JP4336548B2 - ミクロトーム - Google Patents

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Description

本発明は主に病理学的試料を薄片状に切断して検鏡試片を得るためのミクロトームに関するものである。
従来、主に病理学的試料を薄片状に切断して検鏡試片を得るためのミクロトームが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
このミクロトームは、試料を保持する試料保持部材と、前記試料を切断する切刃を支持しかつ自身の移動により試料保持部材に保持された試料を前記切刃にて切断させるホルダと、を備えている。試料保持部材は、前後方向に向けて斜状に形成された第2案内溝内に配置されている。第2案内溝に対する試料保持部材の前後位置を調整することにより、試料保持部材の上下位置が調整される。そして、ホルダを前後方向に沿って移動させることにより、試料保持部材に保持された試料を切断するように構成されている。
特開平3−209145号公報
ところが、特許文献1のミクロトームでは、試料保持部材が位置調整によって前後方向への移動することを考慮して、ホルダの前後方向移動範囲を設定しなければならず、この結果、ミクロトームが前後方向に長くなってしまうという問題があった。
本発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであって、その目的は切断刃の移動方向長さを短く構成できるミクロトームを提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、試料を保持する試料支持機構と、該試料支持機構の位置調整を行う位置調整機構と、前記試料を切断する切断刃を移動可能に支持する切断機構と、を備えたミクロトームにおいて、前記位置調整機構は、前記切断刃の移動方向と直交方向に移動可能に設けられた雄ネジと、前記雄ネジに螺着されるとともに所定位置に設けられた雌ネジとを備え、前記雄ネジは、前記試料支持機構を支持し、前記位置調整機構は、前記雌ネジと前記雄ネジとのネジ対偶により前記試料支持機構の位置調整を行い、前記雄ネジには所定の厚みを有する第1平歯車を固定し、前記位置調整機構に、前記雄ネジと平行に延びるとともに回転可能に軸支された第1回転軸体と、該第1回転軸体を正逆両方向に回転させる荒調整ノブとを備えた荒調整機構を設け、前記第1回転軸体には所定の厚みを有する第2平歯車を固定し、前記第1平歯車と前記第2平歯車とを噛合するように構成し、前記位置調整機構に、前記雄ネジと直交方向に延びるとともに回転可能に軸支された第2回転軸体と、該第2回転軸体を正逆両方向に回転させる微調整ノブとを備えた微調整機構を設け、前記第2回転軸体にはウォームを固定し、前記雌ネジにはウォームホイールを固定し、前記雌ネジと前記ウォームホイールとを所定位置で回転可能に設け、前記ウォームと前記ウォームホイールとを噛合するように構成したミクロトームを要旨とするものである。
請求項に記載の発明は、請求項1において、前記雄ネジの一端を一対の第1スラストベアリングにより回転可能に軸支するとともに、該雄ネジの他端を一対の第2スラストベアリングにより回転可能に支持された前記雌ネジにより軸支するように構成した。
本発明によれば、切断刃の移動方向長さを短く構成できる。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図1〜図5に従って説明する。
図1に示すように、ミクロトーム11は、試料Sを保持する試料支持機構12と、該試料支持機構12の位置調整を行う位置調整機構13と、試料Sを切断する切断刃14を移動可能に支持する切断機構15とを備えている。
ミクロトーム11は、底板16を備えており、その底板16上に切断機構15及び位置調整機構13が設けられている。
切断機構15は、底板16上に固定された支台17、支台17上に固定されたテーブル18、テーブル18上を水平方向d1(図2における左右方向)に沿って移動するホルダ保持体19、ホルダ保持体19に取り付けられた図示しないホルダ及び前記切断刃14を備えている。水平方向d1は、「切断刃の移動方向」に相当する。
位置調整機構13は、昇降機構25、荒調整機構26、及び微調整機構27を備えている。昇降機構25には、仲介台28を介して試料支持機構12が固定されている。
ミクロトーム11は、荒調整機構26に備えられた回転操作可能な荒調整ノブ30が正逆回転されると、昇降機構25と共に試料支持機構12が昇降方向d2に沿って移動するように構成されている。なお、昇降方向d2とは、図2における上下方向に相当する。また、昇降方向d2は、言い換えると「切断刃の移動方向と直交方向」及び「鉛直方向」である。
ミクロトーム11は、微調整機構27に備えられた回転操作可能な微調整ノブ31が正逆回転されると、昇降機構25及び試料支持機構12が昇降方向d2に沿って移動するように構成されている。ミクロトーム11は、荒調整ノブ30を一回転操作した際の試料支持機構12の移動量が、微調整ノブ31を一回転操作した際の試料支持機構12の移動量よりも多くなるように構成されている。
操作者は、ミクロトーム11を使用する際には、試料支持機構12に試料Sを保持させ、荒調整ノブ30や微調整ノブ31を回転操作して試料Sの昇降方向d2における位置を決める。そして、操作者は、ホルダ保持体19を水平方向d1に沿って移動させて、試料S上面を切断刃14により切断する。
次に、位置調整機構13について説明する。
図1に示すように、位置調整機構13は、長四角箱状のハウジング35を備えている。ハウジング35は、図1に示す上壁36、図5に示す一対の側壁37,38、蓋体39を備えている。
図5に示すように、側壁37,38は、底板16上にかつその底板16と垂直に配置され、底板16及び支台17に固定されている。側壁37は図中左側に配置され、側壁38は図中右側に配置されている。
図1に示すように、両側壁37,38には、その上面に上壁36が配置され、上壁36は、その両側壁37,38及び支台17に固定されている。底板16、両側壁37,38、上壁36には、支台17とは反対側の側面に蓋体39が固定されている。この底板16、両側壁37,38、上壁36、支台17、及び蓋体39に囲まれた空間内には、昇降機構25、荒調整機構26、及び微調整機構27の大部分が配置されている。
次に昇降機構25について詳しく説明する。
図2に示すように、昇降機構25は、下部側支持体45、第1回転機構46、第2回転機構47、上部側支持体48、スライド機構49を備えている。
昇降機構25の構成の概要を以下に説明する。
第1回転機構46は、底板16に固定された下部側支持体45に支持されて昇降方向d2に沿って移動不能にかつ回転可能とされている。第1回転機構46には雌ネジとしてのナット50を備えており、そのナット50の雌ネジ部50aには、第2回転機構47に備えられた雄ネジとしての軸体51の雄ネジ部51aが螺着されている。第2回転機構47は、第1回転機構46と相対回転することにより昇降方向d2に沿って移動する。上壁36に固定された上部側支持体48内には、昇降方向d2に沿って移動可能にスライド機構49が配置されている。スライド機構49は、第2回転機構47が昇降方向d2に沿って移動することに伴って、昇降方向d2に沿って移動する。
次に、下部側支持体45、第1回転機構46、第2回転機構47、上部側支持体48、スライド機構49をそれぞれ詳しく説明する。
底板16には、断面円形状の貫通孔55が形成されている。底板16上には、貫通孔55周縁に対応する位置に円筒状の下部側支持体45が固定されている。
下部側支持体45には、断面円形状の挿通孔56が昇降方向d2に沿って形成されている。下部側支持体45には、挿通孔56の上下両側に第2スラストベアリングとしてのスラスト玉軸受57,58がそれぞれ嵌入されている。
第1回転機構46は、ホイール固定体60、スペーサ61、締結体62、ナット50、ウォームホイール63、及びボルト65を備えている。
ホイール固定体60は、昇降方向d2において、中間部から上方へ向けてその外径が広がるように、即ち、略ラッパ形状に形成されている。ホイール固定体60は、両スラスト玉軸受57,58に嵌入(支持)されている。ホイール固定体60の上端部には、スラスト玉軸受58に圧接する当接部60aが形成されている。ホイール固定体60の下端部外周には締結体62が締結されている。締結体62は、スペーサ61を介してスラスト玉軸受57に圧接されている。
即ち、当接部60aを有するホイール固定体60、締結体62、及びスペーサ61は、スラスト玉軸受58、下部側支持体45、及びスラスト玉軸受57を昇降方向d2に沿って挟みつけ固定している。従って、ホイール固定体60、締結体62、及びスペーサ61は、軸体51の軸心O1を中心として回転可能に、かつ昇降方向d2に沿った移動が不能とされている。
ホイール固定体60には、軸心O1を軸心とした断面円形状をなす貫通孔66が形成されている。ホイール固定体60には、貫通孔66の上側を断面円形状に拡径したナット配置部67が形成されている。
ナット配置部67内には、略円筒状をなすナット50が配置されている。このナット50は、下半分がナット配置部67に配置されている。ナット50の内周には、雌ネジ部50aが形成されている。雌ネジ部50aの内径は、貫通孔66の内径よりも小さく形成されている。また、ナット50の上端外周には、鍔部50bが形成されている。ナット50は、ホイール固定体60から突出した上半分がウォームホイール63に嵌入され、鍔部50bはウォームホイール63の側面(図2における上側の側面)に当接されている。ウォームホイール63は、ホイール固定体60に固定されている。ナット50の鍔部50bは、ボルト65によりウォームホイール63に固定されている。
ナット50、ホイール固定体60、スペーサ61、締結体62、ウォームホイール63、ボルト65からなる第1回転機構46は、軸心O1を中心として回転可能に、かつ昇降方向d2に沿った移動が不能とされている。
第2回転機構47は、軸体51、第1平歯車70、スペーサ71、締結体72を備えている。
軸体51は、昇降方向d2の中間部から下端にかけて、その外周に雄ネジ部51aが形成されている。軸体51は、その雄ネジ部51aが、ナット50の雌ネジ部50aに螺着されている。
軸体51は、昇降方向d2の中間部に第1平歯車70が固定されている。軸体51は、上端部に締結体72が締結されている。軸体51の外周には、締結体72の下側にスペーサ71が配置されている。
ところで、上壁36には、貫通孔75が形成され、その貫通孔75には、上部側支持体48が挿入されている。上部側支持体48の上端部外周には、上壁36の上面に当接する鍔部48aが形成され、その鍔部48aは、上壁36に固定されている。上部側支持体48には、貫通孔76が昇降方向d2に沿って形成され、その貫通孔76内には、スライド機構49が配置されている。
スライド機構49は、支持部77、載置台78を備えている。
支持部77は、貫通孔76に遊挿されている。支持部77には、断面円形状をなす挿通孔79が昇降方向d2に沿って形成され、その挿通孔79には軸体51が挿通されている。支持部77には、挿通孔79の上下両側に第1スラストベアリングとしてのスラスト玉軸受80,81がそれぞれ嵌入されている。その両スラスト玉軸受80,81には、軸体51が嵌入(軸支)されている。
両スラスト玉軸受80,81及び支持部77は、スペーサ71と第1平歯車70との間に位置するように配置されている。軸体51に締結体72が締結されていることにより、第1平歯車70、締結体72、及びスペーサ71は、スラスト玉軸受81、支持部77、及びスラスト玉軸受80を昇降方向d2に沿って挟みつけ固定している。
支持部77上には、載置台78が固定されている。載置台78は、上部側支持体48の貫通孔76内を、軸心O1方向(昇降方向d2)に沿ってスライド移動可能に、かつ軸心O1を中心として回転不能に構成されている。載置台78の下面には、締結体72が固定された軸体51の端部を収容する収容凹部82が形成されている。また、載置台78の上面には、前記仲介台28を取り付けるための取付凹部83が形成され、その取付凹部83には仲介台28が固定されている。
図4に示すように、上部側支持体48には、蓋体39に対向する位置に下端へ向けて開口する切欠き84が形成されている。切欠き84は、昇降方向d2に沿って形成されている。蓋体39には、切欠き84に対向する位置に長孔85が昇降方向d2に沿って形成されている。支持部77には、切欠き84に対向する位置に雌ネジ部86が形成されている。
その雌ネジ部86には、軸体87の一端側の雄ネジ部87aが螺着されている。軸体87は、切欠き84及び長孔85を挿通するように配置され、その他端が蓋体39から突出されている。その軸体87の他端には、回転抑制ノブ88が固定されている。回転抑制ノブ88を回転させて軸体87の雄ネジ部87aを軸体51に圧接させると、軸体51の回転が抑制されるようになっている。
次に、荒調整機構26について説明する。
図3に示すように、荒調整機構26は、駆動機構90、該駆動機構90から動力が伝達される被動機構91を備えている。
駆動機構90は、軸挿通体92、一対のスラスト玉軸受93,94、軸体95、前記荒調整ノブ30、及び第1傘歯車96を備えている。
上壁36に固定された軸挿通体92には、一対のスラスト玉軸受93,94が嵌入されている。軸体95は、その軸心O2が蓋体39の側面39aと直交する方向(図3における左右方向)に沿うように、一対のスラスト玉軸受93,94に軸支されている。軸体95は、一端が蓋体39から突出されており、その一端に荒調整ノブ30が固定されている。軸体95の他端には、第1傘歯車96が固定されている。
軸体95、荒調整ノブ30、及び第1傘歯車96は、軸心O2を中心として回転可能に、かつ軸心O2に沿う方向へ移動不能に構成されている。
被動機構91は、軸挿通体97、一対のスラスト玉軸受98,99、第1回転軸体としての軸体100、第2傘歯車101、及び第2平歯車102を備えている。
側壁37に固定された軸挿通体97(図2参照)には、一対のスラスト玉軸受98,99が嵌入されている。軸体100は、軸体51と平行に延びるように一対のスラスト玉軸受98,99に軸支されている。そのため、軸体100の軸心O3は、軸心O1と平行とされ、軸心O2と直交されている。
軸体100の一端には、前記第1傘歯車96と噛合する第2傘歯車101が固定されている。本実施形態では、第1傘歯車96の歯数と第2傘歯車101の歯数との比は、「1:1」となるように構成されている。なお、この比を異ならすように構成してもよく、例えば、この比を「1:2」としてもよいし、「2:1」としてもよい。
また、軸体100には、前記第1平歯車70(図2参照)に噛合する第2平歯車102が固定されている。本実施形態では、第1平歯車70の歯数と第2平歯車102の歯数との比は、「1:1」となるように構成されている。なお、この比を異ならすように構成してもよく、例えば、この比を「1:2」としてもよいし、「2:1」としてもよい。
軸体100、第2傘歯車101、及び第2平歯車102は、軸心O3を中心として回転可能に、かつ軸心O3に沿う方向へ移動不能に構成されている。荒調整ノブ30を回転させると、第2平歯車102が軸心O3方向へ移動しない状態で回転するようになっている。
従って、荒調整ノブ30を1回転させると、軸体51が1回転する(以下、この比を第1歯数比という)。
ここで、第1平歯車70と第2平歯車102との噛合関係について説明する。
図2に示すように、第2回転機構47を構成する第1平歯車70は、ナット50との相対回転により昇降方向d2へ移動する。第1平歯車70は、上部側支持体48の下面48bに当接するまで上昇可能とされている。第1平歯車70は、ボルト65に当接するまで下降可能とされている。即ち、第1平歯車70は、上部側支持体48の下面48bに当接する位置から、ボルト65に当接する位置までの範囲が昇降範囲eとされている。第1平歯車70及び第2平歯車102は、昇降範囲eにおいて互いに常に噛合するように、その厚さが設定されている。
次に、微調整機構27について説明する。
図5に示すように、微調整機構27は、軸挿通体105、スラスト玉軸受106,107、軸受108、第2回転軸体としての軸体109、前記微調整ノブ31、ウォーム110を備えている。
底板16に固定された軸挿通体105には、一対のスラスト玉軸受106,107が嵌入されている。軸体109は、軸体51と直交方向に延びるとともに、一端が両スラスト玉軸受106,107に軸支され、他端が側壁38に固定された軸受108に軸支されている。
軸体109は、その軸心O4が側壁38の側面38aと直交する方向(図5における左右方向)に沿うように配置されている。軸体109の他端は、側壁38から突出され、かつ微調整ノブ31が固定されている。
軸体109には、前記ウォームホイール63に噛合するウォーム110が固定されている。本実施形態では、ウォーム110の条数とウォームホイール63の歯数との比は、「1:50」となるように構成されている。なお、この比を「1:30」、「1:90」、「2:60」等に変更してもよい。
本実施形態のミクロトーム11は、ウォーム110の条数とウォームホイール63の歯数との比が「1:50」とされていることから、ウォーム110を回転させることによりウォームホイール63が回転するように構成されている。一方、本実施形態のミクロトーム11は、ウォームホイール63を回転させてウォーム110を回転させようとしても、ウォームホイール63とウォーム110との歯面の摩擦が大きくてウォーム110を回転させることができないように構成されている。
軸体109、微調整ノブ31、ウォーム110は、軸心O4を中心として回転可能に、かつ軸心O4に沿う方向へ移動不能に構成されている。従って、微調整ノブ31を回転させると、ウォーム110が軸心O4方向へ移動しない状態で回転するようになっている。
従って、微調整ノブ31を1回転させると、軸体51が50分の1回転する(以下、この比を第2歯数比という)。
次に、本実施形態の作用について説明する。
荒調整ノブ30を回転させると、第1傘歯車96、第2傘歯車101、第2平歯車102、第1平歯車70、及び軸体51が回転する。第1平歯車70の歯数と第2平歯車102の歯数との比が「1:1」、及び第1傘歯車96の歯数と第2傘歯車101の歯数との比が「1:1」となっていることから、荒調整ノブ30の回転量だけ軸体51が回転する。
このとき、軸体51、第1平歯車70、スペーサ71、及び締結体72からなる第2回転機構47は、以下に示す三つの条件により、回転しながら昇降方向d2(軸心O1)に沿って移動する。
一つ目の条件は、軸体51の雄ネジ部51aがナット50の雌ネジ部50aと螺着されていることである。即ち、この雄ネジ部51aと雌ネジ部50aを有するナット50はネジ対偶であるため、この二つの部材は、軸心O1のまわりに相対的回転運動を行うと同時に、軸心O1方向(昇降方向d2)にも相対的直線運動を行う。
二つ目の条件は、ナット50が軸心O1方向へ移動不能に構成されている。
三つ目の条件は、回転していないウォーム110との歯面の摩擦によりウォームホイール63が回転不能となっていることから、ナット50が回転不能となっている。
従って、荒調整ノブ30の正逆回転量に応じて第2回転機構47(軸体51)が、回転しながら昇降方向d2に沿って移動し、この結果、試料支持機構12の昇降方向d2位置が調整される。
なお、第1平歯車70の昇降方向d2への移動により、第1平歯車70と第2平歯車102とが昇降方向d2に沿う方向に相対移動しても互いの噛合が維持されているため、荒調整ノブ30による試料支持機構12の昇降方向d2への位置調整が円滑に行える。
一方、微調整ノブ31を回転させると、軸体109、ウォーム110、ウォームホイール63、及びナット50が回転する。ウォーム110の条数とウォームホイール63の歯数との比が「1:50」となっていることから、微調整ノブ31における回転量の50分の1だけナット50が回転する。
このとき、軸体51、第1平歯車70、スペーサ71、及び締結体72からなる第2回転機構47は、以下に示す四つの条件により、回転しない状態で昇降方向d2へ移動する。
一つ目の条件は、軸体51の雄ネジ部51aがナット50の雌ネジ部50aと螺着されていることである。
二つ目の条件は、ナット50が軸心O1方向へ移動不能に構成されている。
三つ目の条件は、ウォーム110の回転により、ウォームホイール63及びナット50が回転している。
四つ目の条件は、回転していない第1平歯車70と回転していない第2平歯車102とが軸心O1方向に相対移動しても、第1平歯車70及び第2平歯車102は回転しない。
従って、微調整ノブ31の正逆回転量に応じて第2回転機構47(軸体51)が回転しない状態で昇降方向d2へ移動し、この結果、試料支持機構12の昇降方向d2位置が調整される。
また、第1歯数比が「1:1」、第2歯数比が「1:50」となっていることから、微調整ノブ31による試料支持機構12の昇降方向d2位置の調整は、荒調整ノブ30によるものよりも細かく行うことが可能となる。
また、回転抑制ノブ88を回し、その回転抑制ノブ88を軸体51に圧接させると、軸体51は回転不能となり、試料支持機構12の昇降方向d2移動が抑制される。従って、試料支持機構12に保持した試料Sを切断刃14にて切断する際に、良好に切断作業を行うことが可能となる。
次に、ミクロトーム11の使用方法を説明する。
先ず、試料支持機構12に試料Sを保持させる。次に、荒調整ノブ30を回転させて試料支持機構12の昇降方向d2位置を大まかに調整し、ホルダ保持体19を水平方向d1に沿って移動させて、試料S上面が平らになるように切断刃14により切断する。次に、微調整ノブ31を適量だけ回転させて試料支持機構12を適量だけ上昇させ、回転抑制ノブ88にて軸体51を回転不能にさせる。そして、試料支持機構12に取り付けた試料Sを切断刃14により切断する。
従って、本実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)試料Sを保持する試料支持機構12の位置調整を行う位置調整機構13は、雄ネジ部51aを有する軸体51と、雌ネジ部50aを有するナット50とを備えた。軸体51は、試料支持機構12を支持するようにした。位置調整機構13は、雄ネジ部51aを有する軸体51と、雌ネジ部50aを有するナット50とのネジ対偶を用いて軸体51が昇降方向d2に沿って位置調整するように構成した。このため、位置調整機構13は、試料支持機構12の位置調整を行う際に水平方向d1への移動は行わない。
従来技術のミクロトームは、保持部材(試料支持機構)が位置調整によって前後方向(水平方向)への移動することを考慮して、ホルダの前後方向(水平方向)移動範囲を設定していた。しかしながら、本実施形態のミクロトーム11は、試料支持機構12が位置調整の際に、水平方向d1へ移動することがなく、その分、ホルダ保持体19の水平方向d1の移動範囲を小さくできる。従って、ミクロトーム11は、従来技術のミクロトームに比して、水平方向d1長さを短くすることができ、材料費を低減でき、制作コストを低減することができる。
(2)軸体51には所定の厚みを有する第1平歯車70を固定し、軸体51と平行に延びる軸体100には所定の厚みを有する第2平歯車102を固定した。第1平歯車70と第2平歯車102とを噛合した。軸体51と軸体100とを、第1平歯車70及び第2平歯車102にて動力伝達可能とした。このように、軸体51と軸体100とを平歯車同士で動力伝達可能としたため、第1平歯車70と第2平歯車102とを昇降方向d2に沿って相対移動しても、動力伝達を確実に行うことができる。
ところで、軸体51と軸体100とを一対の傘歯車同士で動力伝達可能に構成すると、その両傘歯車は、昇降方向d2に沿って相対移動させた際に、互いに圧接し合って相対移動できない、或いは噛合不能に離間してしまう。このため、一対の傘歯車を用いた場合には、荒調整ノブ30の回転による試料支持機構12の昇降方向d2への位置調整ができなくなる。
また、軸体51と軸体100とを一対のやまば歯車同士で動力伝達可能に構成すると、両やまば歯車は、昇降方向d2に沿って相対移動できない。このため、一対のやまば歯車を用いた場合には、荒調整ノブ30及び微調整ノブ31の回転による試料支持機構12の昇降方向d2への位置調整ができなくなる。
さらに、軸体51と軸体100とを一対のはすば歯車同士で動力伝達可能に構成すると、微調整ノブ31の回転に基づき第2回転機構47(軸体51)を昇降方向d2へ移動させる際に、第2回転機構47(軸体51)が回転してしまい、所望の量だけ第2回転機構47(軸体51)を移動させることができない。
従って、第1平歯車70及び第2平歯車102は、上記一対の傘歯車、一対のやまば歯車、一対のはすば歯車に比して、軸体51と軸体100との動力伝達を好適に行うことができる。
(3)軸体109には微調整ノブ31及びウォーム110を固定し、ナット50にはウォームホイール63を固定した。このように、ウォーム110とウォームホイール63とからなるウォームギアを用いたため、微調整ノブ31によりナット50の回転を微調整することができる。従って、操作者は、荒調整ノブ30を回転操作する際に比して、微調整ノブ31を回転操作することにより試料支持機構12の昇降方向d2の位置を微調整することができる。
(4)本実施形態のミクロトーム11は、ウォーム110を回転させることによりウォームホイール63が回転するように構成した。一方、ミクロトーム11は、ウォームホイール63を回転させてウォーム110を回転させようとしてもできないようにした。従って、第2回転機構47は、荒調整ノブ30の回転に基づいて第1回転機構46(ナット55)と相対回転する際に、ナット50が回転することなく、昇降方向d2に沿って好適に移動される。
(5)軸体51は、その一端が一対のスラスト玉軸受80,81により回転可能に軸支されるようにし、その他端が一対のスラスト玉軸受57,58により回転可能に支持したナット50により軸支されるようにした。
詳述すると、軸体51の一端は、昇降方向d2において互いに離間して配置された一対のスラスト玉軸受80,81に軸支するようにしていた。
ところで、軸体51の一端を軸支する構成としては、一つのラジアル軸受を用いる機構もあるが、この機構は、軸体51の一端を一点支持する構造となるため、軸ぶれが起きやすい。軸ぶれが起きると、試料支持機構12の昇降方向d1位置の誤差を生じてしまう。しかしながら、本実施形態では、軸体51の一端をスラスト玉軸受80,81にて二点支持した構造としているため、上記一つのラジアル軸受を用いた機構に比して軸ぶれを起こしにくくすることができ、試料支持機構12の昇降方向d1位置の誤差を生じにくい。
また、軸体51の他端においても、上記軸体51の一端と同様に、スラスト玉軸受57,58にて二点支持した構造としているため、試料支持機構12の昇降方向d1位置の誤差を生じにくい。
(6)軸体51の雄ネジ部51aは、ナット50に螺着されているため、回転しながら昇降方向d2(軸心O1)に沿って移動する。軸体51に固定された第1平歯車70は、上部側支持体48の下面48bに当接する位置から、ボルト65に当接する位置まで(昇降範囲e)を移動可能とした。第1平歯車70及び第2平歯車102は、昇降範囲eにおいて互いに常に噛合するように、その厚さをそれぞれ設定した。
従って、第1平歯車70と第2平歯車102とが昇降方向d2に沿う方向に相対移動しても互いの噛合が維持されているため、荒調整ノブ30による試料支持機構12の昇降方向d2への位置調整を円滑に行うことができる。
なお、前記実施形態は、以下の別の態様に変更してもよい。
・前記実施形態では、微調整ノブ31の回転をウォーム110及びウォームホイール63を介してナット50に伝達していた。これに限らず、微調整ノブ31の回転を一対の平歯車、一対の傘歯車、一対のやまば歯車、一対のはすば歯車等によりナット50に伝達するようにしてもよい。上記一対の歯車を用いる際には、一方の歯車(第1歯車)を軸体109に固定し、他方の歯車(第2歯車)をナット50に固定するようにし、他方の歯車(第2歯車)の歯数を一方の歯車(第1歯車)の歯数よりも多く形成する。
・スラスト玉軸受80,81の代わりに第1スラストベアリングとしてのうす軸受やスラストつば軸受等を用いてもよい。スラスト玉軸受57,58の代わりに第2スラストベアリングとしてのうす軸受やスラストつば軸受等を用いてもよい。
・軸体51は、その一端を一対のスラスト玉軸受80,81にて軸支し、その他端を一対のスラスト玉軸受57,58により回転可能に支持したナット50により軸支するようにしていた。これに限らず、軸体51は、その一端を一つのラジアル軸受にて軸支し、その他端を一つのラジアル軸受により回転可能に支持したナット50により軸支するようにしてもよい。
次に、上記各実施形態及びその態様の変更から把握できる技術的思想について以下に追記する。
(イ)前記所定位置に設けられた雌ネジは、前記切断刃の移動方向と直交方向に移動不能に設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項4のうちいずれか1項に記載のミクロトーム。
(ロ)前記第1平歯車及び前記第2平歯車は、前記切断刃の移動方向と直交方向に相対移動しても互いに噛合を維持するようにその厚みをそれぞれ設定したことを特徴とする請求項2乃至請求項4のうちいずれか1項に記載のミクロトーム。
(ハ)前記位置調整機構に、前記雄ネジと直交方向に延びるとともに回転可能に軸支された第2回転軸体と、該第2回転軸体を正逆両方向に回転させる微調整ノブとを備えた微調整機構を設け、前記第2回転軸体には第1歯車を固定し、前記雌ネジには前記第1歯車よりも歯数が多い第2歯車を固定し、前記雌ネジと前記第2歯車とを所定位置で回転可能に設け、前記第1歯車と前記第2歯車とを噛合するように構成したことを特徴とする請求項2に記載のミクロトーム。
ミクロトームを示す斜視図。 ミクロトームの正面部分断面図。 図1におけるA−A線矢視断面図。 図1におけるB−B線矢視断面図。 図1におけるC−C線矢視断面図。
符号の説明
11…ミクロトーム、12…試料支持機構、13…位置調整機構、14…切断刃、15…切断機構、26…荒調整機構、27…微調整機構、30…荒調整ノブ、31…微調整ノブ、50…雌ネジとしてのナット、51…雄ネジとしての軸体、57,58…第2スラストベアリングとしてのスラスト玉軸受、63…ウォームホイール、70…第1平歯車、80,81…第1スラストベアリングとしてのスラスト玉軸受、100…第1回転軸体としての軸体、102…第2平歯車、109…第2回転軸体としての軸体、110…ウォーム、S…試料。

Claims (2)

  1. 試料を保持する試料支持機構と、該試料支持機構の位置調整を行う位置調整機構と、前記試料を切断する切断刃を移動可能に支持する切断機構と、を備えたミクロトームにおいて、
    前記位置調整機構は、前記切断刃の移動方向と直交方向に移動可能に設けられた雄ネジと、前記雄ネジに螺着されるとともに所定位置に設けられた雌ネジとを備え、
    前記雄ネジは、前記試料支持機構を支持し、
    前記位置調整機構は、前記雌ネジと前記雄ネジとのネジ対偶により前記試料支持機構の位置調整を行い、
    前記雄ネジには所定の厚みを有する第1平歯車を固定し、
    前記位置調整機構に、前記雄ネジと平行に延びるとともに回転可能に軸支された第1回転軸体と、該第1回転軸体を正逆両方向に回転させる荒調整ノブとを備えた荒調整機構を設け、
    前記第1回転軸体には所定の厚みを有する第2平歯車を固定し、
    前記第1平歯車と前記第2平歯車とを噛合するように構成し、
    前記位置調整機構に、前記雄ネジと直交方向に延びるとともに回転可能に軸支された第2回転軸体と、該第2回転軸体を正逆両方向に回転させる微調整ノブとを備えた微調整機構を設け、
    前記第2回転軸体にはウォームを固定し、
    前記雌ネジにはウォームホイールを固定し、
    前記雌ネジと前記ウォームホイールとを所定位置で回転可能に設け、
    前記ウォームと前記ウォームホイールとを噛合するように構成した
    ことを特徴とするミクロトーム。
  2. 前記雄ネジの一端を一対の第1スラストベアリングにより回転可能に軸支するとともに、該雄ネジの他端を一対の第2スラストベアリングにより回転可能に支持された前記雌ネジにより軸支するように構成したことを特徴とする請求項1に記載のミクロトーム。
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