JP4339198B2 - 光モジュールの製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は光モジュールの製造方法に係り、特に光伝搬部材の上部に光素子や配線が配設される光モジュールの製造方法に関する。
近年、情報通信の高速化が図られており、これに伴い電気信号に変えて光を情報通信の媒体として使用することが行なわれている。このような光通信分野においては、光−電気変換及び電気−光変換を行う必要があり、また光通信において光に対して変調等の各種処理を行う必要があり、このため各種光モジュールが適用されている。この種の光モジュールは種々の形態があるが、基本的には例えば特許文献1及び特許文献2に示されるように、光が伝搬される光導波路等の光伝搬部材上に、発光素子(垂直共振器レーザ等)や受光素子(ホトダイオード等)を設けた構成とされている。
図1は、この種の光モジュール1の一例を示す断面図である。同図に示すように、光モジュール1は、大略すると主基板2,光導波路3,PD(ホトダイオード)4,及びVCSEL(垂直共振器レーザ)5等により構成されている。
主基板2は銅張積層板であり、表裏両面に形成された銅箔をパターニングすることにより、下層配線9及び上層配線15を形成している。また、下層配線9と上層配線15は、基板本体8に形成されたスルーホール電極12を介して電気的に接続されている。また、基板本体8の下面には、下層配線9を保護するためにソルダーレジスト11が配設されている。このソルダーレジスト11は、半田ボール10の形成位置においては開口されており、この開口を介して外部接続端子となる半田ボール10が下層配線9に接続されている。
一方、主基板2の上面には、接着剤16により光導波路3が固定されると共に、PD4及びVCSEL5に接続されるアンプ6及びドライバ7も接着剤16により固定されている。このアンプ6及びドライバ7は、ワイヤ25を用いて上層配線15に電気的に接続されている。
光導波路3は、クラッド材17の内部にコア材18が内設された構成とされている。クラッド材17とコア材18とは屈折率が異なっており、具体的にはコア材18の屈折率がクラッド材17の屈折率よりも大きく設定されている。これにより、コア材18内に進入した光は全反射を繰り返し、コア材18内を伝わってゆく。
このコア材18の両端部には、ミラー19が配設されている。VCSEL5で生成された光(レーザ光)は、光導入孔22を通り光導波路3に進行し、ミラー19に反射されてコア材18内に進入する。そして、この進入した光はコア材18内を伝搬してゆき、他端部に配設されているミラー19によりPD4に向け反射される。反射した光は、光導出孔23を通りPD4に進入し、ここで光−電気信号変換が行われる。
ここで、PD4及びVCSEL5の配設位置に注目する。従来では、光導波路3のクラッド材17の上面に素子接合用配線20が形成されており、この素子接合用配線20にPD4及びVCSEL5が接合され、これにより電気的に接続と機械的な固定が行われる構成とされていた。また、素子接合用配線20は主基板2の上面に形成された上層配線15と電気的に接続する必要があるが、従来では光導波路3のクラッド材17にビア21を形成し、このビア21を介して素子接合用配線20と主基板上の上層配線15とを電気的に接続する構成とされていた。
特開平08−110427号公報 特開2000−137148号公報
ところで、図1に示す光モジュール1を製造する場合、光導波路3を構成するクラッド材17にビア21(ビア孔)を形成する必要がある。クラッド材17ではなく樹脂基板に対してビアを形成する方法としては、例えば波長355nmのレーザを用いたレーザ加工法が適用される。
しかしながら、この樹脂基板に対するビア形成方法をクラッド材17に対するビア孔の形成に適用しようとした場合、クラッド材17は透過率が高い透明樹脂で形成されているため、レーザ光がクラッド材17を透過してしまい、ビア21の形成が困難であるという問題点があった。
尚、短波長で高出力であるエキシマレーザを用いた場合には、透過率が高いクラッド材17に対してもビア孔の形成は可能であるが、エキシマレーザは設備コスト及び稼働コストが高く、低コストが望まれている光モジュール1においては、これを適用することは現実的でない。
一方、光モジュール1はPD4及びVCSEL5等の電子素子を光導波路3の上面に搭載する必要があり、このためクラッド材17の上面に素子接合用配線20を形成する必要があり、また光モジュール1の信頼性を高めるためには、クラッド材17と素子接合用配線20との接合強度を高める必要がある。
クラッド材17ではなく樹脂基板の場合には、樹脂基板の形成工程においてデスミア処理があり、このデスミア処理において樹脂基板の表面が同時に粗面化され、よって樹脂基板の表面と配線との接合性は良好であった。
しかしながら、クラッド材17では一般的なデスミア処理ではその表面を粗面化することができず、よって素子接合用配線20とクラッド材17との間の強度(配線ピール強度)を得ることができないという問題点があった。また、他の粗面化処理を実施する方法では、光モジュール1の製造工程が複雑になり、製造コストの上昇及び製造効率の低下が生じてしまう。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、配線をクラッド材の上面に強固に形成しうると共に、ビアを用いることなく光導波路上の光素子と主基板とを簡単に電気的に接続しうる光モジュールの製造方法を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために本発明では、次に述べる各手段を講じたことを特徴とするものである。
請求項1記載の発明に係る光モジュールの製造方法は、
支持体と接着剤との間に配線となる金属箔が形成されてなる配線形成用基板に光通過孔を形成する工程と、
主基板に対し、光導入部及び光導出部を有した光伝搬部材を固定する工程と、
前記主基板に前記光伝搬部材を固定する前また後に、前記光通過孔と前記光導入部及び光導出部とを位置決めし、前記接着剤を用いて前記配線形成用基板を前記光伝搬部材に固定する工程と、
前記配線形成用基板から前記支持体を除去し、前記金属箔を露出する工程と、
露出した前記金属箔から配線を形成する工程と、
前記配線上に光素子を搭載する工程と、
前記光伝搬部材上に形成された前記配線と前記主基板とを電気的に接続する工程とを有することを特徴とするものである。
上記発明によれば、支持体と接着剤との間に配線となる金属箔が形成されてなる配線形成用基板をこの接着剤を用いて光伝搬部材に配設し、その後に支持体を除去するため、金属箔は接着剤により光伝搬部材に固定された構成となる。よって、金属箔を光伝搬部材に配設するのに無電解メッキは不要となり製造コストの低減を図ることができる。また、接着剤を用いて金属箔は光伝搬部材に固定されるため、光伝搬部材の表面を粗面化することなく、金属箔の光伝搬部材に対する固定強度を高めることができる。
また、配線形成用基板に光通過孔を形成し、光通過孔と光導入部及び光導出部とを位置決めしつつ、配線形成用基板を光伝搬部材に固定するため、配線形成用基板と光伝搬部材との位置決め精度を高めることができる。
また、請求項2記載の発明は、
請求項1記載の光モジュールの製造方法において、
前記光通過孔を形成する際、前記光通過孔と前記光導入部及び光導出部とを位置決めするのに用いるアライメント用孔を同時に形成することを特徴とするものである。
上記発明によれば、アライメント用孔を光通過孔と同時形成するため、製造効率を高めることができる。
また、請求項3記載の発明は、
請求項1または2記載の光モジュールの製造方法において、
前記光素子を搭載する際、該光素子に接続される電子素子を前記光伝搬部材上に合わせて搭載することを特徴とするものである。
上記発明によれば、光素子と電子素子とを近接配置することができ、両者間におけるインピーダンスの低減を図ることができる。
また、請求項4記載の発明は、
請求項1または2記載の光モジュールの製造方法において、
前記光素子を搭載する際、該光素子に接続される電子素子を前記主基板上に搭載することを特徴とするものである。
上記発明によれば、光素子に接続される電子素子を主基板上に搭載することにより、電子素子の大きさに拘わらず光伝搬部材の大きさを決めることができる。
また、請求項5記載の発明は、
請求項1乃至4のいずれか1項に記載の光モジュールの製造方法において、
前記配線と前記主基板とをワイヤを用いて電気的に接続することを特徴とするものである。
上記発明によれば、配線と主基板とをワイヤを用いて電気的に接続したことにより、光伝搬部材にビアを形成する必要がなくなり、光モジュールの製造の容易化及び製造工数の低減を図ることができる。
また、請求項6記載の発明に係る光モジュールの製造方法は、
支持体の上部に接着剤が形成され、更に前記接着剤の上部に配線となる金属箔が形成されてなる配線形成用基板に光通過孔を形成する工程と、
前記金属箔から配線を形成する工程と、
前記配線上に光素子を搭載する工程と、
主基板に対して光伝搬部材を固定する工程と、
前記主基板に対して前記光伝搬部材を固定する前または後に、前記支持体を除去する工程と
前記光通過孔と前記光導入部及び光導出部とを位置決めし、前記支持体が除去された配線形成用基板を前記光伝搬部材に前記接着剤を用いて固定する工程と、
前記光伝搬部材上に形成された前記配線と前記主基板とを電気的に接続する接続工程とを有することを特徴とするものである。
上記発明によれば、配線形成用基板に予め光素子が搭載された状態で、当該配線形成用基板を光伝搬部材に配設することができる。これにより、精度の高い光伝搬部材上で実施する製造工程を低減することができ、光伝搬部材にダメージが発生することを抑制できる。
上記発明によれば、金属箔を光伝搬部材に配設するのに無電解メッキは不要となり製造コストの低減を図ることができ、また接着剤を用いて金属箔は光伝搬部材に固定されるため、光伝搬部材の表面を粗面化することなく金属箔と光伝搬部材との固定強度を高めることができる。
次に、本発明を実施するための最良の形態について図面と共に説明する。
図2乃至図8は、本発明の第1実施例である光モジュールの製造方法を説明するための図である。本実施例では、図8に示す光モジュール40Aを製造する方法を例にあげて説明するものとする。尚、各図において、(A)で示すのは断面図であり、(B)で示すのは平面図である。
先ず、光モジュール40Aの具体的な製造方法の説明の前に、説明の便宜上、図8を用いて光モジュール40Aの概略構成について説明しておく。光モジュール40Aは、大略すると配線形成用基板30A、主基板42A,光導波路43,PD(ホトダイオード)44,及びVCSEL(垂直共振器レーザ)45等により構成されている。
主基板42Aは銅張積層板であり、表裏両面に形成された銅箔をパターニングすることにより、下層配線49及び上層配線55を形成している。また、下層配線4と上層配線55は、主基板42Aを構成する基板本体48に形成されたスルーホール電極52を介して電気的に接続されている。
また、基板本体48の下面には、下層配線49を保護するためにソルダーレジスト51Aが配設されている。このソルダーレジスト51Aの所定位置には開口が形成されており、この開口を介して外部接続端子となる半田ボール50が下層配線49に接続されている。
一方、主基板42Aの上面には、接着剤53により光伝搬部材となる光導波路43が固定されると共に、その上部には配線形成用基板30Aが配設されている。配線形成用基板30Aは、接着剤33と、この接着剤33上にパターン形成された素子接合用配線60とにより構成されている。
この配線形成用基板30Aは、接着剤33により光導波路43上に固定されている。また、接着剤33は固化されており、よって機械的強度を持ったものである。よって、この接着剤33の上部に形成された素子接合用配線60も所定の精度を持って形成されている。
この接着剤33の上部に形成された素子接合用配線60には、光素子であるPD44及びVCSEL45、またこのPD44及びVCSEL45を駆動するのに用いられるアンプ46及びドライバ47が接続されている。上記のように本実施例に係る光モジュール40Aは、光導波路43の上部に接着剤33を介して形成された素子接合用配線60にPD44.VCSEL45,アンプ46,及びドライバ47を搭載したことを特徴としている。
PD44.VCSEL45,アンプ46,及びドライバ47は、素子接合用配線60により電気的に接続されると共に、素子接合用配線60はワイヤ65を用いて主基板42Aに形成された上層配線55に電気的に接続されている。従って、光モジュール40Aは、従来の光モジュール1(図1参照)と異なり、光導波路43にビアを形成しない構成となっており、後述するように光モジュール40Aの製造工程の簡単化が図られている。
また、本実施例に係る光モジュール40Aでは、PD44.VCSEL45,PD44,及びVCSEL45が全て光導波路43上に配置されているため、各素子44〜47を近接配置することができ、よって各素子44〜47間におけるインピーダンスの低減を図ることができ、電気的特性の向上を図ることができる。
光導波路43は、クラッド材57の内部にコア材58が内設された構成とされている。このコア材58の屈折率は、クラッド材57の屈折率よりも大きく設定されている。よって、コア材58内に進入した光は全反射を繰り返し、これにより光はコア材58内を伝わってゆく。
このコア材58の両端部には、光導入ミラー59A及び光導出ミラー59Bが配設されている。VCSEL45で生成された光(レーザ光)は、配線形成用基板30A(接着剤33)に形成された光通過孔34を通り光導波路43に進行し、光導入ミラー59Aに反射されてコア材58内に進入する。この光は、コア材58内を伝搬してゆき、他端部に配設されている光導出ミラー59BでPD4に向け反射される。反射した光は、光通過孔35を通りPD44に進入し、ここで光−電気信号変換が行われる。
続いて、上記構成とされた光モジュール40Aの具体的な製造方法について説明する。光モジュール40Aを製造するには、先ず図2に示す配線形成用基板30Aを用意する。
この配線形成用基板30Aは、支持体31,金属箔32,及び接着剤33を積層した構造を有している。支持体31は、例えば18μmの厚を有する金属材(例えば、銅)を用いることができる。また、金属箔32は、例えば3μmの厚さを有した銅箔である。更に、接着剤33は、接着性を有するエポキシ製の樹脂であり、その厚さは15μmとされている。この配線形成用基板30Aの平面的な大きさは、光導波路43の平面的な大きさと対応するよう設定されている。
配線形成用基板30Aには、図3に示されるように、光通過孔34,35及び位置決め孔36(以下、アライメントマーク36という)が同時に形成される。この光通過孔34の形成位置は光導波路43に形成される光導入ミラー59Aの形成位置と対応するよう設定されており、光通過孔35の形成位置は光導波路43に形成される光導出ミラー59Bの形成位置と対応するよう設定されている。
更に、アライメントマーク36は、配線形成用基板30Aの対角線上の角部(コーナ位置)に形成されている。尚、図3(A)では、理解を用意にするため、同一断面に光通過孔34,35とアライメントマーク36を共に示した図としている。
この各孔34〜36の形成は、例えばパンチングで加工することが可能であり、その直径は例えば125μmとされている。本実施例では、アライメントマーク36を光通過孔34,35と同時形成するため、製造効率を高めることができると共に、アライメントマーク36と光通過孔34,35との位置精度を高めることができる。
上記のように配線形成用基板30Aに各孔34〜36が形成されると、続いて図4に示すように、配線形成用基板30A及び光導波路43を主基板42Aに固定する処理を実施する。主基板42Aは前記のように銅張積層板であり、表裏両面には予め下層配線49及び上層配線55が形成されている。また、後に下層配線49或は上層配線55に対して接続処理が行われる部位を除いて、主基板42Aの上面及び下面にはソルダーレジスト51A,51Bが形成されている。
本実施例では、先ず主基板42Aの上部に接着剤53を用いて光導波路43を固定する。そして、固定された光導波路43の上部に、接着剤33(この時点では硬化されていない)により配線形成用基板30Aを固定する。具体的には、光導波路43に配線形成用基板30Aを接着剤33により仮止め搭載した後、接着剤33に対してキュア処理を行い、これにより配線形成用基板30Aを光導波路43に固定する。
この際、配線形成用基板30Aに形成されている光通過孔34と光導入ミラー59A、また光通過孔35と光導出ミラー59Bを高精度に位置決めする必要がある。このため、本実施例では、配線形成用基板30Aに形成されているアライメントマーク36と、光導波路43に予め形成されているコアクロスマークを認識し、この各マークを基準として各光通過孔34,35と各ミラー59A,59Bの位置決めを行っている。これにより、VCSEL45からの光を確実にコア材58に進行させることができ、またコア材58を伝搬する光を確実にPD44に送ることができる。
また、配線形成用基板30Aの平面的な形状は、光導波路43の平面的な形状と対応するよう設定されている。このため、配線形成用基板30Aを光導波路43に固定した状態において、光導波路43は配線形成用基板30Aに略完全に覆われた状態となる。
尚、本実施例では先に光導波路43を主基板42Aに固定し、次に光導波路43に配線形成用基板30Aを固定することとしたが、先に光導波路43に配線形成用基板30Aを固定し、その後に配線形成用基板30Aが固定された光導波路43を主基板42Aに固定する方法としてもよい。いずれの方法においても、上記した効果を得ることができる。
上記のように配線形成用基板30A及び光導波路43が主基板42Aに固定されると、続いて配線形成用基板30Aを構成する支持体31を除去する処理が行われる。この支持体31の除去処理は、ピール処理により行うことができる。よって、支持体31の除去処理は容易であり、効率よく除去処理を行うことができる。
図5は、配線形成用基板30Aから支持体31が除去された状態を示している。支持体31が除去されることにより、金属箔32が露出した状態となる。続いて、金属箔32をシード層として銅メッキを行い、続いて周知の方法により素子接合用配線60を形成する。具体的には、金属箔32の上部にドライフィルムレジスト(DFR)を貼り付けた後、露光/現像処理を行いDFRのパターニングを行う。続いて、このパターニングされたDFRをマスクとして銅メッキを行う。
続いて、DFRを剥離すると共にシード層となる金属箔32を除去し、これにより素子接合用配線60が形成される。図6は、上記のように接着剤33上に形成された金属箔32から素子接合用配線60が形成された状態を示している。
上記のように素子接合用配線60が形成されると、続いて図7に示すように、素子接合用配線60に対してPD44.VCSEL45,アンプ46,及びドライバ47を接合する処理を行う。この際、VCSEL45の発光部45aと光通過孔34とを高精度に位置決めする必要があると共に、PD44の発光部45aと光通過孔35とを高精度に位置決めする必要がある。
そこで本実施例では、PD44及びVCSEL45を配線形成用基板30Aに搭載する際、前記したアライメントマーク36を用いてPD44及びVCSEL45の位置決めを行うこととしている。アライメントマーク36は光通過孔34,35と同時に形成されるものであり、アライメントマーク36と各光通過孔34,35との精度は高く維持されている。よって、アライメントマーク36を基準としてPD44及びVCSEL45を配線形成用基板30Aに搭載することにより、VCSEL45の発光部45aと光通過孔34、及びPD44の発光部45aと光通過孔35との位置決めを高精度に行うことができる。
尚、各素子44〜47と素子接合用配線60との接合は、フリップチップ接合により行なわれる。具体的は、各素子44〜47にはバンプが形成されており、このバンプを素子接合用配線60に超音波接合することにより固定する。
上記のように各素子44〜47の素子接合用配線60への接合処理が終了すると、続いて素子接合用配線60と上層配線55との間に金ワイヤ65がボンディングされる。これにより、素子接合用配線60に搭載されている各素子44〜47と主基板42Aは電気的に接続された状態となる。
このように、光導波路43の上部に設けられた素子接合用配線60と主基板42Aとをワイヤ65を用いて電気的に接続したことにより、光導波路43にビアを形成する必要がなくなる。よって、従来必要とされたレーザ加工装置(エキシマレーザ)は不要となり、光モジュール40Aの製造の容易化及び製造工数の低減を図ることができ、また設備コスト及び稼働コストの低減を図ることもでき、光モジュール40Aのコスト低減を図ることができる。
上記のようにワイヤ65が配設されると、下層配線49に半田ボール50が形成され、これにより図8に示す光モジュール40Aが製造される。
上記した本実施例に係る製造方法によれば、支持体31と接着剤33との間に配線となる金属箔32が形成された配線形成用基板30Bを光導波路43に固定し、その後に支持体31を除去する方法としている。このため、金属箔32は、接着剤33により光導波路43に固定された構成となる。
よって、金属箔32を光導波路43に配設するのに無電解メッキは不要となり製造コストの低減を図ることができる。また、接着剤33を用いて金属箔32は光導波路43上に固定されるため、光導波路43(クラッド材57)の表面を粗面化することなく、金属箔32を強固に光導波路43に配設することができる。
続いて、図9乃至図15を用いて、本発明の第2実施例である光モジュールの製造方法について説明する。尚、図9乃至図15、また第3実施例以降の説明で用いる図16乃至図20において、図1乃至8に示した構成と同一構成については同一符号を付してその説明を省略するものとする。
図15は、第2実施例である製造方法により製造された光モジュール40Bを示している。光モジュール40Bは、光導波路43の上部にPD44及びVCSEL45が配設されると共に、アンプ46及びドライバ47が主基板42Bに配設された構成であることを特徴としている。以下、この光モジュール40Bの製造方法について説明する。
光モジュール40Bを製造するには、先ず図9に示す配線形成用基板30Bを用意する。この配線形成用基板30Bは、図2に示した第1実施例で説明した配線形成用基板30Aと同一のものである。この配線形成用基板30Bには、図10に示されるように、光通過孔34,35及びアライメントマーク36が同時に形成される。この各孔34〜36の形成は、例えばパンチングで加工することが可能であり、その直径は例えば125μmとされている。
上記のように配線形成用基板30Bに各孔34〜36が形成されると、続いて図11に示すように、配線形成用基板30B及び光導波路43を主基板42Bに固定する。主基板42Bは、基板本体48の上部にボンディングバッド54及び上層配線55が予め形成されている。
本実施例では、この主基板42Bの上部に接着剤53を用いて光導波路43を先ず固定する。続いて、固定された光導波路43の上部に接着剤33により配線形成用基板30Bを載置すると共に、接着剤33をキュアすることにより配線形成用基板30Bを光導波路43に固定する。
この際、本実施例においても、配線形成用基板30Bに形成されているアライメントマーク36と、光導波路43に予め形成されているコアクロスマークを認識して位置決めを行っているため、光通過孔34,35とミラー59A,59Bの位置決めを高精度に行うことができる。尚、本実施例においても、先に光導波路43に配線形成用基板30Bを固定し、その後に配線形成用基板30Bが固定された光導波路43を主基板42BAに固定する方法を用いてもよい。
上記のように配線形成用基板30B及び光導波路43が主基板42Bに固定されると、続いて図12に示すように支持体31の除去処理が行われ、続いて、金属箔32をシード層として銅メッキを行い、続いて第1実施例で述べたと同様の周知の方法により素子接合用配線60を形成する。図13は、素子接合用配線60が形成された状態を示している。
上記のように素子接合用配線60が形成されると、続いて図14に示すように、素子接合用配線60に対してPD44及びVCSEL45を接合する処理、主基板42Bに対してアンプ46及びドライバ47を接合する処理を行う。この際、VCSEL45の発光部45aと光通過孔34との位置決め、及びPD44の発光部45aと光通過孔35との位置決めを高精度に行う必要があるが、本実施例においてもPD44及びVCSEL45を配線形成用基板30Bに搭載する際にアライメントマーク36を用いて位置決めを行っており、高い位置決め精度を確保している。
上記のように各素子44〜47が配線形成用基板30B及び主基板42Bに接合されると、続いて素子接合用配線60と配線55との間に金ワイヤ65がボンディングされる。これにより、素子接合用配線60に搭載されているPD44及びVCSEL45は、主基板42B及びこれに搭載されているアンプ46及びドライバ47と電気的に接続される。よって、本実施例においても、PD44及びVCSEL45と主基板42B等を電気的に接続するのにビアは不要となり、光モジュール40Bの製造の容易化、製造工数の低減、設備コスト及び稼働コストの低減を図ることができる。
以上説明した一連の工程を実施することにより、図15に示す光モジュール40Bが製造される。本実施例に係る製造方法によっても、第1実施例で説明したと同様に、金属箔32を光導波路43に配設するのに無電解メッキは不要となり製造コストの低減を図ることができる。
また、接着剤33を用いて金属箔32は光導波路43上に固定されるため、光導波路43(クラッド材57)の表面を粗面化することなく、金属箔32を強固に光導波路43に配設することができる。更に、本実施例では、アンプ46及びドライバ47は主基板42B上に搭載されるため、光導波路43の大きさをアンプ46及びドライバ47の大きさに拘わらず決めることができる。
続いて、図16を用いて、本発明の第3実施例である光モジュールの製造方法について説明する。
本実施例に係る製造方法では、先ず図16(A)に示す配線形成用基板30Cを用意する。この配線形成用基板30Cは、支持体31の上部に接着剤33が形成され、更にその上部に銅箔等の金属箔32が形成された構成とされている。
ここで、金属箔32は、前記した第1及び第2実施例に比べて厚く形成されている(具体的には、前記した素子接合用配線60と略同じ厚さ)。また、支持体31としては、例えばポリイミド等の樹脂、或はステンレス等の金属材よりなるリングの使用が考えられる。尚、本実施例では支持体31としてポリイミドを用いている。
この配線形成用基板30Cには、図18(B)に示されるように、光通過孔34,35及びアライメントマーク36が同時に形成される。この各孔34〜36の形成は、前記した第1及び第2実施例と同様にパンチング等で加工することができる。
このパンチング等で加工が終了すると、続いて金属箔32上にDFRを配設し、この露光/現像処理を行いDFRのパターニングを行う。続いて、このパターニングされたDFRをマスクとして金属箔32に対してエッチング処理を行う。これにより、図16(C)に示すように、接着剤33上に素子接合用配線60が形成される。
本実施例では、このように素子接合用配線60が形成された配線形成用基板30Cに、図16(D)に示すように、各素子44〜47(PD44及びVCSEL45のみでも可能)を搭載する。この各素子44〜47を素子接合用配線60に接合する際、素子接合用配線60は支持体31に支持されているため、接合処理を確実に行うことができる。また、配線形成用基板30Cにはアライメントマーク36が形成されているため、このアライメントマーク36を基準として各素子44〜47を素子接合用配線60に搭載することが可能であり、よって各素子44〜47を素子接合用配線60(光通過孔34,35)に高精度に位置決めした状態で搭載することができる。
上記のように各素子44〜47を素子接合用配線60に搭載されると、続いて支持体31が除去される。この支持体31の除去は、ピーリング処理により行うことが可能である。図16(E)は、支持体31が除去された状態を示している。
この支持体31が除去された配線形成用基板30Cは、光導波路43の上部に接着剤33を用いて固定される。この際、本実施例においても、配線形成用基板30Cに形成されているアライメントマーク36と、光導波路43に予め形成されているコアクロスマークを認識して位置決めを行う構成とされているため、光通過孔34,35とミラー59A,59Bの位置決めを高精度に行うことができる。
上記のように各素子44〜47が予め搭載された配線形成用基板30Cが光導波路43に固定されると、続いてこの光導波路43は、図16(G)に示すように主基板42Aに固定される。尚、光導波路43を先に主基板42Aに固定しておき、その後に光導波路43に対し予め各素子44〜47が搭載された配線形成用基板30Cを固定する方法を用いてもよい。その後、図示しないが、素子接合用配線60と配線55との間に金ワイヤ65がボンディングされると共に半田ボール50の形成処理が行われ、これにより光モジュールが製造される。
上記した本実施例においても、従来必要とされていたビアを不要とすることができ、光モジュールの製造の容易化、製造工数の低減、設備コスト及び稼働コストの低減を図ることができる。また、金属箔32を光導波路43に配設するのに無電解メッキは不要となり、光導波路43(クラッド材57)の表面を粗面化する必要もなくなる。更に、本実施例では、予め各素子44〜47が搭載された状態で配線形成用基板30Cを光導波路43に配設することができる。これにより、精度の高い光導波路43上で実施する製造工程を低減することができ、光導波路43にダメージが発生することを抑制できる。
ところで、前記した各実施例では、配線形成用基板30A〜30Cに接着剤33を設け、この接着剤33を介して配線形成用基板30A〜30Cを光導波路43上に固定する構成とした。これにより、光導波路43上に直接金属箔32を無電解めっき法で形成する必要がなくなり、従来発生していた無電解めっき層(銅めっき膜)の光導波路からの剥離を防止できる構成としている。
しかしながら、前記した各実施例による製造方法では、必然的に光モジュール40A〜40Cに接着剤33が残存することとなる。以下説明する方法は、接着剤33が光モジュールに残存しないようにしたものである。具体的には、クラッド材57の表面に直接金属箔32を形成するものである。以下、金属箔32が直接形成された光導波路70の製造方法について説明する。
本実施例では、先ず図17(A)に示すように、支持体37を用意する。この支持体37は、感光性テープであっても、熱発泡テープであっても構わない。本実施例では、紫外線に感光する感光テープを用いている。この支持体37の下面には、図17(B)に示すように金属箔32が形成される。この金属箔32は、例えば厚さが10〜15μmの銅箔であり、ゴムローラによる常温ラミネート処理により支持体37に固定される。
続いて、金属箔32が形成された支持体37は、金属箔32を上面に向きを変更された上でスピナーに装着される。そして、金属箔32の上部にクラッド材(樹脂)を滴下して、厚さ50μm程度の第1のクラッド層38を形成する。図17(C)は、金属箔32の上部に第1のクラッド層38が形成された状態を示している。この際、第1のクラッド層38は支持体37に形成された金属箔32上に形成されるため、金属箔32は高い平坦性を維持でき、かつ第1のクラッド層38との接合強度を高めることができる。
このようにして第1のクラッド層38が形成されると、図18(A)に示すように加熱処理が行われ、第1のクラッド層38に対するキュアが行われる。これにより、第1のクラッド層38と金属箔32の界面との密着力が高まり、第1のクラッド層38を確実に金属箔32に接合させることができる。
続いて、第1のクラッド層38の上部にコア材58が形成される。このコア材58も樹脂であるため、スピナーを用いて第1のクラッド層38の全面にコア材を形成した後、レジストを塗布し、このレジストに露光/現像処理を行うことによりマスクを形成する。そして、このマスクを用いてコア材となる樹脂を成形し、これによりコア材58を形成する。図18(B)は、第1のクラッド層38上にコア材58が形成された状態を示している。
続いて、コア材58を覆うように、第1のクラッド層38の上部に第2のクラッド層39を形成する。この第1のクラッド層38は、第1のクラッド層38と同一材質の樹脂材でありスピナーを用いて塗布される。
そして、第1のクラッド層38及び接着剤53上に第2のクラッド層39が塗布された後、第2のクラッド層39に対してキュアが行われ、これにより第2のクラッド層39は第1のクラッド層38及びコア材58に強固に接合する。よって、図18(C)に示されるように、コア材58は第1のクラッド層38と第2のクラッド層39との間に埋設された状態となる。
上記のように第2のクラッド層39が形成されると、続いて光導入ミラー59A,59Bの形成処理(ミラー形成処理)が実施される。このミラー形成処理では、先ず図19(A)に示すように、第1及び第2のクラッド層38,39に、一対の切り込み部67を形成する。この切り込み部67は、ダイサーを用いて形成することができる。
この際、一方の切り込み部67はコア材58の一端部をも含んで切削形成されており、他方の切り込み部67はコア材58の他端部をも含んで切削形成されている。即ち、コア材58の両端部は各切り込み部67に露出した状態となっている。
上記のように切り込み部67が形成されると、続いて切り込み部67の内壁に光導入ミラー59A及び光導出ミラー59Bを形成する処理を行う。この各ミラー59A,59Bの形成処理は、第2のクラッド層39上の切り込み部67の形成位置を除きレジストを配設し、その上で金蒸着或は金のスパッタを行う。これにより、切り込み部67の内壁にミラー59A,59Bを形成する。この各ミラー59A,59Bの厚さは、0.1μm程度である。図19(B)は、切り込み部67の内壁にミラー59A,59Bが形成された状態を示している。
上記ように光導入ミラー59A及び光導出ミラー59Bが形成されると、レジストの除去を行った上で、切り込み部67の窪みの内部に第3のクラッド層66を形成する。この第3のクラッド層66は、第1及び第2のクラッド層38,39と同一材質であり、スピナーを用いて塗布される。これにより、図19(C)に示されるような。第1乃至第3のクラッド層38,39,66の内部にコア材58、光導入ミラー59A、及び光導出ミラー59Bが形成されたクラッド材57が形成される。
このようにして製造されたクラッド材57は、図20(A)に示すように、ダイシングテープ68に貼り付けられる。従って、クラッド材57がダイシングテープ68に貼り付けられた状態において、支持体37は上部に位置した状態となっている。
続いて、支持体37の除去処理が行われる。この支持体37の除去処理では、先ず感光性テープである支持体37に対して紫外線照射が行われる。これにより、支持体37は硬化して接着力が低下する。続いて、この接着力が弱くなった支持体37を金属箔32からピーリングする。これにより、支持体37は金属箔32から容易に除去(剥離)される。尚、支持体37として熱発泡テープを用いた場合には、例えば150℃の加熱を行うことにより容易に剥離することが可能となる。図20(B)は、支持体37が除去された状態を示している。
上記ように支持体37の除去が行われると、続いてダイシングによる個片化処理が行われ、これによりクラッド材57上に金属箔32が直接形成された光導波路70が製造される。上記した方法により光導波路70を形成することにより、光導波路70上に配線を配設するのに接着剤が不要となるため、部品点数を削減することができ、光モジュールの低コスト化を図ることができる。
尚、上記のようにして製造された光導波路70は、前記した第1実施例の図4に示す工程以降に適用することが可能である。
図1は、従来の一例である光モジュールを説明するための図である。 図2は、本発明の第1実施例である光モジュールの製造方法を説明するための図である(その1)。 図3は、本発明の第1実施例である光モジュールの製造方法を説明するための図である(その2)。 図4は、本発明の第1実施例である光モジュールの製造方法を説明するための図である(その3)。 図5は、本発明の第1実施例である光モジュールの製造方法を説明するための図である(その4)。 図6は、本発明の第1実施例である光モジュールの製造方法を説明するための図である(その5)。 図7は、本発明の第1実施例である光モジュールの製造方法を説明するための図である(その6)。 図8は、本発明の第1実施例である光モジュールの製造方法を説明するための図である(その7)。 図9は、本発明の第2実施例である光モジュールの製造方法を説明するための図である(その1)。 図10は、本発明の第2実施例である光モジュールの製造方法を説明するための図である(その2)。 図11は、本発明の第2実施例である光モジュールの製造方法を説明するための図である(その3)。 図12は、本発明の第2実施例である光モジュールの製造方法を説明するための図である(その4)。 図13は、本発明の第2実施例である光モジュールの製造方法を説明するための図である(その5)。 図14は、本発明の第2実施例である光モジュールの製造方法を説明するための図である(その6)。 図15は、本発明の第2実施例である光モジュールの製造方法を説明するための図である(その7)。 図16は、本発明の第3実施例である光モジュールの製造方法を説明するための図である。 図17は、本発明の一実施例である光導波路(光伝搬部材)の製造方法を説明するための図である(その1)。 図18は、本発明の一実施例である光導波路(光伝搬部材)の製造方法を説明するための図である(その2)。 図19は、本発明の一実施例である光導波路(光伝搬部材)の製造方法を説明するための図である(その3)。 図20は、本発明の一実施例である光導波路(光伝搬部材)の製造方法を説明するための図である(その4)。
符号の説明
30A〜30C 配線形成用基板
31,37 支持体
32 金属箔
33,53,56 接着剤
34,35 光通過孔
36 アライメントマーク
38 第1のクラッド層
39 第2のクラッド層
40A〜40C 光モジュール
42A,42B 主基板
44 PD
45 VCSEL
46 アンプ
47 ドライバ
55 上層配線
57 クラッド材
58 コア材
59A 光導入ミラー
59B 光導出ミラー
60 素子接合用配線
62 光導入孔
63 光導出孔
65 ワイヤ
66 第3のクラッド層
67 切り込み部
68 ダイシングテープ

Claims (6)

  1. 支持体と接着剤との間に配線となる金属箔が形成されてなる配線形成用基板に光通過孔を形成する工程と、
    主基板に対し、光導入部及び光導出部を有した光伝搬部材を固定する工程と、
    前記主基板に前記光伝搬部材を固定する前また後に、前記光通過孔と前記光導入部及び光導出部とを位置決めし、前記接着剤を用いて前記配線形成用基板を前記光伝搬部材に固定する工程と、
    前記配線形成用基板から前記支持体を除去し、前記金属箔を露出する工程と、
    露出した前記金属箔から配線を形成する工程と、
    前記配線上に光素子を搭載する工程と、
    前記光伝搬部材上に形成された前記配線と前記主基板とを電気的に接続する工程と、
    を有することを特徴とする光モジュールの製造方法。
  2. 請求項1記載の光モジュールの製造方法において、
    前記光通過孔を形成する際、前記光通過孔と前記光導入部及び光導出部とを位置決めするのに用いるアライメント用孔を同時に形成することを特徴とする光モジュールの製造方法。
  3. 請求項1または2記載の光モジュールの製造方法において、
    前記光素子を搭載する際、該光素子に接続される電子素子を前記光伝搬部材上に合わせて搭載することを特徴とする光モジュールの製造方法。
  4. 請求項1または2記載の光モジュールの製造方法において、
    前記光素子を搭載する際、該光素子に接続される電子素子を前記主基板上に搭載することを特徴とする光モジュールの製造方法。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の光モジュールの製造方法において、
    前記配線と前記主基板とをワイヤを用いて電気的に接続することを特徴とする光モジュールの製造方法。
  6. 支持体の上部に接着剤が形成され、更に前記接着剤の上部に配線となる金属箔が形成されてなる配線形成用基板に光通過孔を形成する工程と、
    前記金属箔から配線を形成する工程と、
    前記配線上に光素子を搭載する工程と、
    主基板に対して光伝搬部材を固定する工程と、
    前記主基板に対して前記光伝搬部材を固定する前または後に、前記支持体を除去する工程と
    前記光通過孔と前記光導入部及び光導出部とを位置決めし、前記支持体が除去された配線形成用基板を前記光伝搬部材に前記接着剤を用いて固定する工程と、
    前記光伝搬部材上に形成された前記配線と前記主基板とを電気的に接続する接続工程と、
    を有することを特徴とする光モジュールの製造方法。
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