JP4328701B2 - ネットワーク接続機器の生存確認システムおよびネットワーク接続機器の生存確認方法 - Google Patents

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本発明は、ネットワーク接続機器の生存確認システムおよびネットワーク接続機器の生存確認方法に関する。
従来より、音声データ等をネットワークを介して伝送することにより通信を確立するネットワーク通信システムが種々提案されている。たとえば、内線電話などに用いられるインターカムなどの通話装置や拡声装置等が複数台接続された交換機が、ネットワークを介して他の交換機と送受信可能に接続されたネットワーク通信システムが提案されている。このネットワーク通信システムでは、一方の交換機に接続された通話装置から入力された音声データを、ネットワークを介して、他の交換機に接続された通話装置や拡声装置に送信することにより、ネットワークを介しての通話および拡声放送を実現している。
しかし、複数台の交換機がネットワークに接続されたネットワーク通信システムの場合、通信経路が確立している状態では、交換機相互で確認メッセージを送信することによって生存確認を行うことができるが、通信経路が確立していない状態では、生存確認を行うことができない。したがって、他の交換機がネットワークに接続しているか否かの生存確認を常時することはできないという問題がある。
また、一般的な通信システムでは、通信中に一方の交換機が切れると、他方が待ち状態のままになるので、確認メッセージの送信等の呼制御を行って通信路の確立/切断などの復旧処理を行っている。ここで、呼制御をネットワークに接続されている多数の交換機にそのまま適用すると、組み合わせ数が大きくなりすぎ、また交換機に多数の確認メッセージが輻輳するという問題が生じる。
一方、生存確認の頻度を下げれば、復旧処理の開始が遅くなる(いわゆる、持ちきりが長くなる)ので好ましくない。また、ランダムに他の交換機へ確認メッセージを送信しても、1つの交換機に確認が集中する状態が起こりうるので、メッセージの輻輳を解消することができない。
そこで、本発明は、輻輳が生じることなく、高頻度で確認メッセージを送信して生存確認を行うことができる、ネットワーク接続機器の生存確認システムおよびネットワーク接続機器の生存確認方法を提供することを目的とする。
本願第1発明は、ネットワークを介して通信可能に接続された複数の接続機器を含んで構成されるシステムであって、前記複数の接続機器の各々は、複数の他の接続機器との間で通信経路が確立されているか否かを判別する演算処理部と判別の結果、通信経路が確立している場合は、通信経路が確立している他の接続機器の生存確認のための確認メッセージを、互いに異なる他の接続機器の各々へ順次送信する送信部と、各接続機器に共通のタイミングに同期して、前記送信部から送信する前記確認メッセージの送信タイミングを制御する送信タイミング制御部と、を備えている、ネットワーク接続機器の生存確認システムを提供する。
ここでは、確認メッセージを送信するための送信タイミングは、送信タイミング制御部によって、送信元の接続機器と他の接続機器との関係に基づいて分散して設定されている。したがって、ある一回のタイミングで、複数の接続機器から他の接続機器へ確認メッセージを送信しても、1つの交換機には1つの確認メッセージのみ届くため、確認メッセージの輻輳を防止することができる。
本願第2発明は、本願第1発明において、前記複数の接続機器は、すべての接続機器に指定された互いに異なる所定の順番を記憶しており、前記送信タイミング制御部は、送信元の接続機器の順番と前記通信経路が確立している他の接続機器の順番との関係に基づいて指定される当該他の接続機器の順番に対応するように、前記送信タイミングを分散して設定する、ネットワーク接続機器の生存確認システムを提供する。
本願第3発明は、本願第1発明または本願第2発明において、前記通信経路が確立している他の接続機器の各々から、前記確認メッセージを順次受信する受信部と、
受信した確認メッセージに対する応答メッセージを当該確認メッセージの送信元の接続機器へ送信する応答メッセージ送信部と、をさらに備える、ネットワーク接続機器の生存確認システムを提供する。
本願第4発明は、本願第1発明から本願第3発明のいずれかにおいて、前記複数の前記接続機器のうちのいずれか1台は、マスター機器として指定され、他の残りの接続機器は、スレーブ機器として指定され、前記スレーブ機器は、前記マスター機器と同期して動作する、ネットワーク接続機器の生存確認システムを提供する。
本願第5発明は、本願第1発明から本願第4発明のいずれかにおいて、前記演算処理部は、前記受信部において他の接続機器からの確認メッセージを受信したか否かの判別を行い、所定の時間経過しても受信していないと判断したときには、当該確認メッセージの送信元の接続機器との通信経路を切断する、ネットワーク接続機器の生存確認システムを提供する。
本願第6発明は、ネットワークを介して通信可能に接続された複数の接続機器を含んで構成されるシステムにおいて接続機器の生存確認を行う方法であって、前記複数の接続機器の各々は、複数の他の接続機器との間で通信経路が確立されているか否かを判別するステップと、判別の結果、通信経路が確立している場合は、通信経路が確立している他の接続機器の生存確認のための確認メッセージを、各接続機器に共通のタイミングに同期して互いに異なる他の接続機器の各々へ順次送信するステップと、を備えている、ネットワーク接続機器の生存確認方法を提供する。
本発明を用いれば、ある一回のタイミングで、複数の接続機器から他の接続機器へ確認メッセージを送信しても、1つの交換機には1つの確認メッセージのみ届くため、確認メッセージの輻輳を防止することができる。これによって、高頻度で生存確認を行うことができる。
[第1実施形態]
<ネットワーク通信システムの概要>
図1には、本発明の第1実施形態に係わる生存確認システムが適用されるネットワーク通信システムの概略構成図である。図1に示されるネットワーク通信システムは、ネットワーク通信用の複数の交換機101、102、・・・、180がインターネットまたはLANなどのネットワークNWに接続されている。図1に示される交換機101、102、・・・、180は、80台あり、それぞれの交換機には、交換機番号Ex1、2、・・・、80が付されている。それぞれの交換機101、102、・・・、180には、インターカムなどの複数の通話装置101a〜101h、102a〜102h、・・・、180a〜180hが各グループ単位で接続されている。また、それぞれの交換機101、102、・・・、180には、拡声放送(ページング)のための拡声装置101p〜101r、102p〜102r、・・・、180p〜180rが各グループ単位で接続されている。
それぞれの通話装置101a〜101h、102a〜102h、・・・、180a〜180hは、2種類の通信、すなわち、共通の交換機に接続されているグループ内部での通話装置同士の通信(たとえば、通話装置101aと通話装置101hとのあいだの通信)と、ネットワークNWを経由して、異なる交換機に接続されている通話装置との通信(たとえば、通話装置101aと通話装置180aとのあいだの通信)とが可能である。
また、それぞれの通話装置101a〜101h、102a〜102h、・・・、180a〜180hは、2種類の拡声放送、すなわち、共通の交換機に接続されている通話装置から拡声装置への拡声放送(たとえば、通話装置101aから拡声装置101pへの拡声放送)と、ネットワークNWを経由して、異なる交換機に接続されている通話装置から拡声装置への拡声放送(たとえば、通話装置101aから拡声装置180pへの拡声放送)とが可能である。
なお、本実施形態では、簡略化のために交換機101、102、・・・、180が単一のネットワークNWに直接接続されている例が示されているが、本発明はこれに限定されるものではなく、各交換機は、LANなどを経由してネットワークNWに接続されてもよい。この場合、各交換機は、スイッチングハブなどを介してLANに接続される。
<ネットワーク通信用交換機の構成>
図2に示される交換機101、102、・・・、180は、共通の構成を有している。ここでは、代表して、交換機101(交換機番号Ex1)の構成を例にあげて説明する。
図2に示されるように、交換機101は、信号処理部11と、CPU(中央演算処理部)12と、生存確認ユニット13と、クロック制御部20とを備えている。
信号処理部11は、複数の通話装置101a〜101および拡声装置101p〜101rと接続されている。また、信号処理部11は、ネットワークNWを介して他の交換機102、・・・180と接続されている。信号処理部11は、音声データを圧縮したり、レートコンバート、ダウンサンプリングまたはノイズキャンセリングなどの種々のデジタル信号処理を行う。
CPU12は、信号処理部11に対して、上述のデジタル信号処理等に関する制御を行う。また、後述する生存確認ユニット13の制御も行う。
生存確認ユニット13は、後段の項目で別途詳細に説明する。
クロック制御部20は、ネットワークNWに接続されているすべての交換機101、102、・・・、180のクロック同期を行うための制御を行う。たとえば、ネットワークNWに接続されている交換機101、102、・・・、180のうち、1台の交換機101が、マスター交換機として指定され、他の交換機102、・・・、180がスレーブ交換機として指定される。その場合、交換機101のクロック制御部20のタイミングを基準タイミングとして、交換機101から他の交換機102、・・・、180へ同期用の信号をたとえば1/30秒ごとに定期的に送信することにより、他の交換機102、・・・、180のクロック制御部のタイミングを基準タイミングに同期させる。これによって、追加の交換機がネットワークNWに接続される場合でも、追加の交換機は、マスター交換機に同期することができる。
<生存確認ユニット13の構成>
生存確認ユニット13は、送信部14と、受信部15と、送信タイミング制御部16と、応答メッセージ送信部17とを備えている。
送信部14は、交換機101と他の交換機102、・・・、180との通信経路が確立したときに、他の交換機102、・・・、180へ生存確認のための確認メッセージを送信する。送信部14は、CPU12によって制御される。確認メッセージは、送信元の交換機101のアドレス及び交換機番号(Ex1)、送信先の交換機102、・・・、180のアドレス及び交換機番号(Ex2〜Ex80)、および“ACTIVE”を示す情報などから構成されている。
受信部15は、他の交換機102、・・・、180から送信されてきた確認メッセージを受信する。受信部15は、CPU12によって制御される。
送信タイミング制御部16は、送信部14に対して送信タイミングの制御を行う。具体的には、送信タイミング制御部16は、送信部14に対して、送信元の交換機101の交換機番号(Ex1)と他の交換機180の交換機番号(Ex2〜80)との関係に基づいて分散して設定された所定の送信タイミングで確認メッセージを送信するように、制御する。送信タイミング制御部16は、CPU12によって制御される。
また、送信タイミング制御部16は、クロック制御部20によって、他の交換機102、・・・、180の送信タイミング制御部16と同期されている。したがって、すべての交換機101、102、・・・、180から同じタイミングで確認メッセージを送信するように、送信部14を制御することができる。
応答メッセージ送信部17は、受信部15が他の交換機102、・・・、180から送信されてきた確認メッセージを受信したときに、送信元の交換機へ応答メッセージを送信する。応答メッセージ送信部17は、CPU12によって制御される。応答メッセージは、確認メッセージと同様の情報からなり、送信元の交換機101のアドレス及び交換機番号(Ex1)、送信先の交換機102、・・・、180のアドレス及び交換機番号(Ex2〜Ex80)、および“ACTIVE”を示す情報などから構成されている。
<生存確認方法の説明>
つぎに、図3および図4を参照しながら、本実施形態のネットワーク通信システムにおける生存確認方法を説明する。図3は、送信元の交換機番号と送信先の交換機番号との関係を示す対照表である。図4は、本発明の第1実施形態に係わる生存確認方法の手順を示すフローチャートである。
たとえば、図1に示されるネットワーク通信システムのように、80台の交換機がネットワークNWに接続されているネットワーク通信システムにおいて、交換機101から、ネットワークNWを経由して、通信経路が確立されている他の交換機102、・・・、180へ生存確認メッセージを送信する場合を例にあげて説明する。
図4のステップS1において、交換機101と少なくとも1台の他の交換機102、・・・、180とのあいだで通信経路を確立して通信状態にする。このとき、送信先の交換機の台数は、1台でもよいし、複数台(最大79台)でも通信経路を確立することができる。複数台の交換機と通信経路を確立する場合には、たとえば、ある1つの通話装置101aから、他の交換機102、・・・、180に接続された複数台の拡声装置102p〜102r、・・・、180p〜180rへ拡声放送を行う場合などがある。
ステップS2において、信号処理部11の通信状態から、他の交換機102、・・・、180とのあいだで通信経路が確立されているか否かをCPU12が判別する。通信経路が確立されている場合(ステップS2のYesの場合)はステップS3に進み、通話が中断または終了するなどして通信経路が確立されていない場合(ステップS2のNoの場合)は、動作を終了する。
ステップS3において、送信タイミング制御部1は、送信元の交換機番号(Ex1)と所定時間T0ごとに変更される送信先の交換機番号(Ex2〜80)との関係に基づいて、送信タイミングを所定時間T0ごとに分散して設定する。具体的には、図3に示されるように、送信元の交換機番号(Ex1)については、送信先の79個の交換機番号(Ex2〜80)に対して、所定の時間間隔T0(たとえば、500ミリ秒程度)ごとにずらして送信タイミングが設定され、79個の交換機番号(Ex2〜80)を1つの周期としている。したがって、ある送信先の交換機番号(たとえば、Ex3)については、T0(=500ミリ秒)×79(=39.9)秒ごとに確認メッセージが送信される。また、図3の送信元の交換機番号(Ex1)の縦列に示されるように、交換機101と複数台の交換機(たとえば、送信先の交換機番号(Ex3〜5))との通信経路が確立されている場合、隣接する交換機番号Ex3〜5のあいだでは、所定の時間間隔T0ずつずらして設定されており、かつ、個々の交換機番号Ex3〜5については、T0×79秒ごとに確認メッセージが送信される。
ここで、同様に、他の交換機102、・・・、180が送信元である場合には、図3の送信元の交換機番号の横列のEx2、Ex3、・・・に示されるように、交換機101から他の交換機102、・・・、180への送信タイミングから、交換機番号の番号を1番ずつずらした形で、他の交換機102、・・・、180からの送信タイミングを設定すればよい。したがって、通信経路が確立されている場合には、送信元の交換機番号Ex1から送信先の交換機番号Ex2への送信タイミング(図3の送信先の交換機ExNo.の1段目参照)は、他の交換機については、送信元の交換機番号Ex2から送信先の交換機番号Ex3への送信タイミング、または送信元の交換機番号Ex3から送信先の交換機番号Ex4への送信タイミングのように、送信元の交換機番号Ex(n−1)から送信先の交換機番号Ex(n)への送信タイミング(nは2〜80の自然数)と同じ送信タイミングとなる。これらの送信タイミングの同期は、前述のクロック制御部20によって行われる。
これにより、1つの交換機に確認メッセージが集中することがなくなり、ある1つのタイミングでは、1つの交換機に対しては、1つの確認メッセージのみが送信されることになり、確認メッセージの輻輳を防止することができる。
ステップS4において、交換機101と通信経路が確立されている送信先の交換機102、・・・、180へ、それぞれ設定された送信タイミングで、かつ、他の交換機の送信タイミングと同期して、交換機101の送信部14から生存確認のための確認メッセージを送信する。送信先の交換機102、・・・、180では、確認メッセージを受信部15で受信し、応答メッセージ送信部17は、送信先の交換機101へ応答メッセージを送信する。
ステップS5において、交換機101のCPU12は、送信先の交換機102、・・・、180から送信されてきた応答メッセージを受信したか否かを判別し、少なくとも送信間隔(たとえば39.9秒)以上の所定時間(たとえば60秒程度)経過しても応答メッセージが受信されないとき(ステップS5のNoの場合)には生存確認できなかったとしてステップS6に進み、応答メッセージが受信されたとき(ステップS5のYesの場合)には生存確認できたとしてステップS2に戻る。
ステップS6において、通信経路が確立されているが、生存確認できなかった送信先の交換機に対しては、切断処理を行い、通信経路を中断する。これにより、送信先が拡声装置の場合であっても、無音状態のままつながっているなどの不具合が生じない。
[第2実施形態]
上述の第1実施形態では、送信元の交換機が、送信先の交換機からの応答メッセージを受信したか否かを判別し、所定時間を経過しても応答メッセージを受信しなかったときには、切断処理を行っていたが、本発明はこれに限定されるものではない。他の実施形態として、送信先の交換機が、送信元の交換機の生存確認を行ってもよい。たとえば、送信先の交換機において、送信元の交換機番号と所定時間ごとに変更される送信先の交換機番号との関係に基づいて、所定の受信タイミングを分散して設定し、所定の受信タイミングから所定の待機時間のあいだに確認メッセージを受信したか否かを判別することにより、確認メッセージを受信しなかったときには、切断処理を行い、送信元の交換機との通信経路を中断してもよい。
<生存確認方法の説明>
図5は、本発明の第2実施形態に係わる生存確認方法の手順を示すフローチャートである。
図5には、送信先の交換機が送信元の交換機の生存確認を行う手順が示されている。
図5のステップS21において、第1実施形態と同様に、複数の交換機のあいだで通信経路を確立して通信状態にする。このとき、送信先の交換機の台数は、1台でもよいし、複数台でも通信経路を確立することができる。
ステップS22において、他の交換機とのあいだで通信経路が確立されているか否かを判別する。通信経路が確立されている場合(ステップS22のYesの場合)はステップS23に進み、通話が中断または終了するなどして通信経路が確立されていない場合(ステップS22のNoの場合)は、動作を終了する。
ステップS23において、送信元の交換機番号と所定時間ごとに変更される送信先の交換機番号との関係に基づいて、送信先の交換機における受信タイミングを所定時間ごとに分散して設定する。
ステップS24において、送信先の交換機では、設定された受信タイミングから所定の待機時間を経過するまでに確認メッセージを受信したか否かを判別する。所定の待機時間を経過しても確認メッセージが受信されないとき(ステップS24のNoの場合)には生存確認できなかったとしてステップS25に進み、確認メッセージが受信されたとき(ステップS24のYesの場合)には生存確認できたとしてステップS22に戻る。
ステップS25において、通信経路が確立されているが、生存確認できなかった送信元の交換機に対しては、切断処理を行い、通信経路を中断する。
[その他の実施形態]
(A) 上記の実施形態では、生存確認ユニットの機能を明確にするために、確認メッセージを送信するための送信部14と応答メッセージを送信するための応答メッセージ送信部17とが別個に構成されている例が示されているが、本発明はこれに限定されるものではない。たとえば、確認メッセージを送信するための送信部14と応答メッセージを送信するための応答メッセージ送信部17とが一体化された構成であってもよい。
(B) また、上記の第1実施形態の特徴と第2実施形態の特徴とを組み合わせた生存確認システムを構成してもよい。すなわち、送信元の交換機が、送信先の交換機からの応答メッセージを受信したか否かを判別し、所定時間を経過しても応答メッセージを受信しなかったときには、切断処理を行い、それとともに、送信先の交換機が、送信元の交換機からの確認メッセージを受信したか否かを判別し、所定時間を経過しても確認メッセージを受信しなかったときには、切断処理を行う生存確認システムも構成され得る。
(C)上記のすべての実施形態に係わる生存確認方法を実行するためのプログラム及びそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、本発明の範囲に含まれる。ここで記録媒体としては、コンピュータが読み書き可能なフレキシブルディスク、ハードディスク、半導体メモリ、CD−ROM、DVD、光磁気ディスク(MO)、その他のものが挙げられる。
上記の実施形態では、本発明の生存確認システムが適用されるネットワーク接続機器として、ネットワーク通信用交換機を例にあげて説明されているが、本発明はこれに限定されるものではない。本発明の生存確認システムは、定期的に生存確認が必要とされるネットワーク接続機器等に広く適用される。
本発明の第1実施形態に係わる生存確認システムが適用されるネットワーク通信システムの概略構成図。 本発明の第1実施形態に係わる生存確認ユニットを備えたネットワーク通信用交換機の構成図。 送信元の交換機番号と送信先の交換機番号との関係を示す対照表。 本発明の第1実施形態に係わる生存確認方法の手順を示すフローチャート。 本発明の第2実施形態に係わる生存確認方法の手順を示すフローチャート。
符号の説明
101、102、・・・、180 交換機
101a〜101h、・・・、180a〜180h 通話装置
101p〜101r、・・・、180p〜180r 拡声装置
13 生存確認ユニット
14 送信部
15 受信部
16 送信タイミング制御部
17 応答メッセージ送信部

Claims (6)

  1. ネットワークを介して通信可能に接続された複数の接続機器を含んで構成されるシステムであって、
    前記複数の接続機器の各々は、
    複数の他の接続機器との間で通信経路が確立されているか否かを判別する演算処理部と
    判別の結果、通信経路が確立している場合は、通信経路が確立している他の接続機器の生存確認のための確認メッセージを、互いに異なる他の接続機器の各々へ順次送信する送信部と、
    各接続機器に共通のタイミングに同期して、前記送信部から送信する前記確認メッセージの送信タイミングを制御する送信タイミング制御部と、
    を備えるネットワーク接続機器の生存確認システム。
  2. 前記複数の接続機器は、すべての接続機器に指定された互いに異なる所定の順番を記憶しており、
    前記送信タイミング制御部は、
    送信元の接続機器の順番と前記通信経路が確立している他の接続機器の順番との関係に基づいて指定される当該他の接続機器の順番に対応するように、前記送信タイミングを分散して設定する、
    請求項1に記載のネットワーク接続機器の生存確認システム。
  3. 前記通信経路が確立している他の接続機器の各々から、前記確認メッセージを順次受信する受信部と、
    受信した確認メッセージに対する応答メッセージを当該確認メッセージの送信元の接続機器へ送信する応答メッセージ送信部と、をさらに備える、
    請求項1または2に記載のネットワーク接続機器の生存確認システム。
  4. 前記複数の前記接続機器のうちのいずれか1台は、マスター機器として指定され、
    他の残りの接続機器は、スレーブ機器として指定され、
    前記スレーブ機器は、前記マスター機器と同期して動作する
    請求項1から3のいずれかに記載のネットワーク接続機器の生存確認システム。
  5. 前記演算処理部は、
    前記受信部において他の接続機器からの確認メッセージを受信したか否かの判別を行い、所定の時間経過しても受信していないと判断したときには、当該確認メッセージの送信元の接続機器との通信経路を切断する、
    請求項1から4のいずれかに記載のネットワーク接続機器の生存確認システム。
  6. ネットワークを介して通信可能に接続された複数の接続機器を含んで構成されるシステムにおいて接続機器の生存確認を行う方法であって、
    前記複数の接続機器の各々は、
    複数の他の接続機器との間で通信経路が確立されているか否かを判別するステップと、
    判別の結果、通信経路が確立している場合は、通信経路が確立している他の接続機器の生存確認のための確認メッセージを、各接続機器に共通のタイミングに同期して互いに異なる他の接続機器の各々へ順次送信するステップと、
    を備えるネットワーク接続機器の生存確認方法。
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