JP4337789B2 - 冷凍冷蔵庫 - Google Patents

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Description

この発明は、冷凍冷蔵庫における野菜類などの食品保存に関する技術のものである。
従来の冷蔵庫は、上方からの赤色LEDで野菜を照射し野菜の鮮度を保持する、また光透過性のある大きな野菜室ケースを使用し野菜室上下に設置した赤色LEDで野菜の鮮度を保持するなどして貯蔵性を良くする技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。また白色蛍光灯を野菜室に設け、その点灯制御を、野菜室扉開閉を検知するスイッチで行い、緑色野菜のクロロフィル低下を低減しようというものもある(例えば、特許文献2参照)。
特開2002−267348号公報(0036欄、図1、2、8など) 特開平9−28363号公報(006欄、図1など)
従来の冷蔵庫は、第1には赤色LEDを使用するため野菜の見た目が悪くなる。第2に扉開閉を検知する必要があるためその検出手段が必要であり、構造が複雑化しコストも高くなる。第3に野菜室ケースを光透過性材料で作るとさまざまな問題がある。例えばプラスチック樹脂であるPS(ポリスチレン)をケースの全体の材料として使用するには、比較的重いものを入れる野菜室ケースとしては強度的に問題があり、割れ、傷などが付き易いため肉厚を上げて成形しなければならず成形時間が長くなってしまうため高価となってしまう。またABS(アクリロニトリルブタジエンスチレン)、PC(ポリカーボネート)等でも同様表面が傷つきやすい上材料単価も高価である。また樹脂以外の材料ではさらに高価となる。第4に上方から照射する場合、電気部品の配線、取り付けが困難、第5に上方から照射させたり扉が閉まっているときにのみ照射させると、家庭内や店頭にて光が点灯していることを確認しにくい等の問題点があった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、本発明は安価でかつ野菜室ケースに入れた野菜に効率よく光照射を行い、野菜の鮮度を保持することができる冷蔵庫を提供する。また、庫内の内容積を減少することなく光照射を行うとともにその照射の確認が容易で、光源としてのLEDを効果的に使用して寿命が長く効率の良い冷凍冷蔵庫を提供する。
この発明に係る冷凍冷蔵庫は、本体を複数の区画に仕切られた1つの区画からなる野菜室と、前記野菜室に設けられる光透過性がなく光反射性のよい材料からなる野菜室ケースと、前記野菜室ケースの底面の一部に設けられた開口部と、前記開口部を塞ぐように設置された光透過性のある材料からなる蓋部と、前記野菜室の床面に設けられ、光を照射する光源を有した光照射装置と、を備え、前記野菜室ケースが前記野菜室に収納された状態で、前記野菜室ケースの下方から前記蓋部を透過して野菜室ケース内に光を照射するとともに、前記蓋部はポリプロピレンで成形された前記野菜室ケースに溝嵌合により固定されるとともに、前記光照射装置は前記野菜室の床面表層部分と前記光照射装置に設けたフランジ部との間にOリングを挟み込む防露手段を設けたものである。
この発明の冷凍冷蔵庫は、本体を複数の区画に仕切られた1つの区画からなる野菜室と、前記野菜室に設けられる光透過性がなく光反射性のよい材料からなる野菜室ケースと、前記野菜室ケースの底面の一部に設けられた開口部と、前記開口部を塞ぐように設置された光透過性のある材料からなる蓋部と、前記野菜室の床面に設けられ、光を照射する光源を有した光照射装置と、を備え、前記野菜室ケースが前記野菜室に収納された状態で、前記野菜室ケースの下方から前記蓋部を透過して野菜室ケース内に光を照射するとともに、前記蓋部はポリプロピレンで成形された前記野菜室ケースに溝嵌合により固定されるとともに、前記光照射装置は前記野菜室の床面表層部分と前記光照射装置に設けたフランジ部との間にOリングを挟み込む防露手段を設けたので、野菜室ケース底面の一部を光透過性のある材料として、ケース全体を光透過性のある材料とするよりも安価にでき、強度的にも一部のみに使用するため問題ない。そして野菜室ケースから水漏れすることなく、さらに基板への水分の周り込みを防止できる。また、従来では光の届きにくかった野菜室ケース底部から光強度の高い光を照射することが可能となる。また、野菜室ケース内へ通過した光は光反射性のよい材料からなる野菜室ケース内で乱反射をして、直接光が当たらなくとも光合成効果が期待でき、野菜の鮮度をいっそう長く保持できる効果を有する。
実施の形態1.
図1はこの発明を実施するための実施の形態1における冷凍冷蔵庫の断面図、図2は同実施の形態による野菜室内部の断面図、図3は野菜室に設置された野菜室ケースの断面図、図4は植物の光反応作用波長特性図、図5は光照射装置の拡大断面図である。
図1において、1は冷凍冷蔵庫本体で、この冷凍冷蔵庫本体を複数の区画に仕切られて独立した複数の庫内室を有し、それらは冷凍冷蔵庫1の最上部に開閉ドアを備えて配置される冷蔵室100と冷蔵室100の下方に冷凍温度帯(−18℃)から冷蔵、野菜、チルド、ソフト冷凍(−7℃)などの温度帯に切り替えることの出来る引き出し扉を備える切替室400、切替室と並列に配置された引き出し扉を備える製氷室500があり、最下部に配置される引き出し扉を備えた冷凍室200と切替室、製氷室との間に引き出し扉を備えた野菜室300とからで構成される。冷蔵室100の扉上には各室の温度や設定を調節する操作パネル5が設置されている。
図1において、10は圧縮機、11は冷却器であり、12は冷却器11により冷却された冷気を冷蔵室100、製氷室500に送風するファン、13は冷蔵室100内への冷気量を調節するダンパー装置であり、14は冷却器11により冷却された冷気を冷蔵室100内に導入するための風路である。
図1および図2に示すように野菜室300には光透過性の無い材料からなり底部に穴(開口部)のあいた野菜室ケース30と、その穴を塞ぐように設置された光透過性のある材料からなる蓋部39、また野菜室ケース30の上部には光透過性のある材料からなる収納容器31とが設置されており、比較的大きな野菜は主に野菜室ケース30に、葉菜類は主に収納容器31に収納することができる。この収納容器31は、野菜室ケース30が野菜室300内に収納された状態で野菜室ケース30の庫内奥側の上部に位置する。この際、野菜室ケース30の非光透過性材料として、一般的に白色のプラスチック、例えばPP(ポリプロピレン)などを用いる。光透過性がなく、むしろ光反射性のよい材料(例えば白色の樹脂材料)を野菜ケース30の材料として使用すれば、蓋39を通過した光は野菜室ケース30内で乱反射をして、直接光が当たらなくとも光合成効果が期待でき、かつ成形性も良いため安価に製造できる。
一方、野菜室ケース30全体を光透過性のあるプラスチック、例えばPS(ポリスチレン)、ABS(アクリロニトリルブタジエンスチレン)、PC(ポリカーボネート)などの樹脂で成形は可能であるが、一般的にPSは硬くて脆いため比較的重い野菜を入れるケースとしての使用においては割れ、傷などの問題が多く不向きである。強度改善のため底部を厚く成形しようとしても樹脂成形品では均一した肉厚でなくなるため成形時の樹脂の流れが悪くなったり、また、ひけ、そりなどの問題も発生したり、厚肉部の冷却時間が長く必要なため成形時間も多くなってコスト高となってしまう。ABS、PCなども同様でありかつ材料単価もさらに高価である。
野菜ケース30の上部に設置する比較的軽い食品を収納できる収納容器31に光透過性のあるプラスチックを使用する分には品質的にも耐えられ、かつ見栄えも良い。また野菜室ケース30の底部の一部だけを光透過性のある材料、例えばPSなどで比較的厚肉成形して野菜室ケース30の穴を塞ぐように取り付ければ強度的な問題もなく、かつ板状であれば厚肉であっても成形時間も比較的短く安価に製造できる。また蓋39を野菜室ケース30にネジ41にて固定してしまえばさらに強度が上がり、割れ、変形などに対する信頼性もあがる。
また、図3に示すように野菜室ケース30と蓋部39の間にOリング40などを挟み、かつ溝勘合とすることで野菜室ケース30内に、例えば水をこぼしても野菜室ケース30から水漏れすることもない。また野菜室ケース30を取り外してケースを水洗いする際に、この蓋部39を取り外せばケースに穴があるため水を入れても重くならず清掃時の取り扱い性も良い。また蓋部39を野菜室ケース30にネジ41にて固定してしまえばさらに強度が上がり、割れ、変形などに対する信頼性を上げることもできる。
また野菜室ケース30の底面の一部だけでなく、底面全体を光透過性のある材料の蓋部としてもよく、固定は野菜室ケース30の側壁にネジ固定してもよい。この場合の野菜室ケース30では少なくとも側面部分が光透過性のない材料で形成され、その側面で囲まれた底面が光透過性の蓋部31となる。
また野菜室ケース30の上に設置される収納容器31の底面を光透過性のない材料にすれば、野菜室ケース30内での乱反射を多くすることもできるため野菜室ケース内の光合成効果が高まる。
32は光照射装置であり、図2に示すように野菜室300の床面をなす仕切り部にその下端部を埋設するように設置され、野菜室ケース30の底面の光透過性のある蓋部39を通して野菜室中心に向かって光を照射できるようになっている。この光照射装置32には光源である複数の半導体発光素子が組み込まれ、それらを覆い冷凍冷蔵庫内とは連通させずに冷気を遮断するカバーが上部に設けられた構成をなし、仕切り部の表面となる野菜室床面に上記カバーが露出して床面の一部となるように設置されている。また、本実施例において、光照射装置32は1個使用し、その設置位置は左右方向が冷蔵庫中心で、前後方向については野菜室ケース30の手前側ペットボトルの入るスペースを設けているのが一般的であり、その部分を除いて野菜室ケース30の中心としているので、冷蔵庫本体の前後方向の中心よりも奥側に設置している。なお、図2において、光照射装置32は野菜室床面となる仕切り部に厚さ方向で半分程度埋め込まれた状態を示しているが、さらに光照射装置32のカバー上面だけが野菜室に露出ように側面全体が埋め込まれる状態でも良い。この場合は、野菜室内に光照射装置が突出することがなく庫内空間を有効に使用できる。
光照射装置32は図4に示すように野菜の光合成に対して効果のあると考えられる450nmから660nmの範囲の波長を発行するLED34を3個〜4個実装した基板などからなる。ここで、520nmから620nmの範囲の波長(オレンジ色)を発光するLEDを取付けると白熱灯に近い色で庫内灯としての機能も備えられる。それぞれのLED34間の距離は近接したLEDの光が重なり合って高照度の範囲を増やすためおよそ15mmに設定している。またカバーと野菜室ケース34の間の距離は、野菜室ケース30内に無負荷の状態でLED34先端から野菜室ケース30の穴を塞ぐ蓋部39の表面までの距離を20mmから30mm程度になるようにするとよい。本実施例では25mmであり、LED34先端から蓋39の表面までの距離は28mmである。これはLED34先端から食品までの距離が近ければ近いほど光強度は強いが、野菜室ケース30に食品などの負荷が加わり変形してもカバーへの接触がなく、スムーズに野菜室扉の開閉が出来るようにするためである。野菜室上方または背面に光照射装置32を設置した場合にはLED34から食品までの距離は本実施例の場合と比較し距離の離れたものとなり、光合成による保存効果は少なくとも本実施例より優位なものではない。また光照射装置32の個数を増やせばさらに光照度が大きくなる。
また本実施例の光照射装置32には複数のLED34が実装されているが、波長の異なるLEDを組み合わせて光照射装置32を構成することで、例えば、赤色LEDと青色LEDを組み合わせて設置することにより、クロロフィルなどの色素の吸収ピークに合わせた光を照射でき、光合成をより効果的に行うことが可能となる。
図5において、光照射装置32は実装基板33と実装基板33に半田付けして固定される光源である半導体発光素子LED34とLED34を保護する光透過性のカバー35からなる。LEDの指向性は一般的に高輝度なものほど狭くなる傾向があるので、冷蔵庫の振動等によりその照射角度が変動しないように実装基板33とカバー35はネジ42で固定される。実装基板33の裏面は回路のショートを防止するためにシール36で覆う。また、光照射装置32は野菜室300の床面の断熱部である発泡断熱材37の上部に組み込まれ、LED34の光が野菜室300内に照射するように上向きで設置されるが、野菜室は比較的高湿度なため露付き対策として、野菜室床面の表層部分と上記発泡断熱材に載置された光照射装置32のフランジ部との間にOリング38などを挟み込み実装基板33への水分の周り込みを防止し、また光照射装置32のまわりに重複しないようにヒータ43を配置している。このヒータ43は低外気時の野菜室300内の凍結防止の目的も兼ねている。
光照射装置等を野菜室床面に設置することはヒータを設置していることとほぼ同義と言える。密閉個室内で照射された光は個室内で乱反射を繰り返すが、いずれ個室内に置かれた物体および壁面にエネルギーが吸収されその物体の内部エネルギーが増大し物体の温度が上昇する。少なくとも野菜室床面に何も設置しないよりは物体の温度は上昇すると考えられるため、冷凍室の上に野菜室があるという構造ではその分断熱厚さを減らすことも可能で庫内容積増加につながる。
また本実施例での光照射装置32では4個のLED34が実装されており、これらの接続により様様な点灯制御を行うことが可能となる。図6は光照射装置32の電気回路を示し、図7はLED34の実装配置図である。これらの図では実装基板上に2個のLED34a、34bを並列にした系統34Aと、LED34c、34dを並列にした系統34Bを2列並列に接続構成している。DC5V〜12Vを印加し、30mA程度の電流を流すことで、LED34a、34b、34c、34dを発光させるものである。電流値は30mA程度と小さく安全である。また、34A、34BのようにLEDを2個で1系統構成し、図7のようにそれぞれの系統を分けて配置し、それぞれを制御基板21上のマイコンによりその点灯、消灯を制御することも可能で、LEDの寿命を延ばすことができるので、扉開閉を検知せずとも十分な寿命を確保することが可能である。また、複数のLEDを系統としてすなわちグループ制御することにより、マイコンのポート数を減らすことができ、制御基板21を簡素化する効果がある。
図8に示す光照射装置の電気回路図のように、マイコンから信号を出力してオンオフを制御するトランジスタとLEDに流す電流を設定する電流制限を行う抵抗をLEDに直列に設けLEDの点と上消灯などを制御する。この構成の、実際の基板の実装においては、抵抗を制御基板21側に配置すれば、光照射装置32の実装基板33を小型化でき、野菜室内に配置しやすく、また、抵抗の発熱を抑えることができるので野菜の保存性能を向上する。一方、抵抗を光照射装置32の実装基板側に配置すれば、故障などの際に点灯確認や不良箇所を発見しやすいなどの効果がある。なお点灯消灯の制御は2個と4個の組み合わせ例で説明したが最小1個ずつとし、多い方は8個や12個などいくつでも良い。また、使用するLEDの個数や必要な照度によっては印加電圧・電流を適宜選択すればよい。
また、図8のように、LED34a、LED34b、LED34c、LED34dを実装基板上に直列に接続すれば、制御基板21上の抵抗の個数も減り、またマイコンのポート使用数も減らせ簡潔な仕様となり安価に製造することもできる。
保存した野菜のブドウ等の合成を促進することで貯蔵性を向上させビタミンCが増加した栄養成分に富んだ野菜にするには光合成の暗反応も必要であるから、LEDを常に点灯するのではなく点灯時間や照度を制限することも必要である。この制限により、LEDの寿命を延ばし、光照射装置を交換不要とする効果もある。これにより無駄なエネルギーを使わずに効果的な食品保存が可能になる。
野菜室ケース30内の光強度は、LED34を高輝度タイプのものや拡散タイプのものを使用したり、実装するLED34の個数や電圧、電流制御等で調節できるが、さらには図9の光照射装置の断面図に示すように、LED34の実装角度を実装基板33に対して垂直より斜めに、基板中央より外側に向くように設置して比較的照度の高い範囲を広く設定したり、また図10の光照射装置の断面図に示すようにカバー表面および内面に凹凸などのディンプル加工を施して光を拡散する構造を設けたり、カバー材料をより光透過性の高い材料にしたりすることでも改善される。
また本実施例では図11に示す冷凍冷蔵庫の断面図のように、冷凍冷蔵庫本体の最下段に冷凍室、そのすぐ上の段が野菜室となる構成であり、野菜室引出し扉を全開したときに野菜室ケースの奥側となる背面壁上端(上部収納容器は光透過性であるため背面壁を透けて見ることができる)と、冷凍冷蔵庫本体の前面側における野菜室上端部すなわち切替室扉または製氷室扉の下端との間から、ユーザーが肢体を曲げずに覗き込むような動作もせずに直接見える野菜室床面に光照射装置32が設置されているため、野菜室上方や奥側に設置してあるよりも点灯の様子を確認しやすいので、家庭での点灯による正常動作確認が容易にでき、さらに店頭での商品アピールにも有効に活用できるメリットがある。この場合のユーザーの身長は145cmから175cmを想定しており、平均的な身長(女性の平均身長158cm、男性の平均身長170cm)の日本人ユーザーであれば殆どがその範囲に入る。
以上のように構成された冷蔵庫において、以下その動作を説明する。
図12は光照射装置の簡単な制御のフローチャート図、図13は光照射の制御と野菜の光合成のタイムチャート図である。図12において、冷凍冷蔵庫本体1の電源投入後、ステップ40にて制御基板21のマイコンに記憶させた初期データに応じて、光2灯点灯のデータの場合はステップ41にて光照射装置32のLED34を2灯点灯し、光消灯のデータの場合はステップ42にて光照射装置32のLED34は点灯しない。
次にステップ43で冷蔵庫が霜取り動作に入った場合、ステップ44にてLED34を4灯点灯し、ステップ45にてLED4灯の照射をはじめて3時間経過後、ステップ46に進み、制御基板21のデータを受け、2灯点灯または、消灯する。ステップ46はステップ43霜取りに入る前の状態を記憶し、その状態と同様になるようにする。ステップ43の霜取り動作は一日に略1回入る制御になっているので、ステップ43からステップ46の一連の制御を取ることで高強度の光を一日3時間照射する制御となる。
図13において、ステップ43霜取り動作をトリガーに、LED4灯点灯を行うことで、光を照射された野菜は庫内に存在する二酸化炭素と霜取り時に庫内に供給される水分を補給して光合成の明反応を起こし、3時間経過後2灯点灯または消灯に切り替えることで、光合成の暗反応を起こす。この霜取り動作は、冷却器に付着している霜の量が多いと判断したときに、所定の霜取り間隔で、もしくは扉開閉回数の少ない時間帯をマイコンに記憶させてその時間に合わせて自動で行われる。
また、冷蔵室100の扉に設置された操作パネル5の操作スイッチを操作することによって、LEDの点灯と消灯を切り替えることができる。図12のステップ49にて操作パネルはスイッチ入力を受付け、LEDを点灯する場合は「光」の表示を点灯し、消灯する場合は「光」の表示を消灯し、制御基板に状態データを送信する。ステップ50にて信号を受けた制御基板はそのデータに応じてLED34を2灯点灯または消灯する。スイッチ操作でLEDの点灯、消灯を選択できるようにすることで、葉菜をあまり保存しないユーザが消灯させたり、葉菜があまり出回らなくなる冬の間はスイッチ操作で消灯させたりすることができ省エネ性が高まる。
また、操作パネルは冷蔵庫の外に設置されているものに限らず、庫内に設置されているようなものでも良い。操作パネルから冷蔵庫の庫内照明を操作する指示を携帯電話などからインターネットを通して住居内に設けられているICアダプターにて信号を変換し電灯線などの有線や無線などにて冷蔵庫内の制御装置に指令を伝えることでも良い。
また、ユーザが選択できる光照射の種類は点灯、消灯の2種類だけではなく、4灯点灯、2灯点灯、消灯の3段階制御とすれば、光合成効果を重視する場合は4灯に、扉開放時などの庫内灯としての役割のみを求める場合は2灯に、省エネルギーを重視する場合は消灯に設定すれば良い。また、4灯点灯、2灯点灯、消灯の3段階をそれぞれ野菜室の温度設定の強・中・弱に連動させれば、葉菜に適した温度環境である「強」、通常の野菜室に連続もしくは光照射を間欠的にして庫内灯が点灯し保存効果もある「中」、温度設定を高くするとともに光照射を行わない省エネルギーの野菜室の「弱」と、野菜室全体で3種類の提案ができ、特別に光照射の設定を操作パネルに設けなくてすむので、操作パネルインターフェースの簡素化にもなる。また、操作パネルで設定できる「省エネモード」や「節電モード」に連動させて、LEDを消灯させても良い。
最後にステップ53にてコンセントが抜かれたり、停電などにより冷蔵庫1自体の電源がリセットされたりしたときはそのときの状態を記憶し、再度電源が投入されたときはステップ40に戻り、電源リセット前の状態から開始できるようにする。以上2点灯、4点灯、消灯で説明してきたが、1点灯ずつ増減させたり、3,4点灯などを1つのグループとして行ったりしても良く、弱い照明であれば扉開閉に関係なく連続して照明しておけばよいなど、目的に応じた必要な照明を行えばよい。
以上のような制御で、4灯点灯時には光合成の明反応効果を得ることができ、2灯点灯時は光合成の暗反応の効果を得ることができる。また、点灯するLEDはそれぞれ交互に行うことでLEDの寿命を延ばし、冷蔵庫の寿命の間は光照射装置の交換不要となり、またユーザが不用意に触れることを阻止し、故障することもなく、また安全性を確保できる。また、光照射のタイミングは扉が閉じられているときに行わなくてはならないという考えではなく、以上のような制御を行うことで、扉開閉を認知せずに常時点灯しておけば良いので、扉開閉を認知する手段であるドアスイッチなどの部品を用いなくてすみ、システム自体を安価に、省エネルギーに構成することができる。
また、定格値に対して少ない電流値で照度を制御してもよい。また、経年変化により、LED34単体の輝度が落ちた場合は同時に点灯するLEDの個数を増やして、照度を確保するような制御を行っても良い。
本発明の光照射装置32は野菜室300に設置したが、冷蔵室100、冷凍室200、製氷室400、切替室500に設置してもよい。近年、野菜室の容量が足りなかったり、野菜室よりも温度の低いという理由で冷蔵室に野菜を保存したりすることもあるので、他室に光照射装置を設置することでも同様の効果が得られる。また、どの室に設置しても庫内灯としての効果があるためユーザの使い勝手は向上し、また店頭で陳列された際に商品力をアピールできる。
本発明は、引き出し扉式の野菜室を持ち、光透過性のない野菜室ケースの底部に開口部の穴を設けており、その穴を塞ぐように設置された光透過性のある材料からなる蓋部を備えた冷蔵庫の野菜室床面となる仕切り部に下端部を埋設するように、野菜室内向きに光照射装置を設置した冷凍冷蔵庫である。野菜室内に光照射装置を配置する場合、野菜室ケースに置かれた食品との距離が最も小さくできるため、他のどの壁面に設置するよりも光合成による栄養保存効果が大きくなる。
この発明の実施の形態1における冷凍冷蔵庫の断面図である。 この発明の実施の形態1における野菜室内の断面図である。 この発明の実施の形態1における野菜室ケースの断面図である。 この発明の実施の形態1における植物の光反応作用波長特性図である。 この発明の実施の形態1における光照射装置の断面図である。 この発明の実施の形態1における光照射装置の電気回路図である。 この発明の実施の形態1における光照射装置のLEDの実装配置図の図である。 この発明の実施の形態1における光照射装置の電気回路図である。 この発明の実施の形態1における光照射装置の断面図である。 この発明の実施の形態1における光照射装置の断面図である。 この発明の実施の形態1における冷凍冷蔵庫の断面図である。 この発明の実施の形態1における光照射制御を示すフローチャート図である。 この発明の実施の形態1における光照射制御を示すタイムチャート図である。
符号の説明
1 冷凍冷蔵庫本体、 5 操作パネル、 10 圧縮機、 11 冷却器、 12 ファン、 13 ダンパ装置、 14風路、 21 制御基板、 30 野菜室ケース、 31 収納容器、 32 光照射装置、 33 実装基板、 34 LED、 35 カバー、 36 シール、 37 発泡断熱材、 38 Oリング、 39 蓋部、 40 Oリング、 41 ネジ、 42 ネジ、43 ヒータ、 100 冷蔵室、 200 冷凍室、 300 野菜室、 400 切替室、 500 製氷室。

Claims (11)

  1. 冷凍冷蔵庫本体を複数の区画に仕切られた1つの区画からなる野菜室と、前記野菜室に設けられる光透過性がなく光反射性のよい材料からなる野菜室ケースと、前記野菜室ケースの底面の一部に設けられた開口部と、前記開口部を塞ぐように設置された光透過性のある材料からなる蓋部と、前記野菜室の床面に設けられ、光を照射する光源を有した光照射装置と、を備え、前記野菜室ケースが前記野菜室に収納された状態で、前記野菜室ケースの下方から前記蓋部を透過して野菜室ケース内に光を照射するとともに、前記蓋部はポリプロピレンで成形された前記野菜室ケースに溝嵌合により固定されるとともに、前記光照射装置は前記野菜室の床面表層部分と前記光照射装置に設けたフランジ部との間にOリングを挟み込む防露手段を設けたことを特徴とする冷凍冷蔵庫。
  2. 前記光照射装置の光源を520nm〜620nm波長のオレンジ色発光のLEDとし、引き出し式の前記野菜室を全開に引き出したときに、前記野菜室ケースの奥側上端部もしくは前記野菜室ケースの上部に配置される収納容器と本体前面の野菜室上端部との隙間から、前記光照射装置が直接見えることを特徴とする請求項1記載の冷凍冷蔵庫。
  3. 前記光源である複数の半導体発光素子を覆い光を通過させるとともに前記冷凍冷蔵庫内とは連通させずに冷気を遮断するカバーと、を備え、前記半導体発光素子および前記カバーを野菜室床面に固定することを特徴とする請求項1または請求項2記載の冷凍冷蔵庫。
  4. 前記光源である複数の半導体発光素子を覆い光を通過させるとともに前記冷凍冷蔵庫内とは連通させずに冷気を遮断するカバーと、を備え、前記カバーの表面もしくは内面に光拡散手段を設けたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の冷凍冷蔵庫。
  5. 前記光源である複数の半導体発光素子を実装する実装基板を備え、前記光源の実装基板への設置角度を垂直よりも傾けて設置したことを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれかに記載の冷凍冷蔵庫。
  6. 前記光源として半導体発光素子を複数個備え、前記半導体発光素子はあらかじめ設定された時間ごとに点灯または消灯することを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれかに記載の冷凍冷蔵庫。
  7. 前記光源として半導体発光素子を複数個備え、冷凍冷蔵庫運転中に前記半導体発光素子を複数のグループに分けて、前記光源をグループごとに点灯消灯を制御することを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれかに記載の冷凍冷蔵庫。
  8. 前記光源として半導体発光素子を複数個備え、冷凍冷蔵庫運転中に前記半導体発光素子の点灯する個数もしくはグループ数を制御することを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれかに記載の冷凍冷蔵庫。
  9. 前記光源として半導体発光素子を複数個備え、冷凍冷蔵庫運転中に全ての半導体発光素子が同時に消灯しないように制御することを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれかに記載の冷凍冷蔵庫。
  10. 前記光源として半導体発光素子を複数個備え、冷凍冷蔵庫運転経過に伴い、同時に点灯する半導体発光素子の個数もしくはグループ数を増やすことを特徴とする請求項乃至請求項のいずれかに記載の冷凍冷蔵庫。
  11. 前記光源として半導体発光素子を複数個備え、点灯する個数を制御することで、高照度の光で照射する時間帯と、弱照度の光で照射する時間帯を有することを特徴とする請求項1乃至請求項10のいずれかに記載の冷凍冷蔵庫。
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