JP4332048B2 - 印刷物上に線状の人為構造を生じる可能性がある襞を染料転写プリンタ内のドナーウェブに生じないようにする方法、感熱プリンタ - Google Patents

印刷物上に線状の人為構造を生じる可能性がある襞を染料転写プリンタ内のドナーウェブに生じないようにする方法、感熱プリンタ Download PDF

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Description

本発明は、感熱プリンタ等の染料転写プリンタに関し、特に、ドナーウェブ上に連続して設けられる染料転写領域に襞や皺ができるという問題に関する。染料転写領域に襞ができると、染料レシーバに所望でない線状の人為構造ができる可能性がある。
感熱プリンタに使用される標準的な多色染料ドナーウェブは非常に薄く、イエロー部、マゼンタ部、シアン部といった異なる3色の矩形の色部分またはパッチの連続列を有する。更に、シアン部の直後に透明無色のラミネート部が続いてもよい。
染料ドナーウェブに設けられた色部分の各々は、染料の転写印刷に用いる染料転写領域と、印刷には用いない、染料転写領域の縁に沿って対向する細長い一対の縁領域とからなる。染料転写領域はウェブ幅の約95%を占め、2つの縁領域の各々はウェブ幅の約2.5%を占める。
感熱プリンタを用いて多色画像印刷をする場合、電動式ドナー巻上げスプールによって染料ドナーウェブをドナー供給スプールから引き出すことで、これら2つのスプール間において、未使用のイエロー/マゼンタ/シアンの1列を、感熱プリントヘッドに設けられて選択的に加熱された静止抵抗要素列の上で連続的に前進させる。イエロー、マゼンタ、シアン色部内のそれぞれの色染料を、選択的に加熱された抵抗要素ビーズを介して、紙や透明シートまたはロール等といった染料レシーバ上に互いに重ね合わせるようにして選択的に熱転写することで、色画像印刷を行う。抵抗要素列は色部分の全幅、つまり染料転写領域と、この染料転写領域の両辺に沿った2つの縁領域とを横切る方向に設けられる。しかし、染料転写領域に接する抵抗要素だけが選択的に加熱され、2つの縁領域に接する抵抗要素は加熱されない。つまり、染料は染料転写領域からレシーバ媒体に転写されるが、2つの縁領域からレシーバ媒体には転写されない。
染料転写領域と染料転写領域に沿った2つの縁領域とを含むそれぞれの色部分は、選択的に加熱される抵抗要素の上を移動する際に、長手方向の張力の影響を受ける。この張力は、特に、電動式ドナー巻上げスプールの引っ張り力によるものである。この時、染料転写領域は抵抗要素によって加熱されるが染料転写領域に沿った2つの縁領域は加熱されないので、染料転写領域はこれらの縁領域と比べると非常に弱くなり、引き伸ばしの影響を受けやすくなる。この結果、染料転写領域はこの長手方向の張力によって2つの縁領域に対して引き伸ばされる。この引き伸ばしによって染料転写領域は、引き伸ばされない縁領域よりも薄くなり、染料転写領域に襞や皺ができる。こうした襞や皺は、特に縁領域に近い染料転写領域の部分にできる。つまり、脆弱になった転写領域と強固な縁領域との間で激しい、つまり急激な変化があるために、このような細長い襞や皺は2つの縁領域に近い染料転写領域の部分で最も目につく。
このままドナーウェブを前進させると、こうした襞や皺は、使用済みの染料転写領域の終(後)端から次に使用する染料転写領域の少なくとも先(前)端にかけて広がる傾向がある。こうして、次に使用する染料転写領域の先(前)端に襞や皺ができると、こうした襞や皺に対して染料転写を行った場合に染料レシーバの先(前)端に所望でない線状の人為構造が印刷されてしまうという問題が生じる可能性がある。染料レシーバに印刷されたこのような線状の人為構造は比較的短いが、非常に目立つ。
したがって、染料レシーバに線状の人為構造が印刷されないよう、如何にして、未使用の染料転写領域に襞や皺ができないようにするか、という課題がある。
本発明の一態様によれば、染料転写プリンタにおいて染料転写領域から染料レシーバに染料を転写する間に、前記染料レシーバに線状の人為構造を印刷することになる可能性がある襞を染料ドナーウェブの染料転写領域に作らないようにする方法を提供する。
この方法によると、前記染料ドナーウェブの染料転写領域を、前記染料転写領域から前記染料レシーバに染料転写を行うために十分な程に加熱する一方で、前記染料転写領域に沿った前記染料ドナーウェブの対向する縁領域は、前記縁領域から前記染料レシーバに染料転写を行うために十分な程には加熱しないことで、前記染料転写領域が前記縁領域よりも引き伸ばしによる影響を受け易くなるようにし、前記染料転写領域および前記縁領域が前記染料転写領域および前記縁領域を引き伸ばす傾向にある引っ張り力の影響を受ける場合に、前記染料レシーバ上に線状の人為構造を印刷することになる可能性がある襞を前記染料転写領域に作るかもしれない、前記染料転写領域から前記縁領域にかけての引き伸ばしの減少が生じることを回避するために、機械的な方法によって、前記縁領域が前記染料転写領域と実質的に同程度に引き伸ばされるようにする。
本発明の別の態様によれば、染料転写プリンタにおいて染料転写領域から染料レシーバに染料を転写する間に、前記染料レシーバに線状の人為構造を印刷することになる可能性がある襞を染料ドナーウェブの染料転写領域に作らないようにすることができる感熱プリンタを提供する。
この感熱プリンタは、前記染料ドナーウェブの染料転写領域を、前記染料転写領域から前記染料レシーバに染料転写を行うために十分な程に加熱する一方で、前記染料転写領域に沿った前記染料ドナーウェブの対向する縁領域は、前記縁領域から前記染料レシーバに染料転写を行うために十分な程には加熱しないことで、前記染料転写領域が前記縁領域よりも引き伸ばしによる影響を受け易くなるようにする感熱プリントヘッドと、前記染料転写領域から前記染料レシーバに染料を転写する間に、前記染料転写領域および前記縁領域を前記感熱プリントヘッドに当接した状態で保持するプラテンローラであって、前記染料転写領域および前記縁領域が前記染料転写領域および前記縁領域を引き伸ばす傾向にある引っ張り力の影響を受ける場合に、前記染料レシーバ上に線状の人為構造を印刷することになる可能性がある襞を前記染料転写領域に作るかもしれない、前記染料転写領域から前記縁領域にかけての引き伸ばしの減少が生じることを回避するために、機械的な方法によって、前記縁領域が前記染料転写領域と実質的に同程度に引き伸ばされるようにするプラテンローラと、を有する。
[ドナーウェブ]
図1は、感熱プリンタにおいて使用される標準的な多色染料ドナーウェブまたはインクリボン1を示す。ドナーウェブ1は非常に薄く、イエロー部2、マゼンタ部3、シアン部4等の3つの異なる矩形の色部またはパッチの繰り返し列(2つの繰り返し列のみを図示する)を有する。また、シアン部4の直後に透明のラミネート部(図示せず)が続いてもよい。
染料ドナーウェブ1のイエロー部2、マゼンタ部3、シアン部4の各々は、印刷に使用するイエロー、マゼンタ、またはシアンの染料転写領域5と、印刷には使用しない、染料転写領域の縁に沿って対向する一対の細長い同色の縁領域6,7とからなる。染料転写領域5はウェブ幅Wの約95%であり、2つの縁領域6,7はそれぞれウェブ幅の2.5%である(図1を参照)。
[染料転写プリンタ]
図2〜図6は、感熱プリンタ10が染料ドナーウェブ1を用いて、紙や透明シート等といった周知の染料レシーバシート12の上にイエロー、マゼンタ、シアンの染料を重ね合わせるように連続して転写する動作を示す。
[初期化]
図2を参照する。最初に電動式の同軸ピックローラ14(1個のみ図示する)によって染料レシーバシート12を前進させ、トレイ18内の浮遊プラテン16を過ぎて、一対の細長ガイド20,22によって規定される経路19内に進むように移動させる。経路19の途中には終(後)端センサ24が設けられており、レシーバシート12の終(後)端26を検知すると、経路19内にある電動式平行軸付勢ローラ27,27対の少なくとも1個を始動させる。始動されたローラ27,27によってレシーバシート12を前進させ(図2の右側に向けて進めて)、経路19を過ぎた位置に設けられた電動式巻上げローラ28とピンチローラ30との隙間を通過させて先(前)端センサ32まで前進させる。
図3を参照する。先端センサ32は、レシーバシート12の先(前)端34を検知すると電動式巻上げローラ28を始動し、巻上げローラ28とピンチローラ30に対して、レシーバシートの一部が中間トレイ36に挿入されるまでこれを前進させる。レシーバシート12が中間トレイ36に挿入されるまで前進させると、レシーバシートの終(後)端26は、湾曲したガイド部20の長細延長部であるヒンジ式出口ドア38を越えるように移動できる。次に、図示するように、ヒンジ式出口ドア38を閉じ、巻上げローラ28およびピンチローラ30を逆回転させてレシーバシート12を後ろ向き、つまり後端26から先に移動させて、その一部が巻戻しチャンバ40に挿入されるようにする。
[イエロー、マゼンタ、シアン染料の連続転写]
多色画像印刷をするためには、染料ドナーウェブ1上のイエロー部2、マゼンタ部3、シアン部4による1列分の染料転写領域5のそれぞれの色染料を重ね合わせるようにして染料レシーバシート12に連続して熱転写しなければならない。これを図4から始まる図面に示す。
図4では、回転カム44およびプラテンリフト46によってプラテンローラ42をプリントヘッド48に隣接する位置に移動する。これによって、染料レシーバシート12と、染料ドナーウェブ1の未使用の(新しい)イエロー部2とが一緒に、プラテンローラ42とプリントヘッド48との間で局所的に保持される。次に、電動式巻上げローラ28とピンチローラ30とを逆回転させて染料レシーバシート12を再び前進させて中間トレイ36に戻す。同時に、ドナー供給スプール50からドナーウェブ1を供給し、第1の静止ウェブガイド51、プリントヘッド48、第2の静止ウェブガイドまたはガイドノーズ52に沿って前進させる。この移動は、電動式ドナー巻上げスプール54がドナーウェブを前方向に引っ張ることによって実現できる。ドナー供給スプール50およびドナー巻上げスプール54を染料ドナーウェブ1と一緒に、感熱プリンタ10に装着される交換可能なカートリッジ55に含めても良い。
染料ドナーウェブ1のイエロー部2を、図4においてプリントヘッド48に沿って前進させると、この色部分の染料転写領域5にあるイエロー染料が染料レシーバシート12に熱転写される。一方、染料転写領域5の縁に沿った、イエロー部2の2つの縁領域6,7にあるイエロー染料は染料レシーバシート12に熱転写されない。これに関連して、プリントヘッド48には一連の抵抗要素49A,49A,・・・,49B,49B,・・・,49A,49Aが互いに僅かに離して配設されており、選択的に加熱される。これらの要素はイエロー部2に対してその全幅W方向、つまり染料転写領域5とこの染料転写領域5の縁に沿った2つの縁領域6,7とを横切る方向に接触している。図7に示すように、抵抗要素49Aは縁領域6,7に接触し、抵抗要素49Bは染料転写領域5に接触している。しかし、抵抗要素49Bだけが選択的に加熱されて、イエロー染料が染料転写領域5から染料レシーバシート12に転写される。このイエロー染料の転写は、染料転写領域5を横切る幅方向においてライン毎、つまり行毎に行われる。一方、抵抗要素49Aは加熱されないので、イエロー染料は、縁領域6,7から染料レシーバシート12には転写されない。
染料ドナーウェブ1のイエロー部2を用いてライン毎の染料転写を行う場合、イエロー部2を、図4および図5に示すプリントヘッド48からガイドノーズ52に沿って前進させる。イエロー染料を染料レシーバシート12に転写し終えると、回転カム44とプラテンリフト46とによってプラテンローラ42をプリントヘッド48に隣接する位置から移動してプリントヘッド48から離し、電動式巻上げローラ28およびピンチローラ30を逆回転させて染料レシーバシートを後向き、つまり終(後)端26から先に、その一部が巻戻しチャンバ40に挿入されるまで進める(図3を参照)。
続いて、図4に示すように染料レシーバシート12への染料転写を繰り返す。但し今回は、染料ドナーウェブ1上の未使用の(新しい)マゼンタ部3を用いて、その色部分の染料転写領域5からマゼンタ染料を染料レシーバシートに熱転写する。この時、マゼンタ染料が、染料レシーバシート12上の、既に転写されているイエロー染料に重なるように行う。
マゼンタ染料を染料レシーバシート12に転写し終えると、回転カム44とプラテンリフト46とによってプラテンローラ42をプリントヘッド48に隣接する位置から移動してプリントヘッド48から離し、電動式巻上げローラ28およびピンチローラ30を逆回転させて染料レシーバシートを後向き、つまり後端26から先に、その一部が巻戻しチャンバ40に挿入されるまで進める(図3を参照)。
続いて、図4に示すように染料レシーバシート12への染料転写を繰り返す。但し今回は、染料ドナーウェブ1上の未使用(新しい)シアン部4を用いて、その色部分の染料転写領域5からシアン色染料を染料レシーバシートに熱転写する。この時、シアン染料が、染料レシーバシート12上の、既に転写されているマゼンタおよびイエロー染料に重なるように行う。
シアン染料を染料レシーバシート12に転写し終えると、回転カム44とプラテンリフト46とによってプラテンローラ42をプリントヘッド48に隣接する位置から移動してプリントヘッド48から離し、電動式巻上げローラ28およびピンチローラ30を逆回転させて染料レシーバシートを後向き、つまり後端26から先に、その一部が巻戻しチャンバ40に挿入されるまで進める(図3を参照)。
[仕上げ]
最後に、図6に示すように、プラテンローラ42をプリントヘッド48から離した位置に保持したまま電動式巻上げローラ28とピンチローラ30とを逆回転させて、染料レシーバシート12を前進させる。この時は、図4に示すようにレシーバシートを中間トレイ36に戻すのではなく、反らし器56を揺動させることで染料レシーバシート12を出口トレイ58に向かって進ませる。染料レシーバシート12が出口トレイ58に向かうこの移動を一対の平行軸出口ローラ60,62が補助する。
[従来技術の問題点]
従来の染料転写では、通常、染料転写領域5と転写領域に沿った縁領域6,7とを含むイエロー部2、マゼンタ部3、シアン部4は、選択的に加熱された一連の抵抗要素49A,49A,・・・,49B,49B,・・・,49A,49Aの上を前進する際に、電動式ドナー巻上げスプール54の均質または実質的に均質な引っ張り力によって実質的に生じる長手方向の張力の影響を受ける。また、染料転写領域5は抵抗要素49Bによって加熱されるが染料転写領域に沿った2つの縁領域6,7は抵抗要素49Aによって加熱されないので、染料転写領域はこれら2つの縁領域と比べると非常に弱くなり、縁領域よりも引き伸ばしの影響を受け易くなる。この結果、電動式ドナー巻上げスプール54の引っ張り力によって生じる長手方向の張力によって、染料転写領域5が縁領域6,7に対して引き伸ばされる。この引き伸ばしによって染料転写領域5は、引き伸ばされない縁領域6,7より薄くなる。このため、染料転写領域、特に2つの縁領域に近い染料転写領域の部分64に襞や皺62ができる(図8を参照)。このような細長い襞または皺62は、脆弱になった転写領域と強固な縁領域との間に急激な変化があるために、2つの縁領域6,7に近い染料転写領域5の部分64において特に顕著である。このような襞や皺は、図8に示すように、45°も傾いているかもしれない。
このまま染料ドナーウェブ1を前進させると、このような襞または皺62は、使用済みの染料転写領域5の終(後)端66から次に使用する染料転写領域の少なくとも先(前)端部68にかけて広がる傾向がある(図8を参照)。こうして、次に使用する染料転写領域5の先(前)端68に襞または皺62ができると、こうした襞や皺に対して染料転写を行った場合に、染料レシーバシート12の先(前)端72に所望でない線状の人為構造70が印刷されてしまうという問題が生じる可能性がある(図9を参照)。染料レシーバシート12に印刷された線状の人為構造70は比較的短いが、非常に目立つ。
したがって、染料レシーバシート12に、図9に示すような線状の人為構造70が印刷されないよう、如何にして、未使用の染料転写領域5に襞または皺62ができないようにするか、という課題がある。
[解決策]
上述のように、感熱プリンタ10において染料レシーバシート12にイエロー、マゼンタ、シアン染料を連続して転写する場合、抵抗要素49Bは染料転写領域5に対してこれを横切るように接触し、抵抗要素49Aは染料転写領域に沿った縁領域6,7に対してこれを横切るように接触する。しかし、抵抗要素49Bだけが選択的に加熱されて、抵抗要素49Aは加熱されない。このため、染料転写領域5は、染料転写領域に沿った2つの染料転写領域5,6よりも、引き伸ばしの影響を受け易くなる。
周知のプログラム技術を用いて適切にプログラムされたマイクロコンピュータを含むことが好適である加熱制御装置74を抵抗要素49A,49A,・・・,49B,49B,・・・,49A,49A,・・・の個々に接続し、染料転写領域5に接触する抵抗要素49Bを選択的に加熱し、染料転写領域に沿った縁領域6,7に接触する抵抗要素49Aを加熱しないようにする(図7を参照)。
上述のように、イエロー、マゼンタ、シアン染料の各々を染料レシーバシート12に転写する前に、回転カム44およびプラテンリフト46によってプラテンローラ42を移動してプリントヘッド48に隣接させる。これにより、染料レシーバシート12と染料ドナーウェブ1の未使用(新しい)色部分2,3,4とが一緒に、プラテンローラ42とプリントヘッド48との間において局所的に保持される。
図10および図11に示すように、プラテンローラ42は直径Dおよび撓み性を有する。撓み性とは、弾性を発揮する性質である。この直径Dおよび撓み性は、ローラ主要部78よりも、対向するローラ両端部76,76において大きい。ローラ端部がローラ主要部分より大きな撓み性を有するように、ローラ縁部76,76が30〜80のショアAのゴム硬度を有し、ローラ主要部78が40〜90のショアAのゴム硬度を有しても良い。
回転カム44およびプラテンリフト46によってプラテンローラ42を移動して、図4に示すようにプリントヘッド48に隣接させると、ローラ主要部78は染料転写領域5を抵抗要素49Bに当接した状態で保持し、ローラ縁部76,76は染料転写領域に沿った2つの縁領域6,7を抵抗要素49Aに当接した状態で保持する位置に置かれることになる。ローラ縁部76,76の直径Dおよび撓み性はローラ主要部78の直径Dおよび撓み性より大きいので、ローラ端部の方がローラ主要部分より大きく変形する。これによって、より広い接触領域ができる(図12および図13を参照)。次に、ローラ縁部76,76は、ローラ主要部78が染料転写領域5に対して加える圧力より大きな圧力を2つの縁領域6,7に加える。このように異なる圧力を与えることで、縁領域および染料転写領域が電動式ドナー巻き取りスプール54の引っ張り力によって生じる長手方向の張力の影響を受ける場合に、2つの縁領域6,7は染料転写領域5と実質的に同じ強さで引き伸ばされることになる。その結果、縁領域6,7は染料転写領域5と実質的に同様に引き伸ばされる。つまり、染料転写領域5から縁領域6,7にかけて引き伸ばし力の減少(変化)があると、図8および図9に示すように、染料転写領域に襞や皺62ができてしまうかもしれず、こうした襞や皺62があると染料レシーバシート12に線状の人為構造70を作る可能性があるが、本発明によると、こうした引き延ばし力の減少(変化)が生じなくなる。
つまり、ローラ縁部76,76は2つの縁領域6,7に対して、ローラ主要部78が染料転写領域5に加える圧力より大きな圧力を加えるので、2つの縁領域6,7における、電動式ドナー巻上げスプール54の引っ張り力に対する抵抗や抗力、または動きを阻害する反対力、つまり2つの縁領域とプリントヘッド48との間の摩擦が大きくなり、2つの縁領域に対する引き伸ばしが増大し、同じ引っ張り力による染料転写領域5の引き伸ばしと一致する。
連続した染料転写領域と、染料転写領域の各々の縁に沿って対向する細長い縁領域とを含む標準的なドナーウェブを示す。 印刷動作の開始または初期周期を示す、染料転写プリンタの部分断面図を含む正面断面図である。 印刷動作中の連続染料転写の周期を示す、図2と同様の染料転写プリンタの正面断面図である。 印刷動作中の連続染料転写の周期を示す、図2と同様の染料転写プリンタの正面断面図である。 染料転写プリンタの印刷または染料転写ステーションの斜視図である。 印刷処理中の最終周期を示す、図2と同様の染料転写プリンタの正面断面図である。 染料転写プリンタのプリントヘッドに設けられて選択的に加熱される抵抗要素列の斜視図である。 従来技術において、使用済み転写領域の後(後)端から、次に使用する(新しい)色部における未使用転写領域の先(前)端にかけて広がる襞または皺を示す、図1と同様のドナーウェブの一部の平面図である。 従来技術において、染料レシーバの先(前)端に印刷された線状の人為構造を示す、染料レシーバの平面図である。 本発明の好適な実施形態に係る染料転写プリンタのプラテンローラが、非使用時に、変形していない通常の状態にある様子を示す正面図である。 図10に示すプラテンローラの端部図である。 プラテンローラが、使用時に変形した状態にある様子を示す正面図である。 図12に示すプラテンローラの端部図である。
符号の説明
1 ドナーウェブ、2 イエロー部、3 マゼンタ部、4 シアン部、5 染料転写領域、6,7 細長い縁領域、W ウェブ幅、10 感熱染料転写プリンタ、12 染料レシーバシート、14 ピックローラ、16 プラテン、18 トレイ、19 経路、20,22 細長ガイド、24 終端センサ、26 終端、27 付勢ローラ、28 巻上げローラ、30 ピンチローラ、32 先端センサ、34 先(前)端、36 中間トレイ、38 出口ドア、40 巻戻しチャンバ、42 プラテンローラ、44 カム、46 プラテンリフト、48 感熱プリントヘッド、49A,49B 抵抗要素、50 ドナー供給スプール、51 第1の静止(固定)ウェブガイド、52 第2の静止(固定)ウェブガイドまたはガイドノーズ、54 ドナー巻き上げスプール、55 カートリッジ、56 反らし器、58 出口トレイ、60,61 出口ローラ、62 襞または皺、64 部分、66 終(後)端部、68 先(前)端部、70 線状の人為構造、72 先(前)端部、74 加熱制御装置、D 直径、76 ローラ縁部、78 ローラ主要部。

Claims (3)

  1. 染料転写プリンタにおいて染料転写領域から染料レシーバに染料を転写する間に、前記染料レシーバに線状の人為構造を印刷することになる可能性がある襞を染料ドナーウェブの染料転写領域に作らないようにする方法であって、
    感熱プリントヘッドは、前記染料ドナーウェブの染料転写領域を、前記染料転写領域から前記染料レシーバに染料転写を行うために十分な程に加熱する一方で、前記染料転写領域に沿った前記染料ドナーウェブの対向する縁領域は、前記縁領域から前記染料レシーバに染料転写を行うために十分な程には加熱しないことで、前記染料転写領域が前記縁領域よりも引き伸ばしによる影響を受け易くなるようにし、
    前記染料転写領域から前記染料レシーバに染料を転写する間に、前記染料転写領域および前記縁領域を前記感熱プリントヘッドに当接した状態で保持するプラテンローラは、前記染料転写領域および前記縁領域が、前記染料転写領域および前記縁領域を引き伸ばす傾向にある引っ張り力の影響を受ける場合に、前記染料レシーバ上に線状の人為構造を印刷することになる可能性がある襞を前記染料転写領域に作るかもしれない、前記染料転写領域から前記縁領域にかけての引き伸ばしの減少が生じることを回避するために、機械的な方法によって、前記縁領域が前記染料転写領域と実質的に同程度に引き伸ばされるようにし、
    前記プラテンローラは、対向するローラ端部においてローラ主要部分より大きな直径および撓み性を有し、前記ローラ主要部を、前記染料転写領域を前記感熱プリントヘッドに当接した状態で保持し、前記ローラ端部を、前記縁領域を前記感熱プリントヘッドに当接した状態で保持する位置に置くことで、前記ローラ端部が、前記ローラ主要部分が前記染料転写領域に加える圧力より大きな圧力を前記縁領域に加えるようにし、これによって、前記縁領域および前記染料転写領域が引っ張り力の影響を受ける場合に前記縁領域が前記染料転写領域とほぼ同程度に引き伸ばされるようにすることを特徴とする方法。
  2. 染料転写プリンタにおいて染料転写領域から染料レシーバに染料を転写する間に、前記染料レシーバに線状の人為構造を印刷することになる可能性がある襞を染料ドナーウェブの染料転写領域に作らないようにすることができる感熱プリンタであって、
    前記染料ドナーウェブの染料転写領域を、前記染料転写領域から前記染料レシーバに染料転写を行うために十分な程に加熱する一方で、前記染料転写領域に沿った前記染料ドナーウェブの対向する縁領域は、前記縁領域から前記染料レシーバに染料転写を行うために十分な程には加熱しないことで、前記染料転写領域が前記縁領域よりも引き伸ばしによる影響を受け易くなるようにする感熱プリントヘッドと、
    前記染料転写領域から前記染料レシーバに染料を転写する間に、前記染料転写領域および前記縁領域を前記感熱プリントヘッドに当接した状態で保持するプラテンローラであって、前記染料転写領域および前記縁領域が、前記染料転写領域および前記縁領域を引き伸ばす傾向にある引っ張り力の影響を受ける場合に、前記染料レシーバ上に線状の人為構造を印刷することになる可能性がある襞を前記染料転写領域に作るかもしれない、前記染料転写領域から前記縁領域にかけての引き伸ばしの減少が生じることを回避するために、機械的な方法によって、前記縁領域が前記染料転写領域と実質的に同程度に引き伸ばされるようにするプラテンローラと、を有し、
    前記プラテンローラは、対向するローラ端部においてローラ主要部分より大きな直径および撓み性を有し、前記ローラ主要部を、前記染料転写領域を前記感熱プリントヘッドに当接した状態で保持し、前記ローラ端部を、前記縁領域を前記感熱プリントヘッドに当接した状態で保持する位置に置くことで、前記ローラ端部が、前記ローラ主要部分が前記染料転写領域に加える圧力より大きな圧力を前記縁領域に加えるようにし、これによって、前記縁領域および前記染料転写領域が引っ張り力の影響を受ける場合に前記縁領域が前記染料転写領域とほぼ同程度に引き伸ばされるようにすることを特徴とする感熱プリンタ。
  3. 請求項2に記載の感熱プリンタであって、
    前記ローラ端部のゴム硬度は前記ローラ主要部分のゴム硬度より低く、前記ローラ端部は、30〜80の範囲のショアAのゴム硬度を有し、前記ローラ主要部分は、40〜90の範囲のショアAのゴム硬度を有することで、前記ローラ端部が前記ローラ主要部分より多く撓むようにすることを特徴とする感熱プリンタ。
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