JP2528155Y2 - ルアー - Google Patents

ルアー

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JP2528155Y2
JP2528155Y2 JP1991059971U JP5997191U JP2528155Y2 JP 2528155 Y2 JP2528155 Y2 JP 2528155Y2 JP 1991059971 U JP1991059971 U JP 1991059971U JP 5997191 U JP5997191 U JP 5997191U JP 2528155 Y2 JP2528155 Y2 JP 2528155Y2
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lure
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water
fish
main body
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JP1991059971U
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JPH052668U (ja
Inventor
誠司 加藤
Original Assignee
ダイワ精工株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、魚釣用のルアーに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来のルアーは魚やその他の生物に形、
色などを似せたものが多い。ところが実公平2−421
31号公報に示されたルアーのように、形は魚に似てい
ながら、釣糸を連結するための連結部や、ルアーに動き
を与えるためのリップなどがルアー外方に取り付けられ
ているから、これら連結部やリップなどによって魚とし
てのリアル感に欠ける欠点があった。
【0003】又、ルアー本体の先端に入口を有しルアー
本体の後端まで達する開口部を設け、両側に開口部と連
通する孔を設けたルアーとして実開昭54−14568
8号公報が知られている。しかし、このルアーは臭覚ル
アーであって、開口部内に餌を充填してこの餌が小孔か
らこぼれることで魚を誘うもので水の抵抗部を有してお
らず水中において泳動するようにしたものとは異なる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、魚やその他の生物に模しても、ルアーとしての動
きを発生させるための部材がルアー本体の周りに付い
て、模した生物のリアル感に欠けることである。
【0005】本考案の目的は前記欠点に鑑み、ルアーと
しての動きを活かしたまま、ルアー本体の外形をリアル
感のある餌の生物に模した形により近く形成したルアー
を提供することである。
【0006】
【問題を解決するための手段】本考案は、ルアー本体の
先端に開口部を設け、前記開口部と連通する排水孔を設
けたルアーにおいて、前記開口部内で前記開口部の入口
に、釣糸の連結部と傾斜面から成る水の抵抗部を設けた
ことを要旨とするものである。
【0007】
【作用】キャスティングされるとルアー本体1が着水し
て先端側をやや水面上に出し、後端側を水中内に沈めて
斜めになった状態で水に浮き、この状態で釣糸が引かれ
ると、釣糸5によって引かれる方向へ頭を向け、開口部
4から図3のαのように水が流入されて長孔2f、3f
から外部に排水されて、本物の魚がエラBから水を排出
するように魚の呼吸に近い水流が発生されて魚を誘う効
果が大きい。この時、開口部4から流入された水は、水
の抵抗部Aとなる傾斜面2b、3bに当たることによっ
てルアー本体1が振り動かされるように泳動される。
【0008】
【実施例】以下、図示の一実施例によって本考案を説明
すると、図1はルアーの外観側面図、図2は二つ割りし
たルアー本体の一側と他側の断面側面図、図3はルアー
の要部拡大平面図である。
【0009】ルアーのルアー本体1は長手方向の左右一
対の殼体2、3を接着して形成されている。殼体2、3
はプラスチック等の合成樹脂材で形成され外観的には魚
に似せて作られている。ルアー本体1の先端には開口部
4が形成されて開口部4内に釣糸5を連結する連結部6
を有し、全長の略中間位置と後方には釣針7、7の取り
付け部8、8が設けられ、結合リング9、9を介して釣
針7、7が揺動自在に取り付けられている。
【0010】ルアー本体1の左右一対の殼体2、3の前
側には開口部4が構成される凹部2a、3aが形成され
ている。殼体2は図2で凹部2aの下側に水の抵抗部A
となる傾斜面2bと、連結部6が嵌まる凹部2cと、凹
部2cの中にピン2dと、凹部2aの後方の壁2eと、
壁2eの前側に開口部4と連通する長孔2fが形成さ
れ、長孔2fは図1、図3で外観から見るとエラB位置
となるように形成されている。壁2eの後方は中空2g
に形成されて下側には取り付け部8が嵌まる凹部2h
と、凹部2hの中にピン2iが形成され、中空2g内に
複数の重錘10が移動自在に収容されている。中空2g
の後方には複数の中空2j、2kが形成されて重錘1
1、12が収容されている。殼体2の後方には他の取り
付け部8が嵌まる凹部2mと、凹部2mの中にピン2n
が形成されている。
【0011】殼体3は図2で凹部3aの上側に水の抵抗
部Aとなる傾斜面3bと、連結部6が嵌まる凹部3c
と、凹部3cの中にピン2dが嵌まる凹部3dと、凹部
3aの後方の壁3eと、壁3eの前側に開口部4と連通
する長孔3fが形成され、長孔3fは図3で外観から見
ると前記とは反対側のエラB位置となるように形成され
ている。壁3eの後方は中空3gに形成されて上側には
取り付け部8が嵌まる凹部3hと、凹部3hの中にピン
2iが嵌まる凹部3iが形成されている。中空3gの後
方には複数の中空3j、3kが形成されている。殼体3
の後方には他の取り付け部8が嵌まる凹部3mと、凹部
3mの中にピン2nが嵌まる凹部3nが形成されてい
る。左右一対の殼体2、3は前記のように接着されると
共に、ピン2d、2iが凹部3d、3iに嵌められて一
体化されている。左右一対の殼体2、3の表面には魚に
似せた模様が描かれている。
【0012】釣糸5を連結する連結部6の先端は、ルア
ー本体1を外観側面から見た時、釣糸5が連結部6の孔
に通せる程度にルアー本体1の先端開口部4から突出さ
れている。ルアー本体1は水の中に入れられると、前記
複数の重錘10、11、12と中空2g、3gのバラン
スによって先端側をやや水面上に出し、後端側を水中内
に沈めて斜めになった状態で水に浮くように形成されて
いる。
【0013】ルアーが使用される時は、キャスティング
されるとルアー本体1が着水して前記のように先端側を
やや水面上に出し、後端側を水中内に沈めて斜めになっ
た状態で水に浮き、この状態で釣糸が引かれると、釣糸
5によって引かれる方向へ頭を向け、開口部4から図3
のαのように水が流入されて水の抵抗部Aとなる傾斜面
2b)3bに当たり、開口部4と連通するルアー本体1
の両側に設けた長孔2f、3fから外部に排水されて、
本物の魚がエラBから水を排出するように魚の呼吸に近
い水流が発生されて魚を誘う効果が大きい。この時、開
口部4から流入された水は、水の抵抗部Aとなる傾斜面
2b、3bに当たることによってルアー本体1が振り動
かされるように泳動される。
【0014】前記のようにルアーが構成されると、水の
抵抗部Aでルアーとしての動きを発生させ、ルアーとし
ての動きを活かしたまま、ルアー本体1の外形をリアル
感のある餌の生物に模した形により近く形成することが
出来る。
【0015】前記説明ではルアーの外形を魚としたが、
魚に限定されることなく蛙等の他の生物に似せても良
い。前記傾斜面2b、3bで形成された水の抵抗部A
は、ルアーに動きを与えるものであれば良い。
【0016】
【考案の効果】本考案は開口部内で開口部の入口に釣糸
の連結部と傾斜面から成る水の抵抗部を設けたため、
口部から流入された水は水の抵抗部に当たり排出孔から
外部に排出されることでルアーは泳動が可能であるとと
もに、これまでルアー外方に取り付けられていた連結部
や水の抵抗部を開口部内に設けたためルアー本体の外形
をリアル感のある餌の生物に模した形により近く形成す
ることが出来る等実用上優れた効果を奏するルアーを提
供することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】ルアーの外観側面図である。
【図2】二つ割りしたルアー本体の一側と他側の断面側
面図である。
【図3】ルアーの要部拡大平面図である。
【符号の説明】
1 ルアー本体 2b、3b 水の抵抗部となる傾斜面 2f、3f 開口部と連通する長孔 4 開口部 5 釣糸 6 連結部 A 水の抵抗部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ルアー本体の先端に開口部を設け、前記
    開口部と連通する排水孔を設けたルアーにおいて、前記
    開口部内で前記開口部の入口に、釣糸の連結部と傾斜面
    から成る水の抵抗部を設けたことを特徴とするルアー。
JP1991059971U 1991-07-04 1991-07-04 ルアー Expired - Lifetime JP2528155Y2 (ja)

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WO2002019815A1 (fr) * 2000-09-08 2002-03-14 Yoichiro Ogawa Leurre

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