JP4339639B2 - 計算機ホログラム作成方法 - Google Patents
計算機ホログラム作成方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4339639B2 JP4339639B2 JP2003274343A JP2003274343A JP4339639B2 JP 4339639 B2 JP4339639 B2 JP 4339639B2 JP 2003274343 A JP2003274343 A JP 2003274343A JP 2003274343 A JP2003274343 A JP 2003274343A JP 4339639 B2 JP4339639 B2 JP 4339639B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- target
- sub
- computer generated
- generated hologram
- hologram
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Holo Graphy (AREA)
Description
S. Nozaki, et al., "An Adaptive Simulated Annealing Applied to Optimization of Phase Distribution of Kinoform", Methodologies for the Conception, Design and Application of Soft Computing Proceedings of IIZUKA '98, pp.979-982 (1998)
先ず、本発明に係る計算機ホログラム作成方法の第1実施形態について図1〜図3を参照しながら説明する。図1は、第1実施形態に係る計算機ホログラム作成方法を説明するフローチャートである。図2は、第1実施形態に係る計算機ホログラム作成方法の各ステップで作成される副目標再生像および計算機ホログラムを説明する図である。同図(a),(c)および(e)それぞれは、ステップS11またはS13で作成される副目標再生像を説明するものである。同図(b),(d)および(f)それぞれは、ステップS12またはS14で作成される計算機ホログラムまたはその初期値を説明するものであり、各々の矩形は画素を表しており、ハッチングが施された画素は前のステップで既に画素値が決定されたものであり、ハッチングが施されていない画素は今後画素値が決定されるべきものである。図3は、計算機ホログラムから再生像を得るための光学系の構成図である。なお、画素値が零でない部分(図1(a)中の「ABC」)をパターンと呼び、その周囲の画素値が零の部分をも含む領域を再生像と呼ぶことにする。すなわち、再生像中の画素値が零でない部分がパターンである。
次に、本発明に係る計算機ホログラム作成方法の第2実施形態について図4および図5を参照しながら説明する。本実施形態に係る計算機ホログラム作成方法は、第1の実施形態の場合と比較すると、ステップS13における副目標再生像の作成、および、ステップS14における計算機ホログラムの作成に関して相違する。
次に、本発明に係る計算機ホログラム作成方法の第3実施形態について説明する。本実施形態に係る計算機ホログラム作成方法は、第1の実施形態の場合と比較すると、ステップS14における計算機ホログラムの初期値の作成に関して相違する。すなわち、本実施形態に係る計算機ホログラム作成方法は、ステップS14で、既に作成された計算機ホログラムに新たな画素を付加して解像度を大きくしたものを初期値とする際に、内挿計算が可能であれば内挿計算により新たな画素の画素値を求め、そうでなければ既に画素値を有する最も近い画素の画素値を新たな画素の画素値とするものである。具体的には、位相接続が不要または容易である画素については、精度が高い数値計算内挿法を用いて画素値を求め、位相接続が困難な画素については、不連続位相の影響を受けない最近隣内挿法を用いて画素値を求めることで、位相接続の問題を回避する。
次に、本発明に係る計算機ホログラム作成方法の第4実施形態について図6を用いて説明する。本実施形態に係る計算機ホログラム作成方法は、第1の実施形態の場合と比較すると、ステップS14における計算機ホログラムの作成に関して相違する。すなわち、本実施形態に係る計算機ホログラム作成方法は、ステップS14で、ステップS13で作成された副目標再生像を移動させて再生し得るように位相を付加して計算機ホログラムを作成するものである。
次に、本発明に係る計算機ホログラム作成方法の第5実施形態について図7を用いて説明する。
次に、本発明に係る計算機ホログラム作成方法の第6実施形態について図8を用いて説明する。本実施形態に係る計算機ホログラム作成方法は、第5の実施形態の場合と比較すると、ステップS13における副目標再生像の作成、および、ステップS14における計算機ホログラムの作成に関して相違する。すなわち、ステップS13(副目標再生像作成ステップ)では、既に作成された副目標再生像から新たな副目標再生像を作成する際に一次元方向のみに解像度を大きくし、続くステップS14(計算機ホログラム作成ステップ)では、既に作成された計算機ホログラムに新たな画素を付加したものを初期値とする際に一次元方向のみに画素を付加する。これについて図8を用いて説明する。
ステップS31では、副目標再生像1として、目標再生像の解像度を縦および横の双方について半減した64×64画素のものを作成する。また、副目標再生像2として、目標再生像の解像度を縦方向についてのみ半減した128×64画素のものを作成する。ステップS32では、計算機ホログラムの初期値(64×64画素)を作成する。ステップS33では、その初期値および副目標再生像1に基づいて最適化法により計算機ホログラムを作成する。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。上記実施形態では、計算機ホログラムとしてフーリエ変換型の位相ホログラムを作成する場合について説明したが、本発明は他のタイプの計算機ホログラムを作成する場合にも適用が可能である。例えば、本発明は、透過光の強度(振幅)のみを変調する強度ホログラムや、強度(振幅)および位相の双方を変調する複素振幅ホログラムを作成する場合にも適用が可能である。その他、目標再生像および計算機ホログラムの低画素数化が可能であって、作成途中の計算機ホログラムから再生像を計算することが可能であれば、本発明は適用が可能である。
Claims (7)
- 目標再生像を再生する為の計算機ホログラムを作成する方法であって、
前記目標再生像の一部の画素を含む副目標再生像を作成する初期副目標再生像作成ステップと、
前記初期副目標再生像作成ステップで作成された副目標再生像を再生する為の計算機ホログラムを作成する初期計算機ホログラム作成ステップと、
既に作成された副目標再生像を含み前記目標再生像に含まれる新たな副目標再生像を作成する副目標再生像作成ステップと、
既に作成された計算機ホログラムに新たな画素を付加して解像度を大きくしたものを初期値として、前記副目標再生像作成ステップで作成された副目標再生像を再生する為の計算機ホログラムを作成する計算機ホログラム作成ステップと、
を備えることを特徴とする計算機ホログラム作成方法。 - 目標再生像を再生する為の計算機ホログラムを作成する方法であって、
前記目標再生像より低解像度の副目標再生像を作成する初期副目標再生像作成ステップと、
前記初期副目標再生像作成ステップで作成された副目標再生像を再生する為の計算機ホログラムを作成する初期計算機ホログラム作成ステップと、
既に作成された副目標再生像の解像度より高く前記目標再生像の解像度以下である新たな副目標再生像を作成する副目標再生像作成ステップと、
既に作成された計算機ホログラムの周囲に新たな画素を付加したものを初期値として、前記副目標再生像作成ステップで作成された副目標再生像を再生する為の計算機ホログラムを作成する計算機ホログラム作成ステップと、
を備えることを特徴とする計算機ホログラム作成方法。 - 前記計算機ホログラム作成ステップで作成された計算機ホログラムが目標の画素数に達したか否かを判断し、達したと判断するまで前記副目標再生像作成ステップおよび前記計算機ホログラム作成ステップそれぞれの処理を繰り返し行わせる終了判断ステップを更に備えることを特徴とする請求項1または2に記載の計算機ホログラム作成方法。
- 前記副目標再生像作成ステップでは、既に作成された副目標再生像から新たな副目標再生像を作成する際に一次元方向のみに拡大し、
前記計算機ホログラム作成ステップでは、既に作成された計算機ホログラムに新たな画素を付加したものを初期値とする際に一次元方向のみに解像度を大きくする、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の計算機ホログラム作成方法。 - 前記計算機ホログラム作成ステップでは、既に作成された計算機ホログラムに新たな画素を付加して解像度を大きくしたものを初期値とする際に、内挿計算が可能であれば内挿計算により前記新たな画素の画素値を求め、そうでなければ既に画素値を有する最も近い画素の画素値を前記新たな画素の画素値とする、ことを特徴とする請求項1記載の計算機ホログラム作成方法。
- 前記計算機ホログラム作成ステップでは、前記副目標再生像作成ステップで作成された副目標再生像を移動させて再生し得るように位相を付加して計算機ホログラムを作成する、ことを特徴とする請求項1または2に記載の計算機ホログラム作成方法。
- 前記計算機ホログラム作成ステップでは、前記副目標再生像作成ステップで作成された副目標再生像を再生する為の計算機ホログラムを作成する際に、付加された新たな画素についてのみ画素値を決定する、ことを特徴とする請求項1または2に記載の計算機ホログラム作成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003274343A JP4339639B2 (ja) | 2003-07-14 | 2003-07-14 | 計算機ホログラム作成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003274343A JP4339639B2 (ja) | 2003-07-14 | 2003-07-14 | 計算機ホログラム作成方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005037682A JP2005037682A (ja) | 2005-02-10 |
JP4339639B2 true JP4339639B2 (ja) | 2009-10-07 |
Family
ID=34211331
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003274343A Expired - Fee Related JP4339639B2 (ja) | 2003-07-14 | 2003-07-14 | 計算機ホログラム作成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4339639B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2460087B (en) * | 2008-05-16 | 2010-07-28 | Indepth Optics Ltd | Protecting alpha-numeric characters |
JP5072763B2 (ja) * | 2008-08-01 | 2012-11-14 | 浜松ホトニクス株式会社 | ホログラム作成方法 |
GB2501112B (en) * | 2012-04-12 | 2014-04-16 | Two Trees Photonics Ltd | Phase retrieval |
JP2014211565A (ja) * | 2013-04-19 | 2014-11-13 | 東芝アルパイン・オートモティブテクノロジー株式会社 | 計算機ホログラムのデータ作成装置およびそのデータ作成方法 |
WO2017013862A1 (ja) | 2015-07-17 | 2017-01-26 | 日本電気株式会社 | 投射装置、投射方法およびプログラム記憶媒体 |
WO2023214499A1 (ja) * | 2022-05-02 | 2023-11-09 | 浜松ホトニクス株式会社 | 光渦制御装置および光渦制御方法 |
-
2003
- 2003-07-14 JP JP2003274343A patent/JP4339639B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2005037682A (ja) | 2005-02-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6743819B2 (ja) | 投射装置、投射方法および投射プログラム | |
US8249394B2 (en) | Method and system for shift-map image editing | |
KR101800929B1 (ko) | 홀로그래픽 디스플레이 왜곡 보정 방법 및 장치 | |
US9965836B2 (en) | Method and apparatus for performing fourier transformation | |
US20130002669A1 (en) | Method and apparatus for expressing rigid area based on expression control points | |
KR102543690B1 (ko) | 사전 정보 학습 기반 영상 업스케일링 장치 및 방법 | |
CN107341776A (zh) | 基于稀疏编码与组合映射的单帧超分辨率重建方法 | |
Dou et al. | Iterative autofocusing strategy for axial distance error correction in ptychography | |
JP5362130B2 (ja) | イメージ処理方法及びそのための装置 | |
JP4339639B2 (ja) | 計算機ホログラム作成方法 | |
KR20210116922A (ko) | 초해상도 모델의 메타 러닝을 통한 빠른 적응 방법 및 장치 | |
CN103578100A (zh) | 用于模拟显微术中的景深的方法和设备 | |
JP2021111388A (ja) | ニューラル・ネットワーク・アーキテクチャ・サーチ・システム及び方法 | |
KR20070000502A (ko) | 광 파면 제어 패턴 생성 장치 및 광 파면 제어 패턴 생성방법 | |
KR20060136472A (ko) | 광 파면 제어 패턴 생성 장치 및 광 파면 제어 패턴 생성방법 | |
CA2675922A1 (en) | Method and apparatus for approximating hair and similar objects during animation | |
JP4191419B2 (ja) | 計算機ホログラム作成装置および方法 | |
JP5001570B2 (ja) | ホログラムデータ作成装置、ホログラムデータ作成方法及びホログラムデータ作成プログラム | |
US12045933B2 (en) | System and method for simulating light-in-flight | |
KR102526651B1 (ko) | 영상 데이터 처리 방법 및 장치 | |
KR102477098B1 (ko) | 영상 데이터 처리 방법 및 장치 | |
CN113823384A (zh) | 切片的焦点地图获取方法、装置、计算机设备及存储介质 | |
JP2008134799A (ja) | 画像生成方法、画像生成装置及び画像生成プログラム | |
CN116309073B (zh) | 一种基于深度学习的低对比度条纹sim重建方法和系统 | |
JP4868509B2 (ja) | 画像判読支援動画生成方法、プログラム、及び画像判読支援動画生成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060706 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090619 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090630 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090702 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4339639 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120710 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120710 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130710 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130710 Year of fee payment: 4 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |