり、以下、最終ホールまでのスコア記入のためのスコア入力支援画面311が順次表示される。
また、スコア入力支援画面311には、幹事が有する端末装置2−1に対して、記入したスコア情報を送信する場合に押下される送信ボタン314、および、幹事が有する端末装置2−1から受信した、最も新しい中間結果報告を表示させる場合に押下される順位ボタン315が設けられている。
ステップS244において、アプリケーションプログラム118は、動作状態を、ユーザの操作入力が可能な状態とする。すなわち、アプリケーションプログラム118は、ユーザからの操作入力があった場合、操作入力部111から供給される信号を基に、GUI制御部135の処理により、表示部12に表示されているスコア入力支援画面311のテキストボックス312−2乃至312−4、または、テキストボックス313−1乃至313−4の表示を変更し、現在の操作入力内容を、記憶部117に一時保存する。
ステップS245において、アプリケーションプログラム118は、操作入力部111から供給される信号を基に、ユーザにより、スコア入力支援画面311の送信ボタン314が選択されたか否かを判断する。
ステップS245において、送信ボタン314が選択されていないと判断された場合、ステップS246において、アプリケーションプログラム118は、順位ボタン315が選択されたか否かを判断する。
ステップS246において、順位ボタン315が選択されていないと判断された場合、処理は、ステップS244に戻り、それ以降の処理が繰り返される。
ステップS246において、順位ボタン315が選択されたと判断された場合、処理は、後述するステップS258に進む。
ステップS245において、送信ボタン314が選択されたと判断された場合、ステップS247において、アプリケーションプログラム118は、スコア入力支援画面311に対して入力された情報を基に、データ作成部132を制御して送信する情報を生成させ、情報の送信の必要がある状態とし、プロセスを休止状態として、処理は、図11のステップS8に進む。
ステップS247においてデータ作成部132により生成される送信する情報の、制御データ記述エリア154のアプリケーション固有のデータ169には、何ホール目のスコアであるかを示す情報とともに、メンバー名に対応させて、それぞれのメンバーのスコアの情報が記載される。これらの情報は、図44に示されるように、例えば、タグによって、それぞれの情報の属性が示されるようになされている。ここでは、<HOLE>と</HOLE>とで囲まれるデータが、どのホールのスコア情報であるかを示し、<MEM(n)>と</MEM(n)>(ただし、(n)は、1乃至4のいずれかの数値)とで囲まれるデータが、メンバー名を示し、<SCORE(n)>と</SCORE(n)>(ただし、(n)は、1乃至4のいずれかの数値)とで囲まれるデータが、対応するメンバーのスコアを示すようになされている。
ステップS247の処理が実行された場合、ステップS8において、情報を送信する必要があると判断されるので、ステップS9の情報送信処理が実行され、更に、ステップS10において、プロセスの永続化が必要であると判断されて、ステップS11の永続化処理が実行される。
なお、データ作成部132により生成されるスコア情報は、いずれのスコアラーにおいても、同一のフォーマットで生成される。したがって、後述する処理により、幹事が有する端末装置2−1において、容易に集計することが可能となる。
ステップS242において、受信したのはスコア情報であると判断された場合(すなわち、この端末装置2は、幹事が有する端末装置2−1であるので)、ステップS248において、アプリケーションプログラム118は、記憶部117に記憶されているスコア順位リストを参照して、受信したスコア情報で、全てのパーティーの最終ホールまでのスコア情報を受信したか否かを判断する。
ステップS248において、全てのパーティーの最終ホールまでのスコア情報を受信していないと判断された場合、ステップS249において、アプリケーションプログラム118は、受信したスコア情報が、このプロセスの処理において最初に到着したスコア情報であるときには、スコア順位リストを生成して、受信したスコア情報を基に立替え内容通知の送信者名、項目、立替え金額、および、伝言などの情報を記憶部117に記憶させ、このプロセスの処理において設定されたスコア順位リストがすでに記憶部117に存在するときには、受信したスコア情報を基にそれぞれのメンバーの現在のスコアを算出して、スコア順位リストを更新する。スコア順位リストには、例えば、図45に示されるように、順位、メンバー名、スコア、現在何番ホールまで終了しているかを示す情報、ネット(NET)、および、前のホールと比較して、スコアがアップしたかダウンしたかを示す情報が記載され、更新時に、順位をソートキーとしてソートされるようになされている。
ステップS250において、アプリケーションプログラム118は、ステップS249において作成、または、更新されたスコア順位リストを基に、図46に示されるような、中間結果表示画面321の情報を生成し、GUI制御部135の処理により、表示部12に、中間結果表示画面321を表示させる。
中間結果表示画面321には、現在の順位に基づいて、上位から順番に、メンバー名、スコア、現在何番ホールまで終了しているかを示す情報、および、前のホールと比較してスコアがアップしたかダウンしたかを示す情報が表示されるとともに、この中間結果を、それぞれのスコアラーが有する端末装置2−2乃至端末装置2−nに送信する場合に押下される送信ボタン322、および、現在のスコア順位リストを保存して、アプリケーションプログラム118を終了(永続化)させる場合に操作される終了ボタン323が設けられている。なお、表示部12に表示される中間結果表示画面321の一画面に全てのメンバーの成績を一度に表示することができない場合、スクロールバーを設けて、ユーザの操作入力にしたがって、表示されるテキストデータをスクロールさせることにより、全てのメンバーの成績を表示させることができるようにしても良い。
ステップS248において、全てのパーティーの最終ホールまでのスコア情報を受信したと判断された場合、ステップS251において、アプリケーションプログラム118は、受信したスコア情報を基に、スコア順位リストを更新し、最終結果を集計して最終結果リストを生成する。
ステップS252において、アプリケーションプログラム118は、ステップS251の最終結果リストを基に、図47に示されるような、最終結果表示画面331の情報を生成し、GUI制御部135の処理により、表示部12に、最終結果表示画面331を表示させる。
最終結果表示画面331には、順位に基づいて、上位から順番に、メンバー名、スコア、および、ネットが表示されるとともに、最終結果を、それぞれのスコアラーが有する端末装置2−2乃至端末装置2−nに送信する場合に押下される送信ボタン332、および、受信した最終結果メッセージに含まれる情報を保存して、アプリケーションプログラム118を終了(永続化)させる場合に操作される終了ボタン333が設けられている。なお、表示部12に表示される最終結果表示画面331の一画面に全てのメンバーの成績を一度に表示することができない場合、スクロールバーを設けて、ユーザの操作入力にしたがって、表示されるテキストデータをスクロールさせることにより、全てのメンバーの最終成績を表示させるようにすることができるようにしても良い。
ステップS250、または、ステップS252の処理の終了後、ステップS253において、アプリケーションプログラム118は、操作入力部111から供給される信号を基に、ユーザにより、中間結果表示画面321の送信ボタン322、または、最終結果表示画面331の送信ボタン332が押下されたか否かを判断する。
ステップS253において、送信ボタン322、または、送信ボタン332が押下されなかったと判断された場合、ステップS254において、アプリケーションプログラム118は、操作入力部111から供給される信号を基に、ユーザにより、中間結果表示画面321の終了ボタン323、または、最終結果表示画面331の終了ボタン333が押下されたか否かを判断する。
ステップS254において、終了ボタン323、または、終了ボタン333が押下されなかったと判断された場合、処理は、ステップS253に戻り、それ以降の処理が繰り返される。
ステップS254において、終了ボタン323、または、終了ボタン333が押下されたと判断された場合、ステップS255において、アプリケーションプログラム118は、スコア順位リスト、または、最終結果リストを記憶部117に保存し、プロセスを休止状態として、処理は、図11のステップS8に進む。
すなわち、ステップS254の処理が実行された場合、ステップS8において、情報を送信する必要がないと判断されるので、ステップS9の情報送信処理は実行されないが、ステップS10において、プロセスの永続化が必要であると判断されて、ステップS11の永続化処理が実行される。
ステップS253において、送信ボタン322、または、送信ボタン332が押下されたと判断された場合、ステップS256において、アプリケーションプログラム118は、データ作成部132を制御して、スコア順位リスト、または、最終結果リストに基づいた情報が、制御データ記述エリア154のアプリケーション固有のデータ169に記載された情報を生成させ、情報の送信の必要がある状態として、プロセスを休止状態とし、処理は、図11のステップS8に進む。
データ生成部132により生成される情報が中間結果である場合、アプリケーション固有のデータ169に記載される情報は、例えば、図48に示されるように、<RANK(n)>と</RANK(n)>(nは順位を示す数値)とで囲まれる情報がn位のメンバー名を示し、それに続く<SCORE>と</SCORE>とで示される数値がそのメンバーのスコアを示し、<HOLE>と</HOLE>とで示される数値がそのメンバーが何番ホールまで終了したかを示し、<NET>と</NET>とで示される数値がそのメンバーの合計打数(NET)を示し、<TD>と</TD>とで示される情報がそのメンバーが前のホールからのスコアの変動を示すようになされている。
また、送信される情報が最終結果である場合、<HOLE>と</HOLE>とで囲まれる情報が省略される以外は、基本的に、中間結果と同様の形式の情報が送信される。そして、制御データ記述エリア154の分類情報168には、送信される情報が中間結果である場合、例えば、<DESCRIPTION>中間報告</DESCRIPTION>と記載され、送信される情報が最終結果である場合、例えば、<DESCRIPTION>最終結果</DESCRIPTION>と記載される。
ステップS157の処理が実行された場合、ステップS8において、情報を送信する必要があると判断されるので、ステップS9の情報送信処理が実行され、更に、ステップS10において、プロセスの永続化が必要であると判断されるので、ステップS11の永続化処理が実行される。
ステップS242において、受信したのはスコア情報ではないと判断された場合(すなわち、この端末装置2は、それぞれのパーティーのスコアラーが保有する端末装置2−2乃至端末装置2−nのうちのいずれかであるので)、ステップS257において、アプリケーションプログラム118は、受信したのは中間結果であるか否かを判断する。ステップS257において、受信したのは中間結果ではないと判断された場合、受信したのは、最終結果であるので、処理は、後述するステップS261に進む。
ステップS257において、受信したのは中間結果であると判断された場合、または、ステップS246において、順位ボタン315が選択されたと判断された場合、ステップS258において、アプリケーションプログラム118は、受信した、または、記憶部117に記憶されているスコア順位リストを基に、例えば、図49に示されるような、中間結果表示画面341に対応するデータを生成し、GUI制御部135の処理により、表示部12に、中間結果表示画面341を表示させる。
中間結果表示画面341には、順位に基づいて、上位から順番に、メンバー名、スコア、および、現在何ホール目まで終了しているかが表示されるとともに、受信した中間結果メッセージに含まれる情報を保存して、アプリケーションプログラム118を終了(永続化)させる場合に操作される終了ボタン342が設けられている。また、中間結果表示画面341においては、中間結果を受信した端末装置2−2乃至端末装置2−nのうちの対応するパーティーのメンバーの順位表示位置の表示色を変更して、パーティーのメンバーの順位が分かりやすいようになされている。
なお、表示部12に表示されている最終結果表示画面331の一画面に、ゴルフコンペに参加している全てのメンバーの成績を一度に表示することができない場合、スクロールボタン343を設けて、ユーザの操作入力にしたがって、表示されるテキストデータをスクロールさせることにより、全てのメンバーの最終成績を表示させるようにすることができる。
ステップS259において、アプリケーションプログラム118は、操作入力部111から供給される信号を基に、ユーザにより、中間結果表示画面341の終了ボタン342が押下されたか否かを判断する。ステップS259において、終了ボタン342が押下されていないと判断された場合、処理は、ステップS258に戻り、それ以降の処理が繰り返される。
ステップS259において、終了ボタン342が押下されたと判断された場合、ステップS260において、アプリケーションプログラム118は、受信したスコア順位リストに対応する情報を、記憶部117に保存し、プロセスを休止状態として、処理は、図11のステップS8に進む。
すなわち、ステップS260の処理が実行された場合、ステップS8において、情報を送信する必要がないと判断されるので、ステップS9の情報送信処理は実行されないが、ステップS10において、プロセスの永続化が必要であると判断されて、ステップS11の永続化処理が実行される。
ステップS257において、受信したのは中間結果ではないと判断された場合、受信したのは、最終結果であるので、ステップS261において、アプリケーションプログラム118は、受信した、最終結果リストを基に、例えば、図50に示されるような、最終結果表示画面351に対応するデータを生成し、GUI制御部135の処理により、表示部12に、最終結果表示画面351を表示させる。
最終結果表示画面351には、順位に基づいて、例えば、「優勝者は(メンバー名)さん!」というテキストが表示され、優勝、準優勝、ブービー賞の、メンバー名、および、ネットが表示されるとともに、参加メンバーの全ての順位を表示させるための詳細ボタン352、受信した中間結果メッセージに含まれる情報を保存して、アプリケーションプログラム118を終了(永続化)させる場合に操作される終了ボタン353が設けられている。
ここで、最終結果表示画面351に表示されている「優勝者は(メンバー名)さん!」というテキストの(メンバー名)は、図48を用いて説明した最終結果リストに対応する情報のうち、<RANK1></RANK1>で囲まれたデータが抽出されて表示される。また、最終結果表示画面351に表示されている優勝、準優勝、ブービー賞のメンバー名は、それぞれ、<RANK1></RANK1>で囲まれたデータ、<RANK2></RANK2>で囲まれたデータ、および、<RANK(参加者数−1)></RANK(参加者数−1)>で囲まれたデータが抽出されて表示され、優勝、準優勝、ブービー賞のネットは、それぞれ、<NET1></NET1>で囲まれたデータ、<NET2></NET2>で囲まれたデータ、および、<NET(参加者数−1)></NET(参加者数−1)>で囲まれたデータが抽出されて表示される。
また、最終結果表示画面351の表示時に、対応するパーティーのメンバー全員や、メンバー中で最も順位の高い(または、低い)メンバーに対するメッセージを表示させたメッセージボックスを表示部12に表示させることができるようにしても良い。例えば、図51に示されるような、メッセージボックス361を表示させる場合、アプリケーションプログラム118は、“(メンバー名)さん、(順位)おめでとう”という、括弧内を空白としたテキストデータのフォーマットを予め用意し、最終結果から、対応する部分を抽出して、フォーマットの空白部分に当てはめることにより、テキストデータを生成し、表示させることができる。
ステップS262において、アプリケーションプログラム118は、操作入力部111から供給される信号を基に、ユーザにより、最終結果表示画面351の詳細ボタン352が押下されたか否かを判断する。
ステップS62において、詳細ボタン352が押下されたと判断された場合、ステップS263において、アプリケーションプログラム118は、受信した最終結果リストに対応する情報を基に、メンバー全員の順位が表示される、最終結果の詳細通知画面に対応する情報を生成し、GUI制御部135を制御して、表示部12に、最終結果の詳細通知画面を表示させて、処理は、図11のステップS8に進む。
すなわち、ステップS263の処理が実行された場合、ステップS8において、情報を送信する必要がないと判断されるので、ステップS9の情報送信処理は実行されず、更に、ステップS10において、プロセスの永続化も必要ではないと判断されるので、ステップS11の永続化処理も実行されない。
ステップS262において、詳細ボタン352が押下されていないと判断された場合、ステップS264において、アプリケーションプログラム118は、受信した最終結果リストを記憶部117に記憶させて、プロセスを休止状態とし、処理は、図11のステップS8に進む。
すなわち、ステップS264の処理が実行された場合、ステップS8において、情報を送信する必要がないと判断されるので、ステップS9の情報送信処理は実行されないが、ステップS10において、プロセスの永続化は必要であると判断されるので、ステップS11の永続化処理が実行される。
このようにして、受信したメッセージに基づいて、プロセスが生成されるか、または、休止しているプロセスが再開されて実行されるアプリケーションプログラム118において、スコア情報の生成を支援するための表示画面が表示されたり、受信したスコア情報に含まれる、メンバー名と対応する数値の情報を基にしてスコアを集計して順位リストを生成したり、順位リストを基に集計結果(中間または最終結果)を送信することができる。これにより、ユーザは、簡単な操作で、受信したメッセージによって起動されるアプリケーションプログラム118以外に、集計処理を行うプログラムを起動することなく、受信した情報を基に集計処理を行ったり、送信する情報を生成することができる。
また、例えば、幹事またはスコアラーが現在の順位を確認したい場合、幹事が中間結果を集計して、それぞれのパーティーのスコアラーに送付したい場合、スコアラーがスコアを幹事に送信したい場合など、休止中のイベントを再開する必要が生じる場合がある。そのような場合、ユーザは、自分自身が保有する端末装置2を用いて、図7を用いて説明したプロセス一覧表示画面141を表示させて、所望する休止中のイベントを選択して、イベントを再開させるので、図11におけるステップS2の処理により、図12を用い説明したアプリケーションプログラム起動処理1が実行されて、「ゴルフスコア集計プログラム」が、アプリケーションプログラム118として起動される。そして、図11におけるステップS3の処理により、アプリケーションプログラム118である、「ゴルフスコア集計プログラム」に固有の処理が実行される。
次に、図52のフローチャートを参照して、休止中のプロセスを再開する場合の、イベント確認処理2について説明する。
ステップS281において、GUI制御部135は、休止中のプロセスの一覧である図7を用いて説明したプロセス一覧表示画面141を、表示部12に表示する。
ステップS282において、操作入力部111は、ユーザから、プロセス一覧表示画面141に表示されている休止中のプロセスのうち、いずれかのプロセスが選択されたか否かを判断する。ステップS282において、いずれのプロセスも選択されていないと判断された場合、処理は、ステップS281に戻り、それ以降の処理が繰り返される。
ステップS282において、いずれかのプロセスが選択されたと判断された場合、ステップS283において、プロセス制御部133は、記憶部177から、選択されたプロセスに関するデータを読み込み、アプリケーションプログラム118を起動させる。
ステップS284において、アプリケーションプログラム118は、プロセス制御部133が読み込んだデータを基に、休止していたプロセスにおいて、幹事の処理が実行されていたか否かを判断する。ステップS284において、幹事ではないと判断された場合、処理は、後述するステップS293に進む。
ステップS284において、幹事であると判断された場合(すなわち、この端末装置2は、幹事であるユーザが保有する端末装置2−1であるので)、ステップS285において、アプリケーションプログラム118は、永続化されていたプロセスは、イベント作成中であったか否かを判断する。
ステップS285において、イベント作成中であったと判断された場合、ステップS286において、アプリケーションプログラム118は、GUI制御部135の処理により、表示部12に、例えば、図39を用いて説明した、スコア作成要請作成支援画面301を表示させる。
ステップS287において、アプリケーションプログラム118は、動作状態を、ユーザの操作入力が可能な状態とする。すなわち、アプリケーションプログラム118は、ユーザからの操作入力があった場合、操作入力部111から供給される信号を基に、GUI制御部135の処理により、表示部12に表示されているスコア作成要請作成支援画面301の表示を変更し、現在の操作入力内容を、記憶部117に一時保存する。
ステップS285において、イベント作成中ではなかったと判断された場合、ステップS288において、アプリケーションプログラム118は、記憶部117に記憶されているスコア順位リストを基に、図46を用いて説明した中間結果表示画面321の情報を生成するか、または、記憶部117に記憶されている最終結果リストを基に、図47を用いて説明した最終結果表示画面331の情報を生成し、GUI制御部135の処理により、表示部12に、中間結果表示画面321または最終結果表示画面331を表示させる。
ステップS287、または、ステップS288の処理の終了後、ステップS289において、アプリケーションプログラム118は、操作入力部111から供給される信号を基に、ユーザにより、スコア作成要請作成支援画面301の送信ボタン302、中間結果表示画面321の送信ボタン322、または、最終結果表示画面331の送信ボタン332が押下されたか否かを判断する。
ステップS289において、送信ボタン302、送信ボタン322、または、送信ボタン332が押下されなかったと判断された場合、ステップS290において、アプリケーションプログラム118は、操作入力部111から供給される信号を基に、ユーザにより、スコア作成要請作成支援画面301の終了ボタン303、中間結果表示画面321の終了ボタン323、または、最終結果表示画面331の終了ボタン333が押下されたか否かを判断する。
ステップS290において、終了ボタン303、終了ボタン323、または、終了ボタン333が押下されなかったと判断された場合、処理は、ステップS289に戻り、それ以降の処理が繰り返される。
ステップS290において、終了ボタン303、終了ボタン323、または、終了ボタン333が押下されたと判断された場合、ステップS291において、アプリケーションプログラム118は、スコア作成要請作成支援画面301に対してユーザが入力した情報、スコア順位リスト、または、最終結果リストを保存し、プロセスを休止状態として、処理は、図11のステップS8に進む。
すなわち、ステップS291の処理が実行された場合、ステップS8において、情報を送信する必要がないと判断されるので、ステップS9の情報送信処理は実行されないが、ステップS10において、プロセスの永続化が必要であると判断されて、ステップS11の永続化処理が実行される。
ステップS289において、送信ボタン302、送信ボタン322、または、送信ボタン332が押下されたと判断された場合、ステップS292において、アプリケーションプログラム118は、データ作成部132を制御して、スコア作成要請作成支援画面301に対してユーザが入力した情報、スコア順位リスト、または、最終結果リストに基づいた情報が、制御データ記述エリア154のアプリケーション固有のデータ169に記載された情報を生成させ、情報の送信の必要がある状態として、必要に応じて(すなわち、送信ボタン302か送信ボタン322が押下されたとき)プロセスを休止状態とし、処理は、図11のステップS8に進む。
ステップS284において、幹事ではないと判断された場合(すなわち、この端末装置2は、それぞれのパーティーのスコアラーが保有する端末装置2−2乃至端末装置2−nのうちのいずれかであるので)、ステップS293乃至ステップS300において、図40のステップS243乃至ステップS247および図42のステップS258乃至ステップS260と同様の処理が実行されて、処理は、図11のステップS8に進む。
すなわち、GUI制御部135の処理により、表示部12に、図43を用いて説明したスコア入力支援画面311が表示され、動作状態が、ユーザの操作入力が可能な状態とされ、操作入力部111から供給される信号を基に、ユーザにより、スコア入力支援画面311の送信ボタン314、または、順位ボタン315のうちのいずれかが押下されたか否かが判断される。
送信ボタン314が押下されたと判断された場合、スコア入力支援画面311に対して入力された情報を基に、データ作成部132により送信する情報が生成され、情報の送信の必要がある状態とされ、プロセスが休止状態とされて、処理は、図11のステップS8に進む。
順位ボタン315が押下されたと判断された場合、記憶部117に記憶されているスコア順位リストを基に、図49を用いて説明した中間結果表示画面341に対応するデータが生成され、GUI制御部135の処理により、表示部12に表示される。そして、操作入力部111から供給される信号を基に、ユーザにより、中間結果表示画面341の終了ボタン342が押下されたと判断された場合、スコア順位リストに対応する情報が記憶部117に保存されて、プロセスが休止状態とされ、処理は、図11のステップS8に進む。
このような処理により、ユーザは、休止中のイベントを任意に再開させて、幹事が、中間結果を集計して、それぞれのスコアラーに送信したり、スコアラーが、中間結果の順位を確認することができる。
以上の説明においては、複数の端末装置2によって授受される情報に、人の名前と、名前に対応する数値が含まれ、人の名前を集計キーとして、それぞれの立替え金額やゴルフのネットが集計され、その集計結果を基に、更に演算処理(それぞれの参加者の清算金額、または、ゴルフコンペの順位の演算)が行われるものとして説明したが、集計キーには、人の名前以外のあらゆる情報を用いることができることは言うまでもない。
以上の説明においては、端末装置2に、PDA11を用いる場合について説明したが、本発明においては、端末装置2として、例えば、携帯型電話機などを用いることも可能である。
図54および図55を用いて、本発明を適用したカメラ付ディジタル携帯電話機401の外観構成について説明する。
図54に示すように、カメラ付ディジタル携帯電話機401は、中央のヒンジ部411を境に、表示部412と本体413とに分けられており、ヒンジ部411を介して、折り畳み可能に形成されている。
表示部412には、上端左部に送受信用のアンテナ414が、引出しおよび収納可能な状態に取り付けられており、アンテナ414を介して、図示しない基地局との間で電波を送受信するようになされている。また表示部412には、上端中央部にほぼ180度の角度範囲で回動自在なカメラ部415が設けられており、カメラ部415のCCDカメラ416によって所望の撮像対象を撮像し得るようになされている。
ここで、表示部412は、カメラ部415がユーザによってほぼ180度回動されて位置決めされた場合、図55に示すように、カメラ部415の背面側中央に設けられたスピーカ417が正面側に位置することになり、これにより、通常の音声通話状態に切り換わるようになされている。
更に、表示部412には、その正面に液晶ディスプレイ418が設けられており、電波の受信状態、電池残量、電話帳として登録されている相手先名や電話番号および発信履歴等のほか、電子メールの内容、簡易ホームページ、カメラ部415のCCDカメラ416で撮像した画像を表示し得るようになされている。
一方、本体413には、その表面に「0」乃至「9」の数字キー、発呼キー、リダイヤルキー、終話および電源キー、クリアキーおよび電子メールキー等の操作キー419が設けられており、操作キー419を用いて各種指示を入力し得るようになされている。
また、本体413には、操作キー419の下部にメモボタン420やマイクロフォン421が設けられており、メモボタン420によって通話中の相手の音声を録音し得るとともに、マイクロフォン421によって通話時のユーザの音声を集音するようになされている。
更に、本体413には、操作キー419の上部に、回動自在なジョグダイヤル422が、本体413の表面から僅かに突出した状態で設けられており、ジョグダイヤル422に対する回動操作に応じて、液晶ディスプレイ418に表示されている電話帳リストや電子メールのスクロール動作、簡易ホームページのページ捲り動作、および、画像の送り動作等の種々の動作が実行されるようになされている。
例えば、本体413は、ユーザによるジョグダイヤル422の回動操作に応じて、液晶ディスプレイ418に表示された電話帳リストの複数の電話番号の中から所望の電話番号が選択され、ジョグダイヤル422が本体413の内部方向に押圧されると、選択された電話番号を確定して電話番号に対して自動的に発呼処理を行うようになされている。
なお、本体413には、背面側に図示しないバッテリパックが挿着されており、終話および電源キーがオン状態になると、バッテリパックから各回路部に対して電力が供給されて動作可能な状態に起動する。
ところで、本体413には、本体413の左側面上部に抜差自在なメモリースティック(商標)423を挿着するためのメモリースティックスロット424が設けられており、メモボタン420が押下されると、メモリースティック423に通話中の相手の音声が記録されたり、ユーザの操作に応じて電子メール、簡易ホームページ、CCDカメラ416で撮像した画像などが記録されるようになされている。
したがって、カメラ付ディジタル携帯電話機401は、メモリースティック423を介して、他の電子機器との間でデータの共有化を図ることができるようになされている。
図56は、カメラ付ディジタル携帯電話機401の内部構成を示すブロック図である。
図56に示すように、カメラ付ディジタル携帯電話機401は、表示部412および本体413の各部を統括的に制御するようになされた主制御部450に対して、電源回路部451、操作入力制御部452、画像エンコーダ453、カメラインターフェース部454、LCD(Liquid Crystal Display)制御部455、画像デコーダ456、多重分離部457、記録再生部462、変復調回路部458および音声コーデック459が、バス460を介して互いに接続されて構成されている。
電源回路部451は、ユーザの操作により終話および電源キーがオン状態にされると、バッテリパックから各部に対して電力を供給することによりカメラ付ディジタル携帯電話機401を動作可能な状態に起動する。
カメラ付ディジタル携帯電話機401は、CPU、ROMおよびRAM等でなる主制御部450の制御に基づいて、音声通話モード時にマイクロフォン421で集音した音声信号を音声コーデック459によってディジタル音声データに変換し、これを変復調回路部458でスペクトラム拡散処理し、送受信回路部462でディジタルアナログ変換処理および周波数変換処理を施した後に、アンテナ414を介して送信する。
また、カメラ付ディジタル携帯電話機401は、音声通話モード時にアンテナ414で受信した受信信号を増幅して、周波数変換処理およびアナログディジタル変換処理を施し、変復調回路部458でスペクトラム逆拡散処理し、音声コーデック459によってアナログ音声信号に変換した後、これを、417を介して出力する。
更にカメラ付ディジタル携帯電話機401は、データ通信モード時に電子メールを送信する場合、操作キー419およびジョグダイヤル422の操作によって入力された電子メールのテキストデータを、操作入力制御部452を介して、主制御部450に送出する。
主制御部450は、テキストデータを変復調回路部458でスペクトラム拡散処理し、送受信回路部462でディジタルアナログ変換処理および周波数変換処理を施した後に、アンテナ414を介して、図示しない基地局へ送信する。
これに対して、カメラ付ディジタル携帯電話機401は、データ通信モード時に電子メールを受信する場合、アンテナ414を介して、基地局CS4から受信した受信信号を、変復調回路部458でスペクトラム逆拡散処理して元のテキストデータに復元した後、LCD制御部455を介して、液晶ディスプレイ418に電子メールとして表示する。
この後、カメラ付ディジタル携帯電話機401は、ユーザの操作に応じて、受信した電子メールを、記録再生部462を介して、メモリースティック423に記録することも可能である。
一方、カメラ付ディジタル携帯電話機401は、データ通信モード時に画像データを送信する場合、CCDカメラ416で撮像された画像データを、カメラインターフェース部454を介して、画像エンコーダ453に供給する。
因みに、カメラ付ディジタル携帯電話機401は、画像データを送信しない場合には、CCDカメラ416で撮像した画像データをカメラインターフェース部454およびLCD制御部455を介して液晶ディスプレイ418に直接表示させることも可能である。
画像エンコーダ453は、CCDカメラ416から供給された画像データを例えばMPEG(Moving Picture Experts Group )2やMPEG4等の所定の符号化方式によって圧縮符号化することにより符号化画像データに変換し、これを多重分離部457に送出する。
このとき、同時に、カメラ付ディジタル携帯電話機401は、CCDカメラ416で撮像中にマイクロフォン421で集音した音声を、音声コーデック459を介して、ディジタルの音声データとして多重分離部457に送出する。
多重分離部457は、画像エンコーダ453から供給された符号化画像データと、音声コーデック459から供給された音声データとを、所定の方式で多重化し、その結果得られる多重化データを、変復調回路部458でスペクトラム拡散処理し、送受信回路部462でディジタルアナログ変換処理および周波数変換処理を施した後に、アンテナ414を介して送信する。
これに対して、カメラ付ディジタル携帯電話機401は、データ通信モード時に、例えば、簡易ホームページ等にリンクされた動画像ファイルのデータを受信する場合、アンテナ414を介して基地局から受信した受信信号を変復調回路部458でスペクトラム逆拡散処理し、その結果得られる多重化データを、多重分離部457に送出する。
多重分離部457は、多重化データを分離して、符号化画像データと音声データとに分け、バス460を介して符号化画像データを画像デコーダ456に供給するとともに、音声データを音声コーデック459に供給する。
画像デコーダ456は、符号化画像データを、MPEG2やMPEG4等の所定の符号化方式に対応した復号化方式でデコードすることにより、再生動画像データを生成し、これを、LCD制御部455を介して、液晶ディスプレイ418に供給し、これにより、例えば、簡易ホームページにリンクされた動画像ファイルに含まれる動画データが表示される。
このとき、同時に、音声コーデック459は、音声データをアナログ音声信号に変換した後、これをスピーカ417に供給し、これにより、例えば、簡易ホームページにリンクされた動画像ファイルに含まれる音声データが再生される。
この場合も、電子メールの場合と同様に、カメラ付ディジタル携帯電話機401は、受信した簡易ホームページ等にリンクされたデータを、ユーザの操作により、記録再生部462を介して、メモリースティック423に記録することが可能である。
かかる構成に加えて、カメラ付ディジタル携帯電話機401の主制御部450のROMには、図6乃至図53を用いて説明した処理と同様の処理を、カメラ付ディジタル携帯電話機401に実行させるためのソフトウェアが格納されている。そのソフトウェアが主制御部450のCPUによって実行された場合の機能ブロック図は、図6を用いて説明した場合と同様である。
上述した一連の処理を実行するソフトウェアは、そのソフトウェアを構成するプログラムが、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどに、記録媒体からインストールされる。
この記録媒体は、図5に示すように、コンピュータとは別に、ユーザにプログラムを提供するために配布される、プログラムが記録されている磁気ディスク81(フレキシブルディスクを含む)、光ディスク82(CD-ROM(Compact Disk-Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disk)を含む)、光磁気ディスク83(MD(Mini-Disk)(商標)を含む)、もしくは半導体メモリ84などよりなるパッケージメディアなどにより構成される。
また、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
また、本発明は、PDA11や、カメラ付ディジタル携帯電話機401以外にも、例えば、パーソナルコンピュータをはじめとする、他の情報処理装置においても実現可能であることは言うまでもない。
なお、本明細書において、システムとは、複数の装置により構成される装置全体を表すものである。
本発明を適用した、情報授受システムを示すブロック図である。 図1の端末装置の一例である、PDAの一実施の形態を示す図である。 図1の端末装置の一例である、PDAの一実施の形態を示す図である。 図1の端末装置の一例である、PDAの一実施の形態を示す図である。 PDAの電気的構成例を示すブロック図である。 本発明を適用した端末装置であるPDAのCPUが実行する機能を示す機能ブロック図である。 プロセス一覧表示画面について説明するための図である。 アプリケーション一覧表示画面について説明するための図である。 他の端末装置に所定のアクションを行わせるためのメッセージについて説明するための図である。 図9のメッセージを受信した端末装置が返信するメッセージについて説明するための図である。 本発明を適用した端末装置が実行する処理について説明するためのフローチャートである。 アプリケーションプログラム起動処理1について説明するためのフローチャートである。 アプリケーションプログラム起動処理2について説明するためのフローチャートである。 メッセージ表示画面について説明するための図である。 プロセス実行処理について説明するためのフローチャートである。 情報送信処理について説明するためのフローチャートである。 永続化処理について説明するためのフローチャートである。 イベント作成処理1について説明するためのフローチャートである。 イベント開催メッセージ作成支援画面について説明するための図である。 メッセージ開封処理1について説明するためのフローチャートである。 メッセージ開封処理1について説明するためのフローチャートである。 メッセージ開封処理1について説明するためのフローチャートである。 イベント開催メッセージ表示画面について説明するための図である。 イベント開催メッセージ表示画面にテキストボックスを更に表示させる場合について説明するための図である。 立替え項目入力支援画面について説明するための図である。 立替え項目入力支援画面により入力された情報が、制御データ記述エリアのアプリケーション固有のデータに記載される場合について説明するための図である。 立替え内容通知画面について説明するための図である。 立替え内容通知画面にテキストボックスを更に表示させる場合について説明するための図である。 立替え内容リストについて説明するための図である。 立替え状況表示画面について説明するための図である。 集計結果表示画面について説明するための図である。 集計結果が、制御データ記述エリアのアプリケーション固有のデータに記載される場合について説明するための図である。 集計結果通知画面について説明するための図である。 集計結果通知画面にテキストボックスを更に表示させる場合について説明するための図である。 イベント確認処理1について説明するためのフローチャートである。 イベント確認処理1について説明するためのフローチャートである。 イベント作成処理2について説明するためのフローチャートである。 登録画面について説明するための図である。 スコア作成要請作成支援画面について説明するための図である。 メッセージ開封処理2について説明するためのフローチャートである。 メッセージ開封処理2について説明するためのフローチャートである。 メッセージ開封処理2について説明するためのフローチャートである。 スコア入力支援画面について説明するための図である。 制御データ記述エリアのアプリケーション固有のデータの、メンバー名に対応させたスコアの情報の記載について説明するための図である。 スコア順位リストについて説明するための図である。 中間結果表示画面について説明するための図である。 最終結果表示画面について説明するための図である。 制御データ記述エリアのアプリケーション固有のデータに記載される中間結果または最終結果について説明するための図である。 中間結果通知画面について説明するための図である。 最終結果通知画面について説明するための図である。 最終結果通知画面にテキストボックスを更に表示させる場合について説明するための図である。 イベント確認処理2について説明するためのフローチャートである。 イベント確認処理2について説明するためのフローチャートである。 カメラ付ディジタル携帯電話機の外観構成を示す略線的斜視図である。 カメラ部を回動したときの表示部を示す略線的斜視図である。 カメラ付ディジタル携帯電話機の回路構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 ネットワーク, 2 端末装置, 3 コンテンツサーバ, 4 メッセージサーバ, 11 PDA, 12 表示部, 51 CPU, 111 操作入力部, 112 送受信制御部, 113 ウェブブラウザ, 114 インタプリタ, 115 クラスライブラリ, 116 プログラム制御部, 117 記憶部, 118 アプリケーションプログラム, 131 データ抽出部, 132 データ作成部, 133 プロセス制御部, 134 トランスポートAPI, 135 GUI制御部, 154 制御データ記述エリア, 401 カメラ付ディジタル携帯電話機, 450 主制御部

Claims (1)

  1. 第1の端末装置と第2の端末装置とコンテンツサーバとがネットワークを介して接続される情報処理システムにおいて、
    前記第1の端末装置は、
    ゴルフスコアを集計するプログラムである集計プログラムの起動が指示された場合、各ホールの規定打数の登録画面を表示させる表示制御手段と、
    前記登録画面に対して各ホールの規定打数が登録された後、ユーザにより選択された宛先としての前記第2の端末装置に対して、ヘッダと本文から構成され、前記本文が、前記本文の先頭に設定された識別子により区切られる、可読メッセージが記述されるエリアと、URLを含む制御データが記述されるエリアとから構成される電子メールを送信する送信手段と、
    各メンバーのスコアが含まれるスコア情報を含む電子メールが前記第2の端末装置から送信されてきた場合、送信されてきた前記スコア情報に基づいて、各メンバーのスコアと順位を含むスコア順位リストを更新する更新手段と
    を備え、
    前記表示制御手段は、さらに、前記更新手段により更新された前記スコア順位リストを表示させ、
    前記第2の端末装置は、
    前記第1の端末装置から送信されてきた電子メールに含まれるURLに基づいて、Javaのアプリケーションプログラムである前記集計プログラムを管理するJADファイルであるアプリケーション記述ファイルをダウンロードし、前記アプリケーション記述ファイルの記述に基づいて、自分自身に、前記集計プログラムがインストールされているか否かと、インストールされている前記集計プログラムのバージョンが、前記アプリケーション記述ファイルにより特定される、前記アプリケーション記述ファイルによって管理されているアプリケーションプログラムのバージョンと同一であるか否かを判断する判断手段と、
    前記集計プログラムがインストールされていないと判断された場合、または、インストールされている前記集計プログラムのバージョンと指定されているバージョンが同一ではないと判断された場合、前記アプリケーション記述ファイルに記述されている前記アドレスに基づいて前記コンテンツサーバにアクセスし、指定されるバージョンの前記集計プログラムをダウンロードして起動する起動手段と、
    前記集計プログラムが起動した後、各メンバーのスコアの入力画面を表示させる表示制御手段と、
    前記入力画面に対してユーザにより各メンバーのスコアが入力され、電子メールの送信が指示された場合、前記スコア情報を含む電子メールを前記第1の端末装置に送信する送信手段と
    を備え、
    前記コンテンツサーバは、
    前記集計プログラムを保存する保存手段と、
    前記第2の端末装置からのアクセスに応じて、前記保存手段に保存されている前記集計プログラムを前記第2の端末装置にダウンロードさせる送信手段と
    を備える
    情報処理システム。
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