JP4336893B2 - 携帯通信端末、通信制御方法及び通信制御プログラム - Google Patents

携帯通信端末、通信制御方法及び通信制御プログラム Download PDF

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本発明は、携帯通信端末、通信制御方法及び通信制御プログラムに関する。
近年、携帯通信端末である例えば携帯電話などは、カメラが搭載されたものが多く普及しており、ボタン操作により静止画だけでなく動画の撮影も可能となっており、撮影時に録音された音声データとともに動画データとして記録媒体に記録される。また、撮影時にはカメラが撮像する撮像範囲が携帯電話に備えられた表示装置に表示されるようになっており(以下、モニタスルー表示という)、このモニタスルー表示に基づいて撮影を行うことが可能となっている。
このようなカメラ付き携帯電話では、動画撮影の際に着信があると、着信音が撮影時の音声として録音されてしまうため、撮影を妨げるという問題があった。そのため、動画の撮影中に着信した場合には、着信音を発する代わりに表示装置に着信した旨を表示し、使用者に撮影中止の操作を促す通信装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−151832号公報
しかしながら、特許文献1の通信装置では、表示装置に着信した旨を表示するため、撮影を優先するような場合には、該表示装置に着信した旨が表示されることでプレビュー画像の確認の妨げとなる可能性がある。また、着信に対して応答する場合においても、携帯通信端末本体のマイク及びスピーカを介して通話が行われるため、通話音声が撮影時の音声として録音されてしまうという問題がある。
本発明の課題は、撮影又は録音を妨げることなく通話を行うことが可能な携帯通信端末、通信制御方法及び通信制御プログラムを提供することである。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、
無線通信手段と、
装置外部からの音声を集音する音声集音手段により集音された音声を記録する記録手段と、
前記無線通信手段を介して音声の入出力による通話を行なう外部の音声入出力装置と接続可能な接続手段と、
前記接続手段により接続されている前記音声入出力装置による通話が可能な状態か否か判定する判定手段と、
前記判定手段により前記音声入出力装置による通話が可能と判定された場合は、前記記録手段による記録時の前記無線通信手段の動作を有効にし、通話が不可能と判定された場合は、前記記録手段による記録時の無線通信手段の動作を無効にする制御手段と、
を備えたことを特徴としている。
更に、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、
撮像手段を更に備え、
前記記録手段は、前記外部からの音声とともに前記撮像手段により撮像された画像を記録することを特徴としている。
更に、請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、
前記制御手段は、装置外部からの着信を受けた際に、前記判定手段により前記音声入出力装置による通話が可能と判定された場合は、前記着信の通知を前記音声入出力装置により行なうことを特徴としている。
更に、請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、
前記制御手段は、前記着信後の通話を前記音声入出力装置により行なうことを特徴としている。
また、上記課題を解決するために、請求項5に記載の発明は、
無線通信手段と、前記無線通信手段を介して音声の入出力による通話を行なう外部の音声入出力装置と接続可能な接続手段とを備えた携帯通信端末の通信制御方法であって、
装置外部からの音声を集音する音声集音手段により集音された音声を記録する記録ステップと、
前記接続手段により接続されている前記音声入出力装置による通話が可能な状態か否か判定する判定ステップと、
前記判定ステップにより前記音声入出力装置による通話が可能と判定された場合は、前記記録ステップによる記録時の前記無線通信手段の動作を有効にし、通話が不可能と判定された場合は、前記記録手段による記録時の無線通信手段の動作を無効にする制御ステップと、
を含むことを特徴としている。
また、上記課題を解決するために、請求項6に記載の発明は、
無線通信手段と、前記無線通信手段を介して音声の入出力による通話を行なう外部の音声入出力装置と接続可能な接続手段とを備えた携帯通信端末が有するコンピュータを、
装置外部からの音声を集音する音声集音手段により集音された音声を記録する記録手段と、
前記接続手段により接続されている前記音声入出力装置による通話が可能な状態か否か判定する判定手段と、
前記判定手段により前記音声入出力装置による通話が可能と判定された場合は、前記記録手段による記録時の前記無線通信手段の動作を有効にし、通話が不可能と判定された場合は、前記記録手段による記録時の無線通信手段の動作を無効にする制御手段と、
して機能させることを特徴としている。
発明によれば、装置外部からの音声の記録時において、接続されている音声入出力装置による通話が可能と判定された場合は、無線通信手段の動作を有効とし、通話が不可能と判定された場合は、無線通信手段の動作を無効とするため、録音を妨げることなく通話を行なうことができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面を参照して説明する。ただし、本発明の範囲は、図示例に限定されないものとする。
まず、撮像機能付き携帯通信端末10について説明する。図1は、撮像機能が付与された携帯通信端末10の開状態における外観の正面図と背面図である。この携帯通信端末10は二つ折りタイプであり、図1(a)は蓋を開いた状態の正面を示し、図1(b)は蓋を開いた状態の背面を示している。
図1(a)において、携帯通信端末10は、受話音声を出力するスピーカ11、図形や画像等の各種情報を表示するメイン表示部12、通信サービス会社が採用する携帯用の無線プロトコルで使用する周波数帯に対応する通信用のアンテナ13、各種情報の入力や機能指示等を行う操作ボタン群14、送話音声を集音するマイク15を備えている。
ここで、操作ボタン群14は、操作指示を入力するための数字キー、文字キー、機能キー等の各種キーにより構成されており、そのキー操作による押下信号が、後述する操作部22を介してCPU(Central Processing Unit)21に出力される。また、操作ボタン群14には、動画の撮影及び記録(録画)の開始及び終了を指示するための録画ボタン(不図示)が設けられており、この録画ボタンの押下信号に基づき、CPU21は録画の開始及び終了を行う。
図1(b)において、動画撮影モード等において録音機能を動作させた際に装置外部の音声を集音するためのマイク16、蓋が閉じた状態でも簡単なメッセージをユーザに知らせるためのサブ表示部17、被写体を撮像する撮像部18、着信音或いは警告音等の音声を出力する報知用スピーカ19を備えている。
ここで、撮像部18は、ガラスやプラスチック等からなる光学レンズと、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等の撮像素子を平面上に多数配設した撮像画素面等から構成されている。撮像部18は、後述するCPU21から撮影を行う指示が入力されると、光学レンズを介して入力され撮像画素面上に結像された被写体像を電気信号に変換して画像データを生成し、後述するカメラ制御I/F31を介してCPU21へ出力する。
また、携帯通信端末10は、ハンズフリー機器50を接続可能な不図示のハンズフリー機器接続I/F27(図2参照)を備えており、このハンズフリー機器接続I/F27にハンズフリー機器50を有線或いは無線形式で接続することで、ハンズフリー機器50を介して通話を行うことが可能となっている。ここで、ハンズフリー機器50とは、携帯通信端末10を顔部付近に保持しなくとも通話を行うことが可能なイヤホンマイク等の音声入出力装置であって、ハンズフリーの通話が可能な状態とは、ハンズフリー機器50を用いることで、携帯通信端末10を顔部付近に保持しなくとも通話を行うことが可能な状態をいう。
次に、図2を参照して、携帯通信端末10の機能的構成を説明する、図2に示すように、携帯通信端末10は、CPU21、操作部22、表示部23、RAM(Random Access Memory)24、記憶部25、無線通信部26、ハンズフリー機器接続I/F27、音声パス切替部28、外部機器接続I/F29、録音用マイクI/F30、カメラ制御I/F31、カメラ制御部32等を備え、互いに電気的に接続されている。
CPU21は、記憶部25に記憶されているシステムプログラムを読み出し、RAM24内に形成されたワークエリアに展開し、該システムプログラムに従って携帯通信端末10の各部を統括的に制御する。また、CPU21は、記憶部25に記憶されている通信制御プログラムを始めとする各種処理プログラムを読み出してワークエリアに展開し、後述する通信制御処理(図3参照)を始めとする各種処理を実行する。
また、CPU21は、後述する無線通信部26から出力される無線信号が受信されたことを示す検出信号を受信すると、この信号に基づき報知用スピーカを制御して音声報知を行う。
また、CPU21は、後述するハンズフリー機器接続I/F27から出力されるハンズフリー機器50が接続された旨の検出信号を受信すると、該ハンズフリー機器50によるハンズフリーの通話が可能な状態と判定し、音声パス切替部28に対し、ハンズフリー機器50に音声データの入出力を切り替える旨の制御信号を出力する。
操作部22は、操作ボタン群14等により構成され、利用者によって押下された操作ボタン群14等からの押下信号を、CPU21に出力する。
表示部23は、LCD(Liquid Crystal Display)やECD(Electroluminescence Display)等からなるメイン表示部12、サブ表示部17等により構成され、CPU21から入力される表示信号の指示に従って、メイン表示部12、サブ表示部17上に各種画像を表示する。
RAM24は、CPU21によって実行される各種プログラム及びこれらプログラムに関わるデータを一時的に記憶するワークエリアを形成する。
記憶部25は、CPU21により実行される通信制御処理等の各種制御処理プログラム及びこれらのプログラムで利用するデータ等が予め記憶されている記録媒体を有している。この記録媒体は、磁気的・光学的記録媒体又は不揮発性メモリ等で構成されており、OS(Operating System)、各種アプリケーションプログラム、各種条件設定又はデータを格納する。なお、記憶部25が記憶するプログラム又はデータ等は、その一部又は全部を他の機器から通信ネットワークを介して受信して記憶する構成にしてもよい。
また、記憶部25は、撮像部18により撮影された静止画像データ、動画像データを記録媒体に記録する。なお、撮像部18により動画が撮影される際には、該撮影時の音声がマイク16を介して集音され、この集音された音声データが動画像データとともに動画データとして記録媒体に記録される。
無線通信部26は、外部との無線信号(データ)の送受信を行うとともに、該無線信号が受信されたことを示す検出信号をCPU21に出力する通信制御部、前記無線信号の復号化又は無線信号への変換等を行う通信処理部等を有して構成され(何れも不図示)、各種携帯電話や無線モデムの規格や通信方式による通信業者との無線通信により、他の端末との音声通話やメール等のデータの送受信をアンテナ13を介して行う。
ハンズフリー機器接続I/F27は、ハンズフリー機器50を着脱可能に接続するためのインターフェースであって、ハンズフリー機器50の接続状態を検出し、該ハンズフリー機器50が接続された場合に、その検出信号を後述する外部機器接続I/F29を介してCPU21に出力する。また、CPU21との間で授受される制御信号等の各種信号の入出力を外部機器接続I/F29を介して行う。
また、ハンズフリー機器接続I/F27は、接続されたハンズフリー機器50から入力される音声データを音声パス切替部28に出力するとともに、音声パス切替部28から入力される音声データをハンズフリー機器50に出力する。なお、ハンズフリー機器接続I/F27は、イヤホン端子、USB(Universal Serial Bus)等の有線伝送方式のインターフェースであってもよいし、Bluetooth等の無線伝送方式のインターフェースであってもよい。
なお、ハンズフリー機器50が接続されたことを検出する方法は、特に問わず、例えば、ハンズフリー機器50が有線により接続される場合には、ハンズフリー機器50との電気的接続に基づいて接続状態を検出することとしてもよいし、ハンズフリー機器50が無線により接続される場合には、ハンズフリー機器接続I/F29とハンズフリー機器50との間で授受される所定の信号に基づいて接続状態を検出することとしてもよい。
音声パス切替部28は、CPU21から入力される制御信号に基づいて音声データの入出力先を切り替える。
具体的には、音声パス切替部28は、CPU21からハンズフリー機器50に音声データの入出力を切り替える旨の制御信号が入力されると、CPU21から出力される音声データをハンズフリー機器接続I/F27を介してハンズフリー機器50に出力するとともに、該ハンズフリー機器50からハンズフリー機器接続I/F27を介して入力される音声データをCPU21に出力するよう音声パスの切り替えを行う。なお、ハンズフリー機器50が未接続の状態では、CPU21から出力される音声データをスピーカ11、報知用スピーカ19を介して出力するとともに、マイク15を介して入力される音声データをCPU21に出力するものとする。
外部機器接続I/F29は、ハンズフリー機器50と、CPU21との間で授受される制御信号等の各種信号の中継を行う。
録音用マイクI/F30は、撮像部18による撮影の際にマイク16から入力される音声データをCPU21に出力する。
カメラ制御I/F31は、CPU21から出力される撮像部18に対する制御信号をカメラ制御部32に出力するとともに、撮像部18からカメラ制御部32を介して出力される画像データ、動画データをCPU21に出力する。
カメラ制御部32は、カメラ制御I/F31から出力される制御信号に基づいて、撮像部18の動作を制御する。また、不図示のA/D変換回路、DSP(Digital Signal Processor)回路等を備え、撮像部18の撮像素子から出力されるアナログの画像データをA/D変換することでデジタル化し、このデジタルの画像データに対してAWB(Automatic White Balance)、AE(Automatic Exposure)等の処理を施した後、カメラ制御I/F31を介してCPU21に出力する。
次に、図3を参照して、携帯通信端末10における通信制御処理について説明する。なお、図3は携帯通信端末10のCPU21と、記憶部25に記憶された通信制御プログラムとの協働によるソフトウェア処理により実行される処理を示している。
まず、利用者により操作ボタン群14を介して動画撮影を行う旨の信号が入力されると、この信号に基づいて動画撮影モードが開始され(ステップS1)、撮像部18の起動が行われる(ステップS2)とともに、RAM24に撮像用のワークエリアが形成される(ステップS3)。
次いで、音声パス切替部28の状態に基づいて、ハンズフリー機器50がハンズフリー機器接続I/F27に接続されているか否かが判定され、接続されていると判定された場合には(ステップS4;Yes)、撮像部18で撮影される画像を表示部23にモニタスルー表示させ、操作部22を介して撮影を開始する旨の信号の入力とともに録画が開始される(ステップS5)。なお、録画の際には、マイク16により装置外部からの音声が音声データとして採取され、撮像部18により撮影された動画データとともに記憶部25に記憶される。
ステップS5における録画の間、着信が検出されたか否かが判定され、着信が検出されない場合には(ステップS6;No)、ステップS11に移行する。
一方、ステップS6において着信が検出された場合には(ステップS6;Yes)、この着信を通知する着信音をハンズフリー機器50に出力させる(ステップS7)。このように、着信した旨を報知する着信音をハンズフリー機器50を介して出力するため、録画中においてもマイク16が着信音を拾うことなく、利用者に着信した旨を報知することができる。
次いで、操作部22を介して入力される通話開始を指示するオフフック信号が検出されたか否かが判定され、オフフック信号が検出されない場合には(ステップS8;No)、ステップS7に戻る。
ステップS8においてオンフック信号が検出された場合には(ステップS8;Yes)、この着信に係る通話を受け、当該通話の発信者から無線通信部26を介して入力される音声データをハンズフリー機器50に出力させるとともに、ハンズフリー機器50から入力される音声データを無線通信部26を介して発信者に送信させる(ステップS9)。このように、ハンズフリー機器50を介して通話を可能とすることにより、携帯通信端末10本体と離れた位置で通話することが可能となるため、マイク16により集音される通話音を減少させることができる。
ステップS9における通話処理の間、通話が終了したか否かが判定され、通話中と判定された場合には(ステップS10;No)、ステップS9に戻る。なお、上述したステップS6からステップS10までの間、ステップS5の録画処理が継続されていることは言うまでもない。
一方、ステップS10において、通話が終了したと判定された場合には(ステップS10;Yes)、ステップS11に移行し、動画撮影モードの終了を指示する押下信号が入力されたか否かが判定される(ステップS11)。ここで、終了を指示する押下信号が検出されない場合には(ステップS11;No)、ステップS5に戻り、録画処理が継続される。
ステップS11において、終了を指示する押下信号が検出された場合には(ステップS11;Yes)、本処理は終了する。
一方、ステップS4において、ハンズフリー機器50が接続されていないと判定された場合には(ステップS4;No)、外部とのデータの送受信を停止させる電波オフモード制御が無線通信部26に対して施される(ステップS12)。このように、ハンズフリー機器50が接続されていない場合に無線通信部26の動作を無効とするため、録音時における着信が行われないようにすることが可能であり、録音を妨げないようすることができる。
次いで、撮像部18で撮影される画像を表示部23にモニタスルー表示させ、操作部22を介して撮影を開始する旨の信号が入力されると、録画が開始される(ステップS13)。
続いて、動画撮影モードの終了を指示する押下信号が入力されたか否かが判定される(ステップS14)。ここで、終了を指示する押下信号が検出されない場合には(ステップS14;No)、ステップS13に戻り、録画処理が継続される。
一方、ステップS14において、終了を指示する押下信号が検出された場合には(ステップS14;Yes)、無線通信部26に対して施された電波オフモード制御が解除され、外部とのデータの送受信が有効とされた後(ステップS15)、本処理は終了する。
以上のように、本実施形態によれば、装置外部からの音声の記録時において、ハンズフリーの通話が可能と判定された場合に、無線通信手段によるデータの送受信が可能となるため、撮影又は録音を妨げることなくデータの送受信を行うことができる。
上記実施形態における記述は、本発明の携帯通信端末の一例を示すものであり、これに限定されるものではない。本実施形態における携帯通信端末の細部構成及び詳細動作に関しては、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、本実施携帯では、撮像部18による動画撮影時の音声報知を制御することとしたが、これに限らず、マイク16による音声のみの録音時においても同様の制御を行うこととしてもよい。
携帯通信端末の外観構成を示す図であって、(a)は正面を示す図であり、(b)は背面を示す図である。 携帯通信端末の機能的構成を示すブロック図である。 通信制御処理を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
10 携帯通信端末
11 スピーカ
12 メイン表示部
13 アンテナ
14 操作部
15 マイク
16 マイク
17 サブ表示部
18 撮像部(撮像手段)
19 報知用スピーカ
21 CPU(判定手段、制御手段)
22 操作部
23 表示部
24 RAM
25 記憶部(記録手段)
26 無線通信部(無線通信手段)
27 ハンズフリー機器接続I/F(接続手段、検出手段)
28 音声パス切替部
29 外部機器接続I/F
30 録音用マイクI/F
31 カメラ制御I/F
32 カメラ制御部
50 ハンズフリー機器(音声入出力装置)

Claims (6)

  1. 無線通信手段と、
    装置外部からの音声を集音する音声集音手段により集音された音声を記録する記録手段と、
    前記無線通信手段を介して音声の入出力による通話を行なう外部の音声入出力装置と接続可能な接続手段と、
    前記接続手段により接続されている前記音声入出力装置による通話が可能な状態か否か判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記音声入出力装置による通話が可能と判定された場合は、前記記録手段による記録時の前記無線通信手段の動作を有効にし、通話が不可能と判定された場合は、前記記録手段による記録時の無線通信手段の動作を無効にする制御手段と、
    を備えたことを特徴とする携帯通信端末。
  2. 撮像手段を更に備え、
    前記記録手段は、前記外部からの音声とともに前記撮像手段により撮像された画像を記録することを特徴とする請求項1に記載の携帯通信端末。
  3. 前記制御手段は、装置外部からの着信を受けた際に、前記判定手段により前記音声入出力装置による通話が可能と判定された場合は、前記着信の通知を前記音声入出力装置により行なうことを特徴とする請求項1に記載の携帯通信端末。
  4. 前記制御手段は、前記着信後の通話を前記音声入出力装置により行なうことを特徴とする請求項3に記載の携帯通信端末。
  5. 無線通信手段と、前記無線通信手段を介して音声の入出力による通話を行なう外部の音声入出力装置と接続可能な接続手段とを備えた携帯通信端末の通信制御方法であって、
    装置外部からの音声を集音する音声集音手段により集音された音声を記録する記録ステップと、
    前記接続手段により接続されている前記音声入出力装置による通話が可能な状態か否か判定する判定ステップと、
    前記判定ステップにより前記音声入出力装置による通話が可能と判定された場合は、前記記録ステップによる記録時の前記無線通信手段の動作を有効にし、通話が不可能と判定された場合は、前記記録手段による記録時の無線通信手段の動作を無効にする制御ステップと、
    を含むことを特徴とする通信制御方法。
  6. 無線通信手段と、前記無線通信手段を介して音声の入出力による通話を行なう外部の音声入出力装置と接続可能な接続手段とを備えた携帯通信端末が有するコンピュータを、
    装置外部からの音声を集音する音声集音手段により集音された音声を記録する記録手段と、
    前記接続手段により接続されている前記音声入出力装置による通話が可能な状態か否か判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記音声入出力装置による通話が可能と判定された場合は、前記記録手段による記録時の前記無線通信手段の動作を有効にし、通話が不可能と判定された場合は、前記記録手段による記録時の無線通信手段の動作を無効にする制御手段と、
    して機能させることを特徴とする通信制御プログラム。
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