JP4341053B2 - プレストレストコンクリート床板用プレキャストコンクリート版 - Google Patents

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本発明は、空港における大型の航空機の滑走路や通路、埠頭における荷揚げ用ガントリークレーンが走行する通路等、局部的に大荷重を受ける部分の床板として使用できるプレストレストコンクリート床板用プレキャストコンクリート版に関する。
従来、プレキャストコンクリート版(以下PCaC版と記す)が、ビルディングや高架道路、桟橋などの床板として使用されている。これらのPCaC版には、縦横方向に緊張材を配して緊張させた方形状のプレストレストコンクリート版(以下PC版と記す)が使用されている。
この種の従来のプレストレスを付与したPCaC版は、構造的には、発生する断面力(主として曲げモーメント)は4辺支持、即ち表面に下向きに掛かる荷重をPCaC版の4辺で支持させる場合が最も小さくなる。この場合PCaC版には上面に下向き荷重が作用した時には、XY両方向に対して同じ断面力が生じる。このため従来は、PCaC版の2つの対向する2辺間方向にそれぞれプレストレスを付与した構造としている(例えば特許文献1及び2)。
また、このようなPCaC版は、表面に下向きの荷重が作用した際に生じる曲げモーメントは中央部分が最も大きく、周辺部に至るに従って小さくなるが、PC版の特性として、平面的に配置したPC緊張材の緊張力を部分的に大きくしたとしても、これが全体に影響する為、部分的に大きなプレストレスを導入することができなかった。このため、従来は中央部分に生じる最も大きな曲げモーメントに合わせて全域において均等にプレストレスを導入させていた。
特開昭64−4307号公報 特開昭63−107638号公報
上述の如き従来のPCaC版において、例えば空港の滑走路や航空機通路、更には埠頭におけるガントリークレーンの通路等、局部的に600tもの超大荷重が掛かるような場所に使用するような場合に、十分な耐荷重を得ようとすると、全体の板厚を大きくし、しかも平面全域に亘って大きなプレストレスを導入しなければならず、PCaC版自体の重量が極めて大きなものとなって取り扱いに困難が生じ、また製造に高度の技術とPC緊張材やコンクリート等の多くの資材及びプレストレス導入の為の高度の設備を必要とし、高コストとならざるを得ないという問題があり、例えば10m四方のPCaC版であって500t〜800tもの大荷重に耐えるようにしたものは、従来では例をみることがなかった。
また、局部的に大荷重かかかる場所に、広面積のPCaC版を使用した場合、局部的荷重が中央より偏った部分に作用すると板自体に反りが発生し、隅部が浮き上がる状況が生じ、航空機やクレーンが通過する度に隅部が浮き上がって振動し、隣り合う板との間に段差が生じる事となる為、これを防止する為にPCaC版の4隅とその下の下部支持構造との連結を強固なものとする必要があり、そのためには高度の技術と高価な資材が必要になるという問題がある。
本発明は上述の如き従来の問題に鑑み、海上において水底に支持させた杭等の下部支持構造の上に載置して滑走路の路盤や埠頭の路盤として使用でき、それ自体の重量が小さく、従来製品に比べて極めて大きい荷重に耐えることができ、しかも低コストで製造できるPC床板を形成できるPCaC版の提供を目的としてなされたものである。
上述の如き従来の問題を解決し、所期の目的を達成するための請求項1に記載の発明の特徴は、方形状をしたプレキャストコンクリート版本体の両対角間に、剛性が周囲より大きく、かつ、その剛性を対角線の中央部において最も大きく両端に至るに従って徐々に小さくした対角方向高剛性部を連続した配置に設け、該対角方向高剛性部内にPC緊張材挿通孔を備えてなるプレストレストコンクリート床板用プレキャストコンクリート版にある
請求項2に記載の発明の特徴は、請求項1の構成に加え、前記対角方向高剛性部は、PCaC版本体の底面に対角線方向に連続させて盛り上がらせ、その高さを中央部が最も高く両端に至るに従って徐々に低くした対角方向突条を一体に備えることによって構成したことにある。
請求項3に記載の発明の特徴は前記請求項1又は2の何れか1の請求項の構成に加え、前記PCaC版本体の周囲の4辺に、該4辺の剛性を大きくした周辺高剛性部を備えたことにある。
請求項4に記載の発明の特徴は、請求項3の構成に加え、前記周辺高剛性部は、PCaC版本体の周囲4辺に沿ってその底面を盛り上がらせた周方向突条を一体に備えることによって構成したことにある。
請求項5に記載の発明の特徴は前記請求項1〜3又は4の何れか1の請求項の構成に加え、PC緊張材挿通孔にPC緊張材を挿通して緊張することにより、前記対角方向高剛性部両端間にプレストレスを導入させたことにある。
請求項6に記載の発明の特徴は、方形状をしたプレキャストコンクリート版本体の両対角間に、剛性が周囲より大きく、かつ、その剛性を対角線の中央部において最も大きく両端に至るに従って徐々に小さくした対角方向高剛性部を連続した配置に設け、該対角方向高剛性部内にPC緊張材を埋め込んで前記両対角線方向にプレストレスを付与してなるプレストレストコンクリート床板用プレキャストコンクリート版にある。
請求項7に記載の発明の特徴は前記請求項6の構成に加え、前記対角方向高剛性部は、プレキャストコンクリート版本体の底面に対角線方向に連続させて盛り上がらせ、その高さを中央部が最も高く両端に至るに従って徐々に低くした対角方向突条を一体に備えることにある。
請求項8に記載の発明の特徴は前記請求項6又は7の何れか1の請求項の構成に加え、前記プレキャストコンクリート版本体の周囲の4辺に、該4辺に沿ってその底面を盛り上がらせた周方向突条を一体に備えることによって剛性を大きくした周辺高剛性部を備えたことにある。
本発明においては、方形状をしたPCaC版本体の両対角間に、剛性が周囲より大きい対角方向高剛性部を連続した配置に設け、該対角方向高剛性部内にPC緊張材挿通孔を備えることにより、該PC緊張材挿通孔にPC緊張材を挿通して両対角線方向にプレストレスを付与すると、このPCaC版の4辺を支持させて床板を構成させることにより発生する曲げモーメントの分布、即ち曲げモーメントは中央部が最も大きく、周辺部に至るに従って小さくなるという特性に応じた、中央部分の耐荷重の大きいPCaC版を構成することができ、従来のようにPCaC版全域において均等なプレストレスを導入させたものに比べ、全体の重量が小さく、導入するプレストレスのための緊張力も小さくてよくなる。
尚、上記対角方向高剛性部は後述するように突条を形成することによって設ける他、部分的に高強度コンクリートを使用することによっても形成してもよい。
また、対角方向高剛性部は、PCaC版本体の底面に対角線方向に連続させて盛り上がらせた対角方向突条を一体に備えることによって構成することにより、その周辺部より剛性の大きい対角方向高剛性部が容易に形成できる。
更に、対角方向高剛性部は、その剛性を対角線の中央部において最も大きく両端に至るに従って徐々に小さくすることにより、PC緊張材挿通孔にPC緊張材を挿通して両対角線方向にプレストレスを付与した際に、中央部分と周辺部分との耐荷重の差を大きくでき、超重荷重に適応したPCaC版とすることができる。
更に、対角方向高剛性部は、PCaC版本体の底面に対角線方向に連続させて盛り上がらせ、その高さを中央部が最も高く両端に至るに従って徐々に低くした対角方向突条を一体に備えることによって構成することにより、PC緊張材挿通孔にPC緊張材を挿通して両対角線方向にプレストレスを付与した際に、中央部分と周辺部分との耐荷重の差を大きいPCaC版を容易に製造できる。
更に、PCaC版本体の周囲の4辺に、該4辺の剛性を大きくした周辺高剛性部を備えることにより、PCaC版の表面の一部に局部的に大荷重が作用した場合であっても、版自体の反りが発生しにくくなり、安定した超重荷重床板構造を構成させることができる。
更に、周辺剛高剛性部を周方向突条によって構成することにより、その製造が容易となる。
更に、PC緊張材挿通孔にPC緊張材を挿通して緊張することにより、前記対角方向高剛性部両端間にプレストレスを導入させることにより、PC床板として使用する以前の状態であっても、大きな耐荷重能力が得られ、支持部に載置したままの状態で、その上を比較的重量の大きい車両や作業機が走行可能になる。
更に、方形状をしたプレキャストコンクリート版本体の両対角間に、剛性が周囲より大きく、かつ、その剛性を対角線の中央部において最も大きく両端に至るに従って徐々に小さくした対角方向高剛性部を連続した配置に設け、該対角方向高剛性部内にPC緊張材を埋め込んで前記両対角線方向にプレストレスを付与することにより、予めPC緊張材を緊張した状態でこれを埋め込んでコンクリートの打設を行い、コンクリートの固化後に緊張を解くことによってコンクリートにプレストレスを導入する所謂プレテンショニング方式によっても上記と同様の曲げモーメント分布を有するプレストレストコンクリート床板用プレキャストコンクリート版が得られる。
次に本発明の実施の形態を図面に示した実施例に基づいて説明する。
本発明に係る一実施例を示しており、図中符号1はPCaC版本体である。このPCaC版本体1は4辺2,2,……が略等しい正方形であって、その四隅部が面取り状に切り欠かれた形状をしている。尚、図には示されてないが内部に必要な配筋が施されている。このPCaC版本体1の底面には両対角線に沿って連続した配置に対角方向高剛性部3,3が一体に成形されている。
この対角方向高剛性部3,3は、PCaC版本体1の裏面を局部的に肉盛りすることによってその部分の剛性を高めているものであり、両対角線位置に連続して一体成形した対角方向突条3a,3aを一体に形成することによって構成させている。両突条3a,3aは、その中央部分をPCaC版本体1の中央部分に位置させて互いに交差させ、その交差部分、即ち突条3aの中央部であってPCaC版本体1中央部分における高さが最も高く、各対角部に至るに従って低く形成されている。これにより突条3a,3aが一体成形された部分の剛性は中央部分が最も高く、周辺部に至るに従って小さくなる。
PCaC版本体1の周囲の4辺部底面には、周辺高剛性部5が設けられている。この各周辺高剛性部5は、PCaC版本体1の周辺底面に一体に突設した周方向突条5a,5a……によって構成されているものであり、PCaC版本体1の周辺部に肉盛りを施すことによって断面の剛性を部分的に増強している。4辺の各突条5aは、前述した対角方向突条3aの端部を介して互いに連続した配置に成形されている。
また、両対角方向高剛性部3,3内にはPC緊張材挿通孔6,6が形成されている。このPC緊張材挿通孔6,6は、例えば螺旋巻管等の鋼管製シースをPCaC版本体1及び/又は対角方向突条3aのコンクリート打設成形時に埋設しておくことによって形成する。
この他、合成樹脂シース内にPC緊張材を軸方向に移動可能に挿通したアンボンドケーブルを同様にして埋設し、その合成樹脂シースによってPC緊張材挿通孔6を構成させてもよい。この場合には、後述するプレストレス導入の際にPC緊張材の挿通作業が不要となる。
各PC緊張材挿通孔6は、対角方向高剛性部3の底面に沿った位置と、PCaC版本体1の表面に沿った位置とに配置されている。
このようにして正方形のPCaC版本体1に対して対角方向高剛性部3,3を一体に設け、その部分に対角線方向に向けたPC緊張材挿通孔6,6にPC緊張材6a,6aを挿通し、両対角方向高剛性部において同等に緊張することによってプレストレスを導入する。
これにより正方形状いずれの幅方向の向きにおいても導入されたプレストレス力は中央部分で大きく、両側に行くに従って小さい応力分布を有するプレストレストコンクリート造のPCaC版が形成される。
尚、プレストレスの導入は、PCaC版製作ヤードにおいて、PCaC版毎の一部又は全てのPC緊張材挿通孔6にPC緊張材6aを挿通し、緊張定着させることによって行う。
このPCaC版を用いて例えば海上の滑走路や埠頭等の超重荷重を支持できるPC床板を構築する場合には、図6、図7に示すように、水底地盤に支持させた杭等の下部支持構造11の上に梁12を支持させ、その上に床板支持部13を固定する。
この床板支持部13は、H型鋼材或いは場所打ち又はPCaC材等からなる横材を格子状に配置し、その各格子の4辺14,14……を1枚のPCaC版Aの4辺のそれぞれを支持する支持部とし、それぞれの格子毎にPCaC版Aを載せて、平面方向に広がる床板となす。
そして、使用する各PCaC版Aが、予定された全てのプレストレスが導入されているものである場合には、それらの上に表面部舗装15を施し、車両や航空機が走行可能な路面を形成する。
また、上述の他、図7に示すように一部又は全部のプレストレスが導入されていないPCaC版を使用し、対角線方向に隣り合うPCaC版A,A……に連続させてPC緊張材6aを挿通し、これを緊張して複数枚のPCaC版に対して同時にプレストレスを導入するようにしてもよい。この場合、PC床板施工現場において連続した長いPC緊張材を複数のPCaC版A,A……に跨らせて挿通してもよく、また、図8に示すように、予めPCaC版毎に予めPC緊張材6aを挿通しておき、これらをカプラー8にて連結することによって、対角線方向に隣り合うPCaC版A,A……のPC緊張材6a,6a……を連続したものとし、これを緊張して複数枚のPCaC版に対して同時にプレストレスを導入するようにしてもよい。
図9は、本発明の他の実施例を示している。この実施例は、上述の実施例において対角方向高剛性部3と周辺高剛性部5とを共に有しているのに対し、周辺高剛性部を有していないものであり、四隅部を面取り状に切欠した正方形の平板状をしたPCaC版本体1の底面に、両対角線に沿って連続した配置に対角方向高剛性部3,3が一体に成形されている。
この対角方向高剛性部3,3は、PCaC版本体1の裏面の両対角線位置に連続して一体成形した対角方向突条3a,3aを一体に形成することによって構成させている。両突条3a,3aは、その中央部分をPCaC版本体1の中央部分に位置させて互いに交差させ、その交差部分、即ち突条3aの中央部であってPCaC版本体1中央部分における高さが最も高く、各対角部に至るに従って低く形成されている。この突条3a,3aは両端がPCaC版本体1の周縁部稍手前に位置しており、PCaC版本体1の該周縁部底面を支承面9としている。
PC緊張材挿通孔6,6は、図10に示すように、下側のものは、PCaC版本体1の周縁部から突条3a内を通して形成され、上側のものは、PCaC版本体1の表面側に沿って挿通されている。
このPCaC版によるPC緊張材の挿通及び緊張定着によるプレストレスの導入及びPC床板の構築は前述した実施例と同様である。
尚、上述した実施例では、PC緊張材挿通孔を対角線方向に向けて形成しておきこれにPC緊張材を挿通してプレストレスを導入する所謂ポストタンショニング方式による場合を示しているが、この他、図には示してないが、方形状をしたプレキャストコンクリート版本体の両対角間に、剛性が周囲より大きく、かつ、その剛性を対角線の中央部において最も大きく両端に至るに従って徐々に小さくした対角方向高剛性部を連続した配置に設け、該対角方向高剛性部内にPC緊張材を埋め込んで前記両対角線方向にプレストレスを付与する所謂プレテンショニング方式によって本発明に係るプレストレストコンクリート床板用プレキャストコンクリート版を構成しても良い。
この場合、前述と同様に、対角方向高剛性部は、プレキャストコンクリート版本体の底面に対角線方向に連続させて盛り上がらせ、その高さを中央部が最も高く両端に至るに従って徐々に低くした対角方向突条を一体に備えることによって構成することができ、またプレキャストコンクリート版本体の周囲の4辺に、該4辺に沿ってその底面を盛り上がらせた周方向突条を一体に備えることによって剛性を大きくした周辺高剛性部を備えるようにしても良い。
本発明に係るPCaC版の実施の一例の正面図である。 同上の底面図である。 図2中のE−E線断面図である。 同F−F線断面図である。 図1に示すPCaC版にプレストレスを付与した状態を示す底面図である。 図1に示すPCaC版のトの使用状態を示す断面図である。 同上の一部を切り欠いて示す平面図である。 同上のPC緊張材連結状態を示す部分拡大平面図である。 本発明に係るPCaC版の他の実施例を示す斜視図である。 図9中のG−G線断面図である。
A プレキャストコンクリート版(PCaC版)
1 プレキャストコンクリート版本体(PCaC版本体)
2 辺
3 対角方向高剛性部
3a 対角方向突条
5 周辺高剛性部
5a 周方向突条
6 PC緊張材挿通孔
6a,PC緊張材
11 下部支持構造
12 梁
13 床板支持部
14 各格子の辺
15 表面部舗装

Claims (8)

  1. 方形状をしたプレキャストコンクリート版本体の両対角間に、剛性が周囲より大きく、かつ、その剛性を対角線の中央部において最も大きく両端に至るに従って徐々に小さくした対角方向高剛性部を連続した配置に設け、該対角方向高剛性部内にPC緊張材挿通孔を備えてなるプレストレストコンクリート床板用プレキャストコンクリート版。
  2. 前記対角方向高剛性部は、プレキャストコンクリート版本体の底面に対角線方向に連続させて盛り上がらせ、その高さを中央部が最も高く両端に至るに従って徐々に低くした対角方向突条を一体に備えることによって構成してなる請求項1に記載のプレストレストコンクリート床板用プレキャストコンクリート版。
  3. 前記プレキャストコンクリート版本体の周囲の4辺に、該4辺の剛性を大きくした周辺高剛性部を備えてなる請求項1又は2の何れか1に記載のプレストレストコンクリート床板用プレキャストコンクリート版。
  4. 前記周辺高剛性部は、プレキャストコンクリート版本体の周囲4辺に沿ってその底面を盛り上がらせた周方向突条を一体に備えることによって構成してなる請求項3に記載のプレストレストコンクリート床板用プレキャストコンクリート版。
  5. PC緊張材挿通孔にPC緊張材を挿通して緊張することにより、前記対角方向高剛性部両端間にプレストレスを導入させてなる請求項1〜3又は4に記載のプレストレストコンクリート床板用プレキャストコンクリート版。
  6. 方形状をしたプレキャストコンクリート版本体の両対角間に、剛性が周囲より大きく、かつ、その剛性を対角線の中央部において最も大きく両端に至るに従って徐々に小さくした対角方向高剛性部を連続した配置に設け、該対角方向高剛性部内にPC緊張材を埋め込んで前記両対角線方向にプレストレスを付与してなるプレストレストコンクリート床板用プレキャストコンクリート版。
  7. 前記対角方向高剛性部は、プレキャストコンクリート版本体の底面に対角線方向に連続させて盛り上がらせ、その高さを中央部が最も高く両端に至るに従って徐々に低くした対角方向突条を一体に備えることによって構成してなる請求項6に記載のプレストレストコンクリート床板用プレキャストコンクリート版。
  8. 前記プレキャストコンクリート版本体の周囲の4辺に、該4辺に沿ってその底面を盛り上がらせた周方向突条を一体に備えることによって剛性を大きくした周辺高剛性部を備えてなる請求項6又は7の何れか1に記載のプレストレストコンクリート床板用プレキャストコンクリート版。
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