JP4340085B2 - ねじ締め装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ねじ、ボルト等のねじ部品をワークに締め付ける場合に用いられるねじ締め装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ねじ締め装置の一例として、特許文献のねじ締め装置が知られている。このねじ締め装置は、ねじの頭部に形成された駆動穴に係合可能なねじ締めビットを有し、このねじ締めビットをビット駆動軸を介して電動ドライバに連結する構造である。このねじ締め装置でワークにねじを締め付ける場合、ねじの駆動穴にねじ締めビットを係合させた状態で電動ドライバを駆動する。これにより、ねじ締めビットからねじに回転力が伝達され、ねじはワークの所定のねじ穴に締め付けられる。
【0003】
【特許文献】
特開平6−39653号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来のねじ締め装置においては、高い最終締付トルクを得ようとする場合、当然に出力トルクの大きい電動ドライバを使用することになる。このような電動ドライバにおいては、高いトルクを得るよう設定された減速機の減速比の影響で、ねじ締めビット等のねじ締め工具の最高回転数は低くなる。従って、さほど締付トルクを必要としない着座までのねじ込み段階等においても、高トルク低速のねじ込みが行われることになり、よって、ねじ部品締め付けに要する時間が非常に長くなってしまう等の問題が発生していた。また、出力トルクの大きい電動ドライバは、減速機等の影響で駆動時の慣性が非常に大きくなる。よって、着座までのねじ込み段階で電動ドライバを高回転数で駆動すると、ねじ部品の頭部座面がワークに着座した時点でねじ部品に電動ドライバの駆動による慣性トルクが作用し、ねじ部品が必要以上の締付トルクで締め付けられてしまう等の問題が発生していた。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題に鑑みて創成されたものであり、ねじ部品に係合して当該ねじ部品に回転力を伝達可能なねじ締め工具と、このねじ締め工具に回転伝達可能に連結された駆動軸と、この駆動軸を高速で回転駆動可能な第1回転駆動手段と、この第1回転駆動手段の出力軸と前記駆動軸とを連結するように設けられたワンウェイクラッチと、このワンウェイクラッチを回転駆動可能かつ前記第1回転駆動手段よりも高いトルクで駆動可能な第2回転駆動手段と、これら第1回転駆動手段と第2回転駆動手段とにそれぞれ設けられて、これら回転駆動手段の出力軸の回転角を検出可能な回転検出手段とを有するねじ締め装置において、ワンウェイクラッチは、第1回転駆動手段がねじ部品を締め付ける方向にねじ締め工具を回転させるよう駆動した時、前記駆動軸に対して空転作用を生じ、第2回転駆動手段がねじ部品を締め付ける方向にねじ締め工具を回転させるよう駆動した時、当該駆動軸と一体に回転するように構成され、一方、第1回転駆動手段の出力軸は、第2回転駆動手段の駆動時、ワンウェイクラッチの回転に従動して駆動するように当該ワンウェイクラッチに連結されたねじ締め装置であって、第2回転駆動手段の駆動時、各回転検出手段の信号から得られる回転角度を比較するように構成されていることを特徴とする。
【0006】
なお、前記第1回転駆動手段は、ねじ部品が着座した時に慣性の影響で当該ねじ部品を所定のトルクまで締め付けることがない回転数で駆動することが望ましい。また、前記ワンウェイクラッチは、第1回転駆動手段がねじ部品を締め付ける方向にねじ締め工具を回転させるよう駆動した時、駆動軸に対して空転作用を生じ、第2回転駆動手段がねじ部品を締め付ける方向にねじ締め工具を回転させるよう駆動した時、駆動軸と一体に回転するよう構成されていることが望ましい。また、前記第1回転駆動手段と第2回転駆動手段は、ねじ部品の締め付けが完了した後、共にねじ部品を締め付ける方向とは逆方向にねじ締め工具を回転させるよう駆動することが望ましい。また、前記第1回転駆動手段と第2回転駆動手段とには、それぞれ回転検出手段が設けられていることが望ましい。この場合、各回転検出手段の信号から得られる回転角度を比較する制御部を有することが望ましい。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
図1において、1はねじ締め装置である。このねじ締め装置1は、ワークにねじ部品の一例である六角ボルト(図示せず;以下、単にボルトという)を締め付ける場合に用いられるものであり、ボルトの頭部に係合して当該ボルトに回転力を伝達可能なねじ締め工具の一例であるソケット2を有する。このソケット2は、ハウジング3に回転自在に配置された駆動軸4に連結されている。この駆動軸4は、第1回転駆動手段の一例である第1電動ドライバ5の出力軸5aに連結されており、第1電動ドライバ5の駆動を受けて回転するよう構成されている。また、この駆動軸4には、ワンウェイクラッチ6が組み付けられており、このワンウェイクラッチ6には従動ギヤ7が一体に回転するように取付けてある。この従動ギヤ7には、第2回転駆動手段の一例である第2電動ドライバ8の駆動を受けて回転する駆動ギヤ9が噛合させてある。このような構造にすると、従動ギヤ7と駆動ギヤ9の組み合わせで、第1電動ドライバ5と第2電動ドライバ8はそのままに、減速比を各種に変更することも可能である。
【0008】
前記第1電動ドライバ5は、ACサーボモータと、このACサーボモータの出力を所定のギヤ比で減速する減速機とで構成されている。この減速機のギヤ比により、第1電動ドライバ5は、ボルト頭部座面がワーク表面に着座して締付トルクが僅かに増すことで容易にストールするように構成されている。実際の第1電動ドライバ5の最大出力トルクは数N・m程度である。このため、第1電動ドライバ5は、極めて高速での回転駆動が可能であり、高回転数域で回転駆動した場合の慣性も非常に小さい。なお、前述の「ストール」とは、第1電動ドライバ5の出力軸5aが回転負荷により回転できなくなる現象を指す。
【0009】
一方、前記第2電動ドライバ8は、第1電動ドライバ5のものより十分に大きな能力のACサーボモータと、このACサーボモータの出力を所定のギヤ比で減速する減速機とで構成されており、この減速機のギヤ比により、第1電動ドライバ5よりも十分に大きい出力トルク(数百N・m)を得られるように構成されている。
【0010】
前記ワンウェイクラッチ6は、内輪6aが駆動軸4と一体に固定してあり、この内輪6aの外周に位置する外輪6bが前記従動ギヤ7に固定してある。外輪6bは、ボルトの締め付け方向の回転が与えられた場合、内輪6aと固着して一体に回転し、これとは逆方向の回転が与えられた場合は、内輪6aに対して空転するよう構成されている。換言すると、内輪6aは、ボルトの締め付け方向の回転が与えられた場合に外輪6bに対して空転する。よって、第1電動ドライバ5がボルトを締め付ける方向にソケット2を回転させるよう駆動した場合、内輪6aと外輪6bとには滑りが生じ、ソケット2には第1電動ドライバ5の駆動力のみが伝達される。また、第2電動ドライバ8がボルトを締め付ける方向にソケット2を回転させるよう駆動した場合、内輪6aと外輪6bとは固着して一体に回転可能となり、よって、ソケット2には第2電動ドライバ8の駆動力が伝達される。
【0011】
また、前記ハウジング3の下部には、前記駆動軸4が挿通する筒状の起歪管10が取付けてある。この起歪管10下部が固定される取付フランジ11は、往復移動ユニット(図示せず)により駆動軸4の軸方向に往復移動操作されるテーブル12に固定されている。これにより、ソケット2がボルトを締め付ける時の締付トルクの反力が起歪管10に伝達され、当該反力に応じて起歪管10が捻れるようになっている。この起歪管10には、歪みゲージ13が貼付してあり、起歪管10の歪みに応じた電気信号を出力するように構成されている。これら起歪管10、歪みゲージ13により、トルクセンサが構成されており、歪みゲージ13の信号から制御部14において締付トルクの判定が行われる。
【0012】
また、前記第1,第2電動ドライバ5,8には、回転検出手段の一例として、それぞれの出力軸5a,8aの回転に応じたパルス信号を発するエンコーダ5b,8bが内蔵されている。前記制御部14では、このエンコーダ5b,8bの各出力を処理することにより、ボルトの締付角度を検出できるように構成されている。
【0013】
次に本ねじ締め装置1の作用について説明する。
本ねじ締め装置1によるねじ部品締め付けの例として、ボルトの頭部座面がワーク表面に着座した後に発生するスナグトルクを基準に、そこからボルトを塑性域まで締め付ける、所謂塑性域締め付けについて説明する。なお、本実施の形態で紹介する塑性域締め付けは、スナグトルクをTs、締め付け完了時の締付トルクをTeとして、図2の締付トルク特性を示すものである。この図2に示すように、スナグトルクは締付トルク曲線の変曲点を示すトルク値であり、最終締付トルクTeに対して十分に小さい値をとる。
【0014】
第1電動ドライバ5の駆動によりソケット2をボルト締付方向に回転させながらテーブル12を下降させ、ワークの下穴に嵌められているボルトの頭部にソケット2を合致係合させると、ボルトはソケット2から回転伝達を受けてねじ穴にねじ込まれる。この時、駆動軸4はワンウェイクラッチ6の作用で従動ギヤ7に対して空転する。よって、ソケット2には、第1電動ドライバ5の駆動力のみが伝達される。
【0015】
ワークにボルト頭部座面が着座した瞬間、ボルトには第1電動ドライバ5の慣性の影響で衝撃トルクが作用する。この衝撃トルクにより、ボルトは第1電動ドライバ5の能力以上のトルクで締め付けられてしまう。これに対し、第1電動ドライバ5は、ボルトを衝撃トルクによりスナグトルクTsまで締め付けることがない最大の回転数で駆動制御される。これについて、第1電動ドライバ5はボルトが着座した初期の僅かな締付トルクの増加でストールするように構成されているから、慣性は非常に小さい。よって、第1電動ドライバ5を高回転数域で駆動しても、着座時の衝撃トルクでボルトがスナグトルクTsまで締め付けられるのを防止することができる。このことから、本ねじ締め装置1においては、着座までのボルトのねじ込みを高速に行うことができる。
【0016】
また、第1電動ドライバ5は、ボルトの着座時点で容易にストールする程度のものであるため、例えばめねじの成形不良、ボルトの斜め食い付き等の影響でボルトを正常にねじ込めない場合にもストールする。よって、このような場合にボルトを無理にねじ込んで、ボルトおよびめねじを損傷するような不具合の発生を防止することもできる。
【0017】
制御部14において、エンコーダ5bのパルス信号から第1電動ドライバ5のACサーボモータがストールしたことが検知されるとともに、ソケット2の高さを検出するセンサ(図示せず)等の信号からボルトが着座高さまでねじ込まれたことが検知されると、制御部14は、ボルトが正常に着座したと判断する。これにより第1電動ドライバ5の駆動が停止されるとともに、第2電動ドライバ8が駆動する。これにより、駆動ギヤ9、従動ギヤ7を介してワンウェイクラッチ6に駆動力が伝達される。この時、ワンウェイクラッチ6の内輪6aと外輪6bとはロックするため、第2電動ドライバ8の駆動力が駆動軸4ないしソケット2に伝達される。
【0018】
その後、制御部14は、歪みゲージ13の信号から締付トルクがスナグトルクTsに達したことが判明すると、そこからエンコーダ8bのパルス信号を見てスナグトルク発生ポイントからのボルトの回転角度を監視する。そして、回転角度が所定値θに達すると、第2電動ドライバ8の駆動を停止するとともに、最終締付トルクTeが所定範囲内に収まっているか否かをチェックし、ボルト締め付け合否の判定を行う。なお、前述のスナグトルク発生ポイントからのボルトの回転角度θは、ボルトを降伏点を超えた塑性域まで締め付ける角度に相当する。
【0019】
続いて制御部14は、第2電動ドライバ8をボルトを締め付ける時とは逆方向に駆動する(以下、この駆動を逆駆動という;第1電動ドライバ5についても同様)とともに、第1電動ドライバ5を所定角度(5°程度)逆駆動する。これにより、ソケット2は第1電動ドライバ5の逆駆動を受けてボルト緩め方向に僅かに回転するため、ソケット2とボルト頭部との圧着を確実に解くことができる。この後、第1,第2電動ドライバ5,8の駆動が停止され、往復移動ユニットの作動によりテーブル12が原位置に復帰動作し、次の作業に備える。なお、第1電動ドライバ5と第2電動ドライバ8の逆駆動時には、第1電動ドライバ5よりも第2電動ドライバ8の方が高回転数で駆動することが好ましい。
【0020】
前述のボルト締め付け作業時に第2電動ドライバ8が駆動した場合、駆動停止している第1電動ドライバ5の出力軸5aも駆動軸4の回転を受けて従動的に回転する。このため、制御部14は、エンコーダ5bの信号も得ることができる。よって、制御部14ではエンコーダ5b,8bの各信号から回転角度を知ることができ、これらを比較して精度の高い回転角度の判定を行うことができる。また、例えばワンウェイクラッチ6の劣化等により、第2電動ドライバ8駆動下でワンウェイクラッチ6と駆動軸4とに滑りが生じている場合等には、エンコーダ5b,8bの信号から得られる回転角度に差が生じる。このことから、構成部品の異常を早期に発見して交換することが可能になり、ボルトの締め付け品質を維持することが可能である。
【0021】
上述の塑性域でのボルトの締め付けにおいては、最終的に非常に高い締付トルク(数百N・m)が必要となる。これに対応して、第2電動ドライバ8はソケット2を高トルクで回転駆動できる。このように高い締付トルクが得られる第2電動ドライバ8の駆動下では、必然的にソケット2の回転数が低下してしまうが、前述の通り、ボルトの着座までは第1電動ドライバ5の駆動により高速でねじ込みが行われているため、ボルト締め付けに要する時間は全体として大幅に短縮される。このように、本ねじ締め装置1においては、高い締付トルクが求められる塑性域へのボルトの締め付けにおいても、作業を迅速かつ効率よく行うことが可能になる。
【0022】
なお、以上の説明ではねじ部品の一例としてボルトを例に挙げたが、小ねじ等、他のねじ部品であっても同様の効果が得られる。また、第1電動ドライバおよび第2電動ドライバにはACサーボモータを採用したが、これについても、その他のモータまたは手段を適用できるものである。さらに、スナグトルク発生ポイントを基準に所定角度θ分ボルトを締め付ける例を紹介したが、これ以外にも、・予め設定した最終締付トルクに到達するまでボルトを締め付ける、所謂トルク法による締め付け過程でスナグトルク等を取得する方式
・スナグトルクの発生点から締付トルクの勾配をチェックしていく、所謂トルク勾配法に基づく締め付け方式
等々、ねじ部品の着座後に発生する比較的低いトルク値をデータとして取得する締め付け方式において、本発明の技術的思想は極めて有効である。また、ボルトの着座を検出する例としては、上記以外にも、第1電動ドライバ5のACサーボモータのストールと締め付け開始からの時間とから着座を検出する方法など、各種のものが適用できる。
【0023】
【発明の効果】
本発明のねじ締め装置によれば、低い締付トルクでの締め付け領域においては第1回転駆動手段を駆動し、高い締付トルクが必要な締め付け領域では第2回転駆動手段を駆動したねじ締めを行うことができる。よって、高い締付トルクが求められるねじ部品の締め付け作業も迅速に行うことができる等の利点がある。また、ねじ部品の着座後に発生する比較的低いレベルの所定トルクを検出する必要がある場合において、その所定トルクに到達する前に第1回転駆動手段から第2回転駆動手段に駆動の切り替えを行っても、第1回転駆動手段の慣性で締付トルクが前記所定トルクを超えてしまうようなことがない。よって、所定トルクを確実に検出して精度の高いねじ部品の締め付けを行うことができる等の利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るねじ締め装置の要部拡大一部切欠断面図である。
【図2】塑性域角度法締め付け作業における回転角度に対する締付トルクの特性を示した説明図である。
【符号の説明】
1 ねじ締め装置
2 ソケット
3 ハウジング
4 駆動軸
5 第1電動ドライバ
6 ワンウェイクラッチ
7 従動ギヤ
8 第2電動ドライバ
9 駆動ギヤ
10 起歪管
11 取付フランジ
12 テーブル
13 歪みゲージ
14 制御部

Claims (1)

  1. ねじ部品に係合して当該ねじ部品に回転力を伝達可能なねじ締め工具と、このねじ締め工具に回転伝達可能に連結された駆動軸と、この駆動軸を高速で回転駆動可能な第1回転駆動手段と、この第1回転駆動手段の出力軸と前記駆動軸とを連結するように設けられたワンウェイクラッチと、このワンウェイクラッチを回転駆動可能かつ前記第1回転駆動手段よりも高いトルクで駆動可能な第2回転駆動手段と、これら第1回転駆動手段と第2回転駆動手段とにそれぞれ設けられて、これら回転駆動手段の出力軸の回転角を検出可能な回転検出手段とを有するねじ締め装置において、
    ワンウェイクラッチは、第1回転駆動手段がねじ部品を締め付ける方向にねじ締め工具を回転させるよう駆動した時、前記駆動軸に対して空転作用を生じ、第2回転駆動手段がねじ部品を締め付ける方向にねじ締め工具を回転させるよう駆動した時、当該駆動軸と一体に回転するように構成され、一方、第1回転駆動手段の出力軸は、第2回転駆動手段の駆動時、ワンウェイクラッチの回転に従動して駆動するように当該ワンウェイクラッチに連結されたねじ締め装置であって、
    第2回転駆動手段の駆動時、各回転検出手段の信号から得られる回転角度を比較するように構成されていることを特徴とするねじ締め装置。
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