JP4325859B2 - トップドコード布形成ユニット及びトップドコード布形成方法 - Google Patents

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本発明は、整列された複数本のコードに未加硫ゴム組成物をコーティングしてトップドコード布を製造するための形成ユニット及びそのトップドコード布の形成方法に関する。
整列された複数本のコードに未加硫ゴム組成物をコーティングしたものとして、例えば、ナイロンコードにゴムをコーティングしたトップドコード布が知られている。当該トップドコード布は、乗用車タイヤのトレッド部のキャップ等に用いられ、タイヤ性能の向上に利用されている。このようなトップドコード布を製造する方法として、所定ピッチに整列させたコードに、前記押出機から押し出したゴムをコーティングする、いわゆる複合押出工法が知られている。しかし、従来の複合押出工法では整列させたコードのピッチが乱れて、ゴムの流れが悪化する等の不具合を引き起こしていた。
そこで、下記特許文献1及び2に示すトップドコード布製造装置が提案されている。図10は下記特許文献1に係る装置の断面側面図であり、図11、12は、それぞれ図10のf−f、g−g断面正面図である。図10に示すように、当該装置15は保持部16とダイプレート17を備えており、それらの中にコード14を通過させることで、トップドコード布20を製造する。保持部16は、図11に示すように、所定のピッチに形成された穴18を備えており、穴18の直径はコードの直径よりも若干大きく設定されている。コーティング前のコード14が穴18を通過することで、所定のピッチに整列され、保持部16から送り出される。保持部16を通過したコード14は、押出機(不図示)から押し出された樹脂材料13でコーティングされ、ダイプレート17へと送られる。ダイプレート17には、図12に示すように、穴18のピッチと同一ピッチの溝19が形成されており、コード14のピッチの乱れを抑制する。下記特許文献2に係る装置では、コードの配列体に対して、両面から同時にゴムを供給することでコードの位置ずれを防止する。
特開平6−114911号公報 特開平8−103972号公報
トップドコード布を製造する場合、コードの長さは当然に有限であるため、途中でコードを補充する必要がある。一般には、コードの端部に別コードの端部を継ぎ足すことで、コードの供給を停止させることなく製造作業を行う。通常、このコードの連結部は、連結部のない部分に比べて径が大きくなる。
上記特許文献1に係る装置を用いてトップドコード布を製造する場合、保持部に形成される穴の径はコードの直径よりも若干大きいものでしかないため、コードの連結部が穴を詰まらせて問題となる。このような目詰まりが生じた場合、運転を停止して装置を分解し、連結部を除去する必要があり、作業性を著しく阻害する。特に、トップドコード布のように数十本のコードを同時に使用する必要がある場合、コードの連結部に逐一対応することは非常に煩雑である。
上記問題に対して、保持部に形成される穴の径をコードの連結部が通過可能な程度に拡大する方法が考えられるが、上記特許文献1に係る装置では、保持部を通過した直後のコードがダイプレートに形成された溝にガイドされるまでの間に、樹脂材料の流動によって、コードのピッチが乱れてしまうため好ましくない。また、上記特許文献2に係る装置は2台の押出機を要し、装置の大型化が不可避である。
そこで、本発明の目的は、整列した複数本のコードに未加硫ゴム組成物をコーティングしたトップドコード布を形成するにあたり、連結部を有するコードを使用することが可能で、且つ、コードのピッチが乱れることを好適に防止し得るトップドコード布の形成ユニット及びトップドコード布の形成方法を提供することにある。
上記目的は、下記の如き本発明により達成できる。即ち、本発明におけるトップドコード布の形成ユニットは、押出機の出口に配置され、整列された複数本のコードに未加硫ゴム組成物をコーティングしたトップドコード布を形成するトップドコード布形成ユニットであって、複数本のコードを通過させることで、前記コードが所定のピッチに整列した配列体を形成し、且つ直径が前記コードの連結部の直径以上であるガイド孔と、押出機から押し出された未加硫ゴム組成物を前記配列体に供給するダイヘッドと、前記ダイヘッド内に配置され、前記配列体の第1の面をガイドしつつ、前記配列体の第2の面が未加硫ゴム組成物でコーティングされるように構成されたコードガイドと、前記コードガイドに対して所定の位置に配置され、前記配列体の第2の面のコーティング厚さを規制するダイリップとを備える。
本発明のトップドコード布形成ユニットによれば、ガイド孔の直径がコードの連結部の直径以上に設定されているため、連結部を有するコードであっても、目詰まりを起こさずにガイド孔を通過することができ、複数本のコードを好適に所定のピッチに整列させることができる。これにより、従来のように目詰まりを起こしては装置を分解するといった作業が不要となり、工数の低減や稼働率向上の効果を得ることができる。更に、コードの連結部を有効に使用することができるので、材料ロスを低減することができる。また、コードの配列体を未加硫ゴム組成物でコーティングする際には、配列体の第1の面をコードガイドでガイドした状態で、第2の面を未加硫ゴム組成物でコーティングすることができるため、コードのピッチが乱れることを好適に防止することができる。コーティング厚さは、ダイリップによってを規制され、所望のトップドコード布を形成することができる。
上記において、前記コードガイドを通過した前記配列体の第1の面が未加硫ゴム組成物でコーティングされると共に、前記ダイリップが前記配列体の第1の面のコーティング厚さを規制するように構成されたものが好ましい。
上述のように、コードの配列体の第2の面は先に未加硫ゴム組成物でコーティングされているため、第1の面に対しては、コードのピッチを乱すことなく、好適に未加硫ゴム組成物をコーティングすることができる。コーティング厚さはダイリップによって規制され、所望のトップドコード布を形成することができる。
上記において、前記ガイド孔の直径が前記ピッチよりも大きく、前記ガイド孔が前記コードの整列方向に連通すると共に、前記コードの連結部の無い部分の直径よりも小さい寸法で連通するものが好ましい。
ガイド孔の直径がピッチよりも大きい場合、コードの連結部の無い部分の径よりも小さい寸法で連通することにより、コードを整列させる機能を損なうことなく好適にガイド孔を通過させることができる。
上記において、前記コードガイドが、前記配列体の第1の面側と第2の面側とに、分割可能に構成されたものが好ましい。
上記のように構成することで、上述の効果に加えて、コードガイドの加工が容易になり、加工コストを低減することができる。
また、本発明におけるトップドコード布の形成方法は、整列された複数本のコードに、未加硫ゴム組成物をコーティングしたトップドコード布の形成方法であって、複数本のコードを、直径が前記コードの連結部の直径以上であるガイド孔に通過させることで、前記コードが所定のピッチに整列した配列体を形成する整列工程と、前記配列体の第1の面をガイドしつつ、前記配列体の第2の面を未加硫ゴム組成物でコーティングする第1コーティング工程と、前記配列体の第2の面のコーティング厚さを規制する第1規制工程と、前記配列体の第1の面を未加硫ゴム組成物でコーティングする第2コーティング工程と、前記配列体の第1の面のコーティング厚さを規制する第2規制工程とを備える。
本発明のトップドコード布の形成方法によれば、ガイド孔の直径がコードの連結部よりも大きく設定されているため、連結部を有するコードであってもガイド孔を通過させることができ、複数本のコードを好適に所定のピッチに整列させることができる。また、コードの配列体の第1の面をガイドしつつ、他方の面を未加硫ゴム組成物でコーティングすることで、コードのピッチが乱れることなく、配列体の第2の面を好適にコーティングすることができる。第1の面をコーティングする際は、第2の面が既にコーティングされているため、コードのピッチが乱れることなく、未加硫ゴム組成物を好適にコーティングすることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について説明する。図1はトップドコード布製造装置が備える押出機(不図示)のシリンダ1と、本発明に係るトップドコード布形成ユニット2を示す分解図である。図1に示すように、ダイヘッド9は、シリンダ1が未加硫ゴム組成物を押し出す方向Bに分割可能に構成されており、ピン33により固定することができる。また、ダイヘッド9には下向き矢印状の溝34が形成されており、その溝34はコードガイド挿入溝35とゴム流路11とから構成される。コードガイド挿入溝35は、B方向と垂直なA方向に平行に形成され、コードガイド5が挿入可能に構成されている。コードガイド5の下部にはダイリップ6が配置され、ダイリップ6とコードガイド5の間にゴム流路12が形成される。コードガイド5をコードガイド挿入溝35に挿入した状態で、ゴム流路12はゴム流路11と連通し、更に、ゴム流路11は後述するゴム吐出口と連通しているため、押出機から押し出された未加硫ゴム組成物は、ゴム流路11、12を通ってダイリップ6の内部へ送られる。コードガイド5の上部には入口固定部材31が配置され、ダイリップ6の下部にはダイリップ固定部材32が配置される。これらにより、それぞれコードガイド5とダイリップ6の固定を行うことができる。本発明に係るトップドコード布形成ユニット2は、ダイヘッド9、コードガイド5、ダイリップ6およびガイド孔7を備える。ガイド孔7は、後述するように、コードガイド5内に形成されている。
図2は、図1に対応した組立図であり、トップドコード布3を製造する様子を示す図である。図2に示すように、本実施形態に係るトップドコード布製造装置によると、A方向に送られた複数本のナイロンコード4(前記コードに該当する。)が、コードガイド5およびダイリップ6内を通過することで、所定のピッチに整列されると共に、未加硫ゴム組成物でコーティングされて、トップドコード布3が製造される。以下、各部材の詳細について説明する。
図3はコードガイド5の組立図及び分解図であり、図4は図3におけるe−e断面図である。コードガイド5は、図3に示すように、第1コードガイド51と第2コードガイド52とからなり、それぞれ、ガイド入口53から入ったコードが、ガイド溝54を通り、ガイド出口5aから出るように構成されている。尚、コードガイド5は、図3に示すように分割可能に構成されているものが好ましいが、一体物で構成されていても構わない。
図4に示すように、ガイド溝54は、第1コードガイド51と第2コードガイド52を合わせた状態で、ガイド孔7を形成する。ガイド孔7は、図4(a)に示すように、所定のピッチPに設けられる。ガイド孔7の直径は、通過させるナイロンコード4の連結部の直径以上の寸法に設定されており、コード4の連結部の直径の1.0〜1.2倍であるものが好ましい。また、ガイド孔7の直径がピッチPよりも大きい場合には、図4(b)に示すように、ガイド孔7を連通させるものでもよい。このとき、連通部分のC寸法は、通過させるナイロンコード4の連結部の無い部分の径よりも小さい寸法に設定することが好ましい。
更に、図3に示すように、第1コードガイド51のガイド出口51aは、第2コードガイド52のガイド出口52aよりもコードの通過方向(A方向)に長く形成されている。そのため、ガイド孔7はガイド出口5aの途中まで形成されており、その先は第1コードガイド51のガイド溝54となっている。ガイド出口5aには、図1に示すように、ダイリップ6が配置される。
図5はダイリップ6の組立図及び分解図であり、図6は図2におけるd−d断面図である。図5に示すように、ダイリップ6は、第1ダイリップ61と第2ダイリップ62とからなる。ダイリップ6の内面は、コードガイド5のガイド出口5aが挿入可能に構成されており、且つ、図6に示すように、所定の位置まで挿入されたガイド出口5aとダイリップ6の内面によって、ゴム流路12が設けられるように形成されている。また、ダイリップ6の合わせ面中央部には開口部63が設けられ、未加硫ゴム組成物でコーティングされたナイロンコードが通過可能に構成されている。尚、ダイリップ6は図5に示すように分割可能に構成されているものが好ましいが、一体物で構成されていても構わない。
次に、上述したトップドコード布形成ユニット2を用いて、トップドコード布3を形成する方法について説明する。図6に示すように、本発明に係るトップドコード布形成ユニット2によれば、複数本のナイロンコード4がダイヘッド9内のコードガイド5およびダイリップ6を通過することにより、未加硫ゴム組成物が所定の厚さにコーティングされたトップドコード布3が形成される。
ここで、未加硫ゴム組成物とは、ゴム原料並びにその配合材料を常法にて混練し、加熱架橋を可能に調製したものであり、例えば、ゴム材料と、加硫剤(イオウ)と加硫促進剤を除く成分をバンバリーミキサーにて混練してマスターバッチを作製し、冷却後に混練ロールを使用して加硫剤と加硫促進剤を混合することで製造することができる。
本発明のトップドコード布形成ユニット2で用いられるコード4は、ナイロンコードに限られず、例えば、ポリエステルやレーヨン、アラミド等からなるコードであってもよい。これらのコードは、一般的なディッピングによる樹脂処理を施して使用される。また、コード4は連結部を有するものでもよく、当該連結部は市販のエアーノット装置、ミシンノット装置を使用して、エアーノット法、又はミシンノット法により形成することができる。エアーノット法は、コード端部を重ねて撚りを除去し、フィラメントを絡ませた後に再び撚りをかける方法であり、コードの連結部の太さは、元のコードと同等か少し太くなる程度である。例えば、直径0.7mmのコードの連結部は1.1mmとなる。尚、本発明のトップドコード布形成ユニット2は、連結部を有さないコードにも好適に適用することができる。
図7は、図6におけるガイド出口5a付近の拡大図であり、未加硫ゴム組成物Gをダイヘッド9内に押し出したときの図である。図8(a)〜(c)は、それぞれ図7におけるa−a、b−b、c−c断面図である。図7に示すように、ガイド出口5a付近は、その機能に基づいて、ガイド部21、第1コーティング部22、第1規制部23、第2コーティング部24、第2規制部25に区分して説明することができる。
ガイド部21にはガイド孔7が形成されており、ガイド入口53からコードガイド5内に挿入された複数本のナイロンコード4がそれぞれ通過する。ガイド孔7を通過するコード4は、図8(a)に示すように、所定のピッチPに整列されたコード4の配列体8を形成する(前記整列工程に該当する。)。本発明では、上述のように、コードが連結部を有するものであっても、ガイド孔7を通過可能に構成されている。更に、ガイド孔7の直径がピッチPよりも大きい場合には、コード4の連結部の無い部分の径よりも小さい寸法Cで連通することにより、コード4を整列させる機能を損なうことなく好適にガイド孔7を通過させることができる。
次に、配列体8は第2コードガイド52のガイド出口52aを通過して、第1コーティング部22に送られる。第1コーティング部22では、配列体8の片面(図7における右側の面。前記配列体の第2の面に該当する。)がゴム流路12に面しており、ゴム流路12に送られた未加硫ゴム組成物Gによってコーティングされる(前記第1コーティング工程に該当する。)。未加硫ゴム組成物Gは、押出機により押し出され、ゴム吐出口10を介してダイヘッド9に形成されたゴム流路11、12に送られる。配列体8の片面がコーティングされるとき、配列体8の他方の面(図7における左側の面。前記配列体の第1の面に該当する。)は、第1コードガイド51のガイド溝54によってガイドされた状態であるため、コード4のピッチの乱れは好適に防止される。
次に、配列体8は第1規制部23に送られる。第1規制部23では、配列体8が第1コードガイド51のガイド出口51aと第2ダイリップ62との間を通過する。このとき、図8(b)に示すように、第2ダイリップ62が、配列体8のコーティングされた面のコーティング厚さを規制する(前記第1規制工程に該当する。)。
続いて、配列体8は第1コードガイド51のガイド出口51aを通過し、第2コーティング部24に送られる。第2コーティング部24では、配列体8のコーティングが未だ行われていない面に未加硫ゴム組成物Gがコーティングされる(前記第2コーティング工程に該当する。)。このときにコーティングされる面の反対側の面は既にコーティングされているため、コード4の動きは抑制され、ピッチの乱れが好適に防止される。
そして、配列体8は第2規制部25に送られる。第2規制部25では、配列体8が第1ダイリップ61と第2ダイリップ62との間を通過する。このとき、図8(c)に示すように、後からコーティングされた面は、第1ダイリップ61によって未加硫ゴム組成物Gのコーティング厚さが規制される(前記第2規制工程に該当する。)。
[他の実施形態]
上述の実施形態では、第1コードガイド51および第2コードガイド52が、略同じ大きさのガイド溝54を備え、それぞれがガイド孔7を半分ずつ形成する例を示したが、本発明では、例えば、図9に示すように、第1コードガイド51(ガイド出口51a)が有するガイド溝54の大きさが、第2コードガイド52(ガイド出口52a)が有するガイド溝54の大きさと異なる構成にしてもよい。これにより、図9に示す例であれば、第1コーティング部22において、片面をガイドしながらコード4の半分以上をコーティングすることができ、第2コーティング部24においてピッチの乱れをより好適に防止することができる。
押出機のシリンダとダイヘッドを示す斜視図 ダイヘッドの分解図 コードガイドの組立図及び分解図 図3におけるe−e断面図 ダイリップの組立図及び分解図 図2におけるd−d断面図 ガイド出口付近の拡大図 ガイド出口付近の断面図 別実施形態におけるコードガイドの断面図 従来のトップドコード布製造装置の断面側面図 図10におけるf−f断面正面図 図10におけるg−g断面正面図
符号の説明
2 ダイヘッド
4 ナイロンコード
5 コードガイド
5a ガイド出口
6 ダイリップ
7 ガイド孔
G 未加硫ゴム組成物

Claims (5)

  1. 押出機の出口に配置され、整列された複数本のコードに未加硫ゴム組成物をコーティングしたトップドコード布を形成するトップドコード布形成ユニットであって、
    複数本のコードを通過させることで、前記コードが所定のピッチに整列した配列体を形成し、且つ直径が前記コードの連結部の直径以上であるガイド孔と、
    押出機から押し出された未加硫ゴム組成物を前記配列体に供給するダイヘッドと、
    前記ダイヘッド内に配置され、前記配列体の第1の面をガイドしつつ、前記配列体の第2の面が未加硫ゴム組成物でコーティングされるように構成されたコードガイドと、
    前記コードガイドに対して所定の位置に配置され、前記配列体の第2の面のコーティング厚さを規制するダイリップと、
    を備えることを特徴とするトップドコード布形成ユニット。
  2. 前記コードガイドを通過した前記配列体の第1の面が未加硫ゴム組成物でコーティングされると共に、前記ダイリップが前記配列体の第1の面のコーティング厚さを規制するように構成されたことを特徴とする請求項1記載のトップドコード布形成ユニット。
  3. 前記ガイド孔の直径が前記ピッチよりも大きく、前記ガイド孔が前記コードの整列方向に連通すると共に、前記コードの連結部の無い部分の直径よりも小さい寸法で連通する請求項1又は2記載のトップドコード布形成ユニット。
  4. 前記コードガイドが、前記配列体の第1の面側と第2の面側とに、分割可能に構成されたことを特徴とする請求項1〜3いずれかに記載のトップドコード布形成ユニット。
  5. 整列された複数本のコードに、未加硫ゴム組成物をコーティングしたトップドコード布の形成方法であって、
    複数本のコードを、直径が前記コードの連結部の直径以上であるガイド孔に通過させることで、前記コードが所定のピッチに整列した配列体を形成する整列工程と、
    前記配列体の第1の面をガイドしつつ、前記配列体の第2の面を未加硫ゴム組成物でコーティングする第1コーティング工程と、
    前記配列体の第2の面のコーティング厚さを規制する第1規制工程と、
    前記配列体の第1の面を未加硫ゴム組成物でコーティングする第2コーティング工程と、
    前記配列体の第1の面のコーティング厚さを規制する第2規制工程と、
    を備えることを特徴とするトップドコード布の形成方法。
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