JP4339477B2 - カード接続用アダプタ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、CF(コンパクトフラッシュ)カードなどのICカードをPCカードスロットなどのような別規格のカードスロットに接続するためのアダプタに関し、とくに、アンテナ付きICカードを別規格のカードスロットに接続する場合に有利な改良に関する
【0002】
【従来の技術】
デスクトップ型またはノートブック型のパーソナルコンピュータやPDA(携帯情報機器)に代表される情報機器相互間のデータの授受は、従来から、接続ケーブルを用いた有線データ伝送により行われてきた。しかし、ケーブル接続に手間がかかったり、データ伝送時における情報機器の配置に制限を受けたりすることから、最近では、情報機器間の無線データ伝送が提案されている。
【0003】
無線データ伝送を実現するための1つの典型的な方法は、たとえば、ノートブック型パーソナルコンピュータ(以下「ノート型パソコン」という。)のPCカードスロットにアンテナ付きPCカードを取り付けることである。PDAのような携帯型機器では、PCカードよりもさらに小型のCFカードに対応したCFカードスロットが備えられている場合が多いから、この場合には、アンテナ付きのCFカードを用いればよい。
【0004】
ノート型パソコンと携帯型機器との両方を所有するユーザは、アンテナ付きCFカードと、CFカードをPCカードスロットに適合させるためのアダプタとを用いれば、アンテナ付きCFカードを、ノート型パソコンと携帯型機器との両方に共用できる。
アンテナ付きCFカードは、たとえば、CFカードスロットに装着した状態で、このCFカードスロットの外方を向くことになる後端面に長尺のアンテナを取り付けた構造を有する。これにより、アンテナをCFカードスロットから露出させて、良好な通信状態を確保できるようにしてある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、アンテナ付きCFカードを、アダプタを用いてPCカードスロットに装着する場合には、良好な通信状態を確保できない場合がある。これは、主として、ノート型パソコンのPCカードスロットの構成に起因する。
すなわち、ノート型パソコンのPCカードスロットは、PCカードの後端面がノート型パソコンの筐体から露出するように構成される場合が一般的であるが、機種によっては、PCカードの後端面がPCカードスロット内に収容されるようになっている場合もある。このような場合には、アンテナ付きCFカードのアンテナをノート型パソコンの筐体から十分に露出させることができないので、良好な通信状態を確保できない。
【0006】
そこで、PCカードスロットの構成によらずにアンテナ付きCFカードの後端面を露出させることができるようにアダプタの構成を変更することが考えられる。しかし、これでは、アンテナ付きCFカードが装着されたアダプタは、全体として、PCカードの規格に反する構成を有することになる。また、もともとCFカードの後端面を露出させることができる構成のPCカードスロットを持つノート型パソコンの場合には、CFカードの後端部がノート型パソコンの筐体から常時突出することになる。したがって、外観を損なうばかりでなく、収納や運搬に不都合であり、かつ、周囲からの衝撃を受けやすいから、損傷しやすくなるという問題がある。
【0007】
アンテナ付きPCカードにおいても、その後端面にアンテナを設けたものについては、同様の課題が存在する。
そこで、この発明の目的は、上述の技術的課題を解決し、ICカードの一部を必要に応じてカードスロット外に臨ませることができるカード接続用アダプタを提供することである
【0008】
【課題を解決するための手段および発明の効果】
上記の目的を達成するための請求項1記載の発明は、所定の第1の規格に従うカードスロット(201)に、第1の規格とは異なる第2の規格に従うICカード(100)を装着するために用いられるカード接続用アダプタ(1)であって、上記第1の規格に対応したカード状のハウジング(2)と、上記第1の規格に従い、上記カードスロットとの間で信号の授受を行う第1接続部(3)と、上記第2の規格に従い、上記第2の規格に従うICカードとの間で信号の授受を行う第2接続部(4)と、上記第2の規格に従うICカードを保持するとともに、この保持したICカードの一部が上記ハウジングの外方に突出した状態となる第1位置と、当該ICカードの一部が上記第1位置よりもハウジングの内方に向かって退避した状態となる第2位置との間でスライド変位させることができるように、上記ハウジングに変位自在に保持されたカード保持部材(6)と、上記カード保持部材を上記第1位置に向けて弾発的に付勢するばね部材(8)と、上記カード保持部材に形成された三角環状の環状溝(60)と、上記ハウジングに固定されて、先端部(92A)が上記環状溝内に入り込むロック係合片(9)と、上記カード保持部材に保持されICカードを上記第2接続部を介して上記第1接続部に電気接続する接続機構(5)とを含み、上記環状溝が、上記カード保持部材が上記第1位置にあるときに上記ロック係合片の上記先端部が位置する第1所定位置(A1)から、上記ハウジングの内方の第2所定位置(B1)に向けて延びる第1通過溝(60A)と、上記第1通過溝とは別に設けられて、上記第1所定位置よりも上記ハウジングの内方の第3所定位置(E1)から上記第1所定位置まで延びる第2通過溝(60C,60D,60E)と、上記第1通過溝と上記第2通過溝との間に形成された第3通過溝(60B)と、上記第3通過溝に設けられ、所定の係合位置(C1)において上記先端部と係合して、上記第2位置にあるカード保持部材の上記第1位置に向かう方向への変位を規制する屈曲壁(60G)とを含むことを特徴とするカード接続用アダプタである。なお、括弧内の英数字は、後述の実施形態における対応構成要素を表す。以下、この項において同じ。
【0009】
この発明によれば、カード保持部材を第1位置と第2位置との間でハウジングに対して相対的に変位させることにより、装着されたICカードの一部を突出させたり退避させたりすることができる。したがって、当該カード接続用アダプタの適用対象の任意の情報機器のカードスロットにおいて、カード保持部材に保持されたICカードの上記一部を当該カードスロット外に臨ませることができるように上記第1位置を定めればよい。これにより、ICカードの一部を必要に応じてカードスロット外に臨む位置に配置できる。むろん、カード保持部材が第2位置にある状態でもICカードの上記一部をカードスロット外に臨ませることができる場合には、カード保持部材を第2位置に位置させた状態のままでICカードを使用してもよい。
【0010】
たとえば、ICカードは、アンテナ付きICカードであってもよい。この場合に、ICカードの上記一部はアンテナ取り付け部(100b)であることが好ましい。これにより、カードスロットの構成によらずに、アンテナをカードスロット外に臨ませることが可能になる。カード全体を埋没させることができる構成のカードスロットに適用される場合には、アンテナ付きICカードの使用時にカード保持部材を第1位置としてアンテナをカードスロット外に臨ませることができ、不使用時には、カード保持部材を第2位置として、アンテナ付きICカードがカードスロット内に収容された状態とすることができる。
【0011】
また、ばね部材が上記カード保持部材を上記第1位置に向けて弾発的に付勢するので、カード保持部材の第2位置におけるロック状態を解除することにより、このカード保持部材を容易に第1位置に導くことができる。
また、ロック係合片と環状溝との係合により、ICカードがカードスロットから突出しない状態を保持できる。すなわち、カード保持部材の第2位置は、このカード保持部材に保持されたICカードの上記一部がカードスロットから突出しないように、より好ましくはICカードの上記一部がハウジングから突出しないように、定められていることが好ましい。
請求項2記載の発明は、上記ロック係合片の上記先端部が、上記環状溝の底部に向けて弾発的に付勢されており、上記第1通過溝と上記第3通過溝との接続部分において上記第1通過溝の底部の高さが上記第3通過溝の底部よりも高く、上記第1通過溝と上記第3通過溝との間には段部(65F)が形成されており、上記第3通過溝と上記第2通過溝との接続部分において上記第3通過溝の底部の高さが上記第2通過溝の底部よりも高く、上記第3通過溝と上記第2通過溝との間には段部(65H)が形成されていることを特徴とする請求項1記載のカード接続用アダプタである。
この構成によれば、第1位置にあるカード保持部材に保持されているICカードに対して第2位置に向かう方向に沿う外力を加えることにより、第2位置においてカード保持部材の変位を規制するロック状態となる。また、第2位置にあるカード保持部材に保持されているICカードに対して第1位置から第2位置に向かう方向に沿う外力を加えることにより、ロック状態が解除される。このように、カード保持部材に保持されたICカードに対して、第1位置から第2位置に向かう方向の外力を加えることによって、カード保持部材を第1位置と第2位置との間で容易に変位させることができる。
上記カード保持部材は、請求項記載のように、上記第2接続部を保持したヘッダを含むものであってもよい。
この構成では、たとえば、第2接続部とICカードとが接続ピンの嵌合により有接点接続される場合に、これらの第2接続部およびICカードの相互接続によって、ICカードを当該カード保持部材に保持させることができる。
【0012】
請求項記載の発明は、上記接続機構は、上記第1接続部と上記第2接続部との間を接続するフレキシブル印刷配線ケーブル(53)を含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のカード接続用アダプタである。
この構成によれば、カード保持部材の変位に伴って第1接続部と第2接続部との間の距離が変化する場合であっても、この距離の変化は、フレキシブル印刷配線ケーブルの変形により吸収することができる。これにより、第1接続部と第2接続部との良好な接続状態が確保される。
【0013】
なお、第1接続部と第2接続部とを電気接続するための接続機構には、たとえば、第1接続部に接続された第1の端子(群)と、第2接続部に接続された第2の端子(群)とが、カード保持部材の変位に伴って互いに摺動する構成を採用することもできる。
第1接続部と第2接続部とが常時電気接続されている必要性に乏しい場合には、カード保持部材が第1位置または第2位置に位置している場合にのみ第1接続部と第2接続部とが電気接続される構成を採用してもよい。
【0014】
第2接続部は、必ずしも、カード保持部材とともに変位する必要はない。たとえば、カード保持部材とともに変位するICカードの端子(群)と、ハウジングに対して固定された第2接続部の端子(群)とが、カード保持部材の変位に伴って摺動するようになっていてもよい
【0020】
【発明の実施の形態】
以下では、この発明の実施の形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、この発明の一実施形態に係るカード接続用アダプタ1の外観構成を示す斜視図である。図2は、図1の切断面線A−Aにおけるカード接続用アダプタ1の断面図である。
このカード接続用アダプタ1は、第1の規格であるPCカードスタンダードのタイプIIに従うカード(すなわち、タイプIIのPCカード)と同等の外形を有しており、第2の規格であるタイプIのCFカード規格に従うカード(すなわち、タイプIのCFカード)を装着するためのカード装着空間11を有している。カード装着空間11にアンテナ付きCFカード100を装着すると、アンテナ付きCFカード100が結合されたカード接続用アダプタ1は全体としてタイプIIのPCカードの形態をなす。
【0021】
アンテナ付きCFカード100が装着された状態のカード接続用アダプタ1は、情報機器の一例であるノート型パソコン200に設けられたPCカードスロット201(タイプII)に装着されて用いられる。カード接続用アダプタ1は、アンテナ付きCFカード100を、その接続状態を維持したままで、PCカードスロット201への挿入方向に沿う相対変位が可能であるように保持できる構成となっている。
【0022】
図3は、アンテナ付きCFカード100が結合されたカード接続用アダプタ1がPCカードスロット201に装着された状態を示す斜視図である。ノート型パソコンによっては、PCカードスロットの長さ寸法(奥行き)が、PCカードの規格よりも長くされたものがあり、図3では、PCカードスロット201がこのタイプのものである場合を表している。
CFカード100は、カード接続用アダプタ1のハウジングから突出した位置と、カード接続用アダプタ1のハウジングから突出することのない位置との間で、カード接続用アダプタ1に対して相対変位が可能である。
【0023】
CFカード100をカード接続用アダプタ1のハウジングから突出しない位置に配置しておくと、図3(a)に示すように、アンテナ付きCFカード100のアンテナ取り付け面100b(アンテナ102が取り付けられた後端面)は、PCカードスロット201の内方に潜り込み、ノート型パソコン200の筐体から突出しない。この状態ではアンテナ102による良好な通信状態は望めない。
一方、CFカード100をカード接続用アダプタ1のハウジングから突出させた位置に配置しておくと、アンテナ取り付け面100bは、図3(b)に示すように、PCカードスロット201から突出する(必ずしも突出する必要はなく、アンテナ取り付け面100bを良好な通信状態が確保できる程度にPCカードスロット201外に露出させることができればよい)。これにより、アンテナ102の通信状態を良好なものとすることができる。
【0024】
したがって、アンテナ102による通信が必要なときには、CFカード100のアンテナ取り付け面100bをPCカードスロット201から突出させ(図3(b)参照)、アンテナ102の不使用時には、CFカード100の全体をPCカードスロット201内に収容させることができる。したがって、アンテナ102を用いた無線通信を良好に行えるとともに、アダプタ1自身がPCカード規格に反することがない。また、不使用時にはカードスロット201内にCFカード100の全体を埋没させることができるから、運搬や収納に不都合が生じたり、周囲の物品などとの干渉による損傷を受けたりすることもない。
【0025】
図1および図2を再び参照して、構成の詳細について説明する。
カード接続用アダプタ1は、樹脂製のフレーム21と、このフレーム21の上下面(図1に図示された姿勢の状態における上下面である。)をそれぞれ覆う第1および第2の金属カバー22,23とで矩形カード型の外形を形成するハウジング2を有している。ハウジング2の長手方向一方側の端面2a(前端面)には、ノート型パソコン200のPCカードスロット201に設けられたコネクタ202に装着されて有接点接続されるべき第1コネクタ(第1接続部)3が配置されている。
【0026】
金属カバー22,23は、平面形状が略矩形のものであり、第1コネクタ3とは反対側に、CFカード100に対応した矩形の切欠き20が形成されている。また、フレーム21は、互いに平行に延びて形成された一対の側杆26,27を有していて、各側杆26,27において、切欠き20に対向する部分は、CFカード100の挿抜を案内し、かつ、このCFカード100を保持する平行な腕部24,25をなしている。この一対の腕部24,25の間に、CFカード100の挿抜方向に開放されたカード装着空間11が形成されている。
【0027】
腕部24,25の内側面には、溝状のガイド86,87が形成されている。アンテナ付きCFカード100は、第1コネクタ3とは反対側(すなわち、後方)からガイド86,87に沿って案内されてスライドされ、カード装着空間11に装着される。以下の説明においては、アンテナ付きCFカード100のカード装着空間11への挿入方向を前方として説明する。
アンテナ付きCFカード100は、平面形状がほぼ矩形のカードであり、その寸法はCFカード規格に従っていて、長辺42.8mm、短辺36.4mm、厚さ3.3 mmとなっている。アンテナ付きCFカード100の前端面100aには、コネクタ101が設けられている。また、アンテナ付きCFカード100の後端面は、長尺のアンテナ102が取り付けられたアンテナ取り付け面100bとなっている。
【0028】
カード接続用アダプタ1において、カード装着空間11の奥部には、アンテナ付きCFカード100のコネクタ101と電気接続される第2コネクタ(第2接続部)4が配置されている。これらのコネクタ101,4の結合により、すなわち、第2コネクタ4の接続ピン41(図2参照)とコネクタ101の接続ピンとが嵌合することにより、アンテナ付きCFカード100とカード接続用アダプタ1とが機械的および電気的に結合されることとなる。この結合状態では、アンテナ付きCFカード100のアンテナ取り付け面100bはハウジング2の外方に露出している。
【0029】
アンテナ付きCFカード100が結合されたカード接続用アダプタ1を、PCカードスロット201に装着すると、カード接続用アダプタ1を介して、アンテナ付きCFカード100がPCカードスロット201に機械的および電気的に結合されることになる。この状態で、ノート型パソコン200は、アンテナ102を介して、たとえば他のノート型パソコンや携帯型機器と無線データ通信を行うことができる。
【0030】
ハウジング2内において、第2コネクタ4は、ヘッダ6により保持されている。ヘッダ6は、第1位置と、この第1位置より前寄りの第2位置との間でスライド自在であるようにハウジング2に取り付けられている。ヘッダ6が第1位置にあるときには、第2コネクタ4に結合されたアンテナ付きCFカード100のアンテナ取り付け面100bは、ハウジング2の外方に突出した状態となる(図3(b)参照)、これに対して、ヘッダ6が第2位置にあるときには、第2コネクタ4に結合されたアンテナ付きCFカード100のアンテナ取り付け面100bは、ハウジング2の後端2bから突出することのない位置、たとえば後端2bに重なるようになっている(図3(a)参照)。つまり、第2の位置にあるときには、ヘッダ6は、第1位置よりもハウジング2の内方に向かって退避した状態となる。
【0031】
第1コネクタ3は、PCカードスロット201のコネクタ202に並設された接続ピンと係合する複数の接続ピン31(図4参照)と、この接続ピン31を並列に保持する本体部32とを有している。
第2コネクタ4は、アンテナ付きCFカード100のコネクタ101に内設された複数の接続ピン(図示しない)と係合する複数の接続ピン41と、この接続ピン41を並列に保持する本体部42とを有している。
【0032】
第1コネクタ3および第2コネクタ4は、配線体5によって電気接続されている。具体的には、配線体5は、配線パターンが形成された第1プリント基板51、配線パターンが形成された第2プリント基板52、ならびに第1プリント基板51および第2プリント基板52を電気接続するフレキシブル印刷配線ケーブル53を有している。第1コネクタ3に並設された複数の接続ピン31(図4参照)は、第1プリント基板51上の配線パターンに接続されており、第2コネクタ4に並設された接続ピン41は、第2プリント基板52上の配線パターンに接続されている。これにより、各複数の接続ピン31,41は、CFカード規格とPCカード規格との間のピン配列変換が行われた態様で相互接続されている。
【0033】
ヘッダ6と第1コネクタ3との間には、ヘッダ6をスライド自在に支持する支持部材7が設けられている。この支持部材7は、フレーム21に固定されている。この支持部材7には前後方向に沿って貫通した貫通孔71が形成されており、この貫通孔71に配線体5(印刷配線ケーブル53)が挿通されている。このため、配線体5および支持部材7をハウジング2内の制限されたスペースに、効率よく配設することができる。
【0034】
フレキシブル印刷配線ケーブル53は、第2プリント基板52から支持部材7の貫通孔71を通って後述する連結杆28,29と第1金属カバー22との間に至り、連結杆29を抱き込むように後方に折り返されており、そして、連結杆28,29の間を通り、さらに、連結杆28を抱き込むように前方へ折り返されて第1プリント基板51に接続されている。
ヘッダ6の変位により、第2コネクタ4は第1コネクタ3に対して近接/離反する方向にスライドするが、このとき、フレキシブル印刷配線ケーブル53のうち、主として、連結杆28,29と第1プリント基板51との間の部分が前後に変位して、第1プリント基板51と第2プリント基板52との間の距離の変化が吸収される。これにより、第1コネクタ3と第2コネクタ4との電気接続を維持した状態で、ヘッダ6のスライド変位を許容することができる。
【0035】
図4(a)は、カード接続用アダプタ1の内部構成を示す底面図である。図4(b)は、図4(a)の矢印H方向から見た図である。図4(a),(b)には、第1および第2の金属カバー22,23を取り除いた構成が表されている。
フレーム21は、平行に設けられた一対の側杆26,27と、これらの側杆26,27を結合する2本の連結杆28,29とを有している。側杆26,27の各下面には、中央よりやや前方付近に、第1および第2の取付け凹所80,81が並設されている。第1および第2の取付け凹所80,81は、それぞれ内方に向いて開いている。一対の連結杆28,29の両端には、圧入用突起28a,29aが形成されており、これを側杆26,27の第1および第2の取付け凹所80,81に圧入することにより、一対の連結杆28,29が側杆26,27に取り付けられるようになっている。
【0036】
また、側杆26,27の上下面には、その前端付近および後端付近において、それぞれ、第1および第2の圧入溝35,36(図4(a)においては下面側のみ図示)が形成されており、この第1および第2の圧入溝35,36に第1および第2の金属カバー22,23の図示しない圧入片が圧入されるようになっている。
側杆26,27の下面の前端付近には、第3の取付け凹所37が設けられている。第3の取付け凹所37は、内方に向いて開いており、この取付け凹所37に第1コネクタ3の本体部32の両端部に設けられた一対の係合突起33が取り付けられるようになっている。
【0037】
さらに、側杆26,27の中央付近には、第2の取付け凹所81に隣接して、互いに対向する面に、取付け用段部82が形成されており、この取付け用段部82に、支持部材7の両端に形成された係合突起72が係合されるようになっている。
側杆26,27の後方部である腕部24,25の途中部には段部84,85が形成されている。この段部84,85は、ヘッダ6の両側部において後方に突出した一対の腕部61,62を受けることができるようになっている。ヘッダ6は、支持部材7とこのヘッダ6との間に介装された一対の圧縮コイルばね8によって後方に向けて付勢されており、腕部61,62が段部84,85に当接することによってヘッダ6の後方へのスライドが規制されるようになっている。
【0038】
腕部24,25の下面には、ロック用係合片9がそれぞれ取り付けられている。ロック用係合片9は、鉄線を変形して構成したばね性の部材であり、ほぼ180°屈曲された取付け部91と、この取付け部91から前方へと延び、ヘッダ6の側面6a,6bに向かって屈曲された先端部92Aを有する係合部92とを備えている。ロック用係合片9の取付け部91は、腕部24,25の下面の先端付近に突設されたボス83に嵌め込まれていて、係合部92は、側杆26,27の下面に形成された係合段部88,89に収容されるようになっている。ロック用係合片9は、腕部24,25の下面に取り付けられた状態で、係合部92がヘッダ6の側面6a,6bに向かう方向へばね力を発生し、その先端部92Aがヘッダ6の側面6a,6bに向かう方向に弾発的に付勢されることとなる。
【0039】
図5は、支持部材7の構成を説明するための図であり、図5(a)は、底面図、図5(b)は、図5(a)の矢印J方向から見た図である。図5(c)は、図5(a)の矢印K方向から見た側面図である。
支持部材7は、横方向に沿って延びた本体部73を有している。本体部73には、前後方向に沿って貫通した貫通孔71が形成されている。本体部73の両端には、係合突起72が一体形成されている。図5(c)に示すように、この係合突起72は、前後方向に延びた本体部72Aと、本体部72Aの後端部から上下方向に突出した一対の突出部72Bとを有している。係合突起72は、一対の突出部72Bが、ヘッダ6の両側部に形成されたスライド案内部65,66と係合した状態で、側杆26,27の取付け用段部82に取り付けられる。
【0040】
支持部材7の本体部73の両端付近には、ヘッダ6に臨む側に、コイルばね8を装着するための一対のばね装着凹所74,75が形成されている。このばね装着凹所74,75の底部からは、コイルばね8を保持するためのばね保持用突起76,77がヘッダ6側に向かって突出している。
図6は、ヘッダ6の構成を説明するための図であり、図6(a)は底面図、図6(b)は、図6(a)の矢印L方向から見た図、図6(c)は、図6(a)の切断面線B−Bから見た断面図、図6(d)は、図6(a)の矢印M方向から見た図である。
【0041】
ヘッダ6は、横方向に延びた本体部64を有している。この本体部64には、第2コネクタ4の本体部42が嵌め入れられており、これにより、第2コネクタ4とヘッダ6とを一体品として取り扱うことができるようになっている。
本体部64の両側部には、前方に延びて形成されたスライド案内部65,66、および本体部64の両側部からスライド案内部65,66とは反対側に突出する一対の腕部61,62が設けられている。
【0042】
また、図6(b)に示すように、一対の腕部61,62の内側面にはそれぞれの根元部から先端61a,62aまで延びたレール68,69が設けられている。このレール68,69は、CFカード100の両側部に形成されたキー溝103(図1参照)にスライド自在に係合するキーからなり、CFカードの挿抜を案内するとともに、CFカードが表裏反転または前後反転状態でカード接続用アダプタ1に装着されることを防止している。
【0043】
図6(c)を参照して、スライド案内部65,66は、側面視において、支持部材7に向かって開くコ字状に形成されており、支持部材7の係合突起72と、スライド自在に係合できるようになっている。スライド案内部65,66の前端部には、係合突起72の突出部72Bと係合して、この係合突起72の脱落を防止する脱落防止用突起63が形成されている。
図6(a)に示すように、本体部64の支持部材7に臨む位置には、支持部材7のばね装着凹所74,75に対応する位置に、コイルばね8を装着するための一対のばね装着凹所67A,67Bが形成されている。
【0044】
また、図6(d)を参照して、ヘッダ6の両側面6a,6b(図6(d)においては6aのみ図示)には、それぞれ略三角環状の環状溝60が形成されている。この環状溝60に、ヘッダ6の側面6a,6bに向けて付勢されたロック用係合片9の係合部92の先端部92Aが係合するようになっている。
図7は、環状溝60の形状について説明する図である。図7(a)は、環状溝60の拡大図、図7(b)は、図7(a)の切断面線C−Cから見た断面図、図7(c)は、図7(a)の切断面線D−Dから見た断面図、図7(d)は、図7(a)の切断面線E−Eから見た断面図である。
【0045】
環状溝60は、第1路(第1通過溝)60A、第2路(第3通過溝)60B、第3路(第2通過溝)60C、第4路(第2通過溝)60Dおよび第5路(第2通過溝)60Eを有している。図7(a)および図7(b)を参照して、第1路60Aは、前後方向に沿って延びていて、その幅がロック係合片9の先端部92Aの径とほぼ等しくされている。第1路60Aの底部は、深さDaの平坦面であり、深さDbの平坦面をなす第2路60Bの底部より一段高くされている。この第1路60Aは、段部60Fを介して、第2路60Bにつながっている。この段部60Fは、ロック係合部9の先端部92Aを前方に向かうにつれて下方に導く傾斜面をなしている。
【0046】
図7(a)および図7(c)を参照して、第2路60Bは、側面視で後方に向かって略「く」字状に開き、段部60Fに連続した屈曲壁60Gと、この屈曲壁60Gに対向して形成された規制壁60Jとを有している。この規制壁60Jは、ロック係合片9の先端部92Aを、後方に向かうにつれて下方に導く傾斜面をなしている。第2路60Bの前後方向の幅は、ロック係合片9の先端部92Aの径よりも大きくされている(たとえば2倍程度)。この第2路60Bは段部60Hを介して、第3路60Cにつながっている。
【0047】
図7(a)および図7(d)を参照して、第3路60Cは、その底部が深さDcの平坦面からなっていて、この平坦面に連続する傾斜面を有する第4路60Dに接続されている。この第4路60Dは、第3路60Cの底部よりも一段高い深さDdの平坦面からなる底部を有する第5路60Eにつながっている。そして、第5路60Eは、段部60Iを介して第1路60Aにつながっている。この第3、第4および第5路60C,60D,60Eの幅は係合部92の先端部92Aの径とほぼ等しくされている。
【0048】
図8は、ヘッダ6がスライドする様子を説明する図であり、(a)はヘッダ6が第1位置にあるとき、(b)はヘッダ6が第2位置にあるときを示す。
図7および図8を参照して、ヘッダ6が第1位置にあるときには、ロック用係合片9の先端部92Aは位置(第1所定位置)A1にあり、また、ヘッダ6が前方へとスライドされて第2位置にあるときには、ロック用係合片9の先端部92Aは位置(係合位置)C1にある。第1位置にあるヘッダ6に前方へ向かう外力が加えられることによって、このヘッダ6はコイルばね8のばね力に抗して第1位から第2位置へとスライドし、この第2位置でロックされる。そして、第2位置にあるヘッダ6に前方へ向かう外力が加えられると、このヘッダ6の第2位置におけるロック状態が解除され、コイルばね8のばね力によって、ヘッダ6は第2位置から第1位置へとスライド移動させられる。ヘッダ6が第1位置から第2位置を経て再度第1位置へと戻るとき、ロック用係合片9の先端部92Aは環状溝60内を周回するように変位する。
【0049】
具体的には、第1位置にあるヘッダ6に前方へ向かう外力が加えられ、ヘッダ6をコイルばね8のばね力に抗して前方にスライドさせると、これに従い、位置A1にあった先端部92Aは、第1路60Aを通って、第2路60Bの位置(第2所定位置)B1まで変位する。加えられていた外力が解放されると、ヘッダ6にコイルばね8の付勢力、すなわち後方に向かう力が働き、ヘッダ6は後方へとスライドする。ロック用係合片9の先端部92Aは、段部60Fにより第1路60Aへと戻ることが阻止されており、この段部60Fにより下方へと案内されて、位置C1で屈曲壁60Gと係合する。この位置C1は、ばね性のロック用係合片9に外力が作用していない自由状態において先端部92Aがとることになる中立位置である。
【0050】
この状態から、ヘッダ6に再度前方へ向かう外力が加えられて、ヘッダ6がコイルばね8のばね力に抗してスライドさせられると、位置C1で屈曲壁60Gと係合していた先端部92Aはヘッダ6に対して相対的に後方に変位する。後方へ変位した先端部92Aは、位置D1において規制壁60Jに係合し、この規制壁60Jによって下方へと案内され、第3路60Cの位置(第3所定位置)E1まで変位する。位置E1においては、段部60Hにより、先端部90Aが第2路60Bに戻ることが阻止される。
【0051】
加えられていた外力が解放されると、コイルばね8の付勢力により、ヘッダ6は後方へとスライドする。このヘッダ6のスライドにより、第3路60Cの位置E1にある先端部92Aは、傾斜面からなる第4路60Dを乗り越えて、第5路60Eに案内され、第1路60Aの位置A1まで変位する。この位置A1においては、段部60Iにより、第5路60Eへと先端部92Aが戻ることが阻止されている。
【0052】
図9、図10、図11および図12は、カード接続用アダプタ1が取り得る複数の状態を示す底面図である。図9〜図12には、第1および第2の金属カバー22,23を取り除いた構成が表されている。
図9は、アンテナ付きCFカード100の装着過程の状態を示している。
アンテナ付きCFカード100の前端面100aがヘッダ6に当接した後は、ヘッダ6はアンテナ付きCFカード100の前端面100aによって前方に向かって押される。このため、ヘッダ6は、コイルばね8の付勢力に抗して前方へとスライドする。このヘッダ6のスライドは、図10に示すように支持部材7の本体部73によって規制され、この後、さらにCFカード100に前方への外力を加えると、第2コネクタの接続ピン41とコネクタ101の接続ピンとを嵌合させることができる。こうして、CFカード100は、カード接続用アダプタ1に電気的および機械的に接続され、ヘッダ6および左右の腕部24,25などによって保持されることになる。
【0053】
たとえば、アンテナ付きCFカード100を装着する前にヘッダが第1位置にあったと仮定すると、アンテナ付きCFカード100が前方へと押し込まれた後には、コイルばね8の復元力が働いて、ヘッダ6が後方へと変位する。図7(a)を参照して、このとき、位置B1にあったロック用係合片9の先端部92Aは、段部60Fにより位置C1へと案内され、この位置C1で屈曲壁60Gと係合する。これにより、ヘッダ6は、第2位置でロックされることとなる(図11参照)。
【0054】
この状態で、カード接続用アダプタ1を、PCカードスロット201に装着して機械的および電気的に結合すると、カード接続用アダプタ1を介して、アンテナ付きCFカード100がPCカードスロット201に機械的および電気的に結合される。
そして、第2位置にあるヘッダ6に保持されたアンテナ付きCFカード100のアンテナ取り付け面100bを、前方に向かって押すと、再び、図10のようにヘッダ6の本体部64が支持部材7の本体部73に当接し、アンテナ付きCFカード100のさらなる挿入が規制される。
【0055】
図7(a)を参照して、この場合には、位置C1で屈曲壁60Gと係合していたロック用係合片9の先端部92Aは、第3路60Cの位置E1へと変位する。これにより、へッダ6の第2位置におけるロックが解除される。ロックが解除されると、ヘッダ6が、コイルばね8の復元力により第1位置まで後方へとスライドする。ヘッダ6のスライドに伴って、第2コネクタ4に装着されたアンテナ付きCFカード100も後方へとスライドし、図12に示すように、アンテナ付きCFカード100のアンテナ取り付け面100bが、ハウジング2の後端2bよりも所定量(6mm程度)突出することとなる。これにより、ノート型パソコン200のPCカードスロット201からアンテナ102を突出させることができる。
【0056】
また、この状態で、PCカードスロット201から所定量突出したアンテナ付きCFカード100のアンテナ取り付け面100bを前方へ向けて手指で押すことにより、ヘッダ6は第1位置から第2位置へと変位し、アンテナ付きCFカード100は再び図11に示す状態となる。
以上のようにこの実施形態によれば、PCカードスロット201に挿入された状態で、アンテナ付きCFカード100のアンテナ取り付け面100bを押すことによりハウジング2の後端縁2bよりも後方に突出する状態と、アンテナ取り付け面100bがハウジング2の後端2bとほぼ重なる状態と切り換えることができる。
【0057】
また、無線通信を行わないときや、PCカードスロット201に装着された状態で通信状態が良好なときには、アンテナ付きCFカード100のアンテナ取り付け面100bを突出させた状態では邪魔になるので、アンテナ取り付け面100bを突出させないこととすることができる。
さらに、アンテナ付きCFカード100のアンテナ取り付け面100bを押すだけで、ヘッダ6のロック状態/ロック解除状態の切り換えが行えるとともに、アンテナ付きCFカード100のアンテナ取り付け面100bの突出状態/非突出状態の切り換えをワンタッチで行える。
【0058】
以上、この発明の一実施形態について説明したが、この発明は、他の形態でも実施することができる。たとえば、上述の実施形態ではアンテナ付きのタイプIのCFカードをPCカードスロットに適合させるためのカード接続用アダプタについて説明したが、この発明は、この他にも、任意の異なる規格間の変換のためのカード接続用アダプタに適用することができる。
また、この発明は、カード接続用アダプタだけでなく、アンテナ付きのカードにも適用することができる。
【0059】
図13は、参考形態に係るアンテナ付きPCカードの構成を示す断面図である。図13を参照して、アンテナ付きPCカード400は、PCカードスタンダードのタイプIIの規格に従うカードであり、その内部空間を区画するハウジング404を備えている。ハウジング404の前端面404aには、ノート型パソコン200のPCカードスロット201に設けられたコネクタ202に装着されて有接点接続されるべきコネクタ(接続部)402が配置されている。また、アンテナ付きPCカード400の後端面には、長尺のアンテナ403が設けられている。
【0060】
ハウジング404の後端付近には、スライド変位可能なアンテナ保持部材406が備えられており、その後端面がアンテナ403が取り付けられたアンテナ取り付け面406bとなっている。アンテナ保持部材406は、アンテナ403がハウジング404の後端404bから後方に所定量突出した第1位置(図13において一点鎖線で表された位置)と、アンテナ403がハウジング404の後端404bと重なる状態となる第2位置(図13において実線で表された位置)との間でスライド可能であり、第2位置においてロックされることとなる。
【0061】
アンテナ保持部材406のスライド変位およびそのロック/ロック解除のための機構については、上述の第1の実施形態におけるヘッダ6に関連する構成と同様の構成を採用すればよい。
ハウジング404内には配線体405が収容されている。具体的には、配線体405は、配線パターンが形成されるとともにコネクタ402と電気接続された第1プリント基板451、配線パターンが形成された第2プリント基板452、ならびに第1プリント基板451および第2プリント基板452とを電気接続するフレキシブル印刷配線ケーブル453とを有している。コネクタ402に並設された複数の接続ピンは、第1プリント基板451上の配線パターンに接続されている。
【0062】
また、アンテナ403と第2プリント基板452との電気接続は、アンテナ403から前方に向かって延びる接続片407によって達成されている。具体的には、接続片407はアンテナ保持部材406内を通ってハウジング404の内方へと導かれており、その先端部が第2プリント基板452と電気接続されている。
そして、第2位置にあるアンテナ保持部材406のアンテナ取り付け面406bを、前方へ向けて手指で押すことにより、アンテナ保持部材406は第2位置から第1位置へとスライドする。また、この状態で、PCカードスロット201から所定量突出したアンテナ付きCFカード400のアンテナ取り付け面406bを前方へ向けて手指で押すことにより、アンテナ保持部材406は第2位置から第1位置へとスライドする。
【0063】
アンテナ保持部材406の変位により、アンテナ403はコネクタ402に対して近接/離反する方向に変位するが、フレキシブル印刷配線ケーブル453がそのスライドに伴って変形し、アンテナ403とコネクタ402の電気接続が維持されている。
アンテナ保持部材406を第2位置とすることにより、アンテナ403を、ノート型パソコン200のPCカードスロット201からアンテナ403を突出させることができる。
【0064】
この参考形態においては、アンテナ403がハウジング404の後端404bよりも後方に突出する状態と、ハウジング404の後端404bと重なる状態と切り換えることができる。これにより、たとえば他のノート型パソコンや携帯型機器との無線データ通信時のアンテナ403の通信状態を良好なものとすることができる。また、無線通信を行わないときや、PCカードスロット201に装着された状態で通信状態が良好なときには、アンテナ保持部材406を突出させた状態では邪魔になるので、アンテナ403を突出させないこととすることができる。
【0065】
この発明は、他の形態でも実施することができる。たとえば、上述の実施形態ではアンテナ付きのタイプIIのPCカードをPCカードスロットに適合させる場合について説明したが、この発明は、この他にも、任意の異なる規格のカードに適用することができる。
その他、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係るカード接続用アダプタの構成を示す斜視図である。
【図2】図1の切断面線A−Aにおけるカード接続用アダプタの断面図である。
【図3】アンテナ付きCFカードが結合されたカード接続用アダプタがPCカードスロットに装着された状態を示す斜視図である。
【図4】(a)は、カード接続用アダプタの内部構成を示す底面図である。(b)は、(a)の矢印H方向から見た図である。
【図5】支持部材の構成を説明するための図であり、(a)は、底面図、(b)は、(a)の矢印J方向から見た図、(c)は、(a)の矢印K方向から見た側面図である。
【図6】ヘッダの構成を説明するための図であり、(a)は底面図、(b)は、(a)の矢印L方向から見た図、(c)は、(a)の切断面線B−Bから見た断面図、(d)は、(a)の矢印M方向から見た図である。
【図7】環状溝の形状について説明するための図であり、(a)は、環状溝の拡大図、(b)は、(a)の切断面線C−Cから見た断面図、(c)は、(a)の切断面線D−Dから見た断面図、(d)は、(a)の切断面線E−Eから見た断面図である。
【図8】ヘッダがスライドする様子を説明するための図であり、(a)はヘッダが第1位置にあるとき、(b)はヘッダが第2位置にあるときを示す。
【図9】アンテナ付きCFカードの装着過程の状態を示している。
【図10】アンテナ付きCFカードを完全に挿入した状態を示す底面図である。
【図11】アンテナ付きCFカードが押し込まれた位置にある状態を示す底面図である。
【図12】アンテナ付きCFカードが突出した位置にある状態を示す底面図である。
【図13】参考形態に係るアンテナ付きPCカードの構成を示す図である。
【符号の説明】
1 カード接続用アダプタ
2 ハウジング
3 第1コネクタ(第1接続部)
4 第2コネクタ(第2接続部)
5 配線体(接続構造)
6 ヘッダ
8 コイルばね
9 ロック用係合片(ロック係合片)
53 フレキシブル印刷配線ケーブル
60 環状溝
60A 第1路(第1通過溝)
60B 第2路(第3通過溝)
60C 第3路(第2通過溝)
60D 第4路(第2通過溝)
60E 第5路(第2通過溝)
60F 段部
60H 段部
60G 屈曲壁
92A 先端部
100 アンテナ付きCFカード(カード)
100b アンテナ取り付け面
201 PCカードスロット
400 アンテナ付きPCカード
402 コネクタ(接続部)
403 アンテナ
404 ハウジング
406 アンテナ保持部材
A1 位置(第1所定位置)
B1 位置(第2所定位置)
C1 位置(係合位置)
E1 位置(第3所定位置)

Claims (4)

  1. 所定の第1の規格に従うカードスロットに、第1の規格とは異なる第2の規格に従うICカードを装着するために用いられるカード接続用アダプタであって、
    上記第1の規格に対応したカード状のハウジングと、
    上記第1の規格に従い、上記カードスロットとの間で信号の授受を行う第1接続部と、
    上記第2の規格に従い、上記第2の規格に従うICカードとの間で信号の授受を行う第2接続部と、
    上記第2の規格に従うICカードを保持するとともに、この保持したICカードの一部が上記ハウジングの外方に突出した状態となる第1位置と、当該ICカードの一部が上記第1位置よりもハウジングの内方に向かって退避した状態となる第2位置との間でスライド変位させることができるように、上記ハウジングに変位自在に保持されたカード保持部材と、
    上記カード保持部材を上記第1位置に向けて弾発的に付勢するばね部材と、
    上記カード保持部材に形成された三角環状の環状溝と、
    上記ハウジングに固定されて、先端部が上記環状溝内に入り込むロック係合片と、
    上記カード保持部材に保持されICカードを上記第2接続部を介して上記第1接続部に電気接続する接続機構とを含み、
    上記環状溝が、
    上記カード保持部材が上記第1位置にあるときに上記ロック係合片の上記先端部が位置する第1所定位置から、上記ハウジングの内方の第2所定位置に向けて延びる第1通過溝と、
    上記第1通過溝とは別に設けられて、上記第1所定位置よりも上記ハウジングの内方の第3所定位置から上記第1所定位置まで延びる第2通過溝と、
    上記第1通過溝と上記第2通過溝との間に形成された第3通過溝と、
    上記第3通過溝に設けられ、所定の係合位置において上記先端部と係合して、上記第2位置にあるカード保持部材の上記第1位置に向かう方向への変位を規制する屈曲壁とを含むことを特徴とするカード接続用アダプタ。
  2. 上記ロック係合片の上記先端部が、上記環状溝の底部に向けて弾発的に付勢されており、
    上記第1通過溝と上記第3通過溝との接続部分において上記第1通過溝の底部の高さが上記第3通過溝の底部よりも高く、上記第1通過溝と上記第3通過溝との間には段部が形成されており、
    上記第3通過溝と上記第2通過溝との接続部分において上記第3通過溝の底部の高さが上記第2通過溝の底部よりも高く、上記第3通過溝と上記第2通過溝との間には段部が形成されていることを特徴とする請求項1記載のカード接続用アダプタ。
  3. 上記カード保持部材は、上記第2接続部を保持したヘッダを含むことを特徴とする請求項1または2記載のカード接続用アダプタ。
  4. 上記接続機構は、上記第1接続部と上記第2接続部との間を接続するフレキシブル印刷配線ケーブルを含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のカード接続用アダプタ。
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