JP2005340970A - 検査用映像出力装置、デジタル映像再生装置用検査装置及びデジタル映像再生装置用検査システム - Google Patents

検査用映像出力装置、デジタル映像再生装置用検査装置及びデジタル映像再生装置用検査システム Download PDF

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Abstract

【課題】 デジタル映像再生装置の検査を簡易化させる。
【解決手段】 検査用映像送出装置1は、所定時間間隔Tごとに検査画像が挿入されたMPEGストリームをデジタル放送受信装置2に送出する。検査装置3は、デジタル放送受信装置2に送出されたMPEGストリームのフレームの検査画像をパルス信号の検出に応じて取得しメモリ32に記憶する。そして、前回記憶されたフレームの画像と今回記憶されたフレームの画像とが同一であるか否かを判断する。異なる場合、映像信号にノイズが発生していることを示すノイズ発生アラートをメモリ32や印刷媒体などに記録する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、デジタル映像再生装置の検査に関する。
従来、デジタル放送受信装置、DVD再生装置などのデジタル映像再生装置の生産時における映像の出力異常を検査するための様々な技術が開発されている。例えば、特許文献1には、1つのモニタ上にカラーバー信号、マルチバースト信号、黒縦線を出力表示するビデオ信号発生器が開示されている。この技術によると、再生画像の確認で商品の良否を判断でき、検査時間を短縮でき、信号発生器の種類を1つにすることができる。
また、特許文献2の画像入出力装置は、画像入力部から入力したアナログ映像信号をデジタル画像データに変換してフレームメモリに格納する一方、フレームメモリからデータを読み出してアナログ信号に変換し、画像出力部から映像表示装置に出力する。この技術によると、画像入出力装置単体で入力、出力両方を検査できる。
なお、デジタル映像記録再生装置においてアナログビデオ信号をデジタル信号に変換する際、特許文献3に記載されるようにアナログビデオ信号の垂直ブランキング期間に重畳した文字情報を検出して符号化し、文字情報を取り除いた映像信号を記録媒体に記録することができる。
特開平9−98447号公報 特開2002−345002号公報 特開2001−69452号公報
ところが、特許文献1の技術では、再生画面を目視して確認する必要があるため、特に検査時にその異常が再現されにくいエージング時の検査での検査精度に問題があり、量産性、効率性の低下につながる。また、特許文献2の技術は、出力の検査のみを行う場合には入力検査の機能は不要となる。本発明の目的は、デジタル映像再生装置の検査を簡易化させることにある。
請求項1記載の発明は、検査用画像のアナログ映像信号の垂直ブランキング期間にパルス信号を重畳する重畳手段と、前記パルス信号の重畳されたアナログ映像信号からMPEGストリームを作成する作成手段と、前記MPEGストリームを前記パルス信号の重畳されたデジタル映像信号として出力する映像信号出力手段と、前記映像信号出力手段からデジタル映像再生装置に出力されたデジタル映像信号の入力を受け付ける入力手段と、前記入力手段に入力されたデジタル映像信号の垂直ブランキング期間に重畳されたパルス信号を検出する検出手段と、前記パルス信号の検出に応じ、前記入力手段に入力されたデジタル映像信号のフレームから前記所定の時間間隔ごとに画像を取得する取得手段と、前回取得した画像と今回取得した画像とが一致するか否かを判定し、一致しない場合、所定の第1信号を出力する第1信号出力手段と、前記パルス信号が前記所定の時間間隔内で検出されたか否かを判定し、検出されない場合、所定の第2信号を出力する第2信号出力手段と、を備えることを特徴とするデジタル映像再生装置用検査システムである。
請求項2記載の発明は、少なくとも所定の画像が所定の時間間隔ずつ各フレームに挿入されたMPEGストリームを作成する作成手段と、前記MPEGストリームをデジタル映
像信号として出力する映像信号出力手段と、を備えることを特徴とする検査用映像出力装置である。
本発明によると、所定の時間間隔ずつ、例えば1秒間ずつ所定の画像が各フレームに挿入されたMPEGストリームがデジタル映像信号として出力される。デジタル映像信号の出力とは、例えばアンテナによるデジタル放送受信チューナへの無線送出や、DVDやハードディスクなどの記録媒体への出力(記録)等、各種のデジタル映像再生装置で再生可能なデジタル映像信号の出力である。そして、例えば検査用映像出力装置から無線送出されたデジタル映像信号をデジタル放送受信チューナで受信し、あるいはこの装置によりDVDに記録された映像信号をDVDプレーヤで読み取り、受信あるいは読み取った映像信号のMPEGストリームに挿入された各画像が一致するか否かを判定することで、チューナでの映像信号の受信、DVDプレーヤやハードディスクレコーダ等での映像信号の読み取り、チューナやDVDプレーヤ等での映像信号の復調やデコード等の各種処理の過程で映像信号にノイズが混入したか否かを判断できる。即ち、本発明のようなMPEGストリームを出力すれば、デジタル映像再生装置で画像にノイズが混入するか否かを確認する検査を簡易化でき、特に検査時にその異常が再現されにくいエージング時の検査において効果的である。なお、所定の画像とは、同一の画像であれば何でもよく、例えばカラーバー、モノスコープ、グレースケール、クロスハッチなどである。また、所定の画像が挿入されたフレーム以外のフレームにテレビ放送映像などの任意の画像を挿入してもよい。
請求項3記載の発明は、前記所定の画像のアナログ映像信号の垂直ブランキング期間にパルス信号を重畳する重畳手段をさらに備え、前記作成手段は、前記パルス信号が重畳されたアナログ映像信号に基づいて前記MPEGストリームを作成することを特徴とする請求項2記載の検査用映像出力装置である。
本発明によると、デジタル映像信号の出力先においてパルス信号に同期させて所定の画像を取得させることができ、挿入された画像の取得の正確さが増す。
請求項4記載の発明は、前記所定の画像は検査用画像であることを特徴とする請求項2又は3記載の検査用映像出力装置である。
検査用画像とは、映像出力の検査に用いられる各種の画像であり、例えばカラーバー、モノスコープ、グレースケール、クロスハッチなどである。本発明によると、検査用画像の映像信号にノイズが混入した場合、ノイズの混入についてさらに詳しい情報を得ることができる。例えば、検査用画像をマルチフォーマット・カラーバーとすれば、HDモニタの黒レベル輝度設定用信号、SDモニタの黒レベル輝度設定用信号、モニタのクロマ調整用信号等にノイズが混入しているか否かを確認できる。
請求項5記載の発明は、請求項2から4のいずれかに記載の検査用映像出力装置からデジタル映像再生装置に出力されたデジタル映像信号の入力を受け付ける入力手段と、前記入力手段に入力されたデジタル映像信号のフレームから所定の時間間隔ごとに所定の画像を取得する取得手段と、前回取得した所定の画像と今回取得した所定の画像とが一致するか否かを判定し、一致しない場合、所定の第1信号を出力する第1信号出力手段と、を備えることを特徴とするデジタル映像再生装置用検査装置である。
本発明によると、検査用映像出力装置からデジタル放送受信チューナやDVDプレーヤ等のデジタル映像再生装置に出力されたMPEGストリームのフレームに挿入された所定の画像同士が一致するか否かが判断され、一致しない場合は第1信号が出力される。即ち、チューナでの映像信号の受信、DVDプレーヤでの映像信号の読み取り、あるいはチューナやDVDプレーヤでの映像信号の復調、デコード等の各種処理の過程で映像信号にノイズが混入したか否かを第1信号の出力で判断でき、検査を簡易化できる。なお、所定の第1信号とは、例えば画像同士が一致しない旨を記録媒体に記録するための信号や、モニタ上に表示するための信号等であるが、本装置から出力される信号であればこれらに限定
されない。
請求項6記載の発明は、前記入力手段に入力されたデジタル映像信号の垂直ブランキング期間に重畳されたパルス信号を検出する検出手段をさらに備え、前記取得手段は、前記パルス信号の検出に応じ、前記入力手段に入力されたデジタル映像信号のフレームから前記所定の時間間隔ごとに所定の画像を取得することを特徴とする請求項5記載のデジタル映像再生装置用検査装置である。
本発明によると、パルス信号に同期させて所定の画像を取得することができる。
請求項7記載の発明は、前記パルス信号が前記所定の時間間隔内で検出されたか否かを判定し、検出されない場合、所定の第2信号を出力する第2信号出力手段をさらに備えることを特徴とする請求項6記載のデジタル映像再生装置用検査装置である。
本発明によると、パルス信号が所定の時間間隔内で検出されなかった場合、所定の第2信号が出力される。従って、デジタル放送受信チューナのようなデジタル機器特有の所謂フリーズ現象が生じた場合でも、これを第2信号の出力から容易に知ることができる。なお、所定の第2信号とは、パルス信号が所定の時間間隔内で検出されなかった旨を記録媒体に記録するための信号や、モニタ上に表示するための信号等であるが、本装置から出力される信号であればこれらに限定されない。
請求項8記載の発明は、少なくとも所定の画像が所定の時間間隔ずつ各フレームに挿入されたMPEGストリームを作成する作成手段と、前記MPEGストリームをデジタル映像信号として出力する映像信号出力手段と、前記映像信号出力手段からデジタル映像再生装置に出力されたデジタル映像信号の入力を受け付ける入力手段と、前記入力手段に入力されたデジタル映像信号のフレームから前記所定の時間間隔ごとに画像を取得する取得手段と、前回取得した画像と今回取得した画像とが一致するか否かを判定し、一致しない場合、所定の第1信号を出力する第1信号出力手段と、を備えることを特徴とするデジタル映像再生装置用検査システムである。
本発明によれば、MPEGストリームのフレームに挿入された各画像が一致するか否かを判定することで、デジタル映像再生装置の再生画像にノイズが混入するか否かを容易に検査できる。
<第1実施形態>
(1)概略構成
図1は、本発明の第1実施形態に係るデジタル放送受信装置検査システムの機能構成図である。このシステムは、検査用映像送出装置1及び検査装置3を含んでおり、量産されるデジタル放送受信装置2の出力映像の異常を検査するために用いられる。検査用映像送出装置1は、パルス重畳部10、検査用MPEGストリーム作成部(以下、作成部)11、MPEGエンコーダ12、TS作成部13、変調器14、及び送出器15を備えている。パルス重畳部10は、入力されるアナログ映像信号の所定位置にパルス信号を重畳して作成部11に出力するが、詳細な機能は後述する。作成部11は、パルス重畳部10から出力されたアナログ映像信号から後述の検査用MPEGストリームを作成する。MPEGエンコーダ12は、検査用MPEGストリームをデジタル圧縮してエンコードする。TS作成部は、エンコードされた検査用MPEGストリームからトランスポートストリーム(TS)を作成する。変調器14は、作成されたTSから放送信号を変調する。送出器15は、アンテナ16から放送信号をデジタル放送受信装置2に送出する。なお、この検査用映像送出装置1の構成は一例であり、その他の機能、例えば映像データ、音声データ、番組情報等を多重化するマルチプレクサを有していてもよい。
デジタル放送受信装置2は、チューナ21、復調部及び誤り訂正部(FEC)、デスクランブラ23、デマルチプレクサ(DEMUX)24、音声デコーダ25、映像デコーダ26、及び信号変換回路28を備えている。チューナ21は、アンテナ20から検査用映像送出装置1の送出した放送信号を受信する。復調部及びFEC22は、受信した信号の復調及び誤りの訂正処理を行う。DEMUX24は、音声データや映像データ及び番組情報等が多重化されている放送信号から各データを分離抽出する。デスクランブラ23は、復調された放送信号に付加されている不正視聴防止用のスクランブル信号を解除する。音声デコーダ25は、デジタル圧縮された音声データをアナログ信号にデコードして各種オーディオ機器に出力する。映像デコーダ26は、デジタル圧縮された映像データを展開してRGB信号にデコードする。信号変換回路28は、RGB信号を例えばコンポジットビデオ信号にダウンコンバートし、検査装置3あるいはテレビ受像機等に出力する。なお、このデジタル放送受信装置2の構成は一例であり、その他の機能、例えばDEMUX24から分離された番組情報から電子番組案内データを作成する機能などを有していてもよい。あるいは、デジタル放送受信装置2を内蔵するビデオテープレコーダ、DVDレコーダ、ハードディスクビデオレコーダ等に本システムを用いてもよい。
検査装置3は、A/Dデコーダ31、メモリ32、CPU33、パルス検出部34及びタイマ35を備えている。A/Dデコーダ31は、信号変換回路28から出力されたアナログ映像信号をデジタル映像信号にデコードしてメモリ32に出力する。ここでは、説明の簡略のため図4に示す後述の検査用MPEGストリームの画像を1フレームずつ出力するものとする。メモリ32は、CPU33の指示に応じてA/Dデコーダ31から出力される画像を1フレームずつ記憶する。CPU33は、後述の検査処理を行うが、詳細は後述する。パルス検出部34は、パルス重畳部10が重畳したパルス信号を信号変換回路28の出力したアナログ映像信号から検出してCPU33にパルス検出信号を出力する。タイマ35は、CPU33の指示に応じて経過時間の計測を開始し、計測開始から経過した時間をCPU33に出力する。なお、検査装置3は、例えばビデオキャプチャボードを備えるパソコンなどにより構成可能である。
(2)機能構成
(2−1)パルス重畳部
パルス重畳部10には、テレビ放送映像などの任意の動画を構成する画像及びこの動画の中に所定時間間隔Tごと(例えば、1秒ごと)に挿入された同一の静止画像である検査画像を伝送するアナログ映像信号(以下、入力信号)が入力される。ここで、検査画像は同一の画像であれば何でもよく、例えばノイズ検出用のカラーバー、モノスコープ、グレースケール、クロスハッチなどである。図2は、入力信号を模式的に例示したものであり、動画の映像信号をV、所定時間間隔Tごとに動画の間に挿入された検査画像の映像信号をV’で示している。パルス重畳部10は、入力信号における検査画像の映像信号V’の垂直ブランキング期間Iにパルス信号Pを重畳し、作成部11に出力する。図3は、パルス重畳部10によりパルス信号Pが重畳されて作成部11に出力されるアナログ映像信号を模式的に例示している。
(2−2)作成部
作成部11は、パルス重畳部10から出力されたアナログ映像信号からMPEGストリームを作成する。図4は、作成部11が作成する検査用MPEGストリームの概念説明図である。このMPEGストリームは、テレビ放送映像などの任意の動画を構成する画像である動画1、動画2、動画3、・・と、同一の画像である検査画像とを各フレームが含んで構成される。検査画像は、MPEGストリームのフレームに所定時間間隔Tごと、例えば1秒ごとに挿入されている。
(3)検査処理
検査装置3のCPU33は、デジタル放送受信装置2の映像の出力異常を検査するための検査処理を行う。以下、図5のフローチャートに基づいて検査処理の流れを説明する。
ステップ(以下、Sで表す)1:CPU33は、タイマ35に経過時間の計測開始を指示する。タイマ35は、この指示に応じて経過時間の計測を開始する。
S2:CPU33は、パルス検出部34からパルス検出信号が出力されたか否かを判断する。出力された場合、S3に移行する。出力されない場合、S7に移行する。
S3:CPU33は、S2で検出されたパルス信号が垂直ブランキング期間に重畳されている映像信号に対応する画像を1フレーム分メモリ32に記憶させる。また、CPU33は、S1の経過時間計測開始からS2のパルス信号検出までの経過時間をタイマ35から取得してメモリ32に記憶させる。
S4:CPU33は、S3で記憶した画像が1フレーム分だけであるか否かを判断する。1フレーム分だけである場合、S2に戻り次回のパルス検出信号の出力を待機する。2フレーム分以上の画像が記憶されている場合、S5へ移行する。
S5:CPU33は、前回記憶されたフレームの画像と今回記憶されたフレームの画像とが同一であるか否かを判断する。同一の場合、S2に戻り次回のパルス検出信号の出力を待機する。異なる場合、S6に移行する。なお、完全に一致する場合のみに同一と判断するのではなく、所定の範囲内での不一致も同一と判断するようにしてもよい。
S6:CPU33は、映像信号にノイズが発生していることを示すノイズ発生アラートをメモリ32や印刷媒体などに記録する。そして、S2に戻る。
S7:CPU33は、タイマ35の計測時間を参照し、S1の経過時間計測開始から所定時間間隔Tが経過したか否かを判断する。経過した場合、S8に移行する。経過していない場合、S2に戻る。
S8:CPU33は、デジタル放送受信装置2がハングアップしていることを示すハングアップアラートをメモリ32や印刷媒体などに記録する。そして、S9に移行する。なお、タイマ35の計測時間を参照し、ハングアップしている時間を記録するようにしてもよい。
S9:CPU33は、パルス検出部34からパルス検出信号が出力されたか否かを判断する。出力された場合、S2に戻る。出力されない場合、出力されるまでこの判断を繰り返す。
(4)本実施形態に係るデジタル放送受信装置検査システムの特徴
検査処理のS6では、前回記憶されたフレームの画像と今回記憶されたフレームの画像とが異なる場合、ノイズ発生アラートが記録される。このため、チューナ21、復調部及びFEC部22、DEMUX24などの異常によりデコードされた映像にノイズが混入していることがノイズ発生アラートの記録から知ることができる。従って、従来のようにデジタル放送受信装置2から出力される映像信号をタイムラプスビデオ等でコマ撮りし、短い再生時間内で撮影映像を目視して映像の異常を監視したりする必要がなく、特に検査時にその異常が再現されにくいエージング時の検査の効率性が増し、検査負担が軽減されてデジタル放送受信装置2の生産性が向上する。
また、検査処理のS8では、所定時間間隔T(例えば、1秒)パルス信号が検出されない場合、ハングアップアラートが記録される。このため、デジタル放送受信装置2のようなデジタル機器特有の所謂フリーズ現象が生じた場合でも、これを検出することができる。なお、ハングアップアラートが記録された後にパルス信号が検出された場合、処理はS2に戻るため、一旦フリーズ現象が発生した場合でも復旧した場合には引き続き検査が可能である。
さらに、検査用MPEGストリームに挿入される検査画像は同一であれば何でもよいから、例えば検査画像をマルチフォーマット・カラーバーとすれば、HDモニタの黒レベル輝度設定用信号、SDモニタの黒レベル輝度設定用信号、モニタのクロマ調整用信号等にノイズが混入しているか否かを確認できる。このように、検査目的に応じて検査画像を変えることも可能である。
<その他の実施形態>
第1実施形態の検査装置3は、デジタル放送受信装置2の検査に用いられたが、これと同様の構成の装置をその他のデジタル映像再生装置、例えばDVDプレーヤ、ビデオテープレコーダ、ハードディスクビデオレコーダなどに用いて検査することも可能である。例えば、図3に示すような、任意の動画の映像信号V、検査用画像の映像信号V’及びパルス信号Pを含む映像信号をDVDディスク、ビデオテープ、ハードディスクに記録する。そして、記録された映像信号の再生時にパルス検出部34がパルス信号を検出し、また再生時に映像信号V’のフレーム画像を第1実施形態と同様にCPU33がメモリ32に記憶させるように検査装置3を構成すれば、DVDプレーヤ、ビデオテープレコーダ、ハードディスクビデオレコーダなどの異常を検査できる。
デジタル放送受信装置検査システムの機能構成図。 入力信号の概念説明図。 映像信号の概念説明図。 検査用MPEGストリームの概念説明図。 検査処理の流れを示すフローチャート。
符号の説明
1:検査用映像送出装置
10:パルス重畳部
11:検査用MPEGストリーム作成部
2:デジタル放送受信装置
3:検査装置
34:パルス検出部

Claims (8)

  1. 検査用画像のアナログ映像信号の垂直ブランキング期間にパルス信号を重畳する重畳手段と、
    前記パルス信号の重畳されたアナログ映像信号からMPEGストリームを作成する作成手段と、
    前記MPEGストリームをデジタル映像信号として出力する映像信号出力手段と、
    前記映像信号出力手段からデジタル映像再生装置に出力されたデジタル映像信号の入力を受け付ける入力手段と、
    前記入力手段に入力されたデジタル映像信号の垂直ブランキング期間に重畳されたパルス信号を検出する検出手段と、
    前記パルス信号の検出に応じ、前記入力手段に入力されたデジタル映像信号のフレームから前記所定の時間間隔ごとに画像を取得する取得手段と、
    前回取得した画像と今回取得した画像とが一致するか否かを判定し、一致しない場合、所定の第1信号を出力する第1信号出力手段と、
    前記パルス信号が前記所定の時間間隔内で検出されたか否かを判定し、検出されない場合、所定の第2信号を出力する第2信号出力手段と、
    を備えることを特徴とするデジタル映像再生装置用検査システム。
  2. 少なくとも所定の画像が所定の時間間隔ずつ各フレームに挿入されたMPEGストリームを作成する作成手段と、
    前記MPEGストリームをデジタル映像信号として出力する映像信号出力手段と、
    を備えることを特徴とする検査用映像出力装置。
  3. 前記所定の画像のアナログ映像信号の垂直ブランキング期間にパルス信号を重畳する重畳手段をさらに備え、
    前記作成手段は、前記パルス信号が重畳されたアナログ映像信号に基づいて前記MPEGストリームを作成することを特徴とする請求項2記載の検査用映像出力装置。
  4. 前記所定の画像は検査用画像であることを特徴とする請求項2又は3記載の検査用映像出力装置。
  5. 請求項2から4のいずれかに記載の検査用映像出力装置からデジタル映像再生装置に出力されたデジタル映像信号の入力を受け付ける入力手段と、
    前記入力手段に入力されたデジタル映像信号のフレームから所定の時間間隔ごとに所定の画像を取得する取得手段と、
    前回取得した所定の画像と今回取得した所定の画像とが一致するか否かを判定し、一致しない場合、所定の第1信号を出力する第1信号出力手段と、
    を備えることを特徴とするデジタル映像再生装置用検査装置。
  6. 前記入力手段に入力されたデジタル映像信号の垂直ブランキング期間に重畳されたパルス信号を検出する検出手段をさらに備え、
    前記取得手段は、前記パルス信号の検出に応じ、前記入力手段に入力されたデジタル映像信号のフレームから前記所定の時間間隔ごとに所定の画像を取得することを特徴とする請求項5記載のデジタル映像再生装置用検査装置。
  7. 前記パルス信号が前記所定の時間間隔内で検出されたか否かを判定し、検出されない場合、所定の第2信号を出力する第2信号出力手段をさらに備えることを特徴とする請求項6記載のデジタル映像再生装置用検査装置。
  8. 少なくとも所定の画像が所定の時間間隔ずつ各フレームに挿入されたMPEGストリームを作成する作成手段と、
    前記MPEGストリームをデジタル映像信号として出力する映像信号出力手段と、
    前記映像信号出力手段からデジタル映像再生装置に出力されたデジタル映像信号の入力を受け付ける入力手段と、
    前記入力手段に入力されたデジタル映像信号のフレームから前記所定の時間間隔ごとに画像を取得する取得手段と、
    前回取得した画像と今回取得した画像とが一致するか否かを判定し、一致しない場合、所定の第1信号を出力する第1信号出力手段と、
    を備えることを特徴とするデジタル映像再生装置用検査システム。
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