JP4330720B2 - スクリーン印刷機の印刷剤供給装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はスクリーン印刷機の印刷剤供給装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、印刷ステージの上にセットした基板をスクリーン印刷用のスクリーンマスクのマスクシートに重装し、マスクシートの上に供給したクリーム半田、導電性ペースト、抵抗ペースト、或いは接着剤等の印刷剤をスキージにより拡張させることにより、マスクシートに形成された開口部を介して基板の所定位置に印刷剤を印刷(塗布)するようにしたスクリーン印刷機は一般に知られている。
【0003】
このような装置において、スキージは、往動用のものと復動用のものとが二つ一組で組み合わされた板材であり、比較的硬質のウレタン、あるいは特殊金属で形成されている。
【0004】
ところで、近年では、印刷剤を無駄なく使い切るために、板状のスキージを対にして側板とともにノズル状に組み付け、両スキージ間に印刷剤を充填する充填室を形成し、前記充填室に摺動する押出し部材を設けて印刷剤をスキージの間からマスクシートの上に押出すようにしたものが開示されている(特開平8−48024号)。前記押出し部材は、充填室の横断面形状に対応した板状に構成されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記先行例では、押出し部材として板状の部材を採用していたので、スキージの長手方向の寸法が長くなればなる程、片当たりが生じやすくなり、両端を均等に昇降させることが困難になっていた。そのため高い加工精度が必要となり、製造コストがかさんでいた。
【0006】
加えて板状のスキージを対にして組み付けた構成では、組み付け精度によって印刷剤の吐出性能に大きなばらつきが生じ好ましくないという問題もあった。
【0007】
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、印刷剤を確実にマスクシートの上に供給することができるスクリーン印刷機の印刷剤供給装置を提供することを課題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、基板の上面に重装されるマスクシートの上に印刷剤を供給するスクリーン印刷機の印刷剤供給装置において、前記マスクシートの上に印刷剤を吐出するノズルと、ノズルと連通する印刷剤充填室と、印刷剤充填室に印刷剤を供給する印刷剤供給部とを設け、前記印刷剤充填室に連通するシリンダ室と、このシリンダ室に摺動可能に配置されて供給された印刷剤を押し下げ可能な加圧ピストンとを、前記ノズルの長手方向に沿って複数個配設したものである(請求項1)。
【0009】
このようにすると、印刷剤供給部から印刷剤充填室に印刷剤が供給される。この印刷剤は、加圧ピストンによって押し下げられるのであるが、この加圧ピストンは、印刷剤を吐出するノズルの長手方向に沿って複数個配設されているので、個々の加圧ピストンの昇降特性は、ノズルの長手方向の寸法に依存することはない。
【0010】
このような装置において、特に、各シリンダ室は、共通の加圧流体供給部に接続されている(請求項2)。
【0011】
このようにすると、複数の加圧ピストンを単一の加圧流体供給部で一斉に駆動することができる。
【0012】
また、各加圧ピストンは印刷剤充填室の最下部に降下可能に設定されている(請求項3)。
【0013】
このようにすると、加圧ピストンが印刷剤充填室の最下部にまで降下することによって、印刷剤充填室に供給された印刷剤を概ね全てノズルへ吐出させることが可能になる。
【0014】
また、各加圧ピストンが予め定められた位置に上昇したか否かを一括的に検出する検出手段を備えていること(請求項4)が好ましい。
【0015】
このようにすると、印刷剤が減少することにより、各加圧ピストンが上昇位置にあるべき印刷剤充填状態にあるときに、加圧ピストンが何れか1個でも降下した場合には、これを検出手段が検出し、所定の制御を行うことが可能になる。検出手段としては、例えば、ノズルの長手方向に対向する光電素子を備えた光透過センサを例示することができる。また、所定の制御としては、印刷剤切れの報知等が例示される。
【0016】
さらに、前記印刷剤充填室に設けられ、当該印刷剤充填室内の空気を逃がす空気逃がし孔を備えていること(請求項5)が好ましい。
【0017】
このようにすると、印刷剤充填室に充填された印刷剤がノズルに供給される際に、空気逃がし孔を通って印刷剤充填室内の空気が外部に逃げるので、印刷剤のノズルからの吐出がスムーズになる。
【0018】
前記加圧ピストンを印刷インターバル時に所定のタイミングで駆動する駆動手段を備えていること(請求項6)が好ましい。
【0019】
このようにすると、駆動手段によって加圧ピストンが所定のタイミングで降下するので、該当する加圧ピストンによって加圧された印刷剤がいわば撹拌され、粘性を維持することが可能になる。加圧ピストンの降下駆動は、ランダムに個別に行うことが好ましい。例えば、加圧ピストンを2つのグループに分け、各グループ毎に交互に加圧ピストンを降下駆動させればよい。
【0020】
さらに前記ノズルは、マスクシートに摺接して印刷剤を吐出するスキージ状のリップが一体成型されていること(請求項7)が好ましい。
【0021】
このようにすると、ノズルのリップがスキージとして作用し、マスクシートの上で摺動して、当該マスクシートに重装された基板上に印刷剤を印刷する。
【0022】
加えて、前記ノズルは、印刷剤充填室の下面に着脱可能なノズルホルダを介して保持されているとともに、このノズルホルダに形成された斜面に接合することにより、ノズルホルダを介してノズルを印刷剤充填室に液密性を保持した状態で楔状に締め付ける締め付け部材を着脱可能に備えていること(請求項8)が好ましい。
【0023】
このようにすると、ノズルホルダを介してノズルが楔状に締め付けられ、良好な液密性が保たれた状態で装着されることになる。また、締め付け部材を着脱可能に構成しているので、ノズルの着脱も容易になる。
【0024】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
【0025】
図1は本発明の要部を示す分解斜視図であり、図2は図1のスクリーン印刷機の側面略図を示している。まず図2を参照して、スクリーン印刷機1の基台2には、プリント基板Wを搬入及び搬出するための搬入用コンベヤー2a及び搬出用コンベヤー2bが、詳しくは後述する印刷ステージ3を挟んで両側(図2の左右方向。この実施形態において「X軸方向」)に配置されている。印刷ステージ3の上方には、プリント基板Wに重装されるスクリーンマスク50のマスクシート51を張設するためのシート保持ユニット53と、保持されたマスクシート51の上方に配置された印刷ユニット60(図1参照)とを備えており、後述するように、印刷ステージ3によってマスクシート51に重装されたプリント基板Wに対し、印刷ユニット60によってスクリーン印刷を施すようにしている。
【0026】
上記印刷ステージ3は、基台2の定位置に据え付けられた固定テーブル4と、この固定テーブル4に対し、一対のレール5及びボールねじユニット15を介して、図1の左右方向(この実施形態において「Y軸方向」)に相対変位可能なY軸テーブル6と、Y軸テーブル6に対し、一対のレール7及びボールねじユニット17を介してX軸方向に相対変位可能なX軸テーブル8と、このX軸テーブル8に設けられた回転ユニット9を介して鉛直線(この実施形態において「Z軸方向」)周りに回動可能なR軸テーブル10と、このR軸テーブル10に対し、ボールねじユニット11を介して相対的に昇降可能な昇降テーブル12とを含んでいる。この昇降テーブル12にはクランプユニット20が取り付けられている。なお上記ボールねじユニット11、15、17並びに回転ユニット9は、それぞれサーボモータで駆動される。
【0027】
クランプユニット20は、一対のクランプ片24a、24bを有している。各クランプ片24a、24bは、X軸方向に延びる略板状の部材であり、図示しないベルト駆動機構によって一方を可動側とし、固定側の他方と協働して前記搬入用コンベヤー2aから搬入されたプリント基板Wを挟み込むクランプ24を構成している。
【0028】
各クランプ片24a、24bの間にはピンユニット25が設けられている。図示は省略しているが、ピンユニット25は、各クランプ片24a、24bとは相対的に上下に昇降可能に構成されている。これにより、搬入用コンベヤー2aから各クランプ片24a、24bの間にプリント基板Wが搬入されると、その下面をピンユニット25のピン25aで受けて、プリント基板Wを仮置きし、図示しない押圧手段と協働してプリント基板Wを仮保持し、クランプ24に受け渡すことができるように構成されている。
【0029】
そして、クランプ24にプリント基板Wが受け渡されると、印刷ステージ3の昇降テーブル12が上昇し、前記スクリーンマスク50のマスクシート51下面にプリント基板Wが重装される。重装されたプリント基板Wには、次に説明する印刷ユニット60によって、クリーム半田等の印刷剤が塗布されることになる。
【0030】
印刷ユニット60は、基台2の上方に位置し、X軸方向に横架された水平フレーム2cに取り付けられている。この水平フレーム2cは、一対のレールによってY軸方向に移動可能に構成されており、図示しないボールねじ機構によってY方向に往復移動されるようになっている。これにより、詳しくは後述する印刷剤供給装置61をスクリーンマスク50上で往復移動させることができるようになっている。
【0031】
図1を参照して、印刷ユニット60は、印刷剤供給装置61と、前記印刷剤供給装置61を担持するホルダ63と、このホルダ63を介して印刷剤供給装置61を昇降させる昇降ユニット64とを有しており、昇降ユニット64の本体フレーム65は、前記水平フレーム2c(図2参照)に固定されている。
【0032】
図3は、図1のスクリーン印刷機に係る印刷剤供給装置61の斜視図である。また、図4は図1のスクリーン印刷機に係る印刷剤供給装置61の平面図、図5は図1のスクリーン印刷機に係る印刷剤供給装置61の底面図、図6及び図7は、図1のスクリーン印刷機に係る印刷剤供給装置61の断面図である。
【0033】
これらの図を参照して、本実施形態に係る印刷剤供給装置61は、略長板状のベースプレート101を備えている。ベースプレート101の中央部には、幅方向一端側に突出する取り付け部102が延設されており、この取り付け部102には、印刷剤供給シリンダ(印刷剤供給源)103が立設されている。
【0034】
この印刷剤供給シリンダ103の内部には、略独楽状のピストン103aが設けられ、このピストン103aを加圧空気供給装置(加圧流体供給部)104からの加圧空気によって降下させることにより、内部の印刷剤を吐出することができるようになっている。図3並びに図6及び図7に示すように、ベースプレート101の下面には互いに分離可能な状態で接合した通路構成ブロック105及びシリンダブロック106が、図示しないボルトによって着脱可能に固定されている。
【0035】
上記通路構成ブロック105は、上記取り付け部102の下面に配置されており、上端部が前記シリンダ103の吐出口103bと連通しており、斜めに傾斜してシリンダブロック106との接合端面に開口する印刷剤充填路105aを区画している。
【0036】
上記シリンダブロック106は、ベースプレート101の長手方向全長に概ね沿って延びており、その内部には、ベースプレート101の長手方向に沿う印刷剤充填室106aと、この印刷剤充填室106aを前記印刷剤充填路105aと連通する連通路106bとを区画している。上記印刷剤充填室106aには、ベースプレート101の下面に連通する鉛直方向のシリンダ室107が複数個設けられている。これらシリンダ室107は、ベースプレート101の長手方向に沿って等配され、例えば5つ一組(以下、添え字A、Bで示す)にしてベースプレート101の中心線O沿いに左右対称に設けられている。これらシリンダ室107には、加圧ピストン108が配設されている。各加圧ピストン108は、印刷剤充填室106a内に充填された印刷剤を自重で加圧するためのものである。各加圧ピストン108は、それぞれロッド108aを同心に備えている。各ロッド108aは、ベースプレート101の上方に突出しており、その上部に形成されたヘッド108bによって抜け止めが図られている。
【0037】
図3に示すように、ベースプレート101の長手方向両端部には、取り付け部材109を介して、受光素子S1及び発光素子S2を主要素とする光透過センサSが取り付けられており、何れかの加圧ピストン108のヘッド108bが予め定められた高さh1(図6参照)に降下した場合にこれを検出することができるようになっている。図示の実施形態では、この光透過センサSによってひとつでも加圧ピストン108が降下していることが検出されると、この光透過センサSと接続されている制御装置140が、供給不良或いは印刷剤供給シリンダ103内が空であると判別し、これを報知するように設定されている。
【0038】
各シリンダ室107の群107A、107Bに対応して、前記ベースプレート101の下面には、通路構成ブロック105と反対側に配置された一対のマニホールド110A、110Bを備えている。各マニホールド110A、110Bは、それぞれ対応する群107A、107Bのシリンダ室107に連通する連通路110a、110bを区画しており、これら連通路110a、110bがシリンダブロック106に形成された連通路106cを介して対応するシリンダ室107の群107A、107Bと連通することによって、対応する群107A、107Bのシリンダ室107の、前記加圧ピストン108とベースプレート101との間に区画される部位に加圧空気を供給できるようになっている。なお、図示の実施形態においては、図3乃至図5に示すように、ベースプレート101に空気逃がし孔101aが形成されており、この空気逃がし101aが、印刷剤充填室106aの両端部分に連通している。
【0039】
図3に示すように、各マニホールド110A、110Bには、加圧空気供給装置104が接続しており、加圧空気供給装置104によって選択的に各マニホールド110A、110Bに加圧空気を供給することができるようになっている。
【0040】
次に図6及び図7を参照して、上記他方のシリンダブロック106の下面には、ノズル120が取り付けられている。このノズル120は、本実施形態においてスキージの役割を兼ねるゴム製の部材であり、長板状の外郭を有するとともに、上記充填室106a及びシリンダ室107の群107A(107B)と連通する導入部120aを区画するフランジ部121と、フランジ部121の下部に延設され、導入部120aに導入された印刷剤を吐出する吐出口120bを区画するリップ122とを一体に有している。そして、リップ122をマスクシート51上に常時接触させることにより、リップ122をスキージとして作用させることができる(図8(A)及び図9(B)参照)。
【0041】
このゴム製のノズル120をシリンダブロック106に固定するために、本実施形態では、ノズル120をノズルホルダ130で保持している。このノズルホルダ130は、ノズル120のフランジ部121の外形に沿う収容凹部131を有しており、その内部にノズル120を収容するとともに、収容凹部131の下部に形成された挿通孔132から上記ノズル120のリップ122を下方に臨ませている。
【0042】
上記ノズルホルダ130は、取り付けフレーム134によってシリンダブロック106に固定されている。この取り付けフレーム134は、ボルト135でシリンダブロック106に対し着脱可能に固定されており、これによって、ノズルホルダ130(ひいてはノズル120)の組立や分解が容易になっている。図示の実施の形態では、前記シリンダブロック106の長辺に取り付け用のフランジ部106dが形成されており、取り付けフレーム134には、このフランジ部106dとノズルホルダ130の長縁を挟み込む顎部134aが形成されている。ここでノズルホルダ130の上記長縁は、面取りによって楔状の斜面136を形成している。これととともに、上記取り付けフレーム134の顎部134aは、ノズルホルダ130を介し、この斜面136と協働してノズル120をシリンダブロック106の下面に楔状に締め付ける締め付け部材を構成している。これにより、前記ノズル120は、印刷剤充填室に液密性を保持した状態で装着されることになる。また、締め付け部材としての取り付けフレーム134を着脱可能に構成しているので、ノズル120の着脱も容易になる(図7参照)。
【0043】
図8は印刷ユニット60の要部を模式的に示した断面略図であり、(A)は印刷剤供給装置61をマスクシート51へ降下させている状態、(B)は印刷剤供給装置61をマスクシート51から上昇させている状態をそれぞれ示している。
【0044】
図1並びに図8(A)を参照して、上述した印刷剤供給装置61は、ベースプレート101を介してホルダ63に固定されたエアシリンダ61aのロッド先端(下端)に取り付けられており、このエアシリンダ61aの作動によりホルダ63に対して昇降可能に支持されている。エアシリンダ61aは、下死点まで伸張したときに印刷剤供給装置61をマスクシート51上に着地させることができるようにそのストロークが設定されている。図1において、61e、62eは、エアシリンダ61aの両側に二つ一組にして対をなすガイドロッドである。
【0045】
図1に示すように、上記昇降ユニット64は、ホルダ63全体を昇降させることにより、印刷剤供給装置61の着地荷重を調整するためのものであり、印刷時には印刷剤供給装置61の印圧調整に寄与するものである。この昇降ユニット64のフレーム65には、サーボモータ66、サーボモータ66に連結されたタイミングベルト67、タイミングベルト67を介して回転駆動されるボールねじ68、このボールねじ68に連結されている昇降子69を含んでいる。サーボモータ66、ボールねじ68は、いずれも軸心が鉛直に沿っており、このサーボモータ66がボールねじ68を回転駆動することにより、昇降子69が上下動するようになっている。
【0046】
図示の昇降子69には、スプリングホルダ70が固定されている。このスプリングホルダ70は、ホルダ63を押し下げる方向に付勢する圧縮ばね71の上端部を保持するためのものである。他方、ホルダ63の背面には、圧縮ばね71の下端部を保持するスプリングホルダ72が固定されており、組付け時に両ホルダ70、72間で圧縮ばね71を介装することにより、昇降子69の昇降駆動力が弾性的にホルダ63を介して印刷剤供給装置61に伝達されるようになっている。この圧縮ばね71と、昇降子69とで、印刷剤供給装置61のノズル120(図8参照)をマスクシート51に押し付ける押圧手段が構成されている。なお、図示の実施形態では、ホルダ63の背面に受圧板63aが突設されている。受圧板63aは、鉛直方向において、前記スプリングホルダ72の上方に臨んでいる。そして、図8(B)に示すように、昇降子69が上昇して一定のばね加圧ストロークST1を経て切換え位置Pを過ぎた供給装置上下ストロークST2の範囲内においては、スプリングホルダ70が受圧板63aの下面に当接して、ホルダ63を介して印刷剤供給装置61を直接昇降させるように構成されている。また、図示の実施形態において、前記昇降子69は、レール69aによって上下にガイドされているとともに、このガイドレール69aの上端部に設けられたストッパ69bによって昇降子69の上限が規定されている(図1参照)。
【0047】
前記ボールねじ68の両側には一対のガイドレール83、84が鉛直方向に沿って平行に設けられ、各ガイドレール83、84のスライダ83a、84aがホルダ63の背面に固定されることにより、上記昇降子69の動力を滑らかにホルダ63に伝達できるようになっている。さらに各ガイドレール83、84の両外側には、フレーム65の下端部に配置された一対のスプリングシート85、86が突設されている。各スプリングシート85、86は、ホルダ63の両側部に固定された一対のスプリングホルダ87、88との間に介装されるキャンセル用圧縮ばね89、90の下端部を支持するためのものであり、前記キャンセル用圧縮ばね89、90によって、ホルダ63は上方に付勢され、ホルダ63及びこれに組み付けられた部材の重量による荷重がキャンセルされる。この結果、ホルダ63は、ほぼ前記圧縮ばね71の付勢力によって弾性的に印刷剤供給装置61をマスクシート51上に着地させることになる。
【0048】
図8(A)(B)に示すように、この印刷剤供給装置61の着地荷重を検出するために、エアシリンダ61aのロッド61bにはロードセル61cが取り付けられており、印刷剤供給装置61がマスクシート51に着地したときの荷重(あるいは印圧)を個別に検出することができるようになっている。
【0049】
図9は図1の実施形態に係るスクリーン印刷機1の印刷過程を示す図である。
【0050】
まず、図2及び図9(A)を参照して、以上の構成では、搬入用コンベヤー2aからプリント基板Wが搬入され、このプリント基板Wが印刷ステージ3のクランプ24によってクランプされる。次いで印刷ステージ3は、マスクシート51の下方にプリント基板Wを搬送し、印刷ステージ3の昇降テーブル12を上昇させて、プリント基板Wをマスクシート51の下面に重装する。
【0051】
プリント基板Wがマスクシート51に重装されると、印刷ユニット60の昇降ユニット64がホルダ63を降下させ、X軸方向に沿って往復移動させられる。このとき印刷剤供給装置61に取り付けられたノズル120のリップ122をマスクシート51上に常時、着地させて摺動させることにより、マスクシート51上の印刷剤が拡張され、印刷動作が行われる(図8(A)参照)。
【0052】
図3及び図6を参照して、印刷ユニット60の印刷剤供給装置61は、印刷前の準備段階において、制御装置140が加圧空気供給装置104を作動させ、印刷剤供給シリンダ103のピストン103aを加圧して内部の印刷剤を印刷剤充填室106aに充填する。これにより、印刷剤は、ピストン108の自重に抗してピストン108を上方に押し上げ、印刷剤充填室106a内に充填される。この結果、印刷剤は、ノズル120の導入部120a内に導入され、リップ122の吐出口120bから吐出され得る状態になる。
【0053】
次に、印刷時において、制御装置140は、加圧空気供給装置104を駆動して、各マニホールド110A、110Bに加圧空気を供給し、各シリンダ室107に加圧空気を送って加圧シリンダ108を押し下げる。これにより印刷剤は、加圧ピストン108に加圧された状態で常時、適量だけノズル120から吐出され、リップ122によってマスクシート51上に拡張されることになる。
【0054】
そして印刷工程が終了すると、印刷ステージ3は、印刷が終了したプリント基板Wを降下させてマスクシート51から剥離し、搬出用コンベヤー2bに送り出すとともに次のプリント基板Wを受け取って上述した作業を繰り返す。この次のプリント基板Wがセットされるまでの間において、印刷剤供給装置60においても、制御装置140が加圧空気供給装置104を作動させて、印刷剤供給シリンダ103内のシリンダ103aを押し下げて、上述した印刷剤供給工程を繰り返す。このとき、何らかの原因で何れかの加圧ピストン108が、あるべき印刷剤充填状態に上昇し切らずに降下したままの場合、光透過センサSがこれを検出することにより、制御装置140は、印刷剤の供給不良と判別して所定の制御(例えば供給不良の報知)を行うことが可能になる。
【0055】
さらに、次の印刷までのインターバルが長い時(例えば午前の作業時間から午後の作業時間までの間)には、上記加圧空気供給装置104によって一対のマニホールド110A、110Bに、加圧空気が交互に供給されることにより、各マニホールド110A、110Bに対応するピストン108が加圧空気によって下方に加圧され、印刷剤をノズル120の導入部120aに押し込むことが可能になる。
【0056】
以上説明したように、上述した実施形態においては、印刷剤を加圧する加圧ピストン108の昇降特性は、ノズル120の長手方向の寸法に依存しない結果、比較的長尺のスキージにも廉価なコストで対応することができ、印刷剤の供給不良を確実に防止することが可能になる。
【0057】
特に、各加圧ピストン108が共通のマニホールド110A(110B)に接続されているので、複数の加圧ピストン108を単一の加圧空気供給装置104で一斉に駆動することができる結果、比較的コンパクトで簡素な構成で複数の加圧ピストン108を駆動でき、装置の小型化や低廉化に寄与する。
【0058】
加えて、各加圧ピストン108が印刷剤充填室106aの最下部に設定されているので、印刷剤充填室106aに供給された印刷剤を概ね全てノズル120へ吐出させることが可能になり、供給された印刷剤をほとんど無駄なく使い切ることができる。
【0059】
また、各加圧ピストン108の全てが上昇したか否かを一括的に検出する検出手段としての光透過センサSを備えているので、全ての加圧ピストン108が上昇状態にあるべきときに加圧ピストン108が何れか1個でも降下した場合、これを光透過センサSが検出し、所定の制御を行うことが可能になる結果、より確実な加圧制御を行うことができることになる。
【0060】
さらに、前記印刷剤充填室106aに空気逃がし孔101aが設けられているので、印刷剤のノズル120からの吐出がスムーズになり、より印刷剤の吐出を確実に行うことができる。
【0061】
加えて、加圧ピストン108を印刷インターバル時に降下させる駆動手段(マニホールド110A、110B)を備えているので、駆動された加圧ピストン108によって加圧された印刷剤がいわば撹拌され、粘性を維持することになる結果、印刷剤の寿命が延び、メンテナンス性も向上する。
【0062】
さらに、ノズル120がマスクシート51に摺接するリップ122を有しているので、このリップ122をスキージとして印刷剤を塗布することができる結果、部品点数を低減でき、より簡素な構成でスクリーン印刷を施すことが可能になる。
【0063】
また、前記ノズル120が印刷剤充填室106aの下面に着脱可能なノズルホルダ130を介して保持されているとともに、このノズルホルダ130に形成された斜面に接合することにより、ノズルホルダ130を介してノズル120を印刷剤充填室106aに液密性を保持した状態で楔状に締め付ける締め付け部材(取り付けフレーム134の顎部134a)を着脱可能に備えているので、ノズル120の着脱が容易になり、メンテナンス性が一層向上する。
【0064】
上述した実施形態は本発明の好ましい具体例を例示したものに過ぎず、本発明は上述した実施形態に限定されない。
【0065】
例えば、上記ノズル120をゴム以外の材質(例えば金属)で構成することも可能である。或いは、上述したばね71、89、90の代りにエアークッションシリンダ等を用いることも可能である。
【0066】
その他、本発明の特許請求の範囲内で種々の変更が可能であることはいうまでもない。
【0067】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、印刷剤を加圧する加圧ピストンの昇降特性は、ノズルの長手方向の寸法に依存しないので、比較的長尺のスキージにも廉価なコストで対応することができ、印刷剤の供給不良を確実に防止することが可能になる。
【0068】
特に、各加圧ピストンが共通の加圧流体供給部に接続されている場合には、複数の加圧ピストンを単一の加圧流体供給部で一斉に駆動することができるので、比較的コンパクトで簡素な構成で複数の加圧ピストンを駆動でき、装置の小型化や低廉化に寄与する。
【0069】
さらに、各加圧ピストンの下死点が印刷剤充填室の最下部に設定されている場合には、印刷剤充填室に供給された印刷剤を概ね全てノズルへ吐出させることが可能になるので、供給された印刷剤をほとんど無駄なく使い切ることができる。
【0070】
また、各加圧ピストンの全てが上昇したか否かを一括的に検出する検出手段を備えている場合には、加圧ピストンが何れか1個でも降下した場合に、これを検出手段が検出し、所定の制御を行うことが可能になるので、この点からもノズルの長手方向の寸法に拘らず、より確実な加圧制御を行うことができることになる。
【0071】
さらに、前記印刷剤充填室に空気逃がし孔が設けられている場合には、印刷剤のノズルからの吐出がスムーズになるので、この点からもより印刷剤の吐出を確実に行うことができる。
【0072】
加えて、加圧ピストンを印刷インターバル時に所定のタイミングで降下させる駆動手段を備えている場合には、駆動された加圧ピストンによって加圧された印刷剤がいわば撹拌され、粘性を維持することになるので、印刷剤の寿命が延び、メンテナンス性も向上する。
【0073】
さらに、ノズルがマスクシートに摺接して印刷剤を吐出するリップ場合には、ノズルの吐出口をスキージとして印刷剤を印刷することができるので、部品点数を低減でき、より簡素な構成でスクリーン印刷を施すことが可能になる。
【0074】
また、前記ノズルが印刷剤充填室の下面に着脱可能なノズルホルダを介して保持されているとともに、このノズルホルダに形成された斜面に接合することにより、ノズルホルダを介してノズルを印刷剤充填室に液密性を保持した状態で楔状に締め付ける締め付け部材を着脱可能に備えている場合には、ノズルの着脱が容易になり、メンテナンス性が一層向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の要部を示す分解斜視図ある。
【図2】図1のスクリーン印刷機の側面略図である。
【図3】図1のスクリーン印刷機に係る印刷剤供給装置の斜視図である。
【図4】図1のスクリーン印刷機に係る印刷剤供給装置の平面図である。
【図5】図1のスクリーン印刷機に係る印刷剤供給装置の底面図である。
【図6】図1のスクリーン印刷機に係る印刷剤供給装置の断面図である。
【図7】図1のスクリーン印刷機に係る印刷剤供給装置の断面図である。
【図8】印刷ユニットの要部を模式的に示した断面略図であり、(A)はスキージをマスクシートへ降下させている状態、(B)はスキージをマスクシートから上昇させている状態をそれぞれ示している。
【図9】図1の実施形態に係るスクリーン印刷機の印刷過程を示す図である。
【符号の説明】
1 スクリーン印刷機
51 マスクシート
60 印刷ユニット
61 印刷剤供給装置
103 印刷剤供給シリンダ(印刷剤供給部)
107a 印刷剤充填室
108 加圧ピストン
110A、110Bマニホールド
120 ノズル
120b 吐出口
122 リップ
130 ノズルホルダ
134 取り付けフレーム(締め付け部材)
136 斜面
140 制御装置
W プリント基板

Claims (8)

  1. 基板の上面に重装されるマスクシートの上に印刷剤を供給するスクリーン印刷機の印刷剤供給装置において、前記マスクシートの上に印刷剤を吐出するノズルと、ノズルと連通する印刷剤充填室と、印刷剤充填室に印刷剤を供給する印刷剤供給部とを設け、前記印刷剤充填室に連通するシリンダ室と、このシリンダ室に摺動可能に配置されて供給された印刷剤を押し下げ可能な加圧ピストンとを、前記ノズルの長手方向に沿って複数個配設したことを特徴とするスクリーン印刷機の印刷剤供給装置。
  2. 各シリンダ室は、共通の加圧流体供給部に接続されていることを特徴とする請求項1記載のスクリーン印刷機の印刷剤供給装置。
  3. 各加圧ピストンは、印刷剤充填室の最下部に降下可能に設定されていることを特徴とする請求項1または2記載のスクリーン印刷機の印刷剤供給装置。
  4. 各加圧ピストンが予め定められた位置に上昇したか否かを一括的に検出する検出手段を備えていることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載のスクリーン印刷機の印刷剤供給装置。
  5. 前記印刷剤充填室に設けられ、当該印刷剤充填室内の空気を逃がす空気逃がし孔を備えていることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載のスクリーン印刷機の印刷剤供給装置。
  6. 前記加圧ピストンを印刷インターバル時に所定のタイミングで駆動する駆動手段を備えていることを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載のスクリーン印刷機の印刷剤供給装置。
  7. 前記ノズルは、マスクシートに摺接して印刷剤を吐出するスキージ状のリップが一体成型されていることを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載のスクリーン印刷機の印刷剤供給装置。
  8. 前記ノズルは、印刷剤充填室の下面に着脱可能なノズルホルダを介して保持されているとともに、このノズルホルダに形成された斜面に接合することにより、ノズルホルダを介してノズルを印刷剤充填室に液密性を保持した状態で楔状に締め付ける締め付け部材を着脱可能に備えていることを特徴とする請求項1乃至7の何れかに記載のスクリーン印刷機の印刷剤供給装置。
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