JP4332896B2 - 基礎コンクリート補強方法 - Google Patents

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Description

本発明は、床下工事における基礎コンクリート補強方法に関するものである。
従来、木造建築物は基礎コンクリート上に土台を載置し、この土台上に柱を立設するなどしている。
このような木造建築物の床下工事、例えば既設木造建築物における白蟻駆除工事やガスや水道の配管工事、電気配線工事などにおいては、基礎コンクリートで囲まれた箇所を移動したり、これらの箇所を通して配管、配線するという各種の工事を行う。このように移動や配管、配線の際には基礎コンクリートが邪魔になるので、基礎コンクリートをドリルなどを利用してその一部を破損して人が出入りできる程度の大きさや、配管や配線できる程度の通路を形成している。
特開平10−25832号公報
床下工事の途中や終了後においては、強度的に低下した破損した箇所を復帰する必要があるが、床下の狭い箇所での復帰工事となるので、破損箇所にコンクリートを充填するなどのコンクリート工事などを行いにくいという問題がある。
このような問題を解決する一手段として、例えば前記床下工事の途中や工事後に前記基礎コンクリートにおける前記破損した通路の左右の箇所を補強金具により連結することにより基礎コンクリートの補強を図ることが考えられる。
しかしながら、このような補強方法においては、本来、木造建築物の基礎においては基礎コンクリートと土台とを固定することにより強度を確保することができるものであり、前記通路の左右の箇所を補強金具により連結するものにおいては、土台を連結していないので補強強度に劣るという問題を有する。
そこで、本発明は、土台を載置した基礎コンクリートの一部を破損して作業員や配管、配線の通路を形成して行う床下工事後において、前記通路箇所の補強を図る床下工事における基礎コンクリート補強方法を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、土台を載置した基礎コンクリートの一部を破損し通路を形成して行う床下工事において、床下工事の途中や工事後に前記基礎コンクリートにおける前記通路の左右の箇所を補強金具により連結すると共に、該補強金具は前記土台を連結する床下工事における基礎コンクリート補強方法であって、
前記補強金具は、通路を左右に架設する補強金具本体の両側の外側斜め下方に前記基礎コンクリートの側面に当接する第1の当て部を設けると共に、前記補強金具本体に前記土台の側面に当接する第2の当て部を設け、
前記補強金具が前記通路を避けて迂回するように、前記第1の当て部を前記基礎コンクリートにおける前記通路の左右箇所に当接し、
前記第1の当て部を第1の固定具を介して前記基礎コンクリート箇所に固定し、前記第2の当て部を第2の固定具を介して前記土台に固定することを特徴とする基礎コンクリート補強方法である。
請求項2の発明は、前記第1の当て部に前記第1の固定具の第1の挿入孔を設け、前記第2の当て部に前記第2の固定具の第2の挿入孔を設け、前記第1の固定具を前記第1の挿入孔を通して前記基礎コンクリートに挿入し、前記第2の固定具を前記第2の挿入孔を通して前記土台に固定することを特徴とする請求項1記載の床下工事における基礎コンクリート補強方法である。
請求項3の発明は、前記補強金具を複数に分割すると共に、これら分割した部品を一体に連結することを特徴とする請求項1又は2記載の床下工事における基礎コンクリート補強方法である。
請求項4は、前記第1の当て部と前記第2の当て部を別体に形成すると共に、これらを一体に連結することを特徴とする請求項3記載の床下工事における基礎コンクリート補強方法である。
請求項5は、前記第1の当て部と前記第2の当て部との連結手段は、これら第1の当て部と第2の当て部との重ね合せ部に挿入する軸状体であることを特徴とする請求項記載の床下工事における基礎コンクリート補強方法である。
請求項6の発明は前記軸状体を前記土台に挿入して前記第2の固定具を兼用することを特徴とする請求項記載の床下工事における基礎コンクリート補強方法である。
請求項1の発明によれば、連結金具により基礎コンクリートにおける前記通路の左右の箇所を連結すると共に、該補強金具により前記土台を連結するので、床下工事施工においては、補強金具によって基礎コンクリート及び土台が一体化されて、通路の箇所における強度の低下を防ぐことができる。また、補強金具は通路を避けて迂回するようにして配置されて、通路が狭まるようなことがなくなる。
請求項の発明によれば、床下工事施工においては、補強金具によって基礎コンクリート及び土台が一体化されて、通路の箇所における強度の低下を防ぐことができる。
請求項の発明によれば、補強金具は複数の部品を連結して一体化するものであるので、床下での搬入作業や取り付け作業を容易に行なうことができる。
請求項の発明によれば、第1の当て部により基礎コンクリートにおける前記通路の左右の箇所を連結すると共に、第2の当て部により前記土台を連結するので、補強金具による基礎コンクリート及び土台との連結作業を簡単に行なうことができる。
請求項の発明によれば、補強金具本体と第1の当て部を簡単に固定することができる。
請求項の発明によれば、第2の固定具により土台に固定し、さらに補強金具本体と第1の当て部とを連結固定挿入ことで部品点数を少なくすることができる。
本発明における好適な実施の形態について、添付図面を参照して説明する。尚、以下に説明する実施の形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を限定するものではない。また、以下に説明される構成の全てが、本発明の必須要件であるとは限らない。
図1及び図2は実施例1を示しており、住宅等木造建築物における基礎1は、地面2に下部を埋設した基礎コンクリート3の上部を地面2より突設し、さらにこの基礎コンクリート3の上面4に木製等の土台5を載置すると共に、該土台5を基礎コンクリート3の上面4より立設したボルト、ナット等の固定具(図示せず)により固定している。
そして、床下工事においては基礎コンクリート3の側面6をドリルなどを使用して通路7を形成しており、この通路7を作業員が通ることで作業を行っている。前記通路7は、作業員が移動し易いように通常基礎コンクリート3の上面4側を開口部8として形成されるか、上面4寄りに孔状に形成される。
作業終了後や作業の途中に前記通路7の補強を行う補強金具11は、圧延鋼板等の偏平な板材により形成されるものであって、前記通路7を左右に架設する横長な補強金具本体12の両側の外側斜め下方に前記基礎コンクリート3の側面6に面状に当接する第1の当て部13をそれぞれ設けると共に、該第1の当て部13に前記第1の当て部13に直交して前記基礎コンクリート3に挿入するボルト等第1の固定具14が挿入する第1の挿入孔15を設けている。また、補強金具本体12と、この補強金具本体12より外側斜め下方に設けられる第1の当て部13との内角部は、直角ではなく上方へ幅狭になるようなテーパ部等により傾斜部16が形成されている。尚、この傾斜部16は上方へ幅狭になるような円弧部によって形成してもよい。さらに前記補強金具本体12の左右両側には前記土台5の側面9に面状に当接する第2の当て部17を設けると共に、該第2の当て部17に前記土台5に挿入する第2の固定具18,19の第2の挿入孔20,21を設けている。前記第2の当て部17は補強金具本体12の側面の全面によって形成されており。そして前記一方の第2の固定具18はボルトであって、このボルトは補強金具本体12の両側に設けられた一方の第2の挿入孔20を形成するボルト挿入孔より土台5に挿入、固定されるようになっている。また前記他方の第2の固定具19はビスであって、このビスは補強金具本体12の中央側に設けられた他方の第2の挿入孔21を形成するビス挿入孔より土台5に挿入、固定されるようになっている。
尚、図中22は補強金具に凸所状に肉厚に形成したビードであって、第1の当て部13の反対面(図1においては正面側)及び第2の当て部17の反対面(図1においては正面側)に形成され、第1の当て部13から第2の当て部17の中央付近まで延設して、ビード13が形成されない平坦な中間部23を介して左右一対形成されている。尚、ビード13は中間部23をなくして左右一対連続して形成してもよい。
また、第1の挿入孔15の上端は、第2の当て部17の横長な直線状の下縁17Lの延長線に対して距離Lが例えば30mm以上、好ましくは40mm以上に形成する。また、第2の挿入孔20,21の下端は、第2の当て部17の横長な直線状の下縁17Lの延長線に対して距離M,Nが例えば10mm以上に形成する。
次に前記構成についてその作用を説明する。通路7の補強を行うときは、まず補強金具本体12を通路7に架設させ、さらに第1の当て部13を基礎コンクリート3の側面6に当接すると共に、第2の当て部17を土台5の側面9に当接する。この際には、第2の当て部17の下縁17Lを、土台5の下面、すなわち土台5と基礎コンクリート3の境界にほぼ沿うように補強金具11を配置する。そして、第1の固定具14を第2の挿入孔15を介して基礎コンクリート3に挿入して補強金具11と基礎コンクリート3を連結する。さらに、第2の一方及び他方の固定具18,19としてのボルト、ビスを第2の一方及び他方の挿入孔20,21を介して土台5に挿入して補強金具11と土台5を連結する。この結果、土台5は補強金具11を介して基礎コンクリート3と一体に連結されることとなる。
以上のように、前記実施例では、前記床下工事の途中や工事後に前記基礎コンクリート3における前記通路7の左右の箇所を補強金具11により連結すると共に、該補強金具11は前記土台5を連結することにより、連結金具11により基礎コンクリート3における前記通路7の左右の箇所を連結すると共に、該補強金具11により前記土台5を連結して、通路7の箇所における強度の低下を防ぐことができる。
さらに、前記通路7を左右に架設する補強金具本体12の両側に前記基礎コンクリート3の側面6に当接する第1の当て部13を設けると共に、該第1の当て部13に前記基礎コンクリート3に挿入する第1の固定具14の第1の挿入孔15を設け、前記補強金具本体12に前記土台5の側面9に当接する第2の当て部を17設けると共に、該第2の当て部17に前記土台5に挿入する第2の固定具18,19の第2の挿入孔20,21を設けたことにより、第1の挿入孔15を介して第1の固定具14を基礎コンクリート5に挿入、固定すると共に、第2の挿入孔20,21を介して第2の固定具18,19を土台5に挿入して、補強金具11によって基礎コンクリート3及び土台5が一体化されて、通路7の箇所における強度の低下を防ぐことができる。
また、前記第2の当て部17及び第2の挿入孔20,21を設けた横長な補強金具本体12の両側の外側斜め下方に前記第1の当て部13を設けたものであり、補強金具本体12は通路7を避けて迂回するようにして配置されて、通路7が著しく狭まるようなことがなくなる。
さらに、補強金具本体12の両側に第1の当て部13を下方に設けると共に、これら補強金具本体12と第1の当て部13との内角に上方へ幅狭となるような傾斜部16を形成したことにより、前記内角に局部応力が発生しにくく、また通路7を通る作業員が内角に引っ掛かるようなことはなく、安心して使用することができる。
しかも、第1の挿入孔15の中心位置は、第2の当て部17の横長な下縁17L、すなわち上面4の下方側距離Lが30mm以上、好ましくは40mm以上に形成されることで、基礎コンクリート3の強度低下を防止できる。また、第2の挿入孔20,21の下端は、第2の当て部17の横長な直線状の下縁17Lの延長線に対して距離M,Nが例えば10mm以上に形成することで土台5と補強金具本体12との連結強度を確保することができる。
図3,4は実施例2を示しており、前記実施例1と同一部分には同一符号を付し、その詳細な説明を省略する。第2実施形態では、横長な補強金具本体12の両側の下方に第2の当て部13´を設けたものである。そして、補強金具本体12と第2の当て部17との内角は上方へ次第に幅狭となるように傾斜部16が形成している。
したがって、通路7の補強を行うときは、まず補強金具本体12を通路7に架設させ、さらに第1の当て部13´を基礎コンクリート3の側面6に当接すると共に、第2の当て部17を土台5の側面9に当接する。さらに、第2の一方及び他方の固定具18,19としてのボルト、ビスを第2の一方及び他方の挿入孔20,21を介して土台5に挿入、固定して補強金具11と土台5を連結する。
以上のように、前記実施形態では、連結金具11により基礎コンクリート3における前記通路7の左右の箇所を連結すると共に、該補強金具11により前記土台5を連結して、通路7の箇所における強度の低下を防ぐことができる等の他に、前記第2の当て部17及び第2の挿入孔18,19を設けた横長な補強金具本体11の両側の下方に前記第1の当て部13´を設けたものであり、補強金具本体12は通路7を避けて迂回するようにして配置されて、通路が著しく狭まるようなことがなくなる。
図5は実施例3を示しており、前記実施例1と同一部分には同一符号を付し、その詳細な説明を省略する。図5に示すように、実施例3では第1の当て部13の内側、すなわち内角側の下方に延長当て部24を第1の当て部13より幅狭く設けて、該延長当て部24を通路7にさらに沿って配置することができるようにしたものである。
このように、第1の当て部13にさらに通路7に沿うように配置する延長当て部24を設けることで、連結強度を向上させるようにしてもよい。
図6,7は実施例4を示しており、前記実施例1と同一部分には同一符号を付し、その詳細な説明を省略する。作業終了後や作業の途中に通路7の補強を行う補強金具11Aは、圧延鋼板等の偏平な板材により形成されるものであって、前記通路7を左右に架設する横長な補強金具本体12Aと、その両側の外側斜め下方に前記基礎コンクリート3の側面6に面状に当接する第1の当て部13Aを別体にそれぞれ設ける。前記第1の当て部13Aに該第1の当て部13Aに直交して前記基礎コンクリート3に挿入するボルト等第1の固定具14が挿入する第1の挿入孔15を設けている。また、補強金具本体12Aと、この補強金具本体12Aより外側斜め下方に設けられる第1の当て部13Aとの内角部は、直角ではなく上方へ幅狭になるようなテーパ部等により傾斜部16が形成されている。さらに前記補強金具本体12Aの左右両側には前記土台5の側面9に面状に当接する第2の当て部17Aを設けると共に、該第2の当て部17に前記土台5に挿入する第2の固定具18の第2の挿入孔20を設けている。第2の固定具18はボルト等の軸状体によって形成されている。前記第2の当て部17は補強金具本体12Aの側面の全面によって形成されており。そして前記一方の第2の固定具18は補強金具本体12Aの両側に設けられた一方の第2の挿入孔20より土台5に挿入、固定されるようになっている。
そして、第の当て部13Aの上部には前記第2の挿入孔20に対向するように、連結用孔31が形成されている。そして、連結用孔31は第1の当て部13Aの上部に補強金具本体12A側に向かって形成された延長部32に設けられている。また第2の挿入孔20と連結用孔31とが同軸状になるように第1の当て部13の上部と補強金具本体12Aとを土台5の側面9に当接するものであって、側面9に補強金具本体12Aの端部側が重なり、この補強金具本体12Aの端部側に第1の当て部13の延長部32が重なって重ね合わせ部を形成し、そして重ね合わせ部の外側よりボルトからなる第2の固定具18が外側より連結用孔31、第2の挿入孔20を通して側面9に螺着して固定しているものである。この結果、土台5は補強金具11Aを介して基礎コンクリート3と一体に連結されることとなる。
以上のように、前記実施例では、補強金具11Aは、補強金具本体12Aや一対の第1の当て部13Aのように3つの部品を連結して一体化するものであるので、床下での搬入作業や取り付け作業を容易に行なうことができる。また前記床下工事の途中や工事後に前記基礎コンクリート3における前記通路7の左右の箇所を補強金具11Aにより連結すると共に、該補強金具11Aは前記土台5を連結することにより、連結金具11Aにより基礎コンクリート3における前記通路7の左右の箇所を連結すると共に、該補強金具11により前記土台5を連結して、通路7の箇所における強度の低下を防ぐことができる。
さらに、前記補強金具11Aは、前記補強金具本体12Aと、前記第1の当て部13Aを別体に形成すると共に、これらを一体に連結することにより、床下に搬入する部品を小さくして持ち込みでき、連結作業を簡単に行なうことができる。また、補強金具本体12Aと前記第1の当て部13Aとの連結手段は、前記補強金具本体12Aと第1の当て部13Aとの重ね合せ部に挿入するボルト等軸状体の第2の固定具18であるので、補強金具本体12Aと第1の当て部13Aを簡単に固定することができる。しかも、前記軸状体からなる第2の固定具18により土台5に固定し、さらに補強金具本体12Aと第1の当て部13Aとを連結固定挿入ことで部品点数を少なくすることができる。
図8,9は実施例5を示しており、前記実施例1,4と同一部分には同一符号を付し、その詳細な説明を省略する。実施例5では、第1の当て部13Bのほぼ真上に前記第2の挿入孔20に対向するように、連結用孔31が形成されている。また第2の挿入孔20と連結用孔31とが同軸状になるように第1の当て部13Bの上部と補強金具本体12Bとを土台5の側面9に当接するものであって、側面9に補強金具本体12Bの端部側が重なり、この補強金具本体12Bの端部側に第1の当て部13Bの上部が重なり、そして第2の固定具18を連結用孔31、第2の挿入孔20を通して側面9に螺着して固定し、土台5は補強金具11Bを介して基礎コンクリート3と一体に連結されることとなる。
以上のように、前記実施例では、補強金具11Bは、補強金具本体12Bや一対の第1の当て部13Bのように3つの部品を連結して一体化するものであるので、床下での搬入作業や取り付け作業を容易に行なうことができる。また連結金具11Bにより基礎コンクリート3における前記通路7の左右の箇所を連結すると共に、該補強金具11Bにより前記土台5を連結して、通路7の箇所における強度の低下を防ぐことができることや、前記補強金具11Bは、前記補強金具本体12Bと、前記第1の当て部13Bを別体に形成すると共に、これらを一体に連結することにより、床下に搬入する部品を小さくして持ち込みでき、連結作業を簡単に行なうことができる等の効果を有する。
図10,11は実施例6を示しており、前記実施例1,4と同一部分には同一符号を付し、その詳細な説明を省略する。実施例6では、第1の当て部13Cのほぼ真上に前記第2の挿入孔20に対向するように、連結用孔31が形成されていると共に、下部の左右に第1の挿入孔15をそれぞれ設けたものである。また第2の挿入孔20と連結用孔31とが同軸状になるように第1の当て部13Cの上部と補強金具本体12Cとを土台5の側面9に当接するものであって、側面9に補強金具本体12Cの端部側が重なり、この補強金具本体12Cの端部側に第1の当て部13Cの上部が重なり、そして第2の固定具18を連結用孔31、第2の挿入孔20を通して側面9に螺着して固定し、土台5は補強金具11Cを介して基礎コンクリート3と一体に連結されることとなる。
以上のように、前記実施例では、連結金具11Cにより基礎コンクリート3における前記通路7の左右の箇所を連結すると共に、該補強金具11Cにより前記土台5を連結して、通路7の箇所における強度の低下を防ぐことができることや、前記補強金具11Cは、前記補強金具本体12Cと、前記第1の当て部13Cを別体に形成すると共に、これらを一体に連結することにより、床下に搬入する部品を小さくして持ち込みでき、連結作業を簡単に行なうことができる等の効果を有する。
以上のように本発明にかかる床下工事における基礎コンクリート補強方法は、住宅等木造建築物等の他にも各種用途にも適用できる。
本発明の実施例1を示す正面図である。 本発明の実施例1を示す平面図である。 本発明の実施例2を示す正面図である。 本発明の実施例2を示す平面図である。 本発明の実施例3を示す正面図である。 本発明の実施例4を示す分解正面図である。 本発明の実施例4を示す正面図である。 本発明の実施例5を示す分解正面図である。 本発明の実施例5を示す正面図である。 本発明の実施例6を示す分解正面図である。 本発明の実施例6を示す正面図である。
符号の説明
3 基礎コンクリート
5 土台
6 9 側面
7 通路
11 補強金具
12 補強金具本体
13 第1の当て部
14 第1の固定具
15 第1の挿入孔
17 第2の当て部
18 19 第2の固定具
20 21 第2の挿入孔

Claims (6)

  1. 土台を載置した基礎コンクリートの一部を破損し通路を形成して行う床下工事において、床下工事中や工事後に前記基礎コンクリートにおける前記通路の左右の箇所を補強金具により連結すると共に、該補強金具は前記土台を連結する床下工事における基礎コンクリート補強方法であって、
    前記補強金具は、通路を左右に架設する補強金具本体の両側の外側斜め下方に前記基礎コンクリートの側面に当接する第1の当て部を設けると共に、前記補強金具本体に前記土台の側面に当接する第2の当て部を設け、
    前記補強金具が前記通路を避けて迂回するように、前記第1の当て部を前記基礎コンクリートにおける前記通路の左右箇所に当接し、
    前記第1の当て部を第1の固定具を介して前記基礎コンクリート箇所に固定し、前記第2の当て部を第2の固定具を介して前記土台に固定することを特徴とする基礎コンクリート補強方法。
  2. 前記第1の当て部に前記第1の固定具の第1の挿入孔を設け、前記第2の当て部に前記第2の固定具の第2の挿入孔を設け、前記第1の固定具を前記第1の挿入孔を通して前記基礎コンクリートに挿入し、前記第2の固定具を前記第2の挿入孔を通して前記土台に固定することを特徴とする請求項1記載の床下工事における基礎コンクリート補強方法。
  3. 前記補強金具を複数に分割すると共に、これら分割した部品を一体に連結することを特徴とする請求項1又は2記載の床下工事における基礎コンクリート補強方法。
  4. 前記補強金具本体と、前記第1の当て部を別体に形成すると共に、これらを一体に連結することを特徴とする請求項3記載の床下工事における基礎コンクリート補強方法。
  5. 前記補強金具本体と前記第1の当て部との連結手段は、前記補強金具本体と第1の当て部との重ね合せ部に挿入する軸状体であることを特徴とする請求項4記載の床下工事における基礎コンクリート補強方法。
  6. 前記軸状体を前記土台に挿入して前記第2の固定具を兼用することを特徴とする請求項5記載の床下工事における基礎コンクリート補強方法。
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