JP4329496B2 - 自動販売機の制御装置 - Google Patents

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本発明は可燃性冷媒を冷却装置として用いた自動販売機の制御装置に関するものである。
従来、この種の自動販売機の制御装置は、可燃性冷媒の漏洩を検知する冷媒漏れ検知手段を設けて、冷媒漏れが発生した場合は冷凍サイクルを停止している(例えば、特許文献1参照)。
図11は、特許文献1に記載された従来の自動販売機の制御装置を示すものである。図11に示すように、電気機器を制御する制御部1と、蒸気を圧縮する圧縮機2と商品を加熱するための電熱ヒータ3と冷媒漏れを検知する冷媒漏洩装置4と冷媒漏れを周囲の人にブザーまたは警告灯にて知らせる警報装置5とその他の機器である各種機器6とから構成されている。
特開2001−93039号公報
しかしながら、前記従来の構成では、電源投入時、万が一可燃性冷媒が漏れている場合、冷却手段や加熱手段の電気機器を動作させることにより発生する火花で可燃性冷媒が爆発するという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、電源投入時、冷却手段や加熱手段を動作させることにより発生する火花で可燃性冷媒が爆発することを防ぎ、万が一可燃性冷媒が漏れている場合においても、より安全な状態で冷却手段および加熱手段を動作させることができる自動販売機の制御装置を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の自動販売機の制御装置は、商品を冷却するための可燃性冷媒を用いた冷却手段と商品を加温する加温手段を機械室に配置し、前記機械室に設けた凝縮機に送風するためのファンと、前記冷却手段と前記加熱手段と前記ファ
ンとに接続された演算制御部を備え、電源投入時に、前記演算制御部は前記冷却手段と前記加熱手段の少なくとも一方を動作させる前に、前記ファンを予め決められた一定時間動作させ、万が一可燃性冷媒が漏れている場合の安全性を高めることを特徴としたものである。
これによって、電源投入時、冷却手段および加熱手段を動作させる前にファンを予め決められた一定時間動作させることにより、万が一可燃性冷媒が漏れている場合においても、可燃性冷媒を拡散させるものとなる。
本発明の自動販売機の制御装置は、電源投入時、万が一可燃性冷媒が漏れている場合においても、冷却手段および加熱手段を動作させる前にファンを予め決められた一定時間動作させることにより、漏洩した可燃性冷媒を拡散させることで、冷却手段および加熱手段の動作により発生する火花で可燃性冷媒が爆発することを防止し、より安全な状態で冷却手段および加熱手段を動作させることができる。
請求項1に記載の発明は商品を冷却するための可燃性冷媒を用いた冷却手段と商品を加温する加温手段を機械室に配置し、前記機械室に設けた凝縮機に送風するためのファンと、前記冷却手段と前記加熱手段と前記ファンとに接続された演算制御部を備え、電源投入時に、前記演算制御部は前記冷却手段と前記加熱手段の少なくとも一方を動作させる前に、前記ファンを予め決められた一定時間動作させ、万が一可燃性冷媒が漏れている場合の安全性を高めることにより、電源投入時、万が一可燃性冷媒が漏れている場合においても、前記冷却手段および前記加熱手段を動作させる前に前記ファンにより可燃性冷媒を拡散させることで、前記冷却手段および前記加熱手段の動作により発生する火花で可燃性冷媒が爆発することを防止し、より安全な状態で前記冷却手段および前記加熱手段を動作させることができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明の自動販売機の制御装置に前記ファンの故障を検知するための故障検知手段を備え、前記冷却手段と前記加熱手段と前記ファンと前記故障検知手段とに接続された演算制御部にすることにより、前記演算制御部は、前記冷却手段と前記加熱手段を動作させる前に、前記ファンを予め決められた一定時間動作させている際に前記故障検知手段が前記ファンの故障を検知した場合、前記冷却手段と前記加熱手段を動作させないとすることにより、電源投入時、万が一漏れた可燃性冷媒を前記ファンの故障により拡散できない場合、前記冷却手段および前記加熱手段を動作させないことで、前記冷却手段および前記加熱手段の動作により発生する火花で可燃性冷媒が爆発することを防止し、より安全な状態を保つことができる。
請求項3に記載の発明は、特に、請求項1または請求項2に記載の発明の自動販売機の制御装置に前記ファンが故障したときに動作する緊急時ファンと、前記ファンと前記緊急時ファンの故障を検知するための故障検知手段を備え、前記冷却手段と前記加熱手段と前記ファンと前記緊急時ファンと前記故障検知手段とに接続された演算制御部とすることにより、前記演算制御部は、前記冷却手段と前記加熱手段を動作させる前に、前記ファンを予め決められた一定時間動作させている際に前記故障検知手段が前記ファンの故障を検知した場合、前記緊急時ファンを予め決められた一定時間動作させ、その間に前記故障検知手段が前記緊急時ファンの故障を検知した場合、前記冷却手段と前記加熱手段を動作させないとすることにより、電源投入時、万が一可燃性冷媒が漏れて前記ファンの故障により可燃性冷媒を拡散できない場合においても、前記緊急時ファンにより可燃性冷媒を拡散させることで、前記冷却手段および前記加熱手段の動作により発生する火花で可燃性冷媒が爆発することを防止し、より安全な状態で前記冷却手段および前記加熱手段を動作させることができ、さらに前記ファンと前記緊急時ファンが故障した場合は前記冷却手段と前記加熱手段を動作させないことより、前記ファン単独の場合より安全な状態を保つことができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1から4のいずれか1つに記載の発明の自動販売機の制御装置に前記冷却手段と前記加熱手段の動作状態を音にて知らせる発音手段を備え、前記演算制御部は、前記冷却手段と前記加熱手段を動作させる前に、前記ファンを予め決められた一定時間動作させた際に、前記冷却手段と前記加熱手段の動作状態を前記発音手段にて知らせることにより、電源投入時、オペレーターが前記冷却手段と前記加熱手段の動作状態を自動販売機から離れていても認識でき、万が一前記冷却手段と前記加熱手段の動作を開始できないと認識した場合は、自動販売機の製造業社に連絡することで、より早い自動販売機の正常動作復帰が可能となる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における自動販売機の制御装置の機能ブロック図を示すものである。図2は、同実施の形態の自動販売機の制御装置の動作を示すフローチャートである。
図1において、商品を冷却するための冷却手段11(蒸発器と圧縮機と凝縮機を含む冷凍サイクル)と、加熱手段12(ヒータ)と、冷却手段11と加熱手段12がある機械室の漏れ冷媒を拡散させ凝縮機に送風するためのファン13と、冷却手段11と加熱手段12とファン13とに接続された演算制御部20aとから構成されている。
以上のように構成された自動販売機の制御装置について、以下その動作、作用を図2のフローチャートを用いて説明する。
まず、電源投入時、演算制御部20aは、冷却手段11と加熱手段12を動作させる前にファン13を動作させる(ステップ1)。ステップ2で予め決められた一定時間ファン13を動作させれば、冷却手段11と加熱手段12を動作させる(ステップ3)。
以上のように、本実施の形態においては、商品を冷却するための冷却手段11と、商品を加熱するための加熱手段12と、冷却手段11と加熱手段12がある機械室の漏れ冷媒を拡散させ凝縮機に送風するためのファン13と、冷却手段11と加熱手段12とファン13とに接続された演算制御部20aを備えることにより、電源投入時、万が一可燃性冷媒が漏れている場合においても、冷却手段11および加熱手段12を動作させる前にファン13を予め決められた一定時間動作させることにより可燃性冷媒を拡散させることで、冷却手段11および加熱手段12の動作により発生する火花で可燃性冷媒が爆発することを防止し、より安全な状態で冷却手段11および加熱手段12を動作させることができる。
(実施の形態2)
図3は、本発明の実施の形態2における自動販売機の制御装置の機能ブロック図を示すものである。図4は、同実施の形態の自動販売機の制御装置の動作を示すフローチャートである。
図3において、故障検知手段14aは、ファン13の故障を検知するものとなっている。
以上のように構成された自動販売機の制御装置について、以下その動作、作用を図4のフローチャートを用いて説明する。
まず、電源投入時、演算制御部20bは、冷却手段11と加熱手段12を動作させる前にファン13を動作させる(ステップ4)。
ステップ5・ステップ6で予め決められた一定時間ファン13を動作させ、その間に故障検知手段14aにてファン13の故障が検知されなければ、冷却手段11と加熱手段12を動作させる(ステップ7)。
一方、ステップ5・ステップ6で予め決められた一定時間ファン13を動作させ、その間に故障検知手段14aにてファン13の故障が検知されれば、冷却手段11と加熱手段12を動作させない(ステップ8)。
以上のように、本実施の形態においては、商品を冷却するための冷却手段11(蒸発器と圧縮機と凝縮機を含む冷凍サイクル)と、加熱手段12(ヒータ)と、冷却手段11と加熱手段12がある機械室の漏れ冷媒を拡散させ凝縮機に送風するためのファン13と、ファン13の故障を検知するための故障検知手段14aと、冷却手段11と加熱手段12とファン13と故障検知手段14aとに接続された演算制御部20bを備えることにより、電源投入時、万が一漏れた可燃性冷媒をファン13の故障により拡散できない場合、冷却手段11および加熱手段12を動作させないことで、冷却手段11および加熱手段12の動作により発生する火花で可燃性冷媒が爆発することを防止し、より安全な状態を保つことができる。
(実施の形態3)
図5は、本発明の実施の形態3における自動販売機の制御装置の機能ブロック図を示すものである。図6は、同実施の形態の自動販売機の制御装置の動作を示すフローチャートである。
図5において、故障検知手段14bは、ファン13と緊急時ファン15の故障を検知するものとなっている。
本実施の形態は、実施の形態1または2による自動販売機の制御装置にさらに、故障検知手段14bと緊急時ファン15を設けたものである。
以上のように構成された自動販売機の制御装置について、以下その動作、作用を図6のフローチャートを用いて説明する。
まず、電源投入時、演算制御部20cは、冷却手段11と加熱手段12を動作させる前にファン13を動作させる(ステップ9)。
ステップ10・ステップ11で予め決められた一定時間ファン13を動作させ、その間に故障検知手段14bにてファン13の故障が検知されなければ、冷却手段11と加熱手段12を動作させる(ステップ12)。
一方、ステップ10・ステップ11で予め決められた一定時間ファン13を動作させ、その間に故障検知手段14bにてファン13の故障が検知されれば、緊急時ファン15を動作させる(ステップ13)。
ステップ14・ステップ15で予め決められた一定時間緊急時ファン15を動作させ、その間に故障検知手段14bにて緊急時ファン15の故障が検知されなければ、冷却手段11と加熱手段12を動作させる(ステップ12)。
一方、ステップ14・ステップ15で予め決められた一定時間緊急時ファン15を動作させ、その間に故障検知手段14bにて緊急時ファン15の故障が検知されれば、冷却手段11と加熱手段12を動作させない(ステップ16)。
以上のように、本実施の形態においては、商品を冷却するための冷却手段11(蒸発器と圧縮機と凝縮機を含む冷凍サイクル)と、加熱手段12(ヒータ)と、冷却手段11と加熱手段12がある機械室の漏れ冷媒を拡散させ凝縮機に送風するためのファン13と、ファン13が故障したときに動作し冷却手段11と加熱手段12がある機械室の漏れ冷媒を拡散させ凝縮機に送風するための緊急時ファン15と、ファン13と緊急時ファン15の故障を検知するための故障検知手段14bと、冷却手段11と加熱手段12とファン13と緊急時ファン15と故障検知手段14bとに接続された演算制御部20cを備えることにより、電源投入時、万が一可燃性冷媒が漏れてファン13の故障により可燃性冷媒を拡散できない場合においても、緊急時ファン15により可燃性冷媒を拡散させることで、冷却手段11および加熱手段12の動作により発生する火花で可燃性冷媒が爆発することを防止し、より安全な状態で冷却手段11および加熱手段12を動作させることができ、さらにファン13と緊急時ファン15が故障した場合は冷却手段11と加熱手段12を動作させないことより、ファン13単独の場合より安全な状態を保つことができる。
(実施の形態4)
図7は、本発明の実施の形態4における自動販売機の制御装置の機能ブロック図を示すものである。図8は同実施の形態の自動販売機の制御装置の動作を示すフローチャートである。
図7において、表示手段16は、冷却手段11と加熱手段12の動作状態を表示するためのものとなっている。
本実施の形態は、実施の形態1から3による自動販売機の制御装置にさらに、表示手段16を設けたものである。
以上のように構成された自動販売機の制御装置について、以下その動作、作用を図8のフローチャートを用いて説明する。
まず、電源投入時、演算制御部20dは、冷却手段11と加熱手段12を動作させる前にファン13を動作させる(ステップ17)。
ステップ18・ステップ19で予め決められた一定時間ファン13を動作させ、その間に故障検知手段14bにてファン13の故障が検知されなければ、冷却手段11と加熱手段12を動作させ(ステップ20)、表示手段16に冷却手段11および加熱手段12が動作開始できることを表示させる(ステップ21)。
一方、ステップ18・ステップ19で予め決められた一定時間ファン13を動作させ、その間に故障検知手段14bにてファン13の故障が検知されれば、緊急時ファン15を動作させる(ステップ22)。
ステップ23・ステップ24で予め決められた一定時間緊急時ファン15を動作させ、その間に故障検知手段14bにて緊急時ファン15の故障が検知されなければ、冷却手段11と加熱手段12を動作させ(ステップ20)、表示手段16に冷却手段11および加熱手段12が動作開始できることを表示させる(ステップ21)。
一方、ステップ23・ステップ24で予め決められた一定時間緊急時ファン15を動作させ、その間に故障検知手段14bにて緊急時ファン15の故障が検知されれば、冷却手段11と加熱手段12を動作させず(ステップ25)、表示手段16に冷却手段11および加熱手段12が動作開始できないことを表示させる(ステップ26)。
以上のように、本実施の形態においては、商品を冷却するための冷却手段11(蒸発器と圧縮機と凝縮機を含む冷凍サイクル)と、加熱手段12(ヒータ)と、冷却手段11と加熱手段12がある機械室の漏れ冷媒を拡散させ凝縮機に送風するためのファン13と、ファン13が故障したときに動作し冷却手段11と加熱手段12がある機械室の漏れ冷媒を拡散させ凝縮機に送風するための緊急時ファン15と、ファン13と緊急時ファン15の故障を検知するための故障検知手段14bと、冷却手段11と加熱手段12の動作状態を表示するための表示手段16と、冷却手段11と加熱手段12とファン13と緊急時ファン15と故障検知手段14bと表示手段16に接続された演算制御部20dを備えることにより、電源投入時、オペレーターが冷却手段11と加熱手段12の動作状態を認識でき、万が一冷却手段11と加熱手段12の動作を開始できないと認識した場合は、自動販売機の製造業社に連絡できることで、より早い自動販売機の正常動作復帰が可能となる。
(実施の形態5)
図9は、本発明の実施の形態5における自動販売機の制御装置の機能ブロック図を示すものである。図10は同実施の形態の自動販売機の制御装置の動作を示すフローチャートである。
図9において、発音手段17は、冷却手段11と加熱手段12の動作状態を音にて知らせるためのものとなっている。
本実施の形態は、実施の形態1から4による自動販売機の制御装置にさらに、発音手段17を設けたものである。
以上のように構成された自動販売機の制御装置について、以下その動作、作用を図10のフローチャートを用いて説明する。
まず、電源投入時、演算制御部20eは、冷却手段11と加熱手段12を動作させる前にファン13を動作させる(ステップ27)。
ステップ28・ステップ29で予め決められた一定時間ファン13を動作させ、その間に故障検知手段14bにてファン13の故障が検知されなければ、冷却手段11と加熱手段12を動作させ(ステップ30)、表示手段16に冷却手段11および加熱手段12が動作開始できることを表示させ(ステップ31)、発音手段17にて冷却手段11および加熱手段12が動作開始できることをチャイム音にて知らせる(ステップ32)。
一方、ステップ28・ステップ29で予め決められた一定時間ファン13を動作させ、その間に故障検知手段14bにてファン13の故障が検知されれば、緊急時ファン15を動作させる(ステップ33)。
ステップ34・ステップ35で予め決められた一定時間緊急時ファン15を動作させ、その間に故障検知手段14bにて緊急時ファン15の故障が検知されなければ、冷却手段11と加熱手段12を動作させ(ステップ30)、表示手段16に冷却手段11および加熱手段12が動作開始できることを表示させ(ステップ31)、発音手段17にて冷却手段11および加熱手段12が動作開始できることをチャイム音にて知らせる(ステップ32)。
一方、ステップ34・ステップ35で予め決められた一定時間緊急時ファン15を動作させ、その間に故障検知手段14bにて緊急時ファン15の故障が検知されれば、冷却手段11と加熱手段12を動作させず(ステップ36)、表示手段16に冷却手段11および加熱手段12が動作開始できないことを表示させ(ステップ37)、発音手段17にて冷却手段11および加熱手段12が動作開始できないことを警告音にて知らせる(ステップ38)。
以上のように、本実施の形態においては、商品を冷却するための冷却手段11(蒸発器と圧縮機と凝縮機を含む冷凍サイクル)と、加熱手段12(ヒータ)と、冷却手段11と加熱手段12がある機械室の漏れ冷媒を拡散させ凝縮機に送風するためのファン13と、ファン13が故障したときに動作し冷却手段11と加熱手段12がある機械室の漏れ冷媒を拡散させ凝縮機に送風するための緊急時ファン15と、ファン13と緊急時ファン15の故障を検知するための故障検知手段14bと、冷却手段11と加熱手段12の動作状態を表示するための表示手段16と、冷却手段11と加熱手段12の動作状態を音にて知らせるための発音手段17と、冷却手段11と加熱手段12とファン13と緊急時ファン15と故障検知手段14bと表示手段16と発音手段17とに接続された演算制御部20eを備えることにより、電源投入時、オペレーターが発音手段17にて冷却手段11と加熱手段12の動作状態を自動販売機から離れていても認識でき、万が一冷却手段11と加熱手段12の動作を開始できないと認識した場合は、自動販売機の製造業社に連絡できることで、より早い自動販売機の正常動作復帰が可能となる。
本発明の自動販売機の制御装置は、電源投入時、万が一可燃性冷媒が漏れている場合においても、漏洩した可燃性冷媒を拡散させることで、冷却手段および加熱手段の動作により発生する火花で可燃性冷媒が爆発することを防止し、より安全な状態で冷却手段および加熱手段を動作させることができるので、可燃性冷媒を用いた冷凍機器の用途にも適用できる。
本発明の実施の形態1における自動販売機の制御装置の機能ブロック図 本発明の実施の形態1における自動販売機の制御装置の動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態2における自動販売機の制御装置の機能ブロック図 本発明の実施の形態2における自動販売機の制御装置の動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態3における自動販売機の制御装置の機能ブロック図 本発明の実施の形態3における自動販売機の制御装置の動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態4における自動販売機の制御装置の機能ブロック図 本発明の実施の形態4における自動販売機の制御装置の動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態5における自動販売機の制御装置の機能ブロック図 本発明の実施の形態6における自動販売機の制御装置の動作を示すフローチャート 従来の自動販売機の制御装置の機能ブロック図
符号の説明
11 冷却手段
12 加熱手段
13 ファン
14a、14b 故障検知手段
15 緊急時ファン
16 表示手段
17 発音手段
20a、20b、20c、20d、20e 演算制御部

Claims (3)

  1. 商品を冷却するための可燃性冷媒を用いた冷却手段と商品を加温する加温手段を機械室に配置し、前記機械室に設けた凝縮機に送風するためのファンと、前記冷却手段と前記加熱手段と前記ファンとに接続された演算制御部を備え、電源投入時に、前記演算制御部は前記冷却手段と前記加熱手段の少なくとも一方を動作させる前に、前記ファンを予め決められた一定時間動作させ、万が一可燃性冷媒が漏れている場合の安全性を高めることを特徴とした自動販売機の制御装置。
  2. 前記ファンの故障を検知するための故障検知手段を備え、前記演算制御部は、前記冷却手段と前記加熱手段を動作させる前に、前記ファンを予め決められた一定時間動作させている際に前記故障検知手段が前記ファンの故障を検知した場合、前記冷却手段と前記加熱手段を動作させないことを特徴とした請求項1に記載の可燃性冷媒を用いた自動販売機の制御装置。
  3. 前記ファンが故障したときに動作する緊急時ファンと、前記ファンと前記緊急時ファンの故障を検知するための故障検知手段を備え、前記演算制御部は、前記冷却手段と前記加熱手段を動作させる前に、前記ファンを予め決められた一定時間動作させている際に前記故障検知手段が前記ファンの故障を検知した場合、前記緊急時ファンを予め決められた一定時間動作させ、その間に前記故障検知手段が前記緊急時ファンの故障を検知した場合、前記冷却手段と前記加熱手段を動作させないことを特徴とした請求項1または2に記載の可燃性冷媒を用いた自動販売機の制御装置。
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