JP2002136247A - ルアー - Google Patents

ルアー

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JP2002136247A
JP2002136247A JP2000334113A JP2000334113A JP2002136247A JP 2002136247 A JP2002136247 A JP 2002136247A JP 2000334113 A JP2000334113 A JP 2000334113A JP 2000334113 A JP2000334113 A JP 2000334113A JP 2002136247 A JP2002136247 A JP 2002136247A
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lure
head
shape memory
memory alloy
lure body
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JP2000334113A
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English (en)
Inventor
Kenji Hirahara
研治 平原
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Shimano Inc
Original Assignee
Shimano Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スムーズなキャスティングができ、かつ重量
化も生じないルアーを提供する。 【解決手段】 このルアーは、魚の頭部に似せて形成さ
れたルアー頭部1と、ルアー体部1の後方に連結された
ルアー体部2とを有している。そして、ルアー体部2の
内部には一端がルアー体部1に連結された形状記憶合金
製ワイヤ7が配置されている。ルアー頭部1は、ポリウ
レタンやABS樹脂等の硬質合成樹脂からなり、ルアー体
部2はシリコンゴム等の軟質合成樹脂からなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は魚釣りに用いるルア
ーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のルアーには、魚の頭部に似せて、
木材,ポリウレタンやABS樹脂,スチロール樹脂等で形
成されその下部にフックが連結されているルアー頭部
と、魚の体部乃至尾部に似せてシリコンゴムや塩化ビニ
ル等の軟質合成樹脂で形成されたルアー体部とを有する
ものがある。この種のルアーでは、ルアー頭部とルアー
体部とが接着剤等で接着固定されている。
【0003】また、他の従来のルアーには、ジグヘッド
と呼ばれるフックが連結された錘部材に対して、そのフ
ックに軟質合成樹脂からなるワームボディー(ルアー体
部)を刺し込んで連結するものもある。
【0004】この種のルアーでは、硬質の頭部乃至ジグ
ヘッドに釣糸を連結して水中に投じてリトリーブ操作を
行うと、軟質のルアー体部が水中で揺らめきながら生き
餌のように水中を泳動して魚をおびき寄せる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のこの種のルアー
では、釣針にかかる負荷の大きさを考慮して硬質部分に
釣針が連結されている。このため、軟質のルアー体部の
長手方向長さが比較的長いものになると、キャスティン
グの際に空中でルアー体部が屈曲して尾部側先端付近が
跳ね返り、ルアー体部の尾部側端部が釣針に突き刺さっ
てしまう場合がある。このような現象を防止するため
に、ルアー体部の径を太くして空中で曲がりにくくする
ことも考えられるが、ルアー体部の径を太く加工すると
ルアー全重量が増加することになる。また、ターゲット
とする魚によってはあまり太径のルアーを用いるのが妥
当でない場合もある。
【0006】本発明の課題は、スムーズなキャスティン
グができ、かつ重量化等の現象も生じないルアーを提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】発明1にかかるルアー
は、魚釣りに用いるルアーであって、硬質のルアー頭部
と、ルアー頭部に連結された釣針と、ルアー頭部後方に
連結された軟質合成樹脂からなるルアー体部と、ルアー
体部内に長手方向に配置された形状記憶合金ワイヤとを
備えている。
【0008】このルアーでは、軟質のルアー体部内に長
手方向に配置された形状記憶合金ワイヤが、キャスティ
ング時に空気抵抗等によって軟質のルアー体部が折れ曲
がるのを抑えて、その尾部側端部がルアー頭部に連結さ
れた釣針に刺さってしまうのを防止している。ここで用
いる形状記憶合金とは、その特性として超弾性を有する
合金であり、例えば、Ti-Ni,Cu-Zn合金等がある。この
ような形状記憶合金を用いることで、軟質ルアー体部の
水中でのしなやかな動きを大きく減殺することなく、ま
た、繰り返し軟質ルアー体部が揺れ動いても金属疲労が
生じにくい。
【0009】発明2にかかるルアーは、発明1のルアー
であって、形状記憶合金ワイヤは一端がルアー頭部に連
結され、他端がルアー体部の後方に向かってルアー体部
の頭部側からルアー体部の長手方向の2/3〜4/5程
度まで伸びている。
【0010】この場合には、形状記憶合金ワイヤが軟質
のルアー体部の尾部側先端までその内部に長手方向に存
在しておらず、ルアー体部の尾部側端部は何ら制約を受
けることなくフリーな状態となっている。このため、水
中において特にしなやかな動きが要求されるルアー体部
の尾部側端部が特に自在に揺れ動くことができ、魚をお
びき寄せることができる。なお、このような所定の長手
方向範囲に形状記憶合金ワイヤが存在してルアー体部の
尾部側端部のみがフリーとなっているため、キャスティ
ング時にこの尾部側端部が釣針に突き刺さるような現象
も生じない。
【0011】
【発明の実施の形態】[第1実施形態]以下、本発明の
第1実施形態について図面を参照しつつ説明する。
【0012】本発明の第1実施形態を採用したルアー
は、図1に示すように、魚の頭部に似せて形成されたル
アー頭部1と、ルアー体部1の後方に連結されたルアー
体部2とを有している。そして、ルアー体部2の内部に
は一端がルアー体部1に連結された形状記憶合金製ワイ
ヤ7が配置されている。
【0013】ルアー頭部1は、ポリウレタンやABS樹脂
等の硬質合成樹脂からなる部材であり、表面には魚の頭
部に似せて魚の目や鱗・鰓等の模様が描かれている。こ
のルアー頭部1は所定の形状に形成された左右一対の半
割部材を開口側の貼り合わせ面で貼り合わせて一体化し
て製造される。このルアー頭部1は、先端付近に設けら
れ釣糸を係止可能な釣糸係止部2と、ルアー頭部1の先
端下方に斜めに突出して設けられたリップ3と、ルアー
頭部1の下方にスプリットリング4を介して連結された
釣針5とを有している。このリップ3はルアー頭部1と
一体的に形成される。
【0014】ルアー体部2は、シリコンゴム等の合成ゴ
ムや塩化ビニル樹脂,ポリオレフィン等の軟質合成樹脂
から構成される部材である。ルアー頭部1の後方に形状
記憶合金製ワイヤ7を内包しつつ連結される。必要に応
じて、ルアー頭部1に係止突起等を構成し、この係止突
起を内包するようにして接着剤等でルアー頭部1に連結
してもよい。このルアー体部2の成型方法としては、例
えば、所定の型内にルアー頭部1を配置して流動化させ
た合成樹脂を流し込んで固化させることで成型可能であ
る。なお、このルアー体部2の表面は魚をイメージして
鱗模様等を描いてもよく、また、魚の興味をさらに引き
立てるために光を反射するラメをその合成樹脂内に混入
してもよい。
【0015】また、ルアー頭部1の後部側(尾部側)に
は形状記憶合金ワイヤ7が連結されており、ルアー体部
2内に長手方向に配置される。この形状記憶合金ワイヤ
7は形状記憶合金素線を寄り合わせて構成されたり、形
状記憶合金の単線等からなるものである。その長手方向
長さは、ルアー体部2の長手方向長さに対しておよそ頭
部側から2/3〜4/5程度まで伸びており、ルアー体
部2の尾部側端部までは至っていない。この形状記憶合
金ワイヤ7とは、例えば、Ti-Ni,Cu-Zn合金等がある。
なお、必要に応じてその尾部側端部から別途釣針を連結
してもよい。
【0016】このように構成されたルアーでは、形状記
憶合金ワイヤ7が、キャスティング時に空気抵抗等によ
って軟質のルアー体部2が折れ曲がるのを抑えて、その
尾部側端部がルアー頭部1に連結された釣針6に刺さっ
てしまうのを防止している。特に、ルアー体部2内に形
状記憶合金ワイヤ7を用いることで、軟質のルアー体部
2の水中でのしなやかな動きを大きく減殺することな
く、また、繰り返し軟質ルアー体部2が揺れ動いても形
状記憶合金製ワイヤ7は金属疲労が生じにくく破損しに
くい。特に、形状記憶合金ワイヤ7が軟質のルアー体部
2の尾部側先端までその内部に長手方向に存在しておら
ず、ルアー体部2の尾部側端部は何ら制約を受けること
なくフリーな状態となっているため、水中において特に
しなやかな動きが要求されるルアー体部2の尾部側端部
が特に自在に揺れ動くことができる。
【0017】[第2実施形態]以下、本発明の第2実施
形態について図面を参照しつつ説明する。本発明の第2
実施形態を採用したルアーは、図2に示すように、鉛や
タングステン等の金属からなるジグヘッド10と、ジグ
ヘッド10に連結された釣針11と、ジグヘッド10に
連結された形状記憶合金ワイヤ12とを有している。こ
の釣針11に軟質合成樹脂からなるワームボディー14
が刺し込まれて連結される。
【0018】ジグヘッド10はバレット状の部材であ
り、釣糸を係止するための釣糸係止部13も設けられて
いる。一方、ワームボディー14は、シリコンゴム等の
合成ゴムや塩化ビニル樹脂,ポリオレフィン等の軟質合
成樹脂から構成される部材である。小魚や小エビ,ミミ
ズ等にその外径を似せて形成されている。必要に応じ
て、魚の興味をさらに引き立てるために光を反射するラ
メをその合成樹脂内に混入したり、また、特殊な臭いを
付加してもよい。そして、このワームボディー14は、
形状記憶合金合金ワイヤ12を内部に長手方向に挿入し
つつ、頭部側を釣針11に刺し込むことで、ジグヘッド
10に連結されている(図2参照)。
【0019】この形状記憶合金ワイヤ12は第1実施形
態と同様に、形状記憶合金素線を寄り合わせて構成され
たり、形状記憶合金の単線等からなるものである。その
長手方向長さは、ワームボディー14の尾部側端部まで
は至らないように設定するのが好ましい。また、ワーム
ボディー14に刺し込みやすいように、後端をフック状
に加工したりフック状部材を別途連結するのもよい。
【0020】このように構成されたルアーでは、形状記
憶合金ワイヤ12が、キャスティング時に空気抵抗等に
よってワームボディー14が過度に折れ曲がるのを抑え
て、その尾部側端部が釣針11に刺さってしまうのを防
止している。一方で、形状記憶合金ワイヤ12は水中で
のワームボディー14の滑らかな動きを大きく減殺しな
い。特に、比較的長手方向長さの長いワームボディー1
4を用いるような場合に有効である。
【0021】[他の実施形態] (a)ルアーの外形は上記実施形態に限定されるもので
はない。 (b)ルアー頭部またはジグヘッドに連結する釣針は1
つに限定されるものではなく、複数の釣針が設けられて
いるものでもよい。 (c)形状記憶合金製ワイヤはその一端がルアー頭部に
連結されることなく、直接軟質のルアー体部内に配置さ
れるものでもよい。
【0022】
【発明の効果】本発明にかかるルアーによれば、円滑な
キャスティングが可能となりかつ水中でのしなやかな動
きも失われない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を採用したルアーの全体
図。
【図2】本発明の第2実施形態を採用したルアーの全体
図。
【符号の説明】
1 ルアー頭部 2 ルアー体部 7,12 形状記憶合金金属ワイヤ 10 ジグヘッド 14 ワームボディー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】魚釣りに用いるルアーであって、 硬質のルアー頭部と、 前記ルアー頭部に連結された釣針と、 前記ルアー頭部後方に連結された軟質合成樹脂からなる
    ルアー体部と、 前記ルアー体部内に長手方向に配置された形状記憶合金
    ワイヤと、を備えたルアー。
  2. 【請求項2】前記形状記憶合金ワイヤは一端が前記ルア
    ー頭部に連結され、他端が前記ルアー体部の後方に向か
    って前記ルアー体部の頭部側から前記ルアー体部の長手
    方向の2/3〜4/5程度まで伸びている、請求項1に
    記載のルアー。
JP2000334113A 2000-11-01 2000-11-01 ルアー Pending JP2002136247A (ja)

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