JP4339362B2 - 直交周波数分割多元接続システムにおけるセルを検出する方法及び装置 - Google Patents

直交周波数分割多元接続システムにおけるセルを検出する方法及び装置 Download PDF

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Description

本発明は、直交周波数分割多元接続システムに関し、特に、直交周波数分割多元接続システムにおいて、セルを検索するための方法及び装置に関する。
移動通信システムは、アナログ方式の第1世代、デジタル方式の第2世代、高速マルチメディアサービスを提供するIMT−2000方式の第3世代に後続して、超高速マルチメディアサービスを提供する第4世代移動通信システムに発展している。このような第4世代移動通信システムにおいて、加入者装置は、1つの端末機を使用して、衛星網、ローカルエリアネットワーク(LAN)、インターネットプロトコル(IP)網をすべて接続することができる。すなわち、加入者装置は、1つの端末機を使用して、音声、画像、マルチメディア、インターネットデータ、音声メール、及びインスタントメッセージ(instant message;IM)などのすべてのサービスを楽しむことができる。このような第4世代移動通信システムは、超高速マルチメディアサービスのために、20Mbpsの送信速度を支援し、直交周波数分割多元(Orthogonal Frequency Division Multiplexing;以下、“OFDM”という)方式のように直交周波数を使用する。
上記OFDM方式は、複数の直交搬送波信号を多重化するデジタル変調方式であって、単一のデータストリーム(data stream)を幾つかの低速ストリームに分割して、幾つかの低い送信率の副搬送波(sub-carrier)を用いて同時に送信する。その結果、シンボル区間が増加されて、多重経路の遅延拡散による時間領域で、相対的な分散(dispersion)が減少される。
また、直交周波数分割多元接続(Orthogonal Frequency Division Multiplexing Access;以下、“OFDMA”と称する)システムは、シンボル当たりのデータを送信する。上記シンボル間には干渉が発生し、上記シンボル間の干渉(Inter-symbol Interference)を補償するために、上記OFDMAシステムは、送信チャンネルの長さよりも長いサイクリックプレフィックス(Cyclic Prefix;以下、“CP”と称する)を上記シンボルに挿入する。
図1は、OFDMAシステムにおけるシンボル構成を示すブロック図である。
図1を参照すると、斜線部分は、CPに該当する。上記シンボルの後段をコピーした後、所定のガイド時間Tgの間にシンボルの前段に付ける。ここで、上記シンボルから上記CPを除いた時間をTbで示し、シンボル全体を構成する時間をTsで示す。
使用される副搬送波の数をNで示す場合、受信信号がCP除去及び高速フーリエ変換(FFT;Fast Fourier Transform)を通過すると、次のような関係を有する。
Figure 0004339362
式1において、s(k)は、周波数領域の受信信号を示し、H(k)は、時間領域チャンネル応答h[n]のN−ポイント離散型フーリエ変換(Discrete Fourier Transform;DFT)を遂行した値を示し、w(k)は、白色ガウス雑音(White Gaussian Noise)w[n]のN−ポイントDFT係数を示し、Nの分散を有する。ここで、[n]及び(k)は、それぞれの時間領域信号及び周波数領域信号を示すための因子である。
端末機は、基地局から受信された信号を復調するために、チャンネルH(k)の推定が要求され、このために、基地局は、ダウンリンク(Down link)データパケットにパイロットを挿入して送信する。このようなパイロットを用いて、端末機は、チャンネル推定を遂行するだけでなく、多元接続方式での電力制御(Power Control)に有用な信号対干渉雑音比(SINR)情報までも推定して基地局へ送信する。
一方、セルラーシステムにおいて、通信を開始するために、端末機は、自身が属しているセルを検出しなければならない。このようなセル検出は、各基地局で使用された固有のPNコード及び端末機の受信信号間の交差相関(Cross-Correlation)を介してなされる。広帯域符号分割多元接続(Wideband Code Division Multiple Access;WCDMA)システムの場合、通信の初期に、主同期チャンネル(Primary Synchronization Channel;P−SCH)、補助同期チャンネル(Secondary Synchronization Channel;S−SCH)、及び共通パイロットチャンネル(Common Pilot Channel;CPICH)間の交差相関及び各セルに割り当てられたPNコードを介してセル検出がなされる。一方、OFDMAシステムの場合、基地局は、データフレームの先頭に挿入されたプリアンブルを使用して、基地局に割り当てられたPNコードを送信し、端末機は、交差相関を介してセルを検出することができる。しかしながら、交差相関は、Nの乗算を必要とするので、比較的計算量が多くなる。
式1の周波数領域データ信号の場合、端末機が受信する時間領域受信信号z(k)は、式2で表現されるように、チャンネル周波数応答と周波数領域送信信号との積で示されることができる。
Figure 0004339362
ここで、
Figure 0004339362
は、N巡回畳込み(Circular Convolution)を示し、h[n]は、時間領域でのチャンネル応答を示し、w[n]は、時間領域上の白色ガウス雑音を示す。
式1の関係に基づいて、等化又はチャンネル推定は、効率的なN回の除算を介してなされる。等化の場合、H(k)に対する推定値
Figure 0004339362
でz(k)を割って任意のデータs(k)を推定する。一方、セル検出の場合、s(k)は、幾つかの特定のPNコードに制限され、上記PNコードのうち、該当セルに割り当てられたPNコードをH(k)に対する推定値なしに検出しなければならない。このように、H(k)に対する条件がない場合には、セルを検出することができない。しかしながら、上記OFDMAシステムの場合、時間領域でのチャンネル長さLが副搬送波の数Nよりも非常に小さい条件によってセルを検出することができる。しかしながら、一般的なシステムの実現において、チャンネル長さLに関する情報が端末機へ与えられるべきであるが、通信を開始する時点では、端末機がこのような情報を取得することが難しい、という問題点があった。
上記背景に鑑みて、本発明の目的は、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システムにおいて、時間領域でのチャンネル長さLが副搬送波の数Nよりも非常に小さい場合にセルを検出するための方法及び装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、OFDMAシステムにおいて、時間領域では、巡回交差相関又は巡回畳込みを通してセルを検出し、周波数領域では、高速フーリエ変換(FFT)及び逆高速フーリエ変換(Inverse Fast Fourier Transform;IFFT)を使用してセルを検出するための方法及び装置を提供することにある。
このような目的を達成するために、本発明の1つの見地によると、疑似雑音コードを有する信号を移動端末へ送信する複数の基地局を含む直交周波数分割多元接続(OFDMA)システムにおいて、上記移動端末が通信を開始するために自身が位置したセルを検出する方法は、上記基地局から上記信号を受信し、受信された上記信号に対する高速フーリエ変換を遂行するステップと、上記信号に含まれた基地局の疑似雑音コードとの比較のための疑似雑音コードを生成するステップと、生成された上記疑似雑音コードを用いて上記高速フーリエ変換された信号に同期した疑似雑音コードを探索して、移動端末が位置したセルを検出するステップとを具備することを特徴とする。
本発明の他の1つの見地によると、疑似雑音コードを有する信号を移動端末へ送信する複数の基地局を含む直交周波数分割多元接続(OFDMA)システムにおいて、通信を開始するために、自身が位置したセルを検出するための上記移動端末の受信装置は、アンテナを介して基地局から受信された受信信号の無線周波数処理を行う無線周波数処理部と、上記基地局から上記信号を受信して高速フーリエ変換を遂行する高速フーリエ変換部と、上記信号に含まれた基地局の疑似雑音コードと比較されるテスト疑似雑音コードを生成し、高速フーリエ変換された上記信号を生成された上記疑似雑音コードを割り当てた信号と比較することによって、同期した疑似雑音コードを探索して、探索された上記疑似雑音コードを使用して上記移動端末が位置したセルを検出するセル検出部とを具備することを特徴とする。
本発明の実施形態によると、OFDMAシステムにおいて、CPの長さをチャンネルの長さLに関する情報として獲得し、時間領域で、巡回交差相関及び巡回畳込みを用いて、周波数領域でFFT及びIFFTを使用することによって、通信を開始する時点で、周波数領域のチャンネル応答信号に対する条件がないとしても、セルを検出することができる、という長所を有する。
以下、本発明の好適な一実施形態を添付図面を参照しつつ詳細に説明する。下記の説明において、本発明の要旨のみを明瞭にする目的で、関連した公知の機能又は構成に関する具体的な説明は省略する。
本発明は、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システムにおいて、必須のセル検出のために、OFDMシンボル長さ、すなわち、副搬送波の数Nに比べて、チャンネルの長さLが非常に小さいことを考慮して、巡回交差相関(Circular Cross-Correlation)、又は巡回畳込み(Circular Convolution)を使用するアルゴリズム、FFT及びIFFTを使用するアルゴリズムを提案する。
従来のOFDMAシステムにおいて、最大の有効チャンネルの長さをサイクリックプレフィックス(Cyclic Prefix;以下、“CP”と称する)の長さよりも短い長さに制限されなければならないように設計されるので、本発明の好ましい実施形態は、CPの長さをチャンネルの長さLとして見なして、セル検出アルゴリズムを実現する。
上記OFDMAシステムにおいて、基地局は、データフレームの先頭に挿入されたCPに、自身に割り当てられたPNコードを含んで移動端末へ送信する。移動端末は、上記基地局のPNコードに正確なテストPNコードを同期させて、時間領域で、長さLに制限された信号を取得することによってセルを検出する。上記移動端末で使用するセル検出のための受信装置の構成を図2を参照して具体的に説明する。
図2は、本発明の実施形態によるOFDMAシステムにおける受信装置の構成を示すブロック図である。
図2を参照すると、上記受信装置は、無線周波数処理部(RF)110と、アナログデジタル変換部(ADC)120と、フィルター130と、CP除去部140と、FFT部150と、セル検出部160とを含む。
RF処理部110は、アンテナを介して基地局から受信された受信信号をRF処理し、ADC120は、上記受信信号をデジタル信号に変換する。フィルター130は、雑音除去のために、変換された上記デジタル受信信号を低域通過フィルターリングし、CP除去部140は、低域通過フィルターリングされた上記信号に挿入されたCPを除去し、CPが除去された直列信号を並列信号に変換する。FFT部150は、並列変換された信号に対するN−ポイントFFTを遂行して、周波数領域信号を時間領域信号に変換する。また、セル検出部160は、あらかじめ定められたセル検出アルゴリズムを使用して、FFT処理された信号からセルを検出する。
セル検出部160は、受信信号に対する基地局のPNコードと同期するのに使用されたテストPNコードを生成するPNコード生成器161と、あらかじめ定められたアルゴリズムに従って、セル検出を遂行するセル検出器162と、を含む。
OFDM方式では、相互直交性を有する複数の搬送波を使用するので、周波数利用効率を増加させ、送信器及び受信器で複数の搬送波を変調して復調する過程は、離散逆フーリエ変換(IDFT)及び離散型フーリエ変換(DFT)の各々を遂行するものと同一の結果となる。従って、IDFT及びDFTは、Nlog(N)の乗算を必要とする逆高速フーリエ変換器(IFFT)及び高速フーリエ変換器(FFT)を使用して実現されることができる。
図3は、本発明の実施形態による基地局のPNコードとテストPNコードとが同期した場合と同期しない場合との比較を示すグラフである。
図3を参照して、OFDMAシステムにおいて、周波数領域でセルを検出する方法を説明する。s(k)の固有のPNコードがNcell個(Ncellは、副搬送波の数を示す。)のセルに割り当てられ、移動端末がs(k)をプリアンブルに対するPNコードとして使用する基地局のカバレッジ領域に位置すると仮定する。このとき、受信信号z(k)をs(k)で割った信号z(k)は、式3のように表現されることができる。
Figure 0004339362
ここで、z(k)に対するN−ポイントIDFTを遂行すると、セルの時間領域信号z[n]を求めることができる。上記z[n]は、式4のように表現されることができる。
Figure 0004339362
ここで、セルの白色ガウス雑音は、w(k):=w(k)/s(k)である。
そして、N−ポイントDFT係数の積は、時間領域でN巡回畳込みで表現されることができ、式5のように表現されることができる。
Figure 0004339362
ここで、ci,j[n]=IDFT(s(k)/s(k))である。一般的に、i≠1の場合、c1,i(k)は、PNコードと同一の効果を有するので、全時間帯域に拡散し、巡回畳込みが行われた信号
Figure 0004339362
も全時間帯域に均等に拡散する。
しかしながら、基地局のPNコードがテスト中のPNコードと一致する場合、(i=1)、c1,1(k)=1であり、時間領域信号は、インパルスとなる(c[n]=δ[n])。
従って、z[n]は、式6のように表現されることができる。
Figure 0004339362
そして、チャンネルの長さLがL<Nに制限されているので、式6は、式7のように表現されることができる。
Figure 0004339362
従って、正確なPNコードで割った後に、IDFTを遂行した場合には、時間領域で長さLに制限された信号を得る。しかしながら、そうではない場合には、全時間帯域にエネルギーが拡散する。結果的に、テストPNコードが同期したか否かは、第2の統計特性である分散を測定することによって判断されることができる。これは、式8及び式9のように表現されることができる。
Figure 0004339362
Figure 0004339362
分散を使用するセル検出方法は、(k>=L)領域を雑音領域として見なし、(0=k<L−1)領域をチャンネル領域として見なして、各領域の分散をセル検出のための基準として見なす。上記チャンネル領域の分散及び雑音領域の分散は、式10及び式11のように表現されることができる。
Figure 0004339362
Figure 0004339362
式10のチャンネル領域の分散(MEASURE1)は、最大値を発生させる‘i’値をセルとして検出し、式11の雑音領域分散(MEASURE2)は、最小値を発生させる値をセルとして選択する。ここで、上記MEASURE1及び上記MEASURE2は、各々の時間領域で、低帯域エネルギー及び高帯域エネルギーと見なされることができる。上記時間領域での低帯域又は高帯域エネルギーは、[0,L−1]の通過帯域を有するNtap低帯域周波数領域フィルターHlow(k)、又は[L,N−1]の通過帯域を有する高帯域周波数領域フィルターHhigh(k)の出力パワーでも近似的に計算されることができる。従って、上記IDFT又はIFFTを遂行する代わりに、場合によっては、線形Ntap有限インパルス応答(Finite Impulse Response;FIR)低帯域フィルター又は高帯域フィルターを使用することもできる。
次いで、チャンネル領域と雑音領域との分散比、すなわち、信号対干渉雑音比(SINR)を用いて、セルを検索する方法について説明する。
上記信号対干渉雑音比(SINR)は、式12のように表現されることができる。
Figure 0004339362
添付の図面を参照して、上記周波数領域でのセル検出アルゴリズムを用いてセルを検出する方法について説明する。
図4は、本発明の第1の実施形態による周波数領域でのセル検出動作を示すフローチャートである。
図4を参照すると、ステップ400で、セル検出部160は、FFT部150からデータを受信する。ステップ401で、セル検出部160は、セル識別子‘i’及びセクター識別子‘j’を0に設定する。ステップ403で、セル検出部160は、PNコード生成器161を介してセル識別子‘i’及びセクター識別子‘j’に該当するPNコードを生成する。生成された上記PNコードは、受信されたデータからCPが除去された基地局のPNコードと同期するか否かを把握するためのコードである。上記CPは、多重経路によって遅延したOFDMシンボルと現在のOFDMシンボルとの間の干渉が発生する区間を意味する。上記区間を除去すると、OFDMシンボル間の干渉をなくすことができる。
ステップ405で、セル検出部160は、IFFTを通して時間領域信号を周波数領域信号に変換する。ここで、現在知られている情報は、時間領域チャンネルの長さLがNよりも小さいので、周波数領域信号を時間領域信号に変換すると、PNコードの整合可否を判別することができる。PNコードが整合されると、送信器からのPNコード効果がなくなり、チャンネル効果のみが存在する。従って、これをIFFTすると、時間領域でL以下にエネルギーが集中する。これとは異なる方法にて、ステップ405で、セル検出部160は、IFFTを遂行する代わりに、場合によっては、線形NtapFIR低帯域フィルター又は高帯域フィルターを使用することができる。
ステップ407で、セル検出部160は、臨界値と該当セル及びセクターの信号対干渉雑音比SINR[i,j]を計算する。ここで、本発明の実施形態による低域通過フィルターの周波数応答及び時間領域インパルス応答を示すグラフである図6A及び図6Bを参照すると、時間領域で、チャンネル長さがL<<Nに制限される。しかしながら、実際のシステムにおいて、ガードバンド(guard band)が存在して、相当部分の副搬送波が使用されないことが分かる。実際のチャンネルがh[0]=1である1タップ(tap)チャンネルであるとしても、図6Aに示すように、中央の副搬送波が使用されないので、受信信号をIFFTすると、1タップチャンネルではない図6Bに示すような拡散チャンネルを示す。従って、SINRを推定するためには、信号部がLに限定されなければならない。しかしながら、上記ガードバンドの影響によって、信号部が区間Lよりも一層広くなる。従って、Lよりも多少大きい値Leffectiveを設定して、エネルギー区間で臨界値を計算しなければならない。
ステップ409で、セル検出部160は、計算された上記信号対干渉雑音比SINR[i,j]を最大の信号対干渉雑音比SINRmaxと比較する。このとき、計算された上記信号対干渉雑音比が最大信号対干渉雑音比SINRより小さいか、又は、同一である場合、セル検出部160は、その動作を終了する。しかしながら、ステップ411で、計算された上記信号対干渉雑音比が最大の信号対干渉雑音比よりも大きい場合、セル検出部160は、計算された上記信号対干渉雑音比を最大の信号対干渉雑音比に設定し、‘i’をセル識別子に設定し、‘j’をセクター識別子に設定する。ステップ413で、セル検出部160は、セル識別子‘i’がセルの最後の副搬送波数(Ncell−1)に該当し、セクター識別子‘j’がセクターの最後の副搬送波数(Nsector−1)に該当するか否かを確認する。確認の結果、i=Ncell−1及びj=Nsector−1の条件が満足されない場合、セル検出部160は、ステップ405へ戻って上述した動作を反復する。一方、セル検出部160は、ステップ415へ進行する。ここで、上記最大の信号対干渉雑音比SINRmaxが−10000000であると仮定する。
ステップ415で、セル検出部160は、セル識別子及びセクター識別子を計算して、計算された上記セル識別子及びセクター識別子に該当するPNコードを正確なPNコードとして判断する。このようなPNコードが基地局のPNコードと同期するので、上記PNコードを用いてセルを検出する。
上述したような本発明の第1の実施形態では、周波数領域でのセル検出アルゴリズムを用いるセル検出方法について説明した。次いで、本発明の第2の実施形態では、時間領域でのセル検出アルゴリズムを用いるセル検出方法について説明する。
時間領域でのセル検出アルゴリズムは、一般的な交差相関ではない巡回交差相関を使用して効果的に実現されることができる。このようなセル検出アルゴリズムを説明すると、次の通りである。
まず、セルの時間領域信号s[n]とその時間遅延との間の相関関係は、式13のように表現されることができる。ここで、周波数領域の長さN及び信号s(k)は、同一のサイズAを有し(PSK信号)、その上にN−ポイントIDFTを遂行することによって得られた時間領域信号をs[n]と仮定すると、時間遅延された信号s[n−τ]及び信号s[n]は、それら間の巡回交差相関が計算される場合、相互に直交する。
Figure 0004339362
ここで、()は、モジュロNを示す。
上記巡回交差相関は、巡回畳込みを用いて、式14のように表現される。
Figure 0004339362
そして、巡回畳込みは、DFT係数の積で表現されるので、式15のように表現される。
Figure 0004339362
ここで、ρ(k)は、全周波数帯域にわたって同一であり、ρ(k)のIDFTを遂行することによって決定されたρ[n]は、インパルスとなる。
従って、時間領域信号z[n]と適切な信号s[n]との間の巡回交差相関、又は時間領域信号z[n]と信号s [−n]との間の巡回畳込みを用いると、式16のような結果となる。
Figure 0004339362
周波数領域の場合と同様に、正確なセルPNコードを使用する場合、式16によりエネルギーがチャンネル区間内に集中する。しかしながら、相互に異なるPNコードを使用する場合、エネルギーは、全帯域にわたって均等に拡散する。従って、移動端末は、周波数領域と同一の基準を用いてセルを検出することができる。
次いで、添付の図面を参照して、上記時間領域でのセル検出アルゴリズムを用いて、セル検出動作について説明する。
図5は、本発明の第2の実施形態による時間領域でのセル検出動作を示すフローチャートである。
図5を参照すると、ステップ500で、セル検出部160は、CPが除去された時間領域データを受信し、ステップ501で、セル識別子‘i’及びセクター識別子‘j’を0に設定する。ステップ503で、セル検出部160は、PNコード生成器161を通して該当セル‘i’及びセクター‘j’のための時間領域PNコードを生成する。ここで、生成された上記PNコードは、受信されたデータからCPが除去された基地局のPNコードと同期するか否かを把握するためのコードである。そして、上記CPは、多重経路によって遅延したOFDMシンボルと現在のOFDMシンボルとの間の干渉が発生する区間を意味する。上記区間を除去すると、OFDMシンボル間の干渉をなくすことができる。
また、ステップ505で、セル検出部160は、式13乃至式16を用いて巡回交差相関を遂行し、ステップ507で、臨界値と該当セル‘i’及びセクター‘j’の信号対干渉雑音比SINR[i,j]を計算する。ここで、臨界値は、信号成分がガードバンドの影響によって、図6Bに示すように、全帯域を通して拡散して、雑音区間及び信号区間を正確に区分することができないので、エネルギー区間で適切に設定された値である。このような臨界値の設定は、一般に、大部分のエネルギーが狭い区間内に集中するために可能である。
ステップ509で、セル検出部160は、計算された上記信号対干渉雑音比SINR[i,j]を最大の信号対干渉雑音比SINRmaxと比較する。このとき、計算された上記信号対干渉雑音比が最大信号対干渉雑音比SINRより小さいか、又は、同一である場合、セル検出部160は、その動作を終了する。しかしながら、ステップ511で、計算された上記信号対干渉雑音比が最大の信号対干渉雑音比よりも大きい場合、セル検出部160は、計算された上記信号対干渉雑音比を最大の信号対干渉雑音比に設定し、‘i’をセル識別子に設定し、‘j’をセクター識別子に設定する。ステップ513で、セル検出部160は、セル識別子‘i’がセルの最後の副搬送波数(Ncell−1)に該当し、セクター識別子‘j’がセクターの最後の副搬送波数(Nsector−1)に該当するか否かを確認する。確認の結果、i=Ncell−1及びj=Nsector−1の条件が満足されない場合、セル検出部160は、ステップ505へ戻って上述した動作を反復する。一方、セル検出部160は、ステップ515へ進行する。ここで、上記最大の信号対干渉雑音比SINRmaxが−10000000であると仮定する。
ステップ515で、セル検出部160は、セル識別子及びセクター識別子を計算して、計算された上記セル識別子及びセクター識別子に該当するPNコードを正確なPNコードとして判断する。このようなPNコードが基地局のPNコードと同期するので、上記PNコードを用いてセルを検出する。
一方、OFDMAシステムは、隣接したチャンネルとの相互干渉を防止するために、チャンネルに隣接したN個の副搬送波をガードバンドとして使用する。このようなガードバンドは、全帯域送信信号がガードバンドをストップバンド(stop band)として有している理想的な低域通過フィルター130を通過して移動端末に到達する、という仮定の下にモデリングされることができる。低域通過フィルター130の影響によって、時間領域チャンネル応答信号h[n]及び低域通過フィルターの時間領域信号g[n]は、時間領域でN巡回畳込みで式17のように表現される。
Figure 0004339362
ここで、理想的な低域通過フィルター130は、時間領域では、全帯域を範囲とするsinc関数で現れるので、低域通過フィルター130及び巡回畳込みによって与えられた
Figure 0004339362
も時間領域で全帯域にわたって現れる。従って、チャンネル領域と雑音領域との区別が難しくなる。また、時間領域でのセル検出の場合でも、PNコードの時間領域信号とその遅延時間領域信号との間の式13のような直交がこれ以上保持されず、周波数領域でのセル検出と類似するように、sinc関数に関連した巡回交差相関信号は、左右に拡散する。
しかしながら、場合によって、sinc関数が大部分のエネルギーを狭い時間帯域内に含むので、g[n]をFIRフィルターに適切に近似させることによって、上述したようなアルゴリズムを使用することができる。
低域通過フィルター130の周波数領域応答及び時間領域応答を図6A及び図6Bに示す。ここで、図6A及び図6Bは、N=1024、N=201の場合、低域通過フィルターの周波数領域応答及び時間領域応答を示し、波形を明確に表示するために、時間領域信号を512だけ移動させる。
図7は、本発明の実施形態によるセル検出アルゴリズムの性能を示すグラフである。
図7に示すグラフは、N=256、N=51、L=8、及びNcell=32の場合、1000回の同一の実験を反復することによって得られる。同図において、PFAは、誤警報確率(False Alarm Probability)を意味する。
図7を参照すると、セル検出アルゴリズムの性能については、SINRが増加するほど、PFAは、急に減少される。
以上、本発明の詳細について具体的な実施形態に基づき説明してきたが、本発明の範囲を逸脱しない限り、各種の変形が可能なのは明らかである。従って、本発明の範囲は、上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載及び該記載と同等なものにより定められるべきである。
直交周波数分割多元接続システム(OFDMA)における従来のシンボル構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態によるOFDMAシステムにおける受信装置の構成を示すブロック図である、 本発明の実施形態による基地局のPNコードとテストPNコードとが同期した場合と同期しない場合との比較を示すグラフである。 本発明の第1の実施形態による周波数領域でのセル検出動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態による時間領域でのセル検出動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態による低域通過フィルターの周波数応答及び時間領域インパルス応答を示すグラフである。 本発明の実施形態による低域通過フィルターの周波数応答及び時間領域インパルス応答を示すグラフである。 本発明の実施形態によるセル検出アルゴリズムの性能を示すグラフである。
符号の説明
110 無線周波数処理部
120 アナログデジタル変換機
130 フィルター
140 CP除去部
150 FFT部
160 セル検出部
161 PNコード生成器
162 セル検出器

Claims (9)

  1. 直交周波数分割多元接続(OFDMA)システムにおいて、前記移動端末が自身が位置したセルを検出する方法であって、
    前記基地局から基地局の疑似雑音コード信号を受信し、前記受信された信号に対する高速フーリエ変換を遂行し、高速フーリエ変換された信号を生成するステップと、
    基地局の疑似雑音コードとの比較のためのテスト疑似雑音コードを生成するステップと、
    前記テスト疑似雑音コードを用いて前記高速フーリエ変換された信号に同期した疑似雑音コードを探索して、移動端末が位置したセルを検出する、第1セル検出ステップ、第2セル検出ステップ及び第3セル検出ステップのいずれかを利用するステップにおいて、
    前記第1セル検出ステップは、
    前記高速フーリエ変換された信号を前記テスト疑似雑音コードに該当する信号で割り、割られた信号を生成するステップと、
    前記割られた信号の逆高速フーリエ変換を遂行して、逆高速フーリエ変換された信号を生成するステップと、
    前記テスト疑似雑音コードが前記逆高速フーリエ変換された信号に対する疑似雑音コードと同期するか否かを判断し、前記逆高速フーリエ変換された信号に対するチャンネル領域の分散が最大値である場合、前記テスト疑似雑音コードは、前記逆高速フーリエ変換された信号に対する前記疑似雑音コードと同期するステップと、を備え、
    前記第2セル検出ステップは、
    前記高速フーリエ変換された信号を前記テスト疑似雑音コードに該当する信号で割り、割られた信号を生成するステップと、
    チャンネル領域と雑音領域とを区別するために、周波数領域フィルターを用いて、前記割られた信号をフィルターリングするステップと、
    前記テスト疑似雑音コードが前記フィルターリングされた信号に対する疑似雑音コードと同期するか否かを判断し、前記フィルターリングされた信号に対するチャンネル領域の分散が最大値である場合、前記テスト疑似雑音コードは、前記フィルターリングされた信号に対する前記疑似雑音コードと同期するステップと、を備え、
    前記第3セル検出ステップは、
    時間領域比較信号を獲得するために、前記高速フーリエ変換された信号の逆高速フーリエ変換を遂行するステップと、
    前記時間領域比較信号と時間遅延した時間領域比較信号との巡回交差相関を行って、巡回交差相関信号を生成するステップと、
    前記テスト疑似雑音コードが前記巡回交差相関信号に対する疑似雑音信号と同期するか否かを判断し、前記巡回交差相関が行われた信号に対するチャンネル領域の分散が最大値である場合、前記テスト疑似雑音コードは、前記巡回交差相関が行われた信号に対する前記疑似雑音コードと同期するステップと、を備えるステップと、
    を具備することを特徴とする方法。
  2. 前記第1セル検出ステップの前記テスト疑似雑音コードは、前記逆高速フーリエ変換された信号に対する雑音領域の分散が最小値である場合、前記逆高速フーリエ変換された信号に対する疑似雑音コードと同期し、前記第2セル検出ステップの前記テスト疑似雑音コードは、前記フィルターリングされた信号に対する雑音領域の分散が最小値である場合、
    前記フィルターリングされた信号に対する疑似雑音コードと同期し、前記第3セル検出ステップの前記テスト疑似雑音コードは、前記巡回交差相関された信号に対する雑音領域の分散が最小値である場合、前記巡回交差相関された信号に対する前記疑似雑音コードと同期することを特徴とする請求項記載の方法。
  3. 前記テスト疑似雑音コードと第1セル検出ステップの基地局の疑似雑音コードとの互いの同期の判断は、前記逆高速フーリエ変換された信号に対するチャンネル領域の分散対雑音領域の分散比を示す信号対干渉雑音比を使用してなされ、前記テスト疑似雑音コードと第2セル検出ステップの基地局の疑似雑音コードとの互いの同期の判断は、前記フィルターリングされた信号に対するチャンネル領域の分散対雑音領域の分散比を示す信号対干渉雑音比を使用してなされ、前記テスト疑似雑音コードと第3セル検出ステップの基地局の疑似雑音コードとの互いの同期の判断は、前記巡回交差相関が行われた信号に対するチャンネル領域の分散対雑音領域の分散比を示す信号対干渉雑音比を使用してなされることを特徴とする請求項記載の方法。
  4. 対応するセルに割り当てられた疑似雑音コードを有する信号を移動端末へ送信する複数の基地局を含む直交周波数分割多元接続(OFDMA)システムにおいて、通信を開始するために、自身が位置したセルを検出するための前記移動端末の受信装置であって、
    アンテナを介して基地局から受信され、前記基地局の疑似雑音コードを含む受信信号の無線周波数処理を行う無線周波数処理部と、
    前記基地局から前記信号を受信して高速フーリエ変換を遂行し、高速フーリエ変換された信号を生成する高速フーリエ変換部と、
    前記基地局の疑似雑音コードと比較されるテスト疑似雑音コードを生成し、前記高速フーリエ変換された前記信号を前記テスト疑似雑音コードを割り当てた信号と比較することによって、同期した疑似雑音コードを探索して、探索された前記疑似雑音コードを使用して前記移動端末が位置したセルを検出する、第1セル検出方法、第2セル検出方法及び第3セル検出方法のいずれかを利用するセル検出部において、
    前記第1セル検出方法は、
    前記信号に含まれた前記基地局の疑似雑音コードとの比較のための前記テスト疑似雑音コードを生成する疑似雑音コード生成器と、前記高速フーリエ変換された信号を前記テスト疑似雑音コードに該当する信号で割って、割られた信号を生成し、前記割られた信号に対する逆高速フーリエ変換を遂行して、逆高速フーリエ変換された信号を生成し、前記テスト疑似雑音コードが前記逆高速フーリエ変換された信号に対する疑似雑音コードと同期するか否かを判断するセル検出器と、を含み、
    前記逆高速フーリエ変換された信号に対するチャンネル領域の分散が最大値である場合、前記テスト疑似雑音コードは、前記逆高速フーリエ変換された前記信号に対する前記疑似雑音コードと同期するセル検出部と、
    前記第2セル検出方法は、
    前記信号に含まれた前記基地局の疑似雑音コードとの比較のための前記テスト疑似雑音コードを生成する疑似雑音コード生成器と、前記高速フーリエ変換された信号を前記テスト疑似雑音コードに該当する信号で割って、割られた信号を生成し、チャンネル領域と雑音領域とを区別するために、周波数領域フィルターを用いて前記割られた信号をフィルターリングして、フィルターリングされた信号を生成し、前記テスト疑似雑音コードが前記フィルターリングされた信号に対する疑似雑音コードと同期するか否かを判断するセル検出器と、を含み、
    前記フィルターリングされた信号に対するチャンネル領域の分散が最大値である場合、前記テスト疑似雑音コードは、前記フィルターリングされた信号に対する前記疑似雑音コードと同期するセル検出部と、
    前記第3セル検出方法は、
    前記信号に含まれた前記基地局の疑似雑音コードとの比較のための前記テスト疑似雑音コードを生成する疑似雑音コード生成器と、時間領域比較信号を獲得するために、前記高速フーリエ変換された信号に対する逆高速フーリエ変換を遂行し、前記時間領域比較信号及び時間遅延した時間領域比較信号の巡回交差相関を行って、巡回交差相関が行われた信号を生成し、前記テスト疑似雑音コードが前記巡回交差相関信号に対する疑似雑音信号と同期するか否かを判断するセル検出器と、を含み、
    前記巡回交差相関が行われた信号に対するチャンネル領域の分散が最大値である場合、前記テスト疑似雑音コードは、前記巡回交差相関が行われた信号に対する疑似雑音コードと同期するセル検出部と、
    を具備することを特徴とする装置。
  5. 前記基地局によって挿入された前記基地局の疑似雑音コードを構成するサイクリックプレフィックスを除去するサイクリックプレフィックス除去部をさらに具備することを特徴とする請求項記載の装置。
  6. 前記第1セル検出方法の前記テスト疑似雑音コードは、前記変換された信号に対する雑音領域の分散が最小値である場合、前記逆高速フーリエ変換された信号に対する前記疑似雑音コードと同期し、前記第2セル検出方法の前記テスト疑似雑音コードは、前記フィルターリングされた信号に対する雑音領域の分散が最小値である場合、前記フィルターリングされた信号に対する前記疑似雑音コードと同期し、前記第3セル検出方法の前記テスト疑似雑音コードは、前記巡回交差相関が行われた信号に対する前記雑音領域の分散が最小値である場合、前記巡回交差相関された信号に対する疑似雑音コードと同期することを特徴とする請求項記載の装置。
  7. 前記疑似雑音コードの同期の判断は、前記変換された信号に対するチャンネル領域の分散対雑音領域の分散比を示す信号対干渉雑音比を使用してなされることを特徴とする請求項記載の装置。
  8. 前記疑似雑音コードの同期の判断は、前記フィルターリングされた信号に対するチャンネル領域の分散対雑音領域の分散比を示す信号対干渉雑音比を使用してなされることを特徴とする請求項記載の装置。
  9. 前記疑似雑音コードの同期の判断は、前記巡回交差相関が行われた信号に対するチャンネル領域の分散対雑音領域の分散比を示す信号対干渉雑音比を使用してなされることを特徴とする請求項記載の装置。
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