JP4336548B2 - ミクロトーム - Google Patents
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Description
このミクロトームは、試料を保持する試料保持部材と、前記試料を切断する切刃を支持しかつ自身の移動により試料保持部材に保持された試料を前記切刃にて切断させるホルダと、を備えている。試料保持部材は、前後方向に向けて斜状に形成された第2案内溝内に配置されている。第2案内溝に対する試料保持部材の前後位置を調整することにより、試料保持部材の上下位置が調整される。そして、ホルダを前後方向に沿って移動させることにより、試料保持部材に保持された試料を切断するように構成されている。
図1に示すように、ミクロトーム11は、試料Sを保持する試料支持機構12と、該試料支持機構12の位置調整を行う位置調整機構13と、試料Sを切断する切断刃14を移動可能に支持する切断機構15とを備えている。
切断機構15は、底板16上に固定された支台17、支台17上に固定されたテーブル18、テーブル18上を水平方向d1(図2における左右方向)に沿って移動するホルダ保持体19、ホルダ保持体19に取り付けられた図示しないホルダ及び前記切断刃14を備えている。水平方向d1は、「切断刃の移動方向」に相当する。
ミクロトーム11は、荒調整機構26に備えられた回転操作可能な荒調整ノブ30が正逆回転されると、昇降機構25と共に試料支持機構12が昇降方向d2に沿って移動するように構成されている。なお、昇降方向d2とは、図2における上下方向に相当する。また、昇降方向d2は、言い換えると「切断刃の移動方向と直交方向」及び「鉛直方向」である。
図1に示すように、位置調整機構13は、長四角箱状のハウジング35を備えている。ハウジング35は、図1に示す上壁36、図5に示す一対の側壁37,38、蓋体39を備えている。
図2に示すように、昇降機構25は、下部側支持体45、第1回転機構46、第2回転機構47、上部側支持体48、スライド機構49を備えている。
第1回転機構46は、底板16に固定された下部側支持体45に支持されて昇降方向d2に沿って移動不能にかつ回転可能とされている。第1回転機構46には雌ネジとしてのナット50を備えており、そのナット50の雌ネジ部50aには、第2回転機構47に備えられた雄ネジとしての軸体51の雄ネジ部51aが螺着されている。第2回転機構47は、第1回転機構46と相対回転することにより昇降方向d2に沿って移動する。上壁36に固定された上部側支持体48内には、昇降方向d2に沿って移動可能にスライド機構49が配置されている。スライド機構49は、第2回転機構47が昇降方向d2に沿って移動することに伴って、昇降方向d2に沿って移動する。
底板16には、断面円形状の貫通孔55が形成されている。底板16上には、貫通孔55周縁に対応する位置に円筒状の下部側支持体45が固定されている。
ホイール固定体60は、昇降方向d2において、中間部から上方へ向けてその外径が広がるように、即ち、略ラッパ形状に形成されている。ホイール固定体60は、両スラスト玉軸受57,58に嵌入(支持)されている。ホイール固定体60の上端部には、スラスト玉軸受58に圧接する当接部60aが形成されている。ホイール固定体60の下端部外周には締結体62が締結されている。締結体62は、スペーサ61を介してスラスト玉軸受57に圧接されている。
軸体51は、昇降方向d2の中間部から下端にかけて、その外周に雄ネジ部51aが形成されている。軸体51は、その雄ネジ部51aが、ナット50の雌ネジ部50aに螺着されている。
支持部77は、貫通孔76に遊挿されている。支持部77には、断面円形状をなす挿通孔79が昇降方向d2に沿って形成され、その挿通孔79には軸体51が挿通されている。支持部77には、挿通孔79の上下両側に第1スラストベアリングとしてのスラスト玉軸受80,81がそれぞれ嵌入されている。その両スラスト玉軸受80,81には、軸体51が嵌入(軸支)されている。
図3に示すように、荒調整機構26は、駆動機構90、該駆動機構90から動力が伝達される被動機構91を備えている。
上壁36に固定された軸挿通体92には、一対のスラスト玉軸受93,94が嵌入されている。軸体95は、その軸心O2が蓋体39の側面39aと直交する方向(図3における左右方向)に沿うように、一対のスラスト玉軸受93,94に軸支されている。軸体95は、一端が蓋体39から突出されており、その一端に荒調整ノブ30が固定されている。軸体95の他端には、第1傘歯車96が固定されている。
被動機構91は、軸挿通体97、一対のスラスト玉軸受98,99、第1回転軸体としての軸体100、第2傘歯車101、及び第2平歯車102を備えている。
ここで、第1平歯車70と第2平歯車102との噛合関係について説明する。
図5に示すように、微調整機構27は、軸挿通体105、スラスト玉軸受106,107、軸受108、第2回転軸体としての軸体109、前記微調整ノブ31、ウォーム110を備えている。
次に、本実施形態の作用について説明する。
三つ目の条件は、回転していないウォーム110との歯面の摩擦によりウォームホイール63が回転不能となっていることから、ナット50が回転不能となっている。
二つ目の条件は、ナット50が軸心O1方向へ移動不能に構成されている。
四つ目の条件は、回転していない第1平歯車70と回転していない第2平歯車102とが軸心O1方向に相対移動しても、第1平歯車70及び第2平歯車102は回転しない。
先ず、試料支持機構12に試料Sを保持させる。次に、荒調整ノブ30を回転させて試料支持機構12の昇降方向d2位置を大まかに調整し、ホルダ保持体19を水平方向d1に沿って移動させて、試料S上面が平らになるように切断刃14により切断する。次に、微調整ノブ31を適量だけ回転させて試料支持機構12を適量だけ上昇させ、回転抑制ノブ88にて軸体51を回転不能にさせる。そして、試料支持機構12に取り付けた試料Sを切断刃14により切断する。
(1)試料Sを保持する試料支持機構12の位置調整を行う位置調整機構13は、雄ネジ部51aを有する軸体51と、雌ネジ部50aを有するナット50とを備えた。軸体51は、試料支持機構12を支持するようにした。位置調整機構13は、雄ネジ部51aを有する軸体51と、雌ネジ部50aを有するナット50とのネジ対偶を用いて軸体51が昇降方向d2に沿って位置調整するように構成した。このため、位置調整機構13は、試料支持機構12の位置調整を行う際に水平方向d1への移動は行わない。
ところで、軸体51の一端を軸支する構成としては、一つのラジアル軸受を用いる機構もあるが、この機構は、軸体51の一端を一点支持する構造となるため、軸ぶれが起きやすい。軸ぶれが起きると、試料支持機構12の昇降方向d1位置の誤差を生じてしまう。しかしながら、本実施形態では、軸体51の一端をスラスト玉軸受80,81にて二点支持した構造としているため、上記一つのラジアル軸受を用いた機構に比して軸ぶれを起こしにくくすることができ、試料支持機構12の昇降方向d1位置の誤差を生じにくい。
・前記実施形態では、微調整ノブ31の回転をウォーム110及びウォームホイール63を介してナット50に伝達していた。これに限らず、微調整ノブ31の回転を一対の平歯車、一対の傘歯車、一対のやまば歯車、一対のはすば歯車等によりナット50に伝達するようにしてもよい。上記一対の歯車を用いる際には、一方の歯車(第1歯車)を軸体109に固定し、他方の歯車(第2歯車)をナット50に固定するようにし、他方の歯車(第2歯車)の歯数を一方の歯車(第1歯車)の歯数よりも多く形成する。
(イ)前記所定位置に設けられた雌ネジは、前記切断刃の移動方向と直交方向に移動不能に設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項4のうちいずれか1項に記載のミクロトーム。
Claims (2)
- 試料を保持する試料支持機構と、該試料支持機構の位置調整を行う位置調整機構と、前記試料を切断する切断刃を移動可能に支持する切断機構と、を備えたミクロトームにおいて、
前記位置調整機構は、前記切断刃の移動方向と直交方向に移動可能に設けられた雄ネジと、前記雄ネジに螺着されるとともに所定位置に設けられた雌ネジとを備え、
前記雄ネジは、前記試料支持機構を支持し、
前記位置調整機構は、前記雌ネジと前記雄ネジとのネジ対偶により前記試料支持機構の位置調整を行い、
前記雄ネジには所定の厚みを有する第1平歯車を固定し、
前記位置調整機構に、前記雄ネジと平行に延びるとともに回転可能に軸支された第1回転軸体と、該第1回転軸体を正逆両方向に回転させる荒調整ノブとを備えた荒調整機構を設け、
前記第1回転軸体には所定の厚みを有する第2平歯車を固定し、
前記第1平歯車と前記第2平歯車とを噛合するように構成し、
前記位置調整機構に、前記雄ネジと直交方向に延びるとともに回転可能に軸支された第2回転軸体と、該第2回転軸体を正逆両方向に回転させる微調整ノブとを備えた微調整機構を設け、
前記第2回転軸体にはウォームを固定し、
前記雌ネジにはウォームホイールを固定し、
前記雌ネジと前記ウォームホイールとを所定位置で回転可能に設け、
前記ウォームと前記ウォームホイールとを噛合するように構成した
ことを特徴とするミクロトーム。 - 前記雄ネジの一端を一対の第1スラストベアリングにより回転可能に軸支するとともに、該雄ネジの他端を一対の第2スラストベアリングにより回転可能に支持された前記雌ネジにより軸支するように構成したことを特徴とする請求項1に記載のミクロトーム。
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