JP2001103872A - ルアー - Google Patents

ルアー

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JP2001103872A
JP2001103872A JP28538999A JP28538999A JP2001103872A JP 2001103872 A JP2001103872 A JP 2001103872A JP 28538999 A JP28538999 A JP 28538999A JP 28538999 A JP28538999 A JP 28538999A JP 2001103872 A JP2001103872 A JP 2001103872A
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hook
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Hirokuni Ono
博邦 大野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来とは異なる形状、機能を有するルアーを
提供する。 【解決手段】 第1の実施例は、水を保持し散布する水
受け部を構成したものである。第2の実施例は、水より
も軽い比重の第1の本体と、水よりも重い比重の第2の
本体とを連結したものである。第3の実施例は、ウェイ
トを保持する孔部と、蓋部を設けたものである。第4の
実施例は、使用者の操作により左右どちらか一方向に大
きく移動しやすいように構成されているものである。第
5の実施例は、水面を上から叩く叩打部を設けたもので
ある。第6の実施例は、本体の断面が非円形状であり、
該本体の上下側にそれぞれフックアイが設けられている
ものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、魚釣り用のルアーに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、ブラックバスなどの対象魚を
釣る道具として、ルアーが用いられており、多種多様な
ものが製造・販売されているのは周知の通りである。
【0003】このルアーの中で、いわゆるトップ・ウォ
ーター型と称されるものがある。このトップ・ウォータ
ー型ルアーは、水中にあまり潜らず、水面にて動作して
魚をおびき寄せるように構成されている。このタイプの
ルアーは、魚が水面にて食いつく姿を釣り人が確認する
ことができるので、人気の高いものである。
【0004】以下、図49から図52に基づき、従来の
トップ・ウォーター型のルアーを説明する。なお、図中
において同一部品については同一の部品を示し、その説
明を省略する。図49の71に示されるものは、ペンシ
ルベイトと称されるルアーである。該ペンシルベイト7
1の本体711は、頭部が太く構成され、尾部に至るに
従い細くなるような構成となっている。
【0005】なお図中、Aは釣り糸を結ぶラインアイ、
Bは本体下部側のフックアイ、Cは本体尾部側のフック
アイ、Dはフックである。また、Eはウェイトである
が、本体内に埋設されているため外見上は確認できない
ものである。なお、本件出願の図面全般において、該ウ
ェイトEを説明する必要がある場合にはハッチングを施
して表現する。
【0006】この様に構成されたペンシルベイト71
は、頭部を水中から出し、尾部が水中に没するような形
にて水面に浮かぶように構成されている。そして、釣竿
およびリールの操作により、頭部を左右側に交互に振る
動作をしながら使用者方向へと移動され、対象魚にその
存在をアピールするものである。
【0007】図50に示されるルアー72は、ポッパー
と呼ばれるタイプである。該ポッパー72の本体721
は、頭部に凹部722が形成されている。そして、使用
者が釣り糸を引いた際に、該凹部に水を受けて音を立て
ることにより、対象魚の注意を引くよう構成されている
【0008】そして、図51に示される73は、ダータ
ーと称される型である。該ダーター73の本体731
は、頭部に長い傾斜を有するテーパー732が形成され
ている。使用者が釣り糸を引いた時、このテーパー73
2に水を受けて水中に潜る。さらに、該テーパー732
に受ける水の抵抗により、本体を左右側に細かく振る動
作を行う。
【0009】また、その他にも図52に示されるルアー
74もあり、これはスイッシャーと呼ばれる。該スイッ
シャー74は、本体741の尾部に金属もしくはプラス
チックのプロペラ742が取り付けられている。該スイ
ッシャー74は操作された場合、前記プロペラ742が
回転することにより水面で音をたてて対象魚に存在をア
ピールするものである。
【0010】上述の如く、トップウォーター型のルアー
には、様々な種類がある。これは、ルアーが操作された
際の移動量、音、引き波などに小さな差があってもそれ
を対象魚が敏感に感ずることができるためである。この
ことは例えばルアーの使用者であれば、天候、水温など
に左右される状況下において、ある特定のルアーにのみ
魚が反応することがあるなど、経験的に認識しているも
のである。そして、同一タイプのルアーであっても、そ
の全体の大きさ、形状、浮き姿勢、動作の幅、色、音、
引き波などの様々な要因により釣果が異なる場合がある
ため、様々なメーカーから非常に多くの種類が販売され
ている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のルアー
は、そのほとんどが上記のタイプのバリエーションであ
った。従って、釣り人が多く魚が容易にルアーを認識し
ている場合、いわゆるスレ状態においては、トップウォ
ーター型ルアーにて魚を釣ることが困難であった。
【0012】本発明の目的は、従来とは異なる動作、形
状を有するトップウォータープラグを提供することを目
的とする。
【0013】
【問題点を解決するための手段】上記の目的を達成する
ため、本願発明の請求項1に係るルアーは、本体と、該
本体に設けられたラインアイ、フックアイとからなり、
水面に浮かべた状態で少なくとも本体の一部が水面より
突出するルアーにおいて、本体に水受け部が構成されて
おり、使用者の操作により該水受け部に保持された水が
散布されるものである。
【0014】また、請求項2に記載の発明に係るルアー
は、本体と、該本体に設けられたラインアイ、フックア
イとからなり、水面に浮かべた状態で少なくとも本体の
一部が水面より突出するルアーにおいて、前記本体が第
1の本体と、第2の本体と、該第1の本体と第2の本体
とを揺動自在に連結する連結部とからなり、前記第1の
本体は水よりも軽い比重にて構成され、前記第2の本体
は水よりも重い比重にて構成されているものである。
【0015】さらに、請求項3に記載の発明に係るルア
ーは、本体と、該本体に設けられたラインアイ、フック
アイとからなり、水面に浮かべた状態で少なくとも本体
の一部が水面より突出するルアーにおいて、該本体に穿
孔された孔部と、該孔部に保持されるウェイトと、該孔
部を閉塞する蓋部とが形成されているものである。
【0016】さらに、請求項4に記載の発明に係るルア
ーは、本体と、該本体に設けられたラインアイ、フック
アイとからなり、水面に浮かべた状態で少なくとも本体
の一部が水面より突出するルアーにおいて、該本体形状
が左右非対称にて形成されており、使用者の操作により
左右どちらか一方向に大きく移動しやすいように構成さ
れているものである。
【0017】さらに、請求項5に記載の発明に係るルア
ーは、本体と、該本体に設けられたラインアイ、フック
アイとからなり、水面に浮かべた状態で少なくとも本体
の一部が水面より突出するルアーにおいて、該本体が左
右異なるウェイトバランスを有しており、使用者の操作
により左右どちらか一方向に大きく移動しやすいように
構成されているものである。
【0018】さらに、請求項6に記載の発明に係るルア
ーは、本体と、該本体に設けられたラインアイ、フック
アイとからなり、水面に浮かべた状態で少なくとも本体
の一部が水面より突出するルアーにおいて、該本体に形
成されるとともに、ルアーを水面に浮かべた状態で水面
より突出される叩打部を有し、使用者の操作により該叩
打部が水面を上方向から叩くように構成されているもの
である。
【0019】さらに、請求項7に記載された発明に係る
ルアーは、本体と、該本体に設けられたラインアイ、フ
ックアイとからなり、水面に浮かべた状態で少なくとも
本体の一部が水面より突出するルアーにおいて、前記本
体の断面が非円形状にて構成されていると共に、該本体
の上下側にそれぞれフックアイが設けられているもので
ある。
【0020】
【実施例】この発明に係る実施例を図1から図48に基
づいて説明する。なお、図中において、従来例と同様の
番号を付したものは、同一の部品であるためその説明を
省略する。
【0021】(第1の実施例)この発明に係る第1の実
施例を、図1から図12に基づき説明する。図1におい
て、11は第1の実施例に係るルアーであり、111は
本体である。該本体111の尾部には水受け部F1が形
成されている。該水受け部F1は、ルアー111の上方
に開口された凹形状にて構成されている。さらに、該水
受け部F1は、水を広い範囲にて拡散するように、ある
程度の幅を持って構成されている。従って、該水受け部
F1と、尾部とは略T字状を構成している。
【0022】なお、本体111は略逆U字状に形成さ
れ、頭部と尾部とが対向するような形状にて構成されて
いる。これは、後述するが、ルアー11が水中に投下さ
れた状態では頭部が水面に高く突出し、使用者がルアー
11を動作させた場合には頭部が水面を打ち若しくは水
中に没すると共に、水受け部F1の水がルアー11の前
方に飛ばされる位置に来るようにしたためである。
【0023】図2は、図1に示されるルアー11の断面
図を示したものであるが、水受け部F1における尾部方
向の壁面には、テーパーF2が設けられている。なおウ
ェイトEは、後述する動作を実行するのに最適なバラン
スにて調節されている。
【0024】当該ルアー11の動作を図3乃至図4にて
説明する。図3は、ラインアイAに釣り糸が結ばれ、水
面に投下された状態のルアー11を示す。なお、Wは水
面である。この状態においては、ルアー11はラインア
イAを高く水面Wから突出させている。さらに、水受け
部F1を水中に没している。よって、水受け部F1には
水が保持されることとなる。
【0025】そして、使用者が釣り竿によりルアー11
を操作すると、該ルアー11は頭部を水面に打ちつける
と共に、尾部を水面から突出させる。従って、水受け部
F1に蓄積された水が、ルアー11の前方に飛ばされ、
対象魚の注意を喚起する。この際、水受け部F1が幅の
広い形状であり、また壁面にテーパーF2が構成されて
いるため、水受け部F1の水はルアー11の前方の確実
に飛ばされる。
【0026】なお、頭部が水面を大きく打つ動作および
尾部が水中から突出する動作の双方とも、従来のルアー
にはないものであり、本実施例独特の音および波をたて
るものである。さらに、その後、ルアー11に埋設され
たウェイトEにより、ルアー11は図3と同様の状態に
復帰し、使用者の操作により上述の動作を繰り返すこと
となる。
【0027】なお、図3で示した例では、最初の状態に
おいては水受け部F1が全て水中に没するようにウェイ
トE、尾部の長さなどを調整した例を示したが、例えば
図5に示すように、水受け部F1が全て水中に沈まず、
その開口部が水中から露出するような構成でも良い。こ
の場合においても、ルアー11が水面に投下された際
や、ルアー11を釣り糸で引いた後の復帰動作の際に、
水受け部F1に水を蓄積することが可能である。なお、
この様に、水受け部F1の開口部を水面に露出された場
合は、使用者がルアー11を操作した際に受ける抵抗
や、尾部が水面から出る際に発せられる音が減少するこ
とが、実験により確認された。
【0028】また、水受け部の形状も、例えば尾部の端
部と同一の形状とするなど、実現すべきルアーに対応さ
せて様々なものとすることもできる。
【0029】一方、上述した図1乃至図5に係る実施例
においては、水受け部F1がルアー11の尾部端部に構
成された例を説明した。しかし、本発明の実施例はこの
構成のみに限らず、例えば該水受け部をルアーの本体側
に形成しても良い。この例を、図6から図12に基づき
説明する。
【0030】図6において、ルアー12は、従来例を示
す図49にて説明した、ペンシルベイト71と略同様の
形状をなしており、さらにルアーの浮き角度も同様に調
整されている。すなわち、尾部に比して頭部が大きく構
成されており、ルアーを着水させた際に、頭部を浮かべ
て尾部を沈めた状態で浮かぶ構成である。
【0031】図において、F3は水受け部であり、ルア
ー本体12の上部側に穿孔され、構成されている。な
お、該水受け部F3は、水を保持するとともに、該保持
された水をルアー12の前方に拡散させる機能を有して
いる。従って該水受け部F3は、図7の断面図に示す如
く、ルアー12の内部から上部開口側に向けて、穿設さ
れている。なお、水を前方に飛ばす機能を有する必要が
あるため、本体121の尾部側から前方側に向けて角度
を持った構成にて形成される。
【0032】一方、該水受け部F3の開口部の形状は、
水をどのように拡散させるかにより適宜変更することが
可能である。つまり、水を広く拡散させる場合であれ
ば、該開口部を扇型に形成することができ、狭い範囲に
水を飛ばす場合なら幅の狭い開口部とすることができ
る。なお、ラインアイAにおいては、頭部を急激に下方
向に下げる必要があるので、ルアー頭部の頭頂部よりも
下側に設けることが望ましい。
【0033】次に、該図6および図7にて説明したルア
ー12の動作を図8乃至図11に基づき説明する。先
ず、使用者により水中に投下されたルアー12は、図8
に示すように頭部のラインアイAを水中から持ち上げ、
尾部を水中に沈めた角度にて浮かべられる。なお、この
際、水受け部F3の開口部は水中から出されている。
【0034】次に、使用者が、釣竿にて釣り糸を引くと
する。すると、図9に示す通り、ルアー12は、頭部を
水中に沈める如く動作する。この際、同時に水受け部F
3の開口部も水面下となる。
【0035】その後、ウェイトの働きにより、図10に
示す如くラインアイAを水面から持ち上げた状態に復帰
する。そして、この状態において、水受け部F3には水
が保持されている。なお、図8に示される、ルアー12
が水面に先ず投下された状態においても、ルアーの着水
姿勢、着水後の水への潜り具合などの要因により、前記
水受け部F3に水が蓄積される場合があるのは勿論であ
る。
【0036】そして、水受け部F3に水を保持した状態
において、再度使用者がルアー12を操作する。すると
図11の通り、ルアー12は頭部を水面方向に下げる
が、その時の勢いにより、水受け部F3の水はルアー前
方に拡散される。よって該拡散され、水面に落ちた水滴
により、前記図1から図5のルアー11と同様に、対象
魚にルアー12の存在を強くアピールすることができる
結果となる。
【0037】なお、水を拡散したルアー12は、さらに
水面下に潜る動作をするため、再び水受け部F3には水
が保持されることとなる。一方、使用者の釣り糸を引く
動作が弱い場合には水を飛ばしたのみにとどまり、水受
け部F3に水を保持できない場合も考慮されるが、その
場合は前述した図8乃至図10の動作を繰り返せば、該
水受け部F3に水を貯めることができるのは言うまでも
ない。また、該ルアー12は、ペンシルベイトと同様の
形状をなしているため、ルアー12を操作した際にはペ
ンシルベイトと同様の、ルアー頭部を左右に振る動作を
するのは勿論である。
【0038】一方、上述した図8乃至図10において
は、ルアー12が浮いている状態では水受け部F3の開
口部が水面から出るように構成したが、例えば、図12
に示すように、ルアーを投下した状態において前記開口
部が水中に没するようにウェイトEを調節しても良い。
この場合には、使用者のルアー操作に係る抵抗は増加す
るものの、確実に水受け部F3に水を貯めることがで
き、操作毎に確実に水を拡散させることができるものと
なる。
【0039】(第2の実施例)次に、図13から図20
に基づき、第2の実施例を説明する。図13において、
21は第2の実施例に係るルアーであり、第1の本体2
11と、第2の本体212とを揺動自在に連結すること
により構成されている。なお、該第1の本体211の尾
部と、第2の本体212の頭部には、それぞれ連結用の
リングが設けられており、このリング同志が係合するこ
とにより連結部Gが構成されている。なお、第1の本体
211の尾部側は、その端部に行くに従い漸次細くなる
略円錐形状にて構成されており、その尾部端部に前記リ
ングが設けられている。
【0040】なお、第1および第2の本体211、21
2の重さであるが、第1の本体211は水に浮かび、第
2の本体212は水に沈むようにそれぞれウェイト、素
材などが選択されている。特に、第2の本体212にお
いては、第1の本体211の少なくとも一部を水面から
出すとともに該第2の本体212は水没させるように、
その重さが調節される。なお、第1の本体211には第
1のラインアイA1が、第2の本体212には第2のラ
インアイA2がそれぞれ形成されている。なお、該第1
の本体211および第2の本体212にはフックアイB
もそれぞれ設けられている。
【0041】次に、図14乃至図16に基づき、該図1
3に示したルアー21の動作を説明する。図14は、使
用者が第1の本体側211の、第1のラインアイA1に
ルアーを結び、水面に該ルアーを投下した状態を示す。
すなわち、第1の本体211の一部およびラインアイA
1が水上に突出するとともに、第2の本体212が水没
した状態である。この際、第2の本体212は略垂直の
姿勢で水中に漂っている。
【0042】この状態において、使用者がラインを一瞬
強く引き、ルアー21を操作する。すると、図15に示
す通り、第1の本体211が水面方向に急激に移動され
その底面で水面をたたき、音を発する。さらに、この第
1の本体211の動作に伴い第2の本体212が水面方
向に移動される
【0043】そして、図16に示されるように、第1の
本体211は図14にて示した状態に復帰する。一方、
第2の本体212においては、水中で揺動される。この
場合、第1の本体211の尾部側は略円錐形状に構成さ
れているため、第2の本体212が第1の本体211に
衝突することなくスムーズに揺動動作を行う。
【0044】すなわち、このルアー21は、図15にて
説明した第1の本体211が水面をたたく動作、図16
にて示した第2の本体212が水中で揺動する動作を行
い、対象魚にその存在を知らしめることができる。ま
た、図14で図示した、ルアー21を水中に投下した状
態においても、第2の本体212は水中で揺動されるた
め、対象魚が水面を強く意識している場合にはあえてル
アー21を操作しなくても、該対象魚に充分アピールす
ることが実験により確認された。
【0045】なお、上述の例では、第1のラインアイA
1にラインを結んだ場合の例を説明したが、第2の本体
212に形成された第2のラインアイA2にラインを結
び、操作することも可能である。この場合、該ルアー2
1は第2の本体212側が釣り竿により操作されること
となる。すなわち、使用者が釣り竿を操作すると、第2
の本体212が引かれて第1の本体211が水面下方向
に動かされる。そして、使用者が操作を中断すると第1
の本体211が水上に浮上すると共に、第2の本体21
2が水面下にて揺動されるのである。この場合は、ルア
ー21が第2の本体212を前方向にして使用者側へと
進む状態となる。つまり、前述した第1のラインアイA
1にラインを結んだ場合とは、異なる動作を行わせるこ
とが可能となり、使用者はこれらの異なる動作を状況に
より使い分けることができるものである。
【0046】なお、この第2の実施例に係るルアーは上
述した例に限らず、さらに他の構成とすることもでき
る。すなわち、図13においては第1の本体211の連
結部G用リングは、尾部端部に設けられていたが、例え
ば図17のルアー22に示される如く、第1の本体22
1の底面側に設けることもできる。この際、第2の本体
222の揺動を妨げないようにするために、該第1の本
体221の底面側は、連結部G用リングが配置される個
所が頂点となるような略円錐形状とすることができる。
このルアー22の場合は、水中から見上げた場合のルア
ーのシルエットが図13のルアー21とは異なるため対
象魚へのアピール度がそれぞれ異なるものとなる。
【0047】さらに、第1の本体の形状であるが、図1
8のルアー23に示す如く、その尾部中心を頂点とする
略円錐形状としても良い。このような第1の本体231
を有するルアーは、該第1の本体231が略垂直となる
ように浮くため、前述の実施例とはまた違った水中姿勢
となる。
【0048】また、前記図14乃至図16に係る例で
は、第2の本体は水中にて略垂直となる水中姿勢を取る
べくウエイト調整がなされていたが、第2の本体は水中
に没すればその目的を達成するため、様々なウェイト構
成とすることができる。すなわち、第2の本体のみを水
中に投下した場合、ゆっくりと沈むようなウェイト調整
を行っても良い。この例を図19にて説明する。図19
において、ルアー24の第2の本体242は、水中にゆ
っくりと沈む程度のウェイトEにて形成されている。こ
のため、第2の本体242は、水中にてやや水平を保つ
姿勢にて静止することが可能となる。
【0049】第2の本体242をこの様なウェイトにて
構成した場合、第2の本体242は第1の本体241を
それ程強く水中に引き込まないこととなる。そのため、
使用者がルアーを操作した場合、前述した図14乃至図
16の例と比較して、第1の本体241の水面における
浮き沈み動作および第2の本体242の揺動動作がとも
に小さい動きとなる。つまり、第2の本体242を水中
にゆっくり沈むようなウェイトにした場合は、ルアーを
操作した際の動作が派手すぎることを抑え、より繊細な
動きをすることとなる。
【0050】また、図20のルアー25に示すように、
第2の本体252にリップH1を設けることもできる。
この場合は、例えば使用者がリールによりルアー25を
連続的に引く操作をした場合、前記リップH1が水の抵
抗を受けることにより、いわゆるミノータイプのルアー
の如く第2の本体252が水中にて振動し、対象魚にア
ピールすることができる。
【0051】なお、図13〜図20にて説明した第2の
実施例に係るルアーにおいては、第1の本体をセミなど
の虫をイメージした形状・色彩に、第2の本体を小魚を
イメージした形状・色彩にて構成することができる。こ
の様に構成されたルアーは、水面に落ちた虫を小魚がつ
ついている姿を演出することができるため、魚に今まで
のルアーにはないアクションを見せることができるとと
もに、使用者に全く新しい使用感を与えることができ
る。
【0052】(第3の実施例)次に、図21乃至図32
に基づき第3の実施例を説明する。従来のルアーは、ル
アー本体の内部にウェイトが埋設されている構成であ
る。すなわち、ウェイトは取り外しが不可能であったた
め、ルアーを水中に投入した状態の浮き角度は常に一定
であり、使用者がいかに上手にルアーを操作しても、そ
の動きには制約があった。そのため、使用者はウェイト
バランスの異なる同タイプのルアーを複数個持たなけれ
ばならないといった欠点があった。
【0053】また、トップウォーター形ルアーは、従来
例の説明にて紹介したように、その頭部の形状により異
なる動作がなされるものである。従って、使用者はその
動作に応じて異なる頭部形状を有する複数のルアーを持
たなくてはならなかった。この第3の実施例はこれらの
欠点を解消したものである。
【0054】図21から図24にて、第3の実施例に係
るルアーの一例を説明する。図21において、31は第
3の実施例に係るルアー、311は本体である。本体3
11の頭部には、切欠部312が形成されており、該切
欠部312により、頭部には長い傾斜を有するテーパー
部313と、短い切欠を有するテーパー部314とが構
成されている。また、頭部にはラインアイAが設けられ
ている。なお、尾部には、フックアイCが設けられてい
る。
【0055】また、前記長い傾斜のテーパー部313を
下側に向けた際の本体底部における中央やや後部側には
第1の孔部J1が設けられている。そして、この孔部J
1の開口部には開閉自在の第1の蓋部K1が形成されて
いる。また、該第1の蓋部K1の前方には第1のフック
アイB1が設けられているさらに、該第1の蓋部K1と
対向する本体側における尾部近傍には第2の孔部J2
が、該第2の孔部J2の開口部には開閉自在の第2の蓋
部K2がそれぞれ形成されている。そして、該第2の蓋
部K2の前方には第2のフックアイB2が形成されてい
る。
【0056】なお、前記第1および第2の孔部J1、J
2のいずれか一方にはウェイトEが配置される。つま
り、使用者は、ウェイトEを第1若しくは第2の孔部J
1、J2に配置することにより、任意の頭部形状を選択
することができるのである。
【0057】このルアー31の使用例を図22乃至図2
4に基づき説明する。まず、使用者が前記長い傾斜のテ
ーパー部313を下向きにした状態でルアーを使用する
ものとする。この場合は、該長い傾斜のテーパー部31
3側にある第1の孔部J1にウェイトを入れた後、該第
1の孔部J1を第1の蓋部K1により閉塞する。なお、
本体側面側のフックは、第1のフックアイB1に取り付
けられる。
【0058】そしてこの状態で、ルアー31を水中に投
下する。すると、図22に示す如く、ルアー31は長い
傾斜のテーパーを下向きにした状態で水面に浮かぶ。こ
の状態で、使用者がラインを引いた場合、該長い傾斜の
テーパー部313に水を受けるため、ルアー31は尾部
を左右に振りながら水中に潜る。そして、使用者がライ
ンの操作をストップした時に、ルアー31が水面に浮上
する。すなわち、長い傾斜のテーパー部313を下側に
向けた場合は、いわゆるダーター型のプラグと同等の機
能を有することとなる。
【0059】そして、例えば図22のようにダータープ
ラグとしてルアー31を操作しても、釣果が得られなか
ったものとする。この様な場合、図23に示す如く、使
用者はウェイトEを第1の孔部J1から取り出して第2
の孔部J2に配置させ、該第2の孔部J2を第2の蓋部
K2で閉塞させる。この時、第1のフックアイB1側の
フックDも、第2のフックアイB2へと付け替える。
【0060】そして、この状態において使用者がルアー
31を水中に投下すると、ルアー31は図24に示す姿
勢にて水面に浮かぶ。すなわち、短い傾斜のテーパー部
314を下側に、長い傾斜のテーパー部313を上側に
向けた状態となる。この際、第2の孔部J2が尾部近傍
に設けられているため、ルアー31は尾部を水中に沈め
た状態の、いわゆる斜め浮きとなる。ここで、使用者が
ルアー31を引くと、短い傾斜のテーパー部314は水
をそれ程受けないのでルアー31を沈める力はそれ程働
かない。そのかわり、頭部が受けた水は長い傾斜のテー
パー部313に当たり、前方にはねとばされる。この時
の衝撃で、音が発せられる。すなわちこの場合、ルアー
31はいわゆるポッパー型プラグとして使用されるもの
である。
【0061】つまり、図22から図24の説明から明ら
かなとおり、図21に示されるルアー31は、ウェイト
Eの配置位置によりダーター型とポッパー型という2種
のルアーとして使用することができるのである。なお、
第1および第2の孔部J1、J2をウェイトEの直径よ
りもやや大きく構成した場合は、使用者がルアー31を
操作した際に該ウェイトEが第1若しくは第2の孔部J
1,J2の側壁に衝突し音を立てるため、ラトルの役割
を果たすこととなる。また、第1および第2の孔部J
1,J2の位置は、それぞれ選択されるべきルアー31
の機能に最適な浮き角度となるように適宜調節されるの
は勿論である。また、ウェイトEも、単一のものを使用
する必要は必ずしも必要なく、大きさの異なるウェイト
Eを2種類用意して、使用者の好みに応じて適宜使用で
きるものである。
【0062】なお、該第3の実施例に係るルアーの、特
に本体側面に取り付けられるフックであるが、ウェイト
の位置により適宜第1のフックアイB1若しくは第2の
フックアイB2に付け替える必要がある。よって、図2
1に示されるようないわゆるダブルフックD1を採用す
ると、簡便に取り替え作業を行うことができる。ちなみ
に、本体側面のフックアイの配置位置を適正とすると、
ルアーを投下した際にフックにラインが引っかかってし
まうトラブル(いわゆるフックがらみ)を防ぐことがで
きる。この様に、最適なフックアイの位置を設定するこ
とができた場合は、第1および第2のフックアイの双方
に予めフックを取り付けて、使用者の取り替え作業を簡
略化させることができる。
【0063】上述したとおり、図21〜図24に係るル
アー31においては、第1もしくは第2の孔部J1、J
2にウェイトを選択配置し、水を受けるべき頭部の形状
を選択することにより、1つのルアーでありながら異な
るタイプのルアー機能を持たせることが可能となった。
しかし、本実施例の目的はこれのみに限らず、例えば、
頭部の断面形状が円形などの、上下対称のものにも実施
することができる。
【0064】この実施例を図25に基づいて説明する。
32はルアーであり、その本体は従来のペンシルベイト
と同形状をしている。すなわち、本体321は断面が円
形であり、尾部に行くに従い円周が小さくなるような形
状をなしている。そして、該本体の尾部近傍には第1の
孔部J3が、該第1の孔部J3の開口部には第1の蓋部
K3が、該第1の蓋部K3が配置されている本体側面に
は第1のフックアイB3がそれぞれ形成されている。そ
して、該第1の孔部J3と対向する本体側面には第2の
孔部J4が、該第2の孔部J4の開口部には第2の蓋部
K4が、該第2の蓋部K4が配置されている本体側面に
は第2のフックアイB4がそれぞれ設けられている。
【0065】なお、前記第1の孔部J3と第2の孔部J
4とはそれぞれ対向しない位置に形成されるものであ
り、この図25の場合は、第1の孔部J3は尾部に近い
位置に、第2の孔部J4は本体略中央にそれぞれ穿設さ
れている。また、前記第1、第2の蓋部K3、K4は、
第1、第2の孔部J3、J4の開口部を閉塞すべく開口
自在に設けられているのは勿論である。
【0066】この図25に係るルアー32の作用を説明
する。先ず、使用者が第1の孔部J3にウェイトEを配
置し、第1の蓋部K3で第1の孔部J3を閉塞し、第1
のフックアイB3にダブルフックD1を取り付けた状態
でルアー32を投下する。すると、ウェイトEが尾部近
傍に位置するため、ルアー32は頭部を水面に出し、尾
部を水中に深く沈めた状態のいわゆる斜め浮き様態とな
る。周知の通り、ペンシルベイトにおいて、この様な浮
き方をするものは、短い移動距離できびきびと頭部を左
右に振る動作をするものである。
【0067】次に使用者が、ウェイトEを第2の孔部J
4に配置し、第2の蓋部K4にて第2の孔部J4の開口
部を閉塞し、第2のフックアイB4にダブルフックD1
を付け替えて、ルアー32をキャストしたとする。この
場合、ウェイトEがルアー本体略中央に配置されている
ため、ルアー32は尾部をそれ程沈めることのない、い
わゆる水平浮きの状態となる。これも周知であるが、こ
の様な浮き方をするペンシルベイトは、ルアー操作の度
に左右方向へ大きく滑る動作をする。
【0068】つまり、図25のルアー32の場合は、ウ
ェイトEを第1の孔部J3もしくは第2の孔部J4に配
置させることにより、異なる動作のペンシルベイトを演
出させることができるのである。
【0069】なお図25のように、頭部の形状を選択す
ることを目的としない場合、第1、第2の孔部の穿設位
置はこの例に限られるものではない。このことを図26
にて例示する。33はルアーであり、その本体331は
図25と同様にペンシルベイトと同形状にて構成されて
いる。そして、本体331の側面に第1および第2の孔
部J5、J6が並列して穿孔されている。なお、第1の
孔部J5は尾部近傍、第2の孔部J6は本体略中央にそ
れぞれ形成されている。そして、第1、第2の孔部の開
口部には第1、第2の蓋部K5、K6が開閉自在に構成
されている。なお、この様な構成の場合、本体側のフッ
クアイBは、第1、第2の孔部J5、J6が形成されて
いる本体側面状に形成するのみで足りる。
【0070】この図26に図示したルアー33において
も、図25の例と同様の作用を奏することが可能とな
る。すなわち、第1、第2の孔部J5、J6のいずれか
にウェイトEを選択することにより、浮き角度を異なら
せることができるため、それぞれ違った動きのペンシル
ベイトを演出することができるのである。この場合、第
1、第2の孔部J5、J6の両方にウェイトEを入れた
り、逆に双方の孔部ともウェイトEを入れなかったりな
ど、使用における自由度が増すものである。なお、双方
の孔部ともにウェイトEを配置しない場合は、本体側面
側のフックがウェイトの役割を果たすため、該フックを
下に向けた状態で水面に浮かぶこととなる。
【0071】なおここで、蓋部の構造につき説明する。
上述した通り、蓋部は孔部の開口部を閉塞すべく開閉自
在に設けられているものである。すなわち、この目的を
達成すればどのような構成であっても良く、特に以下の
例には限られないものである。よって、様々な態様を選
択、採用できるのであるが、その内実施に適していると
思われるものの例を図27〜図30に基づき説明する。
【0072】図27において、JAは孔部、JA1は該
孔部の開口部近傍に設けられた凹部、KAは蓋部を示
す。該蓋部KAはベルクロ(登録商標)テープにより構
成されている。すなわち、周知の通り、該ベルクロテー
プはそれぞれ互いに着脱自在に係止する2枚の布体によ
り構成されているが、その一方の布体KA1を上記凹部
JA1に貼着する。そして、他方の布体KA2を該一方
の布体KA1に係止することにより、蓋部とすることが
できるのである。
【0073】なお、凹部JA1に貼付される一方の布体
KA1には、孔部JAの開口部に対応した形状の開口が
設けられている。このため、該一方の布体KA1は孔部
JAの開口部を閉塞することはないのである。一方、該
一方の布体KA1の凹部JA1への配置形態であるが、
孔部の開口部を閉塞しなければどのような形態でも良
く、例えば、複数枚の布体を該開口部近傍の凹部JA1
に貼着することもできる。また、凹部JA1は一方およ
び他方の布体が係止した状態の厚さと略同様の厚さにて
構成されている。従って、蓋部KAとルアー本体は段差
を生じることがない。ちなみに、蓋部KAとルアー本体
の色彩、デザインなどの要因により凹部JA1の深さを
調整したり、又は凹部JA1を設けない構成としてもよ
い。
【0074】なお、図29の如く、ベルクロテープにて
蓋部KAを構成する場合は、安価にて構成することがで
きる。この場合、図29にては本体側に貼着される一方
の布体KA1は、孔部に対応した形状にて穿孔される
か、または孔部近傍の複数か所に貼り付けることにより
構成されていた。しかし、本体への配置方法はこれのみ
に限らないものである。例えば、図28に示す如く、本
体側に配置される一方の布体KA1を孔部の開口部近傍
の一部にのみ配置し、該本体側における一方の布帯KA
1が配置されていない孔部JAの開口部近傍に他方の布
体KA2の一端を貼着することができる。すなわちこの
場合は、孔部JAを閉塞する布帯KA2が本体に接続さ
れるため、使用者は該孔部閉塞用の布体KA2を紛失す
る虞がなくなる。このように、例えば使用するウェイト
Eの重量や、使用者の使い勝手の良さに鑑み、様々な構
成を選択することが可能となる。
【0075】さらに、蓋部の構成は上述したベルクロテ
ープによるもののみに限らないのは勿論である。この場
合、例えば図29のような構成とすることができる。図
29において、KBは蓋部であり、該蓋部KBの一方の
端側側面には一対の軸KB1が、他方の端部近傍には爪
掛け部KB2が、該他方の端部の先端側にはテーパー部
KB3がそれぞれ設けられている。なお、該蓋部KBは
例えばプラスチックなどのような可撓性を有する素材に
て構成される。そして、ルアー本体の孔部JBにおける
開口部近傍には、前記蓋部KBの厚さと略同等の深さの
凹部JB1が形成されており、該凹部JB1内における
前記軸KB1と対応する位置には軸受け孔JB2が、前
記テーパー部KB3と対向する位置には該テーパー部を
係止するためのテーパー形状を有する係止部JB3がそ
れぞれ設けられている。
【0076】この様に、蓋部KBが図29に示す構成の
場合は、使用者は爪掛け部KB2に爪を掛け、蓋部KB
を起こすことが可能となり、孔部JBにウェイトEを配
置した後、蓋部KBを戻しテーパー部KB3を係止部J
B3に係止することにより、蓋部KBをルアー本体に装
着することができる。なお、あえて詳述しないが、可撓
性の材質により蓋部を構成する場合はこの他にも様々な
構成を選択することができるのは勿論である。
【0077】また、上述した例においては、蓋部は孔部
に対応した数だけ設けられていた。しかし、例えば図2
6に示したようなルアーの本体一側面に複数の孔部を並
列させて設ける場合は、蓋部を図30の様な構成として
も良い。すなわちこの場合は、一つの大きな蓋部KCを
構成することにより複数の孔部JCを同時に閉塞させる
ことが可能となるのである。
【0078】なお、上述した図21から図30に示した
構成例では、孔部の深さはウェイトの直径よりもやや深
い構成であった。従って、ルアーを水中に投下した場合
は、ウェイトを装着した孔部が必ず下向きとなるのであ
る。つまり、この様に構成されている場合、重たい側が
下向きになるのは当然であるため使用者になんら違和感
を与えることが無いという効果がある。しかし、この構
成であると、蓋部にある程度の強度を持たせなくてはな
らず、場合によってはコストアップ、蓋部の大型化など
を招く虞がある。
【0079】従って、この様な不具合を防ぐ構成とし
て、図31および図32に示す構成とすることができ
る。すなわち、図31において、ルアー34の本体34
1のそれぞれ対向する側に穿孔された孔部JDは、それ
ぞれ開口部と対向する本体近傍にまで深く穿孔されてい
る。この様な構成の孔部JDにウェイトを装填した場
合、ルアー34は該孔部開口部と対向した面を下向きに
して水面に浮かぶこととなる。つまり、ウェイトEを装
填した孔部JDの蓋部KDはルアー34の上側、すなわ
ち水上の方向に位置することとなる。よって、蓋部KD
にウェイトを支える強度をもたせる必要がなくなるため
簡素な構成とすることができ、コストダウンなどを図る
ことができる。
【0080】この場合、図32に示した如く、ルアー3
5の一側面に孔部JEを並列して配置させた構成におい
ても、孔部JEを深く穿孔し、ウェイトを装填した孔部
JEを閉塞する蓋部KEが水上側に位置されるような構
成とすることは当然可能である。
【0081】なお、この第3の実施例においては、上述
した如くルアーのウェイトを着脱自在に構成することに
より、一つのルアーに複数の機能を有させたり、動作を
させたりすることを目的とするものである。この意味に
おいて、図示しないが、孔部および蓋部を一カ所のみル
アーに設けても本実施例と同等の目的を達成することが
できる。すなわちこの場合、ウェイトの装填、非装填時
でルアーの浮き角度、全体の重量バランスを変えること
ができるため、使用者は異なる動作を演じさせることが
可能となるのである。また、これとは逆に孔部および蓋
部を2箇所以上設けても良いことは勿論である。
【0082】(第4の実施例)次に、第4の実施の態様
を図33から図37に基づき説明する。先ず、この第4
の実施例に係るルアーの使用状況を説明する。例えば、
最近では流れの速い川においても、ブラックバスが生息
していることが確認されている。この様な水流のある状
況下において、例えば図49にて示した従来のペンシル
ベイト71を使用したとする。上述の通り、ペンシルベ
イト71は使用者の操作により頭部を左右のどちらかに
振り、次の操作により前回とは逆の方向に頭部を振って
移動するものである。
【0083】この様な動作をするルアーを河川にて使用
した場合、水流によりルアー全体、特に抵抗の大きい頭
部が押されてしまい、該頭部が下流方向を向いてしま
う。すなわち使用者がルアーを操作した場合、下流方向
には大きく頭部を振り移動するが、上流側にはほとんど
移動することがなかった。また、ペンシルベイト71は
操作と操作との間に間合いを取る必要があるのだが、こ
の際ペンシルベイト71全体が水流に流されてポイント
を通過してしまうため、ルアーが有する機能を十分発揮
することができなかった。この第4の実施の態様に係る
ルアーは、この様な水流の強い箇所でも効果的な動作を
行うことができるルアーを提供することにある。
【0084】図33は、第4の実施例を示す平面図であ
る。図において、41はルアーであり、本体411が略
「へ」字状に湾曲されて構成されている。Aはラインア
イであり、頭部が指し示す方向と略同様の方向に向けて
取り付けられている。なお、Bは本体腹部側のフックア
イであるが、当該平面図における背面側に位置している
ため、点線にて示されている。
【0085】図33に係るルアー41はこの様に構成さ
れているため、使用者の一度の瞬発的な操作により頭部
をその指し示す方向に大きく移動させることができる。
なお、図33においてはルアー本体411は略「へ」字
状にて構成されていたが、これとは反対の「逆へ」字状
に湾曲して構成することもできるのは勿論である。
【0086】図34は、第4の実施例における他の構成
例を示す平面図である。図において、42はルアーであ
り従来のペンシルベイトと略同様の構成とされている。
Bは本体腹部側のフックアイであり、当該平面図におけ
る背面側に位置するため、点線にて示されている。E1
は第1のウェイトであり、ルアー本体421の尾部を水
中に没するとともに、前記フックアイBを水中に位置さ
せるべき重さに調整されている。E2は第2のウェイト
であり、本体の左右方向のどちらかに設けられている
(図34においては左側)。なお、該第2のウェイトE
2は、ルアー42を水中に投じた際に、前記フックアイ
Bを横方向や水面方向に向かせない程度の重さにて調整
されている。
【0087】図34に係るルアー42はこの様な構成で
あるため、使用者の一度の瞬発的な操作により、第2の
ウェイトが配置されている方向に大きく移動される。
【0088】次に、図35乃至図37において、第4の
実施例に係るルアーの動作を説明する。図35は使用者
が図33に係るルアー41を水面に投下した図である。
なお、図35から図36において、白抜きの矢印は水流
を示す。なお、この様な状況下において、ルアー41は
上流側に頭部を湾曲させた形状のものが使用される。
【0089】次に、使用者がルアー41を操作した場合
を図36にて説明する。すると、ルアー41は湾曲され
た頭部が指し示す方向、すなわち上流側に大きく移動す
る。この状態において、使用者はルアー41を操作する
ことなく、ルアー41を水面に漂わせる。つまり、一瞬
ルアー41を操作した後に間を取り、対象魚にルアー4
1を食いつかせる時間を与える。これは、いわゆるポー
ズという動作であり、この種のトップウォータープラグ
においては極めて一般的な動作である。
【0090】すると、ルアー41は特にその頭部を水に
押され、図37に示す状態となる。この状態において、
使用者がルアー41を操作すると、ルアー41は下流側
に向かわずに上流側へと頭を振り、移動する。なお、図
36に状態において、ポーズの時間を短めにして使用者
がルアーを操作したとする。この場合でも、ルアー41
は下流方向へ大きく移動することがないものである。
【0091】すなわち、この第4の実施の態様に係るル
アーにおいては使用者の操作により左右方向のどちらか
一方に大きく移動し易いように構成されているため、例
えば使用者が流れのある場所にて、その上流側に移動し
やすいルアーを選択した場合には、下流側に流されにく
いものとなるため、ポイントの近くをより長時間攻める
ことができるのである。
【0092】なお、上記図34〜図36においては、図
33に示されたルアー41にてその作用を説明したもの
であるが、図34に図示したルアー42においても、使
用者の操作により第2のウェイトE2が設けられている
方向に首を大きく振って移動するものであるため、同様
の効果を得ることができる。
【0093】(第5の実施例)図38〜図44に基づ
き、第5の実施例を説明する。図38、図39におい
て、51は第5の実施例に係るルアーである。該ルアー
51の本体511の頭部には、水面を打つための叩打部
L1が形成されている。該叩打部L1は本体511の頭
部に延設されており、その底面が平面部L11とされて
いる。また、該叩打部L1の頭部側先端部は半円形状に
形成されている。なおラインアイAは、該叩打部L1の
底面側先端に形成されている。
【0094】一方、叩打部L1の尾部方向の終端にあた
る本体511には、底面頭部512が形成されている。
この場合、該底面頭部512は略半球状の形状とされて
いる。
【0095】次に、該ルアー51の作用を図40及び図
41にて説明する。図40は、ルアー51が水面に浮か
んでいる状態を示している。すなわち、該ルアー51
は、本体尾部を水没させると共に叩打部L1を水面上に
突出させるようなウェイト設定とされている。
【0096】次に、使用者がルアー51を操作すると、
ラインアイAが叩打部L1の平面部L11に形成されて
いるため、叩打部L1を下方向に移動させる力が作用す
る。すなわち、図41の如く叩打部L1が水面を打ち、
音を発生させる。そしてその後、図40の状態に復帰す
る。
【0097】すなわち、該ルアー51によれば、従来の
ペンシルベイトによる水を押す動作、ポッパーによる水
を全面に押し出す動作、スウィッシャーによる水をかき
まわす動作とは全く異なる、水面を上から叩く動作を演
出することができるのである。よって、従来とは全く異
なる音、波紋などを演出することができ、対象魚へルア
ーの存在を知らしめることが可能となる。
【0098】また、使用者が叩打部L1で水面を叩打す
る動作をさせた後、少し待つと最初の状態へと復帰す
る。すなわち、当該ルアー51は使用者方向に殆ど移動
することなく、音、波紋を生ずることができるのであ
る。従って、1箇所で何度も水面を叩打することが可能
であるため、一度ルアーを投下すれば、ポイントを長時
間責めることができるのである。
【0099】なお、使用者が図41に示した状態におい
て連続的にルアー51を操作した場合、該ルアー51は
叩打部L1の頭部、もしくは本体511の底面頭部51
2に水を受けて、左右方向に連続して頭部側を振り移動
する。すなわち、ペンシルベイトのような動作を演出す
ることができるのである。
【0100】なお、該ルアー51においては上述した以
外の構成とすることもでき、変形例を図42に示すルア
ー52に基づき説明する。例えば、ルアー本体521に
おける叩打部L2の終端に形成される底面頭部522で
あるが、略半球状とするのではなく凹部523を構成し
た形状としても良い。この場合、使用者がルアー52を
連続的に動作させた場合、該凹部523に水を受けて水
を前面に押し出し音をたてることが可能となる。
【0101】また、叩打部L2の底面側も平面形状に限
らず、凹部L21を設ける構成としても良い。このよう
に底面側の形状を変更することにより、水面を打った際
に生ぜられる音や波紋を調整することができる。さら
に、ラインアイAも叩打部の底面側に設ける必要は必ず
しもなく、例えば叩打部L2の先端に設けることができ
る。この際、ラインアイAが下方向へ向くように形成す
ると、上述の図38の構成と同様に叩打部を下向きに移
動させる動作が容易なものとなる。
【0102】なお、上述した例では叩打部を本体頭部か
ら延設させた例を説明したが、該第5の実施例に係る構
成例はこれに限るものではない。他の例を、図43乃至
図45に基づき説明する。図において、53はルアーで
あり叩打部L3は本体531の側面と連結部Mにより連
結されている。なお、該叩打部L3の底面側は平面部L
31とされている。
【0103】この、図43に係る例の作用を、図44乃
至図45に基づき説明する。図44は、ルアー53が水
面に投下された状態を示す。即ち、ルアー53は頭部を
水面から突出させるが如く斜めに浮く。この際、叩打部
L3も水面から突出している。
【0104】次に、使用者がルアー53を操作した場合
の状態を図45にて示す。使用者がルアー53を操作す
ると、該ルアー53は頭部を水面方向に移動させる。こ
の際、叩打部L3の底面部L31が水面を叩き、音を発
生させる。このように構成した場合は、ルアー本体53
1の左右側に形成された叩打部L3が水面を打つため、
独特の波紋、音を発生させることが可能となる。
【0105】(第6の実施例)次に、図46〜図48に
基づき、第6の実施例を説明する。従来のルアーは、周
知のとおり略細長い円錐形状であり、主に小魚を模倣し
たものであった。そして、ウェイトが埋め込まれている
側面側に、腹側のフックが構成されていた。しかし、実
際に、ルアー釣りの対象魚が捕食しているのは細長い形
態の小魚ばかりではなく、扁平な形状をした魚や、幅広
い体を有する昆虫類などもえさとなっている。
【0106】周知のとおり、弱った小魚類は体側を上に
向けた状態で水面下を漂うことがある。そこで、このよ
うな小魚を模したルアーを作成すれば効果的だと思料さ
れるが、従来のルアーを扁平にすることは不可能であっ
た。
【0107】すなわち、従来のルアーを扁平にした場
合、腹部にフックが一つ設けられているのみである。円
筒形状であれば、どのような着水体制をとっても、ウェ
イト側が下向きとなるので、腹部側のフックは常に水面
下へと位置することとなった。しかし、扁平形状の場合
は、着水した際に腹部側のフックを水上側に向けて浮い
てしまう場合のあることが予想される。このような場
合、扁平形状であるためルアー本体は回転されず、腹部
側のフックを上に向けたままの状態が継続することにな
る。すなわち、このような着水状態にあっては、水中に
存在するフックは尾部のフックのみとなるため、好釣果
を期待することが出来なかった。
【0108】そこで、このような問題を解決するため
に、本願発明者は第6の実施例に掛るルアーを発明し
た。該第6の実施例に掛るルアーを、図46及び図47
に基づき説明する。図において、61はルアー、611
はルアー本体であり、略扁平形状に構成されている。B
5、B6はフックアイであり、ルアーの上面および底面
側にそれぞれ設けられている。Eはウェイトであるが、
本体611の側面側に偏らないように配置される。
【0109】従って、該ルアー61においては、どのよ
うな体制にて着水しても、必ずルアー本体側611に形
成されたフックアイB5もしくはB6のどちらか一方が
水面下に位置することとなる。ちなみに、仮に側面側を
下にして着水したとしても、側面側は細く形成されてい
るため安定せず、上面もしくは底面が水面上となるよう
な姿勢にてルアー61が半回転される。
【0110】よって、扁平な形状という斬新な形状を対
象魚に認識させることが出来ると共に、単に従来の直径
が太いルアーとは異なる動作、引き波を演出することが
できるため好釣果が期待できるという、優れた効果を発
揮することが可能となる。
【0111】なお、図48に示すようにルアー62にお
ける本体621の上面および底面側にフックアイB7、
B8と共にリップH2、H3を設けても良い。このよう
な場合、使用者がルアー62を操作すると該リップH
2、H3に水の抵抗を受け、ルアー本体621が左右に
振られる動作をする。この際、本体621およびリップ
H2,H3の形状のバランスにより、使用者が操作して
もルアー62がそれほど潜らないようにすれば、水上側
のリップが受ける水が少なくなるため、ルアーの動きを
損なうことはない。
【0112】
【発明の効果】本願の請求項1に係るルアーにおいて
は、本体と、該本体に設けられたラインアイ、フックア
イとからなり、水面に浮かべた状態で少なくとも本体の
一部が水面より突出するルアーにおいて、本体に水受け
部が構成されているものである。
【0113】従って、使用者が操作した場合、該水受け
部に保持された水が散布されるため、従来のルアーでは
演出することのできなかった動作を行うことができる。
【0114】また、本願の請求項2に係るルアーにおい
ては、本体と、該本体に設けられたラインアイ、フック
アイとからなり、水面に浮かべた状態で少なくとも本体
の一部が水面より突出するルアーにおいて、前記本体が
第1の本体と、第2の本体と、該第1の本体と第2の本
体とを揺動自在に連結する連結部とからなり、前記第1
の本体は水よりも軽い比重にて構成され、前記第2の本
体は水よりも重い比重にて構成されているものである。
【0115】従って、使用者の操作により、第1の本体
が音と波紋をたて、第2の本体が水面下で揺動するた
め、全く新しい存在感を対象魚に示すことができる。
【0116】また、本願の請求項3に係るルアーにおい
ては、本体と、該本体に設けられたラインアイ、フック
アイとからなり、水面に浮かべた状態で少なくとも本体
の一部が水面より突出するルアーにおいて、該本体に穿
孔された孔部と、該孔部に保持されるウェイトと、該孔
部を閉塞する蓋部とが形成されているものである。
【0117】従って、使用者がルアーに装着されるウェ
イトの位置を任意に変更することができるため、一つの
ルアーで複数の異なる動作を行わせることが可能とな
る。
【0118】また、本願の請求項4に係るルアーは、本
体と、該本体に設けられたラインアイ、フックアイとか
らなり、水面に浮かべた状態で少なくとも本体の一部が
水面より突出するルアーにおいて、該本体形状が左右非
対称にて形成されており、使用者の操作により左右どち
らか一方向に大きく移動しやすいように構成されている
ものである。
【0119】さらに、本願の請求項5に係るルアーは、
本体と、該本体に設けられたラインアイ、フックアイと
からなり、水面に浮かべた状態で少なくとも本体の一部
が水面より突出するルアーにおいて、該本体が左右異な
るウェイトバランスを有しており、使用者の操作により
左右どちらか一方向に大きく移動しやすいように構成さ
れているものである。
【0120】従って、本願の請求項4および請求項5に
係るルアーにおいては、例えば川において、ルアーを上
流方向にのみ大きく移動させることができるため、従来
のルアーよりも長時間ポイントを責めることができるの
である。
【0121】また、本願の請求項6に係るルアーにおい
ては、本体と、該本体に設けられたラインアイ、フック
アイとからなり、水面に浮かべた状態で少なくとも本体
の一部が水面より突出するルアーにおいて、該本体に形
成されるとともに、ルアーを水面に浮かべた状態で水面
より突出される叩打部を有し、使用者の操作により該叩
打部が水面を上方向から叩くように構成されているもの
である。
【0122】従って、従来のルアーとは異なる波紋、音
を演出させることができるため、従来のルアーには反応
しなかった対象魚にルアーの存在をアピールすることが
可能となる。
【0123】また、本願の請求項7に係るルアーにおい
ては、本体と、該本体に設けられたラインアイ、フック
アイとからなり、水面に浮かべた状態で少なくとも本体
の一部が水面より突出するルアーにおいて、前記本体の
断面が非円形状にて構成されていると共に、該本体の上
下側にそれぞれフックアイが設けられているものであ
る。
【0124】従って、どのような着水姿勢であっても確
実に水中にフックを存在させることができるという優れ
た効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1の実施例を示す斜視図。
【図2】本発明に係る第1の実施例を示す一部切欠側面
図。
【図3】本発明に係る第1の実施例の動作説明図。
【図4】本発明に係る第1の実施例の動作説明図。
【図5】本発明に係る第1の実施例の他の構成を示す一
部切欠側面図。
【図6】本発明に係る第1の実施例の他の構成を示す斜
視図。
【図7】本発明に係る第1の実施例の他の構成を示す一
部切欠側面図。
【図8】本発明に係る第1の実施例の他の構成における
動作説明図。
【図9】本発明に係る第1の実施例の他の構成における
動作説明図。
【図10】本発明に係る第1の実施例の他の構成におけ
る動作説明図。
【図11】本発明に係る第1の実施例の他の構成におけ
る動作説明図。
【図12】本発明に係る第1の実施例の他の構成を示す
一部切欠側面図。
【図13】本発明に係る第2の実施例を示す斜視図。
【図14】本発明に係る第2の実施例の動作説明図。
【図15】本発明に係る第2の実施例の動作説明図。
【図16】本発明に係る第2の実施例の動作説明図。
【図17】本発明に係る第2の実施例の他の構成を示す
側面図。
【図18】本発明に係る第2の実施例の他の構成を示す
側面図。
【図19】本発明に係る第2の実施例の他の構成を示す
側面図。
【図20】本発明に係る第2の実施例の他の構成を示す
側面図。
【図21】本発明に係る第3の実施例を示す一部切欠側
面図。
【図22】本発明に係る第3の実施例の動作説明図。
【図23】本発明に係る第3の実施例の動作説明図。
【図24】本発明に係る第3の実施例の動作説明図。
【図25】本発明に係る第3の実施例の他の構成を示す
一部切欠側面図。
【図26】本発明に係る第3の実施例の他の構成を示す
一部切欠側面図。
【図27】本発明に係る第3の実施例の蓋部の構成を示
す一部切欠側面図。
【図28】本発明に係る第3の実施例の蓋部の構成を示
す一部切欠側面図。
【図29】本発明に係る第3の実施例の蓋部の構成を示
す一部切欠側面図。
【図30】本発明に係る第3の実施例の蓋部の構成を示
す一部切欠側面図。
【図31】本発明に係る第3の実施例の他の構成を示す
一部切欠側面図。
【図32】本発明に係る第3の実施例の他の構成を示す
一部切欠側面図。
【図33】本発明に係る第4の実施例を示す一部透視平
面図。
【図34】本発明に係る第4の実施例の他の構成を示す
一部透視平面図。
【図35】本発明に係る第4の実施例の動作説明図。
【図36】本発明に係る第4の実施例の動作説明図。
【図37】本発明に係る第4の実施例の動作説明図。
【図38】本発明に係る第5の実施例を示す側面図。
【図39】本発明に係る第5の実施例を示す底面図。
【図40】本発明に係る第5の実施例の動作説明図。
【図41】本発明に係る第5の実施例の動作説明図。
【図42】本発明に係る第5の実施例の他の構成を示す
一部透視側面図。
【図43】本発明に係る第5の実施例の他の構成を示す
側面図。
【図44】本発明に係る第5の実施例の他の構成におけ
る動作説明図。
【図45】本発明に係る第5の実施例の他の構成におけ
る動作説明図。
【図46】本発明に係る第6の実施例を示す斜視図。
【図47】本発明に係る第6の実施例を示す正面図。
【図48】本発明に係る第6の実施例の他の構成を示す
側面図。
【図49】従来のルアーを示す側面図。
【図50】従来のルアーを示す側面図。
【図51】従来のルアーを示す側面図。
【図52】従来のルアーを示す側面図。
【符号の説明】
11、12 第1の実施例に係るルアー 111、121 本体 21、22、23、24、25 第2の実施例に係るル
アー 211、221、231、241、251 第1の本体 212、222、232、242、252 第2の本体 31、32、33、34、35、 第3の実施例に係る
ルアー 311、321、331 本体 312 切欠部 313、314 テーパー部 41、42 第4の実施例に係るルアー 411、421 本体 51、52、53 第5の実施例に係るルアー 511、521、531 本体 512、522 底面頭部 523 凹部 61、62 第6の実施例に係るルアー 611、621 本体 A ラインアイ A1 第1のラインアイ A2 第2のラインアイ B、B5、B6、B7、B8 フックアイ B1、B3 第1のフックアイ B2、B4 第2のフックアイ C フックアイ D フック D1 ダブルフック E ウェイト E1 第1のウェイト E2 第2のウェイト F1、F3 水受け部 F2 テーパー部 G 連結部 H1、H2、H3 リップ J1、J3、J5 第1の孔部 J2、J4、J6 第2の孔部 JA、JB、JC、JD、JE 孔部 JA1、JB1 凹部 JB2 軸受け孔 JB3 係止部 K1、K3、K5 第1の蓋部 K2、K4、K6 第2の蓋部 KA、KB、KC、KD、KE 蓋部 KA1 一方の布体 KA2 他方の布体 KB1 軸 KB2 爪掛け部 KB3 テーパー部 L1、L2、L3 叩打部 L11 平面部 L21 凹部 L31 平面部 M 連結部 W 水面

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体と、該本体に設けられたラインア
    イ、フックアイとからなり、水面に浮かべた状態で少な
    くとも本体の一部が水面より突出するルアーにおいて、 本体に水受け部が構成されており、使用者の操作により
    該水受け部に保持された水が散布されることを特徴とす
    るルアー。
  2. 【請求項2】 本体と、該本体に設けられたラインア
    イ、フックアイとからなり、水面に浮かべた状態で少な
    くとも本体の一部が水面より突出するルアーにおいて、 前記本体が第1の本体と、第2の本体と、該第1の本体
    と第2の本体とを揺動自在に連結する連結部とからな
    り、前記第1の本体は水よりも軽い比重にて構成され、
    前記第2の本体は水よりも重い比重にて構成されている
    ことを特徴とするルアー。
  3. 【請求項3】 本体と、該本体に設けられたラインア
    イ、フックアイとからなり、水面に浮かべた状態で少な
    くとも本体の一部が水面より突出するルアーにおいて、 該本体に穿孔された孔部と、該孔部に保持されるウェイ
    トと、該孔部を閉塞する蓋部とが形成されていることを
    特徴とするルアー。
  4. 【請求項4】 本体と、該本体に設けられたラインア
    イ、フックアイとからなり、水面に浮かべた状態で少な
    くとも本体の一部が水面より突出するルアーにおいて、 該本体形状が左右非対称にて形成されており、使用者の
    操作により左右どちらか一方向に大きく移動しやすいよ
    うに構成されていることを特徴とするルアー。
  5. 【請求項5】 本体と、該本体に設けられたラインア
    イ、フックアイとからなり、水面に浮かべた状態で少な
    くとも本体の一部が水面より突出するルアーにおいて、 該本体が左右異なるウェイトバランスを有しており、使
    用者の操作により左右どちらか一方向に大きく移動しや
    すいように構成されていることを特徴とするルアー。
  6. 【請求項6】 本体と、該本体に設けられたラインア
    イ、フックアイとからなり、水面に浮かべた状態で少な
    くとも本体の一部が水面より突出するルアーにおいて、 該本体に形成されるとともに、ルアーを水面に浮かべた
    状態で水面より突出される叩打部を有し、使用者の操作
    により該叩打部が水面を上方向から叩くように構成され
    ていることを特徴とするルアー。
  7. 【請求項7】 本体と、該本体に設けられたラインア
    イ、フックアイとからなり、水面に浮かべた状態で少な
    くとも本体の一部が水面より突出するルアーにおいて、 前記本体の断面が非円形状にて構成されていると共に、
    該本体の上下側にそれぞれフックアイが設けられている
    ことを特徴とするルアー。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005348687A (ja) * 2004-06-14 2005-12-22 Shimano Inc ルアー
US7059080B2 (en) * 2004-08-27 2006-06-13 Bendel Bruce N Fishing lure system
JP2019103429A (ja) * 2017-12-12 2019-06-27 株式会社シマノ ルアー
US10842140B1 (en) * 2016-10-25 2020-11-24 Jesse Watson Fishing lure system

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