JP4326517B2 - 光ファイバケーブル吊線分離装置および光ファイバケーブル入線方法 - Google Patents

光ファイバケーブル吊線分離装置および光ファイバケーブル入線方法 Download PDF

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Description

本発明は、光ファイバケーブル吊線分離装置および光ファイバケーブル入線方法に関し、特に、吊線付き光ファイバケーブルの吊線を分離して光ファイバケーブルのみをビル内、河川横断部や一般的な管路などに入線するのに好適な光ファイバケーブル吊線分離装置および光ファイバケーブル入線方法に関する。
吊線付き光ファイバケーブルの光ファイバケーブルをたとえば建物内に管路を介して入線する場合には、吊線付き光ファイバケーブルから吊線を分離して光ファイバケーブルのみを管路に入れて建物内に入線しているが、このような吊線分離作業は吊線分離工具を用いて手作業で行われている。詳細には、吊線分離作業は、吊線分離工具を用いて吊線付き光ファイバケーブルを挟み込み、吊線付き光ファイバケーブルを引っ張りながら約50cmずつ光ファイバケーブルと吊線とを切り離すことにより行われている。ビル内などの場所にもよるが、長いものになると200mくらい手作業により吊線分離作業を行っている。また、吊線分離作業は、光ファイバケーブルと吊線とを切り離す作業者と切り離した吊線を処理する作業者との2名の2名体制で行われている。
なお、下記の特許文献1には、光ファイバケーブルを宅内へ引込む際にその吊線の支持が容易でかつケーブル本体の弛みを少なくできる光ファイバケーブルの架空布設用吊線支持金具が開示されている。この光ファイバケーブルの吊線支持金具は、直線状の吊線支持部をその一方の端部側で円弧状の折り返し部で交互に繋いだジグザグ状の吊線支持体と、その一端側の直線部の先端部を環状に曲げた掛け部を設けて、ステンレス鋼の金属線で形成されている。
特開2003−319540号公報
しかしながら、上述したように吊線分離作業は手作業で行われているため、多大な労力および時間を要するという問題がある。
また、電柱上での作業が困難であるため、一旦地上で吊線分離作業を行ったのち、再度光ファイバケーブルを柱上へ持ち上げて管路に入れるため、作業効率が悪いという問題がある。
本発明の目的は、吊線分離作業の作業効率を向上させることができる光ファイバケーブル吊線分離装置および光ファイバケーブル入線方法を提供することにある。
本発明の光ファイバケーブル吊線分離装置は、吊線付き光ファイバケーブル(110)の吊線(112)を分離するための光ファイバケーブル吊線分離装置(1;200)であって、2つの脚部(131,132;2131,2132)、および、該2つの脚部の支持縁と前縁との間において該2つの脚部を連結するカッター支持部(12;212)を備えたメインユニット(10;210)を具備し、前記2つの脚部の前記支持縁側に、電柱(100)の外周面に巻回させて前記メインユニットを該電柱に固定するためのバンド(30 1 ,30 2 )が通されるバンド通し穴(13a11,13a21;213a11,213a21)がそれぞれ形成されており、前記カッター支持部に、前記メインユニットを前記電柱に固定したときに該カッター支持部の上端から下向きに延びるスロット(12a)が形成されており、
前記カッター支持部の前記スロットの下端部に、刃先を上に向けてカッター(11)が固定されていることを特徴とする。
ここで、前記カッターが、交換可能に前記カッター支持部の前記スロットの下端部に固定されてもよい。
前記カッター支持部の前記脚部の前記前縁側の面に、刃先を上に向けて前記カッターを固定するための凹部(12b)が形成されており、前記カッターが、交換可能に前記カッター支持部の前記凹部に固定されてもよい。
前記2つの脚部にそれぞれ着脱自在に固定される2つの側板(211,212;2211,2212)を備えた補助ユニット(20;220)をさらに具備し、前記2つの側板が前記2つの脚部に固定された状態では該2つの側板の前縁が該2つの脚部の前縁よりもさらに突出するように、前記補助ユニットが前記メインユニットに取り付けられてもよい。
シャフトの両端部が前記2つの脚部の一方の脚部(13 1 ;213 )の前縁部と前記カッター支持部とにそれぞれ支持されたガイドローラ(27 1 〜27 4 ;227 1 〜227 4 )と、シャフトの両端部が前記2つの脚部の他方の脚部(13 2 ;213 2 )の前縁部と前記カッター支持部とにそれぞれ支持された他のガイドローラ(28 1 〜28 4 ;228 1 〜228 4 )と、シャフトの両端部が前記カッター支持部と平行になるように前記2つの側板に支持された別のガイドローラ(29 1 〜29 4 ;229 1 〜229 4 )とをさらに具備し、前記ガイドローラ、前記他のガイドローラおよび前記別のガイドローラが、前記カッター支持部と前記2つの側板とで囲まれたかつ上端および下端が開放された空間(25 1 )内に前記吊線付き光ファイバケーブルの光ファイバケーブル(111)が位置するとともに該カッター支持部を超えて該吊線付き光ファイバケーブルの前記吊線が位置するように該吊線付き光ファイバケーブルを前記光ファイバケーブル吊線分離装置に上方から挿入したのち、該吊線の分離のために該吊線付き光ファイバケーブルを上方から下方に移動させるときに、該光ファイバケーブル吊線分離装置内での該吊線付き光ファイバケーブルの案内をスムーズに行うために前記空間内で3方向から該光ファイバケーブルを案内してもよい。
前記2つの脚部の前記カッター支持部よりも前記支持縁側に、貫通孔(13b11,13c11,13b21,13c21)が少なくとも2つずつ穿孔されており、前記2つの側板の前記前縁と反対側に、他の貫通孔(13b11,13b21が1つずつ穿孔されており、前記吊線付き光ファイバケーブルの直径に応じて、前記2つの側板の一方の側板が該一方の側板に穿孔された前記他の貫通孔と前記2つの脚部の一方の脚部に穿孔された前記少なくとも2つの貫通孔の一つとに通されたボルトによって固定されるとともに該2つの側板の他方の側板が該他方の側板に穿孔された前記他の貫通孔と前記2つの脚部の他方の脚部に穿孔された前記少なくとも2つの貫通孔の一つとに通された他のボルトによって固定されるか、前記2つの側板の一方の側板が該一方の側板に穿孔された前記他の貫通孔と前記2つの脚部の一方の脚部に穿孔された前記少なくとも2つの貫通孔の他の一つとに通されたボルトによって固定されるとともに該2つの側板の他方の側板が該他方の側板に穿孔された前記他の貫通孔と前記2つの脚部の他方の脚部に穿孔された前記少なくとも2つの貫通孔の他の一つとに通された他のボルトによって固定されてもよい
前記2つの側板に、前記補助ユニットをスライドさせて前記メインユニットに取り付ける際のストッパとして機能する段差(21b1,21b2)がそれぞれ設けられていてもよい。
本発明の光ファイバケーブル入線方法は、本発明の光ファイバケーブル吊線分離装置(1;200)を用いて吊線付き光ファイバケーブル(110)の吊線(112)を分離して光ファイバケーブル(111)のみを管路に入線する光ファイバケーブル入線方法であって、電柱上の作業員が、前記カッター(11)の刃先が上向きとなるように前記光ファイバケーブル吊線分離装置の前記メインユニット(10;210)を前記バンド(301 ,30 2 )を用いて前記電柱(100)の管路入線口付近に固定するステップ(S11)と、前記電柱上の作業員が、前記吊線付き光ファイバケーブルの連結部(113)の先端が前記カッターの刃先に当たるように該吊線付き光ファイバケーブルの該連結部の先端を前記光ファイバケーブル吊線分離装置の前記スロット(12a)に挿入したのち、該吊線付き光ファイバケーブルを押し込んで該吊線付き光ファイバケーブルの先端部分の前記光ファイバケーブルおよび前記吊線を分離するステップ(S12)と、前記電柱上の作業員が、通線器を使用してロープを前記管路入線口から前記管路に通したのちに、該ロープに前記分離された光ファイバケーブルを固定し、その後、他の作業員が該ロープを引くステップ(S13)と、前記光ファイバケーブルの先端部分が前記管路の反対側まで入線されると、前記他の作業員が該光ファイバケーブルを引っ張るステップ(S14)と、前記光ファイバケーブルの前記管路への入線が完了すると、前記電柱上の作業員が、前記吊線付き光ファイバケーブルの前記吊線を切断したのち、前記吊線分離装置を前記電柱から取り外すステップ(S15)とを具備することを特徴とする。
ここで、補助ユニットを使用する場合には、前記メインユニットを固定するステップ(S11)において、前記電柱上の作業員が、前記メインユニットを前記電柱に固定したのちに、前記補助ユニット(20;220)を前記メインユニットに取り付けること特徴とする。
前記光ファイバケーブル吊線分離装置によって分離された前記吊線が、地上の作業員によって巻き取られるか、該吊線の先端が挿入される吊線挿入管(51)と吊線巻取り用ドラムが内蔵された本体部(52)とを備える吊線処理装置(50)によって巻き取られることにより回収されてもよい。
本発明の光ファイバケーブル吊線分離装置および光ファイバケーブル入線方法は、光ファイバケーブルが入線される管路入口付近において光ファイバケーブルの入線作業に合わせて吊線を切断することができるので、吊線分離作業の大幅な時間短縮を図ることができるという効果を奏する。
吊線分離作業の作業効率を向上させるという目的を、メインユニットの2つの脚部の支持縁と前縁との間において2つの脚部を連結するカッター支持部に、カッター支持部の上端から下向きに延びるスロットを形成するとともに、カッター支持部のスロットの下端部に、刃先を上に向けてカッターを固定することにより実現した。
以下、本発明の光ファイバケーブル吊線分離装置および光ファイバケーブル入線方法の実施例について、図面を参照して説明する。
まず、本発明の第1の実施例による光ファイバケーブル吊線分離装置について、図1乃至図5を参照して説明する。
本実施例よる光ファイバケーブル吊線分離装置1(以下、「吊線分離装置1」と称する。)は、図1に示すように、電柱100に固定して使用するものであり、メインユニット10と、メインユニット10に着脱自在に取り付けられたかつメインユニット10と協働して吊線付き光ファイバケーブル110のガイドを補助する補助ユニット20とを具備する。
メインユニット10は、カッター11と、カッター11を支持するカッター支持部12と、カッター支持部12の幅方向両側で互いに間隔をあけて設けられた一対の脚部131,132と、両端が脚部131,132にそれぞれ固定されたかつカッター支持部12と平行に設けられた支持部14とを備える。
カッター支持部12、2つの脚部131,132および支持部14はいずれも、板状の部材で構成され、鋼板といった金属材料や、ABSあるいは変性PPEといった機械的強度の高い樹脂材料で形成することができる。カッター支持部12、2つの脚部131,132および支持部14は、これらが金属材料で構成される場合には溶接によって、樹脂材料で構成される場合には一体成形によって、互いに一体化することができるが、接着剤による接着やビス止めなども適用できる。
一方の脚部131には、2つのバンド通し穴13a11,13a12(バンド通し穴13a12は不図示)が設けられており、他方の脚部132にも、2つのバンド通し穴13a21,13a22(図2参照)が設けられている。脚部131のバンド通し穴13a11および脚部132のバンド通し穴13a21に1本のバンド301を通すとともに、脚部131のバンド通し穴13a12および脚部132のバンド通し穴13a22に他の1本のバンド302を通して、2本のバンド301,302を緊張させた状態で電柱100の外周面にそれぞれ巻回させることにより、メインユニット10が電柱100に固定される。
電柱100へのメインユニット10の固定をより確実にするために、2本のバンド301,302は、常温で実質的に伸長性を有さずかつ電柱100の外周面に追従する程度の柔軟性を有する部材(たとえば、ステンレスバンドなど)を用いることが好ましい。
また、バンド301,302の本数(バンド通し穴13a11,13a12,13a21,13a22の組の数)は特に限定されないが、メインユニット10の固定をより確実に行うために、複数本とすることが好ましい。
脚部131,132は、その一方の側縁が電柱100への支持縁とされる。脚部131,132の支持縁には、ゴムといった電柱100との静止摩擦係数の高い材料からなる滑り止め用のキャップ151,152がそれぞれ被せられている。
また、脚部131,132は、電柱100への支持縁から他方の縁部である前縁に向かって互いの間隔が狭くなるように配置されている。これにより、メインユニット10の電柱100への支持をより安定して行うことができる。
カッター支持部12は、2つの脚部131,132の支持縁から前縁へ向かう方向の中間部で脚部131,132同士を連結している。
カッター支持部12には、図3に示すように、その上端から下向きに延びるスロット12aが形成されている。スロット12aの幅は、吊線分離装置1で処理する対象となる吊線付き光ファイバケーブル110の連結部113(図1参照)を通過させるのに十分な幅(具体的には、8mm程度)とされている。
また、カッター支持部12のスロット12aの下端部には、図4に示すように、カッター支持部12の補助ユニット20が取り付けられる側の面(すなわち、脚部131,132の前縁側の面)に、凹部12bが形成されている。カッター11は、スロット12aを横断するように刃先を上に向けて、凹部12bに固定されている。カッター11の固定は、カッター11の交換を容易に行えるようにするために、ビスなどにより行う。
補助ユニット20は、図1に示すように、2つの脚部131,132にそれぞれ着脱自在に固定される2つの側板211,212を備える。2つの側板211,212は、その一部が2つの脚部131,132とそれぞれ重ねられて、ボルトとナットによって以下のようにして固定される。
2つの脚部131,132のカッター支持部12よりも支持縁側に、貫通孔13b11,13c11;13b21,13c21が同じ高さに2つずつ穿孔されているとともに、貫通孔13b12,13c12,13b22,13c22(不図示)が別の同じ高さに2つずつ穿孔されている。また、2つの側板211,212の前縁と反対側に、貫通孔13b11,13b21が2つの脚部131,132の貫通孔13b11,13c11,13b21,13c21と同じ高さに穿孔されているとともに、貫通孔13b12,13b22(不図示)が2つの脚部131,132の貫通孔13b12,13c12,13b22,13c22と同じ高さに穿孔されている。
側板211は、側板211に穿孔された貫通孔21a11と脚部131に穿孔された2つの貫通孔13b11,13c11の一方とに通されたボルトと、側板211に穿孔された貫通孔21a12と脚部131に穿孔された2つの貫通孔13b12,13c12の一方とに通されたボルトとを用いて固定される。同様に、側板212は、側板212に穿孔された貫通孔21a21と脚部132に穿孔された2つの貫通孔13b21,13c21の一方とに通されたボルトと、側板212に穿孔された貫通孔21a22と脚部132に穿孔された2つの貫通孔13b22,13c22の一方とに通されたボルトとを用いて固定される(図2参照)。
なお、脚部131,132の同じ高さに貫通孔を2つずつ穿孔しているのは、吊線付き光ファイバケーブル110には何種類かの仕様が存在し、その仕様に応じて光ファイバケーブル111の直径も異なるので、たとえば、光ファイバケーブル111の直径が16mm(24C,48C)の吊線付き光ファイバケーブル110(図1参照)と光ファイバケーブル111’の直径が13mm(12C)の吊線付き光ファイバケーブル110’(図5参照)とに対応できるようにするためである。
なお、さらに多くの種類の光ファイバケーブルに対応可能とするために、脚部131,132の同じ高さに貫通孔を3個以上ずつ穿孔するか横一文字に穿孔して、3段階以上または無段階に固定されるようにしてもよい。
側板211,212が脚部131,132に固定された状態では、側板211,212の前縁(脚部131,132の支持縁から最も離れた縁)は脚部131,132の前縁よりもさらに突出している。これにより、カッター支持部12と側板211,212とで囲まれたかつ上端および下端が開放された空間251と、カッター支持部12と脚部131,132と支持部14とで囲まれたかつ上端および下端が開放された空間252とが形成される。
側板211,212の空間251側には段差21b1,21b2がそれぞれ設けられており、補助ユニット20をスライドさせてメインユニット10に取り付ける際のストッパとして機能させるようにしている。
吊線付き光ファイバケーブル110は、空間251内に光ファイバケーブル111が位置し、かつ、カッター支持部12を越えて空間252内に吊線112が位置するように、吊線分離装置1内に上方から挿入される。この状態で光ファイバケーブル111を上方から押し込みまたは下方から引っ張ることにより、吊線付き光ファイバケーブル110は連結部113においてカッター11で長手方向に沿って切断され、光ファイバケーブル111と吊線112とが分離される。
このように、電柱100に固定するメインユニット10に、電柱100に固定した状態で刃先が上向きとなるカッター11を備えた構造とすることにより、吊線付き光ファイバケーブル110を電柱100に沿って上方から下方に移動させるだけで簡単に吊線112を分離することができる。
また、補助ユニット20を備えることにより、メインユニット10と補助ユニット20とで吊線付き光ファイバケーブル110の光ファイバケーブル111を概ね囲むような空間251を形成することにより、吊線112の分離のために吊線付き光ファイバケーブル110を電柱100に沿って上方から下方に移動させている最中の、電柱100に沿った方向と異なる方向への吊線付き光ファイバケーブル110の動きがある程度制限される。これによって、吊線分離装置1内での吊線付き光ファイバケーブル110の動きが安定し、結果的に、連結部113に沿った吊線112の分離を良好に行うことができる。
本実施例による吊線分離装置1では、吊線分離装置1内での吊線付き光ファイバケーブル110の案内をよりスムーズに行うために、空間251内で3方向から光ファイバケーブル111を案内する3つのガイドローラからなる4組のガイドローラ群(ガイドローラ271,281,291と、ガイドローラ272,282,292と、ガイドローラ273,283,293と、ガイドローラ274,284,294)が、吊線分離装置1の高さ方向(すなわち、使用時に光ファイバケーブル111が通過する方向)に所定の間隔で設けられている(図1および図3参照)。
ここで、ガイドローラ271〜274,281〜284,291〜294は、シャフトが吊線分離装置1の高さ方向と垂直になるように取り付けられている。
また、ガイドローラ271〜274は、シャフトの両端部が脚部131の前縁部とカッター支持部12とにそれぞれ支持されている。ガイドローラ281〜284は、シャフトの両端部が脚部132の前縁部とカッター支持部12とにそれぞれ支持されている。ガイドローラ291〜293は、シャフトの両端部がカッター支持部12と平行になるように2つの側板211,222にそれぞれ支持されている。
このようにして4組のガイドローラを設けることにより、光ファイバケーブル111との摩擦が軽減され、結果的に、より小さな力で吊線付き光ファイバケーブル110を連結部113に沿って切断することができる。
なお、同じ高さには3方向にガイドローラを配したが、吊線付き光ファイバケーブル110の切断時には、光ファイバケーブル111にはカッター11側へ引き寄せられる向きの力が働くので、メインユニット10に設けられたガイドローラ271〜274,281〜284だけでもよい。したがって、補助ユニット20を使用する必要は必ずしもない。
3方向以上から光ファイバケーブル111を案内する場合は、ガイドローラは光ファイバケーブル111の周方向に均等に配置することが、力のバランスの上からは好ましい。
次に、吊線分離装置1を用いて光ファイバケーブル111と吊線112とを分離して光ファイバケーブル111をビル内に管路を介して入線する光ファイバケーブル入線作業の手順(本発明の一実施例による光ファイバケーブル入線方法)について、図6に示すフローチャートを参照して説明する。
電柱上の作業員は、カッター11の刃先が上向きとなるように吊線分離装置1のメインユニット10を2本のバンド301,302を用いて電柱100の管路入線口付近に固定したのち、補助ユニット20を4本のボルトを用いてメインユニット10に取り付ける(ステップS11)。ここで、管路入線口は、一般的には、地上から4〜6mの高さに電柱100に設置される。なお、入線する光ファイバケーブルの径により補助ユニット20を使用しない場合には、補助ユニット20をメインユニット10に取り付ける必要はない。
その後、電柱上の作業員は、吊線付き光ファイバケーブル100の連結部113の先端に切込みを入れたのち、吊線付き光ファイバケーブル100の先端を吊線分離装置1のスロット12a(図3参照)に挿入して、吊線付き光ファイバケーブル100の連結部113の先端をカッター11の刃先に当てたのち、吊線付き光ファイバケーブル100を押し込むと、吊線付き光ファイバケーブル100の先端部分の連結部113がカッター11によって切られることにより、吊線付き光ファイバケーブル100の先端部分の光ファイバケーブル111および吊線112が分離される(ステップS12)。
その後、電柱上の作業員が、通線器を使用してロープを管路入線口から管路を介してビル内に通したのちに、分離された光ファイバケーブル111をそのロープに固定する。その後、ビル内の作業員がそのロープを引くと、吊線付き光ファイバケーブル100の連結部113がカッター11によって切られることにより、吊線付き光ファイバケーブル100の光ファイバケーブル111および吊線112が分離されながら、分離された光ファイバケーブル111が管路入線口から管路に入ってビル内まで入線される(ステップS13)。
光ファイバケーブル111の先端部分がビル内まで入線されると、ビル内の作業員が光ファイバケーブル111を引っ張ることにより、吊線付き光ファイバケーブル100の連結部113がカッター11によって切られて、分離された光ファイバケーブル111が引き続きビル内に入線されていく(ステップS14)。
以上のようにして光ファイバケーブル111のビル内の入線が完了すると、電柱上の作業員は吊線付き光ファイバケーブル110の吊線112を切断したのち、吊線分離装置1を電柱100から取り外す(ステップS15)。
なお、吊線分離装置1によって分離された吊線112は、地上の作業員によって巻き取られるか、図7に示すような吊線処理装置50によって巻き取られることにより回収される。ここで、吊線処理装置50は、吊線112の先端が挿入される吊線挿入管51と、吊線巻取り用ドラム(不図示)が内蔵された本体部52とを備える。
また、吊線112を吊線処理装置50の吊線挿入管51に案内し易くするために、図8に示すように吊線ガイド53を吊線挿入管51の吊線挿入管51から吊線分離装置1のカッター支持部12まで取り付けてもよい。
次に、本発明の第2の実施例による光ファイバケーブル吊線分離装置について、図9を参照して説明する。
本実施例よる光ファイバケーブル吊線分離装置200(以下、「吊線分離装置200」と称する。)は、図9に示すように、2つの脚部2131,2132が平行となるようにメインユニット210が構成されている点と、2つの側板2211,2212が平行となるように補助ユニット220が構成されている点とで、図1に示した第1の実施例による吊線分離装置1と異なる。
このように全体として四角柱の形状に構成された本実施例による吊線分離装置200においても、全体として三角柱の形状に構成された第1の実施例による吊線分離装置1と同様にして、吊線付き光ファイバケーブル100の吊線112を分離して光ファイバケーブル111のみをビル内に入線する光ファイバケーブル入線作業の効率化を図ることができる。
以上おいては、図4に示したように、カッター11を固定するためにカッター支持部12の補助ユニット20が取り付けられる側の面に凹部12bを形成したが、凹部12bを形成する必要は必ずしもなく、図10に示すように、カッター支持部12の補助ユニット20が取り付けられる側の面に、刃の向きを反対にしてカッター11を固定してもよい。図9に示したカッター211についても同様である。
また、ビル内への光ファイバケーブル100の入線を例にして説明したが、本発明の光ファイバケーブル吊線分離装置および光ファイバケーブル入線方法は、河川横断部や一般的な管路などへ光ファイバケーブル100を入線するのにも適用できる。
本発明の光ファイバケーブル吊線分離装置および光ファイバケーブル入線方法は、たとえば、吊線付き光ファイバケーブルの吊線を分離して光ファイバケーブルのみをビル内、河川横断部や一般的な管路などに入線するのに利用することができる。
本発明の第1の実施例による吊線分離装置の構成を説明するための平面図である。 図1に示した吊線分離装置1の側面図である。 図1に示したカッター支持部12を矢印Aで示す方から見た図である。 図3のB−B線に沿った断面図である。 図1に示した脚部131,132の同じ高さに貫通孔を2つずつ穿孔している理由を説明するための図である。 図1に示した吊線分離装置1を用いて光ファイバケーブル110の光ファイバケーブル111と吊線112とを分離する作業手順を説明するためのフローチャートである。 図1に示した吊線分離装置1を用いた光ファイバケーブル入線作業に用いる吊線処理装置を説明するための図である。 図1に示した吊線分離装置1を用いた光ファイバケーブル入線作業に用いる吊線ガイドを説明するための図である。 本発明の第2の実施例による吊線分離装置の構成を説明するための平面図である。 カッター11の他の固定方法を説明するための図である。
符号の説明
1,200 吊線分離装置
10,210 メインユニット
11,211 カッター
12,212 カッター支持部
12a スロット
12b 凹部
131,132,2131,2132 脚部
13a11,13a12,13a21,13a22,213a11,13a21 バンド通し穴
13b11,13b21,13c11,13c21,21a11,21a21,213b11,213b21,213c11,213c21,221a11,221a21 貫通孔
14 支持部
151,152,2151,2152 キャップ
20,220 補助ユニット
211,212,2211,2212 側板
21b1,21b2,221b1,221b2 段差
251,252 空間
271,281,282,283,284,291,292,293,294,2271,2281,2291 ガイドローラ
301,302 バンド
50 吊線処理装置
51 吊線挿入管
52 本体部
100 電柱
110 吊線付き光ファイバケーブル
111 光ファイバケーブル
112 吊線
113 連結部
S11〜S15 ステップ

Claims (10)

  1. 吊線付き光ファイバケーブル(110)の吊線(112)を分離するための光ファイバケーブル吊線分離装置(1;200)であって、
    2つの脚部(131,132;2131,2132)、および、該2つの脚部の支持縁と前縁との間において該2つの脚部を連結するカッター支持部(12;212)を備えたメインユニット(10;210)を具備し、
    前記2つの脚部の前記支持縁側に、電柱(100)の外周面に巻回させて前記メインユニットを該電柱に固定するためのバンド(30 1 ,30 2 )が通されるバンド通し穴(13a11,13a21;213a11,213a21)がそれぞれ形成されており、
    前記カッター支持部に、前記メインユニットを前記電柱に固定したときに該カッター支持部の上端から下向きに延びるスロット(12a)が形成されており、
    前記カッター支持部の前記スロットの下端部に、刃先を上に向けてカッター(11)が固定されている、
    ことを特徴とする、光ファイバケーブル吊線分離装置。
  2. 前記カッターが、交換可能に前記カッター支持部の前記スロットの下端部に固定されることを特徴とする、請求項1記載の光ファイバケーブル吊線分離装置。
  3. 前記カッター支持部の前記脚部の前記前縁側の面に、刃先を上に向けて前記カッターを固定するための凹部(12b)が形成されており、
    前記カッターが、交換可能に前記カッター支持部の前記凹部に固定される、
    ことを特徴とする、請求項1または2記載の光ファイバケーブル吊線分離装置。
  4. 前記2つの脚部にそれぞれ着脱自在に固定される2つの側板(211,212;2211,2212)を備えた補助ユニット(20;220)をさらに具備し、
    前記2つの側板が前記2つの脚部に固定された状態では該2つの側板の前縁が該2つの脚部の前縁よりもさらに突出するように、前記補助ユニットが前記メインユニットに取り付けられる、
    ことを特徴とする、請求項1乃至3いずれかに記載の光ファイバケーブル吊線分離装置。
  5. シャフトの両端部が前記2つの脚部の一方の脚部(13 1 ;213 )の前縁部と前記カッター支持部とにそれぞれ支持されたガイドローラ(27 1 〜27 4 ;227 1 〜227 4 )と、
    シャフトの両端部が前記2つの脚部の他方の脚部(13 2 ;213 2 )の前縁部と前記カッター支持部とにそれぞれ支持された他のガイドローラ(28 1 〜28 4 ;228 1 〜228 4 )と、
    シャフトの両端部が前記カッター支持部と平行になるように前記2つの側板に支持された別のガイドローラ(29 1 〜29 4 ;229 1 〜229 4 )とをさらに具備し、
    前記ガイドローラ、前記他のガイドローラおよび前記別のガイドローラが、前記カッター支持部と前記2つの側板とで囲まれたかつ上端および下端が開放された空間(25 1 )内に前記吊線付き光ファイバケーブルの光ファイバケーブル(111)が位置するとともに該カッター支持部を超えて該吊線付き光ファイバケーブルの前記吊線が位置するように該吊線付き光ファイバケーブルを前記光ファイバケーブル吊線分離装置に上方から挿入したのち、該吊線の分離のために該吊線付き光ファイバケーブルを上方から下方に移動させるときに、該光ファイバケーブル吊線分離装置内での該吊線付き光ファイバケーブルの案内をスムーズに行うために前記空間内で3方向から該光ファイバケーブルを案内する、
    ことを特徴とする、請求項4記載の光ファイバケーブル吊線分離装置。
  6. 前記2つの脚部の前記カッター支持部よりも前記支持縁側に、貫通孔(13b11,13c11,13b21,13c21)が少なくとも2つずつ穿孔されており、
    前記2つの側板の前記前縁と反対側に、他の貫通孔(13b11,13b21が1つずつ穿孔されており、
    前記吊線付き光ファイバケーブルの直径に応じて、前記2つの側板の一方の側板が該一方の側板に穿孔された前記他の貫通孔と前記2つの脚部の一方の脚部に穿孔された前記少なくとも2つの貫通孔の一つとに通されたボルトによって固定されるとともに該2つの側板の他方の側板が該他方の側板に穿孔された前記他の貫通孔と前記2つの脚部の他方の脚部に穿孔された前記少なくとも2つの貫通孔の一つとに通された他のボルトによって固定されるか、前記2つの側板の一方の側板が該一方の側板に穿孔された前記他の貫通孔と前記2つの脚部の一方の脚部に穿孔された前記少なくとも2つの貫通孔の他の一つとに通されたボルトによって固定されるとともに該2つの側板の他方の側板が該他方の側板に穿孔された前記他の貫通孔と前記2つの脚部の他方の脚部に穿孔された前記少なくとも2つの貫通孔の他の一つとに通された他のボルトによって固定される、
    ことを特徴とする、請求項4または5記載の光ファイバケーブル吊線分離装置。
  7. 前記2つの側板に、前記補助ユニットをスライドさせて前記メインユニットに取り付ける際のストッパとして機能する段差(21b1,21b2)がそれぞれ設けられていることを特徴とする、請求項4乃至6いずれかに記載の光ファイバケーブル吊線分離装置。
  8. 請求項1乃至いずれかに記載の光ファイバケーブル吊線分離装置(1;200)を用いて吊線付き光ファイバケーブル(110)の吊線(112)を分離して光ファイバケーブル(111)のみを管路に入線する光ファイバケーブル入線方法であって、
    電柱上の作業員が、前記カッター(11)の刃先が上向きとなるように前記光ファイバケーブル吊線分離装置の前記メインユニット(10;210)を前記バンド(301 ,30 2 )を用いて前記電柱(100)の管路入線口付近に固定するステップ(S11)と、
    前記電柱上の作業員が、前記吊線付き光ファイバケーブルの連結部(113)の先端が前記カッターの刃先に当たるように該吊線付き光ファイバケーブルの該連結部の先端を前記光ファイバケーブル吊線分離装置の前記スロット(12a)に挿入したのち、該吊線付き光ファイバケーブルを押し込んで該吊線付き光ファイバケーブルの先端部分の前記光ファイバケーブルおよび前記吊線を分離するステップ(S12)と、
    前記電柱上の作業員が、通線器を使用してロープを前記管路入線口から前記管路に通したのちに、該ロープに前記分離された光ファイバケーブルを固定し、その後、他の作業員が該ロープを引くステップ(S13)と、
    前記光ファイバケーブルの先端部分が前記管路の反対側まで入線されると、前記他の作業員が該光ファイバケーブルを引っ張るステップ(S14)と、
    前記光ファイバケーブルの前記管路への入線が完了すると、前記電柱上の作業員が、前記吊線付き光ファイバケーブルの前記吊線を切断したのち、前記吊線分離装置を前記電柱から取り外すステップ(S15)と、
    を具備することを特徴とする、光ファイバケーブル入線方法。
  9. 請求項1乃至いずれかに記載の光ファイバケーブル吊線分離装置の代わりに請求項4乃至7いずれかに記載の光ファイバケーブル吊線分離装置を用い、
    前記メインユニットを固定するステップ(S11)において、前記電柱上の作業員が、前記メインユニットを前記電柱に固定したのちに、前記補助ユニット(20;220)を前記メインユニットに取り付ける、
    ことを特徴とする、請求項8記載の光ファイバケーブル入線方法。
  10. 前記光ファイバケーブル吊線分離装置によって分離された前記吊線が、地上の作業員によって巻き取られるか、該吊線の先端が挿入される吊線挿入管(51)と吊線巻取り用ドラムが内蔵された本体部(52)とを備える吊線処理装置(50)によって巻き取られることにより回収されることを特徴とする、請求項8または9記載の光ファイバケーブル入線方法。
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