JP4329619B2 - 検査用映像出力装置、デジタル映像再生装置用検査装置及びデジタル映像再生装置用検査システム - Google Patents

検査用映像出力装置、デジタル映像再生装置用検査装置及びデジタル映像再生装置用検査システム Download PDF

Info

Publication number
JP4329619B2
JP4329619B2 JP2004153887A JP2004153887A JP4329619B2 JP 4329619 B2 JP4329619 B2 JP 4329619B2 JP 2004153887 A JP2004153887 A JP 2004153887A JP 2004153887 A JP2004153887 A JP 2004153887A JP 4329619 B2 JP4329619 B2 JP 4329619B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
inspection
video signal
video
digital video
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004153887A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005340970A (ja
Inventor
一博 野沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Funai Electric Co Ltd filed Critical Funai Electric Co Ltd
Priority to JP2004153887A priority Critical patent/JP4329619B2/ja
Publication of JP2005340970A publication Critical patent/JP2005340970A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4329619B2 publication Critical patent/JP4329619B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)

Description

本発明は、デジタル映像再生装置の検査に関する。
従来、デジタル放送受信装置、DVD再生装置などのデジタル映像再生装置の生産時における映像の出力異常を検査するための様々な技術が開発されている。例えば、特許文献1には、1つのモニタ上にカラーバー信号、マルチバースト信号、黒縦線を出力表示するビデオ信号発生器が開示されている。この技術によると、再生画像の確認で商品の良否を判断でき、検査時間を短縮でき、信号発生器の種類を1つにすることができる。
また、特許文献2の画像入出力装置は、画像入力部から入力したアナログ映像信号をデジタル画像データに変換してフレームメモリに格納する一方、フレームメモリからデータを読み出してアナログ信号に変換し、画像出力部から映像表示装置に出力する。この技術によると、画像入出力装置単体で入力、出力両方を検査できる。
なお、デジタル映像記録再生装置においてアナログビデオ信号をデジタル信号に変換する際、特許文献3に記載されるようにアナログビデオ信号の垂直ブランキング期間に重畳した文字情報を検出して符号化し、文字情報を取り除いた映像信号を記録媒体に記録することができる。
特開平9−98447号公報 特開2002−345002号公報 特開2001−69452号公報
ところが、特許文献1の技術では、再生画面を目視して確認する必要があるため、特に検査時にその異常が再現されにくいエージング時の検査での検査精度に問題があり、量産性、効率性の低下につながる。また、特許文献2の技術は、出力の検査のみを行う場合には入力検査の機能は不要となる。本発明の目的は、デジタル映像再生装置の検査を簡易化させることにある。
請求項1記載の発明は、同一画像からなる検査用画像が所定の時間間隔ごとに挿入されたアナログ映像信号が入力され、そのアナログ映像信号における前記検査用画像の垂直ブランキング期間にパルス信号を重畳する重畳手段と、前記パルス信号の重畳されたアナログ映像信号からMPEGストリームを作成する作成手段と、前記MPEGストリームをデジタル映像信号として出力する映像信号出力手段と、前記映像信号出力手段からのデジタル映像信号が入力されたデジタル映像再生装置より出力する映像信号の入力を受け付ける入力手段と、前記入力手段に入力され映像信号における前記検査用画像の垂直ブランキング期間に重畳されたパルス信号を検出する検出手段と、前記検出手段が前記所定の時間間隔ごとに前記パルス信号検出するのに伴ってそのパルス信号が垂直ブランキング期間に重畳されている映像信号に対応する画像をフレームから取得する取得手段と、前記取得手段が前回および今回にそれぞれ取得した2つの画像一致するか否かを判定し、一致しないと判定した場合所定の第1信号を出力する第1信号出力手段と、前記パルス信号が前記所定の時間間隔内に前記検出手段で検出されたか否かを判定し、検出されないと判定した場合所定の第2信号を出力する第2信号出力手段と、を備えることをを備えることを特徴とするデジタル映像再生装置用検査システムである。
本発明によると、所定の時間間隔ずつ、例えば1秒間ずつ所定の画像が各フレームに挿入されたMPEGストリームがデジタル映像信号として出力される。デジタル映像信号の出力とは、例えばアンテナによるデジタル放送受信チューナへの無線送出や、DVDやハードディスクなどの記録媒体への出力(記録)等、各種のデジタル映像再生装置で再生可能なデジタル映像信号の出力である。そして、例えば検査用映像出力装置から無線送出されたデジタル映像信号をデジタル放送受信チューナで受信し、あるいはこの装置によりDVDに記録された映像信号をDVDプレーヤで読み取り、受信あるいは読み取った映像信号のMPEGストリームに挿入された各画像が一致するか否かを判定することで、チューナでの映像信号の受信、DVDプレーヤやハードディスクレコーダ等での映像信号の読み取り、チューナやDVDプレーヤ等での映像信号の復調やデコード等の各種処理の過程で映像信号にノイズが混入したか否かを判断できる。即ち、本発明のようなMPEGストリームを出力すれば、デジタル映像再生装置で画像にノイズが混入するか否かを確認する検査を簡易化でき、特に検査時にその異常が再現されにくいエージング時の検査において効果的である。なお、所定の画像とは、同一の画像であれば何でもよく、例えばカラーバー、モノスコープ、グレースケール、クロスハッチなどである。また、所定の画像が挿入されたフレーム以外のフレームにテレビ放送映像などの任意の画像を挿入してもよい。
請求項記載の発明は、デジタル映像再生装置の出力映像の異常の有無を検査するための映像信号を前記デジタル映像再生装置に対し出力する検査用映像出力装置であって、
同一画像からなる検査用画像が所定の時間間隔ごとに各フレームにそれぞれ挿入されたアナログ映像信号が入力され、そのアナログ映像信号における前記検査用画像の垂直ブランキング期間にパルス信号を重畳する重畳手段と、前記パルス信号が重畳されたアナログ映像信号に基づいてMPEGストリームを作成する作成手段と、前記MPEGストリームをデジタル映像信号として出力する映像信号出力手段とを備えることを特徴とする検査用映像出力装置である。
本発明によると、デジタル映像信号の出力先においてパルス信号に同期させて所定の画像を取得させることができ、挿入された画像の取得の正確さが増す。
請求項記載の発明は、前記検査用画像として、マルチフォーマット・カラーバー、モノスコープ、グレースケール、クロスハッチの何れかを用いることを特徴とする請求項2記載の検査用映像出力装置である。
本発明によると、検査用画像の映像信号にノイズが混入した場合、ノイズの混入についてさらに詳しい情報を得ることができる。例えば、検査用画像をマルチフォーマット・カラーバーとすれば、HDモニタの黒レベル輝度設定信号、SDモニタの黒レベル輝度設定信号、モニタのクロマ調整用信号等にノイズが混入している否かを確認できる。また、検査目的に応じて検査用画像をマチフォーマット・カラーバー、モノスコープ、グレースケール、クロスハッチの何れかに変えることも可能となる。
請求項記載の発明は、請求項2または3に記載の検査用映像出力装置の前記映像信号出力手段からのデジタル映像信号が入力されたデジタル映像再生装置より出力する映像信号の入力を受け付ける入力手段と、
前記入力手段に入力され映像信号のフレームから前記所定の時間間隔ごとに前記検査用画像を取得する取得手段と、
前記取得手段が前回および今回にそれぞれ取得した2つの画像一致するか否かを判定して、一致しないと判定した場合所定の第1信号を出力する第1信号出力手段と、
を備えることを特徴とするデジタル映像再生装置用検査装置ある。
本発明によると、検査用映像出力装置からデジタル放送受信チューナやDVDプレーヤ等のデジタル映像再生装置に出力されたMPEGストリームのフレームに挿入された所定の画像同士が一致するか否かが判断され、一致しない場合は第1信号が出力される。即ち、チューナでの映像信号の受信、DVDプレーヤでの映像信号の読み取り、あるいはチューナやDVDプレーヤでの映像信号の復調、デコード等の各種処理の過程で映像信号にノイズが混入したか否かを第1信号の出力で判断でき、検査を簡易化できる。なお、所定の第1信号とは、例えば画像同士が一致しない旨を記録媒体に記録するための信号や、モニタ上に表示するための信号等であるが、本装置から出力される信号であればこれらに限定
されない。
請求項記載の発明は、前記入力手段に入力され映像信号の垂直ブランキング期間に重畳されたパルス信号を検出する検出手段をさらに備え、
前記取得手段は、前記検出手段が前記所定の時間間隔ごとに前記パルス信号検出するのに伴ってそのパルス信号が垂直ブランキング期間に重畳されている映像信号に対応する画像をフレームから取得することを特徴とする請求項記載デジタル映像再生装置用検査装置である。
本発明によると、パルス信号に同期させて所定の画像を取得することができる。
請求項記載の発明は、前記パルス信号が前記所定の時間間隔内に前記検出手段で検出されたか否かを判定して、検出されないと判定した場合所定の第2信号を出力する第2信号出力手段をさらに備えることを特徴とする請求項記載のデジタル映像再生装置用検査装置である。
本発明によると、パルス信号が所定の時間間隔内で検出されなかった場合、所定の第2信号が出力される。従って、デジタル放送受信チューナのようなデジタル機器特有の所謂フリーズ現象が生じた場合でも、これを第2信号の出力から容易に知ることができる。なお、所定の第2信号とは、パルス信号が所定の時間間隔内で検出されなかった旨を記録媒体に記録するための信号や、モニタ上に表示するための信号等であるが、本装置から出力される信号であればこれらに限定されない。
本発明によれば、MPEGストリームのフレームに挿入された各画像が一致するか否かを判定することで、デジタル映像再生装置の再生画像にノイズが混入するか否かを容易に検査できる。
<第1実施形態>
(1)概略構成
図1は、本発明の第1実施形態に係るデジタル放送受信装置検査システムの機能構成図である。このシステムは、検査用映像送出装置1及び検査装置3を含んでおり、量産されるデジタル放送受信装置2の出力映像の異常を検査するために用いられる。検査用映像送出装置1は、パルス重畳部10、検査用MPEGストリーム作成部(以下、作成部)11、MPEGエンコーダ12、TS作成部13、変調器14、及び送出器15を備えている。パルス重畳部10は、入力されるアナログ映像信号の所定位置にパルス信号を重畳して作成部11に出力するが、詳細な機能は後述する。作成部11は、パルス重畳部10から出力されたアナログ映像信号から後述の検査用MPEGストリームを作成する。MPEGエンコーダ12は、検査用MPEGストリームをデジタル圧縮してエンコードする。TS作成部は、エンコードされた検査用MPEGストリームからトランスポートストリーム(TS)を作成する。変調器14は、作成されたTSから放送信号を変調する。送出器15は、アンテナ16から放送信号をデジタル放送受信装置2に送出する。なお、この検査用映像送出装置1の構成は一例であり、その他の機能、例えば映像データ、音声データ、番組情報等を多重化するマルチプレクサを有していてもよい。
デジタル放送受信装置2は、チューナ21、復調部及び誤り訂正部(FEC)、デスクランブラ23、デマルチプレクサ(DEMUX)24、音声デコーダ25、映像デコーダ26、及び信号変換回路28を備えている。チューナ21は、アンテナ20から検査用映像送出装置1の送出した放送信号を受信する。復調部及びFEC22は、受信した信号の復調及び誤りの訂正処理を行う。DEMUX24は、音声データや映像データ及び番組情報等が多重化されている放送信号から各データを分離抽出する。デスクランブラ23は、復調された放送信号に付加されている不正視聴防止用のスクランブル信号を解除する。音声デコーダ25は、デジタル圧縮された音声データをアナログ信号にデコードして各種オーディオ機器に出力する。映像デコーダ26は、デジタル圧縮された映像データを展開してRGB信号にデコードする。信号変換回路28は、RGB信号を例えばコンポジットビデオ信号にダウンコンバートし、検査装置3あるいはテレビ受像機等に出力する。なお、このデジタル放送受信装置2の構成は一例であり、その他の機能、例えばDEMUX24から分離された番組情報から電子番組案内データを作成する機能などを有していてもよい。あるいは、デジタル放送受信装置2を内蔵するビデオテープレコーダ、DVDレコーダ、ハードディスクビデオレコーダ等に本システムを用いてもよい。
検査装置3は、A/Dデコーダ31、メモリ32、CPU33、パルス検出部34及びタイマ35を備えている。A/Dデコーダ31は、信号変換回路28から出力されたアナログ映像信号をデジタル映像信号にデコードしてメモリ32に出力する。ここでは、説明の簡略のため図4に示す後述の検査用MPEGストリームの画像を1フレームずつ出力するものとする。メモリ32は、CPU33の指示に応じてA/Dデコーダ31から出力される画像を1フレームずつ記憶する。CPU33は、後述の検査処理を行うが、詳細は後述する。パルス検出部34は、パルス重畳部10が重畳したパルス信号を信号変換回路28の出力したアナログ映像信号から検出してCPU33にパルス検出信号を出力する。タイマ35は、CPU33の指示に応じて経過時間の計測を開始し、計測開始から経過した時間をCPU33に出力する。なお、検査装置3は、例えばビデオキャプチャボードを備えるパソコンなどにより構成可能である。
(2)機能構成
(2−1)パルス重畳部
パルス重畳部10には、テレビ放送映像などの任意の動画を構成する画像及びこの動画の中に所定時間間隔Tごと(例えば、1秒ごと)に挿入された同一の静止画像である検査画像を伝送するアナログ映像信号(以下、入力信号)が入力される。ここで、検査画像は同一の画像であれば何でもよく、例えばノイズ検出用のカラーバー、モノスコープ、グレースケール、クロスハッチなどである。図2は、入力信号を模式的に例示したものであり、動画の映像信号をV、所定時間間隔Tごとに動画の間に挿入された検査画像の映像信号をV’で示している。パルス重畳部10は、入力信号における検査画像の映像信号V’の垂直ブランキング期間Iにパルス信号Pを重畳し、作成部11に出力する。図3は、パルス重畳部10によりパルス信号Pが重畳されて作成部11に出力されるアナログ映像信号を模式的に例示している。
(2−2)作成部
作成部11は、パルス重畳部10から出力されたアナログ映像信号からMPEGストリームを作成する。図4は、作成部11が作成する検査用MPEGストリームの概念説明図である。このMPEGストリームは、テレビ放送映像などの任意の動画を構成する画像である動画1、動画2、動画3、・・と、同一の画像である検査画像とを各フレームが含んで構成される。検査画像は、MPEGストリームのフレームに所定時間間隔Tごと、例えば1秒ごとに挿入されている。
(3)検査処理
検査装置3のCPU33は、デジタル放送受信装置2の映像の出力異常を検査するための検査処理を行う。以下、図5のフローチャートに基づいて検査処理の流れを説明する。
ステップ(以下、Sで表す)1:CPU33は、タイマ35に経過時間の計測開始を指示する。タイマ35は、この指示に応じて経過時間の計測を開始する。
S2:CPU33は、パルス検出部34からパルス検出信号が出力されたか否かを判断する。出力された場合、S3に移行する。出力されない場合、S7に移行する。
S3:CPU33は、S2で検出されたパルス信号が垂直ブランキング期間に重畳されている映像信号に対応する画像を1フレーム分メモリ32に記憶させる。また、CPU33は、S1の経過時間計測開始からS2のパルス信号検出までの経過時間をタイマ35から取得してメモリ32に記憶させる。
S4:CPU33は、S3で記憶した画像が1フレーム分だけであるか否かを判断する。1フレーム分だけである場合、S2に戻り次回のパルス検出信号の出力を待機する。2フレーム分以上の画像が記憶されている場合、S5へ移行する。
S5:CPU33は、前回記憶されたフレームの画像と今回記憶されたフレームの画像とが同一であるか否かを判断する。同一の場合、S2に戻り次回のパルス検出信号の出力を待機する。異なる場合、S6に移行する。なお、完全に一致する場合のみに同一と判断するのではなく、所定の範囲内での不一致も同一と判断するようにしてもよい。
S6:CPU33は、映像信号にノイズが発生していることを示すノイズ発生アラートをメモリ32や印刷媒体などに記録する。そして、S2に戻る。
S7:CPU33は、タイマ35の計測時間を参照し、S1の経過時間計測開始から所定時間間隔Tが経過したか否かを判断する。経過した場合、S8に移行する。経過していない場合、S2に戻る。
S8:CPU33は、デジタル放送受信装置2がハングアップしていることを示すハングアップアラートをメモリ32や印刷媒体などに記録する。そして、S9に移行する。なお、タイマ35の計測時間を参照し、ハングアップしている時間を記録するようにしてもよい。
S9:CPU33は、パルス検出部34からパルス検出信号が出力されたか否かを判断する。出力された場合、S2に戻る。出力されない場合、出力されるまでこの判断を繰り返す。
(4)本実施形態に係るデジタル放送受信装置検査システムの特徴
検査処理のS6では、前回記憶されたフレームの画像と今回記憶されたフレームの画像とが異なる場合、ノイズ発生アラートが記録される。このため、チューナ21、復調部及びFEC部22、DEMUX24などの異常によりデコードされた映像にノイズが混入していることがノイズ発生アラートの記録から知ることができる。従って、従来のようにデジタル放送受信装置2から出力される映像信号をタイムラプスビデオ等でコマ撮りし、短い再生時間内で撮影映像を目視して映像の異常を監視したりする必要がなく、特に検査時にその異常が再現されにくいエージング時の検査の効率性が増し、検査負担が軽減されてデジタル放送受信装置2の生産性が向上する。
また、検査処理のS8では、所定時間間隔T(例えば、1秒)パルス信号が検出されない場合、ハングアップアラートが記録される。このため、デジタル放送受信装置2のようなデジタル機器特有の所謂フリーズ現象が生じた場合でも、これを検出することができる。なお、ハングアップアラートが記録された後にパルス信号が検出された場合、処理はS2に戻るため、一旦フリーズ現象が発生した場合でも復旧した場合には引き続き検査が可能である。
さらに、検査用MPEGストリームに挿入される検査画像は同一であれば何でもよいから、例えば検査画像をマルチフォーマット・カラーバーとすれば、HDモニタの黒レベル輝度設定用信号、SDモニタの黒レベル輝度設定用信号、モニタのクロマ調整用信号等にノイズが混入しているか否かを確認できる。このように、検査目的に応じて検査画像を変えることも可能である。
<その他の実施形態>
第1実施形態の検査装置3は、デジタル放送受信装置2の検査に用いられたが、これと同様の構成の装置をその他のデジタル映像再生装置、例えばDVDプレーヤ、ビデオテープレコーダ、ハードディスクビデオレコーダなどに用いて検査することも可能である。例えば、図3に示すような、任意の動画の映像信号V、検査用画像の映像信号V’及びパルス信号Pを含む映像信号をDVDディスク、ビデオテープ、ハードディスクに記録する。そして、記録された映像信号の再生時にパルス検出部34がパルス信号を検出し、また再生時に映像信号V’のフレーム画像を第1実施形態と同様にCPU33がメモリ32に記憶させるように検査装置3を構成すれば、DVDプレーヤ、ビデオテープレコーダ、ハードディスクビデオレコーダなどの異常を検査できる。
デジタル放送受信装置検査システムの機能構成図。 入力信号の概念説明図。 映像信号の概念説明図。 検査用MPEGストリームの概念説明図。 検査処理の流れを示すフローチャート。
符号の説明
1:検査用映像送出装置
10:パルス重畳部
11:検査用MPEGストリーム作成部
2:デジタル放送受信装置
3:検査装置
34:パルス検出部

Claims (6)

  1. 同一画像からなる検査用画像が所定の時間間隔ごとに挿入されたアナログ映像信号が入力され、そのアナログ映像信号における前記検査用画像の垂直ブランキング期間にパルス信号を重畳する重畳手段と、
    前記パルス信号の重畳されたアナログ映像信号からMPEGストリームを作成する作成手段と、
    前記MPEGストリームをデジタル映像信号として出力する映像信号出力手段と、
    前記映像信号出力手段からのデジタル映像信号が入力されたデジタル映像再生装置より出力する映像信号の入力を受け付ける入力手段と、
    前記入力手段に入力され映像信号における前記検査用画像の垂直ブランキング期間に重畳されたパルス信号を検出する検出手段と、
    前記検出手段が前記所定の時間間隔ごとに前記パルス信号検出するのに伴ってそのパルス信号が垂直ブランキング期間に重畳されている映像信号に対応する画像をフレームから取得する取得手段と、
    前記取得手段が前回および今回にそれぞれ取得した2つの画像一致するか否かを判定し、一致しないと判定した場合所定の第1信号を出力する第1信号出力手段と、
    前記パルス信号が前記所定の時間間隔内に前記検出手段で検出されたか否かを判定し、検出されないと判定した場合所定の第2信号を出力する第2信号出力手段と、
    を備えることを特徴とするデジタル映像再生装置用検査システム。
  2. デジタル映像再生装置の出力映像の異常の有無を検査するための映像信号を前記デジタル映像再生装置に対し出力する検査用映像出力装置であって、
    同一画像からなる検査用画像が所定の時間間隔ごとに各フレームにそれぞれ挿入されたアナログ映像信号が入力され、そのアナログ映像信号における前記検査用画像の垂直ブランキング期間にパルス信号を重畳する重畳手段と、
    前記パルス信号が重畳されたアナログ映像信号に基づいてMPEGストリームを作成する作成手段と、
    前記MPEGストリームをデジタル映像信号として出力する映像信号出力手段と、
    を備えることを特徴とする検査用映像出力装置。
  3. 前記検査用画像として、マルチフォーマット・カラーバー、モノスコープ、グレースケール、クロスハッチの何れかを用いることを特徴とする請求項2記載の検査用映像出力装置。
  4. 請求項2または3に記載の検査用映像出力装置の前記映像信号出力手段からのデジタル映像信号が入力されたデジタル映像再生装置より出力する映像信号の入力を受け付ける入力手段と、
    前記入力手段に入力される映像信号のフレームから前記所定の時間間隔ごとに前記検査用画像を取得する取得手段と、
    前記取得手段が前回および今回にそれぞれ取得した2つの画像が一致するか否かを判定して、一致しないと判定した場合に所定の第1信号を出力する第1信号出力手段と、
    を備えることを特徴とするデジタル映像再生装置用検査装置。
  5. 前記入力手段に入力された映像信号の垂直ブランキング期間に重畳されたパルス信号を検出する検出手段をさらに備え、
    前記取得手段は、前記検出手段が前記所定の時間間隔ごとに前記パルス信号を検出するのに伴ってそのパルス信号が垂直ブランキング期間に重畳されている映像信号に対応する画像をフレームから取得することを特徴とする請求項4記載のデジタル映像再生装置用検査装置。
  6. 前記パルス信号が前記所定の時間間隔内に前記検出手段で検出されたか否かを判定して、検出されないと判定した場合に所定の第2信号を出力する第2信号出力手段をさらに備えることを特徴とする請求項5記載のデジタル映像再生装置用検査装置。
JP2004153887A 2004-05-24 2004-05-24 検査用映像出力装置、デジタル映像再生装置用検査装置及びデジタル映像再生装置用検査システム Expired - Fee Related JP4329619B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004153887A JP4329619B2 (ja) 2004-05-24 2004-05-24 検査用映像出力装置、デジタル映像再生装置用検査装置及びデジタル映像再生装置用検査システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004153887A JP4329619B2 (ja) 2004-05-24 2004-05-24 検査用映像出力装置、デジタル映像再生装置用検査装置及びデジタル映像再生装置用検査システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005340970A JP2005340970A (ja) 2005-12-08
JP4329619B2 true JP4329619B2 (ja) 2009-09-09

Family

ID=35494063

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004153887A Expired - Fee Related JP4329619B2 (ja) 2004-05-24 2004-05-24 検査用映像出力装置、デジタル映像再生装置用検査装置及びデジタル映像再生装置用検査システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4329619B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009278457A (ja) * 2008-05-15 2009-11-26 Sharp Corp テスト装置、テスト方法およびプログラム
CN105681780B (zh) * 2014-11-19 2018-06-15 深圳市中兴微电子技术有限公司 一种复合视频广播信号质量的测量方法和装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005340970A (ja) 2005-12-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN103891273B (zh) 传输方式、画质自适应型安全用摄像头及dvr系统
KR20100094335A (ko) 재생 장치, 표시 장치, 재생 방법 및 표시 방법
JP4794621B2 (ja) 送信装置及び送受信装置
JP3944329B2 (ja) コンポジット・ビデオ・カラー・フレームのアライメントを制御及び検出する装置及び方法
JP4329619B2 (ja) 検査用映像出力装置、デジタル映像再生装置用検査装置及びデジタル映像再生装置用検査システム
JP5335224B2 (ja) Hdmi送受信システム
US20190027077A1 (en) Electronic device and method
KR101083179B1 (ko) 음성 신호 지연 장치
KR101721224B1 (ko) 실시간 영상 및 음성 왜곡 검출 방법 및 장치
JP2009105798A (ja) 映像再生装置、映像表示システム、及び映像表示方法
JP3529679B2 (ja) 記録再生装置
JP2006324739A (ja) 符号化データ再生装置
JP2007288634A (ja) ビデオ検査システム
US20070116439A1 (en) Reproducing apparatus and reproducing method
JP2006319397A (ja) デジタル記録再生装置
US20070279524A1 (en) Information Multiplexing Device And Method, And Computer Program
JP5092027B2 (ja) 映像信号処理モードの切替え装置及び切替え方法
JPH0514869A (ja) 映像信号伝送方法
JP5342229B2 (ja) 放送実績取得システム、情報埋め込み装置、情報検出装置及び放送実績取得方法
JP2010074559A (ja) 映像処理装置及び映像処理方法
JP2006340086A (ja) ディジタル放送受信装置
JP2007243706A (ja) データフォーマット変換装置及びデータフォーマット変換方法
JP2005102022A (ja) ビデオ信号入出力装置
JP2001111964A (ja) 放送信号記録再生装置
JP2007281636A (ja) 映像記録再生装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060509

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090227

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090303

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090427

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090526

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090608

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120626

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120626

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130626

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees