JP4329715B2 - 極薄容器の射出圧縮成形方法 - Google Patents

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本発明は、メモリーカードやICカードのような極薄容器の射出圧縮成形方法に関するものである。
従来より、底面肉厚が極薄肉の凹所を有する板状製品や極薄容器の射出圧縮成形方法としては、例えば、特許文献1や特許文献2に記載された方法が提供されている。これらの方法によれば、コアによる樹脂流の流動速度の差から生じがちな未充填部分を、圧縮により生じた余剰樹脂により補完することにより、凹所底面を極薄肉に形成して凹所を深く成形することができるものである。
また、流動性が良好であって薄肉部を成形性良く成形することができ、しかも耐熱性や耐衝撃性に優れたメモリーカード用熱可塑性樹脂組成物も提供されている(例えば、特許文献3参照。)。
特開2002−240112号公報 特開2002−240113号公報 特開2003−160723号公報
しかしながら、従来の技術では、ウェルドライン(ウェルドマーク)やバリの発生を十分に防止することができず、極薄容器の外観が損なわれるという問題がある。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、従来よりもウェルドライン(ウェルドマーク)及びバリの発生を防止することができる極薄容器の射出圧縮成形方法を提供することを目的とするものである。
本発明の請求項1に係る極薄容器の射出圧縮成形方法は、凹所1を設けて形成されるキャビティ金型2と圧縮コア3を設けて形成されるコア金型4とからなる射出圧縮成形金型5を用いて極薄容器6を射出圧縮成形するにあたって、まずキャビティ金型2とコア金型4とを近接させていき、型締圧が最終的な型締圧の20±5%に達した段階で射出圧縮成形金型5のキャビティ7に成形材料8を射出し、型締圧が最終的な型締圧の80±5%に達した段階で圧縮コア3をキャビティ7に進入させ、型締圧が最終的な型締圧に達した段階で成形材料8を硬化させた後、型開きを行って極薄容器6を取り出すことを特徴とするものである。
本発明の請求項2に係る極薄容器の射出圧縮成形方法は、凹所1を設けて形成されるキャビティ金型2と圧縮コア3を設けて形成されるコア金型4とからなる射出圧縮成形金型5を用いて極薄容器6を射出圧縮成形するにあたって、圧縮コア3がメインコア9とサブコア10とを隣接して形成されており、まずキャビティ金型2とコア金型4とを近接させていき、型締圧が最終的な型締圧の20±5%に達した段階で射出圧縮成形金型5のキャビティ7に成形材料8を射出し、型締圧が最終的な型締圧の80±5%に達した段階でメインコア9をキャビティ7に進入させ、型締圧が最終的な型締圧に達した段階でサブコア10をキャビティ7に進入させ、成形材料8を硬化させた後、型開きを行って極薄容器6を取り出すことを特徴とするものである。
請求項3の発明は、請求項2において、メインコア9とサブコア10との隣接面11が波型形状であることを特徴とするものである。
本発明の請求項1に係る極薄容器の射出圧縮成形方法によれば、型締圧が最終的な型締圧の20±5%に達した段階で射出圧縮成形金型のキャビティに成形材料を射出するので、ウェルドライン(ウェルドマーク)の発生を防止することができるものであり、また、型締圧が最終的な型締圧の80±5%に達した段階で圧縮コアをキャビティに進入させるので、バリの発生を防止することができるものである。よって、極薄容器の外観を従来よりも改善することができるものである。
本発明の請求項2に係る極薄容器の射出圧縮成形方法によれば、型締圧が最終的な型締圧の20±5%に達した段階で射出圧縮成形金型のキャビティに成形材料を射出するので、ウェルドライン(ウェルドマーク)の発生を防止することができるものであり、また、型締圧が最終的な型締圧の80±5%に達した段階でメインコアをキャビティに進入させるので、バリの発生を防止することができるものであり、また、型締圧が最終的な型締圧に達した段階でサブコアをキャビティに進入させるので、ヒケの発生を防止して寸法精度を高めることができるものである。よって、極薄容器の外観を従来よりも改善することができるものである。
請求項3の発明によれば、射出圧縮成形金型におけるエアーベント効果をより大きく得ることができ、キャビティにおける成形材料の充填不足を防止し、成形品である極薄容器に空気(ボイド)が一切包含されないようにすることができるものである。
以下、本発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明に係る極薄容器の射出圧縮成形方法の一例を示すものであり、この方法によれば、次のようにして極薄容器6を成形することができる。
本実施形態では、図1(a)に示すように、キャビティ金型2とコア金型4とからなる射出圧縮成形金型5を用いる。キャビティ金型2は、コア金型4に対向する面に凹所1を設けて形成されている。この凹所1の底面は平坦に形成されている。また、キャビティ金型2には、凹所1に連通するようにゲート13を介してスプルー14が形成されている。一方、コア金型4は、圧縮コア3を設けて形成されている。コア金型4には、キャビティ金型2に対向する面に凹所12が設けられており、この凹所12にコア挿入孔15が形成されている。圧縮コア3は、このコア挿入孔15に挿入して設けられており、キャビティ金型2に近接する方向及びキャビティ金型2から離間する方向に摺動可能に形成してある。また、圧縮コア3の先端面は平坦に形成されており、この面が凹所12の底面の一部を構成している。
そして、極薄容器6を射出圧縮成形するにあたっては、図1(a)に示す型開きの状態から、まずキャビティ金型2とコア金型4とを近接させていく。この段階においては、圧縮コア3は、図1(a)に示すように、凹所12内に突出しておらず、凹所12の底面の一部を構成する状態を維持している。キャビティ金型2とコア金型4とを近接させて型締めを行うと、両者の凹所1,12で射出圧縮成形金型5のキャビティ7が形成されることとなる。なお、本発明は、図1に示すような1個取り金型に限定されるものではなく、多数個取り金型にも適用することができる。
さらにキャビティ金型2とコア金型4とを近接させる向きに圧力をかけていくと、型締圧が徐々に大きくなるが、この型締圧が最終的な型締圧の20±5%に達した段階で、図1(b)に示すように、溶融状態の成形材料8をスプルー14からゲート13を通じて射出圧縮成形金型5のキャビティ7に射出する。ここで、最終的な型締圧とは、図1(d)に示すように、成形材料8を硬化させる際の型締圧(又は型開きを行う直前の型締圧)をいい、1個取り金型であるか多数個取り金型であるかにもよるが、例えば、500〜1500MPaに設定することができる。また、成形材料8としては、特に限定されるものではないが、例えば、ポリカーボネート(PC)のような熱可塑性樹脂を用いることができる。この段階において、キャビティ7の全容積の85〜93体積%を成形材料8で占有することができ、残りの15〜7体積%が未充填部分となる。このように、型締圧が最終的な型締圧の20±5%に達した段階で射出圧縮成形金型5のキャビティ7に成形材料8を射出すると、射出圧縮成形金型5のパーティングライン(キャビティ金型2とコア金型4の接合面)からキャビティ7内の空気が適度に抜けて、ウェルドライン(ウェルドマーク)の発生を防止することができるものである。しかし、成形材料8を射出する段階において、型締圧が最終的な型締圧の15%より小さいと、射出圧縮成形金型5のパーティングラインから成形材料8が漏れてしまい、逆に、型締圧が最終的な型締圧の25%より大きいと、キャビティ7内の空気の抜け性が悪くなり、いずれの場合もウェルド不良を解消することができない。
さらにキャビティ金型2とコア金型4とを近接させる向きに圧力をかけて、型締圧が最終的な型締圧の80±5%に達した段階で、図1(c)に示すように、圧縮コア3をキャビティ7に進入させる。そうすると、圧縮コア3によって成形材料8が未充填部分側に押し出され、キャビティ7の全容積の93〜99体積%を成形材料8及び圧縮コア3の先端部分で占有することができ、残りの7〜1体積%が未充填部分となる。このように、型締圧が最終的な型締圧の80±5%に達した段階で圧縮コア3をキャビティ7に進入させるようにすると、バリの発生を防止することができるものである。しかし、圧縮コア3をキャビティ7に進入させる段階において、型締圧が最終的な型締圧の75%より小さいと、射出圧縮成形金型5のパーティングラインから成形材料8が漏れてバリが発生し、逆に、型締圧が最終的な型締圧の85%より大きいと、キャビティ7内の空気の抜け性が悪くなり、キャビティ7内に残存する未充填部分を無くすことができず、成形品である極薄容器6に空気が包含されるという問題が生じる。
さらにキャビティ金型2とコア金型4とを近接させる向きに圧力をかけて、型締圧が最終的な型締圧に達した段階で、図1(d)に示すように、成形材料8を硬化させる。ここで、圧縮コア3は、図1(c)に示す段階から引き続きキャビティ7に進入させており、これによって未充填部分を無くすことができる。そして、圧縮コア3の先端面と凹所1の底面との距離が所望の極薄容器6の底面の厚さと等しくなったときに、圧縮コア3の進入を停止させて、成形材料8を硬化させる。所望の極薄容器6の底面の厚さは、特に限定されるものではないが、例えば、0.05〜0.5mmに設定することができる。なお、成形材料8として熱可塑性樹脂を用いる場合には、射出圧縮成形金型5を冷却することによって、成形材料8を硬化させることができる。
その後、図1(e)に示すように、キャビティ金型2とコア金型4とを離間させて型開きを行うと、ウェルド不良もバリ不良もみられない極薄容器6を取り出すことができるものである。このように、本発明に係る極薄容器の射出圧縮成形方法によれば、極薄容器6の外観を従来よりも改善することができるものである。なお、図1(a)に示す段階において、圧縮コア3は、凹所12内に突出させないようにしているが、これに限定されるものではなく、極薄容器6の底部の肉厚の2〜5倍の圧縮代を残してキャビティ7内に突出させておいてもよい。
図2は本発明に係る極薄容器の射出圧縮成形方法の他例を示すものであり、この方法によれば、次のようにして極薄容器6を成形することができる。
本実施形態では、図2(a)に示すように、キャビティ金型2とコア金型4とからなる射出圧縮成形金型5を用いる。キャビティ金型2は、コア金型4に対向する面に凹所1を設けて形成されている。この凹所1の底面は平坦に形成されている。また、キャビティ金型2には、凹所1に連通するようにゲート13を介してスプルー14が形成されている。一方、コア金型4は、圧縮コア3を設けて形成されている。コア金型4には、キャビティ金型2に対向する面に凹所12が設けられており、この凹所12にコア挿入孔15が形成されている。圧縮コア3は、このコア挿入孔15に挿入して設けられており、キャビティ金型2に近接する方向及びキャビティ金型2から離間する方向に摺動可能に形成してある。また、圧縮コア3の先端面は平坦に形成されており、この面が凹所12の底面の一部を構成している。
ここで、圧縮コア3は、図2に示すように、メインコア9とサブコア10とに分割されていると共にこれらを隣接して形成されている。圧縮コア3の先端面は、メインコア9及びサブコア10の先端面からなるが、圧縮コア3の先端面の総面積に対して、メインコア9の先端面の面積は60〜80%、サブコア10の先端面の面積は40〜20%に設定することができる。圧縮コア3は、図2に示すように、サブコア10よりもメインコア9の方がゲート13の近傍に配置されるように、コア挿入孔15に挿入して設けられている。メインコア9及びサブコア10は、それぞれ独立して、キャビティ金型2に近接する方向及びキャビティ金型2から離間する方向に摺動可能に形成してある。メインコア9とサブコア10との隣接面11は、平坦面であってもよいが、図3(図2(a)のA−A線断面図)に示すように、波型形状であることが好ましい。このようにメインコア9とサブコア10との隣接面11が波型形状であれば、射出圧縮成形金型5におけるエアーベント効果をより大きく得ることができ、キャビティ7における成形材料8の充填不足を防止し、成形品である極薄容器6に空気(ボイド)が一切包含されないようにすることができるものである。
そして、極薄容器6を射出圧縮成形するにあたっては、図2(a)に示す型開きの状態から、まずキャビティ金型2とコア金型4とを近接させていく。この段階においては、圧縮コア3は、図2(a)に示すように、凹所12内に突出しておらず、凹所12の底面の一部を構成する状態を維持している。キャビティ金型2とコア金型4とを近接させて型締めを行うと、両者の凹所1,12で射出圧縮成形金型5のキャビティ7が形成されることとなる。なお、本発明は、図2に示すような1個取り金型に限定されるものではなく、多数個取り金型にも適用することができる。
さらにキャビティ金型2とコア金型4とを近接させる向きに圧力をかけていくと、型締圧が徐々に大きくなるが、この型締圧が最終的な型締圧の20±5%に達した段階で、図2(b)に示すように、溶融状態の成形材料8をスプルー14からゲート13を通じて射出圧縮成形金型5のキャビティ7に射出する。ここで、最終的な型締圧とは、図2(d)に示すように、成形材料8を硬化させる際の型締圧(又は型開きを行う直前の型締圧)をいい、1個取り金型であるか多数個取り金型であるかにもよるが、例えば、500〜1500MPaに設定することができる。また、成形材料8としては、特に限定されるものではないが、例えば、ポリカーボネート(PC)のような熱可塑性樹脂を用いることができる。この段階において、キャビティ7の全容積の80〜93体積%を成形材料8で占有することができ、残りの20〜7体積%は未充填部分となる。このように、型締圧が最終的な型締圧の20±5%に達した段階で射出圧縮成形金型5のキャビティ7に成形材料8を射出すると、射出圧縮成形金型5のパーティングライン(キャビティ金型2とコア金型4の接合面)からキャビティ7内の空気が適度に抜けて、ウェルドライン(ウェルドマーク)の発生を防止することができるものである。しかし、成形材料8を射出する段階において、型締圧が最終的な型締圧の15%より小さいと、射出圧縮成形金型5のパーティングラインから成形材料8が漏れてしまい、逆に、型締圧が最終的な型締圧の25%より大きいと、キャビティ7内の空気の抜け性が悪くなり、いずれの場合もウェルド不良を解消することができない。
さらにキャビティ金型2とコア金型4とを近接させる向きに圧力をかけて、型締圧が最終的な型締圧の80±5%に達した段階で、図2(c)に示すように、メインコア9をキャビティ7に進入させる。このときサブコア10は、凹所12内に突出しておらず、凹所12の底面の一部を構成する状態を維持している。そうすると、メインコア9によって成形材料8が未充填部分側に押し出され、キャビティ7の全容積の93〜99体積%を成形材料8及びメインコア9の先端部分で占有することができ、残りの7〜1体積%が未充填部分となる。このように、型締圧が最終的な型締圧の80±5%に達した段階でメインコア9をキャビティ7に進入させるようにすると、バリの発生を防止することができるものである。しかし、メインコア9をキャビティ7に進入させる段階において、型締圧が最終的な型締圧の75%より小さいと、射出圧縮成形金型5のパーティングラインから成形材料8が漏れてバリが発生し、逆に、型締圧が最終的な型締圧の85%より大きいと、キャビティ7内の空気の抜け性が悪くなり、キャビティ7内に残存する未充填部分を無くすことができず、成形品である極薄容器6に空気が包含されるという問題が生じる。
さらにキャビティ金型2とコア金型4とを近接させる向きに圧力をかけて、型締圧が最終的な型締圧に達した段階で、図2(d)に示すように、サブコア10をキャビティ7に進入させる。ここで、メインコア9は、図2(c)に示す段階から引き続きキャビティ7に進入させており、メインコア9及びサブコア10の進入によって未充填部分を無くすことができる。このように、型締圧が最終的な型締圧に達した段階でサブコア10をキャビティ7に進入させると、ヒケの発生を防止することができると共に、極薄容器6の寸法精度を高めることができるものである。そして、メインコア9及びサブコア10の先端面を面一にして、この面と凹所1の底面との距離が所望の極薄容器6の底面の厚さと等しくなったときに、圧縮コア3の進入を停止させて、成形材料8を硬化させる。所望の極薄容器6の底面の厚さは、特に限定されるものではないが、例えば、0.05〜0.5mmに設定することができる。なお、成形材料8として熱可塑性樹脂を用いる場合には、射出圧縮成形金型5を冷却することによって、成形材料8を硬化させることができる。
その後、図2(e)に示すように、キャビティ金型2とコア金型4とを離間させて型開きを行うと、ウェルド不良もバリ不良もヒケ不良もみられない極薄容器6を取り出すことができるものである。このように、本発明に係る極薄容器の射出圧縮成形方法によれば、極薄容器6の外観を従来よりも改善することができると共に寸法精度を高めることもできるものである。
本発明の実施の形態の一例を示すものであり、(a)〜(e)は各工程の概略断面図である。 本発明の実施の形態の他例を示すものであり、(a)〜(e)は各工程の概略断面図である。 図2(a)のA−A線断面図である。
符号の説明
1 凹所
2 キャビティ金型
3 圧縮コア
4 コア金型
5 射出圧縮成形金型
6 極薄容器
7 キャビティ
8 成形材料
9 メインコア
10 サブコア
11 隣接面

Claims (3)

  1. 凹所を設けて形成されるキャビティ金型と圧縮コアを設けて形成されるコア金型とからなる射出圧縮成形金型を用いて極薄容器を射出圧縮成形するにあたって、まずキャビティ金型とコア金型とを近接させていき、型締圧が最終的な型締圧の20±5%に達した段階で射出圧縮成形金型のキャビティに成形材料を射出し、型締圧が最終的な型締圧の80±5%に達した段階で圧縮コアをキャビティに進入させ、型締圧が最終的な型締圧に達した段階で成形材料を硬化させた後、型開きを行って極薄容器を取り出すことを特徴とする極薄容器の射出圧縮成形方法。
  2. 凹所を設けて形成されるキャビティ金型と圧縮コアを設けて形成されるコア金型とからなる射出圧縮成形金型を用いて極薄容器を射出圧縮成形するにあたって、圧縮コアがメインコアとサブコアとを隣接して形成されており、まずキャビティ金型とコア金型とを近接させていき、型締圧が最終的な型締圧の20±5%に達した段階で射出圧縮成形金型のキャビティに成形材料を射出し、型締圧が最終的な型締圧の80±5%に達した段階でメインコアをキャビティに進入させ、型締圧が最終的な型締圧に達した段階でサブコアをキャビティに進入させ、成形材料を硬化させた後、型開きを行って極薄容器を取り出すことを特徴とする極薄容器の射出圧縮成形方法。
  3. メインコアとサブコアとの隣接面が波型形状であることを特徴とする請求項2に記載の極薄容器の射出圧縮成形方法。
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