JP4333411B2 - 括弧状画像作成装置、括弧状画像作成方法およびプログラム - Google Patents

括弧状画像作成装置、括弧状画像作成方法およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、外枠画像の一部等として用いられる括弧状画像を作成する括弧状画像作成装置、括弧状画像作成方法およびプログラムに関する。
例えば印章画像等を作成する場合に、前後一対の括弧の画像を配置しておき、その間を罫線で結ぶことにより、外枠の画像を作成する方法が知られている(例えば特許文献1の図35および段落[0145]〜[0147]等参照)。
特開平9−234848号公報
この種の外枠の画像(外枠画像)を必要に応じて各種のサイズで作成する場合、その長手方向のサイズは罫線の長さで調整するにしても、幅方向のサイズは括弧状の画像(括弧状画像)の高さ方向のサイズ(括弧の線の上縁端〜下縁端の間のサイズ:以下「高さ」)で決定するので、各種の高さの括弧状画像を用意して配置する必要がある。このような場合、括弧状画像を、各種の高さ毎にビットマップフォントのデータで用意するのでは、膨大な記憶容量を必要とし、また、ビットマップフォントに基づいて拡大/縮小して作成するのでは、曲線部等を含む括弧のその曲線部等が滑らかに成りにくく、見栄え良く作成しにくい。
この点、アウトラインフォントに基づく場合、比較的自由な高さの括弧状画像を画像展開により見栄え良く作成できるが、画像展開の際の拡大率は、括弧の「高さ」ばかりでなく「線幅」の拡大率にもなるので、任意の高さにすれば線幅が決まってしまって任意でなくなり、任意の高さ且つ任意の線幅にすることは困難であった。また、拡大率によっては、拡大後の線幅が、規定の罫線の幅に合わず、罫線との繋ぎ目が合わない(段になる)などの問題があった。
本発明は、任意の高さ且つ任意の線幅の括弧状画像を、アウトラインフォントに基づいて見栄え良く且つ容易に作成できる括弧状画像作成装置、括弧状画像作成方法およびプログラムを提供することを目的とする。
本発明の括弧状画像作成装置は、任意の文字サイズの文字列画像を囲む外枠画像の一部であって前後一対の一方を構成する括弧状画像を、アウトラインフォントに基づいて任意の高さ且つ任意の線幅で作成する括弧状画像作成装置であって、前記括弧状画像の括弧状外形部とその開口両端を結ぶ結線部とから成る単一閉曲線を外形線とする原外形を示すアウトラインフォントのデータを、原外形データとして記憶する原外形データ記憶手段と、前記文字列画像を入力させる入力手段と、入力された前記文字列画像の文字サイズに応じて、前記括弧状画像の高さおよび線幅を決定するサイズ決定手段と、決定された前記高さを有し前記原外形の内部を論理「1」の有効画素で塗りつぶした第1サイズべた塗り画像を、前記原外形データに基づいて作成する第1サイズべた塗り画像作成手段と、前記括弧状外形部に沿って前記第1サイズべた塗り画像より前記線幅分だけ小さい第2サイズを有する第2サイズべた塗り画像を、前記原外形データに基づいて作成する第2サイズべた塗り画像作成手段と、前記第1サイズべた塗り画像と前記第2サイズべた塗り画像とを前記括弧状外形部に沿って前記線幅分だけずらして対応する画素同士の排他的論理和演算を行うことにより、前記括弧状画像を作成する排他的論理和演算手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明の括弧状画像作成方法は、任意の文字サイズの文字列画像を囲む外枠画像の一部であって前後一対の一方を構成する括弧状画像を、アウトラインフォントに基づいて任意の高さ且つ任意の線幅で作成する括弧状画像作成方法であって、前記括弧状画像の括弧状外形部とその開口両端を結ぶ結線部とから成る単一閉曲線を外形線とする原外形を示すアウトラインフォントのデータを、原外形データとして記憶しておき、入力された前記文字列画像の文字サイズに応じて、前記括弧状画像の前記高さと前記線幅とを決定し、決定された前記高さを有し前記原外形の内部を論理「1」の有効画素で塗りつぶした第1サイズべた塗り画像を、前記原外形データに基づいて作成し、前記括弧状外形部に沿って前記第1サイズべた塗り画像より、決定された前記線幅分だけ小さい第2サイズを有する第2サイズべた塗り画像を、前記原外形データに基づいて作成し、前記第1サイズべた塗り画像と前記第2サイズべた塗り画像とを前記括弧状外形部に沿って前記線幅分だけずらして対応する画素同士の排他的論理和演算を行うことにより、前記括弧状画像を作成することを特徴とする。
この括弧状画像作成装置および括弧状画像作成方法では、前後一対の一方を構成する括弧状画像を、アウトラインフォントに基づいて任意の高さ且つ任意の線幅で作成する。具体的には、まず、括弧を示す括弧状外形部とその開口両端を結ぶ結線部とから成る単一閉曲線を外形線とする原外形を示すアウトラインフォントのデータを、原外形データとして記憶しておく。この場合の原外形としては、外形(最低限、括弧状外形部のみ)の輪郭線のみがあれば良いが、後述のように、内部を論理「1」の有効画素で塗りつぶした画像を作成するので、その旨(内部が有効画素である旨)を示すものであるとさらに好ましい。
そして、次に、決定された高さで且つその外形内を有効画素で塗りつぶした第1サイズべた塗り画像を、原外形データに基づいて(画像展開により)作成する。この場合、原外形データはアウトラインフォントのデータなので、高さ(括弧の開口幅方向のサイズ)を自由に指定しても、曲線部等も滑らかに見栄え良く作成できる。一方、外形の輪郭線のみを描く場合、その輪郭線の線幅も上記の高さを決定したときの拡大率によって決まるが、ここでは、その内部が有効画素で塗りつぶされるので、輪郭線の線幅は問題にならない。また、同様の方法で、括弧状外形部に沿って第1サイズべた塗り画像より指定の線幅分だけ小さい第2サイズの第2サイズべた塗り画像を作成する。この場合も、アウトラインフォントに基づくので、曲線部等も滑らかに見栄え良く作成でき、また、内部が塗りつぶされるので、輪郭線の線幅が問題にならない。
ここで、次に、括弧状外形部に沿って線幅分だけずらして対応する画素同士の排他的論理和演算を行うと、両画像のサイズ差分だけ残る。すなわち、括弧状外形部に沿って指定の線幅分だけが残る。言い換えると、指定の高さ且つ指定の線幅の括弧状外形部のみが残り、所望の括弧状画像となる。したがって、以上の構成によれば、高さと線幅を指定して、任意の高さ且つ任意の線幅の括弧状画像を、一部に円弧等の曲線部を含むものであっても、アウトラインフォントに基づいて見栄え良く且つ容易に作成できる。
また、上述の括弧状画像作成装置において、前記原外形データは、前記原外形の内部が前記有効画素で塗りつぶされる旨の情報を有することが好ましい。
この括弧状画像作成装置では、原外形データは、原外形(輪郭線)だけでなく、その外形内が有効画素で塗りつぶされることを示すデータなので、第1サイズべた塗り画像や第2サイズべた塗り画像を作成する場合に、それらの外形(輪郭線)内を走査した結果に応じて内部を塗りつぶす処理を、処理フローとして改めて用意(挿入して追加)しなくても、原外形データに基づいて画像展開するだけで、内部が塗りつぶされた(べた塗りの)画像を容易に作成できる。
また、上述の各括弧状画像作成装置において、前記括弧状画像はドットマトリクスから成り、前記サイズ決定手段は、前記高さおよび前記線幅の少なくとも一方をドット単位で指定可能なサイズ指定手段を有することが好ましい。
アウトラインフォントに基づいて画像を展開して作成する場合、その拡大率によっては、規定の罫線幅に合わない等ばかりでなく、計算上の丸め誤差等により、同じく罫線との繋ぎ目となる括弧の開口の上側の線幅と下側の線幅とが、ドット単位で異なる(丸め誤差により1ドット異なる)など、アンバランスな形状となることがある。その点、この括弧状画像作成装置では、高さや線幅を直接、ドット単位で指定できるので、所望の形状で所望のサイズ(高さ、線幅)の括弧状画像を、アウトラインフォントに基づいて見栄え良く且つ容易に作成できる。
また、本発明のプログラムは、コンピュータを、上述のいずれかの括弧状画像作成装置の各手段として機能させるためのものであること、または、コンピュータに、上述の括弧状画像作成方法を実行させるためのものであること、を特徴とする。
このプログラムは、プログラム処理可能な装置によって処理されることにより、任意の高さ且つ任意の線幅の括弧状画像を、アウトラインフォントに基づいて見栄え良く且つ容易に作成できる。
また、本発明の記憶媒体は、上述のプログラムを、プログラム処理可能な装置によって読出可能に記憶することを特徴とする。
プログラム処理可能な装置において、この記憶媒体に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、任意の高さ且つ任意の線幅の括弧状画像を、アウトラインフォントに基づいて見栄え良く且つ容易に作成できる。
以下、本発明の一実施形態(第1実施形態)に係るテープ印刷装置について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
図1および図2に示すように、このテープ印刷装置1は、装置ケース(装置本体)2により外殻が形成され、装置ケース2の前部上面には各種入力キーから成るキーボード3を備えている。また、後部上面には、その左部に開閉蓋21が取り付けられ、その右部にはディスプレイ4が配設されている。また、装置ケース2の左側部には、ポケット(テープ装着部)6と装置外部とを連通するスリット状のテープ排出口22が形成され、テープ排出口22には、送りだした印刷用テープ(以下単に「テープ」)Tを切断するテープカッタ132が臨んでいる。
また、制御系から見た基本的な構成として、キーボード3やディスプレイ4を有してユーザとのインタフェースを行う操作部11と、印刷ヘッド(サーマルヘッド)7やテープ送り部120を有してポケット6内に装着したテープカートリッジCのテープTに印刷を行う印刷部12と、印刷後のテープTの切断を行う切断部13と、各種センサを有して各種検出を行う検出部14と、各種ドライバを有して各部回路を駆動する駆動部15と、テープ印刷装置1内の各部を制御する制御部20と、を備えている。このため、装置ケース2の内部には、印刷部12、切断部13、検出部14などの他、図外の回路基板が収納されている。この回路基板には、電源ユニットの他、駆動部15や制御部20の各回路などが搭載され、ACアダプタ接続口や外部から着脱可能なニッカド電池等の電池(図示省略)に接続されている。
テープ印刷装置1では、ユーザが、ポケット6にテープカートリッジCを装着した後、ディスプレイ4により入力・編集結果を確認しながらキーボード3により所望の文字など(文字、数字、記号、簡易図形等のキャラクタ)の印刷情報を入力して、印刷を指示すると、テープ送り部120によりテープカートリッジCからテープTを繰り出して、印刷ヘッド7によりテープTに所望の印刷を行い、印刷済み部分はテープ排出口22から随時外部に送り出される。所望の印刷が完了すると、テープ送り部120は、余白分を含むテープ長さの位置までテープTの送りを行った後、その送りを停止する。
印刷部12には、開閉蓋21の内側に、テープカートリッジCを装着するためのポケット6が設けられていて、テープカートリッジCはこの開閉蓋21を開放した状態でポケット6に対して着脱される。また、テープカートリッジCの裏面には、相異なる幅等のテープTの種別を識別できるように小さな複数の孔(図示せず)が設けられ、ポケット6には、この孔の有無を検出するマイクロスイッチなどのテープ識別センサ141が設けられていて、テープTの有無(正確にはテープカートリッジCが装着されているか否か)およびテープTの種別(正確にはテープカートリッジCの種別)を検出できるようになっている。
テープカートリッジCには、カートリッジケース51の内部に一定の幅(4.5mm〜48mm程度)のテープTとインクリボンRとが収容されており、印刷ヘッド7が臨む貫通開口55が形成されている。テープTは、裏面に粘着面が形成され、それが剥離紙によって覆われた構成になっている。また、テープTとインクリボンRとが重なる部分には、ヘッドユニット61に内蔵された印刷ヘッド7に対応して、プラテンローラ(プラテン)56が収納されている。テープカートリッジCが装着された状態で、印刷ヘッド7が貫通開口55から露出しているインクリボンRの裏面に当たり、発熱駆動されて所望の文字などがテープTの表面に印刷される。
テープ送り部120は、ポケット6の側方から下方に亘る空間に配設され、動力(駆動)源として送りモータ121を備えている。テープカートリッジCがポケット6に装着され、その状態で開閉蓋21が閉塞されると、送りモータ121を駆動源として、テープリール52からテープTが繰り出され、リボン繰出リール53からインクリボンRが繰り出され、貫通開口55の位置で印刷ヘッド7がテープTとインクリボンRとを挟み込んでプラテン56に当接して、テープTとインクリボンRが相互に重なり合った状態で走行し、同期して印刷ヘッド7が駆動されて印刷が行われる。その後、インクリボンRが内部でテープ巻取リール54に巻き取られるとともに、テープTのみがスリット59を介してテープカートリッジCの外部に排出され、プラテン56の回転(リボン巻取リール54も同期回転する)が所定時間続行することで、テープTのテープ送りが続行され、テープ排出口22を介して装置外部に送り出され、テープT上の所定の切断位置がテープカッタ132の位置まで送られる。
切断部13は、テープカッタ132と、これを切断動作させるカッタモータ131と、を備えている。また、モード設定によって、自動/手動を切替可能であり、任意長印刷などの場合には手動(マニュアル)のカットキーの操作で、定長印刷などの場合には自動(オート)で、カッタモータ131を駆動する。検出部14は、前述のテープ識別センサ141を備える他、装置内各部に各種のセンサ等を備えている。駆動部15は、ディスプレイドライバ151と、ヘッドドライバ152と、モータドライバ153と、を備えている。ディスプレイドライバ151は、制御部20から出力される制御信号に基づき、その指示にしたがって、操作部11のディスプレイ4を駆動する。同様に、ヘッドドライバ152は、印刷部12の印刷ヘッド7を駆動し、モータドライバ153は、印刷部12の送りモータ121や切断部13のカッタモータ131などの各モータを駆動する。
操作部11は、キーボード3とディスプレイ4とを備えている。ディスプレイ4は、横方向(X方向)約6cm×縦方向(Y方向)12cmの長方形の形状の内側に、96ドット×128ドットの表示画像データを表示可能な表示画面41と、各種設定状況等を表示する18個のインジケータ(図示省略)とを有し、ユーザがキーボード3からデータを入力して、キャラクタ列画像データなどの印刷画像データを作成・編集したり、その結果等を視認したり、キーボード3から各種指令・選択指示等を入力したりする際などに用いられる。
キーボード3には、アルファベットキー群、数字キー群、平仮名や片仮名等の仮名キー群、および外字を呼び出して選択するための外字キー群等を含む文字キー群31の他、各種の動作モードなどを指定するための機能キー群32などが配列されている。
機能キー群32には、電源キー、印刷動作を指示するための印刷キー、テキスト入力時のデータ確定や改行および選択画面における各種モードの選択指示のための選択キー、各種操作を取り消すための取消キー、各種処理を中止したり確定後の文字等を必要に応じて削除する削除キー、印刷のための書式その他の各種スタイル設定のためのフォームキー、前述した手動カットのためのカットキー、並びに、それぞれ上下左右の方向へのカーソル移動や表示画面41の表示範囲を移動させるための4個のカーソルキーなどが含まれる。なお、これらは、各キー入力毎に個別にキーを設けて入力しても良いし、シフトキー等と組み合わせてより少ない数のキーを用いて入力しても良い。キーボード3は、これらの各種キーにより種々の指令およびデータを制御部20に入力する。
制御部20は、CPU210、ROM220、RAM230、周辺制御回路(P−CON)240を備え、互いに内部バス250により接続されている。ROM220は、CPU210で処理する制御プログラムを記憶する制御プログラム領域221の他、装置内で用意している文字等(数字、記号、図形等を含む)のフォントデータや色変換テーブルや文字修飾テーブルなどを記憶する制御データ領域222を有している。RAM230は、電源オフ時のバックアップがされていて、各種フラグ・レジスタ群231、テキストデータ領域232、表示画像データ領域233、印刷画像データ領域234、描画登録画像データ領域235、外字登録画像データ領域236、文字展開バッファ、印刷バッファなどの各種バッファ領域237などの領域を有し、各種処理の作業領域として使用される。
P−CON240には、CPU210の機能を補うとともに周辺回路とのインタフェース信号を取り扱うための論理回路や種々の計時を行うタイマ等の機能回路などが、ゲートアレイやカスタムLSIなどにより構成されて組み込まれている。このため、P−CON240は、検出部14の各種センサやキーボード3と接続され、各種検出信号や各種指令や入力データなどをそのままあるいは加工して内部バス250に取り込むとともに、CPU210と連動して、CPU210等から内部バス250に出力されたデータや制御信号を、そのままあるいは加工して駆動部15に出力する。
そして、CPU210は、上記の構成により、ROM220内の制御プログラムに従って、P−CON240を介して各種検出信号、各種指令、各種データ等を入力し、ROM220やRAM230内の各種データ等を処理し、P−CON240を介して駆動部15に制御信号を出力することにより、印刷の位置制御や表示画面41の表示制御等を行うとともに、印刷ヘッド7を制御して所定の印刷条件でテープTに印刷するなど、テープ印刷装置1全体を制御している。
なお、テープ印刷装置1では、主な処理を割込処理により行う。このため、印刷画像作成などの準備ができていれば、ユーザが任意の時点で印刷キーを押すことにより、印刷処理割込が発生して、印刷処理が起動され、印刷画像データに基づいて印刷画像の印刷ができる。すなわち、印刷に至るまでの操作手順は、ユーザが任意に選択できる。
例えば図3に示すように、カーソルKまでの1行目の文字(キャラクタ)列「ABCDE」を入力後のテキスト編集画面表示の状態で(画面D10:以下、表示画面41の状態を画面Dxxとし、Dxxのみで説明および図示する。)、ユーザにより印刷キーが押されると、「印刷中」のメッセージの表示とともに(D11)、文字列「ABCDE」の文字列画像を印刷画像G00として印刷し、設定に応じてカットして、テープ幅(ラベル幅)TWで印刷長さ(=ラベル作成時のラベル長=テープ長手方向のラベル幅)LWのラベルL00を作成し(同図(b)参照)、印刷が終了すると、元のテキスト編集画面に戻る(D12:D10と同じ)。なお、テープ印刷装置1では、ユーザは、キー入力による各種指示を取消キーにより取り消すことができ、例えば上述の状態(D11)から取消キーを押すことにより、元のテキスト編集画面の表示状態(D10)に戻すことができる。
また、例えば上述の状態で(D10)、ユーザにより機能キーのフォームキーが押されると、各種フォームの選択画面を表示し、その状態から、カーソルキーおよび選択キーの操作により選択肢の1つである「外枠付」が選択されると、各種の「外枠」の候補を選択肢として表示し、その状態から、ユーザは所望の「外枠」を選択でき、選択された後に、再度、上記のテキスト編集画面に戻った状態で(図3のD10)、印刷キーが押されると、「印刷中」のメッセージの表示とともに(D11)、例えば図4(b)に示すような「外枠」の外枠付き文字列「ABCDE」の画像を印刷画像G10として、同図(c)のように印刷して、ラベルL10を作成し、印刷が終了すると、元のテキスト編集画面に戻る(D12:D10と同じ)。
この場合、内部処理としては、例えば図4(a)に示すように、まず、「ABCDE」の文字列画像の前後両端に、指定されたタイプの外枠の前キャラクタ画像(括弧状画像:[ )F10と、後キャラクタ画像(括弧状画像: ])R10とを配置し、その間を罫線で結んで、同図(b)に示すように指定(選択)された外枠を作成して、その後、印刷処理に移行する。
ところで、一般に、上記のような場合、例えば括弧状画像F10等をその大きさ(サイズ:高さや線幅等)毎にビットマップフォントで用意するのでは、膨大な記憶容量となるので、比較的自由なサイズに拡大・縮小し易いアウトラインフォントを用いることが多いが、アウトラインフォントを用いるにしても、各部のサイズ毎に個別に設定することはできない。
例えば図5(d)に示すように、外枠の幅になる括弧状画像F10の高さをn[ドット]にすることは比較的容易にできるとしても、その場合の線幅をm[ドット]とするには、高さ:線幅=n:m(あるいは線幅/高さ=m/n等)の比率を示すアウトラインフォントのデータを必要とし、これらを各種揃えるのでは、せっかくアウトラインフォントを利用しているにも関わらず、記憶容量の節約があまり期待できなくなる。
そこで、本実施形態のテープ印刷装置1では、上述のような場合に、任意の高さ且つ任意の線幅の括弧状画像を、アウトラインフォントに基づいて見栄え良く且つ容易に作成できるようにしているので、以下に詳述する。
例えば図4(a)で前述の前キャラクタ画像F10と後キャラクタ画像R10との前後一対の一方を構成する括弧状画像F10(またはR10:ここではF10の例にする)を、アウトラインフォントに基づいて指定の高さn[ドット]且つ指定の線幅m[ドット]で作成する場合、まず、図5(b)に示すように、高さ(括弧の開口幅方向のサイズ)がn[ドット]でその外形内を黒(論理「1」の有効画素)で塗りつぶした画像(第1サイズべた塗り画像)M10を、画像展開により作成する。
なお、この場合、元になるアウトラインフォントのデータ(原外形データ)としては、最低限、括弧状外形部のみの輪郭線を示すデータB10−3、あるいは括弧状外形部とその開口両端を結ぶ結線部とから成る単一閉曲線を輪郭線とするデータB10−2でも良いが、ここでは、さらに外形内が黒(有効画素)で塗りつぶされることを示す原外形データB10を用意(例えばROM220の制御データ領域222内に記憶)しておき、それに基づいて高さn[ドット]で画像展開する(図5(a)に原外形データが示す画像イメージを示す)。
また、この場合、原外形データB10等は、アウトラインフォントのデータなので、高さn[ドット]を自由に指定しても、曲線部等も滑らかに見栄え良く作成できる。一方、外形の輪郭線のみを描く場合(例えば図5(d)の括弧状画像F10を直接、アウトラインフォントに基づいて画像展開して作成する場合)、上記の高さn[ドット]を決定したときの拡大率によって、輪郭線の線幅m[ドット]も一律に決定され、任意には(指定)できないが、図5(b)の画像M10では、その内部が黒で塗りつぶされるので、輪郭線の線幅は問題にならない。
次に、同図(c)に示すように、同様の方法で、画像M10より括弧状外形部に沿って指定の線幅m[ドット]分だけ小さい(すなわち高さが(n−2m)[ドット]の)第2サイズの画像(第2サイズべた塗り画像)S10を作成する。この場合も、原外形データB10等(アウトラインフォント)に基づくので、曲線部等も滑らかに見栄え良く作成でき、また、内部が塗りつぶされるので、輪郭線の線幅が問題にならない。
そして、次に、画像M10と画像S10とを括弧状外形部に沿って線幅m[ドット]分だけずらして対応する画素同士の排他的論理和演算を行うと、同図(d)に示すように、両画像のサイズ差分(同図(c)に図示の点線部分)だけ残る。すなわち、括弧状外形部に沿って指定の線幅m[ドット]分だけが残る。言い換えると、指定高さn[ドット]且つ指定の線幅m[ドット]の括弧状外形部のみが残り、所望の括弧状画像F10となる。
したがって、以上の方法によれば、高さn[ドット]と線幅m[ドット]を指定して、任意の高さn[ドット]且つ任意の線幅m[ドット]の括弧状画像F10等を、一部に円弧等の曲線部を含むものであっても、アウトラインフォントの原外形データB10等に基づいて見栄え良く且つ容易に作成できる。
また、上記の場合、原外形データB10は、原外形(輪郭線)だけでなく、その外形内が黒(有効画素)で塗りつぶされることを示すデータなので、画像(第1サイズべた塗り画像)M10や画像(第2サイズべた塗り画像)S10を作成する場合に、それらの外形(輪郭線)内を走査して、その結果に応じて内部を塗りつぶす処理を、処理フローとして改めて用意(挿入して追加)しなくても、原外形データB10に基づいて画像展開するだけで、内部が塗りつぶされた(べた塗りの)画像を容易に作成できる。
なお、上記の場合、ユーザにより所望の「外枠」が選択された直後に、テキスト編集画面に戻すものとしたが、その前に、その「外枠」の幅(あるいはそれに相当する括弧状画像F10等の「高さ」)や、その線幅等を、数値により直接指定できるようにしても良い。この場合、例えば数値入力を促すメッセージや入力箇所を示すカーソルKを画面表示するなどができる。また、数値入力の単位としては、一般的な長さの単位(例えばインチやセンチメートルなど)のほか、上述の例と同様にドット単位で入力できるようにしても良いし、これらを選択できるようにしても良い。また、入力した文字列画像等の文字サイズや、装着したテープTのテープ幅TW等に基づいて、外枠の幅等(あるいは括弧状画像の高さ)や線幅を、自動的に(テーブル等を参照して)決定して、それらを上記の指定値とすることもできる。
また、例えば図6に示すように、図5で上述の括弧状画像F10の内側に、同じ原外形データB10に基づいて、例えば画像F10の内側(画像S10のサイズ)より括弧状外形部に沿ってさらに線幅m[ドット]分だけ小さく、高さ(n−4m)[ドット]で画像展開して画像M20を作成し(図6(a)参照)、さらに同様に、画像M20より括弧状外形部に沿って線幅m[ドット]分だけ小さく、高さ(n−6m)[ドット]の画像S20を作成して、同様にずらして対応する画素同士の排他的論理和演算を行うことにより、内部に括弧状画像F20を作成して、全体として2重線の外枠用の括弧状画像F30を作成できる。もちろん、3重線以上の多重線も同様の繰り返しで、1種の原外形データに基づいて容易に作成でき、アウトラインフォントなので、曲線部等も滑らかに見栄え良く作成できる。
また、図5や図6で上述の[ のタイプの括弧状画像ばかりでなく、例えば図7に示すように、{ などの他のタイプの括弧状画像F50等についても、(第1サイズべた塗り外形)画像M50や(第2サイズべた塗り外形)画像S50を、アウトラインフォントの原外形データB50等に基づいて画像展開により作成して排他的論理和演算を行うことにより、曲線部等も滑らかに見栄え良く且つ容易に作成できる。
また、上述の他、例えば図8に示すような各種の括弧状画像F51〜F53についても、同様に、第1サイズや第2サイズのべた塗り画像を、アウトラインフォントの原外形データ等に基づいて画像展開により作成して排他的論理和演算を行うことにより、曲線部等も滑らかに見栄え良く且つ容易に作成できる。
ところで、上述の第1実施形態では、外枠の前後一対の括弧状画像を罫線で結んで形成する外枠画像の例を示し、このため、前キャラクタ画像も後キャラクタ画像も比較的単純な括弧状画像であったが、外枠画像には、上記の種の他、より複雑な装飾、例えば何らかの見栄えの良いキャラクタ等の画像、などを用いたいわば装飾用の外枠画像もある。
例えば図9および図10に示すように、この種の外枠画像の場合も、例えば「ABCDE」の文字列画像の前後両端に、指定されたタイプの前キャラクタ画像F60〜F80等のいずれかと、対応する後キャラクタ画像R60〜R80等と、を配置して、その間を罫線で結んで作成し、全体で外枠付の印刷画像G60〜G80等として作成して、その後、印刷処理に移行する。
この場合、各キャラクタ画像F60〜F80、R60〜R80等(以下代表して「F70等」)は、それぞれ、キャラクタ本体画像F60M〜F80M、R60M〜R80M(以下代表して「F70M等」)に加えて、上側の罫線(上罫線)と接続するための(上罫線の接続相手となる)上引出線F60U〜F80U、R60U〜R80U(以下代表して「F70U等」)と、下側の罫線(下罫線)の接続相手となる下引出線F60D〜F80D、R60D〜R80D(以下代表して「F70D等」)とを有している。
また、このため、各キャラクタ画像F70等のサイズn[ドット]は、上引出線F70等の上縁と下引出線F70D等の下縁との間のサイズ(例えば図11のn[ドット]参照:以下「高さ」)で指定・決定される。
なお、これらの場合の外枠画像についても、前述の括弧状画像によるものと同様に、その「外枠」の幅(あるいはそれに相当する各キャラクタ画像F70等の「高さ」)や、その線幅等を、数値により直接指定して、所望のサイズ(高さ、線幅)の外枠画像を、見栄え良く且つ容易に作成できるようにしても良く、一般的な長さの単位のほか、同様にドット単位で入力できるようにしても良いし、これらを選択できるようにしても良い。また、文字列画像等の文字サイズや、装着したテープ幅TW等に基づいて、「高さ」や「線幅」を、自動的にテーブル等を参照して決定して上記の指定値とすることもできる。
ところで、上述の装飾用の各キャラクタ画像(以下適宜「装飾画像」という)による外枠画像作成の場合も、比較的自由なサイズに拡大・縮小ができ、且つ滑らかにできるアウトラインフォントを用いるのが望ましいが、それでも、第1実施形態で上述した各種の括弧状画像と同様に、キャラクタ画像が任意の高さで且つその引出線が任意の線幅とすることは困難である。
また、拡大率によっては、計算上の丸め誤差等により、同じく罫線との繋ぎ目となる上引出線F70U等の線幅と下引出線F70D等の線幅とが、ドット単位で異なる(丸め誤差により1ドット異なる)など、アンバランスな形状となることがあり、また、拡大後の引出線の線幅が、規定の罫線の幅に合わず、罫線との繋ぎ目が段になって輪郭が円滑にならない、などの問題が生じる。
そこで、テープ印刷装置1では、上述のような場合に、前後キャラクタ画像の引出線と罫線との間の繋ぎ目を円滑にして、任意の高さ且つ任意の線幅の外枠画像を見栄え良く作成できるようにしているので、以下に第2実施形態として詳述する。
本実施形態のテープ印刷装置1では、基本的に、前キャラクタ画像が有する上引出線および下引出線と後キャラクタ画像が有する上引出線および下引出線との間を上罫線および下罫線を用いて結線することにより、外枠画像を作成するが、繋ぎ目の円滑さを確保するため、繋ぎ目近傍の外枠画像の輪郭の調整を行う。
例えば図11(a)に示すように、調整前の外枠画像において、指定された高さn[ドット」の前キャラクタ画像F70の上引出線F70Uや下引出線F70Dの先端(繋ぎ目)が、指定された線幅m[ドット]の上罫線LU70や下罫線LD70より細い(線幅が小さい)場合、まず、調整前の外枠画像のうちの調整対象繋ぎ目を含む画像領域を画像調整領域とする。
図示の場合、上引出線F70Uや下引出線F70Dが高さ方向に線幅m[ドット]となる位置から先端までの微少長さdtを横幅とする横dt[ドット]×縦n[ドット]の領域とする。ここで、同図(b)に示す横dt[ドット]×縦m[ドット]の輪郭調整画像(論理和画像)E70Tを用意し(アウトラインフォントのデータに基づいて画像展開により作成して記憶し)、これを繋ぎ目に配置して論理和演算を行うことにより、輪郭を円滑に調整する(同図(c)参照)。
すなわち、図11で上述の例では、輪郭調整画像として、論理和画像E70Tを利用する。なお、上述の場合、高さ方向が線幅m[ドット]となる位置が、上引出線F70Uと下引出線F70Dとで一致した例であるが、一致しない場合、画像調整領域を個別に(上側と下側で個別に)設けても良い。また、いずれかの引出線の高さ方向が線幅m[ドット]となることがない場合や、その位置に上述のようないわば長方形の論理和画像E70Tを配置したのでは違和感が生じる(不自然な)場合には、同図(b)に示すように、傾斜を有する(台形状の)論理和画像E70T−2、E70T−3等や、あるいは傾斜の代わりに曲線を有するものでも良い。
これらの場合の論理和画像E70T等は、共通して、罫線幅m[ドット]に一致する長さの罫線側辺と、引出線幅mtに一致する長さの引出線側辺と、を有して、それらの両端同士を結線した単一閉曲線を輪郭線として、その輪郭線に沿った外形内を黒(論理「1」の有効画素)で塗りつぶした、いわゆるべた塗り画像である。この場合、上述のように、罫線側辺を罫線幅に合わせ、引出線側辺を引出線幅に合わせて、外枠画像に対して論理和演算をすれば、外枠画像に論理和画像を重ねる(付加する)ことになり、調整対象繋ぎ目を覆うように、罫線と引出線の輪郭が円滑に繋がり、外枠画像の輪郭を円滑にして見栄え良くできる。
次に、例えば図12(a)に示すように、調整前の外枠画像において、指定された高さn[ドット」の前キャラクタ画像F70の上引出線F70Uや下引出線F70Dの先端が、指定された線幅m[ドット]より太い(線幅が大きい)場合、同様に画像調整領域を想定(設定)するが、この場合には、高さ方向のサイズが線幅m[ドット]になるまで上引出線F70Uや下引出線F70Dを削っても輪郭(曲線等)が不自然とならない位置から先端までの微少長さdfを横幅とする横df[ドット]×縦n[ドット]の領域とする。
ここで、同図(b)に示す横df[ドット]×縦(n−2m)[ドット]で輪郭線を含む内部が全て白(論理「0」の無効画素)で塗りつぶされた、いわゆる空白画像の輪郭調整画像(論理積画像)E70Fを、アウトラインフォントのデータに基づいて画像展開により作成して用意(記憶)し、これを繋ぎ目に配置して論理積演算を行うことにより、輪郭を円滑に調整する(同図(c)参照)。
すなわち、図12で上述の例では、輪郭調整画像として、論理積画像E70Fを利用する。なお、図11で上述と同様に、画像調整領域を上側と下側で個別に設けても良い。また、いずれかの引出線の輪郭が不自然で違和感が生じる場合には、上辺や下辺に傾斜を設けたり曲線等にするなども可能である。
これらの場合の論理積画像E70F等は、共通して、外縁側(外枠の外側)のみを一致させて(面一にして)配置する場合に適する。すなわち、外枠画像の外縁となる上引出線F70Uの上縁と上罫線LU70の上縁とが一致するように結線し、外縁となる下引出線F70Dの下縁と下罫線LD70の下縁とが一致するように結線すると、図示のように、外縁は円滑になるので、繋ぎ目が目立つのは内縁となり、それに適した輪郭調整画像として、論理積画像E70F等を用意(記憶)する。
この場合の論理積画像E70F等は、外枠の内部となる上罫線LU70と下罫線LD70の内縁側同士間の距離に一致する長さ(すなわち(n−2m)[ドット])の罫線側辺と、上引出線F70Uと下引出線F70Dの内縁側同士間の距離に一致する長さの引出線側辺と、を有して、罫線側辺と引出線側辺の両端同士を結線した単一閉曲線を輪郭線として、その輪郭線を含む内部が全て白(無効画素)の空白画像である。
すなわち、罫線側辺を罫線の内縁の間に合わせ、引出線側辺を引出線の内縁の間に合わせて、外枠画像に対して論理積演算をすれば、外枠画像のうちの論理積画像E70F等と重なる部分を削除することになる。このため、論理積画像E70F等として円滑な輪郭を有する論理積画像を用意しておけば、その輪郭に沿って外枠画像の輪郭を削って罫線と引出線の輪郭を円滑に繋げることができ、外枠画像を見栄え良く調整できる。
なお、図11と図12で上述の例では、画像調整領域をキャラクタ画像F70等の引出線側に想定したが、例えば図11に対応して図13(a)、図12に対応して図13(b)に示すように、画像調整領域を罫線側に想定し、例えば図11(a)の例に対しては、図13(a)に示す傾斜を有する論理積画像E70F−2によって罫線(図示では上罫線LU70)に対して論理積演算を行うことにより、内縁側の段差を削って円滑な輪郭とし、例えば図12(a)の例に対しては、図13(b)に示す傾斜を有する論理和画像E70T−3を罫線(図示では上罫線LU70)上に重ねて論理和演算を行うことにより、傾斜を付加して円滑な輪郭とすることができ、これらのより、罫線と引出線の輪郭を円滑に繋げて、外枠画像を見栄え良く調整できる。
また、例えば図12(a)と同じ状態から、図14(a)に示すように、画像調整領域内を黒で塗りつぶした状態としておけば、輪郭調整画像として前述(同図(b))の論理積画像E70Fを用意して論理積演算を行う代わりに、同サイズで内部が黒の同図(c)の排他的論理和画像E71Fを輪郭調整画像として利用でき、これを用意して排他的論理和演算を行うようにしても良い。また、前述の論理積画像E70Fの代わりに、同図(d)に示すように、輪郭が曲線のためさらに円滑化し易い形状の論理積画像E72Fを利用しても良い。
また、図14で上述の方法をさらに進めて、上引出線F70Uと下引出線F70Dとが上述の例のようにその根本で繋がっている場合など、上引出線F70Uと下引出線F70Dが直接の接続点を有する場合に、例えば図15に示すように、上罫線LU70の上縁の1点(図示の例では繋ぎ目の上側の1点)と下罫線LD70の下縁の1点(図示の例では繋ぎ目の下側の1点)とを結線したn[ドット]の長さの第1罫線側辺と、接続点までの上引出線および下引出線から成る単一閉曲線を第1輪郭線として、その外形内を黒(有効画素)で塗りつぶして、画像調整領域としても良い。
この場合、図15(a)に示すように、この時点で、拡大後のキャラクタ画像の上引出線F70Uや下引出線F70Dの線幅が問題にならなくなる。この場合、上記の第1罫線側辺より両端が線幅(一定線幅)m[ドット]分ずつ短い(すなわち(n−2m)[ドット]の長さの)第2罫線側辺を有して、他の部分は第1輪郭線に沿った外形より線幅m[ドット]分だけ狭いサイズの単一閉曲線を第2輪郭線として、その第2輪郭線を含めて全てを白とした空白画像の論理積画像E74F、あるいは、第2輪郭線に沿った外形内を黒(有効画素)で塗りつぶした排他的論理和画像E75Fを、輪郭調整画像として用意できる。
これらの場合、ここで、次に、(n−2m)[ドット]の長さの第2罫線側辺を第1罫線側辺に(この場合中央で)合わせ、他は第1輪郭線に沿って線幅m[ドット]分だけずらして、論理積画像E74Fであれば対応する画素同士の論理積演算、排他的論理和画像E75Fであれば対応する画素同士の排他的論理和演算、を行うと、画像調整領域のサイズと輪郭調整画像(論理積画像E74Fまたは排他的論理和画像E75F)のサイズとのサイズ差分だけ残る。
すなわち、これらの場合、第1実施形態で前述の各種の括弧状画像と同様の作成方法となり(図5〜図8参照)、図15(d)に示すように、第1輪郭線に沿って線幅(一定線幅)m[ドット]分だけが残り、そのままの線幅(一定線幅)m[ドット]の上罫線LU75や下罫線LD75と繋がるので、罫線と引出線の輪郭を円滑に繋げることができ、外枠画像を見栄え良く調整できる。
また、上記の場合、輪郭調整画像の輪郭の形状(曲線)を工夫すれば、上引出線F75Uや下引出線F75Dの線幅を一律とせず、先端のみ線幅m[ドット]として、元のキャラクタ画像F70の上引出線F70Uや下引出線F75Dと同様の引出線として残すこともできる。
また、図15で上述の方法をさらに単純化して、図16(a)に示すように、画像調整領域の形状を単純な形状とし、例えば図14で前述の論理積画像E70Fによる論理積演算で完全に調整可能(図12(c)と同様に調整可能)な領域を想定して、外形内を黒(有効画素)で塗りつぶして画像調整領域としても良い。また、この場合、前述の論理積画像E70Fによる論理積演算の代わりに、同サイズで内部が黒の排他的論理和画像E73Fによる排他的論理和演算を行うことによって、同様の結果(図16(d)参照:図12(c)と同じ)を得ることができる。
また、図17に示すように、さらに単純化して、画像調整領域は図15(a)と同じ状態とし(図17(a)参照)、一部に黒が残ること(同図(d)の画像F76参照)を無視して、上述の論理積画像E70Fによる論理積演算や排他的論理和画像E73Fによる排他的論理和演算を行うこともできる。
上述のように、本実施形態のテープ印刷装置1では、一旦、外枠画像を作成し、それを調整前の外枠画像として、前後キャラクタ画像の引出線と罫線との間の繋ぎ目のいずれか少なくとも1の繋ぎ目を調整対象繋ぎ目として、罫線の少なくとも中央部の線幅を維持した状態で、調整対象繋ぎ目の輪郭を円滑にするための輪郭調整を行うので、その繋ぎ目の輪郭を円滑にできる。すなわち、前後のキャラクタ画像を配置する際には、線幅に関係なく、任意の高さで配置し、罫線を配置する時には、繋ぎ目の円滑さは多少無視して例えば外縁側(外枠の外側)のみを一致させて(面一にして)配置する等により、一旦、調整前の外枠画像を作成し、その後に、繋ぎ目の円滑さを調整できるので、これにより、任意の高さ且つ任意の線幅の外枠画像を見栄え良く作成できる。
また、より具体的には、調整前の外枠画像のうちの調整対象繋ぎ目を含む画像領域を画像調整領域とし、その画像調整領域に配置可能な輪郭調整のための輪郭調整画像を記憶しておき、調整前の外枠画像に対して画像調整領域において輪郭調整画像を利用した画素対応の論理演算を施す。このため、調整対象繋ぎ目の形状、すなわち円滑さを伴わない形態として生じ得る各種の形状を想定し、それを調整可能な形状の画像を、輪郭調整画像として各種用意(記憶)しておき、それを用いた適切な論理演算を外枠画像に施すことにより、調整対象繋ぎ目の輪郭を円滑に調整できる。
なお、前または後のキャラクタ画像F70等をアウトラインフォントのデータで用意する場合、図18に示すように、前述した各輪郭調整画像E70T、E70F〜E75F等もアウトラインフォントのデータ(内部を有効画素の黒とするものはB〜、空白画像として内部を無効画素の白とするものはW〜の符号で示す)B70、W70、B71、W72、B73、W74、B75等として用意することが望ましく、このようにしておけば、前または後のキャラクタ画像等の拡大率に合わせて同様に拡大して利用でき、利用しやすい。
また、上述した(第1、第2の)実施形態のテープ印刷装置1において採用された括弧状画像作成装置や外枠画像作成装置の機能あるいはそれらによる各種処理方法(括弧状画像作成方法、外枠画像作成方法など)は、テープ印刷装置1ばかりでなく、プログラム処理可能な各種の装置によって処理されるプログラムとして適用でき、その種のプログラムを記憶するための例えばCD、MD、DVD等の記憶媒体にも適用でき、この種のプログラムを記憶しておいて、あるいは記憶媒体等から読み出して、実行することにより、任意の高さ且つ任意の線幅の括弧状画像を、アウトラインフォントに基づいて見栄え良く且つ容易に作成でき、あるいは、前後キャラクタ画像の引出線と罫線との間の繋ぎ目を円滑にして、任意の高さ且つ任意の線幅の外枠画像を見栄え良く作成できる。もちろん、その他、要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更も可能である。
実施形態に係るテープ印刷装置の開蓋状態の外観斜視図。 図1のテープ印刷装置の制御系を示す概略ブロック図。 印刷時の一例を示す表示画面、その表示画面上での典型的操作、並びに、その印刷による印刷結果の一例を示す説明図。 括弧状画像、印刷画像、ラベルの一例を示す説明図。 括弧状画像の作成方法の一例を示す説明図。 別の一例を示す、図5と同様の説明図。 さらに別の一例を示す、図5と同様の説明図。 同様に作成可能な括弧状画像の各種例を示す説明図。 装飾用の外枠画像を含む印刷画像の各種例を示す説明図。 図9で利用される前後キャラクタ画像を示す説明図。 輪郭調整画像およびそれによる輪郭調整の一例を示す説明図。 別の一例を示す、図11と同様の説明図。 輪郭調整画像の別の一例を示す説明図。 さらに別の一例を示す、図11と同様の説明図。 さらに別の一例を示す、図11と同様の説明図。 さらに別の一例を示す、図11と同様の説明図。 さらに別の一例を示す、図11と同様の説明図。 輪郭調整画像およびその元データの各種例を示す説明図。
符号の説明
1 テープ印刷装置 2 装置ケース
3 キーボード 4 ディスプレイ
7 印刷ヘッド 11 操作部
12 印刷部 13 切断部
14 検出部 15 駆動部
20 制御部 C テープカートリッジ
LDxx 下罫線 LUxx 上罫線
Fxx 前キャラクタ(括弧)画像
Rxx 後キャラクタ(括弧)画像
FxxD、RxxD …… 下引出線
FxxU、RxxU …… 上引出線
T テープ

Claims (4)

  1. 任意の文字サイズの文字列画像を囲む外枠画像の一部であって前後一対の一方を構成する括弧状画像を、アウトラインフォントに基づいて任意の高さ且つ任意の線幅で作成する括弧状画像作成装置であって、
    前記括弧状画像の括弧状外形部とその開口両端を結ぶ結線部とから成る単一閉曲線を外形線とする原外形を示すアウトラインフォントのデータを、原外形データとして記憶する原外形データ記憶手段と、
    前記文字列画像を入力させる入力手段と、
    入力された前記文字列画像の文字サイズに応じて、前記括弧状画像の高さおよび線幅を決定するサイズ決定手段と、
    決定された前記高さを有し前記原外形の内部を論理「1」の有効画素で塗りつぶした第1サイズべた塗り画像を、前記原外形データに基づいて作成する第1サイズべた塗り画像作成手段と、
    前記括弧状外形部に沿って前記第1サイズべた塗り画像より、決定された前記線幅分だけ小さい第2サイズを有する第2サイズべた塗り画像を、前記原外形データに基づいて作成する第2サイズべた塗り画像作成手段と、
    前記第1サイズべた塗り画像と前記第2サイズべた塗り画像とを前記括弧状外形部に沿って前記線幅分だけずらして対応する画素同士の排他的論理和演算を行うことにより、前記括弧状画像を作成する排他的論理和演算手段と、
    を備えたことを特徴とする括弧状画像作成装置。
  2. 前記原外形データは、前記原外形の内部が前記有効画素で塗りつぶされる旨の情報を有することを特徴とする、請求項1に記載の括弧状画像作成装置。
  3. 任意の文字サイズの文字列画像を囲む外枠画像の一部であって前後一対の一方を構成する括弧状画像を、アウトラインフォントに基づいて任意の高さ且つ任意の線幅で作成する括弧状画像作成方法であって、
    前記括弧状画像の括弧状外形部とその開口両端を結ぶ結線部とから成る単一閉曲線を外形線とする原外形を示すアウトラインフォントのデータを、原外形データとして記憶しておき、入力された前記文字列画像の文字サイズに応じて、前記括弧状画像の前記高さと前記線幅とを決定し、決定された前記高さを有し前記原外形の内部を論理「1」の有効画素で塗りつぶした第1サイズべた塗り画像を、前記原外形データに基づいて作成し、前記括弧状外形部に沿って前記第1サイズべた塗り画像より、決定された前記線幅分だけ小さい第2サイズを有する第2サイズべた塗り画像を、前記原外形データに基づいて作成し、前記第1サイズべた塗り画像と前記第2サイズべた塗り画像とを前記括弧状外形部に沿って前記線幅分だけずらして対応する画素同士の排他的論理和演算を行うことにより、前記括弧状画像を作成することを特徴とする括弧状画像作成方法。
  4. コンピュータを、請求項1および2のいずれかに記載の括弧状画像作成装置の各手段として機能させるためのものであること、または、コンピュータに、請求項3に記載の括弧状画像作成方法を実行させるためのものであること、を特徴とするプログラム。
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