JP4334118B2 - ルアー - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は魚釣りに用いるルアー、特に、スピナベイト型と呼ばれるルアーに関する。
【0002】
【従来の技術】
ルアーの中には、水中で振動しつつ複雑な動きを演出して魚の興味を強く引き立てる為の工夫が為されたものとして、スピナベイト型と呼ばれるルアーがある。
【0003】
この従来のスピナベイト型ルアーは、「く」の字型に折り曲げられた金属製のシャフトと、このシャフトの一端に回転自在に連結された小判型のブレイドと呼ばれる部材と、シャフトの他端に連結され魚の頭部に似せて形成されたボディー部とを有している。ボディー部はバレット状の合成樹脂等からなる部材であり、後部には釣針とナイロン樹脂等からなるフラスカートが連結される。
【0004】
このスピナベイト型ルアーでは、水中で引き寄せられ泳動すると水圧によってシャフトが振動し、ブレイドは水流を受けて回転し、ボディー部のフラスカートは流水になびく等様々な動きを演出し魚の興味を引き立てる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来のスピナベイト型ルアーでは、ボディー部の後方側端面にフラスカートが連結されており、フラスカートとボディー部との連結部分が外部から容易に認識できる。このような外観は不自然であり、魚に対して十分に生き餌のような態様を提供できていない。また、フラスカートとボディー部との連結部分が外部に露出しているため、この連結部分が水中で障害物に接触して、フラスカートがボディー部から外れてしまう恐れもある。
【0006】
本発明の課題は、外観がよりリアルであると共に耐久性にも優れるスピナベイト型ルアーを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
発明1のルアーは、魚釣りに用いるスピナベイト型ルアーであって、シャフトと、シャフトの一端に回転自在に連結されるブレイド部と、シャフトの他端に連結され魚の頭部に似せて形成された部材であり、左右側面が後方に延出する延出部分となっているボディー部と、ボディー部の左右の延出部分の間に連結されるフック部と、ボディー部の左右の延出部分の間に連結されるフラスカート部とを備えている。
【0008】
このルアーはシャフトの一部分に釣糸を連結して用いられる。このルアーを水中に投げ入れ泳動させると、水流によってシャフトが振動し、ブレイドが水流を受けて回転し、ボディー部のフラスカートが流水になびく等様々な動きを演出し魚の興味を引き立てる。ここで、ボディー部は魚の頭部に似せて形成されており、その左右側面(魚の「鰓」部分)の後方に延出する延出部分の間に、少なくとも左右側面方向から連結部分が見えないように、フック部及びフラスカート部が連結されている。よって、フラスカート部及びフック部の連結部分を外観上認識し得ずよりリアルなものとなる。また、フラスカートとボディー部との連結部分が外部に露出していないので、この連結部分が水中で障害物に接触するのを防止でき、フラスカートがボディー部から外れてしまうのを抑えられる。
【0009】
発明2のルアーは、発明1のルアーであって、ボディー部は左右一対の半割部材からなる。
この場合には、ボディー部を例えば合成樹脂または金属粉を混入した合成樹脂等の半割部材から構成し、これを貼り合わせて成型する。これによって、その外形等により細かな配慮が可能となりよりリアルなルアーとなる。また、左右側面に延出部分が形成されていても、合成樹脂等からの半割部材の形成は容易であり製造コストも軽減できる。
【0010】
発明3のルアーは、発明1または2のルアーであって、ボディー部の左右の延出部分の間から後方に向かって伸びるように連結される後方ボディーをさらに備え、フック部は後方ボディーに連結されている。
【0011】
この場合には、フラスカート内に位置する後方ボディー部をさらに設けることで、魚の胴体部分も演出できてより外形をリアルなものにできる。
【0012】
【発明の実施の形態】
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態について図面を参照しつつ説明する。
【0013】
本発明の第1実施形態を採用したスピナベイト型ルアーは、図1に示すように、金属製線材を「く」の字型に折り曲げて形成されたシャフト1と、シャフト1の一端に回転自在に連結されたブレード部2と、シャフト1の他端に取り付けられたボディー部3と、ボディー部3に連結されるフック部4とフラスカート部5とを有している。
【0014】
シャフト1はスチール,アルミニウム,またはこれらの合金等からなる部材であり、「く」の字型に折り曲げられた折り曲げ部分が変形され釣糸を係止可能な係止部となっている。形状記憶合金等を用いて形成してもよい。また、ブレード2は金属または合成樹脂からなる部材であって、スイベル6を介して回転自在に装着されている。
【0015】
ボディー部3は魚の頭に外形を似せて形成された合成樹脂製部材である。図2に詳しく示すように、左右一対の半割部材3a,3bを貼り合わせ面において貼り合わせて構成される。外周には魚の頭部に似せて目や鱗,鰓等の様々な模様が塗装されている。また、ボディー部3の左右側面(魚の鰓部分)は後方に向かって延出しており延出部分10となっている。そして、この一対の延出部分10の間は少なくとも左右側面方向からは目視できないようになっている。
【0016】
この一対の延出部分10の間にフック4及びフラスカート5がそれぞれ連結される。具体的には、フック4はその一端が一対のボディー部3を構成する一対の半割部材3a,3bの間に挟み込まれつつ連結され固定され、フラスカート5も一対の半割部材3a,3bに挟み込まれつつ接着剤等で固定される。このフラスカート5は、ナイロンやポリプロピレン樹脂,塩化ビニル樹脂等から構成される糸状部材であり、この多数の糸状部材から構成される。
【0017】
このように構成されたルアーは、シャフト1の折り曲げ部分に釣糸を連結して用いられる。このルアーを水中に投げ入れ泳動させると、水流によってシャフト1が振動し、ブレイド2が水流を受けて回転し、ボディー部3のフラスカート5が流水になびく等様々な動きを演出し魚の興味を引き立てる。
【0018】
ここで、フラスカート5とフック部4とは、ボディー部3の延出部分10の間に少なくとも左右側面方向からその連結部分が見えないようにボディー部3に連結されており、よりリアルな外観を演出できる。また、フラスカート5とボディー部3との連結部分が外部に露出していないので連結部分が水中で障害物に接触するのを防止でき、さらに、フラスカート5を一対の半割部材3a,3bの間に挟み込んで接着剤等で十分に固定できるので、フラスカート5がボディー部1から外れてしまうのを抑えられる。
【0019】
また、一対の半割部材3a,3b貼り合わせてボディー部1を成型することで、その外形等により細かな配慮が可能となりよりリアルなルアーとなる。また、左右側面に延出部分10が形成されていても、合成樹脂等からの半割部材3a,3bの形成は容易であり製造コストも軽減できる。
【0020】
[第2実施形態]
以下、本発明の第2実施形態について図面を参照しつつ説明する。
図3に示すように、本発明の第2実施形態を採用したスピナベイト型ルアーは、金属製線材を「く」の字型に折り曲げて形成されたシャフト1と、シャフト1の一端に回転自在に連結されたブレード部2と、シャフト1の他端に取り付けられたボディー部3と、ボディー部3に連結される後方ボディー部20及びフック部4とフラスカート部5とを有している。
【0021】
ボディー部3も魚の頭に外形を似せて形成された合成樹脂製部材である。タングステン等の金属粉を混入して比重を大きくした合成樹脂を用いてもよい。図4に詳しく示すように、左右一対の半割部材3a,3bを貼り合わせ面において貼り合わせて構成される。また、ボディー部3の左右側面(魚の鰓部分)は後方に向かって延出しており延出部分10となっている。そして、この一対の延出部分10の間は少なくとも左右側面方向からは目視できないようになっている。この一対の延出部分10の間に後方ボディー部20及びフラスカート5がそれぞれ連結される。具体的には、後方ボディー部20は、型内でインサート成型された合成樹脂または金属製の部材であり、他端にフック4が連結されている。後方ボディー部20の一端が一対のボディー部3を構成する一対の半割部材3a,3bの間に挟み込まれつつ連結され固定され、フラスカート5も一対の半割部材3a,3bに挟み込まれつつ接着剤等で固定される。
【0022】
なお、その他の構成は第1実施形態と同様であり、説明を省略する。
このように構成されたルアーは、第1実施形態と同様の作用効果を奏する。さらに、フラスカート5内に位置する後方ボディー部20をさらに設けることで、魚の胴体部分も演出できてより外形をリアルなものにできる。
【0023】
[他の実施形態]
(a)図5に示すように、ボディー部3の後方への延出部分10を左右側面のみではなく上下側面にも連続して形成してもよい。このように構成することで、左右方向からのみではなく上下方向からも、ボディー部3とフック部4及びフラスカート5との連結部分を隠すことができる。
【0024】
【発明の効果】
本発明によれば、外観がよりリアルであると共に耐久性にも優れるスピナベイト型ルアーを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を採用したルアーの全体図。
【図2】図1の上面図。
【図3】本発明の第2実施形態を採用したルアーの全体図。
【図4】図3の上面分解図。
【図5】他の実施形態を採用したボディー部を示した図。
【符号の説明】
1 シャフト
2 ブレード部
3 ボディー部
4 フック部
5 フラスカート
10 延出部分
20 後方ボディー部

Claims (3)

  1. 魚釣りに用いるスピナベイト型ルアーであって、
    シャフトと、
    前記シャフトの一端に回転自在に連結されるブレイド部と、
    前記シャフトの他端に連結され魚の頭部に似せて形成された部材であり、左右側面が後方に延出する延出部分となっているボディー部と、
    前記ボディー部の左右の延出部分の間に連結されるフック部と、
    前記ボディー部の左右の延出部分の間に連結されるフラスカート部と
    を備えたルアー。
  2. 前記ボディー部は左右一対の半割部材からなる、請求項1に記載のルアー。
  3. 前記ボディー部の左右の延出部分の間から後方に向かって伸びるように連結される後方ボディーをさらに備え、前記フック部は前記後方ボディーに連結されている、請求項1または2に記載のルアー。
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